JP2572582B2 - 磁気デイスク装置 - Google Patents
磁気デイスク装置Info
- Publication number
- JP2572582B2 JP2572582B2 JP61270757A JP27075786A JP2572582B2 JP 2572582 B2 JP2572582 B2 JP 2572582B2 JP 61270757 A JP61270757 A JP 61270757A JP 27075786 A JP27075786 A JP 27075786A JP 2572582 B2 JP2572582 B2 JP 2572582B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic disk
- magnetic
- head
- disk device
- lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気ディスク装置の磁気ヘッドの保護を目的
として、磁気ディスク未挿入時において、クランプを禁
止するクランププロテクト機構に関する。
として、磁気ディスク未挿入時において、クランプを禁
止するクランププロテクト機構に関する。
第２図は従来の磁気ディスク装置における要部斜視図
である。従来の機構は実開昭60−98165のように、第２
図に示す如くクランプレバー８の回転軸２に前記のクラ
ンプレバー８と同一方向に延びるクランプカム１を一体
的に構成し、ヘッドロードレバー10を作動させて、コレ
ット７を移動させることによって磁気ディスクを固定し
かつ、前記ヘッドロードレバー10によりヘッドを搭載し
たキャリッジ９を移動させてヘッドを磁気ディスクに接
触せしめる機構であり、磁気ディスク４が挿入されてい
ない時には、ディスク検出カム５が作動しないため、レ
バー回転軸２に植設されたプロテクトアーム６と前記デ
ィスク検出カム５が係合することによって、レバー回転
軸２の回転を阻止し、クランプのプロテクトを行う構造
であった。
である。従来の機構は実開昭60−98165のように、第２
図に示す如くクランプレバー８の回転軸２に前記のクラ
ンプレバー８と同一方向に延びるクランプカム１を一体
的に構成し、ヘッドロードレバー10を作動させて、コレ
ット７を移動させることによって磁気ディスクを固定し
かつ、前記ヘッドロードレバー10によりヘッドを搭載し
たキャリッジ９を移動させてヘッドを磁気ディスクに接
触せしめる機構であり、磁気ディスク４が挿入されてい
ない時には、ディスク検出カム５が作動しないため、レ
バー回転軸２に植設されたプロテクトアーム６と前記デ
ィスク検出カム５が係合することによって、レバー回転
軸２の回転を阻止し、クランプのプロテクトを行う構造
であった。
又、前記構造において、ヘッドロードレバー10は、レ
バー回転軸２とは直接係合ではなく、前記レバー回転軸
２とは無関係に作動可能な構造であった。
バー回転軸２とは直接係合ではなく、前記レバー回転軸
２とは無関係に作動可能な構造であった。
しかし、前述の従来技術では、メディア未挿入状態で
クランププロテクト機構が作動していても、レバー回転
軸２が磁気ディスク検出カム15によって回転を阻止され
ているのみで、キャリッジ９を直接作動させているヘッ
ドロードレバー10はクランプカム１にバネ等で付勢され
ているだけなので、振動や衝撃がかけられた場合、キャ
リッジ９は振動してしまい、対向する磁気ヘッドがお互
いにぶつかりあったり、はりついてしまい、該磁気ヘッ
ドが損傷する危険性があり、該磁気ディスク装置の移動
時には、ヘッド保護のための輸送用シートを必ず必要と
し、磁気ディスク装置の移動には慎重な取り扱いが必要
となるといった問題を有する。
クランププロテクト機構が作動していても、レバー回転
軸２が磁気ディスク検出カム15によって回転を阻止され
ているのみで、キャリッジ９を直接作動させているヘッ
ドロードレバー10はクランプカム１にバネ等で付勢され
ているだけなので、振動や衝撃がかけられた場合、キャ
リッジ９は振動してしまい、対向する磁気ヘッドがお互
いにぶつかりあったり、はりついてしまい、該磁気ヘッ
ドが損傷する危険性があり、該磁気ディスク装置の移動
時には、ヘッド保護のための輸送用シートを必ず必要と
し、磁気ディスク装置の移動には慎重な取り扱いが必要
となるといった問題を有する。
そこで本発明はこのような問題点を解決するもので、
その目的とするところは、磁気ディスクをクランプして
いない場合でも、衝撃や振動によって、対向するヘッド
がふつかりあったり、はりつくことを防止し、磁気ディ
スク装置の輸送時に輸送用シート等を使用するような、
格別の配慮を必要としない機構を提供するところにあ
る。
その目的とするところは、磁気ディスクをクランプして
いない場合でも、衝撃や振動によって、対向するヘッド
がふつかりあったり、はりつくことを防止し、磁気ディ
スク装置の輸送時に輸送用シート等を使用するような、
格別の配慮を必要としない機構を提供するところにあ
る。
上記問題点を解決するために、本発明の磁気ディスク
装置は、対向する磁気ヘッドで磁気ディスクをクランプ
して情報の記録、再生を行なう磁気ディスク装置におい
て、 前記対向する磁気ヘッドの内の１つを装着し前記対向
する磁気ヘッドの他方の側に常時付勢するキャリッジと 前記磁気ディスクをスピンドルモータに固定するコレ
ットを装着するとともに前記キャリッジと係合し、前記
キャリッジが前記対向する磁気ヘッドの他方の側へ移動
するのを規制するヘッドロードレバーと 前記磁気ディスクを前記磁気ディスク装置に挿入する
際に前記磁気ディスクを挿入する力によって回転軸を中
心に回動するディスク検出カムとを有し、 前記回転軸は前記磁気ディスク装置に挿入する前記磁
気ディスクと平行に配置し、 前記ディスク検出カムは前記磁気ディスクを前記磁気
ディスク装置に挿入しない時には前記ヘッドロードレバ
ーと係合しており、前記磁気ディスクを前記磁気ディス
ク装置に挿入する時には前記磁気ディスクの挿入ととも
に前記回転軸を中心に回動して前記ヘッドロードレバー
との係合が外れることを特徴とする。
装置は、対向する磁気ヘッドで磁気ディスクをクランプ
して情報の記録、再生を行なう磁気ディスク装置におい
て、 前記対向する磁気ヘッドの内の１つを装着し前記対向
する磁気ヘッドの他方の側に常時付勢するキャリッジと 前記磁気ディスクをスピンドルモータに固定するコレ
ットを装着するとともに前記キャリッジと係合し、前記
キャリッジが前記対向する磁気ヘッドの他方の側へ移動
するのを規制するヘッドロードレバーと 前記磁気ディスクを前記磁気ディスク装置に挿入する
際に前記磁気ディスクを挿入する力によって回転軸を中
心に回動するディスク検出カムとを有し、 前記回転軸は前記磁気ディスク装置に挿入する前記磁
気ディスクと平行に配置し、 前記ディスク検出カムは前記磁気ディスクを前記磁気
ディスク装置に挿入しない時には前記ヘッドロードレバ
ーと係合しており、前記磁気ディスクを前記磁気ディス
ク装置に挿入する時には前記磁気ディスクの挿入ととも
に前記回転軸を中心に回動して前記ヘッドロードレバー
との係合が外れることを特徴とする。
上記のように構成された磁気ディスク装置に、磁気デ
ィスク未挿入の状態で振動や衝撃を加えても、磁気ディ
スク未挿入を検知した前記磁気ディスク検出カムが前記
磁気ヘッドの移動規制手段を具備して成る前記ヘッドロ
ードレバーの作動を阻止することにより、磁気ヘッドの
破壊，損傷につながる前記キャリッジの振動等を防ぐこ
とができる。
ィスク未挿入の状態で振動や衝撃を加えても、磁気ディ
スク未挿入を検知した前記磁気ディスク検出カムが前記
磁気ヘッドの移動規制手段を具備して成る前記ヘッドロ
ードレバーの作動を阻止することにより、磁気ヘッドの
破壊，損傷につながる前記キャリッジの振動等を防ぐこ
とができる。
第１図は本発明の磁気ディスク装置の要部斜視図であ
る。従来と同じ機能をはたしている要素には同一の番号
がふってある。第１図において、クランプレバー８はレ
バー回転軸２を介して前記レバー回転軸２と一体構造の
クランプカム１を回転させる。クランプカム１を回転さ
せることによって、ヘッドロードレバー10は10aを回転
中心にして回転運動する。これによってコレット７及び
キャリッジ９を移動させ、磁気ディスク４のクランプ及
びヘッドロードを行う。このような機構において、ディ
スク検出カム５が磁気ディスク４の挿入によって、その
下部をおされることによって5aを中心として回転運動を
行い、ヘッドロードレバー10の動きを阻止していた係合
が外れ、クランプ可能な状態となる。これとは逆に磁気
ディスク４が挿入されていない時には、ディスク検出カ
ム15はヘッドロードレバー10の動きができないような位
置に、バネ等でおしつけられて磁気ヘッドの移動規制手
段となる。このため、磁気ディスク４が挿入されていな
い場合においては、クランプレバー８を回転させようと
するクランプ操作によってもヘッドロードレバー10は動
かず、また振動や衝撃によっても、ヘッドロードバー10
は動かないため、このような構成にすることにより磁気
ディスクや輸送用シート等を挿入しない状態で磁気ディ
スク装置を運搬してもそれによる振動，衝撃等によっ
て、磁気ヘッドが損傷するようなことはない構成とな
る。
る。従来と同じ機能をはたしている要素には同一の番号
がふってある。第１図において、クランプレバー８はレ
バー回転軸２を介して前記レバー回転軸２と一体構造の
クランプカム１を回転させる。クランプカム１を回転さ
せることによって、ヘッドロードレバー10は10aを回転
中心にして回転運動する。これによってコレット７及び
キャリッジ９を移動させ、磁気ディスク４のクランプ及
びヘッドロードを行う。このような機構において、ディ
スク検出カム５が磁気ディスク４の挿入によって、その
下部をおされることによって5aを中心として回転運動を
行い、ヘッドロードレバー10の動きを阻止していた係合
が外れ、クランプ可能な状態となる。これとは逆に磁気
ディスク４が挿入されていない時には、ディスク検出カ
ム15はヘッドロードレバー10の動きができないような位
置に、バネ等でおしつけられて磁気ヘッドの移動規制手
段となる。このため、磁気ディスク４が挿入されていな
い場合においては、クランプレバー８を回転させようと
するクランプ操作によってもヘッドロードレバー10は動
かず、また振動や衝撃によっても、ヘッドロードバー10
は動かないため、このような構成にすることにより磁気
ディスクや輸送用シート等を挿入しない状態で磁気ディ
スク装置を運搬してもそれによる振動，衝撃等によっ
て、磁気ヘッドが損傷するようなことはない構成とな
る。
本発明は、以上説明したように、磁気ディスク未挿入
状態の時にディスク検出カムがヘッドロードレバーと係
合しておりキャリッジの動きを規制することにより、磁
気ディスク装置に振動や衝撃がかけられた場合にキャリ
ッジが振動してしまい、対向する磁気ヘッドがお互いに
ぶつかりあったり、はりついてしまって磁気ヘッドが損
傷するという危険性をなくすことができるものである。
従って、磁気ディスク装置の移動の際に必ず必要だった
磁気ヘッドの保護のための輸送用シートが不要になり、
且つ、取り扱いに特別の配慮が不要になるものである。
状態の時にディスク検出カムがヘッドロードレバーと係
合しておりキャリッジの動きを規制することにより、磁
気ディスク装置に振動や衝撃がかけられた場合にキャリ
ッジが振動してしまい、対向する磁気ヘッドがお互いに
ぶつかりあったり、はりついてしまって磁気ヘッドが損
傷するという危険性をなくすことができるものである。
従って、磁気ディスク装置の移動の際に必ず必要だった
磁気ヘッドの保護のための輸送用シートが不要になり、
且つ、取り扱いに特別の配慮が不要になるものである。
更に、ディスク検出カムの回転軸を磁気ディクク装置
に挿入する磁気ディスクと平行に配置することにより、
磁気ディスク装置におけるディスク検出カムの回転軸の
平行方向の配置を磁気ディスクの移動範囲内にでき、磁
気ディスク装置の平面方向のサイズを磁気ディスクのサ
イズとほぼ同じにできるため、小型の磁気ディスク装置
を提供できるといった絶大な効果がある。
に挿入する磁気ディスクと平行に配置することにより、
磁気ディスク装置におけるディスク検出カムの回転軸の
平行方向の配置を磁気ディスクの移動範囲内にでき、磁
気ディスク装置の平面方向のサイズを磁気ディスクのサ
イズとほぼ同じにできるため、小型の磁気ディスク装置
を提供できるといった絶大な効果がある。
第１図は、本発明にかかる磁気ディスク装置の要部斜視
図。第２図は従来の磁気ディスク装置の要部斜視図。 １……クランプカム ２……レバー回転軸 ４……磁気ディスク ５……ディスク検出カム ６……プロテクトアーム ８……クランプレバー ９……キャリッジ 10……ヘッドロードレバー
図。第２図は従来の磁気ディスク装置の要部斜視図。 １……クランプカム ２……レバー回転軸 ４……磁気ディスク ５……ディスク検出カム ６……プロテクトアーム ８……クランプレバー ９……キャリッジ 10……ヘッドロードレバー
Claims (1)
- 【請求項１】対向する磁気ヘッドで磁気ディスクをクラ
ンプして情報の記録、再生を行なう磁気ディスク装置に
おいて、 前記対向する磁気ヘッドの内の１つを装着し前記対向す
る磁気ヘッドの他方の側に常時付勢するキャリッジと 前記磁気ディスクをスピンドルモータに固定するコレッ
トを装着するとともに前記キャリッジと係合し、前記キ
ャリッジが前記対向する磁気ヘッドの他方の側へ移動す
るのを規制するヘッドロードレバーと 前記磁気ディスクを前記磁気ディスク装置に挿入する際
に前記磁気ディスクを挿入する力によって回転軸を中心
に回動するディスク検出カムとを有し、 前記回転軸は前記磁気ディスク装置に挿入する前記磁気
ディスクと平行に配置し、 前記ディスク検出カムは前記磁気ディスクを前記磁気デ
ィスク装置に挿入しない時には前記ヘッドロードレバー
と係合しており、前記磁気ディスクを前記磁気ディスク
装置に挿入する時には前記磁気ディスクの挿入とともに
前記回転軸を中心に回動して前記ヘッドロードレバーと
の係合が外れることを特徴とする磁気ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61270757A JP2572582B2 (ja) | 1986-11-13 | 1986-11-13 | 磁気デイスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61270757A JP2572582B2 (ja) | 1986-11-13 | 1986-11-13 | 磁気デイスク装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63124279A JPS63124279A (ja) | 1988-05-27 |
| JP2572582B2 true JP2572582B2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=17490561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61270757A Expired - Lifetime JP2572582B2 (ja) | 1986-11-13 | 1986-11-13 | 磁気デイスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2572582B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60123772U (ja) * | 1984-01-30 | 1985-08-21 | 日本電産コパル株式会社 | 両面型フロツピ−デイスクドライブ装置 |
| JPS615483A (ja) * | 1984-06-20 | 1986-01-11 | Mitsubishi Electric Corp | ヘツド保護機構 |
| JPS636555U (ja) * | 1986-07-01 | 1988-01-16 |
-
1986
- 1986-11-13 JP JP61270757A patent/JP2572582B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63124279A (ja) | 1988-05-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |