JP2571844Y2 - フレキシブルスタティックミキサー - Google Patents

フレキシブルスタティックミキサー

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JP2571844Y2
JP2571844Y2 JP1993025313U JP2531393U JP2571844Y2 JP 2571844 Y2 JP2571844 Y2 JP 2571844Y2 JP 1993025313 U JP1993025313 U JP 1993025313U JP 2531393 U JP2531393 U JP 2531393U JP 2571844 Y2 JP2571844 Y2 JP 2571844Y2
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mixing module
static mixer
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cylindrical body
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賢 塚田
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  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
  • Treatment Of Sludge (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は配管等に取り付ける際に
芯出しを必要とせず、かつ流体の衝撃によるミキシング
モジュールの回動を防止可能な新規なフレキシブルスタ
ティックミキサーに関する。
【0002】
【考案の背景】スタティックミキサーは、複数の流体が
通過可能な管体内に、流体の流路に設けて流体を衝突さ
せて流体のミキシング(接触・混合・分散等を含む)を
行う複数のミキシングモジュールを装填した装置として
広く用いられている。
【0003】従来、ミキシング効果を向上させるため、
ミキシングモジュールの構造を改良した技術が特開昭5
5−47127号公報、特開昭56−62531号公
報、特開昭57−71627号公報、実公昭61−38
653号公報等において提案されている。
【0004】かかる従来のスタティックミキサーは、一
般に図12に示すようにして用いられている。即ち、同
図に示すようにスタティックミキサー50は配管51と
52の間にフランジ53で固定されて用いられ、タンク
54からポンプ55で送液された流体I(例えば液体)
と流体II(例えば空気)を混合し、ミキシング効果を発
揮する。
【0005】しかし、従来のスタティックミキサーを取
り付ける際には、ミキシングモジュールを装填した管体
が鋼管や硬質塩ビ管等で作成されていたため、フランジ
取り付けを行う際、芯出しを必ず行う必要があった。芯
が合ってなければ液漏れ等の原因となるからである。従
って、かかる芯出しの手間がかかる問題がある。
【0006】また流体の衝撃によるモジュールの回動防
止のために、従来、各ミキシングモジュール間を溶接し
て対応していた。しかし溶接では、流体によるねじり応
力によって接合部が破損する問題がある。このため実公
昭61−38653号公報では各ミキシングモジュール
間を特殊な接合手段で接合する技術を開示している。し
かし、完全に固定するとフレキシブル化が困難となる問
題がある。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】そこで、本考案は、配
管等に取り付けの際に芯出しを必要とせず、かつ流体の
衝撃によるミキシングモジュールの回動防止を実現しつ
つフレキシブル化を実現できるフレキシブルスタティッ
クミキサーを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案者は上記課題を解
決すべく鋭意検討を重ねた結果、本考案に至ったもので
ある。
【0009】本考案のフレキシブルスタティックミキサ
ーは、複数の流体が通過可能な筒体内に、流体の流路に
設けて流体を衝突させて流体のミキシングを行うミキシ
ングモジュール要素を複数組み合わたミキシングモジュ
ールを装填したスタティックミキサーにおいて、前記筒
体が折り曲げ可能に形成され、かつ該筒体内に下記構成
を有するミキシングモジュール要素を中間帯体が筒体の
半径方向に平行になるように、かつ筒体軸方向に沿って
透孔の中心を一致させて配設し、該透孔に前記ミキシン
グモジュールの長さと同等又はそれより長い芯棒が空転
しないように嵌合されており、該ミキシングモジュール
が前記筒体内で回動しないように支持されており、前記
筒体の一端又は両端に取付部材が設けられていることを
特徴とする。
【0010】(ミキシングモジュール要素の構成) 板材に楕円の短径方向の中心線を挟む平行な直線によっ
て区画される中間帯体を設け、該中間帯体の外側の一方
に前記直線と直行する等間隔な複数の直線によって多分
割区画(I1、I2、・・・In)を設け、該中間帯体の外側
の他方に前記中間帯体に対して前記多分割区画(I1
I2、・・・In)と線対称な位置に多分割区画(II1 、II
2 、・・・IIn )を設け、前記両方の多分割区画の対応
する各々の区画(I1とII1 、I2とII2 、・・・InとII
n )の一方を順次交互に切り欠いて翼部を残すと共に該
翼部と翼部の間に間隙を形成し、更に前記中間帯体の中
心に透孔を設け、該翼部を中間帯体に対して同方向に略
45°の角度で折り曲げ該折り曲げ後の外周矢視が略真
円を成す複数のパーツ材を形成し、該パーツ材の1組を
対向させて前記間隙の中間部位に前記翼部の中間部位を
各々装着してなるミキシングモジュール要素。
【0011】本考案の好ましい態様としては、複数のミ
キシングモジュール要素のうち、隣接するミキシングモ
ジュール要素が互いに該芯棒の廻りで45〜90度回転
されていることであり、また複数のミキシングモジュー
ル要素のうち、隣接するミキシングモジュール要素が互
いに中間帯体の背面を一致させてミキシングモジュール
要素対を形成し、該要素対に対しこれに隣接するミキシ
ングモジュール要素対が該芯棒の廻りで45〜90度回
転されていることである。
【0012】更に本考案の他の好ましい態様としては、
間隙を形成する翼部の中間部位又は該間隙と反対側に位
置する翼部の中間部位に、各々間隙又は外部に向かって
突出する凸状支持部または翼部とこれに隣接する翼部を
繋ぐ線状支持部を有することである。
【0013】更に又、本考案の他の好ましい態様として
は、ミキシングモジュール要素の中間帯体に対して翼部
と線対称な位置に、翼部の中間部位に有する前記凸状支
持部または前記線状支持部までの長さの尾部を有するこ
とである。
【0014】
【実施例】以下、本考案の実施例を添付図面に基いて説
明する。
【0015】図1は本考案のフレキシブルスタティック
ミキサーの一例を示す要部切欠説明図である。同図にお
いて、1は複数の流体が通過可能な円筒状の筒体であ
る。該筒体1は折り曲げ可能に形成されていれば特に限
定されないが、例えばテフロンチューブ、透明塩化ビニ
ルホース、硬質ゴムチューブ等が用いられる。
【0016】2はミキシングモジュール要素であり、筒
体1内を流れる流体の流路に設けて流体を衝突させて流
体のミキシングを行う機能を有するもので、該ミキシン
グモジュール要素2を複数組み合わせて、ミキシングモ
ジュールを形成する。
【0017】以下、本実施例に用いられるミキシングモ
ジュール要素の構成について説明する。
【0018】図2において、3は楕円状の板材である。
この板材3はあらかじめ楕円状である必要はなく、方形
状の板材を後述のプレス加工の際に切断して結果として
楕円状にしてもよい。
【0019】4は該楕円状の板材3の短径方向の中心線
を挟む平行な直線4A、4Bによって区画される中間帯
体である。
【0020】該中間帯体4の外側の一方、即ち、図面上
左側には、前記直線4Aと直行する等間隔な複数の直線
5A、5Bによって多分割区画I1、I2、I3が設けられ
る。
【0021】また該中間帯体4の外側の他方、即ち図面
上右側には、前記中間帯体4に対して前記多分割区画
I1、I2、I3と線対称な位置に多分割区画II1 、II2 、II
3 が設けられる。なお6A、6Bは前記直線4Bと直行
する等間隔な複数の直線であり区画II1 、II2 、II3
区分している。
【0022】次に、前記両方の多分割区画の対応する各
々の区画I1とII1 、I2とII2 、I3とII3 の一方を順次交
互に切り欠いて、具体的には図3に示すように、区画I1
とII1 のうちI1を、I2とII2 のうちII2 を、I3とII3
うちI3を各々プレス加工によって切り欠いて3つの翼部
7を残す。かかる加工によって同時に右側の2つの翼部
7と翼部7の間に間隙8が形成される。また上記プレス
加工によって前記中間帯体4の中心に透孔9を形成す
る。
【0023】次いで、図4に示すように、該3つの翼部
7を中間帯体4を区画する直線4A、4Bの部分で同方
向(本実施例では図面上手前側)に略45°の角度で折
り曲げ該折り曲げ後の外周矢視が略真円を成す複数のパ
ーツ材10を形成する。
【0024】該パーツ材10には、図5に示すように、
中間帯体4の右側では翼部7の中間部位に間隙8に向か
って突出する凸状支持部11を設けることが好ましい。
また間隙8の反対側に位置する翼部7の中間部位にも外
部に向かって突出する凸状支持部11を設けることが好
ましい。
【0025】更に凸状支持部11に代えて、図6に示す
ように翼部7とこれに隣接する翼部7を繋ぐ線状支持部
12を設けることも好ましい。また間隙8の反対側に位
置する翼部7の中間部位にも同様の線状支持部12を設
けることも好ましい。
【0026】これらの凸状支持部11や線状支持部12
はパーツ材10の組み立ての際に位置決めを簡単にした
り、ミキシングモジュールの強度を向上させる等の役割
を果たす。
【0027】なお図4〜図6では説明の便宜上、板材3
の厚みを図示していない。
【0028】パーツ材10を組み立ててミキシングモジ
ュール要素2を形成するには、図7に示すように、該筒
体1内にパーツ材10を中間帯体4が筒体1の半径方向
に平行になるように配設し、かつ筒体1の軸方向に沿っ
て透孔9の中心を一致させて配設し、該透孔9に芯棒1
3が空転しないように嵌合する。
【0029】本実施例では透孔9の形状及び芯棒13の
形状を方形状にしているが、透孔9に芯棒13が空転し
ないように嵌合する形状であれば特に限定されない。
【0030】また本実施例では、芯棒13は外部からの
曲げ応力に対してある程度曲がりを有するものが用いら
れる。従って芯棒13の太さは2〜5mm角程度が好ま
しい。芯棒13の長さは前記ミキシングモジュール要素
の組み合わせ集合体であるミキシングモジュールの長さ
と同等又はそれより長いものが用いられる。芯棒13の
材質は前記曲げ性、耐食性、ねじれ耐性や加工の容易性
等を考慮し、ステンレス鋼材、樹脂等を用いることがで
きる。
【0031】図7に示すようにしてパーツ材10を組み
立てることにより、図8に示すようなミキシングモジュ
ール要素2が形成される。なお同図では芯棒13は省略
されている。
【0032】複数のミキシングモジュール要素2を筒体
1内に装填するに際しては、全て同じ配列にすることも
可能であるが、ミキシング効果をより十分にするために
は、隣接するミキシングモジュール要素が互いに該芯棒
13の廻りで45〜90度回転されていることが好まし
い。なお規則正しく配列する意味では90度回転されて
いることが好ましい。
【0033】また図1に示すように、複数のミキシング
モジュール要素2のうち、隣接するミキシングモジュー
ル要素2A、2Bが互いに中間帯体の背面を一致させて
ミキシングモジュール要素対2’を形成し、またこれと
同様に隣接するミキシングモジュール要素2C、2Dが
互いに中間帯体の背面を一致させてミキシングモジュー
ル要素対2''を形成し、前記要素対2’に対しこれに隣
接する要素対2''が芯棒13の廻りで90度回転されて
いることが好ましい。
【0034】芯棒13の固定手段は、図1に示すように
ミキシングモジュール要素2’の中間帯体4から芯棒1
3を突出させ、その突出部の先端をネジ止めすればよい
が、芯棒13が樹脂性である場合は熱溶着してもよい。
【0035】ミキシングモジュールが筒体1内で流体の
衝撃によって回動しないようにするためには、ミキシン
グモジュールが筒体1内で回動しないように支持されて
いる必要がある。図1に示す例ではミキシングモジュー
ルの先端が後述するカシメ部材の挿入部14によって押
圧されて固定されている。
【0036】取付部材16としては、本実施例ではユニ
オンが用いられるが、フランジ等であってもよく、特に
限定されない。
【0037】本実施例では、該取付部材16に筒体1を
固定する手段としてカシメ手段が用いられている。即
ち、例えば図1に示すように、カシメ部材の挿入部14
の外周に筒体1、例えばテフロンチューブ等を被覆し、
その上にカシメ用のキャップ15を被覆しカシメること
により、取付部材16に筒体1を固定することができ
る。
【0038】取付部材16は、前記筒体1の一端又は両
端に設けることができる。一端に設ける場合は、取り付
けない方は外部への流体放出口として機能させればよ
い。
【0039】芯棒13の固定手段は図1に示す態様に限
定されず、図9に示すように、ミキシングモジュール要
素2(対となるパーツ材は図示されていない)から突出
させ、その突出部に固定板17を設け、該固定板17を
カシメ部材の挿入部14によって押圧固定してもよい
し、あるいは図示しないが前記取付部材16に固定する
こともできる。
【0040】以上、本考案の一実施例について説明した
が、これらに限定されず、図10、11に示す態様であ
ってもよい。
【0041】即ち、図10に示す例は、板材に楕円の短
径方向の中心線を挟む平行な直線によって区画される中
間帯体4を設け、該中間帯体4の外側の両方に8分割区
画を設けた例である。具体的には、中間帯体4の両側
に、I1〜I8とII1 〜II8 の区画を設け、プレス加工によ
って線状支持部12及び尾部18を残し、区画I1、I
I2、I3、II4 、I5、II6 、I7、II8 を切り落す。同時に
透孔9を設ける。
【0042】得られた部材を中間帯体4を区画する両側
の直線部分で折り曲げ、該折り曲げ後の外周矢視が略真
円を成すパーツ材を得る。これを図11に斜視図で示し
た。同図には2つのパーツ材を組み合わせた例が示され
ている。このパーツ材組に反対側から同じパーツ材組を
嵌合させて、ミキシングモジュール要素を得る。
【0043】本実施例のように尾部18を設けた場合に
は、大口径のスタティックミキサーを得る上で効果的で
ある。
【0044】
【考案の効果】本考案によれば、前記筒体が折り曲げ可
能に形成され、かつミキシングモジュール要素間を溶接
や固定部材によって固定していないので、スタティック
ミキサーを曲げることができるため、配管等に取り付け
の際に芯出しを必要とせず、フレキシブル化を実現でき
る。
【0045】又、中間帯体を筒体の半径方向に平行にな
るように、かつ筒体軸方向に沿って透孔の中心を一致さ
せて配設し、該透孔に前記ミキシングモジュールの長さ
と同等又はそれより長い芯棒が空転しないように嵌合さ
れており、該ミキシングモジュールが前記筒体内で回動
しないように支持されているため、流体の衝撃によるモ
ジュールの回動防止を実現しつつフレキシブル化を実現
できる。
【0046】更に、本考案のミキシングモジュール要素
が、板材に中間帯体の両側に特定の多分割区画を設け、
前記両方の多分割区画の対応する各々の区画(I1とII
1 、I2とII2 、・・・InとIIn )の一方を順次交互に切
り欠いて翼部を残すと共に該翼部と翼部の間に間隙を形
成し、更に前記中間帯体の中心に透孔を設け、該翼部を
中間帯体に対して同方向に略45°の角度で折り曲げ該
折り曲げ後の外周矢視が略真円を成す複数のパーツ材を
形成し、該パーツ材の1組を対向させて前記間隙の中間
部位に前記翼部の中間部位を各々装着してなる構成を有
するので、1枚のブレードを溶接して形成するのと比較
し極めて製造が容易である。
【0047】更に又、複数のミキシングモジュール要素
のうち、隣接するミキシングモジュール要素が互いに該
芯棒の廻りで45〜90度回転されている構成、或は複
数のミキシングモジュール要素のうち、隣接するミキシ
ングモジュール要素が互いに中間帯体の背面を一致させ
てミキシングモジュール要素対を形成し、該要素対に対
しこれに隣接するミキシングモジュール要素対が該芯棒
の廻りで45〜90度回転されている構成を採用するこ
とによって、流体流路が細分化され、ミキシング効果を
更に向上させる。
【0048】更に又、間隙を形成する翼部の中間部位又
は該間隙と反対側に位置する翼部の中間部位に、各々間
隙又は外部に向かって突出する凸状支持部または翼部と
これに隣接する翼部を繋ぐ線状支持部を有する構成を採
用することによって、パーツ材の組み立ての際に位置決
めを簡単にしたり、ミキシングモジュールの強度を向上
させる等の役割を果たす。
【0049】又、ミキシングモジュール要素の中間帯体
に対して翼部と線対称な位置に、翼部の中間部位に有す
る前記凸状支持部または前記線状支持部までの長さの尾
部を有する構成を採用した場合には、大口径のスタティ
ックミキサーを得る上で効果的である。
【0050】本考案のスタティックミキサーの用途は、
特に限定される訳ではないが、配管部品としてのみなら
ず、油水分離、加圧浮上、ヘドロ処理等の空気供給手
段、あるいは園芸用ホース、消火用ホース等にも用いら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フレキシブルスタティックミキサーの一例を示
す要部切欠説明図
【図2】パーツ材の製造例を示す平面図
【図3】パーツ材の製造例を示す平面図
【図4】パーツ材の一例を示す平面図
【図5】パーツ材の他の例を示す平面図
【図6】パーツ材の他の例を示す平面図
【図7】ミキシングモジュール要素の製造例を示す斜視
【図8】ミキシングモジュール要素を示す斜視図
【図9】ミキシングモジュールの固定手段を示す要部断
面図
【図10】パーツ材の他の製造例を示す平面図
【図11】パーツ材の他の例を示す斜視図
【図12】従来例を示すフロー図
【符号の説明】
1:筒体 2:ミキシングモジュール要素 3:板材 4:中間帯体 5A、5B、6A、6B:直線 I1 、I2 、I3 :多分割区画 II1 、II2 、II3 :多分割区画 7:翼部 8:間隙 9:透孔 10:パーツ材 11:凸状支持部 12:線状支持部 13:芯棒 16:取付部材 18:尾部

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の流体が通過可能な筒体内に、流体の
    流路に設けて流体を衝突させて流体のミキシングを行う
    ミキシングモジュール要素を複数組み合わたミキシン
    グモジュールを装填したスタティックミキサーにおい
    て、前記筒体が折り曲げ可能に形成され、かつ該筒体内
    に下記構成を有するミキシングモジュール要素を中間帯
    体が筒体の半径方向に平行になるように、かつ筒体軸方
    向に沿って透孔の中心を一致させて配設し、該透孔に前
    記ミキシングモジュールの長さと同等又はそれより長い
    芯棒が空転しないように嵌合されており、該ミキシング
    モジュールが前記筒体内で回動しないように支持されて
    おり、前記筒体の一端又は両端に取付部材が設けられて
    いることを特徴とするフレキシブルスタティックミキサ
    ー。 (ミキシングモジュール要素の構成) 板材に楕円の短径方向の中心線を挟む平行な直線によっ
    て区画される中間帯体を設け、該中間帯体の外側の一方
    に前記直線と直行する等間隔な複数の直線によって多分
    割区画(I、I、・・・I)を設け、該中間帯体
    の外側の他方に前記中間帯体に対して前記多分割区画
    (I、I、・・・I)と線対称な位置に多分割区
    画(II 、II 、・・・II )を設け、前
    記両方の多分割区画の対応する各々の区画(IとII
    、I2とII 、・・・Iと11 )の一方
    を順次交互に切り欠いて翼部を残すと共に該翼部と翼部
    の間に間隙を形成し、更に前記中間帯体の中心に透孔を
    設け、該翼部を中間帯体に対して同方向に略45゜の角
    度で折り曲げ該折り曲げ後の外周矢視が略真円を成す複
    数のパーツ材を形成し、該パーツ材の1組を対向させて
    前記間隙の中間部位に前記翼部の中間部位を各々装着し
    てなるミキシングモジュール要素。
  2. 【請求項2】複数のミキシングモジュール要素のうち、
    隣接するミキシングモジュール要素が互いに該芯棒の廻
    りで45〜90度回転されていることを特徴とする請求
    項1記載のフレキシブルスタティックミキサー。
  3. 【請求項3】複数のミキシングモジュール要素のうち、
    隣接するミキシングモジュール要素が互いに中間帯体の
    背面を一致させてミキシングモジュール要素対を形成
    し、該要素対に対しこれに隣接するミキシングモジュー
    ル要素対が該芯棒の廻りで45〜90度回転されている
    ことを特徴とする請求項1記載のフレキシブルスタティ
    ックミキサー。
  4. 【請求項4】間隙を形成する翼部の中間部位又は該間隙
    と反対側に位置する翼部の中間部位に、各々間隙又は外
    部に向かって突出する凸状支持部または翼部とこれに隣
    接する翼部を繋ぐ線状支持部を有することを特徴とする
    請求項1、2又は3記載のフレキシブルスタティックミ
    キサー。
  5. 【請求項5】ミキシングモジュール要素の中間帯体に対
    して翼部と線対称な位置に、翼部の中間部位に有する前
    記凸状支持部または前記線状支持部までの長さの尾部を
    有することを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の
    フレキシブルスタティックミキサー。
JP1993025313U 1993-04-17 1993-04-17 フレキシブルスタティックミキサー Expired - Lifetime JP2571844Y2 (ja)

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