JP2573624B2 - ダイバシティ受信装置 - Google Patents

ダイバシティ受信装置

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JP2573624B2 JP62251918A JP25191887A JP2573624B2 JP 2573624 B2 JP2573624 B2 JP 2573624B2 JP 62251918 A JP62251918 A JP 62251918A JP 25191887 A JP25191887 A JP 25191887A JP 2573624 B2 JP2573624 B2 JP 2573624B2
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antenna
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reception state
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憲治 末廣
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複数の受信用アンテナのうち受信状態の良
好なものを自動的に選択してその受信信号を出力装置に
供給するダイバシティ受信装置の改良に関するものであ
る。
(従来技術) 従来、例えば特開昭61−210705号公報に示されるよう
に、自動車のサイドガラスおよびフロントガラス等にそ
れぞれ受信用アンテナを設置し、各受信用アンテナのう
ちマルチパス歪等が小さく受信状態が良好なものを自動
的に選択してテレビジョン受信機、ラジオ受信機、自動
車用電話機もしくは無線通信機等の出力装置に供給する
ダイバシティ受信装置が知られている。このダイバシテ
ィ受信装置は、複数の受信用アンテナのうち受信状態が
良好なものが自動的に選択されるように構成されている
ため、自動車の製造時等において他の受信用アンテナが
適正状態で設置されているか否かを検出することが困難
であるという問題がある。すなわち、複数の受信用アン
テナのうちの一つが優先的に選択され、他の受信用アン
テナからは受信信号が入力されないためにその設置状態
の適否を検出することができなかった。
(発明の目的) 本発明は、上記問題点を解決するためになされたもの
であり、複数の受信用アンテナの設置状態が適正である
か否かを必要に応じてそれぞれ正確に検出することがで
きるダイバシティ受信装置を提供するものである。
(発明の構成) 本発明は、複数の受信用アンテナのうち受信状態が良
好なものを選択してその受信信号を出力装置に供給する
選択手段を備えたダイバシティ受信装置において、手動
操作により受信用アンテナを切換える信号を入力する切
換スイッチと、この切換スイッチの手動操作に応じ、上
記選択手段によって選択されたアンテナを特定するとと
もに、この特定されたアンテナによる受信状態から他の
アンテナによる受信状態に強制的に切換える切換手段と
を設けたものである。
上記の構成によれば、切換スイッチから入力される切
換指令の信号に応じ、選択手段によって選択されたアン
テナによる受信状態から、他のアンテナによる受信状態
に、アンテナの選択状態が切換手段によって強制的に切
換えられるため、この切換前の受信状態と、切換後の受
信状態とを比較するだけで、上記選択手段が適正に作動
して受信状態が良好なアンテナが選択されているか否か
が容易に検出されることになる。
(実施例) 第1図は本発明に係るダイバシティ受信装置の実施例
を示すブロック図である。上記ダイバシティ受信装置
は、自動車のリヤフレーム等に設置されたパワーアンテ
ナ等からなる受信用の第1アンテナ1と、フロントウイ
ンド等の上記第1アンテナから離れた位置に設置された
受信用の第2アンテナ2と、各アンテナ1,2の受信信号
を検波する検波手段3,4と、上記第1,第2アンテナ1,2の
一方を選択する選択手段5と、各アンテナ1,2により受
信された電波のマルチパス歪の大きさに応じて各アンテ
ナ1,2の受信状態を判定するマルチパス歪判定手段6
と、各アンテナ1,2により受信された電波の電界強度に
応じて各アンテナ1,2の設置状態の適否を判定する電界
強度判定手段7と、上記選択手段5によるアンテナの選
択状態を切換スイッチ8の手動操作に応じて強制的に切
換える切換手段9とを備えている。
そして、通常の状態ではマルチパス歪判定手段6にお
ける判定の結果に応じ、マルクパス歪が小さく受信状態
が良好なアンテナが選択手段5により選択され、その受
信信号がアンプ10およびスピーカ11を備えたラジオ受信
機、自動車用電話機もしくは無線通信機等からなる出力
装置12に供給されるようになっている。また、切換スイ
ッチ8が操作されると、上記選択手段5によるアンテナ
の選択状態が切換手段9により他のアンテナ側に強制的
に切換えられ、そのアンテナにより受信された電波の電
界強度が電界強度判定手段7において所定の基準値と比
較され、上記アンテナの設置状態の適否が判定される。
この判定の結果、上記電波の電界強度が基準値よりも小
さく、アンテナの受信回路に断線等が生じていることが
確認された場合には、自動車のインストルメトパネル等
に設置された発光ダイオード等からなる表示手段13に制
御信号が出力されて警報表示が行なわれるように構成さ
れている。
上記構成のダイバシティ受信装置の制御動作を第2図
に示すフローチャートに基づいて説明する。制御動作が
スタートすると、まずステップS1において、アンテナの
選択状態を切換える切換スイッチ8が操作されたか否か
を判別する。この判別の結果、切換スイッチ8が操作さ
れていないことが確認された場合には、ステップS2にお
いて、第1アンテナ1により受信された電波のマルチパ
ス歪F1を入力した後、ステップS3において、上記マルチ
パス歪F1の値が予め設定された基準値Kよりも大きいか
否かをマルチパス歪判定手段6により判別する。この判
別の結果、上記マルチパス歪F1の値が基準値Kよりも小
さく、第1アンテナ1の受信状態が良好であることが確
認された場合には、ステップS4において、選択手段5に
より第1アンテナ1を選択してその受信信号を出力装置
12に出力するとともに、ステップS5において、選択され
たアンテナを示すフラグFを0にセットする。
また、上記ステップS3における判別の結果、マルチパ
ス歪F1の値が基準値kよりも大きく、第1アンテナ1の
受信状態が不良であることが確認された場合には、ステ
ップS6において、第2アンテナ2により受信された電波
のマルチパス歪F2を入力した後、ステップS7において、
上記マルチパス歪F2の値が基準値kよりも大きいか否か
を判別する。そして、この判別の結果、マルチパス歪F2
の値が基準値kよりも小さく、第2アンテナ2の受信状
態が良好であることが確認された場合には、ステップS8
に進み、第2アンテナを選択してその受信信号を出力装
置12に出力するとともに、ステップS9においてフラグF
を1にセットして第2アンテナ2を選択したことを表示
する。
上記ステップS7の判別の結果、マルチパス歪F2の値が
基準値kよりも大きく、第2アンテナ2の受信状態が不
良であることが確認された場合には、ステップS10にお
いて、マルチパス歪F1,F2の大小を比較して第1,第2ア
ンテナ1,2のうち受信状態が良好なものを判別する。そ
して、この判別の結果、第1アンテナ1の受信状態が第
2アンテナ2に比べて良好であることが確認された場合
には、上記ステップS4に進み、第1アンテナ1を選択
し、また第2アンテナ2の受信状態が第1アンテナ1に
比べて良好であることが確認された場合には、上記ステ
ップS8に進み、第2アンテナ2を選択する。
次に、ステップS1において、切換スイッチ8が操作さ
れたことが確認された場合には、ステップS11に進み、
フラグFが0にセットされているか否かを判別して選択
手段5により第1アンテナ1が選択された状態であるか
否かを確認する。そして、上記判別の結果、第1アンテ
ナ1を選択中であることが確認された場合には、ステッ
プS12において、切換手段9によりアンテナの選択状態
を強制的に他方に切換え第2アンテナ2を選択する。次
に、ステップS13におていフラグFを1にセットして第
2アンテナ2を選択したことを表示するとともに、ステ
ップS14において、第2アンテナ2により受信された電
波の電界強度V2を入力する。
そしてステップS15において、上記電界強度V2の値が
予め設定された基準値rよりも大きいか否かを判別し、
第2アンテナ2の設置状態が良好であるか否かを確認す
る。すなわち、第2アンテナ2の受信回路に断線等が生
じて適正な受信が行なわれていない場合には、上記電界
強度V2の値が極端に低下するため、この状態を電界強度
判定手段7によって検出するようにしている。上記ステ
ップS15における判別の結果、第2アンテナ2の設置状
態が不適正であることが確認された場合には、ステップ
S16において、表示手段13に警報表示用の制御信号を出
力し、表示手段13により警報表示を行なう。
また、上記切換スイッチ8が再度操作され、フラグF
が1にセットされていることがステップS11において確
認された場合には、ステップS17に進み、アンテナの選
択状態を第2アンテナ2から第1アンテナ1に切換えた
後、ステップS18において、フラグFを0にセットして
第1アンテナ1を選択したことを表示する。そしてステ
ップS19において、第1アンテナ1により受信された電
波の電界強度V1を入力するとともに、ステップS20にお
いて上記電界強度V1の値を基準値rと比較することによ
って第1アンテナ1の設置状態が適正であるか否かを判
別する。上記判別の結果、第1アンテナ1の設置状態が
不適正であることが確認された場合には、ステップS21
において、表示手段13に警報表示用の制御信号を出力す
る。
このように切換スイッチ8の操作に応じて選択手段5
によるアンテナの選択状態を強制的に切換える切換手段
9を設けたため自動車の製造時もしくは定期点検時にお
いて各アンテナ1,2の設置状態が適正か否かを正確に検
出することができる。すなわち、自動車が停止状態にあ
る場合には、電波干渉に起因するマルチパス歪の値がそ
れ程大きく変化することはなく、通常、一方のアンテナ
からのみ受信信号が入力され、自動車の位置を変化させ
なければ他方のアンテナの受信状態の良否を判別するこ
とができないが、上記切換手段9を設けて手動操作によ
りアンテナの受信状態を切換え得るように構成すること
により、自動車を移動させることなく他方のアンテナの
設置状態の適否の検出を行なうことができるのである。
また、使用者が必要に応じて上記切換スイッチ8を操
作し、選択手段5およびマルチパス歪判定手段6によっ
て自動的に選択されたアンテナから他方のアンテナに強
制的に切換え、その受信信号に応じた出力装置12の作動
状態を確認して自動選択されたアンテナによる場合と比
較することにより、上記選択手段5およびマルチパス歪
判定手段6が適正に作動し、受信状態が良好なアンテナ
の自動選択が行なわれているか否かを検出することもで
きる。
なお、上記切換スイッチ8として専用のスイッチをイ
ンストルメントパネル等に設けてもよいが、第3図に示
すように、ラジオ受信機の操作パネル14に設けられた既
存の操作スイッチを利用し、例えば特定のプリセットボ
タン15が所定の順序で操作された場合あるいはバス・ト
レブル調整ノブ16とバンド切換えボタン17とが同時に操
作さた場合等に切換手段9が作動するように構成しても
よく、この構成ではスイッチの設置スペースを小さく抑
えることができるという利点がある。
また、本発明に係るダイバシティ受信装置は、自動車
用に限られず、電気通信用の受信装置として広く適用可
能である。
(発明の効果) 以上説明したように本発明は、複数の受信用アンテナ
のうち受信状態が良好なものを自動的に選択して使用す
るように構成されたダイバシティ受信装置において、上
記アンテナの選択状態を手動操作により強制的に切換え
る切換手段を設けたため、必要に応じて選択手段によっ
て選択された使用状態のアンテナから、非使用状態の他
のアンテナ側に切換えるというワンタッチの操作で、非
使用状態にあるアンテナの受信状態の良否を判別してそ
の設置状態の適否を検出することができる。また、上記
選択手段によって選択されたアンテナの受信状態は、上
記切換手段を操作することなく、その良否を判別するこ
とができる。
そして、上記選択手段によって選択されたアンテナの
受信状態と、切換手段の操作に応じて切換えられたアン
テナの受信状態とを比較した結果、切換後の受信状態が
切換前よりも良好であることが確認された場合には、上
記選択手段が誤作動していると考えられるため、これに
よって上記選択手段の作動状態の良否を検出できるとい
う利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るダイバシティ受信装置の実施例を
示すブロック図、第2図は上記受信装置の作動状態を示
すフローチャート、第3図は操作パネルの構成を示す正
面図である。 1,2…アンテナ、5…選択手段、8…切換スイッチ、8
…切換スイッチ、9…切換手段、12…出力装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の受信用アンテナのうち受信状態が良
    好なものを選択してその受信信号を出力装置に供給する
    選択手段を備えたダイバシティ受信装置において、手動
    操作により受信用アンテナを切換える信号を入力する切
    換スイッチと、この切換スイッチの手動操作に応じ、上
    記選択手段によって選択されたアンテナを特定するとと
    もに、この特定されたアンテナによる受信状態から他の
    アンテナによる受信状態に強制的に切換える切換手段と
    を設けたことを特徴とするダイバシティ受信装置。
JP62251918A 1987-10-05 1987-10-05 ダイバシティ受信装置 Expired - Lifetime JP2573624B2 (ja)

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