JP2574458Y2 - プラスチックフィルム製袋体 - Google Patents
プラスチックフィルム製袋体Info
- Publication number
- JP2574458Y2 JP2574458Y2 JP1990028943U JP2894390U JP2574458Y2 JP 2574458 Y2 JP2574458 Y2 JP 2574458Y2 JP 1990028943 U JP1990028943 U JP 1990028943U JP 2894390 U JP2894390 U JP 2894390U JP 2574458 Y2 JP2574458 Y2 JP 2574458Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- plastic film
- film
- shape
- bonding portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Bag Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はプラスチックフィルム製麺包装体に関する 〔従来の技術〕 第３図に示す様にポリプロピレン系フィルムやポリエ
チレン系フィルムからなる従来の麺包装用プラスチック
フィルム製袋体４は、ヒートシール等による接着部５全
体が直線状であった。
チレン系フィルムからなる従来の麺包装用プラスチック
フィルム製袋体４は、ヒートシール等による接着部５全
体が直線状であった。
しかしながら、第４図に示す様に麺包装用プラスチッ
クフィルム製袋体４の接着部５の形状が全体に渡り直線
状であると、この接着部５に沿って袋体両端部が折れ曲
がり、見ばえが悪かった。
クフィルム製袋体４の接着部５の形状が全体に渡り直線
状であると、この接着部５に沿って袋体両端部が折れ曲
がり、見ばえが悪かった。
又、従来の麺包装においては、袋体内部に麺が充填さ
れ密封の後、殺菌してから冷却されるが、その作業中に
第４図の様に袋体端部に折れ曲がりがあると、その鋭く
とがった折れ曲がりの端部6,6′が、他の密封された袋
体に当たって、その他の袋体に穴を開けてしまうのでせ
っかく殺菌処理を行っても、袋体内に雑菌が侵入してカ
ビが生じやすいという問題があり、この傾向は特にポリ
プロピレン系フィルムを用いた場合に特に顕著である。
れ密封の後、殺菌してから冷却されるが、その作業中に
第４図の様に袋体端部に折れ曲がりがあると、その鋭く
とがった折れ曲がりの端部6,6′が、他の密封された袋
体に当たって、その他の袋体に穴を開けてしまうのでせ
っかく殺菌処理を行っても、袋体内に雑菌が侵入してカ
ビが生じやすいという問題があり、この傾向は特にポリ
プロピレン系フィルムを用いた場合に特に顕著である。
しかも上記雑菌処理は80〜95℃の水蒸気中で麺が充填
された密封袋体を30〜40分間して行われており、その間
袋体は風船の様に膨脹するので、第３〜４図の様に接着
部の形状が全体に渡って直線上であると、折れ曲がりの
端部6,6′に特に大きな圧力がかかって、ピンホールが
生じたり、場合によっては圧力に耐えきれず破裂すると
いう欠点をも有している。
された密封袋体を30〜40分間して行われており、その間
袋体は風船の様に膨脹するので、第３〜４図の様に接着
部の形状が全体に渡って直線上であると、折れ曲がりの
端部6,6′に特に大きな圧力がかかって、ピンホールが
生じたり、場合によっては圧力に耐えきれず破裂すると
いう欠点をも有している。
本考案は、上記課題を解決するためになされたもので
あり、以下第１図とともに説明すれば、プラスチックフ
ィルムを接着した袋体１において、接着部２の両縁部3,
3′の形状を円弧状又は斜め状にしたことを特徴とする
プラスチックフィルム製麺包装体を提供するものであ
る。
あり、以下第１図とともに説明すれば、プラスチックフ
ィルムを接着した袋体１において、接着部２の両縁部3,
3′の形状を円弧状又は斜め状にしたことを特徴とする
プラスチックフィルム製麺包装体を提供するものであ
る。
プラスチックフィルムとしては、公知慣用の単層又は
複層のフィルムが使用できる。例えば、プラスチックフ
ィルムとしては、ポリエチレン単層フィルム、プロピレ
ンホモポリマーと、プロピレンとその他のモノマーのコ
ポリマーの２層フィルム、プロピレンホモポリマーを中
間層に有し、その両側がプロピレンとその他のモノマー
のコポリマー層である３層フィルム、オリエンティッド
ポリプロピレンとポリプロピレンとのラミネートフィル
ム、ポリエチレンテレフタレートとポリエチレンとのラ
ミネートフィルム等が挙げられる。
複層のフィルムが使用できる。例えば、プラスチックフ
ィルムとしては、ポリエチレン単層フィルム、プロピレ
ンホモポリマーと、プロピレンとその他のモノマーのコ
ポリマーの２層フィルム、プロピレンホモポリマーを中
間層に有し、その両側がプロピレンとその他のモノマー
のコポリマー層である３層フィルム、オリエンティッド
ポリプロピレンとポリプロピレンとのラミネートフィル
ム、ポリエチレンテレフタレートとポリエチレンとのラ
ミネートフィルム等が挙げられる。
袋体は、筒状のフィルムの上下端をその接着部の両縁
部の形状が円弧状又は斜め状となる様に接着することに
より得ることができる。
部の形状が円弧状又は斜め状となる様に接着することに
より得ることができる。
筒状のフィルムは、平面のフィルムを合掌貼りや封筒
貼りしてもよいし、つぎめのないものであってもよい。
貼りしてもよいし、つぎめのないものであってもよい。
プラスチックフィルム同志の接着は、接着剤で行って
もよいが、通常熱融着で接着される。
もよいが、通常熱融着で接着される。
接着部２の縁部3,3′の形状は円弧状又は斜め状であ
る必要があるが、斜め状の場合（第２図参照）、１つの
接着部の１つの縁部に２箇所、全体としては８箇所内圧
のかかる点があるのに対し、円弧状の場合（第１図参
照）、接着部２の両縁部3,3′には点が存在せず内圧が
均一にかかるので破裂も特に起こりにくく特に好まし
い。
る必要があるが、斜め状の場合（第２図参照）、１つの
接着部の１つの縁部に２箇所、全体としては８箇所内圧
のかかる点があるのに対し、円弧状の場合（第１図参
照）、接着部２の両縁部3,3′には点が存在せず内圧が
均一にかかるので破裂も特に起こりにくく特に好まし
い。
接着部２は、その両縁部3,3′をも含めて全体として
円弧状であることが、袋体の縁部の折り曲がり防止、袋
体のピンホールや破裂防止に最適である。勿論袋体内容
積を大きくする必要がある場合には、接着部２の両縁部
3,3′以外の部分は直線状としてもよい。
円弧状であることが、袋体の縁部の折り曲がり防止、袋
体のピンホールや破裂防止に最適である。勿論袋体内容
積を大きくする必要がある場合には、接着部２の両縁部
3,3′以外の部分は直線状としてもよい。
第１〜２図においては、ポリプロピレンホモポリマー
のフィルムを用い、熱融着で密封された麺包装用袋体の
一例の平面を示した。第１〜２図からも明らかな様に接
着部２の両縁部3,3′が円弧状又は斜め状になってお
り、麺の充填量を多くするために両縁部3,3′以外の接
着部２は直線状にしてある。
のフィルムを用い、熱融着で密封された麺包装用袋体の
一例の平面を示した。第１〜２図からも明らかな様に接
着部２の両縁部3,3′が円弧状又は斜め状になってお
り、麺の充填量を多くするために両縁部3,3′以外の接
着部２は直線状にしてある。
本考案に係るプラスチックフィルム製麺包装体は接着
部の両縁部が円弧状又は斜め状であるので、接着部に沿
って袋体の端部が折れ曲らず、見ばえもよいし、その折
れ曲がりの端部が他の袋体に穴を開けることがなく雑菌
が侵入しないし、殺菌時に接着部の一部に過大な圧力が
かかることもなく、ピンホールの発生や破裂も起こりに
くいという長所を有する。
部の両縁部が円弧状又は斜め状であるので、接着部に沿
って袋体の端部が折れ曲らず、見ばえもよいし、その折
れ曲がりの端部が他の袋体に穴を開けることがなく雑菌
が侵入しないし、殺菌時に接着部の一部に過大な圧力が
かかることもなく、ピンホールの発生や破裂も起こりに
くいという長所を有する。
第１図と第２図は、本考案に係るプラスチックフィルム
製麺包装体ポリプロピレンホモポリマー製袋体の一例の
平面図を、第３図は従来のポリプロピレンホモポリマー
製袋体の平面図である。 第４図は、従来のポリプロピレンホモポリマー製袋体の
斜視図である。 １…袋体、２…接着部、3,3′…縁部、４…袋体、５…
接着部、6,6′…端部
製麺包装体ポリプロピレンホモポリマー製袋体の一例の
平面図を、第３図は従来のポリプロピレンホモポリマー
製袋体の平面図である。 第４図は、従来のポリプロピレンホモポリマー製袋体の
斜視図である。 １…袋体、２…接着部、3,3′…縁部、４…袋体、５…
接着部、6,6′…端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平２−166073（ＪＰ，Ａ) 実開 昭48−39221（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−60171（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】プラスチックフィルムの上下端から離れた
箇所を線状に接着した麺包装体において、接着部２の両
縁部3,3′の形状を円弧状又は斜め状に曲折したことを
特徴とするプラスチックフィルム製麺包装体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990028943U JP2574458Y2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | プラスチックフィルム製袋体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990028943U JP2574458Y2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | プラスチックフィルム製袋体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03120445U JPH03120445U (ja) | 1991-12-11 |
| JP2574458Y2 true JP2574458Y2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=31531727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990028943U Expired - Lifetime JP2574458Y2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 | プラスチックフィルム製袋体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2574458Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010269841A (ja) * | 2009-05-25 | 2010-12-02 | Fabrica Toyama Corp | 横シール装置、充填包装機および無菌充填機 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4014834B2 (ja) * | 2001-09-19 | 2007-11-28 | 株式会社東陽機械製作所 | スティック型包装体の製造装置 |
| WO2012094773A1 (en) * | 2011-01-10 | 2012-07-19 | The Procter & Gamble Company | Pouch with concave-curved corner. |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5343375Y2 (ja) * | 1971-09-09 | 1978-10-18 | ||
| JPS5960171U (ja) * | 1982-10-14 | 1984-04-19 | 南登保冷器材株式会社 | 保冷袋 |
| JPH02166073A (ja) * | 1988-12-13 | 1990-06-26 | Terumo Corp | 医療用器具包装体およびその集積体 |
-
1990
- 1990-03-20 JP JP1990028943U patent/JP2574458Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010269841A (ja) * | 2009-05-25 | 2010-12-02 | Fabrica Toyama Corp | 横シール装置、充填包装機および無菌充填機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03120445U (ja) | 1991-12-11 |
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