JP2574229Y2 - 自動車のフォグランプ装置 - Google Patents

自動車のフォグランプ装置

Info

Publication number
JP2574229Y2
JP2574229Y2 JP1992030124U JP3012492U JP2574229Y2 JP 2574229 Y2 JP2574229 Y2 JP 2574229Y2 JP 1992030124 U JP1992030124 U JP 1992030124U JP 3012492 U JP3012492 U JP 3012492U JP 2574229 Y2 JP2574229 Y2 JP 2574229Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fog lamp
vehicle body
fog
power cable
clip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1992030124U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0589072U (ja
Inventor
裕晶 落合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP1992030124U priority Critical patent/JP2574229Y2/ja
Publication of JPH0589072U publication Critical patent/JPH0589072U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2574229Y2 publication Critical patent/JP2574229Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、本来の用途以外に、
夜間でのタイヤチェーンの脱着作業等にも使用すること
ができる自動車のフォグランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】夜間にタイヤチェーンの脱着作業等を行
う場合には、光源が必要となり、光源としては、従来、
懐中電灯などが利用される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、懐中電灯は
常時車内に装備されているとは限らないし、懐中電灯が
利用できるとしても、片方の手で懐中電灯を持ちながら
の作業となり、上述したタイヤチェーンの脱着である場
合には、この作業は実質的に不能となる。この考案は、
上述したことを考慮してなされ、その目的は、タイヤチ
ェーンの脱着作業等にも使用することができる自動車の
フォグランプ装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案によれば、上記
目的を達成するために、自動車のフォグランプ装置は、
フォグランプと、フォグランプに設けられ、車体側に取
外し可能にしてフォグランプを連結する接続部と、フォ
グランプに設けられ、車体側の任意の場所にフォグラン
プを所望の姿勢で取付け可能とする取付アタッチメント
と、フォグランプから延び車体側の電源コネクタに接続
可能な電源ケ−ブルとを備えている。
【0005】好ましくは、前記取付アタッチメントは、
フォグランプに対して脱着可能となっており、また、前
記フォグランプ及び車体側の一方には前記電源ケ−ブル
を引出し可能にして収容するケ−ブル収容部が設けられ
ている。
【0006】
【作用】この考案の自動車のフォグランプ装置によれ
ば、フォグランプは必要に応じて車体から取り外され、
そして、その取付アタッチメントにより車体側の任意の
場所に取り付けられ、また、フォグランプも所望向きに
可変される。
【0007】
【実施例】この考案の第1実施例を図1乃至図5に基づ
いて詳細に説明する。図1によると、自動車のフォグラ
ンプ装置は、一対のフォグランプ10と電源装置とから
なり、これらフォグランプ10は、車体11の前側に設
けられ、電源装置に接続されて点灯可能となっている。
【0008】一般にフォグランプ10は、霧や雪の中を
走行する際の補助前照灯として設けられており、淡黄色
の光で車体前方を照らして、対向車に自車の存在を警告
する役目とされている。図2に示すように、フォグラン
プ10の外周面、図2で見て上側には、取付けアタッチ
メント、つまり、玉継手部12を介して、クリップ13
が接続されており、フォグランプ10は、図2、図3及
び図4から明らかなように、クリップ13に対して前後
左右回転可能となっている。
【0009】このクリップ13は、図4に示すように、
一対の板材14からなっており、これらの板材14の先
端部には、その側方に延びた一対の突起15が設けられ
ている。これら板材14の先端部の内面側には、所定の
大きさのゴムプレート16が取り付けてあり、互いに向
き合った状態となっている。なお、これらのゴムプレー
ト16は、クリップ10と車体11との間において、滑
り止め及び傷付防止用のプロテクタとなっている。
【0010】図3に示すように、クリップ13の一方の
板材14、図3で見て上側に位置する板材14の先端部
上面には、所定の大きさ有するマグネトプレート17が
取り付けられている。このマグネットプレート17は、
車体側のクリップ13で挟むことができない部位にクリ
ップ13を取り付ける際に使用され、このマグネットプ
レ−ト17により、クリップ13は車体の金属部分に直
接吸着される。
【0011】一方、フォグランプ10の外周面、図4で
見て下側、すなわち、前記玉継手部12と反対の位置に
は、接続ボルト部18が下方に突き出して設けられてお
り、この接続ボルト部18は、車体11のフォグランプ
10専用の取付部にねじ込まれ、そして、フォグランプ
10はナットを介して取付部に取り外し可能にして固定
されている。
【0012】フォグランプ10の後面下部からは、フォ
グランプ10内部から電源ケ−ブル19が引き出されて
おり、この電源ケーブル19は所定の長さを有してカー
ル状に形成されている。また、この電源ケーブル19の
先端には電源プラグ20が設けられている。一方、車体
11の前部には、図示していないが、一対の収容部が設
けられており、これら収容部にはフォグランプ10の電
源ケ−ブル19が収容可能となっている。また、これら
収容部の内側には、前記電源プラグ20を差し込み可能
な電源ソケット(図示しない)がそれぞれ設けられてお
り、これら電源ソケットは車室内のシガーライタソケッ
トと同様なもとなっている。
【0013】従って、フォグランプ10は、その接続ボ
ルト部18からナットを外すと、車体11から取り外さ
れ、電源ケ−ブル19の届く範囲内で移動可能となる。
そして、フォグランプ10は、図5に示すように、その
クリップ13により車体11のフロントフェンダ21を
挟み、車体11に保持される。また、フォグランプの向
きは、玉継手部12により所望の姿勢に変更される。
【0014】フォグランプ10をリアフェンダ側に取り
付ける場合、車体の前部の電源ソケットからフォグラン
プの電源プラグ20を外すことで、電源ケ−ブル19の
長さに制約されることなく、クリップ13でリアフェン
ダを挟み、フォグランプ10は車体11に保持される。
そして、フォグランプ10の電源プラグ20は、車体1
1の内部、例えば後部座席側にあるシガーライタソケッ
トに差し込まれる。
【0015】また、クリップ13が使用できない車体1
1の部位にフォグランプ10を取り付ける場合、そのク
リップ13のマグネットプレ−ト17の磁力により、フ
ォグランプ10は車体11に固定される。このように、
車体11から取り外されたフォグランプ10は、車体1
0の任意の場所に取り付けられ、直ちに、作業用のライ
トとして使用できる。このフォグランプ10は十分に明
るく、しかも、車体10に取付けて使用できるから、タ
イヤチェーンの脱着の作業等を両方の手で行うことがで
きる。
【0016】第2実施例によれば、図6に示すように、
フォグランプ10の周面上部には凹み21が設けられて
おり、この凹み21の両側には、後側から前側に、図6
で見て右から左に向かって所定の幅を存して一対のガイ
ド溝22が形成されている。また、凹み21の底部に
は、前記ガイド溝22に沿って板ばね23が設けられて
いる。
【0017】一方、玉継手部12の下端には、その両側
縁に一対の突起12aが設けられており、前記ガイド溝
22とほぼ同じ幅に形成されている。従って、フォグラ
ンプ10の凹み21には、そのガイド溝22に玉継手部
12の突起12aを差し込むようにして、その玉継手部
12すなわちクリップ13を装着できる。なお、玉継手
部12と凹み21との間の板ばね23により、クリップ
13は確実に保持される。また、玉継手部12は、フォ
グランプ10から取り外すこともでき、すなわち、フォ
グランプ10とクリップ13とは、玉継手部12の部分
で脱着可能となっている。
【0018】従って、第2実施例の場合、クリップ13
を外した状態でフォグランプ10を車体11の本来の位
置に取り付ければ、フォグランプ10の外観上の見栄え
が損なわれることもない。第3実施例の自動車のフォグ
ランプ装置は、図7に示すように、フォグランプ10の
内部を断熱壁24により前後に分けており、その前側は
ランプ部であり、後側にはコードリール25が収容され
ている。このコードリール25には、所定の長さの電源
ケ−ブル28が巻かれており、この電源ケ−ブル28は
まっすぐなものとなっている。また、このコードリール
25は、その回転軸26との間に渦巻ばね27が設けら
れており、従って、コードリール25から渦巻ばね27
の付勢力に抗して電源ケ−ブル28を所望の長さに引出
し可能となっている。この電源ケ−ブル28の先端に
は、第1実施例と同様な電源プラグ20が設けられてい
る。なお、コードリール25への電源ケ−ブル28の巻
き取りは、図示しないが撮みを操作することで、渦巻ば
ね27の復帰力により自動的になされるものとなってい
る。
【0019】一方、第3実施例のフォグランプに代え
て、図面には示していないが、第3実施例と同様なコー
ドリール25を車体11側の内部に設けてもよい。第3
及び第4実施例では、フォグランプ10の電源ケ−ブル
28がコードリール25から引き出し可能となっている
ので、フォグランプ10を車体から取り外して使用する
際、必要な長さだけ電源ケ−ブル28が引き出すことが
できて、電源ケ−ブル28は邪魔にならない。また、フ
ォグランプ10を車体11の本来の位置に取り付ける
際、電源ケ−ブル28の収容が簡単に行えるので非常に
便利である。
【0020】なお、以上説明した実施例において、電源
ケ−ブル19、28の先端には電源プラグ20が設けら
れているとしたが、電源ケ−ブル19、28の長さが十
分取れるときは、その電源プラグ20を車体側の電源ソ
ケットに固定して接続するようにしてもよい。
【0021】
【考案の効果】以上説明したように、この考案の自動車
のフォグランプ装置は、フォグランプを車体から取外し
可能とし、取付アタッチメントにより車体の任意の場所
にかつ所望の姿勢でフォグランプを取り付けることがで
きる。従って、夜間にタイヤチェーンの脱着等の各種作
業が必要な場合、このフォグランプを作業用の照明とし
て大変有効に利用できる。
【0022】また、フォグランプに対して取付アタッチ
メントが取り外し可能であり、しかも、フォグランプ内
に電源ケ−ブルが引き出し可能にして収納されていれ
ば、通常の使用時、フォグランプの美観が損なわれるこ
ともないし、また、電源ケ−ブルも邪魔にならないなど
の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のフォグランプ装置が配設された自動
車の斜視図である。
【図2】フォグランプ装置の正面図である。
【図3】フォグランプ装置の平面図である。
【図4】フォグランプ装置の側面図である。
【図5】フォグランプがフロントフェンダに取り付けら
れた車体の側面図である。
【図6】第2実施例のフォグランプ装置を示す概略図で
ある。
【図7】第3実施例のフォグランプ装置を一部を破断し
て示す概略側面図である。
【符号の説明】
10 フォグランプ 11 車体 12 玉継手 12a 突起 13 クリップ 15 突起部 16 ゴムプレ−ト 17 マグネットプレ−ト 18 接続ボルト部 19、28 電源ケ−ブル 20 電源プラグ 21 溝 22 ガイド 23 板ばね 24 断熱壁 25 コードリール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60Q 1/20 F21M 3/02 F21M 3/22

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォグランプと、フォグランプに設けら
    れ、車体側に取外し可能にしてフォグランプを連結する
    接続部と、フォグランプに設けられ、車体側の任意の場
    所にフォグランプを所望の姿勢で取付け可能とする取付
    アタッチメントと、フォグランプから延び車体側の電源
    コネクタに接続可能な電源ケ−ブルとを具備したことを
    特徴とする自動車のフォグランプ装置。
  2. 【請求項2】 前記取付アタッチメントは、フォグラン
    プに対して脱着可能であることを特徴とする請求項1に
    記載の自動車のフォグランプ装置。
  3. 【請求項3】 前記フォグランプ及び車体側の一方に前
    記電源ケ−ブルを引出し可能にして収容するケ−ブル収
    容部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の自動車
    のフォグランプ装置。
JP1992030124U 1992-05-08 1992-05-08 自動車のフォグランプ装置 Expired - Fee Related JP2574229Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992030124U JP2574229Y2 (ja) 1992-05-08 1992-05-08 自動車のフォグランプ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992030124U JP2574229Y2 (ja) 1992-05-08 1992-05-08 自動車のフォグランプ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0589072U JPH0589072U (ja) 1993-12-03
JP2574229Y2 true JP2574229Y2 (ja) 1998-06-11

Family

ID=12295031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992030124U Expired - Fee Related JP2574229Y2 (ja) 1992-05-08 1992-05-08 自動車のフォグランプ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2574229Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0589072U (ja) 1993-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1325414C (en) Portable compressor kit with detachable lamp
US7661855B2 (en) Retractable reel assembly
US5797672A (en) Safety light
JP3280284B2 (ja) 前照灯灯具
US6099142A (en) Multipurpose lamp device
JP2574229Y2 (ja) 自動車のフォグランプ装置
CA2457425A1 (en) All-terrain vehicle
JPH0224166Y2 (ja)
JPH0717584Y2 (ja) Ledハイマウントストップランプ
JP3542406B2 (ja) 車両用サンバイザの電気配線構造
KR850001187Y1 (ko) 자동차용 플래시
KR100213822B1 (ko) 자동차용 램프의 벌브 소켓
JPS6110254Y2 (ja)
KR200154690Y1 (ko) 자동차 스톱램프의 체결구조
JPH0727729Y2 (ja) カムコーダ用ライト装置
JPH0639691U (ja) 自転車の車輪につける安全灯
JPS6187143U (ja)
JPH03103507U (ja)
JPH0629332U (ja) コード用グロメット
JPH03113243U (ja)
JPH0416808U (ja)
JPS5950853U (ja) 車輛等の夜間の作業に於ける照明器具
JPH10334710A (ja) 車両用灯具
TR199501063A2 (tr) Motorlu tasitlar icin yan taraf aydinlatma lambasi
RU93043931A (ru) Светильник переносной автомобильный

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980224

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees