JP2573023B2 - 記録装置およびそれを組込んだフアクシミリ装置 - Google Patents

記録装置およびそれを組込んだフアクシミリ装置

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JP2573023B2 JP63095875A JP9587588A JP2573023B2 JP 2573023 B2 JP2573023 B2 JP 2573023B2 JP 63095875 A JP63095875 A JP 63095875A JP 9587588 A JP9587588 A JP 9587588A JP 2573023 B2 JP2573023 B2 JP 2573023B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は記録装置およびそれが組込まれたフアクシミ
リ装置に関し、更に詳述すれば、スキヤナ等の画像読取
装置にてドツトデータとして読取られた原稿画像一枚分
の画像データあるいは他のフアクシミリ装置との通信に
て受信された原稿画像一枚分の画像データを一旦格納す
る画像メモリを有する記録装置及びそれが組込まれたフ
アクシミリ装置に関する。
(ロ)従来の技術 送信または複写対象の原稿をスキヤナ等の読取装置に
て読取りつつ送信または複写し、あるいは他のフアクシ
ミリ装置から画像のデータを受信しつつ印写装置にて印
写するのではなく、読取った画像のデータあるいは受信
した画像のデータを原稿一枚単位で一旦画像メモリに格
納しておき、その後送信しあるいは印写するようなフア
クシミリ装置が実用化されている。
ところで、上述のようなフアクシミリ装置では、従来
印写装置においてはたとえば最大A4またはB4サイズの印
写のみ可能で、画像メモリはそれより大版の最大A3サイ
ズの画像データを格納する能力があるような場合、A3サ
イズの原稿を読取りあるいは他のフアクシミリ装置から
受信すると、A4またはB4サイズに縮小して印写する構成
が一般的に採用されている。
このようなフアクシミリ装置では、原稿の大きさに対
して、印写装置にて得られた画像、即ちハードコピーは
縮小されるので、文章等が読み難くなり、また書物、ノ
ート等の2頁を見開きの状態で一枚の原稿とした場合に
は中央部に綴目が現れて美観を損ねる等の問題がある。
このような従来のフアクシミリ装置が有する問題に対
して、たとえば特開昭61−198873号の発明が提案されて
いる。
この発明のフアクシミリ装置は、読取った画像データ
を受信側のフアクシミリ装置の印写サイズに対応するサ
イズに分割して送信するように構成されている。またこ
のフアクシミリ装置は、画像データの読取り時の縦・
横、即ち主走査方向と副走査方向とを逆に変換する手段
を備えている。更にこのフアクシミリ装置は、分割され
た画像データの一方を記憶する記憶手段を備え、この記
憶手段に一方の画像データを記憶している間に他方の画
像データを他のフアクシミリ装置へ送信するように構成
されている。
このようなフアクシミリ装置では、たとえば見開きの
2頁の原稿を読取った後に2分割して印写することが可
能である。即ち、A4サイズ2頁をA3サイズの一枚とした
原稿を読取った後に、A3サイズの長手方向の中央で2分
割してA4サイズのハードコピーを2枚得ることが可能で
ある。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかし、上述した従来のフアクシミリ装置では、備え
られている読取装置及び記録装置それぞれの解像度の方
向による相違が問題となる。即ち、フアクシミリ装置の
解像度は、例えば国際的に規格化された読取装置の主走
査方向である水平解像度が8画素/mm、副走査方向であ
る垂直解像度が7.7ライン/mm、あるいは規格化されてい
ないが、水平解像度が16画素/mm、垂直解像度が15.4ラ
イン/mnというように主走査方向と副走査方向とでは画
素ピツチが異なっている。このため、例えばA3サイズの
画像を長手方向、即ち読取り時の副走査方向の中央で2
分割してA4サイズのハードコピー2枚を得るには、A3サ
イズの原稿を読取る際と、読取られた画像データをA4サ
イズのハードコピーとして印写する際とでは主走査及び
副走査の方向がそれぞれ入換わるため、画像の縦横の比
率が原稿とは異なって歪んだハードコピーが得られてし
まう。
また、読取られたA3サイズの原稿の画像データをA4サ
イズに2分割して送信する場合には、画像データの量の
そのものは同一であるとしても、送信すべき符号量が一
般的に多くなると共に各一枚の画像についてそれぞれ通
信手順に所定の時間を要するため、一般にA3サイズ一枚
分の画像データを送信するよりも長時間を要するという
問題がある。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明の記録装置は、ドツトデータとして原稿を読取
る画像読取部と、前記画像読取部が読取った一枚分の画
像データを格納する画像メモリと、前記画像メモリに格
納されている画像データを主走査方向と副走査方向との
ドツト数の比率がx:yであるドツト画像として印写する
印写部と、前記画像メモリから読み出した主走査方向に
印写すべきデータと副走査方向に印写すべきデータとの
解像度の比がX:Y(ただしx/X≠y/Y)の場合、この両デ
ータを(X/x):(y/Y)の比率に拡大・縮小して前記印
写装置に与える画像処理回路とを備える。
また、本発明のフアクシミリ装置は主走査方向と副走
査方向との解像度の比がm:nであるドツトデータとして
読取りられた画像データを受信する受信手段と、 前記受信手段が受信した一枚分の画像データを格納す
る画像メモリと、 前記画像メモリに格納されている画像データを主走査
方向と副走査方向とのドツト数の比率がm:nであるドツ
ト画像として印写する印写部と、 読取り時に副走査方向に読取られた画像データを主走
査方向に印写すべきデータとして、 また読取り時に主走査方向に読取られた画像データを
副走査方向に印写すべきデータとして前記画像メモリか
ら読出し、両者を(m/n):(n/m)の比率に拡大・縮小
して前記印写装置に与える画像処理回路と を備える。
更に、前記画像処理回路は、読取り時の副走査方向の
読取り開始位置と読取り開始位置から同終了位置までの
2/1を超える位置までの間、及び読取り開始位置から同
終了位置までの2/1より前の位置と同終了位置までの間
に画像データを分割して前記画像メモリから読出すよう
にするとよい。
(ホ)作用 本発明によれば、画像の読取り時及び印写時の縦・横
の走査ピツチが異なる場合に、読取り時と印写時とで縦
・横を変換しても得られるハードコピーの縦・横の比率
が歪められることがなくなる。
また、1枚の例えばA3サイズの画像を2枚のA4サイズ
のハードコピーに印写した場合に画像の欠落部分が生じ
ない。
(ヘ)実 施 例 以下、本発明をその実施例を示す図面に基づいて詳述
する。
第1図は本発明に係る記録装置及びそれを組込んだフ
アクシミリ装置の回路構成を示すブロツク図である。
第1図において、参照符号1は本発明のフアクシミリ
装置全体の制御を司る主制御回路であり、具体的にはマ
イクロプロセッサを使用している。この主制御回路1は
後述する通信制御回路2、読取・印写機構制御回路3、
転送制御回路4、画素密度変換回路13等を直接制御す
る。
通信制御回路2は主制御回路1から与えられる制御信
号に従って他のフアクシミリ装置との間の通信制御を司
る。具体的には、通信制御回路2は他のフアクシミリ装
置への送信時には、符号データバツフア7に蓄えられた
符号データをモデム5へ転送して所定の変調処理を行わ
せた上で網制御回路6から回線20へ送出させる。また他
のフアクシミリ装置からの受信時には、通信制御回路2
は回線20を介して送信されて来る信号を網制御回路6に
受信させ、モデム5に復調させて符号データを取出し、
これを符号データバツフア7に転送して記憶させる。
読取・印写機構制御回路3は、画像の読取り及び印写
のための機構を制御する。即ち、本発明のフアクシミリ
装置には、画像読取り部としてたとえば一次元CCDライ
ンセンサ等を使用したCCDスキヤナ14が備えられてい
る。そして、読取、印写機構制御回路3はドツトデータ
としてCCDスキヤナ14にて読取られた原稿画像の画像デ
ータを補正回路15により補正した後、ページメモリ16へ
転送して1枚の画像単位で格納させる。また読取・印写
機構制御回路3は、ページメモリ16に格納されている画
像データを印写部としてのプリンタ17へ転送して印写さ
せる。
なお、上述の読取・印写機構制御回路3の制御の際の
画像データの転送は主制御回路1から制御信号が与えら
れることにより画像転送制御回路4が司る。この画像転
送制御回路4はまた、上述の補正回路15、ページメモリ
16、プリンタ17と後述する符号化・複合化用バツフアメ
モリ12及び画素密度変換回路13等との間の画像データの
転送制御を司る。
また、この画像転送制御回路4は、後述する如く、CC
Dスキヤナ14により読取られた画像データをページメモ
リ16に書込む際には、読取りの際の主走査方向をページ
メモリ16のX方向として、また同副走査方向をページメ
モリ16のY方向として書込む。しかし、この画像転送制
御回路4は、ページメモリ16から画像データを読出す際
には、そのX方向をプリンタ17の主走査方向としての読
出すことも、またY方向をプリンタ17の主走査方向とし
て読出すことも可能なようにデータ読出しのためのアド
レスを発生するメモリ用のアドレス発生回路を備えてい
る。
このメモリ用アドレス発生回路としては、例えば、本
願出願人が先に提出した特開昭62−272372号が適用され
る。すなわち、「n×mビツトのメモリプレーンをn方
向にN、m方向にM個配列し、 n方向のアドレスがN×i+x,y(但し、xは0〜N
−1,yは0〜n−1,iは0〜M−1)、 m方向のアドレスがz(但し、zは0〜m−1)にて
アクセスされるメモリ用アドレス発生回路において、 アクセスの開始位置を表すスタートアドレスをラツチ
するスタートアドレスラツチ回路と、 m方向にアクセスを行う場合に、ラインの先頭アドレ
スを保持する第1のアドレスラツチレジスタと、 前記x及びyを1ずつ加減算し、メモリのアクセス用
アドレスとして出力するアツプダウンカウンタと、 前記Nをラツチして加算データとして出力する加算デ
ータ発生回路と、 前記加算データ発生回路の出力と前記アップダウンカ
ウンタの出力とを加算する加算器と、 前記加算器出力をラツチする第2のアドレスラツチレ
ジスタとを備え、 前記アツプダウンカウンタは、アクセスの開始時に前
記スタートアドレスラツチ回路からスタートアドレスを
与えられた後、前記第2のアドレスラツチレジスタの出
力値N×iを与えられ、iがMに達した場合に前記第1
のアドレスラツチレジスタにラツチされているラインの
先頭アドレスを取込みこれを基に次のラインの先頭アド
レスを作成すると共にこの値を前記第1のアドレスラツ
チレジスタにラツチすることにより、メモリをm方向に
アクセスする。」からなるメモリ用アドレス発生回路が
適用される。
更に、画像転送制御回路4は、ページメモリ16からの
画像データの読出しに際しては、主走査方向として読出
されるデータを所定の数式に従って間引くことによりプ
リンタ17にて印写される画像を縮小し、逆に重複させる
ことによりプリンタ17にて印写される画像を拡大する画
素密度変換回路13と同様な機能及び構成の拡大・縮小回
路を備えている。この拡大・縮小回路は本願出願人が先
に出願した特開昭61−179671号が適用できる。すなわ
ち、「任意ビツト数の並列データを入力して保持するラ
ツチ回路と、第1シフトクロツクのタイミングにより上
記ラツチ回路の並列データ直列に出力する並−直列変換
回路と、前記並−直列変換回路からの直列データを所定
数入力し、その論理和演算を行い得る演算回路と、第2
シフトクロツクのタイミングにより前記演算回路からの
直列データを取込み、並列に出力する直−並列変換回路
と、基準クロツクを発生する基準クロツク発生回路と、
前記基準クロツクを入力して任意の変倍値に基づく変倍
クロツクを発生する変倍クロツク発生回路と、前記基準
クロツク及び変倍クロツクのそれぞれを前記第1シフト
クロツクまたは第2シフトクロツクのいずれとして出力
するかを選択する選択回路とを備えた画像情報の拡大・
縮小回路」が適用できる。
また、上述のCCDスキヤナ14の最大読取り可能サイズ
はラインセンサの有効長にて規定され、本実施例ではA3
サイズの幅(短辺、即ち横方向)とする。従って、A3サ
イズの原稿がCCDスキヤナ14により読取られる際には、
その短辺(横方向)が主走査方向となる。このCCDスキ
ヤナ14による原稿の読取りに際しては、読取・印写機構
制御回路3によりモータMが駆動制御されて原稿がライ
ンセンサに対して所定の速度で相対移動される。
プリンタ17は一例として電子写真記録方式の周知のLE
Dプリンタやレーザビームプリンタや、発熱印写素子を
直線状に配列し、これと直交する方向へハードコピーを
得るための記録紙を相対移動させるような一般的なサー
マルプリンタ等にて構成されており、その印写素子配列
方向を主走査方向とし、これと直交する方向、即ち記録
紙の移動方向を副走査方向としている。
ページメモリ16は画像転送制御回路4により補正回路
15(CCDスキヤナ14)あるいは符号化・復合化用バツフ
アメモリ12等から転送されて来る原稿一枚単位の画像デ
ータとしてのドツトデータを格納可能な容量を有する所
謂ページメモリであり、その格納容量は本実施例ではCC
Dスキヤナ14の能力と対応してA3サイズとする。
また前述の如く、このページメモリ16はCCDスキヤナ1
4により読取られた画像データをページメモリ16に書込
む際には、読取りの際に主走査方向をページメモリ16の
X方向として、また同副走査方向をページメモリ16のY
方向として書込む。しかし、ページメモリ16からの画像
データの読出しに際してはX,Y両方をそれぞれ主走査方
向として読出すことが可能に構成されている。
符号化回路11は、ドツトデータとして得られ、ページ
メモリ16から符号化・復号化用バツフアメモリ12へ転送
され格納されている画像データを送信のためにたとえば
1ライン単位で圧縮符号化して符号データを作成し、符
号データバツフア7へ出力する。また複号化回路10は、
他のフアクシミリ装置から受信して符号データバツフア
7に記載されている符号データを画像データに複号し、
符号化・複号化用バツフアメモリ12に記憶させる。
なお図中8は使用者が本発明のフアクシミリ装置に種
々の指示を与えるための操作盤及びLCD表示盤であり、
また9は符号化回路11により符号化された符号データ、
あるいは他のフアクシミリ装置から受信した符号データ
を格納するための外部記憶手段、たとえばハードデイス
ク装置である。
また画素密度変換回路13はページメモリ16から読出さ
れた画像データを、たとえばCCDスキヤナ14の主走査方
向である水平解像度が16画素/mm、副走査方向である垂
直解像度が15.4ライン/mmで読取られた画像データを、
それぞれを8画素/mm7.7ライン/mmというように2/1に画
素密度を変換して他のフアクシミリ装置へ送信するよう
な場合、あるいは逆に他のフアクシミリ装置から受信し
て複号化回路10により復号された画像データを2倍に画
素密度を変換してページメモリ16に記憶させるような場
合等、画密度を予め定められている規格に従って、2/1
あるいは2倍等に変換する。
なお、第1図に破線にて囲んだ範囲、即ち読取・印写
機構制御回路3、画像転送制御回路4、CCDスキヤナ1
4、補正回路15、ページメモリ16、プリンタ17にて本発
明の記録装置が構成されている。
このような回路構成の本発明の記録装置及びこれを組
込んだフアクシミリ装置の動作について以下に説明す
る。
ところで、本発明のフアクシミリ装置では、記録装置
のみによって実行可能なコピー動作、記録装置により読
取られた画像データを他のフアクシミリ装置へ送信する
動作、他のフアクシミリ装置から受信した画像データを
記録装置によりハードコピーする動作の3種類の動作が
ある。
まず、コピー動作について説明する。なお、第2図は
その手順(コピー処理Iの手順)を示すフローチヤート
である。
CCDスキヤナ14にて構成される読取部に原稿がセット
され、操作盤及びLCD表示盤8を介してコピーの指示が
与えられると、主制御回路1は読取・印写機構制御回路
3に制御信号を与える。読取・印写機構制御回路3はモ
ータMを駆動制御して原稿を送ると共にCCDスキヤナ14
から読取られた画像データを補正回路15を通してページ
メモリ16へ書込む。この場合のCCDスキヤナ14による原
稿の読取りは、第3図(a)に示す如く、原稿の幅方向
(短辺)を主走査方向M、長さ方向(長辺)を副走査方
向Sとして行なわれる。そして、読取られた画像データ
はページメモリ16のX方向を主走査方向Mとして格納さ
れる。
この原稿を読取る処理は第4図のフローチヤートに示
されている。
次に、ページメモリ16に書込まれた画像データは、X
方向を主走査方向として読出され、読取・印写機構制御
回路3の制御の下に、画像転送制御回路4によりプリン
タ17へ転送され、ハードコピーされる。換言すれば、CC
Dスキヤナ14による読取り時の主走査方向がプリンタ17
による印写の際の主走査方向としてハードコピーが得ら
れる。この際、コピーが複数必要であれば、ページメモ
リ16に書込まれている画像データを複数回プリンタ17へ
転送して複数のハードコピーを得ることが可能である。
ところで、上述のコピー動作に際して、CCDスキヤナ1
4にてA3サイズの原稿画像を読取り、これをA4サイズに
2分割して印写する場合について述べる。なお、第5図
(a)及び(b)はその処理の手順を示すフローチヤー
トである。
操作盤及びLCD表示盤8を介してA3サイズの2分割の
指示が与えられると、上述同様に主制御回路1は読取・
印写機構制御回路3及び画像転送制御回路4に指示を与
え、A3サイズの原稿をCCDスキヤナ14に読取らせ、得ら
れた画像データをページメモリ16に格納させる。
なおCCDスキヤナ14による読取りの際の主走査方向M
の解像度mを16画素/mm、即ち1mm当たり16ドット、副走
査方向Sの確像度nを15.4ライン/mm、即ち1mm当たり1
5.4ドツトとする。
このようにしてページメモリ16に格納されたA3サイズ
の原稿の画像データを第3図(a)に破線にて示すペー
ジメモリ16のY方向の中央位置にて2等分して第3図
(b)及び(c)の如く2分割し、Y方向を主走査方向
として読出される。即ち、読取り時の主走査方向Mと副
走査方向Sとを逆にして、即ちA3サイズの原稿の読取の
時の主走査方向M(原稿の幅方向)がプリンタ17による
印写の際の副走査方向SSとなるよう、読取り時の副走査
方向S(長手方向)を印写の際の主走査方向MMとなるよ
うに画像転送制御回路4がページメモリ16から画像デー
タを読出す。
つまり、画像転送制御回路4はページメモリ16のY方
向を主走査方向として前半の画像データを、次には後半
の画像データを順次ページメモリ16から読出し、プリン
タ17に転送してハードコピーを得るのであるが、この際
にそれぞれの方向のデータを適宜に、具体的には(n/
m):(m/n)の比率に縮小・拡大することにより、歪の
ないハードコピーを得ることが可能になる。
以下、その手順について説明する。
CCDスキヤナ14による画像の読取りは主走査方向Mに1
6画素/mm及び副走査方向Sに15.4ライン/mmの比率(m:
n)にて行なわれるので、これを主走査、副走査を逆に
してプリンタ17にて印写した場合には、A3サイズ原稿の
幅方向は約1.04倍、即ち16/15.4(=m/n)に拡大されて
A4サイズハードコピーの長手方向となり、一方、長さ方
向は約0.96倍、即ち15.4/16(=n/m)倍に縮小されてA4
サイズハードコピーの幅方向となる。
より具体的には、第6図(a)に示す如く、A3サイズ
の原稿がCCDスキヤナ14に読取られたとすると、同図
(b)に示す如く、プリンタ17へはその主走査方向Mの
データとして1mm当たり15.4(=n)ドツトが出力さ
れ、幅走査方向Sのデータとして1mm当たり16(=m)
ドツトが出力される。従って、プリンタ17により得られ
るA4サイズのハードコピーの幅方向(第6図(b)の上
下方向)では、原稿画像の長さ方向(第6図(a)の上
下方向)の15.4ドツトを16ドツトに、換言すればm/n倍
に、またハードコピーの長さ方向では、原稿画像の幅方
向の16ドツト15.4ドツトに、換言すればn/m倍にそれぞ
れ拡大・縮小して印写すれば、ハードコピーと原稿とが
全く同一の大きさ、即ち縮小も拡大もされない等倍にな
る。
従って画像転送制御回路4は、ページメモリ16のY方
向をプリンタ17の主走査方向として、同X方向をプリン
タ17の副走査方向としてページメモリ16のY方向の中央
で二分割した画像データを読出し、その読取り時に副走
査方向Sであった方向の画像データを16/15.4倍に拡大
し、その読取り時に主走査方向Mであった方向の画像デ
ータを15.4/16倍に縮小してそれぞれプリンタ17へ転送
する。
これにより、読取り時にはA3サイズの長辺方向がA4サ
イズの短辺方向に16/15.4倍に拡大されて、また読取り
時にはA3サイズの短辺方向がA4サイズの長辺方向に15.4
/16倍に縮小されてプリンタ17により印写される。
なお、具体的は拡大、換言すれば新たな画素あるいは
ラインの付加及び縮小、換言すれば画素あるいはライン
の間引きの処理は前述の如く、画像転送制御回路4によ
り公知の技術により実行される。
ところで、上述の画像転送制御回路4による処理は、
CCDスキヤナ14により読取られた原稿画像とプリンタ17
により得られたハードコピーとが1:1で対応する同一寸
法の場合である。このような手法はたとえば図面等を等
倍にて複写あるいは送受信する必要がある場合には有効
であるが、たとえば文書のみの原稿の如く、必ずしも等
倍にて複写あるいは送受信する必要がなくて歪みのない
ハードコピーを得るだけの目的であれば、いずれか一方
向のみ拡大・縮小を行えば充分である。以下、そのよう
な処理について説明する。
第6図(a)のA3サイズの原稿を2分割して同図
(b)に示す如く縦横を変換してA4サイズのハードコピ
ー2枚を得る場合について考える。この場合、A3サイズ
の原稿の副走査方向Sでは15.4(=n)ドツトで1mmで
あったものがA4サイズのハードコピーの主走査方向MMで
は16(=n)ドツトで1mmとなるため、15.4/16(=n/
m)倍に縮小される。従って原稿の主走査方向Mもこの
段階で既に15.4/16(=n/m)に縮小される必要がある。
更に原稿の副走査方向Sでは16(=m)ドツトで1mmで
あったのがハードコピーの主走査方向MMでは15.4(=
n)ドツトで1mmとなるため、この段階でも15.4/16(=
n/m)倍に縮小される必要がある。
結局A3サイズの原稿画像をその長手方向で2分割して
A4サイズのハードコピーとする場合には、原稿の副走査
方向Sの画像データを拡大・縮小することなくプリンタ
17により主走査方向MMに印写されるべきデータとして
(ハードコピー上の印写結果としては15.4/16=n/m倍に
縮小される)与え、また主走査方向Mを(15.4/16)
倍、即ち(n/m)倍に縮小してプリンタ17の副走査方
向SSに印写されるデータとして与える必要が生じる。こ
の場合、得られたハードコピーは原稿に対して約0.96
(=15.4/16)倍に縮小される。
従って、画像転送処理回路3は上述の如く、ページメ
モリ16に格納されている画像データをその読取り時に副
走査方向であった方向をプリンタ17により主走査方向に
印写されるべきデータとして読出してそのままプリンタ
17に転送し、読取り時に主走査方向であった方向をプリ
ンタ17により副走査方向に印写されるべきデータとして
読出して(15.4/16)倍を縮小してプリンタ17に与え
てハードコピーを得る。
この処理は具体的には、 〔n×(15.4/16)〕−〔(n−1)×(15.4/16) 〕=1 但し、〔〕はガウス記号であり、nは1から順次イン
クリメントするものとする。
を満足するような整数の値であるn番目のラインのみを
ページメモリ16から順次読出して印写するようにすれば
よい。
これによりプリンタ17により得られたハードコピーを
A3サイズの原稿を2分割した二つのA4サイズの部分を前
述の如く距離で約0.96倍、即ち15.4/16倍に縮小した大
きさとなる。
ところでプリンタ17は一般的にはその主走査方向の両
端の数mmが無効であることが多い。このため、上述のよ
うな処理を行った場合、A3サイズ原稿が一枚の連続した
画像(たとえば絵、写真、図面等)であれば、原稿上の
画像の一部がプリンタ17にて得られる2枚のA4ハードコ
ピーから欠落する可能性がある。
このような問題を解消するために、本発明のpriting
apparatusでは以下のような処理を実行する。
即ち、第7図に示す如く、ページメモリ16に格納され
ているA3サイズの原稿を二分割した一方の部分Aをプリ
ンタ17にて印写する場合、その端部A0からA3サイズ原稿
の中央線Cまでよりは若干余分の範囲B1までをページメ
モリ16から読出してプリンタ17にて印写する。一方、他
方の部分Bをプリンタ17にて印写する場合、A3サイズの
中央線Cよりは若干A側の位置A1からBの端部B0までの
範囲をページメモリ16から読出してプリンタ17にて印写
する。これにより得られる二つのハードコピーA4、BB
は、全体の大きさはA4サイズであるが、そこに形成され
る画像はそれぞれ斜線を付して示す如く互いに重複した
部分を有している。従って、A3サイズ原稿を2枚のA4サ
イズ原稿に印写した場合にも画像が欠落することはな
い。
なお、上述の重複部分の大きさ(第7図のA1とCとの
間及びCとB1との間の距離)は、CCDスキヤナ14の主走
査方向:副走査方向の画素密度がm:n=16:15.4であれ
ば、A3サイズ原稿上でそれぞれA4サイズの短辺の約0.04
倍、即ち〔(16/15.4)−1〕倍とすれば記録側でのA4
の幅分の画情報が得られる。
上述とは異なり、A3サイズ原稿の幅方向(読取り時の
主走査方向M)の画像データをそのまま印写時の長手方
向(副走査方向SS)に印写すべきデータとしてプリンタ
17へ出力する場合には、A3サイズ原稿の幅方向がハード
コピー上では16/15.4(=m/n)倍に拡大されるので、A3
サイズ原稿の長手方向(読取り時の副走査方向S)の画
像データは(16/15.4)倍、即ち(m/n)倍に拡大し
てプリンタ17により主走査方向MMに印写されるべきデー
タとしてプリンタ17に出力すればよい。
上述の場合、得られたハードコピーは原稿に比して距
離で約1.04倍の大きさになる。
次に、送信動作について説明する。第8図はその手順
を示すフローチヤートである。
操作盤及びLCD表示盤8を介して送信の指示が与えら
れた場合、主制御回路1は上述のコピー動作の場合と同
様に原稿を読取ってページメモリ16に一旦格納する。そ
して、主制御回路1は画像転送制御回路4に指示を与え
て、ページメモリ16に格納されている画像データを符号
化回路11へ順次転送してフアクシミリ送信用の符号(た
とえばランレングス符号等)に符号化し、符号データバ
ツフア7に順次蓄える。主制御回路1は符号化回路11に
符号データが一定量蓄えられると、通信制御回路2に指
示を与えて符号データバツフア7に蓄えられている符号
データをモデム5にて変調して網制御回路6を介して回
線20へ送出する。
この送信時には、送信相手のフアクシミリ装置のペー
ジメモリあるいはプリンタの能力に合わせて、画素密度
変換を行なう必要がある可能性がある。たとえば、A3サ
イズの原稿を送信相手のフアクシミリ装置が、最大A4サ
イズのプインタを備えている場合には、対応する大きさ
に予め画像を縮小した上で送信する必要がある。
このような場合には、第9図のフローチヤートにその
手順を示す如く、主制御回路1はページメモリ16に格納
されている画像データを順次符号化・復号化用バツフア
メモリ12へ転送して記憶させた後、画素密度変換回路13
へ転送して画素密度の変換を行った上で再度符号化・復
号化用バツフアメモリ12へ転送して順次記憶させる。そ
して、以後は前述の送信動作と同様に、符号化回路11に
より符号化して符号データバツフア7、モデム5、網制
御回路6を介して回線20へ送出する。
更に、本発明のフアクシミリ装置ではタイマ送信が可
能である。これは、操作盤及びLCD表示盤8の操作によ
り送信を行なうべき時刻を予め指定しておくことによ
り、たとえば夜間等の回線が比較的空いている期間に大
量の送信を行なう等の目的で使用されるものである。第
10図はこのタイマ送信処理を手順を示すフロータヤート
である。
タイマ送信が指示されると、主制御回路1は予め原稿
を上述のコピー動作及び送信動作の場合と同様に読取
り、符号化回路11により符号化させた後、主制御回路1
はこの符号データを順次ハードデイスク装置9へ格納し
ておく。そして、指定された時刻になると主制御回路1
はハードデイスク装置9に格納されている符号データを
読出して符号データバツフア7へ転送し、通常の通信動
作と同様に回線20へ送出する。この際、送信相手のフア
クシミリ装置によっては画素密度変換等の処理を行なう
必要があるが、この場合には主制御回路1はハードデイ
スク装置9から読出した符号データを複号化回路10へ転
送して画像データに復元し、これを一旦符号化用バツフ
アメモリ12に記憶させる。この後は通常の送信動作同様
に主制御回路1は符号化・復号化用バツフアメモリ12か
ら画像データを読出して画素密度変換回路13による画素
密度変換処理を行わせた後、再度符号化・復号化用バツ
フアメモリ12を経て符号化回路11にて符号化し、モデム
5にて変調して回線20から送出する。
ところで、A3サイズの原稿をA4サイズのプリンタを有
する他のフアクシミリ装置に送信する場合、通常は上述
の如く画素密度変換回路13による縮小を行って送信する
のであるが、本発明のフアクシミリ装置では、たとえば
A3サイズの原稿を二つのA4サイズ画像に分割して送信す
ることも可能である。即ち、前述のコピー動作時同様
に、ページメモリ16に格納されている画像データをY方
向を主走査方向として二分割して読出し、これを上述の
通信動作と同様にして送信すればよい。
これにより送信相手のフアクシミリ装置では、A3サイ
ズの原稿を縮小することなく、A4サイズの歪の無いハー
ドコピー2枚に分割して受信することが可能になる。
次に、他のフアクシミリ装置からの受信動作について
説明する。第11図はその手順を示すフローチヤートであ
る。
他のフアクシミリ装置からの信号が受信された場合
は、通信制御回路2は網制御回路6によりこれを検知し
て主制御回路1へ指示を与える。これにより主制御回路
1は受信可能な状態であれば、通信制御回路2に指示を
与えて、網制御回路6及びモデム5を介して受信した信
号を復調し、符号データバツフア7に順次記憶させてゆ
く。この符号データバツフア7の記憶量が一定量になる
と、主制御回路1はデータを符号データバツフア7から
読出してハードデイスク装置9へ転送して格納させる。
他のフアクシミリ装置から受信した画像のハードコピ
ーを得る場合は、主制御回路1はハードデイスク装置9
に格納されている符号データを読出し、復号化回路10へ
転送して画像データに復号する。符号化回路11により復
号された画像データは符号化・復号化用バツフアメモリ
12に一旦記憶され、その後ページメモリ16にX方向を主
走査方向として原稿1枚分の画像データとして格納され
てゆく。この後は、第12図に示すコピー処理IIにより処
理されてハードコピーが作成される。この際に、画素密
度変換を行なう必要がある場合は前述同様に画素密度変
換回路13により処理される。
ところで、他のフアクシミリ装置にて読取られたA3サ
イズの原稿を本発明のフアクシミリ装置で受信した場合
には、操作盤及びLCD表示盤8を操作してA4サイズの原
稿に2分割してプリンタ17に出力するように指示を与え
ておくことにより、前述のコピー動作の場合同様に処理
される。
なお上記実施例では、CCDスキヤナ14の読取り可能最
大寸法をA3サイズとし、またプリンタ17の印写可能最大
寸法をA4サイズとしているが、これは一例であって、他
の関係であってもよいことは勿論であり、また自身は読
取り可能最大寸法が比較的小さい画像読取装置を有し、
他のフアクシミリ装置から受信した比較的大きい寸法の
原稿の画像データの印写の上記実施例の如く行なうよう
な構成としてもよい。
(ト)発明の効果 以上のように本発明によれば、たとえば画像メモリに
はA3サイズの原稿の画像データを格納する能力があるに
も拘わらず、印写装置にはA4サイズの印写能力しかない
ような場合にも、A3サイズの画像を2分割したA4サイズ
のハードコピー2枚を画像の歪無しに得ることが可能に
なる。従って、書物、ノート等の見開さ2頁の原稿ある
いはA3サイズで非常に細かい原稿を高画質にてしかも歪
を生じることなく送信し再生することが可能になる。ま
た必ずしも原稿に対して原寸である必要がない場合には
より簡単な処理にてほぼ原寸で歪が無い良質なハードコ
ピーを得ることが可能になる。更に、2頁のA4サイズ原
稿を1頁の画像データとして送受信することが可能にな
るので、送受信に際しては通信回線の占有時間を短縮す
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る記録装置及びこれを組込んだフア
クシミリ装置の回路構成を示すブロツク図、 第2図は本発明の記録装置によるコピー処理の手順Iを
示すフローチヤート、 第3図はA3サイズ原稿からA4サイズのハードコピーを2
枚得る際の説明図、 第4図は原稿読取りの手順を示すフローチヤート、 第5図(a)、(b)は1枚の原稿を2枚に分割してハ
ードコピーする際の2分割処理の手順を示すフローチヤ
ート、 第6図A3サイズ原稿からA4サイズのハードコピーを2枚
得る際の縦・横の縮小・拡大の様子を説明する模式図、 第7図はA3サイズ原稿からA4サイズのハードコピーを2
枚得る際の他の実施例の説明図、 第8図は本発明のフアクシミリ装置による送信処理の手
順を示すフローチヤート、 第9図は画素密度変換の手順に示すフローチヤート、 第10図はタイマ送信処理の手順を示すフローチヤート、 第11図は受信処理の手順を示すフローチヤート、 第12図はコピー処理の手順IIを示すフローチヤート、 である。 1……主制御回路、2……通信制御回路、4……転送制
御回路、10……復号化回路、11……符号化回路、12……
バツフアメモリ、13……画素密度変換回路、14……CC
D、15……読み取り画補正回路、16……ページメモリ、1
7……プリンタ。
フロントページの続き (72)発明者 北條 雄司 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 保母 芳博 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 有松 洋一郎 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 辻 泰典 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 長谷川 正明 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 加藤 清二 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−288659(JP,A) 特開 昭63−48959(JP,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドツトデータとして原稿を読取る画像読取
    部と、前記画像読取部が読取った一枚分の画像データを
    格納する画像メモリと、前記画像メモリに格納されてい
    る画像データを主走査方向と副走査方向とのドツト数の
    比率がx:yであるドツト画像として印字する印字部と、
    前記画像メモリから読み出した主走査方向に印字すべき
    データと副走査方向に印字すべきデータとの解像度の比
    がX:Y(ただしx/X≠y/Y)の場合、この両データを(x/
    X):(y/Y)の比率に拡大・縮小して前記印写装置に与
    える画像処理回路とを備えた記録装置。
  2. 【請求項2】主走査方向と副走査方向との解像度の比が
    m:nであるドツトデータとして原稿を読取る画像読取部
    と、 前記画像読取部が読取った一枚分の画像データを格納す
    る画像メモリと、 前記画像メモリに格納されている画像データを主走査方
    向と副走査方向とのドツト数の比率がm:nであるドツト
    画像として印写する印写部と、 読取り時に副走査方向に読取られた画像データを主走査
    方向に印写すべきデータとして、また読取り時に主走査
    方向に読取られた画像データを副走査方向に印写すべき
    データとして前記画像メモリから読出し、両者を(m/
    n):(n/m)の比率に拡大・縮小して前記印写装置に与
    える画像処理回路と を備えた記録装置。
  3. 【請求項3】前記画像処理回路は、読取り時に副走査方
    向に読取られた画像データを主走査方向に印写すべきデ
    ータとして(m/n)倍に拡大・縮小して、また読取り
    時に主走査方向に読取られた画像データを副走査方向に
    印写すべきデータとして等倍で前記画像メモリから読出
    すことにより、両者を(m/n):(n/m)の比率に拡大・
    縮小して前記印写装置に与える拡大・縮小回路を有する
    請求項(2)記載の記録装置。
  4. 【請求項4】前記画像処理回路は、読取り時に副走査方
    向の読取り開始位置と読取り開始位置から同終了位置ま
    での2/1を超える位置までの間、及び読取り開始位置か
    ら同終了位置までの2/1より前の位置と同終了位置まで
    の間に画像データを分割して前記画像メモリから読出す
    請求項(1)ないし請求項(3)のいずれか一つに記載
    の記録装置。
  5. 【請求項5】主走査方向と副走査方向との解像度の比が
    m:nであるドツトデータとして読取りられた画像データ
    を受信する受信手段と、 前記受信手段が受信した一枚分の画像データを格納する
    画像メモリと、 前記画像メモリに格納されている画像データを主走査方
    向と副走査方向とのドツト数の比率がm:nであるドツト
    画像として印写する印写部と、 読取り時に副走査方向に読取られた画像データを主走査
    方向に印写すべきデータとして、 また読取り時に主走査方向に読取られた画像データを副
    走査方向に印写すべきデータとして前記画像メモリから
    読出し、両者を(m/n):(n/m)の比率に拡大・縮小し
    て前記印写装置に与える画像処理回路と を備えたフアクシミリ装置。
  6. 【請求項6】前記画像処理回路は、読取り時の副走査方
    向の読取り開始位置と読取り開始位置から同終了位置ま
    での2/1を超える位置までの間、及び読取り開始位置か
    ら同終了位置までの2/1より前の位置と同終了位置まで
    の間に画像データを分割して前記画像メモリから読出す
    請求項(5)記載のフアクシミリ装置。
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