JP2572184Y2 - 噴流羽根付き水中スラリーポンプ - Google Patents

噴流羽根付き水中スラリーポンプ

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JP2572184Y2
JP2572184Y2 JP1993026155U JP2615593U JP2572184Y2 JP 2572184 Y2 JP2572184 Y2 JP 2572184Y2 JP 1993026155 U JP1993026155 U JP 1993026155U JP 2615593 U JP2615593 U JP 2615593U JP 2572184 Y2 JP2572184 Y2 JP 2572184Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は噴流羽根付き水中スラリ
ーポンプに係り、詳しくは、下水汚泥や土砂水などのよ
うな沈澱物や浮遊物が入り混じった混濁水を汲みあげる
水中スラリーポンプの改良であって、特に、ポンプ本体
の下方に末広がりの噴流を発生させる噴流羽根を配置
し、沈澱物が噴流によって舞いあげられて浮遊する混濁
水を効率よく吸引することができるようにした噴流羽根
付き水中スラリーポンプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】下上水処理や工場廃水処理においては、
スラリーや土砂を含んだ混濁水がタンクやピットを通過
するごとに浄化されるが、そのタンクなどの底には処理
対象となるスラリーなどが沈澱したり堆積する。あるい
は、湖沼などにおいては、自然浄化が衰えると、湖底な
どに汚泥が堆積してくる。このような沈澱物を除去する
際に水中スラリーポンプが用いられ、混濁水として汲み
あげた後に乾燥し、埋立てに利用したり別途投棄される
などして処分される。このような混濁水を汲みあげるた
めに従来から使用されている水中スラリーポンプは、水
密型の縦形モータと、そのモータの下部に直結された遠
心式の吸引ポンプと、吸引ポンプの吸込口の下方空間を
とり囲むようにして設けた円筒状のストレーナおよび必
要に応じて設けられた脚部などから構成される。そし
て、沈澱物のある水底に上記の吸引ポンプを設置して駆
動すると、インペラの回転に伴って生じる吸引力で混濁
水が吸い込まれ、吐出口から排出配管を経て沈澱物を地
上に汲みあげることができる。
【0003】ところで、沈澱物には種々のものがあり、
比重が大きい場合には、ポンプの吸引力のみでは汲みあ
げが困難となり、ポンプインペラとは別にカッタファン
などが取りつけられることがある。このようなファンを
インペラと共に回転して沈澱物を攪拌したり攪乱させた
状態で、混濁水を吸引するようにした水中ポンプが提案
されている。この種の水中ポンプの一例が、実公昭63
−41597号公報に記載されている。これは、海底の
土砂などを吸引するために、モータの回転軸端に送込フ
ァンを取りつけたものである。この送込ファンは沈澱物
を攪拌しかつ上昇流を発生させて沈澱物をインペラケー
シングに送りこむようにしている。この送込ファンは上
端から下端に向けて翼幅が狭くされ、二枚の羽根を螺旋
状に巻回した形状となっている。すなわち、外径が上端
から下端に向けて漸次小さくなっているので、その先端
が沈澱物に入り込んでいても、始動時に大きい負荷のか
かるのが回避される利点がある。
【0004】上記の例は、送込ファンによって沈澱物を
直上へ移送しようとする思想のものであるが、これとは
異なり、沈澱物に攪乱を与える水中ポンプが、実公昭6
0−14953号公報に提案されている。これは、モー
タ駆動軸の下端に截頭逆円錐状の外形をした攪乱羽根を
取りつけたもので、その上端には水流分離用の円板が一
体化されている。なお、この攪乱羽根も外径が上端から
下端に向けて小さくなっている。このような攪乱羽根を
有するポンプでは、ポンプ吸込口と攪乱羽根の回転領域
が意図的に仕切られている。すなわち、上記した水流分
離用の円板の周囲には同一面を形成する水平端板が配置
され、ポンプ吸込口の前面と攪乱羽根の背面とをよぎる
水流が生じないように配慮されている。これによって、
攪乱羽根に流入するのは水平端板の下方に位置する水だ
けとなり、ポンプ吸込口へは水平端板の上方に設置した
ストレーナの側面から入る混濁水のみとなる。それゆ
え、攪乱羽根によって起こる水流とポンプインペラが吸
入する水流との干渉が回避され、ポンプの吸引効率が高
められる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、先の例にお
ける送込ファンでは、それによる上昇流を強く発生させ
ることができなく、沈澱物をファンの螺旋面に沿って持
ちあげる程度の効果を発揮するにすぎない。その螺旋面
で掻きあげられた沈澱物は全てが上昇するとは限らず、
ファンの回転による遠心力によって脱落するものも多
く、その採取効率は必ずしも高くならない欠点がある。
一方、後で述べた攪乱羽根では、水流を沈澱物に当てる
ことになるが、外径が上端から下端に向けて小さくなっ
ているので、狭い範囲の沈澱物を対象にして水流を当て
るにとどまる。しかも、攪乱羽根の上端に形成された円
板や水平端板の下方などに位置する水が攪乱羽根の半径
方向から流入することになる。その水流は攪乱羽根の有
する幾何形状に起因したり流体機械工学的な見地から
も、攪乱羽根が水に与えるエネルギは高くなく、しか
も、噴流としても強力なものは期待できない。それのみ
ならず、水流は主として略羽根軸の方向に発生し、沈澱
物に対して局所的な攪乱を与えるに過ぎない。例えば比
重の大きい沈澱物を対象とすれば、大量にかつ迅速に汲
みあげるには能力不足の感がある。水中スラリーポンプ
は、連続運転されることもあるが、その運用において、
間歇運転されることもしばしばである。ポンプの回転を
止めた後に運転を再開するとき、上記した形態の攪乱羽
根によれば、一旦水底に落ち着いた沈澱物を再度浮揚さ
せることは容易でない。羽根の有する機能として、沈澱
物の浮遊や飛散を主たる目的とせず、沈澱物の攪乱を目
的としていることからも容易に想像することができる。
それゆえ、ポンプの吸込口から吸引される混濁水中に多
くの沈澱物を浮遊させるに十分でなく、沈澱物を混濁水
として汲みあげる際のポンプ効率を高く維持することは
容易でない難点がある。ところで、この種の水中スラリ
ーポンプは、一般にストレーナを採用してポンプの吸込
口に異物が侵入するのを防止できるようにしている。ス
トレーナは円筒金属板にパンチ孔を多数設けたものであ
るが、最近多いビニールシートやその破片さらには粗大
なごみや木片などによって目詰まりすることがある。す
なわち、異物が混濁水の流通孔にひっかかると、以後外
れることなく絡みつき、ストレーナによるごみの侵入が
阻止できても肝心の混濁水の進入を阻害することになる
難点がある。
【0006】本考案は、上述した攪乱羽根による沈澱物
の攪乱効果には限界があることに鑑みなされたもので、
その目的は、ポンプインペラの前面にファンを配置する
構成としながらも、そのファンを構成する噴流羽根は流
れが前後となる軸流形態を採りつつ、大きなエネルギを
有する末広がりの噴流を沈澱物に当てることができるよ
うにすること、それにもかかわらず、ポンプ吸込口に吸
引される混濁水と噴流羽根への流入水との干渉が可及的
に少なく、ポンプの吸入効率の低下を回避できること、
ポンプに吸引される混濁水には沈澱物を多く浮遊させ、
水中スラリーポンプとしての汲みあげ効率の向上が図ら
れること、さらには、浮遊する粗大な異物による目詰ま
りを回避したりその脱落を容易にすることによって、混
濁水の吸入が阻害されないようにすることを実現した噴
流羽根付き水中スラリーポンプを提供することである。
なお、本考案は種々の研究を重ねて完成されたものであ
る。そして、送込ファンでは消費動力が大きいにもかか
わらず汲みあげ効率が低いこと、攪乱羽根では半径方向
から流入させて軸方向に流出するという形式であり、通
常の遠心式ファンでなされる流れとは全く逆のものであ
って、流体力学的にはファン効果を発揮させにくい構成
となっていること、それゆえ、沈澱物を局所的に攪乱さ
せるのみであり、沈澱物の浮遊化を促進することは容易
でないという点の解決に着目したものである。そして、
本考案は、送込ファンや攪乱羽根のいずれとも異なる技
術思想を適用したもので、強力な末広がりの噴流を沈澱
物に当てるという水中スラリーポンプにおいては全く新
しい試みに基づくものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、水密式で上下
に延びる駆動軸を有する縦形モータの下部に脚部を備
え、沈澱物や浮遊物の入り混じった混濁水を吸引するた
めのインペラを内蔵する遠心式吸引ポンプが装着された
水中スラリーポンプに適用される。その特徴とするとこ
ろは、図1を参照して、駆動軸1は、遠心式吸引ポンプ
3の吸込口4を通過してインペラ7から下方へ延長さ
れ、その駆動軸1の延長部下端には、三枚以上の羽根8
A,8B,8C,8Dが基体8a(図2参照)に一体化
されて下方へ末広がりの噴流20(図4参照)を発生さ
せる噴流羽根8が取りつけられる。羽根8A,8B,8
C,8Dは、基体8aの縦軸線8m(図3参照)に対し
て40度ないし60度の傾斜した独立の平板体で形成さ
れ、その下縁部11と隣接する他の羽根の上縁部12と
が平面的に見てラップしており、かつ、下縁部11の羽
根幅W11(図2参照)は、上縁部12の羽根幅W12と同
等もしくはそれ以上に大きく選定される。吸込口4なら
びに噴流羽根8の少なくとも上半分を覆う枠体10が、
その吸込口4の下方空間をとり囲むように配置され、そ
の枠体10は、混濁水27(図4参照)に浮遊する粗大
な異物の侵入を阻止する間隔に配置されて上下に平行し
て延びる滑らかな棒材10B,10Bで形成される。そ
して、枠体10に流入した混濁水27を吸込口4から吸
引させることができると共にその噴流羽根8へも流入さ
せることができるように、噴流羽根8は吸込口4から離
隔して設置され、インペラ7と同時に噴流羽根8が駆動
軸1を介して回転されたとき、末広がりの噴流20が脚
部6の下方に堆積する沈澱物21(図4参照)に向けて
発生され、その噴流20によって舞いあがった沈澱物2
1を浮遊状態にし、枠体10を通して吸込口4の下方空
間へ進入した混濁水27を吸引することができるように
したことである。上記した吸込口4の内縁の直下におけ
る吸込口4の下端から噴流羽根8の上端までの枠体10
内に仮想的に形成される円筒体の側面の面積が、吸込口
4の開口面積よりも大きくなるように、吸込口4と噴流
羽根8との配置間隔を選定しておくとよい。枠体10の
棒材をウエッジワイヤ10D(図5参照)で形成し、そ
の狭い頂面側が吸込口4の下方空間側に、広い底面側が
下方空間とは反対の外側となるように取りつけておくと
都合がよい。
【0008】
【作用】水中スラリーポンプを沈めて沈澱物21の上に
配置する。ポンプ3のインペラ7と噴流羽根8とが同時
に回転される。噴流羽根8へは上方から水が流入し、加
速された噴流20となって沈澱物21に向けて吹きつけ
られる。沈澱物21は舞いあがって混濁水27に浮遊す
る。この混濁水27はポンプ3の吸込口4から吸引され
るが、噴流羽根8と吸込口4とは所望する距離があけら
れて空間が確保されており、ポンプ3へ吸入される混濁
水27と噴流羽根8に流入する流れは相互に入り乱れる
ことがない。噴流羽根8の周囲の水の流れも阻害される
ことがなく、インペラ7によって混濁水27は高いポン
プ効率で吸引され、飛躍的に向上した採取効率でもって
沈澱物21が混濁水27として汲みあげられる。噴流羽
根8に流入する水はポンプ3に入る混濁水27と干渉し
ないことから、噴流羽根8によって大きいエネルギを保
有する軸方向の噴流20が高い効率でもって発生され
る。もちろん、羽根8A,8B,8C,8Dは、その下
縁部11と隣接する他の羽根の上縁部12とが空間を隔
ててラップされ、かつ、40度ないし60度の傾斜角度
を有しおり、したがって、噴流羽根8を通過する水の流
れも流体力学にかなったものとなる。しかも、いずれの
羽根8A,8B,8C,8Dの下縁部11の羽根幅W11
も上縁部12の羽根幅W12と同等もしくはそれ以上であ
り、沈澱物21を攪乱したり攪拌する以上の効果のある
噴流20が発生し、従来技術にあるような仕切られた空
間内で水が流入出する攪乱羽根に比べれば、著しく高い
飛散効果や浮遊促進効果が発揮される。吸込口4と噴流
羽根8との間の空間をとり囲む枠体10は、吸込口4に
吸引される混濁水27の中に粗大な異物が混入するのを
阻止する。枠体10の棒材10Bにひっかかった異物
は、枠体10に絡みつくことなく、いずれは周囲の水流
や自重で枠体10から脱落し、目詰まりの発生が少な
く、長期にわたる連続運転も可能となる。吸込口4の内
縁の直下における吸込口4の下端から噴流羽根8の上端
までの枠体10内に仮想的に形成する円筒体の側面の面
積が、吸込口4の開口面積よりも大きくなるようにして
おく。すなわち、そのようなことを実現するように、吸
込口4と噴流羽根8との間隔を設けると、吸込口4に吸
引される混濁水27と噴流羽根8に向かう流入水28の
水量が確保され、混濁水27と流入水28の干渉なども
抑制され、円滑な流れが枠体10内で達成される。枠体
10の棒材をウエッジワイヤ10Dで形成し、その狭い
頂面側が吸込口4の下方空間側に、広い底面側が下方空
間とは反対の外側となるように取りつけておく場合に
は、枠体10にひっかかった異物のそれ以上の噛みこみ
は生じることがなく、一旦枠体10内へ入れば、棒材1
0Bからの離脱が容易で目詰まりが長引くようなことは
防止される。
【0009】
【考案の効果】本考案によれば、噴流羽根によって沈澱
物を舞いあがらせる大きなエネルギを有した末広がりな
噴流を発生させることができ、沈澱物が浮遊する濃度の
高い混濁水を、極めて短時間に効率よくポンプによって
汲みあげることが可能となる。攪乱以上の効果を有する
噴流は、比較的に浮遊物の少ない流入水の通過により、
噴流羽根の損耗も抑制される。このように、噴流羽根へ
の流入水とポンプに導入される混濁水とは吸込口と噴流
羽根との隔たりによって無用の干渉や混合が避けられ、
沈澱物の採取効率の向上が実現される。噴流羽根は沈澱
物の飛散に適した角度と強力な噴流を発生するにふさわ
しい形状となっており、噴流羽根に流入する乱れの少な
い加速や加圧の容易な軸方向の流れによって効率よく発
生される。ストレーナに代わる枠体の採用により、混濁
水に混入するビニールシートやその破片による目詰まり
も解消される。また、攪乱以上のエネルギを発揮する噴
流によって間歇運転においても停滞した沈澱物を大きく
刺激し、永続的な連続運転や間歇運転を可能にするとい
ったように、その運用のフレキシビリティが図られる。
吸込口の下端から噴流羽根の上端までの吸込口の内縁の
直下における枠体内に仮想的に形成した円筒体の側面の
面積が、吸込口の開口面積よりも大きくなるように、吸
込口と噴流羽根との間隔が選定されていれば、吸込口の
下方空間における流水の干渉は可及的に少なくなり、ポ
ンプによる吸引と噴流羽根による噴流の発生が効果的に
発揮される。枠体の棒材をウエッジワイヤで形成し、そ
の狭い頂面側が前記吸込口の下方空間側に、広い底面側
が下方空間とは反対となるように取りつけておけば、一
旦棒材間にひっかかった異物も、その後の噛みこみが軽
減されたり容易に脱落させることができ、短時間のうち
に目詰まりによる運転が不可能になるといった事態の発
生を少なくすることができる。
【0010】
【実施例】以下に、本考案の噴流羽根付き水中スラリー
ポンプを、その実施例を示した図面に基づいて詳細に説
明する。図1は本考案に係るスラリーポンプの要部を破
断した全体図、図2は図1のII−II線矢視断面図であ
り、このような噴流羽根付き水中スラリーポンプは以下
のように構成されている。図1において、水密式で上下
に延びる駆動軸1を有する縦形モータ2の下部に遠心式
吸引ポンプ3が内装される。この吸引ポンプ3の吸込口
4を設けたポンプケーシング5の下部には脚部6が取り
つけられ、縦形モータ2から下方へ延びる駆動軸1の途
中にインペラ7が装着されている。その駆動軸1の下部
先端には噴流羽根8が取りつけられ、沈澱物や浮遊物の
入り混じった混濁水を吸引するための吸込口4が、噴流
羽根8の上方で開口した恰好となっている。その吸込口
4から上方にインペラ7を介装する渦巻状通路が形成さ
れたポンプケーシング5は、その上部に吐出口9を備
え、図示しない配管が接続されて、混濁水を地上へ汲み
あげることができる。そのポンプケーシング5の下方に
は、吸込口4の下方空間を覆うような枠体10が取りつ
けられる。このような水中ポンプは水底に堆積した沈澱
物に脚部6が載るようにして水中に降ろされ、インペラ
7と次に詳しく述べる噴流羽根8とを同時に回転させ、
沈澱物に末広がりの強力な噴流を当てることができるよ
うになっている。そして、噴流により舞いあがった浮遊
物を含む混濁水が、枠体10の隙間を通って吸込口4か
ら吸引されるようになっている。
【0011】噴流羽根8は、吸込口4を通過してインペ
ラ7から下方へ延長された駆動軸1の延長部下端に取り
つけられ、三枚以上の羽根が形成されて下方へ末広がり
の噴流を発生させるものである。これは、図2および図
3に示すように、基体8aとその表面に溶接などにより
一体化された複数(図示は四枚)の羽根8A,8B,8
C,8Dとからなっている。この噴流羽根8は後で詳し
く述べる枠体10の内部に配置されるが、吸込口4から
やや下方に離隔して吸込口4と脚部6の下面とのほぼ中
間に位置している(図1参照)。各羽根8A,8B,8
C,8Dは、図3に示すように、各下縁部11と隣接す
る他の羽根の上縁部12とが平面的に見て長さLだけラ
ップするようにして基体8aに取りつけられている。す
なわち、上縁部12と下縁部11とは基体8aにほぼ等
しい長さだけ上下に隔たっており、軸流形式のプロペラ
となっている。そして、図2に示すように、下縁部11
の羽根幅W11は上縁部12の羽根幅W12と同等もしくは
それ以上に選定される。図示の例では、下縁部11の羽
根幅が上縁部12のそれよりも大きくなっている。
【0012】このような羽根8A,8B,8C,8D
は、いずれも垂直姿勢にある基体8aの縦軸線8mに対
して図3に示すように40度ないし60度の角度θをな
して傾斜されている。すなわち、水平線に対しては50
度ないし30度の角度を有したいずれも独立の平板であ
る。このように羽根の形状が曲面でないのは、噴流を発
生させる際に曲がった羽根面であると、浮遊物が接触す
る際の摩耗が激しくなるのを少しでも軽減すること、消
耗しやすい噴流羽根8の交換を考慮して、安価に製作で
きることを配慮したことに基づく。上記したように、各
羽根の上縁部12と他の羽根の下縁部11とは平面的に
見て重なるようにされているが、これは、各羽根間での
整流効果を向上させると共に噴流の加速を増強させるた
めである。したがって、前述した範囲の傾斜角のいずれ
かが選定され、沈澱物の性状など応じた噴流の拡散度を
勘案しつつ、下縁部11の羽根幅W11と上縁部12の羽
根幅W12との寸法的な比率が決定される。すなわち、従
前提案されている送込ファンや攪乱羽根のように上縁部
から下縁部に向けて羽根幅が狭くされることはなく、逆
に、下縁部11の羽根幅は上縁部12のそれと同等もし
くはそれ以上に大きく選定される。このような噴流羽根
8を採用すると、インペラ7と共に回転させたとき、羽
根8A,8B,8C,8Dの傾斜角に応じた末広がりの
噴流が堆積する沈澱物に向けて発生され、この噴流によ
って舞いあげられた沈澱物を浮遊状態にして吸込口4か
ら吸引することができる。なお、羽根の枚数は四枚に限
られることがなく、図示しないが、三枚でも五枚であっ
てもよく、上記したごとくの要領で基体に取りつけてお
くことができる。ただし、羽根を二枚とした場合には、
上縁部と下縁部とをラップさせることや上記した角度範
囲におさめようとすると、羽根に曲面を形成させる原因
となるので好ましくない。
【0013】ところで、吸込口4の下方空間をとり囲む
枠体10は、従前しばしば採用されるストレーナに代わ
るものである。ストレーナは前述したごとくの形状であ
って異物による目詰まりを生じさせやすいが、本枠体1
0はそれを解消させるものである。本例における枠体1
0は、図2に示すように、例えば金属製のリング10A
の外周面に多数の金属製の棒材10Bをほぼ等間隔に配
置したものであり、上下に延びる棒材10B,10Bの
相互の間隔は例えば10mmないし20mmに選定され
る。この棒材10Bは表面の滑らかなものであり、ビニ
ールシートやその破片が吸込口4の下方空間へ侵入しよ
うとしても、棒材10B,10B間でひっかかるように
して、混濁水に浮遊する異物の侵入を阻止すると共に、
周囲の水流や自重によって簡単に脱落させることができ
るように配慮したものである。なお、棒材10B,10
Bの間隔は、水中スラリーポンプが投入される河川や湖
沼、もしくは汚泥タンクなどの中に存在する粗大な異物
の大きさや形状、性状などを考慮して、適宜選択され
る。枠体10の機能としては多数の棒材10Bを備えて
いれば十分であるが、本例においては、ポンプケーシン
グ5の下方空間に取りつけることを配慮して、以下のよ
うな構成となっている。図1において、上下二つのリン
グ10A,10Aを上下に繋ぐように棒材10Bが溶接
などで固定され、枠体10が円筒形の篭をなしている。
そして、下方のリング10Aには、図2に示すように、
噴流羽根8の位置するところを除いて格子を形成する横
材10C,10Cが上下面に取りつけられている。この
ような吸込口4の下方空間をとり囲む枠体10は円筒形
に限らないが、図1に示すように、吸込口4ならびに噴
流羽根8の少なくとも上半分を覆う上下長さの寸法とな
っている。図示の例では、棒材10Bの下端は噴流羽根
8の途中に位置しているが、噴流羽根8の下縁部11を
越えて下方に位置する程度まで長いものであっても差し
支えない。そして、吸込口4と噴流羽根8との間隔は、
吸込口4の内縁の直下における吸込口4の下端から噴流
羽根8の上端までの枠体10内に仮想的に形成される円
筒体の側面の面積π×D×Hが、吸込口4の開口面積π
×D2 /4よりも大きくなるように選定される。これ
は、枠体10内に流入した混濁水を吸込口4へ吸引させ
ると共に、噴流羽根8へも流入させることができるよう
にするためである。すなわち、図4に示すように、噴流
羽根8への流入水28とインペラ7が吸入する混濁水2
7との流れが相互に干渉したり掻き乱さない程度の空間
が確保されるように、噴流羽根8は吸込口4から離され
ている。一方、上記のような枠体10には前述した脚部
6が取りつけられ、その脚部6の上端のブラケット6a
を介してポンプケーシング5の下面に装着される。脚部
6は、水中スラリーポンプの全体を水底で支えるリング
体6Aと、三本の上下に延びる脚材6B,6Bとからな
り、個々の脚材6Bが枠体10のリング10A,10A
の外周に溶接されている。上記の棒材は、図5に示すよ
うにウエッジワイヤ10Dで形成しておいてもよい。こ
の場合には、その狭い頂面側が吸込口4の下方空間側
に、広い底面側が下方空間とは反対の外側となるように
取りつけられる。したがって、枠体10のウエッジワイ
ヤ10D,10D間の外周面の開口は下方空間側の開口
よりも狭くなる。異物がウエッジワイヤ10D,10D
間にひっかかった後に枠体10内に侵入することがあっ
ても、内方に向かうにつれてひっかかりが少なくなるの
で、枠体10の側面に長くビニールシートなどが付着す
るといったことは回避され、目詰まりが短期間に助長さ
れることを防止できる利点がある。
【0014】このように構成された噴流羽根付き水中ス
ラリーポンプは、次のように作動して噴流により沈澱物
を舞いあがらせ、沈澱物が浮遊状態となった混濁水27
をポンプ3によって吸入し、汲みあげて排出することが
できる。まず、沈澱物21の上に噴流羽根付き水中スラ
リーポンプを設置すべく水没させる。モータ2を駆動し
てインペラ7と共に噴流羽根8を回転させると、図4に
おいて、噴流羽根8に向かう流入水28は上方から流れ
こみ、羽根8A,8B,8C,8Dによって加圧された
噴流20が沈澱物21に向けて当てられる。この噴流2
0により脚部6の下方に位置する沈澱物21が大きく払
いのけられると共に、それらが舞いあがって浮遊する。
噴流20は羽根8A,8B,8C,8Dの形状や配置に
起因して強力な末広がりな流れとなり、噴流羽根8の直
下のみならず周囲の沈澱物21にも飛散作用を及ぼす。
すなわち、噴流20の周辺部位では斜めの流れとなるの
で、その流れの有するエネルギが沈澱物21の広い領域
にわたって沈澱物21の浮遊を促進し、攪拌や攪乱以上
の効果を発揮する。この噴流20を発生させるときの噴
流羽根8への流入水28は、上方から入るが、その流入
水28は羽根8A,8B,8C,8Dによる加速前であ
って大きな速度を有していない。しかも、噴流羽根8の
上縁部12が吸込口5に向かう混濁水27の流れを大き
く阻害するほど嵩張らないので、流入水28はスムーズ
な流れが達成され、噴流羽根8を通過する流れは軸流と
なって効率よく流勢が増強される。例えば、前述した
が、吸込口4の内縁の直下における吸込口4の下端から
噴流羽根8の上端までの枠体10内に仮想的に形成され
る円筒体の側面の面積が、吸込口4の開口面積よりも大
きくなるように、吸込口4と噴流羽根8との配置間隔を
選定しておくと、厳密には流速が異なるものの、図1に
示したπ×D×Hの面積を通過した水量のうち、吸込口
4の開口面積π×D2 /4を通過する残りの水量が噴流
羽根8に供給されることになる。噴流羽根8の羽根8
A,8B,8C,8Dは適度の傾斜角と、隣りあう羽根
の上縁部12と下縁部11とがラップしており、噴流2
0の発生効率は極めて高いものとなっている。それゆ
え、噴流20は極めて大きなエネルギを伴っており、沈
澱物21が比重の大きいものや拡散もしくは飛散しにく
い性状のものであっても、浮遊させるだけの威力が発揮
される。
【0015】浮遊した沈澱物21は混濁水27となり、
インペラ7の吸引力によって枠体10を通して吸込口4
へ導入される。したがって、ポンプ3は濃度の高い混濁
水27を吸引することができる。このとき枠体10の中
では、吸込口4へ吸引される濁水27と噴流羽根8に向
かう流入水28とが幾分かは干渉しあうにしても、噴流
羽根8と吸込口4との間には、それぞれの吸いこみに必
要な距離や空間が確保されているので、混濁水27の吸
引が阻害されることは可及的に少なくなる。このよう
に、噴流羽根8は沈澱物21に向けて強力な噴流20を
発生させるので、従来技術のところで述べた攪乱羽根の
ように沈澱物21を単に攪乱させたり局所的に水流を当
てる場合よりも、沈澱物21の採取効率を著しく向上さ
せる。なお、その攪乱羽根によっても沈澱物21の一部
が舞いあがり、ポンプ3に吸入される混濁水27には沈
澱物21が浮遊するが、本噴流羽根8によればその量は
格段に増大し、沈澱物21を汲みあげる能率が飛躍的に
向上される。このようにして噴流羽根8による噴流20
の発生とポンプ3による汲みあげの間に、ビニールシー
トやその破片さらには木片といった粗大な異物が水流に
乗って集まってくることがある。それらは、枠体10の
棒材10B,10Bによって下方空間への侵入が防止さ
れる。たとえ枠体10にひっかかっても棒材10B,1
0B間の隙間に噛みこむというようなことはなく、流勢
によって幾分かが枠体10内に侵入しても、枠体10に
絡みつく量は少なくなる。棒材10Bは滑らかなもので
あり、変化する水の流れや異物自体の重みで枠体10か
ら脱落する傾向にあり、金属円筒板に孔をあけたストレ
ーナなどに比べれば、その目詰まりの発生は飛躍的に低
減され、長期の運転を維持することができる。まして
や、棒材としてウエッジワイヤ10Dを採用すると、ウ
エッジワイヤ10Dにひっかかった異物の噛みこみは可
及的に少なくなる。この種のポンプはしばしば間歇運転
されることがあるが、一旦停滞した浮遊物を再度容易に
噴流羽根8からの噴流20によって刺激して舞いあがら
せることができる。このように、運転形態に稼休があっ
ても、その混濁水27の吸引作用を強力に発揮させるこ
とができる。沈澱物21が混濁水27として吸引される
と、沈澱物21の嵩は減少し、脚部6は徐々に沈下して
水底に達する。なお、水中スラリーポンプへの給電用ワ
イヤや吊り用のロープが取りつけられており、汲みあげ
た混濁水の中の浮遊物が少なくなれば、ポンプ全体が引
き揚げられる。このようなことから、本水中スラリーポ
ンプは、湖沼の浚渫工事のみならず、製鉄所における圧
延スケールやスラッジ類の回収などにも使用することが
できる。
【0016】以上の説明から分かるように、噴流羽根は
ポンプの吸込口から適度に離されているので、噴流羽根
に入る水とポンプが吸引する混濁水とが入り乱れること
は可及的に少なくなる。それによって、ポンプによる混
濁水の吸引と噴流羽根への流入が円滑なものとなり、し
かも、噴流羽根近傍では飛散された沈澱物の浮遊は少な
くなる傾向にあって、噴流羽根の羽根が直ちに摩耗する
といったことも回避される。噴流羽根は軸流式としてお
くことができることから、流体力学にかなった加圧や加
速が実現され、その噴流には大きなエネルギが付与され
る。したがって、沈澱物を強い力で飛散させ、目詰まり
の少ない枠体の存在とあいまって、ポンプからは濃度の
高い混濁水を汲みあげることができ、沈澱物の採取効率
の飛躍的な向上とポンプ効率の増大ならびに稼働時間の
大幅な短縮化、さらには長期にわたる安定した運転の維
持が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る噴流羽根付き水中スラリーポン
プの要部を破断した全体構成図。
【図2】 図1のII−II線矢視断面図。
【図3】 噴流羽根の羽根の取付部を基体に沿って展開
した羽根列図。
【図4】 ポンプの吸込口へ吸引される混濁水、噴流羽
根への流入水および沈澱物に当てられる噴流の発生状態
を説明する要部外観図。
【図5】 ウエッジワイヤを採用した枠体と噴流羽根の
平面矢視図。
【符号の説明】
1…駆動軸、2…縦形モータ、3…吸引ポンプ、4…吸
込口、6…脚部、7…インペラ、8…噴流羽根、8a…
基体、8A,8B,8C,8D…羽根、8m…縦軸線、
10…枠体、10B…棒材、10D…ウエッジワイヤ、
11…下縁部、12…上縁部、20…噴流、21…沈澱
物、27…混濁水、W11…下縁部の羽根幅、W12…上縁
部の羽根幅。
フロントページの続き (56)参考文献 実公 昭44−210(JP,Y1) 実公 昭60−14953(JP,Y2)

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水密式で上下に延びる駆動軸を有する縦
    形モータの下部に脚部を備え、沈澱物や浮遊物の入り混
    じった混濁水を吸引するためのインペラを内蔵する遠心
    式吸引ポンプが装着された水中スラリーポンプにおい
    て、 上記駆動軸は、前記遠心式吸引ポンプの吸込口を通過し
    て前記インペラから下方へ延長され、 該駆動軸の延長部下端には、三枚以上の羽根が基体に一
    体化されて下方へ末広がりの噴流を発生させる噴流羽根
    が取りつけられ、 前記各羽根は、上記基体の縦軸線に対して40度ないし
    60度の傾斜した独立の平板体で形成され、その下縁部
    と隣接する他の羽根の上縁部とが平面的に見てラップし
    ており、かつ、該下縁部の羽根幅は上縁部の羽根幅と同
    等もしくはそれ以上に大きく選定され、 前記吸込口ならびに上記噴流羽根の少なくとも上半分を
    覆う枠体が、該吸込口の下方空間をとり囲むように配置
    され、 該枠体は、混濁水に浮遊する粗大な異物の侵入を阻止す
    る間隔に配置されて上下に平行して延びる滑らかな棒材
    で形成され、 前記噴流羽根は、前記枠体に流入した混濁水を前記吸込
    口から吸引させることができると共に、該噴流羽根へも
    流入させることができるように、前記吸込口からは離隔
    して設置され、 前記インペラと同時に上記噴流羽根が前記駆動軸を介し
    て回転されたとき、末広がりの噴流が前記脚部の下方に
    堆積する沈澱物に向けて発生され、該噴流によって舞い
    あがった沈澱物を浮遊状態にし、前記枠体を通して吸込
    口の下方空間へ進入した混濁水を吸引することができる
    ようにしたことを特徴とする噴流羽根付き水中スラリー
    ポンプ。
  2. 【請求項2】 前記吸込口の内縁の直下における前記吸
    込口の下端から前記噴流羽根の上端までの枠体内に仮想
    的に形成される円筒体の側面の面積が、前記吸込口の開
    口面積よりも大きくなるように、前記吸込口と前記噴流
    羽根との間隔が選定されていることを特徴とする請求項
    1に記載された噴流羽根付き水中スラリーポンプ。
  3. 【請求項3】 前記枠体の棒材はウエッジワイヤで形成
    され、その狭い頂面側が前記吸込口の下方空間側に、広
    い底面側が下方空間とは反対の外側となるように取りつ
    けられていることを特徴とする請求項1に記載された噴
    流羽根付き水中スラリーポンプ。
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