JP2575546B2 - 食券販売機 - Google Patents
食券販売機Info
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- JP2575546B2 JP2575546B2 JP3089103A JP8910391A JP2575546B2 JP 2575546 B2 JP2575546 B2 JP 2575546B2 JP 3089103 A JP3089103 A JP 3089103A JP 8910391 A JP8910391 A JP 8910391A JP 2575546 B2 JP2575546 B2 JP 2575546B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は食券販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】食券販売機は通常,その前面に複数の口
座(メニュー)選択用の押ボタンスイッチが設けられて
いる。各口座選択用押ボタンスイッチには,口座とその
価格が刻印されており,顧客が口座をみて希望する押ボ
タンスイッチを押すと希望する食券が購入できる。
座(メニュー)選択用の押ボタンスイッチが設けられて
いる。各口座選択用押ボタンスイッチには,口座とその
価格が刻印されており,顧客が口座をみて希望する押ボ
タンスイッチを押すと希望する食券が購入できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】食券販売機は通常,設
置スペースなどの制約で大きさが制限されている。した
がって,押ボタンスイッチの取り付けスペースも制限さ
れており,口座選択用押ボタンスイッチは通常,30個
程度しか取り付けできない。顧客の嗜好の多様化に伴
い,食券販売機が設置された食堂で提供する食物の種類
も増加してきており,口座選択用押ボタンスイッチの数
を増加させることが要望されている。しかしながら,上
述のごとく押ボタンスイッチの取り付け数が制限されて
おり1台の食券販売機で販売可能な食券の種類,すなわ
ち,提供できる食物の種類が制限されるという問題に遭
遇している。その一方で,押ボタンスイッチを沢山取り
付けると顧客が希望する口座を見つけだして選択するの
に時間がかかり操作性が低下する問題もでてくる。ま
た、例えば、そば類にはかけそば、天ぷらそば等、すし
類にはのりまきすし、鉄火まき等の各種類があり、これ
らのカテゴリーの異なる食物の口座が同時に選択可能に
口座選択用押ボタンスイッチが取り付けられているとす
ると、顧客は極めて選択しずらく、また、口座を見つけ
だして選択するのに時間がかかり操作性が低下する問題
もある。一方で、押ボタンスイッチの数を増加させるた
めには、押ボタンスイッチの大きさを小さくして、口座
およびその価格を例えば別表に示し、押ボタンスイッチ
には金額情報のみが表示されるようにする方法も考えら
れる。例えば、実開昭61−176674号公報に示さ
れているように、鉄道の路線の券売機において、路線地
図や運賃表を別表に示し、押ボタンスイッチにのみ金額
情報のみが表示されたような場合である。 しかし、食券
販売機においては、食物の種類が豊富にあると、別表に
食物の種類および価格を示し、押ボタンスイッチに金額
情報のみを表示するとすると、食券販売機から排出され
る食券がどの食物に対応しているのかが不明となり、上
記実開昭61−176674号公報に開示されている方
法では、顧客の購入した食券に食物の種類の情報を表示
することができないという問題がある。以上に鑑みて,
本発明は,スペースが制限されているという条件下で,
必要な種類の食券を販売可能でかつ操作性を向上させた
食券販売機を提供することを目的とする。
置スペースなどの制約で大きさが制限されている。した
がって,押ボタンスイッチの取り付けスペースも制限さ
れており,口座選択用押ボタンスイッチは通常,30個
程度しか取り付けできない。顧客の嗜好の多様化に伴
い,食券販売機が設置された食堂で提供する食物の種類
も増加してきており,口座選択用押ボタンスイッチの数
を増加させることが要望されている。しかしながら,上
述のごとく押ボタンスイッチの取り付け数が制限されて
おり1台の食券販売機で販売可能な食券の種類,すなわ
ち,提供できる食物の種類が制限されるという問題に遭
遇している。その一方で,押ボタンスイッチを沢山取り
付けると顧客が希望する口座を見つけだして選択するの
に時間がかかり操作性が低下する問題もでてくる。ま
た、例えば、そば類にはかけそば、天ぷらそば等、すし
類にはのりまきすし、鉄火まき等の各種類があり、これ
らのカテゴリーの異なる食物の口座が同時に選択可能に
口座選択用押ボタンスイッチが取り付けられているとす
ると、顧客は極めて選択しずらく、また、口座を見つけ
だして選択するのに時間がかかり操作性が低下する問題
もある。一方で、押ボタンスイッチの数を増加させるた
めには、押ボタンスイッチの大きさを小さくして、口座
およびその価格を例えば別表に示し、押ボタンスイッチ
には金額情報のみが表示されるようにする方法も考えら
れる。例えば、実開昭61−176674号公報に示さ
れているように、鉄道の路線の券売機において、路線地
図や運賃表を別表に示し、押ボタンスイッチにのみ金額
情報のみが表示されたような場合である。 しかし、食券
販売機においては、食物の種類が豊富にあると、別表に
食物の種類および価格を示し、押ボタンスイッチに金額
情報のみを表示するとすると、食券販売機から排出され
る食券がどの食物に対応しているのかが不明となり、上
記実開昭61−176674号公報に開示されている方
法では、顧客の購入した食券に食物の種類の情報を表示
することができないという問題がある。以上に鑑みて,
本発明は,スペースが制限されているという条件下で,
必要な種類の食券を販売可能でかつ操作性を向上させた
食券販売機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決し上記目
的を達成するため,本発明は,(1)従来の口座選択用
押ボタンスイッチに代えて,CRTなどの表示器と表示
器の前面にタッチパネルなどの位置検出手段を設けて口
座の表示とその選択を行うようにし,(2)さらに,口
座を事前に群に分類しておき,まず口座群を選択させ,
次いで選択された口座群に属する口座を選択させるとい
う構想に基づく。本発明の食券販売機は,第1図〜第5
図を参照して述べられる実施例の符号、ステップを付記
して示すと、 (a)食券の共通する上位概念で分類した複数の口座群
名称を表示する第1の表示手段(1:11,12,1
3、ステップ11)と、 (b)該表示された口座群名称から選択された口座群名
称を検出する口座群名称表示選択手段(1:11,1
2,13、ステップ12)と, (c)該選択された口座群名称の口座群に属する複数の
口座の全てを一括して表示する第2の表示手段(1:1
1,12,13、ステップ13)と, (d)該表示された口座内容のうち投入された金額以内
で選択可能な口座を表示する第3の表示手段(1:1
1,12,13、ステップ16)と, (e)該表示された口座内容のなかから選択された口座
を検出する口座表示選択手段(2:11,13,14,
15、ステップ17)と, (f)該検出された口座に相当する食券を発券する発券
手段(3:11,22、ステップ18)と を有する。 な
お、上述した括弧内の符号、ステップは本発明と実施例
との対応が明瞭になるように参考までに付記したもので
ある。
的を達成するため,本発明は,(1)従来の口座選択用
押ボタンスイッチに代えて,CRTなどの表示器と表示
器の前面にタッチパネルなどの位置検出手段を設けて口
座の表示とその選択を行うようにし,(2)さらに,口
座を事前に群に分類しておき,まず口座群を選択させ,
次いで選択された口座群に属する口座を選択させるとい
う構想に基づく。本発明の食券販売機は,第1図〜第5
図を参照して述べられる実施例の符号、ステップを付記
して示すと、 (a)食券の共通する上位概念で分類した複数の口座群
名称を表示する第1の表示手段(1:11,12,1
3、ステップ11)と、 (b)該表示された口座群名称から選択された口座群名
称を検出する口座群名称表示選択手段(1:11,1
2,13、ステップ12)と, (c)該選択された口座群名称の口座群に属する複数の
口座の全てを一括して表示する第2の表示手段(1:1
1,12,13、ステップ13)と, (d)該表示された口座内容のうち投入された金額以内
で選択可能な口座を表示する第3の表示手段(1:1
1,12,13、ステップ16)と, (e)該表示された口座内容のなかから選択された口座
を検出する口座表示選択手段(2:11,13,14,
15、ステップ17)と, (f)該検出された口座に相当する食券を発券する発券
手段(3:11,22、ステップ18)と を有する。 な
お、上述した括弧内の符号、ステップは本発明と実施例
との対応が明瞭になるように参考までに付記したもので
ある。
【0005】
【作用】口座群とその口座群に属する口座とは予め分類
しておくが,その例を下に示す。口座群は口座について
共通する上位概念で分類したものである。 第1の表示手段は全ての口座群名称を表示装置に表示す
る。利用者は表示された口座群名称の中の希望する口座
群名称を選択する。この選択状態を口座群名称表示選択
手段で検出する。第2の表示手段が選択された口座群名
称の口座群に属する口座の全てを一括して表示する。こ
のように表示された口座をみて、利用者が金銭を投入す
ると、第3の表示手段は投入された金額以内で選択可能
な口座を表示する。したがって、利用者は選択可能な口
座のいずれかを選択する。もし、投入した金額が不足し
て選択しようとする口座が選択可能な表示状態にならな
ければ、利用者は希望する口座が選択可能な状態まで金
額を投入していくことになる。この状態で、利用者が選
択可能な口座の1つを選択すると、口座表示選択手段が
選択された口座を検出する。そして、発券手段が検出さ
れた口座に相当する食券を発券する。
しておくが,その例を下に示す。口座群は口座について
共通する上位概念で分類したものである。 第1の表示手段は全ての口座群名称を表示装置に表示す
る。利用者は表示された口座群名称の中の希望する口座
群名称を選択する。この選択状態を口座群名称表示選択
手段で検出する。第2の表示手段が選択された口座群名
称の口座群に属する口座の全てを一括して表示する。こ
のように表示された口座をみて、利用者が金銭を投入す
ると、第3の表示手段は投入された金額以内で選択可能
な口座を表示する。したがって、利用者は選択可能な口
座のいずれかを選択する。もし、投入した金額が不足し
て選択しようとする口座が選択可能な表示状態にならな
ければ、利用者は希望する口座が選択可能な状態まで金
額を投入していくことになる。この状態で、利用者が選
択可能な口座の1つを選択すると、口座表示選択手段が
選択された口座を検出する。そして、発券手段が検出さ
れた口座に相当する食券を発券する。
【0006】
【実施例】第2図に本発明の実施例の食券販売機の構成
図を示す。本発明の実施例の食券販売機は,マイクロコ
ンピュータで構成された制御装置10,金銭投入部2
0,釣銭返却部21,発券装置22とで構成されてい
る。制御装置10は,CPU11,CRT制御装置1
2,CRT表示器13,タッチパネル14,タッチ位置
検出装置15,プロセス入出力装置(PI/O)16,
ROM17,RAM18,通信装置19を有し,これら
がバス10aを介して図示の如く接続されている。
図を示す。本発明の実施例の食券販売機は,マイクロコ
ンピュータで構成された制御装置10,金銭投入部2
0,釣銭返却部21,発券装置22とで構成されてい
る。制御装置10は,CPU11,CRT制御装置1
2,CRT表示器13,タッチパネル14,タッチ位置
検出装置15,プロセス入出力装置(PI/O)16,
ROM17,RAM18,通信装置19を有し,これら
がバス10aを介して図示の如く接続されている。
【0007】CRT表示器13およびその表面に付着さ
れたタッチパネル14は,従来の押ボタンスイッチに代
わって,金銭投入部20などと共に食券販売機の前面扉
に設けられている。CPU11は後述する各種制御を行
う。ROM17にはCPU11の制御プログラムが記憶
されている。RAM18はCPU11の処理データを記
憶する。PI/O16は,金銭投入部20と釣銭返却部
21とのインターフェース処理を行う。通信装置19は
発券装置22とのデータ通信を行う。
れたタッチパネル14は,従来の押ボタンスイッチに代
わって,金銭投入部20などと共に食券販売機の前面扉
に設けられている。CPU11は後述する各種制御を行
う。ROM17にはCPU11の制御プログラムが記憶
されている。RAM18はCPU11の処理データを記
憶する。PI/O16は,金銭投入部20と釣銭返却部
21とのインターフェース処理を行う。通信装置19は
発券装置22とのデータ通信を行う。
【0008】従来の押ボタンスイッチに対応する機能を
行う,CPU11,CRT制御装置12,CRT表示器
13,タッチパネル14およびタッチ位置検出装置15
について述べる。CPU11はCRT制御装置12を介
してCRT表示器13に,第3図または第4図に示した
情報を表示する。CRT表示器13の表面にはタッチパ
ネル14が装着されており,顧客がタッチパネル14に
触れるとその位置がタッチ位置検出装置15で検出さ
れ,CPU11に入力される。CPU11は,CRT表
示器13に表示している,第3図または第4図に示した
情報の内容とその位置をRAM18に記憶している。C
PU11はタッチ位置検出装置15からの位置検出情報
から,どの位置の表示内容に対応するものが選択された
かを識別する。この場合,第3図または第4図に示すよ
うに,各表示内容は縦横方向に広がりを持っているの
で,CPU11はこの広がりを考慮して領域判断を行
い,どの表示内容に対応するものが選択されたかを識別
する。
行う,CPU11,CRT制御装置12,CRT表示器
13,タッチパネル14およびタッチ位置検出装置15
について述べる。CPU11はCRT制御装置12を介
してCRT表示器13に,第3図または第4図に示した
情報を表示する。CRT表示器13の表面にはタッチパ
ネル14が装着されており,顧客がタッチパネル14に
触れるとその位置がタッチ位置検出装置15で検出さ
れ,CPU11に入力される。CPU11は,CRT表
示器13に表示している,第3図または第4図に示した
情報の内容とその位置をRAM18に記憶している。C
PU11はタッチ位置検出装置15からの位置検出情報
から,どの位置の表示内容に対応するものが選択された
かを識別する。この場合,第3図または第4図に示すよ
うに,各表示内容は縦横方向に広がりを持っているの
で,CPU11はこの広がりを考慮して領域判断を行
い,どの表示内容に対応するものが選択されたかを識別
する。
【0009】第3図および第4図は第1表に例示した口
座群名称とその口座群「そば」に属する口座を例示した
ものである。以下第5図のフローチャートを参照して第
2図の食券販売機の動作について述べる。ステップS11 CPU11はROM19に記憶されたプログラムに基づ
いてまず,第3図に示した口座群名称をCRT制御装置
12を介してCRT表示器13に表示する。CRT表示
器13の表示内容のうち最上行は顧客への操作ガイドで
あり,その下部に口座群名称が区分けされて表示され
る。顧客は第3図に例示したCRT表示器13に表示さ
れた口座群から希望する口座群を選択する。ステップS12 CPU11はタッチ位置検出装置15を介して位置情報
として入力される顧客の口座群名称の選択があるまで待
機する。ステップS13 顧客がたとえば,口座群「そば」の表示位置を指で押し
て口座群名称「そば」を選択した場合,CPU11は第
4図に例示した「そば」群に属する口座をCRT表示器
13に表示する。CRT表示器13には,最上行に現在
投入されている金額と顧客への操作ガイド,その下部に
各区分ごと口座とその価格が表示される。ステップS1
4は第2実施例に関するものであるから後述する。
座群名称とその口座群「そば」に属する口座を例示した
ものである。以下第5図のフローチャートを参照して第
2図の食券販売機の動作について述べる。ステップS11 CPU11はROM19に記憶されたプログラムに基づ
いてまず,第3図に示した口座群名称をCRT制御装置
12を介してCRT表示器13に表示する。CRT表示
器13の表示内容のうち最上行は顧客への操作ガイドで
あり,その下部に口座群名称が区分けされて表示され
る。顧客は第3図に例示したCRT表示器13に表示さ
れた口座群から希望する口座群を選択する。ステップS12 CPU11はタッチ位置検出装置15を介して位置情報
として入力される顧客の口座群名称の選択があるまで待
機する。ステップS13 顧客がたとえば,口座群「そば」の表示位置を指で押し
て口座群名称「そば」を選択した場合,CPU11は第
4図に例示した「そば」群に属する口座をCRT表示器
13に表示する。CRT表示器13には,最上行に現在
投入されている金額と顧客への操作ガイド,その下部に
各区分ごと口座とその価格が表示される。ステップS1
4は第2実施例に関するものであるから後述する。
【0010】ステップS15 もし口座群名称の選択が誤り顧客が再度口座群名称選択
からやり直したい場合には,顧客がCRT表示器13の
右下に表示された「口座群名称表示に戻る」部に指を触
れる。そうすると,CPU11の制御動作は再びステッ
プS11の動作に戻る。ステップS16 顧客が投入した金銭は金銭投入部20で上記動作とは独
立して累積されている。CPU11はその投入金額を読
みだし,CRT表示器13に表示するとともに(第4
図),投入された金額の範囲で選択可能な口座を黄色で
表示し,その黄色表示部が選択されたときのみその選択
が有効であることをRAM18に記憶しておく。CPU
11はその選択可能な口座を選択すべきことをCRT表
示器13の最上行に表示する。選択出来ない口座は緑色
で表示する。なお金銭投入部20では顧客が金銭を投入
するたびにその累積額を更新しているので,CPU11
はその更新状態に合わせてCRT表示器13上の選択可
能口座を指示する黄色表示を更新する。ステップS17 CPU11は顧客が口座選択を行うまで待機する。すな
わち,タッチ位置検出装置15から位置検出データがC
PU11に入力されるまでCPU11は待機する。ステップS18 顧客がCRT表示器13に選択可能として表示されてい
る口座,たとえば,「かけそば」を選択したとき,その
表示に対応する位置がタッチ位置検出装置15からCP
U11に入力され,CPU11はどの口座が選択された
かを検出できる。そして,選択された口座に対応する食
券を発券する。本実施例においては,発券を発券装置2
2で行うように構成している。したがって,CPU11
は上記選択された口座に基づいて食券を発券するに必要
な情報を作成して,通信装置19を介して発券装置22
に出力する。実際の食券の発券は発券装置22で行う。
ステップS19は第2実施例に関するものであるから後
述する。ステップS20 CPU11は,現在食券販売機に投入されている金額7
00円から「かけそば」の価格200円を減じて,釣銭
返却部21を介して釣り銭を顧客に返却する。
からやり直したい場合には,顧客がCRT表示器13の
右下に表示された「口座群名称表示に戻る」部に指を触
れる。そうすると,CPU11の制御動作は再びステッ
プS11の動作に戻る。ステップS16 顧客が投入した金銭は金銭投入部20で上記動作とは独
立して累積されている。CPU11はその投入金額を読
みだし,CRT表示器13に表示するとともに(第4
図),投入された金額の範囲で選択可能な口座を黄色で
表示し,その黄色表示部が選択されたときのみその選択
が有効であることをRAM18に記憶しておく。CPU
11はその選択可能な口座を選択すべきことをCRT表
示器13の最上行に表示する。選択出来ない口座は緑色
で表示する。なお金銭投入部20では顧客が金銭を投入
するたびにその累積額を更新しているので,CPU11
はその更新状態に合わせてCRT表示器13上の選択可
能口座を指示する黄色表示を更新する。ステップS17 CPU11は顧客が口座選択を行うまで待機する。すな
わち,タッチ位置検出装置15から位置検出データがC
PU11に入力されるまでCPU11は待機する。ステップS18 顧客がCRT表示器13に選択可能として表示されてい
る口座,たとえば,「かけそば」を選択したとき,その
表示に対応する位置がタッチ位置検出装置15からCP
U11に入力され,CPU11はどの口座が選択された
かを検出できる。そして,選択された口座に対応する食
券を発券する。本実施例においては,発券を発券装置2
2で行うように構成している。したがって,CPU11
は上記選択された口座に基づいて食券を発券するに必要
な情報を作成して,通信装置19を介して発券装置22
に出力する。実際の食券の発券は発券装置22で行う。
ステップS19は第2実施例に関するものであるから後
述する。ステップS20 CPU11は,現在食券販売機に投入されている金額7
00円から「かけそば」の価格200円を減じて,釣銭
返却部21を介して釣り銭を顧客に返却する。
【0011】ステップS17において述べた口座選択に
ついてオプショナルな操作について述べる。顧客がたと
えば,「大盛」の「かけそば」を希望する場合,まず
「大盛」を選択した後「かけそば」を選択する。すなわ
ち,この実施例では,有効な口座が選択された場合その
時点で選択されているオプションが付加された内容の食
券を発券するようにしている。このようなオプションと
しては「大盛」に限らず口座群ごと必要なものを設ける
ことができる。
ついてオプショナルな操作について述べる。顧客がたと
えば,「大盛」の「かけそば」を希望する場合,まず
「大盛」を選択した後「かけそば」を選択する。すなわ
ち,この実施例では,有効な口座が選択された場合その
時点で選択されているオプションが付加された内容の食
券を発券するようにしている。このようなオプションと
しては「大盛」に限らず口座群ごと必要なものを設ける
ことができる。
【0012】第2実施例として,投入された金額で一度
に複数の食券を購入可能にする例についてステップS1
4とS19を参照して述べる。まず,同じ口座群内で複
数枚の食券を購入する場合について述べる。複数枚連続
した食券の購入を可能にするため,第4図に示した表示
に「釣り銭返却」の表示を追加する。ステップS19 CPU11は上記食券発券処理を行った時点で(ステッ
プS18),次の口座を選択するに充分な残金があるか
否かを判断して残金が充分あればステップS14の処理
に移行する。ステップS14 CPU11は「釣り銭返却」が選択された否かを判断し
て,選択されているときはステップS20の処理に移行
する。「釣り銭返却」が選択されていないときは,上記
した処理を繰り返す。これにより,同じ口座表示状態で
投入した金額内で複数の食券を購入できる。なお,お金
の投入は上記操作中更新でき,CPU11はステップS
18の段階で残っている金額について上記処理を行う。
に複数の食券を購入可能にする例についてステップS1
4とS19を参照して述べる。まず,同じ口座群内で複
数枚の食券を購入する場合について述べる。複数枚連続
した食券の購入を可能にするため,第4図に示した表示
に「釣り銭返却」の表示を追加する。ステップS19 CPU11は上記食券発券処理を行った時点で(ステッ
プS18),次の口座を選択するに充分な残金があるか
否かを判断して残金が充分あればステップS14の処理
に移行する。ステップS14 CPU11は「釣り銭返却」が選択された否かを判断し
て,選択されているときはステップS20の処理に移行
する。「釣り銭返却」が選択されていないときは,上記
した処理を繰り返す。これにより,同じ口座表示状態で
投入した金額内で複数の食券を購入できる。なお,お金
の投入は上記操作中更新でき,CPU11はステップS
18の段階で残っている金額について上記処理を行う。
【0013】次に現在表示されている口座群とは別の口
座群に属する口座を引き続いて選択したい場合の動作に
ついて述べる。この場合,第4図に例示したCRT表示
器13に表示されている表示の「口座群名称表示に戻
る」を選択すれば,再びステップS11から処理が反復
される。
座群に属する口座を引き続いて選択したい場合の動作に
ついて述べる。この場合,第4図に例示したCRT表示
器13に表示されている表示の「口座群名称表示に戻
る」を選択すれば,再びステップS11から処理が反復
される。
【0014】以上述べたように,口座の表示とその選択
をCRT表示器13およびタッチパネル14を介して行
うことにより,CRT表示器13の取り付け寸法で,上
述した例では最大12の口座群,各口座群について,オ
プション選択をも含めて最大12の口座を表示し選択さ
せることが可能になる。したがって,従来問題となって
いた口座増加に伴う押ボタンスイッチの設置スペースの
問題が解決された。次に,口座選択がおおまかな口座群
の選択,次いで具体的な口座の選択といった2段階式に
行われ,その都度無関係な情報は表示されないから,顧
客は希望する口座を選択することが容易になる。さら
に,CRT表示器を介して表示,選択操作を行うので,
操作性が向上する。さらに,現在投入されている金額の
範囲で連続して食券購入を可能にしているので,迅速に
食券購入を行うことができる。
をCRT表示器13およびタッチパネル14を介して行
うことにより,CRT表示器13の取り付け寸法で,上
述した例では最大12の口座群,各口座群について,オ
プション選択をも含めて最大12の口座を表示し選択さ
せることが可能になる。したがって,従来問題となって
いた口座増加に伴う押ボタンスイッチの設置スペースの
問題が解決された。次に,口座選択がおおまかな口座群
の選択,次いで具体的な口座の選択といった2段階式に
行われ,その都度無関係な情報は表示されないから,顧
客は希望する口座を選択することが容易になる。さら
に,CRT表示器を介して表示,選択操作を行うので,
操作性が向上する。さらに,現在投入されている金額の
範囲で連続して食券購入を可能にしているので,迅速に
食券購入を行うことができる。
【0015】本発明の実施に際しては以上の述べたもの
の他種々の変形形態をとることができる。たとえば,上
述したCRT表示器13とタッチパネル14,およびこ
れらに関連するCRT制御装置12およびタッチ位置検
出装置15に代えて,LCDタイプの表示および選択装
置を適用することができる。また本発明の適用は食券販
売機に限定されず,上記のごとく口座数が多くその識別
が困難な場合段階的に必要な情報を提供することによっ
て顧客または操作者の操作性を向上させたい場合,ある
いは,設置スペースが制限されている状況にある各種の
装置に適用できる。このような場合,上述した2段階表
示選択には限定されず,多段階表示選択を適用すること
もできる。
の他種々の変形形態をとることができる。たとえば,上
述したCRT表示器13とタッチパネル14,およびこ
れらに関連するCRT制御装置12およびタッチ位置検
出装置15に代えて,LCDタイプの表示および選択装
置を適用することができる。また本発明の適用は食券販
売機に限定されず,上記のごとく口座数が多くその識別
が困難な場合段階的に必要な情報を提供することによっ
て顧客または操作者の操作性を向上させたい場合,ある
いは,設置スペースが制限されている状況にある各種の
装置に適用できる。このような場合,上述した2段階表
示選択には限定されず,多段階表示選択を適用すること
もできる。
【0016】参考までに、上述した実施例と本発明の要
件との対応を下記に記す。 (a)食券の共通する上位概念で分類した複数の口座群
名称を表示する第1の表示手段は、第1図に示した口座
群名称表示選択手段1に含まれ、具体的には、第2図に
示したCPU11,CRT制御装置12,CRT表示器
13で構成され、その動作が第5図のステップ11に示
されている。 (b)該表示された口座群名称から選択された口座群名
称を検出する口座群名称表示選択手段は、第1図に示し
た口座群名称表示選択手段1に含まれ、具体的には、第
2図に示したCPU11,CRT制御装置12,CRT
表示器13で構成され、その動作が第5図のステップ1
2に示されている。 (c)該選択された口座群名称の口座群に属する複数の
口座の全てを一括して表示する第2の表示手段は、第1
図に示した口座群名称表示選択手段1に含まれ、具体的
には、第2図に示したCPU11,CRT制御装置1
2,CRT表示器13で構成され、その動作が第5図の
ステップ13に示されている。 (d)該表示された口座内容のうち投入された金額以内
で選択可能な口座を表示する第3の表示手段は、第1図
に示した口座群名称表示選択手段1に含まれ、具体的に
は、第2図に示したCPU11,CRT制御装置12,
CRT表示器1 3で構成され、その動作が第5図のステ
ップ16に示されている。 (e)該表示された口座内容のなかから選択された口座
を検出する口座表示選択手段は、第1図に示した口座表
示選択手段2に含まれ、具体的には、第2図に示したC
PU11,CRT制御装置12,CRT表示器13、タ
ッチパネル14、タッチ位置検出装置15で構成され、
その動作が第5図のステップ17に示されている。 (f)該検出された口座に相当する食券を発券する発券
手段は、第1図に示した発券手段3に含まれ、具体的に
は、第2図に示したCPU11,発券装置22で構成さ
れ、その動作が第5図のステップ18に示されている。
件との対応を下記に記す。 (a)食券の共通する上位概念で分類した複数の口座群
名称を表示する第1の表示手段は、第1図に示した口座
群名称表示選択手段1に含まれ、具体的には、第2図に
示したCPU11,CRT制御装置12,CRT表示器
13で構成され、その動作が第5図のステップ11に示
されている。 (b)該表示された口座群名称から選択された口座群名
称を検出する口座群名称表示選択手段は、第1図に示し
た口座群名称表示選択手段1に含まれ、具体的には、第
2図に示したCPU11,CRT制御装置12,CRT
表示器13で構成され、その動作が第5図のステップ1
2に示されている。 (c)該選択された口座群名称の口座群に属する複数の
口座の全てを一括して表示する第2の表示手段は、第1
図に示した口座群名称表示選択手段1に含まれ、具体的
には、第2図に示したCPU11,CRT制御装置1
2,CRT表示器13で構成され、その動作が第5図の
ステップ13に示されている。 (d)該表示された口座内容のうち投入された金額以内
で選択可能な口座を表示する第3の表示手段は、第1図
に示した口座群名称表示選択手段1に含まれ、具体的に
は、第2図に示したCPU11,CRT制御装置12,
CRT表示器1 3で構成され、その動作が第5図のステ
ップ16に示されている。 (e)該表示された口座内容のなかから選択された口座
を検出する口座表示選択手段は、第1図に示した口座表
示選択手段2に含まれ、具体的には、第2図に示したC
PU11,CRT制御装置12,CRT表示器13、タ
ッチパネル14、タッチ位置検出装置15で構成され、
その動作が第5図のステップ17に示されている。 (f)該検出された口座に相当する食券を発券する発券
手段は、第1図に示した発券手段3に含まれ、具体的に
は、第2図に示したCPU11,発券装置22で構成さ
れ、その動作が第5図のステップ18に示されている。
【0017】
【発明の効果】以上の述べたように,本発明は表示器と
その表示器上の選択位置を検出可能な装置とを用い,そ
して,口座を口座群とその口座群に属する口座とを多段
階表示を行い,その段階で希望するものを選択させるこ
とにより,口座選択を容易にし,かつ,表示器が設置さ
れたスペース内で各種の口座を表示し選択させることが
できる。すなわち、本発明に係る食券販売機は、口座群
名称が食券の共通する上位概念で分類されており、選択
された口座群名称の口座群に属する複数の口座の全てを
一括して表示するため、顧客は選択しやすく、また、口
座を容易に見つけだすことができ、選択するのにかかる
時間が減少し、操作性が向上する。 また、選択された口
座群名称の口座群に属する各々の口座には、例えば、食
物の種類および価格が表示されるため、顧客の購入した
食券に食物の種類の情報および価格を表示することがで
き、当該食券の利用価値が向上する。
その表示器上の選択位置を検出可能な装置とを用い,そ
して,口座を口座群とその口座群に属する口座とを多段
階表示を行い,その段階で希望するものを選択させるこ
とにより,口座選択を容易にし,かつ,表示器が設置さ
れたスペース内で各種の口座を表示し選択させることが
できる。すなわち、本発明に係る食券販売機は、口座群
名称が食券の共通する上位概念で分類されており、選択
された口座群名称の口座群に属する複数の口座の全てを
一括して表示するため、顧客は選択しやすく、また、口
座を容易に見つけだすことができ、選択するのにかかる
時間が減少し、操作性が向上する。 また、選択された口
座群名称の口座群に属する各々の口座には、例えば、食
物の種類および価格が表示されるため、顧客の購入した
食券に食物の種類の情報および価格を表示することがで
き、当該食券の利用価値が向上する。
【図1】第1図は本発明の食券販売機のブロック図であ
る。
る。
【図2】第2図は本発明の実施例の食券販売機の構成図
である。
である。
【図3】第3図は本発明の実施例の口座分類表示を示す
図である。
図である。
【図4】第4図は第3図に示した口座分類表示の1つの
口座分類の詳細を示す図である。
口座分類の詳細を示す図である。
【図5】第5図は第2図の食券販売機の動作フローチャ
ートである。
ートである。
1・・・口座群名称表示選択手段,2・・・口座表示選
択手段,3・・・発券手段,12・・CRT制御装置,
13・・CRT表示器,14・・タッチパネル,15・
・タッチ位置検出装置。
択手段,3・・・発券手段,12・・CRT制御装置,
13・・CRT表示器,14・・タッチパネル,15・
・タッチ位置検出装置。
Claims (1)
- 【請求項1】食券の共通する上位概念で分類した複数の
口座群名称を表示する第1の表示手段と、 該表示された口座群名称から選択された口座群名称を検
出する口座群名称表示選択手段と, 該選択された口座群名称の口座群に属する複数の口座の
全てを一括して表示する第2の表示手段と, 該表示された口座内容のうち投入された金額以内で選択
可能な口座を表示する第3の表示手段と, 該表示された口座内容のなかから選択された口座を検出
する口座表示選択手段と, 該検出された口座に相当する食券を発券する発券手段と
を具備する食券販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3089103A JP2575546B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 食券販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3089103A JP2575546B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 食券販売機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04302387A JPH04302387A (ja) | 1992-10-26 |
JP2575546B2 true JP2575546B2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=13961554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3089103A Expired - Fee Related JP2575546B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 食券販売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2575546B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6058830A (ja) * | 1983-09-12 | 1985-04-05 | Toyobo Co Ltd | ポリアミドフイルムの製造法 |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP3089103A patent/JP2575546B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6058830A (ja) * | 1983-09-12 | 1985-04-05 | Toyobo Co Ltd | ポリアミドフイルムの製造法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04302387A (ja) | 1992-10-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |