JP2575261Y2 - 高所作業車の送油装置 - Google Patents

高所作業車の送油装置

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JP2575261Y2
JP2575261Y2 JP1993010391U JP1039193U JP2575261Y2 JP 2575261 Y2 JP2575261 Y2 JP 2575261Y2 JP 1993010391 U JP1993010391 U JP 1993010391U JP 1039193 U JP1039193 U JP 1039193U JP 2575261 Y2 JP2575261 Y2 JP 2575261Y2
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hydraulic
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hose
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hydraulic cylinder
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豊 西原
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Tadano Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、一対のリンクの各長手
方向中間部を中間支軸によって互いに回動自在に枢着連
結してなるX型リンク機構を上下方向に複数個連結して
構成した昇降機構を、車輌上に取り付け、この昇降機構
の上端部に取り付けた作業台を当該昇降機構により昇降
させるようにした高所作業車、特に、昇降機構を昇降駆
動する油圧シリンダを上段側のX型リンク機構に取り付
けてなる高所作業車に用いられる送油装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】本考案の送油装置が適用される高所作業
車を、図2に基づいて説明する。図2において、高所作
業車Aは、一対のリンク1,2の中間部を中間支軸3に
よって互いに回動自在に枢着連結してなるX型リンク機
構4の複数個を、上下方向に連結して構成した昇降機構
5を、車輌6上に取り付け、この昇降機構5の上端部に
取り付けた作業台7を当該昇降機構5により昇降させる
ようにしている。8は、昇降機構5を昇降駆動させるた
めの油圧シリンダであり、この油圧シリンダ8は、昇降
機構5における上段側のX型リンク機構4に取り付けら
れている。即ち、油圧シリンダ8は、その一端部を上段
側のX型リンク機構4を構成する一対のリンク1,2の
一方のリンク1の適所に枢着連結8aされ、その他端部
を上段側のX型リンク機構4を構成する一対のリンク
1,2の他方のリンクの適所に枢着連結8bされてい
る。
【0003】図2の例では、昇降機構5を昇降駆動する
ため、上段側のX型リンク機構に取り付けられた前記油
圧シリンダ8とはの別の他の油圧シリンダ9が取り付け
られている。即ち、この油圧シリンダ9は、その一端部
を下段側のX型リンク機構4を構成する一対のリンク
1,2の一方のリンク2の適所に枢着連結9aされ、そ
の他端部を下段側のX型リンク機構4を構成する一対の
リンク1,2の一方のリンク1の適所に枢着連結9bさ
れており、前記油圧シリンダ8と共同して昇降機構5を
昇降駆動するようになっている。
【0004】前記車輌6には、昇降機構5を昇降駆動さ
せるための油圧を発生する油圧ユニット10(油圧制御
弁を含む)が取り付けられており、この油圧ユニット1
0と、上段側のX型リンク機構4に取り付けた前記油圧
シリンダ8および下段側のX型リンク機構4に取り付け
た前記油圧シリンダ9が、作動油給排用の油圧ホース1
1および12を介して接続されている。このような高所
作業車は周知のものである。
【0005】ところで、上記従来の高所作業車Aにおい
ては、油圧ユニット10と上段側のX型リンク機構4に
取り付けた油圧シリンダ8間の送油装置は、前記油圧ホ
ース11を、下段側のX型リンク機構4の一方のリンク
1と車輌6の連結部に緩い湾曲部を持たせた後、下段側
のX型リンク機構4におけるリンク1に沿設固定し、更
に、下段側のX型リンク機構4のリンク1の上端部に連
結された直上段側のX型リンク機構4のリンク2下端部
の連結部に緩い湾曲部を持たせた後、当該直上段側のX
型リンク機構4のリンク2に沿設した構成としていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、油圧
ユニット10から昇降機構5における上段側のX型リン
ク機構4に取り付けた油圧シリンダ8に至る送油装置
を、上記従来技術の如く構成したものにあっては、油圧
ホース11が各段のX型リンク機構4の一方のリンク1
又は2に、ほぼ全長に渡って沿設固定する必要があるた
め、油圧ホース11の全長が長くなりコストが高くなる
という問題があった。この考案の目的は、油圧ユニット
10と油圧シリンダ8間の新規な送油装置を提供し、従
来の送油装置に比して油圧ホース11の全長を短くしよ
うとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案の高所作業車の送油装置は、昇降機構5にお
ける下段側のX型リンク機構4の中間支軸3、または下
段側のX型リンク4を構成する一対のリンク1,2のう
ち一方のリンク(1又は2)における前記中間支軸3近
傍位置に、その中間部を揺動自在に枢着連結したホース
支持バーを取り付け、車輌6に配置した油圧ユニット1
0から前記油圧シリンダ8に作動油を給排する油圧ホー
ス11の途中を、前記ホース支持バーに沿設固定して構
成したものである。
【0008】
【作用】以上の如く構成した本考案の高所作業車の送油
装置は、車輌6に取り付けた油圧ユニット10と、上段
側のX型リンク機構に取り付けた油圧シリンダ8間に配
設された油圧ホース11の途中が、下段側のX型リンク
機構4の中間支軸3または中間支軸3近傍に揺動自在に
取り付けたホース支持バーに沿設固定されているので、
昇降機構4が上昇駆動された状態ではこのホース支持バ
ーが鉛直姿勢となる方向へ揺動する関係上、油圧ホース
11が短い経路を経て油圧ユニット10と油圧シリンダ
8間を接続することができるのである。
【0009】
【実施例】以下本考案の高所作業車の送油装置の実施例
を、図1に基づいて説明する。本考案の送油装置の特徴
部分は、従来の送油装置における油圧ホース11の中間
部の支持方法を変更したものであるから、この点を除き
上述の符号および説明を以下の説明においても援用する
ものとする。
【0010】図1において、13は、下段側のX型リン
ク機構4の中間支軸3に、その中間部を揺動自在に枢着
連結したホース支持バーである。車輌6に配置した油圧
ユニット10から上段側のX型リンク機構4に取り付け
た油圧シリンダ(昇降機構5を昇降駆動する油圧シリン
ダ)8に作動油を給排する油圧ホース11は、その途中
を前記ホース支持バー13に沿設固定されている。そし
て、油圧ホース11は、昇降機構5が上昇した状態(図
1の状態)では前記ホース支持バー13が鉛直方向に揺
動した状態で、車輌6側と油圧シリンダ8側を(油圧ホ
ース11にある程度の緩みを残して)可能な限り最短距
離で接続できる如き長さに設定されている。昇降機構5
を下降させた状態(各X型リンク機構4,4の各リンク
1,2がほぼ水平になる状態であり、図1に二点鎖線で
示す状態)では、前記ホース支持バー13もほぼ水平と
なるのである。
【0011】尚、上記の実施例では、ホース支持バー1
3はその中間部を、下段側のX型リンク機構4の中間支
軸3に揺動自在に取り付けたものとして説明したが、こ
のホース支持バー13はその中間部を、下段側のX型リ
ンク4を構成する一対のリンク1,2のうち一方のリン
ク(1又は2)における前記中間支軸3近傍位置に揺動
自在に取り付けてもよいこと勿論である。
【0012】
【考案の効果】以上の如く構成し作用する本考案の高所
作業車の送油装置は、極めて簡単な構成でありながら上
段側のX型リンク機構に配置した油圧シリンダへの作動
油の給排を、従来に比べて短い油圧ホースで行うことが
できるので、そのコストを安価にすることができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る高所作業車の送油装置の説明図で
ある。
【図2】従来の高所作業車の送油装置の説明図である。
【符号の説明】
1,2;リンク、3;中間支軸、4;X型リンク機構、
5;昇降機構、6;車輌、7;作業台、8;油圧シリン
ダ(上端側のX型リンク機構に配置したもの)、8a;
枢着連結、8b;枢着連結、9;油圧シリンダ(下段側
のX型リンク機構に配置したもの)、9a;枢着連
結、9b;枢着連結、10;油圧ユニット、11;油圧
ホース、12;油圧ホース、13;ホース支持バー、

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のリンク1,2の各長手方向中間部
    を中間支軸3によって互いに回動自在に枢着連結してな
    るX型リンク機構4を上下方向に複数個連結して構成し
    た昇降機構5を、車輌6上に取り付け、この昇降機構5
    の上端部に取り付けた作業台7を当該昇降機構5により
    昇降させるようにし、昇降機構5を昇降駆動させるため
    の油圧シリンダ8が上段側のX型リンク機構4に取り付
    けられたものにおいて、昇降機構5における下段側のX
    型リンク機構4の前記中間支軸3、または下段側のX型
    リンク機構4を構成する一対のリンク1,2のうち一方
    のリンク1又は2における前記中間支軸3近傍位置に、
    その中間部を揺動自在に枢着連結したホース支持バー1
    3を取り付け、車輌6に配置した油圧ユニット10から
    前記油圧シリンダ8に作動油を給排する油圧ホース11
    の途中を、前記ホース支持バー13に沿設固定したこと
    を特徴とする高所作業車の送油装置。
JP1993010391U 1993-02-15 1993-02-15 高所作業車の送油装置 Expired - Lifetime JP2575261Y2 (ja)

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JPH0663594U JPH0663594U (ja) 1994-09-09
JP2575261Y2 true JP2575261Y2 (ja) 1998-06-25

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