JP2572811B2 - 回路しや断器 - Google Patents

回路しや断器

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JP2572811B2 JP63115365A JP11536588A JP2572811B2 JP 2572811 B2 JP2572811 B2 JP 2572811B2 JP 63115365 A JP63115365 A JP 63115365A JP 11536588 A JP11536588 A JP 11536588A JP 2572811 B2 JP2572811 B2 JP 2572811B2
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昭彦 平尾
洋一 青山
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Matsushita Electric Works Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H71/00Details of the protective switches or relays covered by groups H01H73/00 - H01H83/00
    • H01H71/02Housings; Casings; Bases; Mountings
    • H01H71/025Constructional details of housings or casings not concerning the mounting or assembly of the different internal parts
    • H01H71/0257Strength considerations

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電路や回路保護用に使用される回路しゃ
断器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の3極タイプの回路しゃ断器の一例を第4図に基
づいて説明する。
この従来の回路しゃ断器は、第4図に示すように、ケ
ースIIのカバー22の天板22aとボディ21の底板21aとの間
に4枚の壁板21b,21d,21e,21cを設けている。23は排気
板を示している。22bおよび22cは、カバー22の側面の壁
板を示している。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記した回路しゃ断器は、通常、短絡電流しゃ断時の
アークガスの発生によりケースII内部の圧力が非常に高
くなる。
このときに、第5図に示すように、ボディ21とカバー
22の側面の壁板21b,21cおよび22b,22cのそれぞれのねじ
挿通孔21fと21f′,21gと21g′およびねじ孔22fと22f′,
22gと22g′との中間部が大きく変形する。そして、カバ
ー22の天板22aあるいはボディ21の底板21aから離れボデ
ィ21およびカバー22の側面の壁板21b,21cおよび22b,22c
のそれぞれの合わせ面に近くなる程変位量が大きくな
り、合わせ面の中央付近が最大変位量となる。したがっ
て、しゃ断容量の大きな回路しゃ断器を構成する場合に
おいては、前記した短絡電流しゃ断時に発生するアーク
ガスの圧力が大きくなり、ケースIIの変形がさらに進行
し、最後にはケースIIの破損にまで至る。この結果、回
路しゃ断器を高しゃ断容量化できないという問題があっ
た。
前述の問題を解決するために、ボディ21およびカバー
22のそれぞれの側面の壁板21b,21cおよび22b,22cの板厚
を厚くして側面の壁板21b,21cおよび22b,22cの強度を高
めることが考えられる。しかし、側面の壁板21b,21cお
よび22b,22cの板厚を厚くすると、回路しゃ断器の小型
化の妨げとなり、かつ材料費が高くなるという新たな問
題が生じる。
また、側面の壁板21b,21c,22b,22c面に補強リブ(図
示せず)を設けることも考えられるが、回路しゃ断器の
内蔵部品(図示せず)との関係からリブを形成する位置
が制限され、またケースIIの深さが深い場合には、補強
リブの補強効果が十分でなくなるという問題がある。
また、ケースIIの側面の壁板21b、21c,22b,22cの強度
を高めるために、それぞれの壁板21b,21c,22b,22c面で
のねじ挿通孔21fと21f′,21gと21g′およびねじ孔22fと
22f′,22gと22g′とのそれぞれの間隔を狭くすることも
考えらえる。この場合、ねじ24を挿入するために、ねじ
挿通孔21f,21f′,21g,21g′およびねじ孔22f,22f′,22
g,22g′のために壁板21b,21c,22b,22cの板厚を確保する
必要がある。しかし、回路しゃ断器の小型化を図るめに
は、内蔵部品との関係により、ケースIIの側面の壁板21
b,21c,22b,22cの板厚を薄くする必要がある。このた
め、ボディ21とカバー22とを結合するねじ24のための板
厚が確保できなくなるという問題がある。
また、ケースIIの強度を高めるために、ケースIIを形
成する絶縁材料を超高強度の高分子材料やセラミック材
料等を使用することが考えられるが、これらの材料は非
常に高価であり、材料費が高くなるという問題がある。
したがって、この発明の目的は、簡単な構造で、大幅
なコストアップなしに、小型でかつ高しゃ断容量の回路
しゃ断器を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明の回路しゃ断器は、天板と底板との間に複数
の壁板を設けたケースを有する回路しゃ断器において、
隣り合う壁板の対向面に底幅が広く開口幅が狭い受け溝
を縦に設け、これらの受け溝に抜止め嵌合する突起を両
側に有する端子部付き導電板を前記壁板間に配置してい
る。
〔作用〕
この発明の構成によれば、ケースの天板と底板との間
で隣り合う壁板どうしを導電板により連結したので、ケ
ースの板厚を厚くすることなく、またケースに補強リブ
を形成することなくケースの強度を高めることができ
る。したがって、簡単な構造で、短絡電流しゃ断時に発
生するアークガスの圧力によるケースの変形および破損
を防止することができる。また、端子部付き導電板に突
起を設け、突起を受け溝に嵌合しているため、部品点数
を削減できる。この結果、簡単な構造で、大幅なコスト
アップなしに、小型でかつ高しゃ断容量の回路しゃ断器
を提供することができる。
〔実施例〕
この発明の一実施例の回路しゃ断器を第1図ないし第
3図に基づいて説明する。すなわち、この回路しゃ断器
は、第1図に示すように、回路しゃ断器の電路となる導
電板5,5′および6,6′でボディ1の底板1aに設けた壁板
1eおよび1e′を1cと、1dおよび1d′を1bと連結してい
る。
導電板5は、第1図に示すように、導電板5の端子部
5tと反対側の両端に、突起5cおよび5eを設けている。そ
して、突起5cおよび5eは、壁板1cおよび1eの板厚の半分
程度突出するように形成されている。突起5cおよび5eの
幅は、それぞれ先端側が広幅となるように形成されてい
る。導電板5′も、導電板5と同様に突起5b′,5d′が
形成されている。
導電板6は、第1図に示すように、導電板6の端子部
6tと反対側の両側に、突起6cおよび6eを設けている。そ
して、突起6cおよび6eは、突起5cおよび5eと同様に、壁
板1cおよび1e′の板厚の半分程度突出するように形成さ
れている。突起6cおよび6eの幅は、それぞれ先端側が広
幅となるように形成されている。導電板6′も、導電板
6と同様に突起6b′および6d′が形成されている。
一方、壁板1cは、第2図に示すように、壁板1cの中央
よりも一方端寄りに受け溝7cを設け、他方端寄りに受け
溝7c′を設けている。壁板1cに隣り合った壁板1eおよび
1e′は、壁板1cの受け溝7cおよび7c′に対向した位置に
それぞれ受け溝7eおよび7e′を設けている。そして、受
け溝7c,7eおよび7c′,7e′は、導電板5および6のそれ
ぞれの突起5c,5eおよび6c,6eの形状に合わせて底幅が広
く開口幅が狭くなるように縦に形成されている。また、
壁板1bも壁板1cと同様に、壁板1bの中央よりも一方端寄
りに受け溝7bを設け、他方端寄りに受け溝7b′を設けて
いる。壁板1bに隣り合った壁板1dおよび1d′も壁板1eお
よび1e′と同様に、壁板1bの受け溝7bおよび7b′に対向
した位置にそれぞれ受け溝7dおよび7d′を設けている。
そして、受け溝7b,7dおよび7b′,7d′は、導電板5′お
よび6′のそれぞれの突起5b′,5d′および6b′,6d′の
形状に合わせて形成されている。
そして、導電板5の突起5cおよび5eを壁板1cおよび1e
のそれぞれの受け溝7cおよび7eに第2図に示すZ方向か
ら挿入する。導電板6も同様に、壁板1cおよび1e′の受
け溝7c′および7e′に導電板6の突起6cおよび6eを挿入
する。この結果、壁板1cと1eおよび1e′は、導電板5お
よび6で連結されることになる。
また、導電板5′および6′も、上記と同様に、壁板
1b,1dおよび1d′のそれぞれの受け溝7b,7dおよび7b′,7
d′に、導電板5′および6′の突起5b,5d′および6
b′,6d′をそれぞれ挿入する。この結果、壁板1bと1dお
よび1d′は導電板5′,6′で連結されることになる。な
お、ボディ1とともにケースを構成するカバーおよび壁
板間に設ける排気板は図示を省略している。
この第2の実施例の回路しゃ断器は、上記の構成とし
ているので、ボディ1の壁板1b,1d,1d′,1e,1e′,1cの
第1図に示す矢印Bの方向への変形を阻止するように導
電板5,5′,6,6′が作用する。
この結果、ケースの天板と底板1aとの間で隣り合う壁
板1b,1d,1c,1eどうしを導電板5,5′,6,6′により連結し
たので、ケースの板厚を厚くするとなく、またケースに
補強リブを形成することなくケースの強度を高めること
ができる。したがって、簡単な構造で、短絡電流しゃ断
時に発生するアークガスの圧力によるケースの変形およ
び破損を防止することができる。また、端子部5t,5t′,
6t,6t′の付いた導電板5,5′,6,6′に突起5c,5e,5b′,5
d′,6c,6e,6b′,6d′を設け、これらの突起を受け溝7b
〜7e,7b′〜7e′に嵌合しているため、部品点数を削減
できる。この結果、簡単な構造で、大幅なコストアップ
なしに、小型でかつ高しゃ断容量の回路しゃ断器を提供
することができる。
ここで、ケースの壁板1b,1d,1e,1cの変形量につい
て、第3図に示す両端支持ばりを例といて説明する。
補強材を用いない場合の両端支持ばりを第3図(a)
に示す。
両端支持ばりのスパンをlとし、等分布荷重wがかか
っているとする。このときの両端支持ばりの最大変形量
をyMAX1とすると、最大変形量yMAX1は、スパンlの4乗
に比例する。
次に、第3図(b)に示すように、上記と同じスパン
lの両端支持ばりのa点に補強材を使用したとする。こ
こで両端支持ばりの一端からa点までの長さlaをlの1/
3の長さとすると、この場合の最大変形量は、スパンの
長い方のlb側に現れる。このときのlbの長さは、lの2/
3であるため、最大変形量をyMAX2とすると、最大変形量
yMAX2は、 に比例する。このときの最大変形量yMAX2と補強材の使
用しない場合の最大変形量yMAX1とを比べると、 となり、補強材を使用した場合の最大変形量yMAX2は、
補強材を使用しない場合の最大変形量yMAX1の約1/5とな
る。
このように、必ずしもスパンの中央に補強材を適応し
なくても十分に大きな効果があることが分かる。
〔発明の効果〕
この発明の回路しゃ断器は、ケースの天板と底板との
間で隣り合う壁板どうしを導電板により連結したので、
ケースの板厚を厚くすることなく、またケースに補強リ
ブを形成することなくケースの強度を高めることができ
る。したがって、簡単な構造で、短絡電流しゃ断時に発
生するアークガスの圧力によるケースの変形および破損
を防止することができる。また、端子部付き導電板に突
起を設け、突起を受け溝に嵌合しているため、部品点数
を削減できる。この結果、簡単な構造で、大幅なコスト
アップなしに、小型でかつ高しゃ断容量の回路しゃ断器
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のケースのボディを示す上
面図、第2図は第1図の組立を示す斜視図、第3図は回
路しゃ断器のケースの変形量を説明するための両端支持
ばりの等分布荷重を示す図、第4図は従来の回路しゃ断
器のカバーを開いたボディの斜視図、第5図は従来の回
路しゃ断器の問題点を説明するための斜視図である。 1……ボディ、1a……底板、1b〜1e,1d′,1e′……壁
板、5,5′、6,6′……導電板、5c,5e,5b′,5d′,6c,6e,
6b′,6d′……突起、5t,5t′,6t,6t′……端子部、7b〜
7e,7b′〜7e′……受け溝

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天板と底板との間に複数の壁板を設けたケ
    ースを有する回路しゃ断器において、隣り合う壁板の対
    向面に底幅が広く開口幅が狭い受け溝を縦に設け、これ
    らの受け溝に抜止め嵌合する突起を両側に有する端子部
    付き導電板を前記壁板間に配置した回路しゃ断器。
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