JP2575321B2 - 食品冷凍法およびその冷凍装置 - Google Patents

食品冷凍法およびその冷凍装置

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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D13/00Stationary devices, e.g. cold-rooms
    • F25D13/06Stationary devices, e.g. cold-rooms with conveyors carrying articles to be cooled through the cooling space
    • F25D13/065Articles being submerged in liquid coolant

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、食肉等の食品に適したコンベヤー式食品冷
凍法およびその冷凍装置に関するものである。
従来の技術 従来は、食肉等の食品を冷凍保存するのに冷媒とし
て、冷気を用い、これによる凍結方式を採用使用してい
た。
この従来の食肉を冷凍する方法およびその冷凍装置
は、第9図に示すように、食品Fを冷凍密閉室1内に収
納し、これに冷気Nを矢印の方向に、吹き付けで冷凍す
る冷気による凍結方式である。
この方式であると、食肉の場合、冷凍肉の冷凍状態が
悪るく、これを解凍するとドリップが生じ、血液ととも
に食肉の成分が流出してしまい、食肉としての味覚が低
下するなどの欠点があった。また、超低温の冷気気流に
よって食品を凍結させるから、冷気流が直接接触しにく
い食品の奥側、側面、底部などに冷凍むらが生じやすか
った。
食品凍結は、被凍結食品の最大氷結晶生成帯(−1℃
〜−5℃)を如何に早く通過するかである。
凍結食肉中の水分の凍結結晶は緩慢凍結では、氷晶が
大きく細胞を破壊し、そのため解凍時にドリップが出や
すく成分が抜け、鮮度・味覚が落ち、また、雑菌の付着
を多くするため腐敗が早くなる。
また、特開昭62−3736号公報には、タンク内に撹拌
軸、冷凍用配管、魚介類の肉片を入れるバスケットを備
え、タンク外にモータ、コンプレッサーを設置し、プロ
ピレングリコール、塩化カルシュウム及び水からなる溶
液に菜種油を添加したブラインを冷却し、該ブラインに
魚介類を浸漬し冷凍することを特徴とする魚介類の急速
凍結法について記載され、このような冷凍方法も従来か
ら知られている。
発明が解決しようとする課題 本発明は、従来の欠点を解消し、食品の凍結温度、凍
結漬け込み時間を適確に制御し、短時間で連続的に冷凍
し、冷凍食品の解凍後の品質・鮮度・味覚を保持し、低
下しない超高速度食品冷凍法およびその冷凍装置を提供
することを目的とする。
課題を解決するための手段 本発明の食品冷凍法は、不凍液槽内で、不凍液を充満
した不凍液槽の長手二方向の左右各内壁面に沿って垂直
方向に一定間隔に配置したステンレス製冷却コイル管に
より二次冷媒のエチルアルコール水溶液の不凍液を均一
に冷却し、不凍液槽の中央部に移送装置として不凍液中
に設けた下部のステンレス製ネットコンベヤー上面およ
び上部のステンレス製ネットコンベヤー底面の間に、食
品を供給し、この冷却された不凍液を食品移送装置と前
記冷却コイル管の間に一定間隔に垂直に設けたプロペラ
式撹拌機により撹拌し、この冷却不凍液の撹拌液流中に
食品を浮遊浸漬しながら、移送装置により移送させ、移
動時間を調整し、不凍液の温度を温度センサーにより超
低温度(−30℃〜−50℃)に温度制御して超高速度で均
一に凍結することを特徴とする。
また、食品冷凍装置は、不凍液を充満した不凍液槽の
長手二方向の左右各内壁面に沿ってステンレス製冷却コ
イル管を垂直方向に一定間隔に配置し、このステンレス
製冷却コイル管の間に一定間隔に垂直にプロペラ式撹拌
機を設け、不凍液槽の中央部に食品用ステンレス製移送
装置として、不凍液槽中に上部および下部各ステンレス
製ネットコンベヤーを構成し、移送装置による移送時間
を調整し、不凍液の温度を温度センサーにより超低温度
(−30℃〜−50℃)に温度制御して超高速度で均一に凍
結することができるようにし、食品用ステンレス製移送
装置として不凍液槽中に上部および下部の各ステンレス
製ネットコンベヤーを設置し、上下のネットコンベヤー
間に食品を供給する供給口部を設け、上部コンベヤーに
は食品を誘導するように爪を設け、食品の排出口部の下
部コンベヤーに水平部を形成し、凍結食品を自動的に連
続して取り出すことができるような排出装置を設置し、
排出口部にはエアーシャワーを設ける。
作用 本発明の冷凍法は、不凍液の温度が温度センサーによ
り調節され、不凍液が冷却コイル管により均一に冷却さ
れ、不凍液槽内を流動する冷却不凍液中に浸漬し、移動
する食肉等は、超高速度で短時間に均一に凍結され、ま
た、解凍も容易である凍結食肉等をうることができる。
また、本発明の冷凍装置は、冷却コイル管が不凍液槽
の内壁面に沿って垂直に配置されているから不凍液は均
一に冷却され、移送装置とプロペラ式撹拌機による撹拌
流により食品を冷却するような装置になっているから冷
凍効率がよく食肉等を所定の温度で均一に凍結すること
ができる。そして、上部および下部のネットコンベヤー
によって食品を連続的に移送し、凍結させるから加工能
率が向上する。
実施例 本発明の食品冷凍法の実施例についてその冷凍装置と
ともに図面を参照して説明する。
本発明の食品冷凍法は、第1図ないし第8図に示すよ
うに、不凍液槽2内で、ステンレス製冷却コイル管3に
より二次冷媒のエチルアルコール水溶液の不凍液Eを均
一に冷却し、この冷却された不凍液Eを食品移送装置と
プロペラ式撹拌機6により撹拌し、この撹拌液流中に食
品Fを浸漬しながら、移送装置により移動させ、移動時
間を調整し、不凍液温度を温度センサー18により制御し
て超高速度で均一に凍結することを特徴とする。そし
て、不凍液E中に移送装置として設けた上部および下部
のステンレス製ネットコンベヤー8、7間において、食
品Fを冷却不凍液中に浮遊浸漬して移動しながら超高速
度で均一に凍結するように構成する。
移送装置の上部および下部のステンレス製ネットコン
ベヤー8、7と、モーター19により駆動されるプロペラ
20を有する撹拌機6により不凍液Eを流動するように撹
拌し、このエチルアルコール水溶液の冷却不凍液E中に
食品、たとえば食肉Fを浸漬すれば、第8図に示すよう
に、矢印の方向から、短時間に好ましい状態に冷却され
る。
この場合、食肉Fが均一に冷却されるように、冷凍系
管路Pは、第1図および第3図に示すステンレス製冷却
コイル管3のように、不凍液槽2の長手二方向内面壁
4、5に沿って垂直方向に一定間隔に設けられ、各内壁
面4、5ごとに三列で3か所設けてある。第7図におい
ては、冷凍系管路Pは冷却コイル管3が不凍液槽2の左
右内壁面4、5にそれぞれ2か所設ける場合を図示して
あるが、冷却コイル管3の配置は適宜選定することがで
きる。
撹拌機6は、プロペラ20を固定した撹拌軸21をモータ
ー19により回転し、この回転と移送コンベヤー7、8に
より冷却不凍液Eは、不凍液槽2内において、撹拌流動
するようになっている。そして、この撹拌流により、食
肉Fが均一に冷凍されるのである。この間、温度センサ
ー18により不凍液Eの温度を測定し、温度と浸漬時間が
電気的制御装置22により制御される。
不凍液槽内の不凍液温度は、不凍液が移送コンベヤー
と撹拌機により十分撹拌され均等になる。
被凍結食品を短時間に均等に凍結するには、不凍液温
度にむらを生じさせないことが重要で、冷凍装置内の不
凍液の均等温度は、冷却コイル管を不凍液槽の内壁面に
沿って垂直方向に設けるとともにその間にプロペラ式撹
拌機を配置したことによる撹拌流をもって可能にした。
本発明の装置の必要な部分はステンレス製としたから
耐久性、耐腐食性に優れ、また、非常に衛生的である。
二次冷媒液に使用される各種不凍液(フローズン液)
は、食品添加物として使用されている無色無害であるエ
チルアルコール系フローズン液を用いる。その他、清
水、塩化ナトリュウム、塩化マグネシュウム、塩化カル
シュウム、グリセリン、プロピレングリコール、エチレ
ングリコール等が使用される。
本発明は、不凍液体を超低温度(−30℃〜−50℃)に
して食品全体を包み込むので、すべての方向から食品を
凍結し、むらが皆無で均等に凍結することができる。ま
た、不凍液体は空気より熱伝導率がはるかによいため食
品の凍結点を通過するのが早い、そのため緩慢凍結にな
らないのが特徴である。
本発明の冷凍法は、比較的均温で急速冷凍できるので
食品の外部と中心部分の温度差が少なく、したがって浸
透圧の差が少ないため、食品の表面にクラックが生じる
こともほとんどなく、解凍後も殆んどトリップがでな
い。したがって、凍結状態がよいので普通の解凍方法で
よい。普通の解凍には空気、水等が用いられる。
本発明の冷媒による冷凍法は、きわめて熱伝達の効率
が高く、凍結状態が優れ、他の冷凍方法に比較して、作
業性、冷凍状態、設備費、総合コスト等が優れたコンベ
ヤー式冷凍方法である。
次に、本発明の食品冷凍装置の実施例についてさらに
詳細に説明する。
本発明の冷凍装置は、不凍液Eを充満した不凍液槽2
の長手二方向の左右各内壁面4、5に沿ってステンレス
製冷却コイル管3を垂直方向に一定間隔に配置し、ステ
ンレス製冷却コイル管3の間に各内壁面4、5に沿って
プロペラ式撹拌機6を設け、不凍液槽2の中央部に食品
用移送装置としての下部ステンレス製ネットコンベヤー
7と上部ステンレス製ネットコンベヤー8を配置し、こ
の移送装置を時間的に調整を行ない、温度センサー18を
設け温度制御して、排出口部10より凍結食品Fを自動的
に連続して取り出すことを特徴とし、移送装置としての
下部ネットコンベヤー7の上面と上部ネットコンベヤー
8の底面の間に食品Fを食品供給口部33から供給し、不
凍液E中で食品Fが浮上しないように食品Fを押え、ま
た、食品Fを前方に誘導するように爪9を設けた上部ネ
ットコンベヤー8を設置し、撹拌機6により撹拌されて
いる不凍液流E内に食品Fを浸漬浮遊させ、移送し、凍
結して、排出口部においては、エアーシャワー17により
凍結食品に付着した不凍液を除去して、凍結食品Fを排
出装置に自動的に取り出すことができるように構成して
ある。排出装置はコンベヤー23として図示してあるが、
シュートを設けてもよい。
上部ネットコンベヤー8の表面にはコンベヤー幅の方
向にその幅と同じ長さの爪が一定の間隔をおいて多数形
成されていて、食肉を下部ネットコンベヤー7とともに
食品を誘導し、前方に移送するようになっている。上部
および下部のネットコンベヤーは支持枠27により不凍液
槽内に固定され、下部ネットコンベヤー7は末端水平部
24と傾斜部34が形成され、上部ネットコンベヤー8にも
傾斜部35が形成されている。
不凍液槽2は、ウレタンの断熱槽26を有するステンレ
ス製の液槽で、その上面にコンベヤー部分の上蓋15と冷
却コイル管部分の上蓋16を被せ、冷却コイル管部分の上
蓋16には撹拌機6の駆動用モーター19を固定し、プロペ
ラ20を固定した撹拌軸21を不凍液槽2内に垂下する。コ
ンベヤー部分の上蓋15にはコンベヤー駆動用のモーター
28を設置し、その内面にエアーシャワー17を設けてあ
る。下部ネットコンベヤー7の末端水平部24下方には液
体受板25が設けてある。上蓋15、16は、液槽と同様にウ
レタンの断熱層を有し、上蓋16には蝶番36により開閉自
在の開口部を設け液槽内を観察できるようにする。上蓋
16と液槽2間にはバンド37を固着する。
不凍液槽2の底面には、土台アングル29を設けるとと
もに第2図、第4図ないし第6図に示すように脚台また
は脚輪32を設けてある。
温度センサー18および制御装置22は適宜の場所に設け
る。
第7図を参照して、冷凍装置の配管系統について説明
する。
圧縮機ユニットCは、冷凍圧縮機11、ストレーナー1
2、弁V等を有し、この圧縮機ユニットCと各冷却コイ
ル管3は、調圧弁13、14、その他の弁V、管継手などを
介して接続することにより、管路Pとして連結されてい
る。冷却コイル管3は支持金具31により不凍液槽2内に
固定される。
不凍液の温度の変化と食品の凍結温度を温度センサー
により測定制御し、移送装置の速度を調整するのに制御
装置22のスイッチボタン30の操作により自動的に制御で
きる。
このコンベヤー方式であると、凍結食品の大きさによ
り移動時間を調整することにより、連続して食品を供給
し、短時間に冷凍し、製品を得ることができる。
本発明によれば、ステンレス製移送装置(ネットコン
ベヤー)を設け、不凍液槽内壁部にステンレス製冷却コ
イル管とプロペラ式撹拌機を取り付けて、不凍液を均一
に冷却し、撹拌流中を食品が連続して移送され、その間
に能率よく凍結され、排出口部において付着不凍液が排
除されて凍結食品として他へ移送することができる。
本発明の利用範囲は、魚介類、食肉、食鳥、果実、そ
の他、広く利用できるものである。
発明の効果 本発明の食品冷凍法およびその冷凍装置によれば、超
急速凍結なので冷凍肉等の冷凍状態がよく、食品の細胞
の変化および組織の破壊などが非常に少なく、解凍時の
ドイップがでない。そのため解凍庫での解凍の必要がな
く、解凍もフレッシュな状態に戻るから、解凍手段を選
ばない。超急速凍結なので細胞が破壊されないため従来
の冷蔵解凍でよい。被凍結食品を生で凍結させれば製品
な凍結前の状態に近い状態に戻る。
本発明によれば、従来の冷気凍結の場合、24時間かか
った凍結の例がわずか30分ですむ超急速凍結であって、
食品、とくに食肉では、その品質・鮮度・味覚を短時間
にそのまま連続的に凍結することができ、解凍も容易
で、能率がよく、食品加工産業上、多大の貢献をするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は、本発明の実施例を示し、第1図
は冷凍装置の側面断面図、第2図は冷却コイル管と撹拌
機を除いたコンベヤー装置を示すための側面断面図、第
3図はコンベヤー、冷却コイル管および撹拌機の配置を
示すための平面断面図、第4図は排出口部の断面図、第
5図はプロペラ式撹拌機部の断面図、第6図は冷却コイ
ル管部の断面図、第7図は冷凍装置の配管系統図、第8
図は本発明の冷凍状態を示す説明図である。第9図は冷
気による冷気状態を示す従来の冷気凍結方法およびその
冷凍装置の説明図である。 1……冷凍密閉室、2……不凍液槽 3……冷却コイル管、4、5……液槽の内壁面、6……
撹拌機、7……下部ネットコンベヤー、8……上部ネッ
トコンベヤー、9……爪、10……排出口部、11……冷凍
圧縮機、12……ストレーナー、13、14……調圧弁、15…
…コンベヤー部分の上蓋、16……冷却コイル管部分の上
蓋、17……エアーシャワー、18……温度センサー、19…
…撹拌機用モーター、20……撹拌機のプロペラ、21……
撹拌機軸、22……制御装置、23……排出用コンベヤー、
24……下部コンベヤーの末端水平部、25……液体受板、
26……断熱層、27……コンベヤー支持枠、28……コンベ
ヤー駆動用モーター、29……土台アングル、30……スイ
ッチボタン、31……冷却コイル管支持金具、32……脚台
または脚輪、33……食品供給口部、34……下部コンベヤ
ーの傾斜部、35……上部コンベヤーの傾斜部、36……蝶
番、37……バンド C……圧縮機ユニット、E……不凍液(フローズン
液)、F……食品、N……冷気、P……冷凍系管路、V
……弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−107779(JP,A) 実願 昭57−38627号(実開 昭58− 141174号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U) 実願 昭62−99153号(実開 昭64− 4354号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】不凍液槽内で、不凍液を充満した不凍液槽
    の長手二方向の左右各内壁面に沿って垂直方向に一定間
    隔に配置したステンレス製冷却コイル管により二次冷媒
    のエチルアルコール水溶液の不凍液を均一に冷却し、不
    凍液槽の中央部に移送装置として不凍液中に設けた下部
    のステンレス製ネットコンベヤー上面および上部のステ
    ンレス製ネットコンベヤー底面の間に、食品を供給し、
    この冷却された不凍液を食品移送装置と前記冷却コイル
    管の間に一定間隔に垂直に設けたプロペラ式撹拌機によ
    り撹拌し、この冷却不凍液の撹拌液流中に食品を浮遊浸
    漬しながら、移送装置により移送させ、移動時間を調整
    し、不凍液の温度を温度センサーにより超低温度(−30
    ℃〜−50℃)に温度制御して超高速度で均一に凍結する
    ことを特徴とする食品冷凍法。
  2. 【請求項2】不凍液を充満した不凍液槽の長手二方向の
    左右各内壁面に沿ってステンレス製冷却コイル管を垂直
    方向に一定間隔に配置し、このステンレス製冷却コイル
    管の間に一定間隔に垂直にプロペラ式撹拌機を設け、不
    凍液槽の中央部に食品用ステンレス製移送装置として、
    不凍液槽中に上部および下部各ステンレス製ネットコン
    ベヤーを構成し、移送装置による移送時間を調整し、不
    凍液の温度を温度センサーにより超低温度(−30℃〜−
    50℃)に温度制御して超高速度で均一に凍結することを
    特徴とする食品冷凍装置。
  3. 【請求項3】食品用ステンレス製移送装置として不凍液
    槽中に上部および下部の各ステンレス製ネットコンベヤ
    ーを設置し、上下のネットコンベヤー間に食品を供給す
    る供給口部を設け、上部コンベヤーには食品を誘導する
    ように爪を設け、食品の排出口部の下部コンベヤーに水
    平部を形成し、凍結食品を自動的に連続して取り出すこ
    とができるような排出装置を設置し、排出口部にはエア
    ーシャワーを設けたことを特徴とする特許請求の範囲第
    2項記載の食品冷凍装置。
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JPS62107779A (ja) * 1985-11-01 1987-05-19 Kazunobu Abe 農水産物や加工食品類の急速冷凍用不凍液並びに農水産物や加工食品類の急速冷凍装置
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