JP2575405B2 - セントラルエアコンの室内機 - Google Patents

セントラルエアコンの室内機

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JP2575405B2
JP2575405B2 JP21546687A JP21546687A JP2575405B2 JP 2575405 B2 JP2575405 B2 JP 2575405B2 JP 21546687 A JP21546687 A JP 21546687A JP 21546687 A JP21546687 A JP 21546687A JP 2575405 B2 JP2575405 B2 JP 2575405B2
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damper
air
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誓 須摩
義紘 宇田川
誠 御牧
雅彦 佐々木
光宣 前澤
征夫 大石
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、一つの室内機ユニットからダクトを介して
多数の室内に冷温風を吹き込んで空調するセントラルエ
アコンの室内機に係り、特に各室内の状況に応じて空調
ができるセントラルエアコンの室内機に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、セントラルエアコンの室内機は、複数の冷温風
吹出口を備え、その吹出口よりダクトを介して各室内に
冷温風を供給し、各室内を空調するようにしている。
これを第10図により説明する。
室内機ユニットaは、送風機部b、熱交換部c、吹出
部dに区画され、その送風機部bに各室内からの空気ダ
クト(図示せず)を介して導入する吸込口eが形成され
ると共に送風機fが設けられる。熱交換部cには室内熱
交換器gが設けられ、その室内熱交換器gに冷媒配管h
を介して室外機iが接続される。吹出部dには空調する
室数に応じた吹出口jが形成され、その吹出口jよりダ
クトkを介して各室内に冷温風が供給されるようなって
いる。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、この室内機は吹出口jに、単にダクトiを
接続し、全室を一律に空調してしまう問題がある。この
場合、室内機の制御はある決められら部屋の温度を検知
して行なうため、それぞれの熱負荷に対応してぞれぞれ
の部屋を空調することができず、その結果、ある部屋は
暑く、他の部屋は寒いといった不具合や、また人の居な
い部屋を空調するという不具合を生じ、快適性に劣ると
共に電力を浪費する問題がある。
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、各室
内の状況に応じた空調が行なえるセントラルエアコンの
室内機を提供することを目的とする。
[発明の効果] (問題点を解決するための手段および作用) 本発明は、上記の目的を達成するために、室内機ユニ
ットの送風機の出口側に複数の吹出口を設け、該吹出口
に夫々ダクトを接続し、そのダクトから各室内に冷温風
を吹き込むセントラルエアコンの室内機において、上記
吹出口にダンパーを設け、該ダンパーに、各室内の空調
度に応じてダンパー開度を調節する制御手段を設けたも
ので、吹出口にその開度を調節するダンパー設け、制御
手段でそのダンパー開度を調節して各室内への供給空気
量(冷温風量)を制御することで、室内の状況に応じた
快適な空調が行なえるようにしたものである。
(実施例) 以下本発明の好適一実施例を添付図面に基づいて説明
する。
第1図において、1は室内機ユニットで、送風機部
2、熱交換部3、吹出部4に区画され、その送風機部2
に各室内からの空気ダクト(図示せず)を介して導入す
る吸込口5が形成されると共にシロッコフャンなどの送
風機6が設けられる。
熱交換部3には山形状に突き合せて配置した室内熱交
換器7が設けられ、その室内熱交換器7に冷媒配管8を
介して室外機9が接続される。
吹出部4には、その頂部及び側部に夫々冷温風の吹出
口10A、,10Bが形成され、その各吹出口10A、10Bにダク
ト11a,11bが接続されると共に、そのダクト11a,11bを通
じて各室内に冷温風を供給するようになっている。
この吹出部4内には両吹出口10A,10Bの開度を調節す
るダンパー12が設けられる。このダンパー12は、熱交換
部3からの冷温風をそのダンパー開度に応じて各吹出口
10A、10Bに分配するもので、第2図(a)で示すように
上部の吹出口10Aをダンバー12が閉じる(ダンパー開度
0゜)と側部の吹出口10Bに冷温風が全量吹き出され、
またその上部吹出口10Aからダンパー12が第2図(b)
に示すようにやや開くと、その開度に応じて上部吹出口
10Aにも冷温風が流れ、第2図(c)にすようにダンパ
ー12の開度が45゜で両吹出口10A,10Bに流れる量が同じ
となり、第2図(d)でダンパー開度90゜のとき側部吹
出口10Bが閉じ上部吹出口10Aから冷温風の全量が吹き出
されるようになっている。
このダンパー12の開度は、第1図に示すように制御手
段13で制御され、制御手段13に各室内設けた室温検知セ
ンサ14a,14bの検出値が入力され、その各検出値と設定
温度に応じて制御手段13がダンパー12の開度を調節し、
吹出口10A,10Bへの冷温風の分配空気量を制御するよう
になっている。
この制御手段13による制御を、さらに第3図、第4図
により説明する。
第3図(a),(b)は夫々暖房運転を行なった場合
の設定温度Tsと室温Taとの差ΔT1,ΔT2におけるダンパ
ー開度(10〜80゜)制御及びその室温変化曲線FA,FB
示したもので、各室の室温Taが設定温度Tsに対する差Δ
T1,ΔT2が3℃以下の場合にはダンパー開度80゜以上と
なるよう、その後ΔT1,ΔT2が小さくなるごどに、ダン
パー開度を70゜,60゜…と小さくしていき、設定温度Ts
に達したときダンパー開度を10゜となるよう要求指令を
行なう。
この場合、第1図の実施例では一方のダンパー開度を
大きくすると、他方のダンパー開度は小さくなるため、
実際の制御は、第4図に示すフローチャートのように制
御を行なう。
すなわち、今二つの室内の暖房運転を開始15すると、
制御手段13は各センサ14a,14bの検出値と設定温度Tsと
の差ΔT1,ΔT2の読み込み16を行なう。この読み込み16
により各室内でのダンパーを開度要求A,Bが第3図で説
明したように決まる。この後、先ず両室の空調条件に応
じ両ダンパー開度要求A,Bが同じかどうかを判断17し、
その開度要求A,Bが同じであれば、ダンパー開度θを45
゜に設定18し、両室を同じ条件で暖房運転を行なう。ま
た判断17で両室の開度要求A,Bが相違する場合(NO)、
A+B>90゜かどうかの判断19を行なう。
通常暖房運転開始時は、設定温度Tsと室温Taとの差Δ
T1,ΔT2が大であり、両室とも開度要求A,Bは夫々80゜で
あり、両者の要求温度は同じとなり、開始直後一定時間
はθ=45゜の設定18で運転されるが両室が空調状態が相
違すると、その開度要求A,Bが相違してくる。この際、
暖房開始の立ち上がり時は、両者の開度要求A,Bは略45
゜以上あり、先ずA+B>90゜かどうかの判断19でYES
の場合には、そのダンパー開度要求A,Bのうち小さい方
のθのゾーンを1つづつ下げる設定20を行なう。すなわ
ち、例えばAの開度要求が50゜、Bの開度要求が60゜で
あればその小さい方Aのダンパー開度θが小さくなるよ
うにダンパーを調節する。この調節により実際のダンパ
ー開度は当初のθ=45゜から、例えばA側が40゜、B側
が50゜となりB側の供給温風量が増大する。このように
両室の空調に差がある場合、そのΔTの大きい側により
温風を多く送ることで両室の空調を略同じにできる。
次に両室の室温Taが設定温度Ts近くまで達すると、上
述のA+B>90゜の判断19でNOとなり次にA+B≦90゜
かの判断21を行なう。この判断21において、各室でのダ
ンパー開度要求A,Bは略45゜以下となり、A+B≦90゜
であれば(YES)、開度要求A,Bのうち小さい方の要求を
優先させてθを設定22する。すなわち、この設定22にお
いては、より設定温度に達した側のダンパー開度θをそ
の開度要求を合せることで、他方のダンパー開度(90゜
−θ)が大きくなるため、その他方への温風供給量を増
すことができ両室の空調状態をいちはやく同じ程度にす
ることができる。
このように各室のΔT1,ΔT2を読み込みダンパー12に
て、そのΔT1,ΔT2に応じて温風の分配量を変えること
で、両室内の暖房状態を同じに保ちながら快適な暖房運
転が行なえることとなる。
第5図は本発明の他の実施例を示すもので、室内機ユ
ニット1の吹出口4に三つの吹出口10A,10B,10Cを形成
し、その各吹出口10A〜Cに夫々ダンパー12a,12b,12cを
設けたものである。
この各ダンパー各ダンパー12a〜cは、第6図に示す
ようにその開度を調節するモータ23に連結され、制御手
段13がそのモータ23を駆動し、そのダンパー12a〜cの
開度を調節するようになっている。またこの制御手段13
には各室の温度を検出する室温センサ14a〜c、各室の
設定温度を設定するコントローラ24が接続され、また制
御手段13で室外機9の圧縮機やファンなどを駆動制御す
るようになっている。
この第5図を実施例においては各吹出口10A,10B,10C
に夫々ダンパー12a,12b,12cが設けられるため、その吹
出口10A〜Cを各々室内の空調に応じた開度に調節でき
る。
第7図は各ダンパ12a〜cの開度と設定温度Ts及び室
温Taの制御関係を示すもので第3図で説明したとおりで
ある。
この第5〜7図の実施例においては、各吹出口10A〜
Cは、夫々ダンパー12a〜cでその開度調節がさなれる
ため、第7図にように設定温度Tsと室温Taとの差ΔTに
応じて出される開度要求20〜90゜のまま各ダンパー12a
〜cの開度を設定でき、その制御が簡単である。
第8図は、本発明のさらに他の実施例を示し、吹出口
4の上面及び両側部に夫々吹出口10A,10B,10Cを設け、
その吹出口4内に二つのダンパー12b,12cを設けたもの
である。本例においではダンパー12b、12cの各開度で吹
出口10B,10Cの空気量が調節され、またた両ダンパー12
b,12cの間隔で吹出口10Aの空気量が調節される。
第9図は本発明のさらに他の実施例を示し、室内ユニ
ット1の吹出部4にダクト25を介して吹出チャンバーユ
ニット26を設け、その吹出チャンバーユニット26に2以
上の吹出口10A,10Bを設け、チャンバーユニット26にダ
ンパー12を設け、その各吹出口10A,10Bから夫々ダクト1
1a,11bを介して冷温風を供給するようにしたものであ
る。
本例においては、吹出部4に直接吹出口10を形成する
場合と違って吹出チャンバーユニット26を接続するた
め、室内機ユニット1の配置やダグト11a,11bの配置な
どが比較的制約を受けることが少なくなる。
[発明の効果] 以上説明してきたことから明らかなように本発明によ
れば次のごとき優れた効果を発揮する。
(1) 室内機ユニットに複数の吹出口を設けその吹出
口からの冷温風を調節するダンパーを設けると共に各室
内の空調状況に応じてダンパーの開度を制御するように
したので、各部屋に合った快適な空調が行なえる。
(2) 空調の不必要な部屋を無駄に空調することがな
いので、省エネルギが達成できる。
(3) 室温と設定温度の差でダンパー開度を調節する
ため簡単でかつ低コストな制御が行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す側断面図、第2図は第
1図においてダンパーの開閉状態を示す要部断面図、第
3図は第1図において設定温度に対する室温とダンパー
開度の関係を示す図、第4図は第1図の制御フローチャ
ートを示す図、第5図は本発明の他の実施例を示す要部
断面図、第6図は第5図におけるダンパーの制御ブロッ
ク図、第7図は第5図において設定温度に対する室温と
ダンパー開度の関係を示す図、第8図、第9図は夫々本
発明の他の実施例を示す要部断面図、第10図は従来例を
示す断面図である。 図中、1は室内機ユニット、10A,10Bは吹出口、11a,11b
はダクト、12はダンパー、13は制御手段である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 雅彦 静岡県富士市蓼原336 株式会社東芝富 士工場内 (72)発明者 前澤 光宣 静岡県富士市蓼原336 株式会社東芝富 士工場内 (72)発明者 大石 征夫 静岡県富士市蓼原336 株式会社東芝富 士工場内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内機ユニットの送風機の出口側に複数の
    吹出口を設け、該吹出口に夫々ダクトを接続し、そのタ
    グトから各室内に冷温風を吹き込むセントラルエアコン
    の室内機において、上記吹出口にダンパーを設け、該タ
    ンパーに、各室内の空調度に応じてダンパー開度を調節
    する制御手段を設けたことを特徴とするセントラルエア
    コンの室内機。
JP21546687A 1987-08-31 1987-08-31 セントラルエアコンの室内機 Expired - Lifetime JP2575405B2 (ja)

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JPS6458942A JPS6458942A (en) 1989-03-06
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