JP2576439C - - Google Patents

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JP2576439C
JP2576439C JP2576439C JP 2576439 C JP2576439 C JP 2576439C JP 2576439 C JP2576439 C JP 2576439C
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】 この発明はサイズの異なる用紙を収容した給紙カセットを必要数増設できるよ
うにした複写機等の記録装置における給紙装置に関する。 【0002】 【従来の技術】 従来の記録装置、例えば、比較的小型の複写機の多くは図8に示すように本体
aの下部に挿入可能な複数の給紙カセットbを備えていて、これら給紙カセット
bより給紙される用紙cに複写を行っており、必要とするサイズの用紙cが給紙
カセットb内にない場合は、別に用意された給紙カセットbと差し換えて複写を 行っていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】 しかし、上記のような複写機では、給紙カセットbが本体aの側方に大きく突
出するため、本体aを設置するのに多く場所を必要とし、本体a自体を小型化し
ても、狭い場所に容易に設置できる効果が損なわれている。また、本体aに装着
できる給紙カセット数が少ないため、給紙カセットbを別の場所に保管しなけれ
ばならず、保管する場所が必要となるなどの不具合もあった。 【0004】 一方、同出願人は、特願昭58−11967号(特開昭60−6538号公報
)で給紙カセットを多段化することにより、給紙カセットの保管場所を不要とし
た給紙装置を出願している。 しかし、この給紙装置も、給紙カセットの一部が複写機本体の外部に突出され
ているため、上記のような狭い場所に容易に設置できる効果が損なわれるといっ
た不具合は避けられなかった。 この発明は上記従来の不具合を改善する目的でなされたものである。 【0005】 【課題を解決するための手段】 この発明は上記目的を達成するために、用紙を収容する給紙カセットを装置本
体に対して必要段数重ねることができる給紙装置であって、用紙を収容し上記
置本体に対して下段に設けられた第1の給紙カセットと、上記第1の給紙カセッ
トに収容された用紙を上記装置本体に向けて送り出すように回動する第1の給紙
ロールと、用紙を収容し上記第1の給紙カセットに対して下段に設けられた第2
の給紙カセットと、上記第2の給紙カセットに収容された用紙を上記装置本体に
向けて送り出すように回動する第2の給紙ロールとを有し、上記第1の給紙カセ
ットは、用紙の送り出し側の外壁部にスリット状の用紙通路が形成され、上記第
2の給紙カセットから上記第2の給紙ロールにより送り出された用紙を当該用紙
通路を介して上記装置本体へ搬送するようにしたものである。 【0006】 【作用】 給紙カセットを装置本体の下側に重ねて収容できるため、狭い場所にも容易に
装置本体が設置できると共に、給紙カセットを別に保管する必要がないため、給
紙カセットの保管場所も必要としないようにすることができる。 【0007】 【実施例】 この発明の一実施例を図1,図2,図3,図4,図5及び図6を参照して詳述
すると、図において1は装置本体、例えば、複写機本体で、内部に感光体2や現
像装置3、転写器4、定着装置5及びクリーニング装置6など複写に必要な各種
の装置が収容されている。7は上記複写機本体1の下部に重ねた状態で装着可能
な複数個の給紙カセットで、例えば、複写機本体1に対してその下側に第1の給
紙カセット、そのまた下側に第2の給紙カセットとなるように設けられると共に
、周囲の外壁部7gが複写機本体1とほぼ同大の偏平な箱形をなしており、内部
にサイズの異なる用紙8が収容可能な用紙受皿7aが挿脱自在に設けられている
。上記用紙受皿7aの一端側底部には、ばね9により上方へ付勢された底板7b
が設けられていて、この底板7bにより用紙収容部7aに収容された用紙8の一
端側が、底板7bの上方で各給紙カセット7ごとに設けられた給紙ロール10に
下方より押付けられるようになっている。上記給紙ロール10は各給紙カセット
7の側部に設けられたモータなどの給紙ロール回動手段11により歯車12を介
して回転駆動されると共に、給紙ロール回動手段11は各給紙カセット7を重ね
て複写機本体1の下側に装着した場合に、駆動力伝達手段により複写機本体1側
の駆動力供給手段(図示せず)と接続される伝達経路が形成されるようになって
いる。 【0008】 上記駆動力伝達手段は、各給紙カセット7の給紙ロール回動手段11にリード
線14を介してコネクタ13の一方13aが接続され、コネクタ13の他方13
bは、リード線15を介して複写機本体1側コネクタ16の一方16aに接続さ
れていて、複写機本体1側の駆動力供給手段より供給される駆動力を上記給紙ロ
ール回動手段11へ供給するようになっている。 【0009】 一方、上記給紙カセット7の用紙受皿7a内に収容された用紙8の給紙ロール
10の側端部には、コーナスナッバ17が設けられていて給紙ロール10により
給紙される用紙8にさばきを与え、用紙8が重送されるのを防止していると共に
、給紙カセット7の用紙8の送り出し側である給紙側端部、すなわち用紙8の送
り出し側の外壁部7gには、給紙ロール10により給紙される用紙8の先端を上
方向へ案内する凹円弧状の案内面7cと、下側の給紙カセット7より給紙された
、すなわち下側の給紙ロール10により送り出された用紙8が通過するためのス
リット状の用紙通路7dが形成されていて、給紙カセット7を必要段数重ねた場
合に、給紙カセット7側より複写機本体1側へ連通する用紙搬送路が形成される
ようになっており、下側の給紙カセット7から送り出された用紙8を上側の給紙
カセット7の用紙8の送り出し側の外壁部7gに形成された上記用紙通路7dを
介して複写機本体1へ搬送するようになっている。 【0010】 また、用紙受皿7aの給紙側と反対の端部には、用紙受皿7aの一部を凹入さ
せて把手7eが形成されていて、この把手7eにより用紙受皿7aが引き出せる
ようになっている。 一方、上記給紙カセット7内より給紙された用紙8は複写機本体1内に設けら
れた搬送ロール18により搬送路19へ搬送され、さらに搬送路19に設けられ
たレジストロール20を介して感光体2と転写器4の間に搬入されるようになっ
ている。 なお、図中21は手差し複写する際の用紙挿入口、22は複写機本体1と最上
段の給紙カセット7の用紙通路7dの接続部に設けられた導電性マイラなどの防
湿フィルムを示す。 【0011】 次に作業を説明すると、使用に当ってはそれぞれサイズの異なる用紙8を用紙
受皿7a内に収容した給紙カセット7を必要数用意して、複写機本体1の下側に
重ねた状態で装着し、複写機本体1側の駆動力供給手段と各給紙カセット7の給
紙ロール回動手段11をコネクタ13,16及びリード線14,15よりなる駆 動力伝達手段を介して接続する。 次に複写を開始すべく複写機本体1側の図示しない選択手段により用紙サイズ
を選択して複写スイッチ23を押圧すると、選択されたサイズの用紙8が収容さ
れた給紙カセット7の給紙ロール回動手段11に複写機本体1側より駆動力が供
給されて給紙ロール10が回転し、用紙8の給紙が行われる。 給紙された用紙8は、搬送ロール18により搬送路19へ送り出され、搬送路
19に設けられた用紙検出スイッチ24をオンさせた後、レジストロール20へ
達する。用紙検出スイッチ24のオンにより感光体2が回転されて、通常の複写
工程により上記用紙8に複写が行われる。そして、複写の完了した用紙8は複写
機本体1の側方に設けられた排紙トレイ25へ排出される。 【0012】 なお、上記動作において、搬送路19の途中に設けられた用紙検出スイッチ2
4からの信号により感光体2と用紙8の同期が行われることから、複数段に重ね
られた給紙カセット7の各段より複写機本体1へ用紙8が達するまでに時間差が
あっても複写タイミングがずれることはない。 【0013】 また、図7はコーナスナッバを用いずに用紙8のさばきを行う別の実施例を示
すもので、給紙カセット7の用紙受皿7aへ収容された用紙8を、給紙ロール1
0を逆転させることにより後退させて、用紙受皿7aの後壁7fに当接させるこ
とにより用紙8にさばきを与えた後、給紙ロール10を正転させて給紙を行うよ
うにしてもよい。 【0014】 【発明の効果】 この発明は以上詳述したように、給紙カセットを装置本体の下部に重ねた状態
で装着して使用できるため、狭い場所にも容易に装置本体が設置できると共に、
給紙カセットを別に保管する必要がないため、保管場所も必要としない。 そして、給紙カセットを必要な段数縦方向に重ねて増設することができること
から、少ないスペースに複数の給紙カセットが設置できるため、装置自体の小型
化と省スペース化が図れる。 また、給紙カセット内に給紙された用紙を通過させる用紙通路を設けたことか
ら、給紙カセットの外側に用紙搬送路を設けずに、各給紙カセットの用紙を給紙
カセット内で装置本体へ給紙することができ、これによっても装置全体の小型化
が可能になる。 しかも、用紙通路を給紙カセットの用紙の送り出し側の外壁部に形成したこと
により、より給紙カセットの小型化を図れ、延いては装置全体の小型化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 この発明の一実施例を示す複写機の斜視図である。 【図2】 この発明の一実施例を示す複写機の断面図である。 【図3】 給紙カセットの断面図である。 【図4】 複写機本体及び給紙カセットの結線状態を示す説明図である。 【図5】 図2におけるV円内の拡大図である。 【図6】 使用状態の斜視図である。 【図7】 用紙さばき手段の他の実施例を示す説明図である。 【図8】 従来の説明図である。 【符号の説明】 1…複写機本体 7…給紙カセット 7a…用紙受皿 7d…用紙通路 7g…外壁部 8…用紙 10…給紙ロール 11…駆動源

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 用紙を収容する給紙カセットを装置本体に対して必要段数重ね
    ることができる給紙装置であって、 用紙を収容し上記装置本体に対して下段に設けられた第1の給紙カセットと、 上記第1の給紙カセットに収容された用紙を上記装置本体に向けて送り出すよ
    うに回動する第1の給紙ロールと、 用紙を収容し上記第1の給紙カセットに対して下段に設けられた第2の給紙カ
    セットと、 上記第2の給紙カセットに収容された用紙を上記装置本体に向けて送り出すよ
    うに回動する第2の給紙ロールとを有し、 上記第1の給紙カセットは、用紙の送り出し側の外壁部にスリット状の用紙通
    路が形成され、上記第2の給紙カセットから上記第2の給紙ロールにより送り出
    された用紙を当該用紙通路を介して上記装置本体へ搬送するようにしたことを特
    徴とする給紙装置。

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