JP2576465Y2 - ハウス玩具 - Google Patents

ハウス玩具

Info

Publication number
JP2576465Y2
JP2576465Y2 JP1993003821U JP382193U JP2576465Y2 JP 2576465 Y2 JP2576465 Y2 JP 2576465Y2 JP 1993003821 U JP1993003821 U JP 1993003821U JP 382193 U JP382193 U JP 382193U JP 2576465 Y2 JP2576465 Y2 JP 2576465Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
house
opening
arm
closing body
guided
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1993003821U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0655700U (ja
Inventor
真弓 樋口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takara Co Ltd
Original Assignee
Takara Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takara Co Ltd filed Critical Takara Co Ltd
Priority to JP1993003821U priority Critical patent/JP2576465Y2/ja
Publication of JPH0655700U publication Critical patent/JPH0655700U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2576465Y2 publication Critical patent/JP2576465Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Toys (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はハウス玩具に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば通常の家屋を模して形成され、室
内に各種の家具玩具や調度品玩具を配置し、正面の壁面
を開放面にして、人形を使用して食事、団欒、掃除など
各種の生活体験の遊戯を可能にしたハウス玩具が知られ
ている。この種のハウス玩具を使用して、遊戯者は、人
形によって家庭で体験する各種の生活状態の遊戯をする
ことができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前述の従来のハウス玩
具では、遊戯を行うためにハウス本体の正面が常に開放
面になっているために、例えば家屋のハウス玩具で言え
ば、朝になって家族が起きだして窓が開けられ、一日の
生活活動が開始されるという実際に即した状況を設定す
ることができない。同様に、夕食後のテレビを見ながら
の家族団欒の後で、就寝時間になると家屋の戸締まりを
し、室内の電気を消して就寝するという実際に即した状
況を設定することもできない。このように、従来のハウ
ス玩具での遊戯では、朝の一日の生活の始まりと夜の一
日の生活の終わりとの状況を、実際の生活に即して設定
できない点で、遊戯者は不満を持っていた。本考案は、
前述した従来のハウス玩具の現状に鑑みてなされたもの
であり、その目的はハウス玩具で実施される遊戯の開始
と終了とが、実際に即して実現されるハウス玩具を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本考案は、ハウス本体と駆動機構とを備え、前記ハ
ウス本体には、開閉体が前記ハウス本体の下縁辺を支軸
として開閉自在に取り付けてあり、前記駆動機構は、開
閉体に隣接する隣接壁面部分に設けられ、往路及び復路
からなる環状案内部と、一端に被案内子を有し、他端が
前記開閉体の前記支軸から離れた側部に枢着され、前記
被案内子は前記環状案内部に係合してガイドされるアー
ムと、前記環状案内部の往路から復路への折り返し部に
設けられ、前記アームの被案内子の移動方向を、往路か
ら復路方向に切り換える切換片と、前記アームを前記支
軸を中心に回動させて、前記開閉体を開放する駆動体
と、この駆動体を駆動する駆動手段と、この駆動手段を
起動させる操作片と、前記開閉体の閉じ動作時に、前記
アームの一端を原位置に復帰させる復帰手段とを有する
ことを特徴としている。
【0005】
【作用】このような構成の本考案では、操作片を操作し
て駆動手段を起動することにより、駆動体を駆動させる
と、往路及び復路からなる環状案内部に係合されたアー
ムの被案内子が、駆動体によって環状案内部にガイドさ
れて移動する。このアームの他端は、ハウス本体に設け
た開閉体の支軸から離れた側部に枢着してあるので、ア
ームの被案内子が環状案内部にガイドされて移動する
と、アームの他端によって開閉体は、支軸を中心に回動
し、ハウス本体の壁面が開放される。また、ハウス本体
の壁面の閉じ動作時には、環状案内部の折り返し部に設
けられた切換片によって、アームの被案内子は、往路末
端から復路方向に切り換えられ、復路に係合して移動
し、復帰手段によって原位置に復帰する。このために、
開閉体の開閉が遊戯の開始と終了とに対応付けられて、
ハウス玩具で実生活に即した遊戯が行われる。
【0006】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1ないし図4を
参照して説明する。ここで、図1は実施例の全体構成を
示す斜視図、図2は実施例の駆動機構の構成を示す要部
の分解斜視図、図3は開閉体に相当する移動壁面の開放
状態を示す要部の斜視図、図4は実施例の移動壁面駆動
の説明図である。
【0007】図1及び図2に示すように、実施例はハウ
ス本体1と駆動機構2とを備えていて、ハウス本体1の
前面には、ハウス本体1の下辺に設けた支軸3を中心と
して開閉自在な上記開閉体に相当する移動壁面4が取り
付けてある。この移動壁面4に隣接する隣接壁面4b部
分には、駆動機構2が設けてある。この駆動機構2は、
往路5a及び復路5bからなり、隣接壁面4bにほぼ三
角形に形成された溝状の環状案内部5と、この環状案内
部5に一端に突設された突起状の被案内子が係合され、
他端が移動壁面4の支軸3から離れた側部に固定された
弧状のアーム6とを有している。また、環状案内部5の
往路5aと復路5bとの折り返し部5rには、図3に示
すように、切換片12が取り付けてあり、アーム6の内
周面には摩擦膜6aが被覆してある。さらに、駆動機構
2は、隣接壁面4bの支軸3の近傍と、アーム6の一端
間に取り付けられた復帰手段としてのばね13を有して
いる。
【0008】図2(b)に示すように、駆動機構2は、
隣接面4bに対接して取り付けられるハウス玄関部7に
収容された駆動ローラ8、この駆動ローラ8を回転する
モータ9、タイマ10、オルゴール11及び操作釦14
を有し、このハウス玄関部7は隣接壁面4bに設けたピ
ン15aをハウス玄関部7に設けたピン受け筒15bに
挿入することにより、隣接壁面4bに対接して取り付け
てある。駆動ローラ8の周面には、摩擦膜8aが被覆し
てある。また、図2(b)に示すように、操作釦14の
押し込み操作で、タイマ10にバッテリ15から電源が
供給される接続にしてあり、タイマ10には、モータ9
が接続してあり、そのモータ9の回転軸には駆動ローラ
8とオルゴール11とが接続してある。そして、タイマ
10が所定時間を計時すると、モータ9にバッテリ15
から電源が供給され、モータ9が回転し、オルゴール1
1が所定時間鳴動するようにしてある。
【0009】前記ハウス玄関部7を隣接面4bに対接し
て取り付けた状態では、駆動ローラ8の摩擦膜8aがア
ーム6の摩擦膜6aと対接し、駆動ローラ8が回転する
と、一端の被案内子を環状案内部5の往路5aに係合さ
せてアーム6を移動させるために、このアーム6の移動
によつて移動壁面4が支軸3を中心に回転するようにし
て、ハウスの壁面を開放する。移動の壁面の開放速度
は、モータ9の回転速度に依存する。また、切換片12
の自重により折り返し部5rを常に復路側に開放し、往
路側を遮断している。こうして、往路5aに沿って移動
する被案内子はアーム6を折り返し部5rに案内する
が、移動壁面4の閉じ動作で移動するアーム6に対して
は、往路5aを閉じ、アーム6を復路5bにガイドする
機能を有している。さらに、ばね13はアーム6が復路
5bと係合して所定位置まで移動すると、ばね力によっ
てアーム6を原位置に復帰する機能を有している。
【0010】次に、このような構成の実施例の動作を図
4ないし図9を用いて説明する。動作開始前は、移動壁
面4は閉じており、図4に示すようにアーム6の一端
は、環状案内部5に対して原位置18で係合している。
この状態で、操作釦14を押し込み操作すると、タイマ
10にバッテリ15から電源が供給され、タイマ10が
カウントを開始する。そして、タイマ10が所定時間の
計時を完了すると、モータ9にバッテリ15から電源が
供給され、モータ9が回転を開始し、これに連結された
オルゴール11が鳴動を開始する。
【0011】また、モータ9が回転すると、駆動ローラ
8が回転するので、アーム6の一端が、被案内子を介し
て往路5aにガイドされて移動し、移動壁面4はアーム
6から力を受け、図5に示すように支軸3を中心に同図
で反時計廻り方向に回動する。そして、アーム6の一端
が、切換片12を図4で時計廻り方向に回動させて、図
6に示すように、アーム6の一端が、環状案内部5の折
り返し部5rに達すると、移動壁面4は全開状態にな
る。図3はこの全開状態を示し、移動壁面4の裏面に
は、ベンチ17、フェンス19、池21を配置した庭園
20が形成してあり、移動壁面4を開き切った状態で
は、ハウス本体1の前部に庭園20が設けられ、ハウス
本体1の前面が開放される。そして、移動壁面4が開き
切った時点で、オルゴール11の鳴動が停止する。
【0012】この状態は、夜の間戸締まりをして家族が
睡眠していた家屋で、朝になって家族が起き出して窓が
開かれ、家族の一日の生活が開始されたという状況を設
定し、遊戯者は人形を使用して、庭園20を散策する遊
戯なども取り入れて一日の生活遊戯を実生活に即して楽
しむことが可能になる。
【0013】そして、遊戯上で夕食後の団欒が済み、家
族の就寝時間になると、遊戯者は移動壁面4をハウス本
体1の開放面に近付けるように回動させる。この回動に
よって、アーム6の一端は、図7,8に示すように、切
換片12を乗り越えて復路5bにガイドされて移動す
る。そして、アーム6の一端が環状案内部5の屈折部2
2に達すると、図9に示すように、ばね13のばね力に
よって、アーム6の一端は復路5b内を原位置18に復
帰する。
【0014】この状態は、一日の生活を終えた家族が就
寝し、家屋もロックされたという状況を設定したことに
なり、遊戯者は実生活に即してハウス遊戯を終了するこ
とができる。
【0015】このように、実施例によると、朝になって
家族が起き出して窓を開け、一日の生活が開始される状
態を実生活に即して遊戯し、また夜の就寝時間になる
と、家屋の戸締まりがされて家族が就寝するという状態
を実生活に即して遊戯することにより、ハウス玩具で実
施される遊戯の開始と終了とが、実際に即して設定され
た状態で遊戯を十分に楽しむことが可能になる。
【0016】なお、実施例では、通常家屋のハウス玩具
を使用して日常の家庭生活の遊戯を行う場合を説明した
が、本考案は実施例に限定されるものでなく、例えば芝
居小屋のハウス玩具により、開演時間になると移動壁面
が開いて、ハウス本体内で芝居が演じられ、開かれた移
動壁面が客席となって、人形を観客にして観劇の遊戯を
実際に即して楽しむことも可能である。また、実施例で
は駆動ローラをモータで駆動する場合を説明したが、駆
動ローラをぜんまいで駆動することも可能であり、移動
壁面を、開放動作時のみでなく閉じ動作時もモータやぜ
んまいにより移動させることも可能である。
【0017】
【考案の効果】本考案によると、アームが環状案内部の
往路にガイドされて移動すると、アームによって移動壁
面が回動して、ハウス本体の壁面が開放され、移動壁面
の閉じ動作時には、アームは復路にガイドされて原位置
に復帰するので、ハウス玩具で実施される遊戯の開始と
終了とを、移動壁面の開閉にそれぞれ対応付けて、実際
に即した状態で遊戯を十分に楽しむことが可能なハウス
玩具が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の全体構成を示す正面図であ
る。
【図2】本考案の一実施例の駆動機構の構成を示す分解
斜視図である。
【図3】同実施例の移動壁面の開放した状態を示す斜視
図である。
【図4】同実施例の移動壁面の開放当初の状態を示す説
明図である。
【図5】同実施例の移動壁面の開放途中の状態を示す説
明図である。
【図6】同実施例の移動壁面の開放終了直前の状態を示
す説明図である。
【図7】同実施例の移動壁面の閉鎖当初の状態を示す説
明図である。
【図8】同実施例の移動壁面の閉鎖方向の移動途中の状
態を示す説明図である。
【図9】同実施例の閉鎖終了直前の状態を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 ホウス本体 2 駆動機構 3 支軸 4 移動壁面(開閉体) 5 環状案内部 6 アーム 8 駆動ローラ 9 モータ 10 タイマ 11 オルゴール 12 切換片 13 ばね

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)ハウス本体と駆動機構とを備え、 (ロ)前記ハウス本体には、開閉体がその下辺において
    開閉自在に軸支してあり、 (ハ)前記駆動機構は、前記開閉体に隣接する壁面部分
    に設けられ、往路及び復路からなる環状案内部と、一端
    に被案内子を有し、他端が前記開閉体の前記支軸から離
    れた側部に枢着され、前記被案内子は前記環状案内部に
    係合してガイドされるアームと、前記環状案内部の往路
    から復路への折り返し部に設けられ、前記アームの被案
    内子の移動方向を、往路から復路方向に切り換える切換
    片と、前記アームを前記支軸を中心に回動させて、前記
    開閉体を開放する駆動体と、前記開閉体の閉じ動作時
    に、前記アームの一端を原位置に復帰させる復帰手段と
    を有することを特徴とするハウス玩具。
  2. 【請求項2】 駆動体を駆動させる操作片の操作から所
    定時間後に前記駆動体を起動させるタイマをさらに有す
    ることを特徴とする請求項1に記載のハウス玩具
  3. 【請求項3】 前記開閉体の開放動作中に鳴動するオル
    ゴールをさらに有することを特徴とする請求項2に記載
    のハウス玩具。
JP1993003821U 1993-01-13 1993-01-13 ハウス玩具 Expired - Lifetime JP2576465Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993003821U JP2576465Y2 (ja) 1993-01-13 1993-01-13 ハウス玩具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993003821U JP2576465Y2 (ja) 1993-01-13 1993-01-13 ハウス玩具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0655700U JPH0655700U (ja) 1994-08-02
JP2576465Y2 true JP2576465Y2 (ja) 1998-07-09

Family

ID=11567866

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993003821U Expired - Lifetime JP2576465Y2 (ja) 1993-01-13 1993-01-13 ハウス玩具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2576465Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0655700U (ja) 1994-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4913676A (en) Moving animal toy
US3672096A (en) Dolls
JPS6130703Y2 (ja)
US6238262B1 (en) Electronic interactive puppet
US20060228982A1 (en) Interactive figure
JP2002532169A (ja) 対話型玩具
US4402158A (en) Toy employing governor to control rate of movement of movable member
US4571208A (en) Toy with swing
US5989092A (en) Interactive toy
US7942720B1 (en) Animated “peek-a-boo” stuffed toy creature
US20040253906A1 (en) Compact motion mechanism for an animated doll
US7207859B1 (en) Realistic animatronic toy
JPH04136291U (ja) 紐引き式ぜんまい玩具
JP2576465Y2 (ja) ハウス玩具
US6017260A (en) Speaking toy having plural messages and animated character face
US3261124A (en) Animated speaking figure toy
US4622020A (en) Glove puppet figure assembly and powered wing drive mechanism
JPS60253483A (ja) 動物遊戯玩具
US4608025A (en) Glove puppet figure assembly with articulated head components
US20050118927A1 (en) Dancing toy
US3719002A (en) Musical toy
JPS6125515Y2 (ja)
JPS6118954Y2 (ja)
GB2266848A (en) Magnetic toy.
JP3072793U (ja) クリスマスツリー