JP2574070B2 - マイクロ波治療器 - Google Patents

マイクロ波治療器

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JP2574070B2
JP2574070B2 JP2655991A JP2655991A JP2574070B2 JP 2574070 B2 JP2574070 B2 JP 2574070B2 JP 2655991 A JP2655991 A JP 2655991A JP 2655991 A JP2655991 A JP 2655991A JP 2574070 B2 JP2574070 B2 JP 2574070B2
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JP
Japan
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output
microwave
control means
signal
therapy device
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郁夫 大西
弘修 長島
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Ito Co ltd
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Ito Co ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、マイクロ波を人体に
照射して加熱し治療を行うマイクロ波治療器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマイクロ波治療器として、マイク
ロ波を連続して出力するものや、マイクロ波をパルス状
にして出力するものが知られている。これらの治療器の
うち、マイクロ波を連続して出力するものにあっては波
高値を変えることにより出力調整を行い、パルス状にし
て出力するものにあってはパルス幅を変えることにより
出力調整を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の各種マイクロ波治療器においては、その出力調整
を、連続したマイクロ波の場合は波高値を変え、パルス
状にした場合はパルス幅を変えるようにしている。しか
しながら、短時間で見た場合の出力エネルギー量はそれ
ほど大きくはないので、患部を含めた周囲が全体的にか
つ浅く加熱されるだけであって、深層部にある患部への
加熱は困難であった。
【0004】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たもので、深層部にある患部をも加熱することができる
マイクロ波治療器を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のマイク
ロ波治療器は、所定期間内におけるマイクロ波の出力回
数を制御する第1の制御手段と、この第1の制御手段に
連動してマイクロ波の出力レベルを制御する第2の制御
手段とを具備することを特徴とする。請求項2に記載の
マイクロ波治療器は、前記第2の制御手段の出力レベル
の制御を、前記第1の制御手段によるマイクロ波の出力
回数の増加に伴って減少させることを特徴とする。請求
項3に記載のマイクロ波治療器は、請求項1または請求
項2における第1の制御手段のマイクロ波の出力タイミ
ングを電源周波数に同期させることを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成によれば、マイクロ波の出力回数に連
動して該マイクロ波の出力レベルが変化するので、特に
所定期間内においてマイクロ波の出力回数を少なくする
とともにその出力レベルが増加するようにすれば、短時
間で大きなエネルギーを出力することができる。したが
って、短時間で大きなエネルギーを放出させることで、
生体の深層部まで加熱することが可能になる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例につ
いて説明する。図1はこの発明の一実施例によるマイク
ロ波治療器の構成を示すブロック図である。この図にお
いて、1は電源スイッチ、2は電源部である。電源部2
は後述するタイマ制御部3、過出力検出部4、ゼロスタ
ート回路部5および表示部6に低電圧電源を供給する。
【0008】上記タイマ制御部3は、ゼロスタート回路
部5から供給される開始信号Ssを入力した時点から所
定の期間、信号Sdを出力する。この場合、信号Sdを
出力する期間は任意に調整することができるようになっ
ている。また、タイマ制御部3は、過出力検出部4から
過出力信号Soが供給された場合には即時、信号Sdの
出力を停止する。
【0009】過出力検出部4は、マイクロ波発振部7の
出力を検出し、その検出値が予め設定されたした値より
も大きければ上述した過出力信号Soを出力する。ゼロ
スタート回路部5は、上述のようにタイマ制御部3に開
始信号Ssを供給するもので、この開始信号Ssを、図
示せぬ出力調整ツマミ8の設定位置がゼロの状態で、電
源スイッチ1が投入された時点で出力する。表示部6は
タイマ設定値を表示する。
【0010】符号9はゼロクロス機能を有するソリッド
ステートリレーである。このソリッドステートリレー9
は、周知のごとく双方向性ダイオード(商品名:トライ
アック)を使用して交流をオン、オフできるようにした
ものである。なお、ゼロクロス機能とは、交流電圧のゼ
ロ付近でトライアックをターンオンさせる機能であり、
これによって抵抗負荷時におけるノイズの軽減が図れ
る。
【0011】このソリッドステートリレー9は、上記タ
イマ制御部3から信号Sdが供給された後、供給される
交流電圧がゼロ付近になった時点でトライアックがター
ンオンして交流電圧をマイクロ波発振部7に供給する。
また、同時にこの交流電圧を出力制御部10と冷却ファ
ン11にも供給する。マイクロ波発振部7から発生した
マイクロ波はアンテナ12を介して中空へ出力される。
【0012】上記出力制御部(第1の制御手段および第
2の制御手段)10は、マイクロ波発振部7に対して出
力を制御するための制御信号Scを供給するものであ
り、出力調整ツマミ8の設定値に応じてマイクロ波の波
高値を変化させるとともにパルス数も変化させる。この
場合、パルス数が少なくなる毎に波高値が高くなり、一
定の期間における平均出力が同じになるようになってい
る。また、出力は電源周波数に同期して行われる。すな
わち、例えば50Hzの商用電源の場合は、1秒間に出
力されるパルス数が50個であるので、出力調整ツマミ
8を調整することにより1秒間に1個〜50個の間でパ
ルス数が変化する。なお、出力調整ツマミ8の位置に関
係なく波高値の高低を変化させることができる調整ツマ
ミ(図示略)も別に設けられている。この調整ツマミは
出力調整ツマミ8が有効の場合に有効になる。
【0013】このような構成のマイクロ波治療器におい
て、出力調整ツマミ8の設定値をゼロに設定した後、電
源スイッチ1を投入する。これにより、タイマ制御部3
から信号Sdが出力され、これがソリッドステートリレ
ー9へ供給される。また、同制御部3にて計時が開始さ
れる。信号Sdがソリッドステートリレー9に供給され
ると、同リレー9は交流電圧のゼロ付近でトライアック
をターンオンさせ、交流電源をマイクロ波発振部7、出
力制御部10および冷却ファン11に供給する。これに
より、出力制御部10から供給される制御信号Scに基
づいたマイクロ波がマイクロ波発振部7から出力され、
アンテナ12へ供給される。そして、タイマ制御部3に
おける計時が予め設定された設定値まで行われると、信
号Sdの出力が停止する。これにより、マイクロ波の出
力が停止する。
【0014】ここで、出力調整ツマミ8の設定値を大に
して行くと、1秒間に出力されるマイクロ波の数が増し
て行き、またそれに伴って波高値が小さくなって行く。
逆に出力調整ツマミ8の設定値を小にして行くと、1秒
間に出力されるマイクロ波の数が減少して行き、またそ
れに伴って波高値が大きくなって行く。したがって、出
力調整ツマミ8の設定値を小に設定すれば、短時間で大
きなエネルギーを生体に印加することができるので、生
体の深層部をも加熱することができる。
【0015】一方、マイクロ波を出力している最中に何
等かの原因でその出力値が規定値を越えると、この状態
が過出力検出部4にて検出されて過出力信号Soがタイ
マ制御部3へ供給される。これにより、マイクロ波の出
力が停止する。
【0016】この実施例においては、電源周波数に同期
してマイクロ波を出力するようにしているので、別に発
振器を設ける必要がない。この分、コストダウンを図る
ことができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のマイク
ロ波治療器によれば、短時間で大きなエネルギーのマイ
クロ波を発生させることができるので、生体の深層部ま
で加熱することができるという効果が得られる。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるマイクロ波治療器の
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
3 タイマ制御部 4 過出力検出部 5 ゼロスタート回路部 7 マイクロ波発振部 8 出力調整ツマミ 9 ソリッドステートリレー 10 出力制御部 12 アンテナ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定期間内におけるマイクロ波の出力回
    数を制御する第1の制御手段と、この第1の制御手段に
    連動してマイクロ波の出力レベルを制御する第2の制御
    手段とを具備することを特徴とするマイクロ波治療器。
  2. 【請求項2】 前記第2の制御手段の出力レベルの制御
    を、前記第1の制御手段によるマイクロ波の出力回数の
    増加に伴って減少させることを特徴とする請求項1記載
    のマイクロ波治療器。
  3. 【請求項3】 前記第1の制御手段のマイクロ波の出力
    タイミングを電源周波数に同期させることを特徴とする
    請求項1または請求項2のいずれかの項記載のマイクロ
    波治療器。
JP2655991A 1991-02-20 1991-02-20 マイクロ波治療器 Expired - Lifetime JP2574070B2 (ja)

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JPH0523400A JPH0523400A (ja) 1993-02-02
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