JP2572298B2 - 長尺物巻取り装置 - Google Patents

長尺物巻取り装置

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JP2572298B2 JP2213639A JP21363990A JP2572298B2 JP 2572298 B2 JP2572298 B2 JP 2572298B2 JP 2213639 A JP2213639 A JP 2213639A JP 21363990 A JP21363990 A JP 21363990A JP 2572298 B2 JP2572298 B2 JP 2572298B2
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  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
  • Winding Of Webs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、長尺物、例えばロールフイルム等を自動的
に巻き取る長尺物巻取り装置に関するものである。
<従来の技術> 従来、長尺物を自動的に巻き取る長尺物巻取り装置
は、例えば長尺物であるマイクロフイルムに画像を記録
する装置あるいは露光済みのマイクロフイルムを自動的
に現像する自動現像装置、さらにはマイクロフイルムに
記録された各フイルム駒を検索する検索装置等において
採用され、操作者の手間を省くと共に操作時間の短縮を
図り、操作性を向上させるために案出されたものであ
る。この種の長尺物巻取り装置の一例を第5図及び第6
図は示す。
すなわち、第5図において、長尺物であるマイクロフ
イルムFの先端は不図示のフイルムガイドによりフイル
ムFの中心線が巻取りリール3の軸方向の中心により形
成される面上にくるようにガイドされつつモータMによ
りモータ軸と一体の搬送ローラ軸12を介して駆動する搬
送ローラ1及び1′により矢印a方向に移送され、搬送
ローラ1に隣接して配設されたガイドアーム2により巻
取りリール3へ案内されるようになっている。また、該
ガイドアーム2は一端を回動可能に軸支2aされるととも
にばね4によって時計方向(巻取りリール3方向)に付
勢され、かつその他端にはガイドコロ5が回転可能に支
持され、該ガイドコロ5は巻取りリール3のコア6に押
圧されるようになっており、さらに該ガイドアーム5は
該搬送ローラ1からガイドコロ5に向かってなだらかな
円弧状をなし、この円弧状部分によってフイルムFの先
端をガイドコロ5とコア6の間に案内している。
そして、巻取りリール3を垂直に支持し、搬送ローラ
軸12と平行に配設された巻取り軸7は、搬送ローラ1の
周速よりも巻取りリール3のコア6の周速の方が速くな
るように、搬送ローラ1とともにモータMより駆動を得
る。しかし、その伝達手段として、巻取り軸7に設けた
プーリー8及び搬送ローラ軸12に設けたプーリー9と該
プーリー8,9に掛けたベルト10との摩擦を利用すること
により巻取りリール3に所定以上の負荷がかかると、該
プーリー8,9とベルト10との間で滑りが生じるようにな
っており、このような回転伝達を受けた巻取りリール3
により、フイルムFを所定のトルクで巻取ることができ
る。また、巻取り軸7に設けられたエンコーダ11は不図
示の制御回路に接続されて回転量を検出するようにし、
巻取りリール3にフイルムFが巻き付くと、巻取りリー
ル3はフイルムFの巻径においてフイルムFの搬送スピ
ードと同じ周速で回転するため、巻取り軸7の回転量を
検出することにより、フイルムFの巻取りリール3への
巻付き及び巻付き量を検出している。
さらに、巻き取りリール3は、第6図(a),(b)
に示すようにゴムリング6aの巻き付いた円筒状のコア6
の両端を2枚の円盤状の側板3aにより挟み込んだ構成に
なっており、側板3aの中心穴には突起3bが一体に設けら
れ、2枚の側板3aの突起3b以外の部分の幅Bはフイルム
Fの幅Cと同じ、若しくは若干広いが、突起3bの幅はコ
ア6付近の幅Dから巻き取りリール3の回転軸から離れ
るに従ってテーパー状に広がり幅Bとなっている。な
お、突起3bの最短幅DはフイルムFの幅Cよりも狭い
が、弾性変形によりフイルム幅Cまで広げることができ
る。
そして、このように巻取りリール3にフイルムFの先
端がガイドアーム2により案内され、ガイドコロ5によ
りコア6に押圧されると、フイルムFの先端は巻取りリ
ール3と突起3bを押し広げ、突起3bとコア6の間に挟み
込まれ、挟み込まれたフイルムFはゴムリング6aとの摩
擦により引っ張られ、巻取りリール3とともに回転し、
巻取るようになっている。
<発明が解決しようとする課題> ところが、前述従来例において突起3bの幅がテーパー
状に広がっているとはいえ、巻取りリール3の回転軸か
ら離れるに従い小さな力でも巻取りリール3を停止させ
てしまうことができるため、突起3bにフイルムFの幅方
向の端部が引っ掛かり、第7図に示すように搬送ローラ
1からコア6までフイルムFが最短距離で巻かれない状
態になってしまうことがしばしば発生する。その結果、
フイルムFを隙間なくうまく巻くことができなくなるの
みでなく、巻取り軸7の回転が不安定になることに起因
し、巻付き検知及び巻付き量の検出が不正確になり、ま
た、ガイドアーム2にフイルムFが押しつけこすられる
ことによりフイルムFに傷がつく恐れもある。
本発明は、前述従来例の問題点に鑑み、フイルム等の
長尺物が確実に巻き取られかつその損傷を生ずることの
ない長尺物巻取りを提供することを目的とする。
<課題を解決するための手段> 前述の目的を達成するために、本発明は変位可能な突
起を側板に有する巻取りリールと、該巻取りリールに長
尺物を搬送する搬送手段とを有する長尺物巻取り装置に
おいて、該巻取りリールの軸方向の中心により形成され
る面と該搬送手段による長尺物の搬送面とが垂直でない
ように配設したものである。
<作用> 以上の構成の長尺物巻取り装置は搬送手段により搬送
された長尺物が、該長尺物の幅方向と巻取りリールの幅
方向が一致しないため、長尺物の幅方向の端部による該
巻取りリールの突起への接触及び引っ掛かりを減少させ
ることができる。
<実施例> 以下、本発明の実施例を第1図ないし第4図に基づい
て説明する。なお、前述従来例と同一部分には同一符号
を付して説明を省略し、相違する構成のみを説明する。
まず、第3図に示すように搬送ローラ軸12と巻取り軸
7は平行でなく角度αだけねじれの関係に配設され、ま
た、該巻取り軸7に平行なモータ軸14と搬送ローラ軸12
とは平行でないため、第1図に示すように該モータ軸14
と該搬送ローラ軸12の間にフレキシブルジョイント13を
介在させることにより駆動伝達を行うようになってい
る。その他の構成については、前述従来例と同様であ
る。
以上の構成の本実施例において、フイルムFの先端は
不図示のフイルムガイドによりフイルムFの中心線が巻
取りリール3の軸方向の中心により形成される面上にく
るようにガイドされつつ、モータMによりモータ軸14,
フレキシブルジョイント13及び搬送ローラ軸12を介して
駆動搬送ローラ1により矢印a方向に移送され、搬送ロ
ーラ1に隣接して配設されたガイドアーム2により巻取
りリール3へ案内される。
そして、第4図の断面図に示すように搬送ローラ軸12
と巻取り軸7がねじれの関係にあるため、搬送ローラ1
から巻取りリール3に巻き掛かったフイルムFの幅方向
に断面は巻取りリール3に対し、巻取りリール3のコア
6から離れるに従って斜めに傾き、搬送ローラ1部まで
離れると、該傾きがαとなる。つまり、搬送ローラ1か
ら巻取りリール3に巻き掛かったフイルムFは巻取りリ
ール3に対し、コア6から離れるに従ってねじれてお
り、巻き取りリール3の軸方向に対するフイルムFの幅
Cがコア6から離れるに従い幅C′のように狭くなる。
よって、巻取り時にフイルムFの幅方向の端部の爪部3b
がコア6から離れる程引っ掛かりにくくなるだけではな
く、フイルムFの先端部が巻取りリール3に移送され、
2枚の側板3aに間に突入する時、フイルムFの先端部が
側板3aの側周部に当り、わきに反れる等の巻取り不良を
も減少させることができる。
その結果、フイルムFを安定した回転で巻取ることが
できるようになるため、エンコーダ11によりフイルムF
の巻き付及び巻き付量の検出が短時間で正確に行うこと
ができる。
<発明の効果> 本発明は、以上説明したように変位可能な突起を側板
に有する巻取りリールと、該巻取りリールに長尺物を搬
送する搬送手段とを有する長尺物巻取り装置において、
該巻き取りリールの軸方向の中心により形成される面と
該搬送手段による長尺物の搬送面とが垂直でないように
配設することにより、長尺物を確実かつ整然と巻き取
り、また、安定した回転で巻き取るので、長尺物が損傷
しないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例の長尺物巻取り装置の要
部斜視図、第2図はその要部正面図、第3図はその搬送
ローラと巻取りリールとの配置を示す側面図、第4図は
第2図のX−X線断面図、第5図は従来例の長尺物巻取
り装置の要部斜視図、第6図はその巻取りリールの構成
図で、(a)は正面図、(b)は(a)のY−Y線断面
図をそれぞれ示し、第7図は巻取り時の巻取り不良の説
明図である。 F……フイルム、M……モータ、1……搬送ローラ、2
……ガイドアーム、3……巻取りリール、3a……側板、
3b……突起、5……ガイドコロ、6……コア、7……巻
取り軸、11……エンコーダ、12……搬送ローラ軸、13…
…フレキシブルジョイント、14……モータ軸。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】変位可能な突起を側板に有する巻取りリー
    ルと、該巻取りリールに長尺物を搬送する搬送手段とを
    有する長尺物巻取り装置において、該巻取りリールの軸
    方向の中心により形成される面と該搬送手段による長尺
    物の搬送面とが垂直でないように配設することを特徴と
    する長尺物巻取り装置。
JP2213639A 1990-08-14 1990-08-14 長尺物巻取り装置 Expired - Fee Related JP2572298B2 (ja)

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JPH04101950A JPH04101950A (ja) 1992-04-03
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