JP2574514B2 - 分散通信ネットワーク - Google Patents
分散通信ネットワークInfo
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- H04L45/00—Routing or path finding of packets in data switching networks
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Communication Control (AREA)
Description
制御がネットワークの複数のノード間で集中されないで
分散される通信ネットワークに関する。
ビスと、コネクションレスサービスとのいずれかを提供
するように構成されている。前者に於いては、ネットワ
ークのソースノードと宛先ノードの間に回線が確立さ
れ、それらのノード間で伝送されるデータは全て、その
回線に組み込まれたリンク及びノードを介して行くよう
になっている。この回線は、コールが終了された時にの
み解放されるようになっている。そのような構成は、デ
ータの全てがソースノードから伝送されたのと同じ順番
で宛先ノードに到着するという効果を有している。
称され、本明細書中に於いても、以降はそう称する)を
介して、ソースノードと宛先ノード間でデータが伝送さ
れる。ここで、このデータグラムはそれぞれ、宛先ノー
ドのアドレスを有しており、この宛先ノードへはネット
ワークの一つ以上の経路に沿って行くようになってい
る。この経路は一般に、そのネットワークの状態に依存
して選択されるようになっている。よって、ソースノー
ドからのデータグラムは、遅延を有するネットワークを
通る非常に多数の経路を介して、宛先ノードに到着する
ことができる。つまりこの場合は、データグラムが宛先
ノードに到着する順番は、データグラムがソースノード
から送信された順番には必ずしも対応していない。従っ
て通常は、そのようなネットワークの宛先ノードで、受
信されたデータの順番を元に戻すために施設が必要とさ
れている。
は、Tanenbaum“Computer Netwarks"2nd Edn.(1989)P
rentice−Hall Inc.を、特には、その第15頁の第1図乃
至第7図に示されたOSI基準モデルを参照されたい。こ
のモデルに於いては、ネットワークは、7階層に概念的
に分割されている。以下の説明は主として、階層3のネ
ットワークレイヤに関している。いくつかの重要なネッ
トワークを、以下に要約する。
よって管理されている商業的価値の付加されたネットワ
ークである。このネットワークは、1971年に開業され、
現在米国及びヨーロッパでほぼ1000個のノードを有して
いる。このTYMNETに於けるルートは、それ自身完全なネ
ットワークの表現を持っている中央スーパバイザノード
によって計算されるようになっている。このルート計算
は、回線が必要とされる毎に実行される。経路は、上記
スーパバイザによって発生される時にそのルートを知る
NEEDLEパケットを使用して組まれる。このパケットは、
そのコールのソースへ伝えられ、次に宛先ノードへ伝え
られるもので、これが行くにつれて回線が組まれるよう
になっている。この回線は、ZAPPERパケットを使用して
解体される。
結合を使用することにより、パケットが組み立てられた
回線上を伝送される。このTYMNETに於いては、リンクコ
ストは、リンクキャパシティ、伝送設備、セッションの
タイプ等々に従ってスーパバイザによって割り当てられ
る。これを助けるために、各ノードは、スーパバイザに
対して状態レポートを周期的に送出するようになってい
る。TYMNETに於いては、リンクコスト機能は、一部分
は、リンク負荷に基づいている。即ち、リンク負荷が十
分に変化した時には、スーパバイザはそのことを知らさ
れるようになっている。不首尾で、その不首尾に付帯的
な全てのノードはそれをスーパバイザに報知し、その不
首尾リンクを使用する全ての回線が解体され、そしてス
ーパバイザは新しい回線を発生し、それをNEEDLEパケッ
トを使用して作る。
ットワークである。特に、NEEDLE及びZAPPERパケットは
両方とも、所定回線中を伝えられ、よってデータグラム
として分類されないということに注意されるべきであ
る。
て、ARPANET(Advanced Research Projects Agency Net
work)が、米国に於ける第1位のネットワークである。
これは、1969年に共用するシステム資源を調査するため
の実験システムとして組まれたものであり、現在は、米
国及びヨーロッパでほぼ60個のノードを結合している。
ルートは、分配された形式でARPANET中に発生される。
各ノードは、完全なネットワークトポロジィ及びリンク
コストを増加するネットワークデータペースを維持して
いる。各ノードは、周期的に他の全てのノードに対し
て、その付帯的リンクのリンクコストをばらまく。この
ARPANETはデータグラムを使用し、そのため回線は達成
されるべきではない。各ノードは、その遅延テーブルと
トポロジィデータベースからルーチングテーブル(RT)
を計算する。即ち、このルーチングテーブルは、そのネ
ットワークに於ける他の全てのノードへのベスト出立リ
ンクを含んでいる。パケットが宛先ノードで正しい順序
で受信されることを確実にするために、エンドツーエン
ドプロトコルが使用されている。
パケットがこうむった平均パケット遅延である。従っ
て、パケット遅延は、待ち行列と処理を含んでいる。AR
PANETに於いては、リンクコスト機能は、リンク負荷に
特に基づいている。即ち、負荷が十分に変化した時、ネ
ットワーク中の他の全てのノードはそのことを知らされ
る。また、そのセッションに無関係にノードでルーチン
グ決定が成される故に、パケットは、低混雑のエリアに
向けられる傾向がある。ネットワークコンポーネント不
首尾は、リンクコスト更新を、故にルート発生更新をト
リガする。即ちこれは、トポロジィ変化を除けば、他の
リンクコスト変化と本質的に異なってはいない。リング
が不首尾の時、そのリンクの待ち行列に入れられた全て
のパケットが放棄される。
トワークである。
によって展開されたディジタルネットワークアーキテク
チャを使用するネットワークである。このDECネットに
於いては、分散型でルートが計算される。リンクコスト
が変化する時には、その情報がネットワークを介して伝
わる。リンクコストは、リンクの全キャパシティに基づ
いており、システムマネージャによって割り当てられ
る。このリンクコストは、伝送設備が状態を変化させた
時にのみ、例えば不首尾時に更新される。このDECネッ
トに於けるルーチングはデータグラム指向であり、その
ためトランスポートレイヤは宛先ノードでパケットを配
列する。ネットワークコンポーネント不首尾はリンクコ
スト更新をトリガし、故にルート発生を更新する。即ち
これは、トポロジィ変化を除けば、他のリンクコスト変
化と本質的に異なってはいない。リンクが不首尾の時、
そのリンクの待ち行列に入れられた全てのパケットが放
棄される。
トワークマネージャノードで割り当てられるとはいえ、
完全にコネクションレスであり(即ち、データグラムの
みが使用され)、最も多くの点で、分散される。
接続する目的を持った小ネットワークである。このMERI
Tに於いてば、分散型でルートが発生される。リンクコ
ストが変化した時には、その情報がネットワークを介し
て伝わる。この情報は、隣接間を送られるNETCHANGEメ
ッセージの形である。即ち、受信ノードは、そのテーブ
ルを更新し、NETCHANGEメッセージをそれ自身送出する
ことができる。このMERITに於けるリンクコストは、ホ
ップ数のみに基づいている。
定される場合には、NETCHANGEメッセージに於いてホッ
プ数をネットワークのノードの数だけ増加させることが
できる。このMERITに於けるルーチングは、データグラ
ム指向である。
ンレスネットワークである。
コネクション指向ネットワークであるか、あるいは分散
コネクションレス(即ち、データグラム指向)ネットワ
ークであるかの何れかであるということに注意された
い。即ち、分散コネクション指向ネットワークは従来は
なかった。
ーウを提供することである。
ード(NB,NC)、及び宛先ノード(ND)としてそれぞれ
動作可能な複数のノード(N)を具備する分散通信ネッ
トワークに於いて、各ノード間は、リンク(L)によっ
て相互接続され、各ノードは、ローカル処理手段及び記
憶手段(M)を有し、各ノードは、当該ノードの記憶手
段中に、その隣接ノードへのリンクを直接的もしくは間
接的に表すエントリを有する第1記憶リストに関連付け
られた宛先ノードの記憶リストを含み、各宛先ノード
は、前記第1記憶リストの各リンクに関連付けられ、前
記処理手段は、ソースノードから遠方の宛先ノードへの
コールに応答して、1個以上の連続するサブ宛先ノード
を介して、前記ソースノードと宛先ノード間でデータグ
ラムを伝送するように構成され、各サブ宛先ノードは、
ソースノードあるいは前のサブ宛先ノードの前記第1記
憶リストから選択されたエントリによって決定され(5
0)、当該ネットワークは、各ノードがその隣接ノード
ヘのリンクを直接的もしくは間接的に表すエントリを有
する第2記憶リストをも含むことを特徴とし、上記デー
タグラムは、前記サブ宛先ノードの少なくとも幾つかを
回線ノードとして指定し、この回線ノードのメモリ手段
に回転データを記憶するように構成され、前記回線デー
タは、前記回線ノードを介した前記ソースノードと宛先
ノードとの間のデータ伝送のために一時的な回線を確立
し(100)、前記ソースノード(NS)、宛先ノード
(ND)、又は回線ノード(NB,NC)以外の前記データグ
ラムが通り抜けるノード(NE,NF)はそれぞれ、前記デ
ータグラムの経路に於いて次に指定される回線ノードに
関連付けられた直前のノードの第2記憶リストからその
エントリを選択することによって決定され(60)、各ノ
ードの前記第1記憶リストと第2記憶リストのためのエ
ントリを決定するための基準はそれぞれ別個のものであ
り、前記第1記憶リストのためのエントリを決定するた
めの基準は前記一時的な回線における前記データの最適
な伝送に向けられ、前記第2記憶リストのためのエント
リを決定するための基準は前記一時的な回線の最適な確
立に向けられていることを特徴とする分散通信ネットワ
ークを提供する。
働いてネットワークの遠方宛先ノードをコールする時、
そのソースノードでデータグラムが発生され、コールさ
れた宛先ノードのためエントリが見いだされるまで、ソ
ースノードに於いて第1リストがサーチされる。このエ
ントリは、ソースノードから広がるリンクの一つ(即
ち、広がるリンクと隣接リンクとの間には一対一の対応
関係があるので、ソースノードの隣接ノードの一つ)で
あることができる。そして、データグラムは、通り抜け
るリンクを知り、そのリンクの終端のノードに達したと
きには、そのノードの第1リストに於けるコールされた
宛先ノードのためのエントリを調べて、通り抜けるべき
次のリンクを見いだす。この手順は、データグラムが宛
先に着くまで続けられる。一般的な態様においては、各
第1リストに於けるエントリを決定するための基準は、
エントリがソースノードと宛先ノードとの間のホップ数
を最小にするようなものであるというものである。
をガイドすることを要求する情報は、たった一つのノー
ドに配されるのではなくて(その行程の開始で、データ
グラムはそれが通る経路を知ってはいない)、ネットワ
ークのノード中あまねく分散される。
けられた各サブ宛先ノードは、回線ノードとして指定さ
れ、従ってソースノードと宛先ノードの間のデータグラ
ムによって確立された回線は単に、ネットワークを介し
てデータグラムを伝える経路である。しかしながら、ネ
ットワークを介してデータグラムをガイドするための最
適基準が回線を選択するための最適基準と異なっている
ということが予見される故に、これは好ましいものでは
ない。
タグラムによって選択可能な種々の宛先ノードへの最適
なリンクつまり隣接ノードを示す不変リストをそれぞれ
組み込むことができる。しかしながら、後述する実施例
に於いては、これらのリストは、ネットワークの変化に
応答して更新される。本発明の通信ネットワークは、高
価な中央制御コンピュータを必要としない平易な分散配
置を有するコネクション指向サービスの効果(データが
送信されたのと同一の順番で受信される)を結合すると
いうことが見られるだろう。
ノードの第2記憶リストのそのメモリ手段中に含み、各
宛先ノードは、この第2記憶リストのそれぞれのリンク
即ち隣接ノードに関連付けられており、ソースノード,
宛先ノード,又は回線ノード以外のデータグラムが通る
各ノードは、データグラムの経路に於いて次に指定され
る回線ノードに関連付けられた直前のノードの第2記憶
リストからそのリンク即ち隣接ノードを選択することに
より決定され、各ノードの第1及び第2記憶リストが基
づかれる基準はそれぞれ別個のものであり、前者は一時
的な回線に於けるデータの最適な伝送に向けられ、後者
は一時的な回線の最適な確立に向けられている。
が、第1図に概略的に示されている。第1図に示された
ネットワークは、通信リンクLによってリンクされた8
個のノードを含んでいる。各リンクLは、例えば、光フ
ァイバ、一対のより合わされた電気導体、あるいは衛星
リンクでさえあることができる。リンクの正確な特性は
重要ではない。
簡略化のために、その一つが代表的にノードNSメモリの
メモリMとして図示される。メモリMには、ノードNSか
ら到達することができる宛先ノードのリストが組み込ま
れている。このノードのリストに関連付けて、第1リス
ト(以降、LIST1と記す)が提供されており、このリス
トの各エントリは、ノードNSから延びる2個のリンクの
一方である。LIST1の各リストエントリは、ノードのリ
ストの対応位置に入れられたその宛先ノードへのノード
NSからのホップ数を最小にするリンクである。さらに、
メモリMは、各エントリがノードNSから導くリンクLの
一つである第2リスト(以降、LIST2と記す)を組み込
んでいる。このLIST2の各リストエントリは、ノードの
リストの対応エントリで宛先ノードへノードNSから送ら
れたデータの伝送時間を最小にするそのリンクである。
すると、データグラム(以降、BUILDデータグラムと記
す)が発生され、最小のホップ数を有するノードNDへの
回線を構成することをこのBUILUデータグラムに可能に
させるそのリンクを見つけるために、ノードのリスト中
のノードNDに隣接したLIST1のエントリが検査される。
ノードNSとノードND間の最小ホップ数がノードNBを介し
た回線を表す「3」であるということに注意されたい。
このノードはその回線に於ける次ノードであるが、デー
タグラムはリンクによりノードNBに実際に送出される前
に、LIST2を検査して、そのノードNBに対する直接リン
クが最短遅延を有するルートであるかどうかチェックす
る。実際には、ノードNBへのルートのみであり、よって
データグラムは、それらの間をつなぐリンクLを介して
ノードNSからノードNBに伝送される。
第1及び第2リストを調べ、ノードNDへの回線に於ける
ホップ数を最小にするノードがノードNCであることを当
該ノードのLIST1から見いだす。次に、当該ノードのLIS
T2(図示せず)を調べ、ノードNCにデータグラムを送出
するための最速ルートが、ノードNBからノードNCへの直
接的なリンクではなく、中間ノードNEへのリンクである
ということを見いだす。従って、BUILDデータグラムが
ノードNEに送られるが、このサブ宛先ノードは回線ノー
ドとしては指定されない。このノードNEが回線ノードと
して指定されない故に、その関連するメモリ手段(図示
せず)のそのLIST1を検査することは必要なく、そのLIS
T2のみを単に調べて、ノードNCへの最速ルートがそのノ
ードへの直接リンクLを介してであるということを見い
だす。従って、BUILDデータグラムは、当該ノードNBか
らノードNCへ伝送される。ノードNCは、回線ノードとし
てのデータグラムによって指定されており、よってノー
ドNDへの回線ホップ数を最小にするリンクLを見いだす
ために、そのLIST1を調べる。ノードNCは、ノードNDへ
の直接リンクがあることを発見し、次にノードNDへBUIL
Dデータグラムを送出するための最速ルートを見いだす
ためにLIST2を調べる。結果として、ノードNFが選択さ
れ、BUILDデータグラムがこのノードNFに送出される
が、それを回線ノードとは指定しない。従って、ノード
NFは、そのLIST2のみが単に調べられ、ノードNDに対す
る最小遅延を有するリンクが当該ノードNFをノードNDに
つなぐ直接リンクであるということが見いだされる。よ
って、データグラムはノードNDに伝送され、後者が宛先
ノードとして指定される。
は、ソースノードNSから宛先ノードNDへの(破線で示さ
れた)回線Cとは異なっているということが見られるだ
ろう。しかしながら、経路Dを伝わるデータグラムのた
めに取られる時間は、データグラムがルートCを伝わる
のに要する時間よいも短い。一般に、回線経路Cとデー
タグラム経路Dは、各ノードのLIST1とLIST2を発生する
ために使用された基準によって決定されるだろう。デー
タ伝送の間、ネットワークの負荷が最小にされ且つネッ
トワークのノードのデータ処理キャパシティが最も効率
よく利用されるので、回線を確立するために最小ホップ
数基準を使用することが有利である。実際問題として、
所定のノードが2個以上の独立したデータ回線に共通で
あることができ、よってノードは入ってくるデータを処
理することが必要とされ且つ適当なリンクにそれをガイ
ドするということに注意すべきである。そのような処理
は、必然的にいくらかの遅延に帰着し、よって、いくら
かの場合に於いては、ソースノードと宛先ノード間の回
線に於ける伝送遅延は、それら自身のリンクのための遅
延よりはむしろ、回線中のノードの数に主に依存するだ
ろう。このような場合ではない時でさえ、リンクLは限
定されたデータキャリングキャパシティを有し、一般に
は、各回線がリンクの最小可能数を使用する、つまり各
回線のホップ数が最小にされるならば、ネットワークの
データキャリングキャパシティは全体としては最も効率
よく利用されるだろう。
を介したデータの伝送は、ネットワークの負荷を最小に
することにより、即ち回線のホップ数を最小にすること
により、最適化されるだろう。データグラムは、回線を
確立するためにデータグラムのため取られた時間が回線
を介したデータ伝送の存続期間よりも非常に短いので、
ネットワークを過負荷にすることはないであろう。それ
よりも、データグラムのための最適な経路は、回線の確
立に於いて遅延を最小にするその経路であるだろう。
ードで、次の回線ノードに対する最小遅延に帰着するだ
ろうその出立リンクにガイドされる。この遅延は、例え
ば計算してROMに記憶しておくことができるが、本実施
例では、各ノードは、それらに対するタイミングパケッ
トを伝送し且つそのタイミングパケットをその隣接ノー
ドに返す間待つことにより、その隣接ノードのそれぞれ
に対する遅延を周期的に測定するように構成されてい
る。これは、第1図には、ノードNAがノードNEにタイミ
ングパケットを伝送し、そのノードNEがそれをタイミン
グパケットと確認するや否やそれをノードNAに返すよう
に示されている。(ノードNBでの処理時間を含む)総遅
延が「2d」であると仮定すれば、ノードNEに対するリン
クのためノードNAによって記録される遅延は「d」であ
る。いずれかの所定ノードの処理装置において、タイミ
ングパケットのようなどの様な入来メッセージを処理す
るのに要する時間は、他の入来データによる当該処理装
置の負荷に依存するので、一般に、隣接ノード間の伝送
遅延は、そのネットワークの状態に依存して変化すると
いうことに注意されたい。
ワークのノードは、そのネットワーク中の離れたノード
に対して遅延とホップ数の情報の両方を伝送するように
構成されている。ノード間のホップ数の変化は、例え
ば、ノードの追加やリンクの不首尾の結果としてそのネ
ットワークのトポロジィの変化の結果として起こる。
接ノードと離れたノードとの間のホップ数に関する隣接
ノードから受信したホップ数情報に応答してその第1リ
ストを更新するように構成され、各ノードは、隣接ノー
ドからそのようなホップ数情報の受信に応答してホップ
数をインクリメントし且つ(あるならば)その他の隣接
ノードに上記インクリメントされたホップ数を通信する
ように構成されている。また、各ノードは、ネットワー
クに於けるその隣接ノードと遠隔ノードとの間の伝送遅
延に関する隣接ノードから受けた遅延情報に応答してそ
の第2記憶リストを更新するように構成され、各ノード
は、隣接ノードからのリンクの遅延情報の受信に関連付
けられた付加的な遅延を伝送遅延に加算し、(あるなら
ば)その他の隣接ノードに上記結果の総遅延情報を送信
し、且つ上記遅延情報が受信されるリンク上にタイミン
グパケットを送受信することにより前記付加的な遅延を
測定するように構成されているのが好ましい。
遅延、ホップ数、あるいは離れたノードからリレーされ
た他の情報によって更新される本実施例では、それぞれ
の隣接ノードのリスト中に保持された相反する情報の結
果として起こり且つ隣接ノード間でデータグラムの無期
限の交換を伴う「ピンポンルーピング」として知られる
問題が生ずる恐れがある。例えば、第1図のネットワー
クに於いて、ノードNBが、次の回線ノードNCにBUILDデ
ータグラムを伝送するための最速ルートがノードNBへの
リンクLを介したものであるとみなしたならば、ノード
NEは、次にこのノードNEに対してBUILDデータグラムを
再伝送するようなノードNBに対してBUILDデータグラム
を返すであろう。原則として、そのような「ピンポン」
は無期限に発生し、データ回線の確立を妨げる。隣接ノ
ード対して利用できる情報の矛盾は、種々の理由のた
め、例えば或るノードのリストに於ける情報の更新に影
響を及ぼすが他には及ぼさないリンク不首尾のために発
生する。
C 36 No.2 February 1987 pp129−137“Performance An
alysis of Distributed Routing Strategies ferr of p
ing−pong type looping"に於いてShinとChenによって
分析されている。この論文に於いてShinとChenは、コネ
クションレスネットワークである前述のARPANETネット
ワークを論じている。ShinとChenは、ARPANETネットワ
ークに於ける「ピンポン」の問題に対して、以下の解法
を提案している。即ち、「ルーチングメッセージが、ノ
ードNjからいくつかの宛先ノードNdへの最適経路中の第
2ノードであるNiへノードNjから渡されるならば、ノー
ドNjからノードNdへの最適経路の遅延を、ノードNiに渡
されたルーチングメッセージ中のその2番目に最適な経
路(即ち、ノードNjのネットワーク遅延テーブル中の全
ての経路の中でノードNdに対して2番目に短い遅延を要
とする経路)の遅延と交換する。」 各ノードがその第1及び/又は第2リストの更新され
たエントリに依存する選択的隣接ノードに対して、その
第1及び/又は第2リストの変化を通信するように構成
された本発明の実施例に於いては、「ピンポン」の問題
は、各補正されたリンク/隣接ノードエントリがそのエ
ントリに対応しない隣接ノードに対するそれらのリンク
を介してのみ通信されるということを確実にすることに
より回避されることができるということが見いだされて
いる。例えば、第1図の実施例に於いて、ノードNBが、
ノードCへのそのリンクLがノードNDへの回線に於ける
ホップ数を最小にする(そのためこのリンクがノードの
リスト中の「ND」に隣接するそのLIST1(図示せず)中
で代えられる)と知らされたならば、ノードNBのLIST1
が更新されたという情報は、そのノードに対する直接リ
ンクを介さないで、直接的でないルートによってノード
NCに通信される。これは、本発明の実施例の特に重要な
特徴ではあるが、「ピンポンタイプルーピング」の問題
が他の方法でも多少とも解消されることができる故に、
どの様な態様に対しても厳密に絶対的なものというわけ
ではない。例えば、回線の確立の間にタイムリミットが
セットされることができ、また、ソースノードは、初期
の企画がピンポンタイプルーピングの結果として、ある
いはいくらかの他の理由のために、不首尾に終わったな
らば、代わりの回線を確立することを試みるように構成
されることができる。
と、第4図(a)乃至(c)のネットワークいずれにも
適用される。しかしながら、後者のネットワークは、そ
のノードのそれぞれが隣接ノードに対するリンクの第3
及び第4リストを組み込むという点で、前者より複雑化
されている。ここで、第3リストに於ける各エントリ
は、2番目に最良のホップ数を表し、第4リストに於け
る各エントリは、2番目に最良の伝送時間を表してい
る。第3図を参照して後述されるように、第4図(a)
乃至(c)のネットワークに於いては、各ノード(N)
はその第1,第2,第3,及び第4リストの更新されたエント
リに依存して、選択された隣接ノードにこれら第1,第2,
第3,及び第4リストの変化を通信するように構成されて
おり、第1及び第4リストの各補正されたリンク/隣接
ノードエントリは前記第2リストの関連付けられたエン
トリである隣接ノードにそのリンク(L)を介して通信
され、第2及び第3リストの各補正されたリンク/隣接
ノードエントリは前記第1リストの関連付けられたエン
トリである隣接ノードにそのリンク(L)を介して通信
される。
ドに通信されるかを示す第3図に示されたフローチャー
トは、第4図(a)乃至(c)のネットワークにのみ適
用されるものであって、第1図に示されたネットワーク
には適用されない。
IST2を更新する方法を以下に説明する。予め注意される
ように、ネットワークの各ノードは、その隣接ノードへ
の伝送時間を周期的に測定し、その結果に従ってそのLI
ST2を更新する。同様に、各ノードは、ローカルノード
がたった1回のホップで到達されることができるという
ことあわゆるノードが知るように、その継続された存在
のその隣接ノードに周期的に報知する。この方式でモニ
タされた遅延及びホップ数の結果として、ノードがその
LIST1又はLIST2のエントリの何れかを変化するならば、
これらの変化は、どの更新されたエントリにも対応しな
い隣接ノードにそれらのリンクを介して通信される。例
えば、第1図のノードNBがノードNSに対する伝送時間が
変化したことを発見したならば、このノードNBは、ノー
ドNSのためのLIST2のその遅延エントリを更新し、この
情報をノードNEとノードNCにそれらのリンクによって通
信する。各ノードは、そのような更新情報を受信した
時、この情報に一致するようにそれ自身のLIST1とLIST2
を補正する。この補正は、その情報が受信されるリンク
のためのその遅延を遅延情報に追加し、その結果の遅延
をそのLIST2に挿入し、また受信されたホップ数を
「1」インクリメントして、そのLIST1の適当な位置を
その結果のホップ数に代えることにより行われる。例え
ば、ノードNBとノードNS間の遅延が「d′」に変化し、
ノードNBからノードNEへのリンク上の遅延が「d″」で
あることを、ノードNBからノードNEが知らされたなら
ば、ノードNEは、それ自身とノードNS間の最小伝送時間
が「d′+d″」であるということを知り、そのメモリ
中のノードNSに隣接するエントリのそのLIST2に値
「d′+d″」を挿入するだろう。この更新情報は次
に、同様に情報を処理するノードNAとノードNCに伝送さ
れ、この方法で、各ノードは結局、ネットワークのあら
ゆる他のノードに最小ホップ数並びに最短伝送遅延を知
らせる。
を参照して以下に詳細に述べられるだろう。手順は、コ
ールがノードNSから発せられるステップ10で始まる。ス
テップ20に於いて、ノードNSは(ノードNSとノードND間
で確立された回線を識別する)コール識別子を発生し、
このコール識別子とノードNS,NDのノードアドレスS,D)
とを含むBUILDデータグラムを発生する。このBUILDデー
タグラムは、さらに詳細に後述される。
れ、コネクションストラクチャがそのノードのメモリに
格納される。このコネクションストラクチャはコール識
別子を含み、次ダウンストリーム回線ノードをもまた識
別する。
テップ50で、ノードNSは、ノードNDに対するホップ数を
最小とするそのリンクを見いだすために、そのLIST1を
調べる。こうして、ノードNBへのリンクが選択される。
ノードNDのアドレスがBUILDデータグラムに入れられ、
ノードNBが次回線ノードとして指定される。このノード
NBへのリンクは、ノードNSに格納されたコネクションス
トラクチャ中にダウンストリームリンクとして格納され
る。
に対する最良遅延を有するリンクを見つけるためにその
LIST2調べ、最良リンクがノードNSからノードNBへ直接
導くリンクであるというとこを見いだす。従って、BUIL
Dデータグラムが、そのリンクによってノードNBへ送出
される。
ラムを読み込み、ノードNBがそのデータグラムによって
回線ノードとして指定されているか否かを判定する。そ
れが指定されている場合には、次のステップ80に進み、
指定されていない場合には、上記ステップ60が繰り返さ
れて、そのLIST2によって決定される次ノードにデータ
グラムが送出される。
識別子は、ノードNBに既に格納されているどのコネクシ
ョンストラクチャのコール識別子とも比較される。各コ
ネクションストラクチャは、独特のコール識別子によっ
て識別される異なった回線に対応している。
いるということが見いだされたならば(ステップ90)、
これは、そのノードで既に受信された複製BUILDデータ
グラムのためであるか、あるいその回線中のループのた
めである。ノードは、複製コール識別子を含む記憶され
たコネクションストラクチャのアップストリームリンク
を検査することにより、これら2つの可能性のどちらが
生じたかを判別する(ステップ120)。BUILDデータグラ
ムを送出した回線ノードにアップストリームリンクが導
くならば、そのデータグラムは複製BUILDデータグラム
であり、放棄される(ステップ140)。あるいは、BUILD
データグラムが回線のループを形成することを試み、そ
のためそれはSOFT DISMANTLEデータグラムに変換され
て、前の回線ノード即ち第1図の場合のノードNSに送り
返される。SOFT DISMANTLEデータグラムの機能は、より
詳細に後述されるが、簡単には、このデータグラムの機
能は、前の回線ノードに回線を確立するさらなる試みを
成させることである。BUILDデータグラムは、リンク又
はノード不首尾を伴う特殊な状況の副作用として複製さ
れるだけである。例えば、ノードNSが次回線ノードとし
てノードNF(第1図)を指定し、ノードNBを介してBUIL
Dデータグラムを送出したと仮定する。ノードNBは、ノ
ードNSにACKNOWLEDGE(受信応答)を送り、BUILDデータ
グラムをノードNCにリレーする。そのような受信応答に
ついては、詳述する必要はないと思われる。今、この受
信応答が見失われ、ノードNSとノードNB間のリンクが不
首尾に終わったと仮定する。するとノードNSは、BUILD
データグラムが首尾良く伝送されたか否か知る方法はな
く、そのため別のBUILDデータグラムを伝送する。この
ように、同一のBUILDデータグラムの2個の複製がノー
ドNFに到着する。
いてはステップ120と140によって提供されている。
データグラムのコール識別子がノードNBのコネクション
ストラクチャにまだ記憶されていないと仮定する。する
と、ノードNBは、データグラムによって宛先ノードとし
てそれが指定されているか否かをチェックする(ステッ
プ100)。それが指定されていない故に、アップストリ
ームリンク、即ちノードNBとノードNS間のリンクがBUIL
Dデータグラムに組み込まれ(ステップ40)、このアッ
プストリームリンクを含むコネクションストラクチャが
ノードNBで発生される(ステップ30)。ステップ50で、
ノードNCが次回線ノードであるということをノードNBが
見いだし、ステップ60で、BUILDデータグラムが、ノー
ドNCへの途中のノードNEへのリンク上へ送出される。ス
テップ70で、ノードNEは、それが回線ノードとして指定
されていないということを判定し、従ってアルゴリズム
はステップ60に戻って、ノードNCへそのリンクを介して
BUILDデータグラムを送出する。次に、ステップ80,90,1
00,40,及び30を介してアルゴリズムが進み、ステップ50
で、次回線ノードがNDであるということをノードNCが決
定する。ステップ60で、ノードNDへの最小遅延を有する
ルートがノードNFを介するものであるということが見い
だされる。ステップ70で、ノードNFが回線ノードとして
指定されていないということをアルゴリズムが決定し、
従って、アルゴリズムはステップ60に戻って、BUILDデ
ータグラムをノードNDに送る。次に、ノードNDは、アル
ゴリズムのステップ70,80,90,及び100を実行し、それが
確かに回線ノードである故に、ノードND,NC,NB,NSを含
む回線を介してACKNOWLEDGEデータグラムが送り返され
る。このデータグラムの機能は単に、ノードNSでコール
した者に、ノードNDへの回線が確立したことを報知する
ことであり、そのためノードNSからノードNDへのデータ
伝送が開始されることができる。ネットワークの状態が
変化しない限りは、このACKNOWLEDGEデータグラムは、
ノードNDでBUILDデータグラムが通ったのと同じ経路に
よってそのネットワーク上を戻るだろう。従って、この
データグラムの伝送を詳細に説明する必要はないと思わ
れる。
ンクLがリードNSとノードND間、あるいはネットワーク
のソースノードと宛先ノードの何れか他の対の間で確立
されることを回線に可能とするに十分な能力を持つとい
うことが仮定される幾分理想的なものである。実際問題
して、これは常に可能なものではなく、従ってネットワ
ークは、3種の解体データグラム即ちSOFT DISMANTLEデ
ータグラム,EXTENDED DISMANTLEデータグラム,及びHAR
D DISMANTLEデータグラムを提供する。種々のデータグ
ラムが、ノードのコネクションストラクチャを処理する
ために必要とされる以下のような適当な情報を組み込ん
でいる。即ち、 各データグラムは、そのカテゴリィの指示に加えて、
以下のような情報を組み込むということが見られる。即
ち、 CALL IDENTIFIER SOURCE NODE ADDRESS DESTINATION NODE ADDRESS SOFT DESTINATION NODE ADDRESS PREVIOUS NODE ADDRESS TIME OF TRANSMISSION TIME SLOTS FOR DATAGRAM HOP COUNT コール識別子(CALL IDENTIFIER)、ソースノードア
ドレス(SOURCE NODE ADDRESS)、及び宛先ノードアド
レス(DESTINATION NODE ADDRESS)は、どの様なさらな
る説明も不要であろう。サブ宛先ノードアドレス(SUB
DESTINATION NODE ADDRESS)は、回線中の次のノードの
アドレスである。伝送時間(TIME OF TRANSMISSION)
は、データグラムが終えられることになっているなら
ば、そのデータグラムの機能が終えられねばならないと
いう間は、データグラムが存在しているならば、そのデ
ータグラムを無視することを可能とするために利用され
る。データグラムのためのタイムスロット(TIME SLOT
FOR DATAGARM)の識別は、ネットワークの他のレイヤに
よって必要とされ、ここでは詳述しない。ホップ数(HO
P COUNT)は単に、それが発生される故に、データグラ
ムが通ったリンクの数である。このホップ数が(ネット
ワークのノードの総数より少ないか同数であらねばなら
ない)所定のリミットを越えるならば、ノードは、それ
がネットワークで失われてしまったという理由で、その
データグラムを無視するようにプログラムされることが
できる。
残りのACKNOWLEDGEデータグラム,SOFT DISMANTLEデータ
グラム,EXTENDED SOFT DISMANTLEデータグラム,及びHA
RD DISMANTLEデータグラムの機能は、以下のようであ
る。BUILDデータグラムがその目的地に到達した時、回
線が組まれる。BUILDデータグラムは、エンドツーエン
ド受信応答としてソースノードに送り返されるべきACKN
OWLEDGEデータグラムに変換される。ソースノードがBUI
LDデータグラムを伝送する時には、ACKNOWLEDGEタイマ
がセットされる。関連付けられたACKNOWLEDGEデータグ
ラムが受信された時、このタイマがクリアされる。この
ACKNOWLEDGEタイマは対応するコネクションストラクチ
ャに(故にコール識別子に)関連付けられ、そのため正
しいACKNOWLEDGEデータグラムが認識されることができ
る。記憶されたコネクションストラクチャの何のコール
識別子にも対応しないコール識別子を含むどの様なACKN
OWLEDGEデータグラムも、受信応答された間違った回線
を解体するために、HARD DISMANTLEデータグラムを送出
する。(ソースノードが代わりの回線を組むことを試み
ている間に回線が組まれるならば、この状況が生ずるこ
とができる。最初の回線のためのACKNOWLEDGEデータグ
ラムが続けて受信されたならば、その最初の回線は解体
されねばならない。) ACKNOWLEDGEデータグラムが受信される前にタイマが
タイムアップしたならば、ソースノードは、エラーが発
生したと仮定する。回線は、ソースがHARD DISMANTLEデ
ータグラムを送出するまで組まれている。そして、ソー
スノードは、ACKNOWLEDGEタイマをリセットして、新し
いBUILDデータグラムで試みる。新しいコール識別子
が、コネクションストラクチャ並びに新しいBUILDデー
タグラム中に書かれる。ACKNOWLEDGEタイマがタイムア
ップし且つソースノードが回線を組む他の試みを成す
時、関連する再試験数(RETRYCOUNT)がデクリメントさ
れる。これが「ゼロ」に達したならば、回線が構成され
ることができないと仮定し、そのためコネクションスト
ラクチャが削除され、ネットワークのより高いレイヤに
報知する。上記再試行数は、コネクションストラクチャ
が作られた時、何か小さな整数値として初期設定される
だろう。この整数の値は、このネットワークの性質に従
ってネットワークマネージャによって選択されることが
できる。その手引きとして、DOTI Technical Guide TG1
01/1 “Intercept Recommendations for Local Area N
etworks According to the Logical Link Control Acce
ss Method"は、「4」が再試行の最大数のための適当な
選択であると提案している。その理由として、これが
「時々の短時間の不首尾に対する保護を許すが、重大な
問題の素早い検出を提供する」ということを挙げてい
る。しかしながら、これは第2階層のプロトコルのため
であるということに注意されたい。BT自身のパケットス
イッチストリームに於いては、同様のパラメータは「2
0」である。
立リンクを持たない時、回線の一部としてそれを指定す
るBUILDデータグラムを受信する。これが起きた時、BUI
LDデータグラムはSOFT DISMANTLEデータグラムに変換さ
れ、その再試行フラグ(TRY AGAIN FLAG)が「偽(FALS
E」にセットされ、そのデータグラムが前の回線ノード
に発送される。このSOFT DISMANTLEデータグラムは、隣
接アップストリーム回線ノードに戻る回線を解体し、そ
のためそれは回線を続けるために異なったリンクを選択
することができる。
時、上記TRY AGAIN FLAGが検査される。それが「真(TR
UE)」にセットされていれば、同一のリンクが再び試み
られることができ、そのためSOFT DISMANTLEデータグラ
ムがBUILDデータグラムに変換されて、前に選択された
のと同一のダウンストリーム回線ノードに発送される。
TRY AGAIN FLAGが偽にセットされていれば、別のリンク
が(後述するように)選択され、同様にSOFT DISMANTLE
データグラムがBUILDデータグラムに変換されて、発送
される。利用できるリンクがないならば、SOFT DISMANT
LEデータグラムがさらにその回線を解体するために発送
される。
の代わりのルートを構成することを試みるために回線の
一部を解体するために使用される。通常、SOFT DISMANT
LEデータグラムは、その処理装置へのアップストリーム
に回線ノードから送信される。しかしながら、他の試み
を成すために、ソースノードに戻る全ての道を解体する
ことが必要な時には、ふさわしくない。このためには、
EXTENDED SOFT DISMANTLEデータグラムが使用される。
を受信したときには、次アップストリーム回線ノードに
向けてそのデータグラムが発送され、関連するコネクシ
ョンストラクチャが削除される。
ムを受信したときには、当該ソースノードは、回線を構
成するための他の試みを成す。再試行数が「ゼロ」に達
したならば、コネクションストラクチャが削除され、よ
り上位のプロトコルレイヤへ知らせる。
らねばならないときには、データグラムが発送させる前
に、受信ノードのアドレスがサブ目的フィールド中に書
かれる。送信ノードのアドレスは、データグラムがBUIL
Dデータグラム又はSOFT DISMANTLEデータグラムであれ
ば、前ノードフィールド(第22頁のリスト中の“PREVIO
US NODE ADDRESS")中に書かれる。
から他の回線ノードへ遅延に関して最短ルートによって
伝わり、必ずしも2つのリンクをつなぐ直接リンクによ
る必要はない。
種々のDISMANTLEデータグラムを利用して、第2図のア
ルゴリズムによる第1図のネットワークのデータ回線の
構成の前述の説明は、各ノードがそのメモリ手段中に、
そのネットワークの他のノードのリストを組み込み、最
良ホップ数のLIST1がそれらのノードのそれぞれにリン
クし、且つ最良遅延のLIST2がそれらのノードのそれぞ
れにリンクしているということを仮定している。そのよ
うな情報は、ネットワークが組まれた時に不変に記憶さ
れることができ、あるいはその第1及び/第2リストの
変化を隣接ノードに通信するように各ノードを構成する
ことにより更新されることができる。そのリストの変化
を隣接ノードに通信するようにノードが構成されている
ならば、所定ノードの各補正されたリストエントリがそ
れらのリンクを介してのみそのエントリに対応しない隣
接ノードに通信されるということが、本発明の好ましい
特徴である。前述されたように、この特徴は、先に参照
されたShinとChenの論文に数理的に説明された理由のた
め、「ピンポン」タイプルーピングの問題を緩和する。
しかしながら、この特徴は、第1図に関して簡単な用語
で説明されることができる。ノードNCからNDへの最短遅
延を有するルートがノードNFを介すものであるというこ
とを思い出されたい。ノードNCが隣接ノードからこの情
報を今まさに知り、従ってそのLIST2を更新したと仮定
する。それは、(ノードNCとノードND間の最小遅延を有
するルートを知らないと仮定する)ノードFを含むその
隣接ノードへ、この更新情報を通信するかどうか決定し
なければならない。しかしながら、ノードNCがそれらの
共通リンクを介してノードNFに直接この情報を通信する
(即ち、このリンクがノードNCとノードND間の通信のた
め最良の遅延リンクである)ならば、ノードNFは、この
ノードNFからノードNDへの最良遅延ルートが、ノードNC
へのリンクを介し、次に逆方向にノードNFに戻って、そ
してノードNDへのリンクを介するということを間違って
導き出すことができる。このような間違った結論が成さ
れたならば、ノードNDへの途中で、ノードNCからノード
NFへ送信されたどの様なデータグラムも、ノードNCとノ
ードNF間で無期限にピンポンするだろう。通常の状況で
は、ノードNFは、ノードNDへ最速ルートがそのノードへ
の直接リンクLを介したものであるということを知って
いる。しかしながら、成る状況に於いては、例えば不首
尾又はキャパシティの欠乏のため、そのリンクが利用で
きないかもしれない。
リンクのリストであるLIST1に対する変化の通信にも適
用するということが注意されるべきである。
の問題は、どのような補正リストエントリ(即ちリン
ク)もそのリンクを介して伝送されないということを確
実にすることにより簡単に回避できる。
第2の実施例では、より複雑化された手順が使用されて
おり、各ノードはそのメモリ中に、(第1図のLIST1及
びLIST2にそれぞれ対応する)最良ホップ数リンクのリ
ストと最良遅延リンクのリストとの他に、2番目に最良
のホップ数リンクの第3リストと2番目に最良の遅延リ
ンクの第4リストとを含むルーチングテーブルを維持す
るように構成されている。
するためアルゴリズムが、第4図(a)乃至(c)に関
するそのような旧式の例を説明する前に、第3図を参照
して先ず説明される。
れ含むルーチング情報パケット(RIP)の形で通信され
る。
ント中のノードアドレスも、典型的にネットワーク中の
離れたノードである宛先ノードのアドレスである。ルー
チングエレメント中のホップ数と遅延は、そのノードと
宛先ノード間の最低ホップ数と最短遅延である。そのア
ドレスがルーチングエレメント中に与えられている宛先
ノードに導く最良ホップ数を有するリンクと最良遅延を
有するリンクを識別するどの様な明示された情報もルー
チングエレメントが含んでいないということに注意され
たい。しかしながら、明瞭になるだろうように、この情
報は、ルーチングエレメントが受信されたリンクとの一
致に関連してルーチングエレメントを受信するノードの
ルーチングテーブル中に既にある情報から導き出される
ことができる。
から一つ以上のルーチングエレメントを含むルーチング
情報パケットの受信を伴う。各ルーチングエレメントが
異なったノードアドレスを含むということに注意される
べきである。
情報パケットを受信するノードのルーチングテーブルに
注目し、各ルーチングエレメントについて、ルーチング
テーブルがルーチングエレメント中に与えられたノード
アドレスに対応する宛先ノードエントリを含むか否かを
判定する。次にアルゴリズムはステップ180に進み、ま
た必要ならば、要求された宛先ノードエントリを有する
ルーチングテーブル中に新しい行を作る(ステップ17
0)。
レメント中のホップ数をインクリメントし、ルーチング
エレメントが受信されるリンクのための遅延をそのルー
チングエレメント中に与えられた遅延に追加し、ルーチ
ングテーブルのリンク列中のルーチング値を取り替え
る。そのようなリンク列の例は、後で示す第2表の右側
3列として示されているが、ここでは、各リンク列は、
ルーチングテーブルがそのテーブルの最左列にリストさ
れた種々の宛先ノードに対して記憶されたノードからの
所定リンクを介したホップと遅延の組み合わせのリスト
であるということに注意されるべきである。次に述べら
れるように、これらのリンク列エントリは、リスト1,2,
3,及び4を更新するために利用される。
ップ又は遅延エントリがルーチングテーブルに記憶され
た新しい情報の結果として変化されるか否か(ステップ
190)を判定し、変化が成されていないならば、処理か
ら抜ける(ステップ300)。この場合、ルーチング情報
パケット中の受信アウトデーティング情報の結果とし
て、更新情報は送信されない。
プ又は遅延エントリが変化したならば、アルゴリズム
は、隣接ノードへのリンクに注目し(ステップ200)、
各リンクンに関して、そのリンクが、そのアドレスが受
信ルーチングエレメント中に与えられている宛先ノード
への最良のホップリンク且つ最良の遅延リンクの両方で
あるか否かが判定される(ステップ210)。これは、
「ピンポン」タイプルーピングを回避するために、「最
良ホップ」情報が最良ホップリングを介して送られず、
且つ「最良遅延」情報が最良遅延リンクを介して送られ
ないということを確実にするためである。リンクが最良
ホップリンク且つ最良遅延リンクの両方である(即ち、
データグラムがホップ数と遅延の両方を最小にするため
ルーチングエレメントを受信したノードから送られるべ
きであるリンクである)ならば、そのノードのルーチン
グテーブルが検査され、宛先ノードへの2番目に最良の
ホップ数と2番目に最良の遅延を有する新しいルーチン
グエレメントがそのリンクを介して送られる(ステップ
230)。
ば、アルゴリズムは、そのリンクが単に最良遅延リンク
であるかどうかを判定し(ステップ220)、そうであれ
ば、そのリンクが最良ホップリンクでないということが
上記ステップ210で知られている故に、最良ホップ且つ
2番目に最良の遅延を有するルーチングエレメントをそ
のリンクを介して自由に送れる(ステップ240)。
良遅延リンクでないならば、アルゴリズムは次に、検査
されたリンクが最良ホップリンクであるか否かを判定す
るためにルーチングテーブルを検査する(ステップ25
0)。もしそうならば、アルゴリズムは、そのリンクを
介して最良ホップを有するルーチングエレメントを送る
ことができないということを知り、従って受信ルーチン
グエレメントの宛先ノードへ2番目に最良のホップ及び
最良遅延を有するルーチングエレメントを送る(ステッ
プ260)。
リズムは、検査されたリンクが受信ルーチングエレメン
トの宛先ノードへの最良ホップリングでもなくまた最良
遅延リンクでもないということを知る。しかしながらそ
れは、送られるべき新しい最良ホップ、最良遅延情報が
ない場合には、ルーチングテーブルの2番目に最良のホ
ップ及び遅延エントリのみが変化したということである
かもしれない。これはステップ270でチェックされ、そ
の答えが肯定的であれば、アルゴリズムは、ルーチング
情報パケットを受信したノードから放射される次リンク
を検査することに進む(ステップ290)。
最良遅延を有するルーチングエレメントがそのリンクを
介して送られる。アルゴリズムは、このようにして順次
に各リンクを考慮する。
イドされる特殊な方式のため、ルーチングエレメントを
受信するどのノードも、ルーチングエレメントが受信さ
れたリンクから導き出されることができ、情報は、それ
自身のリングがいずれかの所定の宛先ノードに対して最
短遅延且つ最低ホップ数を提供するそのルーチングテー
ブルである。これは、第4図(a)乃至(c)に関して
のみの例によって以下に説明される。
ドN1,N2,N3,N4,及びN6を含むネットワークを示してい
る。以下の説明は、隣接ノードN1,N3,及びN4へのそのリ
ンクLがそれぞれ1,2,及び3の参照番号が付されたノー
ドN6のルーチングテーブルに集中している。
は、それらの隣接ノードへの遅延を測定するためにその
隣接ノードにタイミングパッケージを周期的に送信す
る。従って、各ノードは、そのリンクのそれぞれのスペ
アデータキャリングキャパシティの記録を保持する。こ
の情報は、それぞれの場合に、リンク値テーブルに記憶
される。ノードN6のためのリンク値テーブルは、以下の
弟1表のようになっている。
うになっている。
れることができる宛先ノードN1,N2,N3,及びN4のリスト
と、それらの宛先ノードのそれぞれに対して最良の利用
可能なホップ数と最良の利用可能な遅延を示す4つのリ
ストとを含んでいる。括弧中の値は、示された最良ある
いは2番目の最良にホップ又は遅延値を達成するために
通らねばならないノードN6から広がるリンクの参照番号
を示している。例えば、ノードN6からノードN2への最小
ホップ数は、ノードN6からリンク1を通り抜けることに
よってかあるいはリンク2を通り抜けることによって達
成されることができる「2」である。これらのリンクが
両方とも同一ホップ数に導く故に、前者は、このリンク
を含むルートがリンク2を含むルートよりも遅い遅延を
もつという理由で、最良ホップ数カウント列(LIST1)
にリストされている。しかしながら、簡単化のために、
遅延及びこれらの遅延に対応するリンクは、上記ルーチ
ングテーブルには特に示されてはいないが、単にXエン
トリとして表されている。ノードN6からノードN4への2
番目に最良のホップ数が「5」であり、またこれがリン
ク1からノードN1に出て行き、その後ノードN2,N3,N6,
及びN4を連続的に通ることによってか、あるいはリンク
2から出て行き、その後ノードN3,N2,N1,N6,及びN4を連
続的に通ることによって達成されるということに注意さ
れたい。これらのルートが両方とも同一遅延を有する故
に、両方のエントリがLIST3に一緒に括弧に入れられて
示されている。
ードN5とノードN4の間にリンクを追加することによりネ
ットワークに追加されたと仮定する。ノードN4は、その
存在を示すために、ノードN5とノードN6にルーチングエ
レメント(4,0,0)を送る。同様に、ノードN5は、ノー
ドN4にルーチングエレメント(5,0,0)を送る。ここ
で、各ルーチングエレメントが(ノードアドレス,ホッ
プ数,遅延)の形であったことを思い出されたい。よっ
て、ノードN4は、ノードN5それから1ホップ離れている
ということを知り、そのためノードN6に対してルーチン
グエレメント(5,1,X)を送る。ここで、値「5」がノ
ードN5のアドレスを表し、値「1」がノードN4からノー
ドN5へのホップ数であり、(当面は無視される)値Xは
ノードN4からノードN5への遅延であるということを思い
出されたい。これにより、ノードN6は、以下の第3表の
ようにそのルーチングテーブルを更新する。
示されている。宛先ノードN5のための2番目に最良のホ
ップ数及び2番目に最良の遅延の列(それぞれLIST3及
びLIST4)に於ける「−1」のエントリは、ノードN5に
対する2番目に最良のホップ数及び2番目に最良の遅延
が無限である、つまりノードN4からノードN5への一つの
ルートしかないということを示すために取られていると
いうことに注意すべきである。
ント(5,2,X)を送り、これによりノードN2にも通報す
る。そしてノードN2は、ノードN3を介して4ホップでノ
ードN5に達することができるということを知り、よって
ノードN1にルーチングエレメント(5,4,X)を送る。こ
れによりノードN1は、ノードN6にルーチングエレメント
(5,5,X)を送り、従ってノードN6のルーチングテーブ
ルは、第4表に示すようになる(即ち、下線が付された
ように変化する)。
(5,5X)を送り、従ってノードN6のルーチングテーブル
は、以下の第5表に示すようになる。
に終わったと仮定する。結果として、第4図(b)に示
されたネットワークは、第4図(c)に示される形に変
換される。
ニタするように構成されている故に、ノードN6は、リン
ク1の不首尾を検出する。従って、ノードN6のルーチン
グテーブルは、以下の第6表のように更新される。
ており、ノードN1とノードN2に対する最良ホップ数エン
トリが変化され、ノードN1,N2,N3,N4,及びN5に対する2
番目に最良のホップ数エントリも変化されているという
ことが見られる。第3図のステップ190に従って、これ
らの変化は、ノードN6に隣接するノード、即ちノードN3
とノードN4に通信される。
ルーチングエレメントの受信に起因するノードのリスト
エントリの変化は、そのリンクの他端のノードが関連し
た情報を既に知っている故に、そのリンクを介して伝送
して戻されない。
報パケットの送信は、第3図のステップ200乃至290に従
って成される。
る。即ち、 (1,−1,−1) ノードN6のノードN1への最良ルートが
今のところノードN3を介するものであり、2番目に最良
のルートが通常は送出され、今のところそれが無い。
今のところノードN3を介するものである。
リンク2であったがまだそのままである。2番目に最良
の情報が変化し、よってその情報がノードN3に送出され
る。しかしながら、2番目に最良は今のところ無く、そ
のためネガティブルーチングエレメントが送出される。
トを含むルーチン情報パケットをノードN4に送出する。
即ち、 (1,3,X) (2,2,X) (4,5,X) (5,6,X)。
られたルーチングエレメントが、ノードN3のノードアド
レスを含まないということに注意されるべきである。こ
れは、ノードN6からノードN3への2番目に最良のホップ
数のみが変化され、よって(第3図に示されたアルゴリ
ズムのステップ260に従って)リンク3ではなくてリン
ク2であるノードN3への最良ホップ数のリンクを介して
送られるからである。
不首尾に終ったことを知り、従って、そのルーチングテ
ーブルを更新して、第3図に示されたアルゴリズムに従
ってノードN2にどのような変化も通信する。
プストリームリンクである記憶されたコネクションスト
ラクチャに対するポインタのリストと、そのリンクがそ
のノードを通るデータ送信回線のダウンストリームであ
る記憶されたコネクションストラクチャに対するポイン
タのリストとを、そのリンクのそれぞれに関して、各ノ
ードがそのメモリ手段中に記憶するように構成されてお
り、上記ノードが、そのリンクの何れかの不首尾を検出
し、どの不首尾に終わったリンクに関するポインタのリ
ストをもサーチし、且つその不首尾リンクに関するポイ
ンタによって示されたコネクションストラクチャのそれ
ぞれ残りのリンクを介してデータグラムを送出するよう
に構成されており、各コネクションストラクチャが、ソ
ースノードに向けられたアップストリームリンクと、宛
先ノードに向けられたダウンストリームリンクとを含
み、アップストリームリンクを介して送出された各デー
タグラムが、代わりの回線を確立することを試みること
を関連付けられたソースノードに指示するように構成さ
れ、ダウンストリームリンクを介して送出された各デー
タグラムが、そのリンク不首尾によって中断された回線
のダウンストリーム部をキャンセルするように構成され
ているということが本発明の好ましい特徴である。
によって以下に述べられるだろう。それぞれアップスト
リームリンクとダウンストリームリンクの異なる組み合
わせにより定義されていたノードN6のメモリ手段中に記
憶された4個のコネクションストラクチャ、即ちコネク
ションストラクチャ10,20,30,及び40があると仮定す
る。これらは、以下の第7表に示されている。
ポインタ及びダウンストリームポインタは、以下の第8
表に示されている。
び20に於いてはアップストリームリンクであり、コネク
ションストラクチャ30に於いてばダウンストリームリン
クである。
ST1乃至LIST4の他にも、第4図(a)乃至(c)のネッ
トワークの各ノードのメモリは、各リストされた宛先ノ
ードに対して使用されることができる最良ホップ数、2
番目に最良のホップ数、最良遅延、及び2番目に最良の
遅延より他のリンクの全てのリストを組み込んでいる。
第4図(a)乃至(c)のネットワークの場合、ノード
が不適当なリンクであるので、追加リストが各ノードの
場合に使用されるということはたまたまでしかない。し
かしながら、ネットワークのトポロジィが例えばノード
N6とノードN5の間のリンクの形成の結果として変化した
ならば、ノードN6のメモリ中の追加リストが満たされ
る。そのような追加リンクの目的は、最良あるいは2番
目に最良のポップのリンクの不首尾の場合には、代わり
の回線が確立されることを可能とすることである。例え
ば、第4図(c)に於いてノードN6からのリンク1の不
首尾の検出で、ノードN6の処理装置は、第8表のアップ
ストリームポインタのリストをサーチし、第7表のコネ
クションストラクチャ10及び20に向けられる。処理装置
は次に、これら2個のコネクションストラクチャから導
かれたそれぞれの回線のダウンストリーム部を解体する
ために、(コネクションストラクチャ10に関して)その
ダウンストリームリンク2にHARD DISMANTLEデータグラ
ムを送り、(コネクションストラクチャ20に関して)そ
のダウンストリームリンク3にHARD DISMANTLEデータグ
ラムを送る。同様に、処理装置は、第8表にダウンスト
リームポインタのリストをサーチし、それによって第7
表のダウンストリームポインタ30を配置する。そして、
コネクションストラクチャ30に対応する回線のアップス
トリーム部に対して、アップストリームリンク3を介し
てEXTENDED SOFT DISMANTLEデータグラムを送る。
タ回線が解体される。また、回線のリンクが十分なキャ
パシティを有するので、データ回線を解体することは必
要である。
て、所定の宛先ノードに達するために利用されることが
できる全ての可能なリンクの記憶されたリストをサーチ
することによって代わりの回線を構成することが必要と
なる。これは、本発明の実施例のコネクションストラク
チャフォーマット(第9表)に反映される。
識別し、アップストリームリンクエントリ及びダウンス
トリームリンクエントリは、データが当該ノードに提供
されるリンクと、その回線のデータが当該ノードから送
信されるリンクとを示している。最良ホップリンクは、
回線の宛先ノードのため当該ノードのLIST1にあるリン
クである。上記コネクションストラクチャはまた、この
最良ホップリンクが回線を構成するために試みに於いて
トライされたか否かを記録する。同様に、(LIST3にあ
る)2番目に最良のホップのリンクが記録され、それは
この2番目に最良のホップのリンクがトライされたか否
かを示す。リンクリストエントリは単に、コール識別子
によって識別された回線を確立するのに利用されること
ができる当該ノードからの全ての可能なリンクのリスト
である。
に於いてリンクリストをサーチすることが必要か否かを
示し、最後の可燃の「NODE TYPE」は、当該ノードがソ
ースノード,宛先ノード,あるいは中間回線ノードであ
るか否かを示す。ネットワークに於ける不首尾は、所定
のソースノードから宛先ノードへルートがもはや無く、
回線が構成できないということを意味する。ソースノー
ドは結局、以下の3つの場合の一つに於いてこれを知
る。即ち、 (i) ソースが宛先ノードのためのネガティブルーチ
ングエレメントを含むルーチング情報パケットを受信す
る。
受信し、且つ回線の確立の再試行回数が所定のリミット
に達している。各ノードには、所定の回線の確立の試み
の回数をカウントするためのカウンタが提供されてい
る。
にソースノードによってACKNOWLEDGEデータグラムが受
信されず、且つ再試行の最大回数に達している。
ォーマットを適応させるためのルーチングテーブルに対
する追加はここでは論じられない。しかしながら、それ
らは前述の説明から当業者には明らかであろう。
ョン指向通信ネットワークを提供することができる。
概略図、第2図は本発明の第1の実施例に従ったネット
ワークに於けるデータ回線の確立を説明するためのフロ
ーチャート、第3図は本発明の第2の実施例に従ったネ
ットワークに於けるノード間の更新情報の伝送を説明す
るためのフローチャート、第4図(a)乃至(c)はそ
れぞれ動作の間のネットワークトポロジィの変化の影響
を示す本発明の第2の実施例に従ったネットワークの概
略図である。 N,NE,NF,N4,N5……ノード、 NS……ソースノード、 NB,NC……サブ宛先ノード、 ND……宛先ノード、 L……リンク、 M……メモリ。
Claims (17)
- 【請求項1】ソースノード(NS)、サブ宛先ノード
(NB,NC)、及び宛先ノード(ND)としてそれぞれ動作
可能な複数のノード(N)を具備する分散通信ネットワ
ークに於いて、 各ノード間は、リンク(L)によって相互接続され、 各ノードは、ローカル処理手段及び記憶手段(M)を有
し、 各ノードは、当該ノードの記憶手段中に、その隣接ノー
ドへのリンクを直接的もしくは間接的に表すエントリを
有する第1記憶リストに関連付けられた宛先ノードの記
憶リストを含み、 各宛先ノードは、前記第1記憶リストの各リンクに関連
付けられ、 前記処理手段は、ソースノードから遠方の宛先ノードへ
のコールに応答して、1個以上の連続するサブ宛先ノー
ドを介して、前記ソースノードと宛先ノード間でデータ
グラムを伝送するように構成され、 各サブ宛先ノードは、ソースノードあるいは前のサブ宛
先ノードの前記第1記憶リストから選択されたエントリ
によって決定され(50)、 当該ネットワークは、各ノードがその隣接ノードへのリ
ンクを直接的もしくは間接的に表すエントリを有する第
2記憶リストをも含むことを特徴とし、 上記データグラムは、前記サブ宛先ノードの少なくとも
幾つかを回線ノードとして指定し、この回線ノードのメ
モリ手段に回線データを記憶するように構成され、 前記回線データは、前記回線ノードを介した前記ソース
ノードと宛先ノードとの間のデータ伝送のために一時的
な回線を確立し(100)、 前記ソースノード(NS)、宛先ノード(ND)、又は回線
ノード(NB,NC)以外の前記データグラムが通り抜ける
ノード(NE,NF)はそれぞれ、前記データグラムの経路
に於いて次に指定される回線ノードに関連付けられた直
前のノードの第2記憶リストからそのエントリを選択す
ることによって決定され(60)、 各ノードの前記第1記憶リストと第2記憶リストのため
のエントリを決定するための基準はそれぞれ別個のもの
であり、前記第1記憶リストのためのエントリを決定す
るための基準は前記一時的な回線における前記データの
最適な伝送に向けられ、前記第2記憶リストのためのエ
ントリを決定するための基準は前記一時的な回線の最適
な確立に向けられていることを特徴とする分散通信ネッ
トワーク。 - 【請求項2】各第1記憶リストに於けるエントリは、ソ
ースノード(NS)と宛先ノード(ND)の間の回線に於け
るホップの数を最小にするようなエントリであることを
特徴とする請求項(1)に記載の分散通信ネットワー
ク。 - 【請求項3】各第2記憶リストに於けるエントリは、連
続する回線ノード(NB,NC)間をデータグラムが通り抜
けるのに要する時間を最小にするようなエントリである
ことを特徴とする請求項(2)に記載の分散通信ネット
ワーク。 - 【請求項4】各ノード(N)は、該ネットワークに於け
るその隣接ノードと宛先ノードとの間のホップ数に関す
る隣接ノードから受けたホップ数情報に応答してその第
1記憶リストを更新するように構成され(150)、 各ノードは、隣接ノードからのホップ数情報をインクリ
メントし、他の隣接ノードがあれば、そこへ上記インク
リメントされたホップ数を通信するように構成されてい
ることを特徴とする請求項(3)に記載の分散通信ネッ
トワーク。 - 【請求項5】各ノード(N)は、該ネットワークに於け
るその隣接ノードと遠隔ノードとの間の伝送遅延に関す
る隣接ノードから受けた遅延情報に応答してその第2記
憶リストを更新するように構成され(150)、 各ノードは、隣接ノードからのリンクの遅延情報の受信
に関連付けて付加的な遅延(d)を前記伝送遅延に加算
し(180)、他の隣接ノードがあれば、そこへ上記結果
の総遅延情報を送信し(200−290)、且つ上記遅延情報
が受信されるリンク(L)上にタイミングパケットを送
受信することにより前記付加的な遅延を測定するように
構成されていることを特徴とする請求項(3)に記載の
分散通信ネットワーク。 - 【請求項6】上記ノード(N)は、上記ネットワークの
状態に応答してそれらの第1及び/又は第2記憶リスト
を更新し(180)、 各ノードは、その第1及び/又は第2記憶リストの変化
を隣接ノードに通信し(200−290)且つその隣接ノード
から受信した更新情報に応答してその第1及び/又は第
2記憶リストを変更する(180)ように構成されている
ことを特徴とする請求項(1)乃至(3)のいずれかに
記載の分散通信ネットワーク。 - 【請求項7】各ノード(N)はさらに、その隣接ノード
へのリンクを表すエントリを有する第3及び第4記憶リ
ストを含み、 宛先ノードの記憶リストに於ける各宛先ノード(ND)
は、前記第3及び第4記憶リストに於けるエントリと関
連付けられており、 前記第3記憶リストと第4記憶リストにおけるエントリ
を決定するため基準はそれぞれ別個のものであり、前記
第3記憶リストのためのエントリを決定するための基準
は前記一時的な回線における前記データの最適に近い伝
送に向けられ、前記第4記憶リストのためのエントリを
決定するための基準は前記一時的な回線の最適に近い確
立に向けられていることを特徴とする請求項(6)に記
載の分散通信ネットワーク。 - 【請求項8】各第3記憶リストに於けるエントリは、回
線ノード(N)間の次善のホップ数を表し、 各第4記憶リストに於けるエントリは、連続するサブ宛
先ノード(NB,NC)間をデータグラムが通り抜けるのに
要する次善の時間を表すことを特徴とする請求項(7)
に記載の分散通信ネットワーク。 - 【請求項9】各ノード(N)は、その前記第1及び/又
は第2記憶リストに於ける更新されたエントリに依存し
て選択された隣接ノードに、前記第1及び/又は第2記
憶リストに於ける変化を通信する(200−290)ように構
成され、 各補正されたエントリは、そのエントリに対応しない隣
接ノードに、それらのリンクを介してのみ通信されるこ
とを特徴とする請求項(4)乃至(8)のいずれかに記
載の分散通信ネットワーク。 - 【請求項10】各ノード(N)は、その前記第1,第2,第
3,及び第4記憶リストの更新されたエントリに依存して
選択された隣接ノードに、その前記第1,第2,第3,及び第
4記憶リストの変化を通信するように構成され(200−2
90)、 第1及び第4記憶リストの各補正されたエントリは、前
記第2記憶リストの関連付けられたエントリである隣接
ノードにそのリンク(L)を介して通信され(240)、 第2及び第3記憶リストの各補正されたエントリは、前
記第1記憶リストの関連付けられたエントリである隣接
ノードにそのリンク(L)を介して通信される(260)
ことを特徴とする請求項(9)に記載の分散通信ネット
ワーク。 - 【請求項11】各ノード(N)は、それらの前記第1及
び第2記憶リストを更新するために隣接ノードに更新情
報を通信するように構成され(200−290)、 前記更新情報は、ルーチング情報パケット内で通信さ
れ、 各ルーチング情報はパケットは、ノードアドレス(A,B,
C,D,E,F,G:1,2,3,4,5,6)と前記第1及び第2記憶リス
トに於けるそのノードアドレスのためのエントリとを含
む少なくとも一つのルーチングエレメントを含み、 各ノードアドレスに対応する最も大きい一つのルーチン
グエレメントがシングルルーチン情報パケット中にある
ことを特徴とする請求項(4)乃至(10)のいずれかに
記載の分散通信ネットワーク。 - 【請求項12】ソースノード(NS)から送られたデータ
グラムによって記憶された前記回線データは、データグ
ラムと、該データグラムが現在訪れている回線ノードの
それぞれのアップストリーム及びダウンストリームであ
る回線ノードへのアップストリーム及びダウンストリー
ムとによって確立された回線にユニークであるコール識
別子を含むコネクションストラクチャ情報を含み、 上記データグラムが現在訪れている回線ノードは、当該
データグラムによって現在記憶されたコール識別子がそ
の回線ノードに既に記憶されている同一のコール識別子
に対応しないことをチェックするように構成され(80,9
0)、 上記データグラムは、それが回線の連続的なノード
(NS、NB、NC、NF,ND)を通り抜けるにつれ、そのコネ
クションストラクチャ情報を更新するように構成されて
いることを特徴とする請求項(1)乃至(11)のいずれ
かに記載の分散通信ネットワーク。 - 【請求項13】データグラムによって現在記憶されたコ
ール識別子がその回線ノードに既に記憶されたのと同一
のコール識別子に対応していないということを、前記現
在訪れている回線ノード(N)が決定した場合には、上
記現在訪れているノードは、既に記憶されているコール
識別子と関連付けられて記憶されたコネクションストラ
クチャをチェックするように構成され(120)、且つ記
憶されたコネクションストラクチャのアップストリーム
リンクがデータグラムによって最後に訪れた回線ノード
に導かれない場合には、回線ノードとしてその状態をキ
ャンセルし且つ最後に訪れた回線ノードにデータグラム
を戻すように構成され(130)、 前記最後に訪れた回線ノードは、前記宛先ノード(NS)
への回線を構成する試みに於いて代わりのサブ宛先ノー
ドに上記戻されたデータグラムを再送するように構成さ
れることを特徴とする請求項(12)に記載の分散通信ネ
ットワーク。 - 【請求項14】各ノード(N)は、そのリンクのそれぞ
れのスペアデータキャリングキャパシティをモニタする
ように構成され、 それが回線ノードとしてそれを指定するデータグラムを
受けるが、そのデータグラムによって確立される回線に
於けるダウンストリームリンクが不十分なデータキャリ
ングキャパシティしか持っていない場合には、宛先ノー
ド(ND)への代わりの回線を確立することを試みること
を指令するために、ソースノードに対してデータグラム
を送信するよう構成されていることを特徴とする請求項
(1)乃至(13)のいずれかに記載の分散通信ネットワ
ーク。 - 【請求項15】各ノード(N)は、隣接ノードに対する
そのリンク(L)をモニタするように構成されており、 そのようなリンクが不首尾の場合には、その第1及び/
又は第2記憶リストを更新し、そのリンク不首尾に起因
するその第1及び/又は第2記憶リストのどの様な変化
も全てのその残りの隣接ノードに通信するように構成さ
れていることを特徴とする請求項(1)乃至(14)のい
ずれかに記載の分散通信ネットワーク。 - 【請求項16】各ノード(N)は、そのリンク(L)の
それぞれに関してそのメモリ手段(M)に、そのリンク
がそのノードを通過するデータ伝送回線に於けるアップ
ストリームリンクである記憶されたコネクションストラ
クチャへのポインタのリストと、そのリンクがそのノー
ドを通過する前記データ伝送回線に於けるダウンストリ
ームリンクである記憶されたコネクションストラクチャ
へのポインタのリストとを記憶するように構成され、 上記ノードは、そのリンクのいずれの不首尾も検出し、
どの不首尾のリンクに関するポインタのリストもサーチ
し、その不首尾リンクに関するポインタにより示される
コネクションストラクチャのそれぞれの残りのリンクを
介してデータグラムを送出するように構成され、 各コネクションストラクチャは、ソースノード(NS)に
向けられているアップストリームリンクと、宛先ノード
(ND)に向けられているダウンストリームリンクとを含
み、 アップストリームリンクを介して送られる各前記データ
グラムは、代わりの回線を確立することを試みることを
関連付けられたソースノードに指令するように構成さ
れ、 ダウンストリームリンクを介して送られる各前記データ
グラムは、リンク不首尾によって中断された回線のダウ
ンストリーム部をキャンセルするように構成されている
ことを特徴とする請求項(15)に記載の分散通信ネット
ワーク。 - 【請求項17】各ノードは、請求項(7)に限定された
ような第3記憶リストをそのメモリ手段(M)中に含
み、 代わりのデータ回線を確立することを試みることがデー
タグラムにより指令された時、所望の宛先ノード(N)
に対応する第3記憶リストのそのエントリを選択するこ
とにより、それを行なうことを特徴とする請求項(13)
乃至(16)のいずれかに記載の分散通信ネットワーク。
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