JP2572247Y2 - 塵・排煙の除去装置 - Google Patents
塵・排煙の除去装置Info
- Publication number
- JP2572247Y2 JP2572247Y2 JP1991104317U JP10431791U JP2572247Y2 JP 2572247 Y2 JP2572247 Y2 JP 2572247Y2 JP 1991104317 U JP1991104317 U JP 1991104317U JP 10431791 U JP10431791 U JP 10431791U JP 2572247 Y2 JP2572247 Y2 JP 2572247Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- filter
- smoke
- separator
- crusher
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- Expired - Lifetime
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- Disintegrating Or Milling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、破砕機から排出され
るごみ,ほこり,オイルミスト・排煙等(以下「塵・排
煙」という。)を除去するための装置に関するものであ
る。
るごみ,ほこり,オイルミスト・排煙等(以下「塵・排
煙」という。)を除去するための装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、市中鉄くず,廃車,切断くず
等の金属スクラップの再利用を図るために、シュレッダ
内に金属スクラップを入れて細片にすることが行われて
いる。破砕された細片には、ごみ,ほこり,オイルミス
ト等の不純物の混入・付着が避けられない。細片を再利
用するために、これらのごみ等を細片から除去する必要
がある。
等の金属スクラップの再利用を図るために、シュレッダ
内に金属スクラップを入れて細片にすることが行われて
いる。破砕された細片には、ごみ,ほこり,オイルミス
ト等の不純物の混入・付着が避けられない。細片を再利
用するために、これらのごみ等を細片から除去する必要
がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来では、これらのご
み等を分離除去しているが、ごみ等は十分除去処理され
ずに排出塔より直接外気に排出しているのが実情であ
り、このために空気汚染による公害を招く問題があっ
た。特に、切断金属くず等には水溶性の切削油が多量に
付着しており、オイルミスト等や排煙の発生が多く、空
気汚染につながっていた。
み等を分離除去しているが、ごみ等は十分除去処理され
ずに排出塔より直接外気に排出しているのが実情であ
り、このために空気汚染による公害を招く問題があっ
た。特に、切断金属くず等には水溶性の切削油が多量に
付着しており、オイルミスト等や排煙の発生が多く、空
気汚染につながっていた。
【0004】この考案の目的は、破砕機からの塵・排煙
の排出を抑制して、空気汚染を防止することにある。
の排出を抑制して、空気汚染を防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案に係る塵・排煙
の除去装置においては、図1に示すように破砕機1とダ
クト5により接続されている第1の分離装置2と、第1
の分離装置2とダクト5a,5bを介して接続している
第2の分離装置3と、塵・排煙を破砕機から第1の分離
装置2及び第2の分離装置3へ給送するための送風機4
とを具備するものである。
の除去装置においては、図1に示すように破砕機1とダ
クト5により接続されている第1の分離装置2と、第1
の分離装置2とダクト5a,5bを介して接続している
第2の分離装置3と、塵・排煙を破砕機から第1の分離
装置2及び第2の分離装置3へ給送するための送風機4
とを具備するものである。
【0006】上記の第2の分離装置3は、上記の第1の
分離装置2で捕集されずに通過した塵・排煙を含む気体
中からダストを捕集する第1フィルタ32と、この第1
フィルタの下流側にて残りの気体中に含まれる水分を捕
集する第2フィルタ33と、この第2フィルタの下流側
にて残りの気体中に含まれる煙を捕集する第3フィルタ
34とを備えている。
分離装置2で捕集されずに通過した塵・排煙を含む気体
中からダストを捕集する第1フィルタ32と、この第1
フィルタの下流側にて残りの気体中に含まれる水分を捕
集する第2フィルタ33と、この第2フィルタの下流側
にて残りの気体中に含まれる煙を捕集する第3フィルタ
34とを備えている。
【0007】
【作用】送風機4の駆動により、塵・排煙は破砕機1か
らダクト5を経て第1の分離装置2へ、さらにダクト5
a,5bを介して第2の分離装置3に給送され、この給
送過程で分離除去処理される。
らダクト5を経て第1の分離装置2へ、さらにダクト5
a,5bを介して第2の分離装置3に給送され、この給
送過程で分離除去処理される。
【0008】第2の分離装置3は、第1の分離装置2で
捕集されずに通過した塵・排煙を含む気体中からダスト
を捕集する第1フィルタ32と、この第1フィルタの下
流側にて残りの流体中に含まれる水分を捕集する第2フ
ィルタ33と、この第2フィルタの下流側にて残りの流
体中に含まれる煙を捕集する第3フィルタ34とにより
塵・排煙を完全に除去して可能とする。
捕集されずに通過した塵・排煙を含む気体中からダスト
を捕集する第1フィルタ32と、この第1フィルタの下
流側にて残りの流体中に含まれる水分を捕集する第2フ
ィルタ33と、この第2フィルタの下流側にて残りの流
体中に含まれる煙を捕集する第3フィルタ34とにより
塵・排煙を完全に除去して可能とする。
【0009】
【実施例】以下この考案の一実施例を図2を参照して説
明する。破砕機1内で発生した塵・排煙は、送風機4の
吸引力によりダクト5,5a,5bを介して第1の分離
装置であるスクラバー2及び第2の分離装置であるオイ
ルミスト及び除煙装置3によりそれぞれ処理される。
明する。破砕機1内で発生した塵・排煙は、送風機4の
吸引力によりダクト5,5a,5bを介して第1の分離
装置であるスクラバー2及び第2の分離装置であるオイ
ルミスト及び除煙装置3によりそれぞれ処理される。
【0010】スクラバー2は、破砕機1とはダクト5に
よって接続されている。スクラバー2では、スクラバー
内部に入った塵・排煙が水とイリミネーター21で衝突
攪拌され、気体中の塵・排煙をタンク22の水中に分離
処理される。スクラバー2で捕集できなかった塵・煙
は、スクラバー2の出口に設けてあるミストセパレータ
ー23で、気体中の水分やオイルミストを捕集する。ス
クラバー2は、ダクト5aによって送風機4と接続さ
れ、このダクト5aにはダンパ6が設けられており、ダ
ンパが送風機の吸引量を調整する。送風機4はダクト5
bによってオイルミスト及び除煙装置3に接続されてい
る。スクラバー2から出た塵・排煙はダクト5a,5b
を経てオイルミスト及び除煙装置3に至る。
よって接続されている。スクラバー2では、スクラバー
内部に入った塵・排煙が水とイリミネーター21で衝突
攪拌され、気体中の塵・排煙をタンク22の水中に分離
処理される。スクラバー2で捕集できなかった塵・煙
は、スクラバー2の出口に設けてあるミストセパレータ
ー23で、気体中の水分やオイルミストを捕集する。ス
クラバー2は、ダクト5aによって送風機4と接続さ
れ、このダクト5aにはダンパ6が設けられており、ダ
ンパが送風機の吸引量を調整する。送風機4はダクト5
bによってオイルミスト及び除煙装置3に接続されてい
る。スクラバー2から出た塵・排煙はダクト5a,5b
を経てオイルミスト及び除煙装置3に至る。
【0011】オイルミスト及び除煙装置3は、入口側
(図左側)に整流手段としてパンチングプレート31
を、その隣りに出口側に向けて第1フィルタ32,第2
フィルタ33及び第3フィルタ34が順次配置されてい
る。35は点検口である。
(図左側)に整流手段としてパンチングプレート31
を、その隣りに出口側に向けて第1フィルタ32,第2
フィルタ33及び第3フィルタ34が順次配置されてい
る。35は点検口である。
【0012】塵・排煙は、第1フィルタ32によりその
固形分(ダスト)が捕集され、第2フィルタ33では水
分,オイルミスト等が捕集され、最後に第3フィルタ3
4では排煙が捕集される。
固形分(ダスト)が捕集され、第2フィルタ33では水
分,オイルミスト等が捕集され、最後に第3フィルタ3
4では排煙が捕集される。
【0013】オイルミスト及び除煙装置3により清浄な
空気となり、排出塔7により外気へ排出される。この
時、消音装置8により騒音防止を図る。
空気となり、排出塔7により外気へ排出される。この
時、消音装置8により騒音防止を図る。
【0014】
【考案の効果】この考案によれば、破砕機からの塵・排
煙が第1、第2の分離装置により分離処理されて外気に
排出されるので、空気汚染の問題を解消できる。
煙が第1、第2の分離装置により分離処理されて外気に
排出されるので、空気汚染の問題を解消できる。
【0015】また、第1、第2の分離装置がダクトによ
り接続され、送風機によって移動するようにしてあるた
め構成が簡単となり、設置容積の減少及び製造コストの
低減に寄与する。さらに第2の分離装置に第1フィル
タ、第2フィルタ及び第3フィルタを備えることにより
異なる種類の塵・排煙を順次除去することにより破砕装
置から発生する塵・排煙を完全に除去して清浄な空気を
排出可能となる。
り接続され、送風機によって移動するようにしてあるた
め構成が簡単となり、設置容積の減少及び製造コストの
低減に寄与する。さらに第2の分離装置に第1フィル
タ、第2フィルタ及び第3フィルタを備えることにより
異なる種類の塵・排煙を順次除去することにより破砕装
置から発生する塵・排煙を完全に除去して清浄な空気を
排出可能となる。
【図1】この考案の概念図である。
【図2】この考案の一実施例を示す正面図である。
1 破砕機 2 第1の分離装置(スクラバー) 3 第2の分離装置(オイルミスト及び除煙装置) 32 第1フィルタ 33 第2フィルタ 34 第3フィルタ 4 送風機 5 ダクト 5a ダクト 5b ダクト
Claims (1)
- 【請求項1】 破砕機とダクトにより接続されている第
1の分離装置と、この第1の分離装置とダクトを介して
接続している第2の分離装置と、塵・排煙を破砕機から
第1の分離装置及び第2の分離装置へ給送するための送
風機とを具備し、 上記第2の分離装置は、上記第1の分離装置で捕集され
ずに通過した塵・排煙を含む気体中からダストを捕集す
る第1フィルタと、この第1フィルタの下流側にて残り
の気体中に含まれる水分を捕集する第2フィルタと、こ
の第2フィルタの下流側にて残りの気体中に含まれる煙
を捕集する第3フィルタとを備えている ことを特徴とす
る塵、排煙の除去装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991104317U JP2572247Y2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 塵・排煙の除去装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991104317U JP2572247Y2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 塵・排煙の除去装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0615743U JPH0615743U (ja) | 1994-03-01 |
JP2572247Y2 true JP2572247Y2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=14377563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991104317U Expired - Lifetime JP2572247Y2 (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | 塵・排煙の除去装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2572247Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5279121U (ja) * | 1975-12-10 | 1977-06-13 | ||
JP2005288207A (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-20 | Daido Plant Kogyo Kk | 排煙浄化装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49111265A (ja) * | 1973-02-23 | 1974-10-23 | ||
JPS51119668U (ja) * | 1975-03-25 | 1976-09-28 | ||
JPS6129846U (ja) * | 1984-07-24 | 1986-02-22 | 彰 中村 | 廃螢光灯破砕処理装置 |
JPH01101612U (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-07 |
-
1991
- 1991-11-25 JP JP1991104317U patent/JP2572247Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0615743U (ja) | 1994-03-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |