JP2575047Y2 - コネクタのロック装置 - Google Patents

コネクタのロック装置

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JP2575047Y2
JP2575047Y2 JP1991080146U JP8014691U JP2575047Y2 JP 2575047 Y2 JP2575047 Y2 JP 2575047Y2 JP 1991080146 U JP1991080146 U JP 1991080146U JP 8014691 U JP8014691 U JP 8014691U JP 2575047 Y2 JP2575047 Y2 JP 2575047Y2
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英樹 大住
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Yazaki Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は主として自動車用ワイヤ
ハーネスの接続に用いられるコネクタのロック装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図7において(特公昭60−24538
号)、aは雌コネクタであって上面にロック用突起bを
有し、cは雄コネクタで上面に片持ちの可撓ロック腕d
を有し、雄コネクタcを雌コネクタaに嵌合した際に可
撓ロック腕dの自由端部における係止突起eがロック用
突起bに係合する。
【0003】ロック用突起bは表面において前方から後
方にかけて山形状にテーパー状案内面b,bを有す
ると共に後端にロック係合面bを有し、ロック係合面
の内側に後方から前方へ向けてテーパー状に拡開す
るロック解離用案内部bを有する。
【0004】可撓ロック腕dは2本の可撓片d,d
が間隔dを有して並設されると共に自由端部において
門型連結部dにより結合され、門型連結部d内にお
いて一対の可撓片d,dの対向側には間隔d内に
突出して前記係止突起eが設けられている。
【0005】雌、雄コネクタa,cの結合時において、
可撓ロック腕dの自由端における係止突起eはテーパー
状案内面b,b上を摺動しながらロック用突起bを
乗り越えてその後端のロック係合面bに係合する(図
10)。ロックを解除するには、図12の如くに、門型
連結部dを押して可撓ロック腕dの自由端部を内側へ
変位させることにより一対の係止突起e,e間の間隔d
内にロック解離用案内部bを進入させて門型連結部
を変形させつつ係止突起e,eの通過を許容する
(図13)。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】上記従来例にあって
は、ロック解除時において可撓ロック腕dがロック解離
用案内部bによって強制的に変形されるので、抵抗が
生じてロック解除操作に余分な力を必要とすると共に可
撓ロック腕dが変形して本来のロック作用が損なわれる
おそれがある。
【0007】本考案は上記した点に着目し、ロック解除
操作が容易な片持ちタイプの可撓ロック腕を有するロッ
ク装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案においては、雄コネクタに後方の立上り基部
を介して前方へ延長する可撓ロック腕を設け、雌コネク
タに起立部を介してロック用突起を設けると共に該起立
部の両側方且つ該ロック用突起の内方部分にロック解離
許容空間を設け、該可撓ロック腕の自由端部に門型ロッ
ク係合部を設けると共に該門型ロック係合部内に対向側
に向けて一対の係止突起を該起立部の巾 よりも大きい間
隔を存して設け、雌、雄コネクタの結合時において該門
型ロック係合部内の該係止突起は該ロック用突起を乗り
越えてその後端のロック係合面に係合し、ロック解除時
に該自由端部を押し下げることにより該係止突起が該ロ
ック係合面を外れると共に、該間隔と該ロック解離許容
空間を介して該可撓ロック腕と該ロック用突起を解離し
得る構成を採用した。
【0009】
【作用】ロック解除時において、ロック用突起は可撓ロ
ック腕の係止機構部分を変形することなくして直ちにロ
ックの解離を許容する。
【0010】
【実施例】雌コネクタAの上面にはロック用突起Bが設
けられ、雄コネクタCの上面には可撓ロック腕Dが後方
の立上り基部1を介して前方へ延長して設けられてい
る。ロック用突起Bの表面において前方から後方にかけ
てテーパー状案内面2が形成され、後端の外方にロック
係合面3が形成されている。
【0011】ロック用突起Bの内側(起立側)におい
て、前後方向に延長する細巾L起立部4が形成され
ると共に、起立部4の両側にロック解離許容空間4a,
4aが形成されている。可撓ロック腕Dは2本の可撓片
5,5が間隔Lを存して並設されると共に自由端部に
可撓片5,5を結合する門型ロック係合部6が設けら
門型ロック係合部6内において対向側には間隔L
内に突出して係止突起7,7が設けられている。係止突
7,7は前端内方と後端外方にテーパー状摺動面7
a,7bを有し、一対の係止突起7,7間の間隔L
起立部4の巾Lより大である。
【0012】上記構成において、雌、雄のコネクタA,
Cの結合時には、可撓ロック腕Dの自由端における門型
ロック係合部6内の係止突起7,7はテーパー状摺動面
7aを介してロック用突起Bのテーパー状案内面2を摺
動しながら移動し、係止突起7がロック用突起Bを乗り
越えたところで可撓ロック腕Dが復元して係止突起7が
ロック用突起Bのロック係合面3に係合する(図2,図
3)。
【0013】そして、ロックを解除するには、図4の如
くに、門型ロック係合部6を押して可撓ロック腕Dの自
由端部を内側へ変位させることにより一対の係止突起
7,7間の間隔L起立部4に対向させ、この状態で
雌、雄のコネクタA,Cを引き離すと間隔L>起立部
4の巾L とロック解離許容空間4a,4aによって係
止突起7,7と起立部4の移動許容され、そのままの
状態で直ちにロックが解離される。
【0014】図6の実施例では、電気接続箱Eの一側に
おいて十字状に端子収容室を配列した雄コネクタC′と
可撓ロック腕D′が設けられ、雌コネクタA′の十字状
の套体部8における起立部としての対向側壁9,9の外
に一対のロック用突起B′が突設されている。可撓ロ
ック腕D′は2本の可撓片5′,5′が間隔L′を存し
て並設されると共に自由端部には可撓片5′,5′を結
する門型ロック係合部6′が設けられ、門型ロック係
合部6′内において対向側には間隔L′内に突出して係
止突起7′,7′が設けられている。
【0015】この場合において、雌コネクタA′を雄コ
ネクタC′に嵌合すると可撓ロック腕D′の係止突起
7′,7′はロック用突起B′,B′を乗り越えてこれ
にロック結合し、門型ロック係合部6′を介して可撓ロ
ック腕D′の自由端部を押し下げることにより係止突起
7′,7′がロック用突起B′,B′を外れるので、
記実施例と同様にこの状態で雌,雄コネクタA′,C′
を引き離すことができる。
【0016】
【考案の効果】本考案は上記した如くに、雄コネクタに
後方の立上り基部を介して前方へ延長する可撓ロック腕
を設け、雌コネクタに起立部を介してロック用突起を設
けると共に該起立部の両側方且つ該ロック用突起の内方
部分にロック解離許容空間を設 け、該可撓ロック腕の自
由端部に門型ロック係合部を設けると共に該門型ロック
係合部内に対向側に向けて一対の係止突起を該起立部の
巾よりも大きい間隔を存して設け、雌、雄コネクタの結
合時において該門型ロック係合部内の該係止突起は該ロ
ック用突起を乗り越えてその後端のロック係合面に係合
し、ロック解除時に該自由端部を押し下げることにより
該係止突起が該ロック係合面を外れると共に、該間隔と
該ロック解離許容空間を介して該可撓ロック腕と該ロッ
ク用突起を解離し得るものであるから、可撓ロック腕の
自由端部を押し下げることにより、ロック用突起との係
合を外すと共にこの状態から直ちに雌、雄のコネクタを
解離することができるので、一対のコネクタのロック解
離操作が容易であると共に可撓ロック腕を損傷すること
がない。また、本考案においては、起立部を介して設け
たロック用突起と可撓ロック腕の門型ロック係合部内に
設けた係止突起の構造により、ロック用突起を雌コネク
タの構成から独立して設けることが可能となり、コネク
タの構造を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例について雌、雄のコネクタを
分離した状態の斜視図である。
【図2】同上のロック結合状態における一部の側面図で
ある。
【図3】同上の一部の平面図である。
【図4】同上のロック解除操作時の一部の側面図であ
る。
【図5】図4のX−X線断面図である。
【図6】他の実施例について、雌、雄のコネクタを分離
した状態の斜視図である。
【図7】従来例について雌、雄コネクタの分離状態を示
す斜視図である。
【図8】同上の雄コネクタの斜視図である。
【図9】同上のロック用突起の斜視図である。
【図10】同上のロック結合状態を示す要部の側面図で
ある。
【図11】同上のロック結合状態を示す要部の平面図で
ある。
【図12】同上のロック解除操作状態を示す要部の側面
図である。
【図13】同上のロック解除操作状態を示す要部の正面
図である。
【符号の説明】
A,A′ 雌コネクタ C,C′ 雄コネクタ B,B′ ロック用突起 D,D′ 可撓ロック腕 3 ロック係合面 6,6′ 門型ロック係合部 7,7′ 係止突起4,9 起立部 4a ロック解離許容空間 間隔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雄コネクタに後方の立上り基部を介して
    前方へ延長する可撓ロック腕を設け、雌コネクタに起立
    部を介してロック用突起を設けると共に該起立部の両側
    方且つ該ロック用突起の内方部分にロック解離許容空間
    を設け、該可撓ロック腕の自由端部に門型ロック係合部
    を設けると共に該門型ロック係合部内に対向側に向けて
    一対の係止突起を該起立部の巾よりも大きい間隔を存し
    て設け、雌、雄コネクタの結合時において該門型ロック
    係合部内の該係止突起は該ロック用突起を乗り越えてそ
    の後端のロック係合面に係合し、ロック解除時に該自由
    端部を押し下げることにより該係止突起が該ロック係合
    面を外れると共に、該間隔と該ロック解離許容空間を介
    して該可撓ロック腕と該ロック用突起を解離し得ること
    を特徴とするコネクタのロック装置。
JP1991080146U 1991-10-02 1991-10-02 コネクタのロック装置 Expired - Fee Related JP2575047Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB8308074D0 (en) * 1983-03-24 1983-05-05 Amp Great Britain Electrical connector assembly

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