JP2575377B2 - 可塑剤を含む塩化ビニル樹脂成形品接着用粘着剤組成物 - Google Patents
可塑剤を含む塩化ビニル樹脂成形品接着用粘着剤組成物Info
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- JP2575377B2 JP2575377B2 JP62063439A JP6343987A JP2575377B2 JP 2575377 B2 JP2575377 B2 JP 2575377B2 JP 62063439 A JP62063439 A JP 62063439A JP 6343987 A JP6343987 A JP 6343987A JP 2575377 B2 JP2575377 B2 JP 2575377B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、可塑剤を含む塩化ビニル樹脂成形品の接着
に用いる粘着剤組成物に関する。更に詳細には、ジオク
チルフタレート（DOP）、ジブチルフタレート（DBP）な
どの可塑剤を含む塩化ビニル樹脂成形品の接着に適した
粘着剤組成物に関するものである。
に用いる粘着剤組成物に関する。更に詳細には、ジオク
チルフタレート（DOP）、ジブチルフタレート（DBP）な
どの可塑剤を含む塩化ビニル樹脂成形品の接着に適した
粘着剤組成物に関するものである。
可塑剤を含む塩化ビニル樹脂成形品を粘着剤組成物に
よって接着するに際して、該塩化ビニル樹脂成形品から
ブリーディングされて出てくるジオクチルフタレート
（DOP）、ジブチルフタレート（DBP）等の可塑剤が、経
時的に粘着剤側へ浸出して来て、粘着剤を軟化させた
り、粘着剤の接着力の低下を起かさせる等の悪影響を与
える問題を起こす。
よって接着するに際して、該塩化ビニル樹脂成形品から
ブリーディングされて出てくるジオクチルフタレート
（DOP）、ジブチルフタレート（DBP）等の可塑剤が、経
時的に粘着剤側へ浸出して来て、粘着剤を軟化させた
り、粘着剤の接着力の低下を起かさせる等の悪影響を与
える問題を起こす。
従って、この様な問題を解決しようとする様々な提案
がなされている。
がなされている。
可塑剤を含有する塩化ビニル樹脂からなる被着体又は
粘着テープ基材を、架橋度の低い粘着剤組成物で接着さ
せる時は、貼付後、時間の経過と共に粘着剤が次第に軟
化してくるので、架橋度の高い粘着剤組成物を用いるこ
とが提案されている。しかし、その架橋度の高い粘着剤
組成物で接着する時も、軟化の程度は少ないが、剥離力
の低下が著しい。
粘着テープ基材を、架橋度の低い粘着剤組成物で接着さ
せる時は、貼付後、時間の経過と共に粘着剤が次第に軟
化してくるので、架橋度の高い粘着剤組成物を用いるこ
とが提案されている。しかし、その架橋度の高い粘着剤
組成物で接着する時も、軟化の程度は少ないが、剥離力
の低下が著しい。
上記以外にも、様々な提案がなされているにも拘ら
ず、未だ満足するものが得られていない。
ず、未だ満足するものが得られていない。
本発明は上記の課題に基づきなされたものであり、そ
の目的とするところは可塑剤を含有する塩化ビニル樹脂
からなる被着体又は粘着テープ基材の接着に適した粘着
剤組成物を提供することである。
の目的とするところは可塑剤を含有する塩化ビニル樹脂
からなる被着体又は粘着テープ基材の接着に適した粘着
剤組成物を提供することである。
［発明の概要］ 本発明者は、上記の課題を解決するために、種々の研
究試験を行った結果、アクリル系樹脂からなる粘着剤組
成物を主成分とし、これに硝化綿を少量添加すれば、可
塑剤を含有する塩化ビニル樹脂からなる被着体への接着
に際しても可塑剤の影響が著しく少なく、また、同塩化
ビニル樹脂が粘着テープの支持体になる場合の耐老化性
に優れることを見い出すことにより、本発明を完成する
に至ったものである。
究試験を行った結果、アクリル系樹脂からなる粘着剤組
成物を主成分とし、これに硝化綿を少量添加すれば、可
塑剤を含有する塩化ビニル樹脂からなる被着体への接着
に際しても可塑剤の影響が著しく少なく、また、同塩化
ビニル樹脂が粘着テープの支持体になる場合の耐老化性
に優れることを見い出すことにより、本発明を完成する
に至ったものである。
すなわち、本発明の可塑剤を含む塩化ビニル樹脂成形
品接着用粘着剤組成物は、アルキル基の炭素数が１〜10
のアクリル酸アルキルエステル50〜99.95重量％と、極
性基を有する不飽和単量体0.05〜20重量％と、共重合可
能なビニル系単量体０〜30重量％とからなる共重合物10
0重量部に対して、５重量部未満の硝化綿を添加したこ
とを特徴とするものである。
品接着用粘着剤組成物は、アルキル基の炭素数が１〜10
のアクリル酸アルキルエステル50〜99.95重量％と、極
性基を有する不飽和単量体0.05〜20重量％と、共重合可
能なビニル系単量体０〜30重量％とからなる共重合物10
0重量部に対して、５重量部未満の硝化綿を添加したこ
とを特徴とするものである。
［発明の具体的説明］ 以下、本発明をより詳細に説明する。
（１） 構成成分 共重合物 本発明における可塑剤を含む塩化ビニル樹脂成形品接
着用粘着剤組成物は、アクリル系共重合物と硝化綿（ニ
トロセルロース）とを含むものであり、該アクリル系共
重合物は、アルキル基の炭素数が１〜10のアクリル酸ア
ルキルエステル50〜99.95重量％と、極性基を有する不
飽和単量体0.05〜20重量％と、共重合可能なビニル系単
量体０〜30重量％とからなるものである。
着用粘着剤組成物は、アクリル系共重合物と硝化綿（ニ
トロセルロース）とを含むものであり、該アクリル系共
重合物は、アルキル基の炭素数が１〜10のアクリル酸ア
ルキルエステル50〜99.95重量％と、極性基を有する不
飽和単量体0.05〜20重量％と、共重合可能なビニル系単
量体０〜30重量％とからなるものである。
上記アクリル酸アルキルエステルとしては、アクリル
酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、ア
クリル酸ブチル、アクリル酸ペンチル、アクリル酸オク
チル、アクリル酸デシルなどを挙げることができる。
酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、ア
クリル酸ブチル、アクリル酸ペンチル、アクリル酸オク
チル、アクリル酸デシルなどを挙げることができる。
また、上記極性基を有する不飽和単量体としては、カ
ルボキシル基、水酸基、グリシジル基、アミド基などの
極性基を有する不飽和単量体である。具体的には、アク
リル酸、メタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、無水
マレイン酸、アクリル酸２−ヒドロキシエチル、メタク
リル酸２−ヒドロキシエチル、アクリル酸ヒドロキシプ
ロピル、メタクリル酸ヒドロキシプロピル、メタクリル
酸グリシジル、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸ジ
メチルアミノエチル、メタクリル酸ジエチルアミノエチ
ル、アクリルアミド、メタクリルアミド、Ｎ−メチロー
ルアクリルアミド、Ｎ−メチルメタクリルアミドなどを
挙げることができる。該極性基を有する不飽和単量体の
添加量は、0.05〜20重量％であり、この上限を超えると
初期接着力が不十分となり、他方その下限をしたまわる
と充分な凝集力が得られないからである。
ルボキシル基、水酸基、グリシジル基、アミド基などの
極性基を有する不飽和単量体である。具体的には、アク
リル酸、メタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、無水
マレイン酸、アクリル酸２−ヒドロキシエチル、メタク
リル酸２−ヒドロキシエチル、アクリル酸ヒドロキシプ
ロピル、メタクリル酸ヒドロキシプロピル、メタクリル
酸グリシジル、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸ジ
メチルアミノエチル、メタクリル酸ジエチルアミノエチ
ル、アクリルアミド、メタクリルアミド、Ｎ−メチロー
ルアクリルアミド、Ｎ−メチルメタクリルアミドなどを
挙げることができる。該極性基を有する不飽和単量体の
添加量は、0.05〜20重量％であり、この上限を超えると
初期接着力が不十分となり、他方その下限をしたまわる
と充分な凝集力が得られないからである。
更に、上記必要により共重合される共重合可能なビニ
ル系単量体としては、上記のアクリル酸エステル及び／
又は極性基を有する不飽和単量体の成分と共重合可能な
ビニル系単量体であり、その様な単量体の具体例とし
て、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、スチレン、アク
リロニトリルなどがを挙げることができる。
ル系単量体としては、上記のアクリル酸エステル及び／
又は極性基を有する不飽和単量体の成分と共重合可能な
ビニル系単量体であり、その様な単量体の具体例とし
て、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、スチレン、アク
リロニトリルなどがを挙げることができる。
上記の共重合物成分を、通常の技術により共重合反応
に付して共重合物を得る。例えば、上記の共重合物成分
を、酢酸エチル、トルエン、等の溶剤と均一に撹拌さ
せ、不活性ガスなどの雰囲気下で、過酸化ベンゾイル、
アゾビスイソブチロニトリルなどの重合開始剤を用いて
共重合させて共重合物を得る。
に付して共重合物を得る。例えば、上記の共重合物成分
を、酢酸エチル、トルエン、等の溶剤と均一に撹拌さ
せ、不活性ガスなどの雰囲気下で、過酸化ベンゾイル、
アゾビスイソブチロニトリルなどの重合開始剤を用いて
共重合させて共重合物を得る。
硝化綿 本発明にて用いられる硝化綿は、通常Hercules Powd
er Co.の粘度表示法では、40〜1/16秒、好ましくは、2
0〜1/2秒のものである。
er Co.の粘度表示法では、40〜1/16秒、好ましくは、2
0〜1/2秒のものである。
上記の共重合物に添加される硝化綿の添加量は、共重
合物100重量部（固形分）に対し、５重量部未満、好ま
しくは0.05〜4.95重量部、より好ましくは0.1〜4.5重量
部である。上記範囲を超えると、粘着剤として必要な初
期接着性が不十分となり、また、その接着力および保持
力の経時的低下も起る。また、少なすぎると軟質塩化ビ
ニル樹脂成形品への貼付後に粘着力および保持力の経時
的低下が起る傾向がある （２） 粘着剤組成物 以上の構成成分により構成された本発明の可塑剤を含
む塩化ビニル樹脂成形品接着用粘着剤組成物は、可塑剤
を含む塩化ビニル樹脂成形品（シート、フィルム、型材
など）の支持体の表面に塗布されて接着に利用され、ま
た、一般フィルム、紙、基材の片面又は両面に塗布され
て片面又は両面粘着テープを製造し、可塑剤含有塩化ビ
ニル樹脂成形品への接着に利用される。
合物100重量部（固形分）に対し、５重量部未満、好ま
しくは0.05〜4.95重量部、より好ましくは0.1〜4.5重量
部である。上記範囲を超えると、粘着剤として必要な初
期接着性が不十分となり、また、その接着力および保持
力の経時的低下も起る。また、少なすぎると軟質塩化ビ
ニル樹脂成形品への貼付後に粘着力および保持力の経時
的低下が起る傾向がある （２） 粘着剤組成物 以上の構成成分により構成された本発明の可塑剤を含
む塩化ビニル樹脂成形品接着用粘着剤組成物は、可塑剤
を含む塩化ビニル樹脂成形品（シート、フィルム、型材
など）の支持体の表面に塗布されて接着に利用され、ま
た、一般フィルム、紙、基材の片面又は両面に塗布され
て片面又は両面粘着テープを製造し、可塑剤含有塩化ビ
ニル樹脂成形品への接着に利用される。
（３） 可塑剤含有塩化ビニル樹脂成形品 本発明において接着される可塑剤を含有する塩化ビニ
ル樹脂成形品としては、ジオクチルフタレート（DO
P）、ジブチルフタレート（DBP）等の可塑剤を含む塩化
ビニル樹脂成形品である。
ル樹脂成形品としては、ジオクチルフタレート（DO
P）、ジブチルフタレート（DBP）等の可塑剤を含む塩化
ビニル樹脂成形品である。
上記の様に構成された本発明の可塑剤を含む塩化ビニ
ル樹脂成形品接着用粘着剤組成物は、セルロースの水酸
基が極性の高いニトロ基で置換されている硝化綿を含ん
でいるので、塩化ビニル樹脂成形品から浸出する可塑剤
による粘着剤組成物への悪影響を防止し、粘着剤特性を
維持させるものと考えらえる。
ル樹脂成形品接着用粘着剤組成物は、セルロースの水酸
基が極性の高いニトロ基で置換されている硝化綿を含ん
でいるので、塩化ビニル樹脂成形品から浸出する可塑剤
による粘着剤組成物への悪影響を防止し、粘着剤特性を
維持させるものと考えらえる。
これは、同じセルロースエステルでもセルロースアセ
テートブチレート（CAB）のように極性の弱い置換基を
有するものでは、添加しても効果が見られないことから
も推測される。
テートブチレート（CAB）のように極性の弱い置換基を
有するものでは、添加しても効果が見られないことから
も推測される。
しかしながら、このメカニズムに関しては、本発明の
理解のためのものであり、決して、本発明の範囲を限定
するものではないし、これに束縛されないものである。
理解のためのものであり、決して、本発明の範囲を限定
するものではないし、これに束縛されないものである。
本発明を、例によって具体的に説明する。
実施例１ 第１表に示す配合（重量部）で粘着剤組成物を製造し
た。
た。
すなわち、アクリル酸ブチル97部、アクリル酸３部、
酢酸エチル100部、トルエン50部の混合物を、不活性ガ
ス雰囲気下で重合開始剤として過酸化ベンゾイル0.5部
を添加して10時間75℃で重合させ、アクリル系共重合物
を得た。
酢酸エチル100部、トルエン50部の混合物を、不活性ガ
ス雰囲気下で重合開始剤として過酸化ベンゾイル0.5部
を添加して10時間75℃で重合させ、アクリル系共重合物
を得た。
このアクリル系共重合物に粘着付与樹脂（YSポリスタ
ー＃2130、安原油脂工業社製、テルペンフェノール共重
合体）20部、５秒硝化綿１部、架橋剤（コロネートＬ、
日本ポリウレタン社製）２部を添加して粘着剤組成物を
製造した。
ー＃2130、安原油脂工業社製、テルペンフェノール共重
合体）20部、５秒硝化綿１部、架橋剤（コロネートＬ、
日本ポリウレタン社製）２部を添加して粘着剤組成物を
製造した。
得られた粘着剤組成物について、レーヨン不織布に総
厚140μとなる様に両面転写塗布したテープの片面に25
μポリエステルフィルムをバッキング材として貼り合わ
せ、他面にジオクチルフタレート50部を含有するポリ塩
化ビニルシート（0.7mm厚）を貼り合わせて試料を作成
した。
厚140μとなる様に両面転写塗布したテープの片面に25
μポリエステルフィルムをバッキング材として貼り合わ
せ、他面にジオクチルフタレート50部を含有するポリ塩
化ビニルシート（0.7mm厚）を貼り合わせて試料を作成
した。
これを40℃および70℃の雰囲気で７日間放置した後の
テープとシートとの界面の粘着力および保持力を測定し
た。
テープとシートとの界面の粘着力および保持力を測定し
た。
下記の試験を実施し、その結果を第１表に示す。
イ…初期粘着力 ステンレス板に25μPETでバッキングしてある両面テ
ープの他面を貼付け、20分後に180度角で300mm/分の速
度で剥離しそのときの強度〔g/20mm〕を測定する。
ープの他面を貼付け、20分後に180度角で300mm/分の速
度で剥離しそのときの強度〔g/20mm〕を測定する。
ロ…保持力 ステンレス板に25μPETでバッキングしてある両面テ
ープの他面を20×20mm2で貼付け、40℃雰囲気で500gの
荷重を掛け、60分後のずれた距離〔mm〕又は落下するま
での時間を測定する。
ープの他面を20×20mm2で貼付け、40℃雰囲気で500gの
荷重を掛け、60分後のずれた距離〔mm〕又は落下するま
での時間を測定する。
ハ…ボールタック J.DOW法による（30度角、20℃）。
ニ…常態粘着力 ジオクチルフタレートを50部含有するポリ塩化ビニル
樹脂製シート（厚さ0.7mm）を被着体とし、貼付24時間
後の粘着力を測定する。
樹脂製シート（厚さ0.7mm）を被着体とし、貼付24時間
後の粘着力を測定する。
ホ…老化後粘着力 ポリ塩化ビニル樹脂製シートに試料を貼付し、40℃お
よび70℃にて７日間放置したものを、更に20℃で24時間
放置した後、ポリ塩化ビニル樹脂製シートとの粘着力を
測定する。
よび70℃にて７日間放置したものを、更に20℃で24時間
放置した後、ポリ塩化ビニル樹脂製シートとの粘着力を
測定する。
ヘ…老化後保持力 ホと同様に放置した試料について、ポリ塩化ビニル樹
脂製シートとの保持力を測定する。
脂製シートとの保持力を測定する。
実施例２〜４ 第１表に示す配合割合で粘着剤組成物を調製した以外
は実施例１と同様に製造し、その得られた粘着剤組成物
について実施例１と同様に試験をし、その試験結果を第
１表に示す。
は実施例１と同様に製造し、その得られた粘着剤組成物
について実施例１と同様に試験をし、その試験結果を第
１表に示す。
比較例１〜３ 第２表に示す配合割合で粘着剤組成物を調製した以外
は実施例１と同様に製造し、その得られた粘着剤組成物
について実施例１と同様に試験をし、その試験結果を第
２表に示す。
は実施例１と同様に製造し、その得られた粘着剤組成物
について実施例１と同様に試験をし、その試験結果を第
２表に示す。
比較例４ 実施例１の硝化綿に代えて、エチルセルロースを使用
した以外は実施例１と同様にして粘着剤組成物を製造
し、その得られた粘着剤組成物について実施例１と同様
に試験をし、その試験結果を第２表に示す。
した以外は実施例１と同様にして粘着剤組成物を製造
し、その得られた粘着剤組成物について実施例１と同様
に試験をし、その試験結果を第２表に示す。
〔発明の効果〕 実施例から実証されるように、本発明の可塑剤を含む
塩化ビニル樹脂成形品の接着に適した粘着剤組成物によ
って、可塑剤含有塩化ビニル樹脂成形品に貼付後の経時
的な粘着力および保持力の低下を十分に防止することが
できる。
塩化ビニル樹脂成形品の接着に適した粘着剤組成物によ
って、可塑剤含有塩化ビニル樹脂成形品に貼付後の経時
的な粘着力および保持力の低下を十分に防止することが
できる。
Claims (2)
- 【請求項１】アルキル基の炭素数が１〜10のアクリル酸
アルキルエステル50〜99.95重量％と、極性基を有する
不飽和単量体0.05〜20重量％と、共重合可能なビニル系
単量体０〜30重量％とからなる共重合物100重量部に対
して、５重量部未満の硝化綿を添加したことを特徴とす
る、可塑剤を含む塩化ビニル樹脂成形品接着用粘着剤組
成物。 - 【請求項２】硝化綿の添加量が0.1〜4.5重量部である、
特許請求の範囲第１項に記載の可塑剤を含む塩化ビニル
樹脂成形品接着用粘着剤組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62063439A JP2575377B2 (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 | 可塑剤を含む塩化ビニル樹脂成形品接着用粘着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62063439A JP2575377B2 (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 | 可塑剤を含む塩化ビニル樹脂成形品接着用粘着剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63230783A JPS63230783A (ja) | 1988-09-27 |
| JP2575377B2 true JP2575377B2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=13229296
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62063439A Expired - Fee Related JP2575377B2 (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 | 可塑剤を含む塩化ビニル樹脂成形品接着用粘着剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2575377B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10259618A1 (de) * | 2002-12-18 | 2004-07-08 | Tesa Ag | Klebeband zum Schützen, Kennzeichnen, Isolieren und Ummanteln |
| CN115340835A (zh) * | 2022-08-16 | 2022-11-15 | 东莞理工学院 | 一种高剥离导电聚丙烯酸酯压敏胶及其制备方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55110172A (en) * | 1979-02-15 | 1980-08-25 | Sanyo Chem Ind Ltd | Hot-melt pressure-sensitive adhesive composition |
-
1987
- 1987-03-18 JP JP62063439A patent/JP2575377B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63230783A (ja) | 1988-09-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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