JP2571419B2 - 弾性体を利用した孔内載荷試験装置 - Google Patents
弾性体を利用した孔内載荷試験装置Info
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- JP2571419B2 JP2571419B2 JP63096901A JP9690188A JP2571419B2 JP 2571419 B2 JP2571419 B2 JP 2571419B2 JP 63096901 A JP63096901 A JP 63096901A JP 9690188 A JP9690188 A JP 9690188A JP 2571419 B2 JP2571419 B2 JP 2571419B2
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- Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、地盤の変形・強度特性を推定する孔内載荷
試験装置、特に弾性変形をする弾性材料を用いることを
特徴とする孔内載荷試験装置に関する。
試験装置、特に弾性変形をする弾性材料を用いることを
特徴とする孔内載荷試験装置に関する。
地盤の変形・強度定数を求める方法は、室内試験と原
位置試験に大別される。前者は、地盤中の土要素が実際
に経験する応力経路、環境条件を室内である程度設定で
きるという長所を有するが、試料の採取、運搬、保管に
際して少なからぬ攪乱が試料に与えられ、そのため要素
の原位置での初期条件を必ずしも再現できないという欠
点も有する。これに対して、原位置試験は、載荷時に応
力、境界条件などの実験条件を選択できない代わりに、
原位置での実験であるため、実験結果が直接地盤の力学
特性を指標するという長期を有する。
位置試験に大別される。前者は、地盤中の土要素が実際
に経験する応力経路、環境条件を室内である程度設定で
きるという長所を有するが、試料の採取、運搬、保管に
際して少なからぬ攪乱が試料に与えられ、そのため要素
の原位置での初期条件を必ずしも再現できないという欠
点も有する。これに対して、原位置試験は、載荷時に応
力、境界条件などの実験条件を選択できない代わりに、
原位置での実験であるため、実験結果が直接地盤の力学
特性を指標するという長期を有する。
本発明は、この原位置試験のうちボーリング孔を利用
した孔内水平載荷試験方法に属するものである。孔内載
荷型の原位置試験の他にも、標準貫入試験、コーン貫入
試験などの試験があるが、これらは長年の経験に裏打ち
されて実際有効に利用されているが、力学的に明確な裏
付けがないため、応用性にかけるという恨みがある。
した孔内水平載荷試験方法に属するものである。孔内載
荷型の原位置試験の他にも、標準貫入試験、コーン貫入
試験などの試験があるが、これらは長年の経験に裏打ち
されて実際有効に利用されているが、力学的に明確な裏
付けがないため、応用性にかけるという恨みがある。
比較的明確な土質力学的意義を有するものに、ベーン
貫入試験がある。これは粘性土地盤に対して主として適
用されるもので、通常4枚羽根よりなるベーンを地盤中
に貫入させ、回転、せん断を実施するものである。せん
断面の過程あるいはせん断面上で非排水せん断強度が発
揮されるという仮定にさほどの無理がないためによく用
いられる。ただし、ベーンを貫入しうるような軟弱な粘
性土地盤に適用地盤が限られる。
貫入試験がある。これは粘性土地盤に対して主として適
用されるもので、通常4枚羽根よりなるベーンを地盤中
に貫入させ、回転、せん断を実施するものである。せん
断面の過程あるいはせん断面上で非排水せん断強度が発
揮されるという仮定にさほどの無理がないためによく用
いられる。ただし、ベーンを貫入しうるような軟弱な粘
性土地盤に適用地盤が限られる。
ボーリング孔を利用した孔内載荷試験は、等方載荷を
行ういわゆるプレッシャーメータ試験と、局部的な載荷
を行う試験機とに大別される(第1図(a),(b)参
照)。前者の試験装置は、ボーリング孔内にセットした
ゴムチューブに水圧で加圧し、その圧力とチューブ体積
の関係を測定して、地盤の変形・強度特性を測定するも
のである。近年セルフボーリングタイプのプレッシャー
メータ試験機が、イギリス、フランスにおいて開発さ
れ、また土質力学の進展にともない、試験結果の力学的
解釈法も整備され、ますます多用されるようになってき
た。主に粘性土、砂質土地盤に対して用いられるが、ゴ
ムチューブを保護するための鞘管を取り付けることによ
り、比較的柔らかい岩盤に対しても適用可能である。こ
れに対して後者の局部載荷の孔内試験機は、高圧での孔
壁に対する載荷が可能であるために、多くの実験データ
を元にした経験的関係から、主に岩盤に対して適用され
ている。しかし、その載荷機構の力学的解釈が明確でな
いため、信頼性が高いとはいえない。
行ういわゆるプレッシャーメータ試験と、局部的な載荷
を行う試験機とに大別される(第1図(a),(b)参
照)。前者の試験装置は、ボーリング孔内にセットした
ゴムチューブに水圧で加圧し、その圧力とチューブ体積
の関係を測定して、地盤の変形・強度特性を測定するも
のである。近年セルフボーリングタイプのプレッシャー
メータ試験機が、イギリス、フランスにおいて開発さ
れ、また土質力学の進展にともない、試験結果の力学的
解釈法も整備され、ますます多用されるようになってき
た。主に粘性土、砂質土地盤に対して用いられるが、ゴ
ムチューブを保護するための鞘管を取り付けることによ
り、比較的柔らかい岩盤に対しても適用可能である。こ
れに対して後者の局部載荷の孔内試験機は、高圧での孔
壁に対する載荷が可能であるために、多くの実験データ
を元にした経験的関係から、主に岩盤に対して適用され
ている。しかし、その載荷機構の力学的解釈が明確でな
いため、信頼性が高いとはいえない。
従って、本発明の目的は、上記諸原位置試験機の持つ
長所、短所を考慮して、取扱が簡便で、結果の力学的解
釈に妥当性があり、また応用性に富む原位置試験方法を
提供するにある。
長所、短所を考慮して、取扱が簡便で、結果の力学的解
釈に妥当性があり、また応用性に富む原位置試験方法を
提供するにある。
上記目的を達成するため、本発明による孔内載荷試験
装置の主たる原理は、ボーリングにより穿孔した孔に、
弾性材料よりなる筒状体を挿入し、この弾性筒状体をそ
の孔口及び孔奥から上記孔の長さ方向に圧縮し、孔の半
径方向に膨張させて孔を押し拡げ、そのときの孔の長さ
方向の圧縮力及び変位を知ることにより、結果の解釈の
基礎となる孔の周壁に対する半径方向応力−円周方向歪
関係を知ることにある。
装置の主たる原理は、ボーリングにより穿孔した孔に、
弾性材料よりなる筒状体を挿入し、この弾性筒状体をそ
の孔口及び孔奥から上記孔の長さ方向に圧縮し、孔の半
径方向に膨張させて孔を押し拡げ、そのときの孔の長さ
方向の圧縮力及び変位を知ることにより、結果の解釈の
基礎となる孔の周壁に対する半径方向応力−円周方向歪
関係を知ることにある。
即ち本発明の弾性体を利用した孔内載荷試験装置は、
下端にボトムプレートを有し上端にトッププレートを有
するセンターロッドを備え、該センターロッドの上端部
に上下方向に拡張するジャッキを挿通し、該ジャッキの
押圧力を下方に伝達する載荷用ロッドを該センターロッ
ドに挿通し、該載荷用ロッドと該ボトムプレートとの間
に該載荷用ロッドにより押圧されて径方向に膨張する筒
状弾性体を挿通し、さらに該ジャッキと該載荷用ロッド
との間に該筒状弾性体に加わる上下方向の載荷圧力を測
定するロードセルを設け、かつ該トッププレートと該載
荷用ロッドとの間に該筒状弾性体の上下方向の変位量を
測定する変位計を設けたことを特徴とするものであり、
この際上記筒状弾性体として弾性材料の一部又は全部に
電導ゴムを利用することにより、該筒状弾性体の変位量
を該電導ゴム自身の抵抗変化で測定することとしたのは
有効である。
下端にボトムプレートを有し上端にトッププレートを有
するセンターロッドを備え、該センターロッドの上端部
に上下方向に拡張するジャッキを挿通し、該ジャッキの
押圧力を下方に伝達する載荷用ロッドを該センターロッ
ドに挿通し、該載荷用ロッドと該ボトムプレートとの間
に該載荷用ロッドにより押圧されて径方向に膨張する筒
状弾性体を挿通し、さらに該ジャッキと該載荷用ロッド
との間に該筒状弾性体に加わる上下方向の載荷圧力を測
定するロードセルを設け、かつ該トッププレートと該載
荷用ロッドとの間に該筒状弾性体の上下方向の変位量を
測定する変位計を設けたことを特徴とするものであり、
この際上記筒状弾性体として弾性材料の一部又は全部に
電導ゴムを利用することにより、該筒状弾性体の変位量
を該電導ゴム自身の抵抗変化で測定することとしたのは
有効である。
以下、添付図面を参照して本発明を詳細に説明する。
本発明の原理を示す第2図において、地盤あるいは岩盤
1にボーリング孔2を穿孔し、その中に弾性材料よりな
る弾性体3を挿入する。例えば、弾性体3を第3図に示
すように円筒状に作成し、その中心軸線に沿ってセンタ
ーホール3Aを設ける。孔2の孔奥にはボトムプレート4
を配置し、プレート4と剛結されたセンターロッド4Aを
弾性体3のセンターホール3Aを通して孔2の外まで延ば
す。
本発明の原理を示す第2図において、地盤あるいは岩盤
1にボーリング孔2を穿孔し、その中に弾性材料よりな
る弾性体3を挿入する。例えば、弾性体3を第3図に示
すように円筒状に作成し、その中心軸線に沿ってセンタ
ーホール3Aを設ける。孔2の孔奥にはボトムプレート4
を配置し、プレート4と剛結されたセンターロッド4Aを
弾性体3のセンターホール3Aを通して孔2の外まで延ば
す。
適当なセンターホールジャッキ5により、ロードセル
6、載荷用ロッド7を介し、センターロッド4Aに剛結さ
れたトッププレート4Bを反力台として軸方向圧縮力を作
用させると、弾性体3は孔2の軸方向に圧縮され、結局
孔2の半径方向に膨張することになる。このときの孔内
の弾性体3の軸方向の載荷圧力をロードセル6にて測定
し、またトッププレート4Bに剛結されたリニアトランジ
ューサ8により軸方向変位量を測定し、アンプ9を介し
てデータレコーダ10に収録させる。これらのデータは弾
性理論をもとにマイクロコンピュータ11を利用すること
によって、容易に弾性筒の半径方向応力−円周方向歪関
係に変換することが出来る。得られた半径方向応力−円
周方向歪関係に対して、種々提案されている解釈法を適
用することにより、本発明の目的である地盤あるいは岩
盤の変形・強度特性を推定することができる。
6、載荷用ロッド7を介し、センターロッド4Aに剛結さ
れたトッププレート4Bを反力台として軸方向圧縮力を作
用させると、弾性体3は孔2の軸方向に圧縮され、結局
孔2の半径方向に膨張することになる。このときの孔内
の弾性体3の軸方向の載荷圧力をロードセル6にて測定
し、またトッププレート4Bに剛結されたリニアトランジ
ューサ8により軸方向変位量を測定し、アンプ9を介し
てデータレコーダ10に収録させる。これらのデータは弾
性理論をもとにマイクロコンピュータ11を利用すること
によって、容易に弾性筒の半径方向応力−円周方向歪関
係に変換することが出来る。得られた半径方向応力−円
周方向歪関係に対して、種々提案されている解釈法を適
用することにより、本発明の目的である地盤あるいは岩
盤の変形・強度特性を推定することができる。
弾性ゴムは、第4図に示すような応力−歪関係を示
す。挙動は可逆的であって、典型的な非線形弾性材料で
ある。本発明は図中比較的線形性のよい初期及び中期弾
性部分を使用することが望ましい。
す。挙動は可逆的であって、典型的な非線形弾性材料で
ある。本発明は図中比較的線形性のよい初期及び中期弾
性部分を使用することが望ましい。
実際の実験の実施に際してはボーリング孔壁と弾性ゴ
ム体の間にかなりの摩擦が発生することが予想される。
その軽減のために以下方策を考慮することが出来る。
(1)弾性ゴム体側面にテフロンシート(もちろん膨張
を妨げないよう軸方向に切れ目をいれるなど工夫を施し
て)を巻く。(2)導電ゴムを利用する。導電ゴムは最
近開発された新材料であって、圧縮量がゴム自身の抵抗
の変化から予測しうるというものである。第5図(b)
に示すように、三分割されたゴムの中央部分で導電ゴム
を利用することによって側面摩擦の影響をかなり軽減で
きる。第5図(a)のテフロンシートを併用することに
より一層効果が上がる。
ム体の間にかなりの摩擦が発生することが予想される。
その軽減のために以下方策を考慮することが出来る。
(1)弾性ゴム体側面にテフロンシート(もちろん膨張
を妨げないよう軸方向に切れ目をいれるなど工夫を施し
て)を巻く。(2)導電ゴムを利用する。導電ゴムは最
近開発された新材料であって、圧縮量がゴム自身の抵抗
の変化から予測しうるというものである。第5図(b)
に示すように、三分割されたゴムの中央部分で導電ゴム
を利用することによって側面摩擦の影響をかなり軽減で
きる。第5図(a)のテフロンシートを併用することに
より一層効果が上がる。
以上のような工夫を凝らして、第2図のような実験装
置で載荷を行えば、まず第6図(a)のような軸方向応
力σa−軸方向歪εa関係が得られる。このσa−εa
関係に弾性理論を適用すれば、第6図(b)に示す半径
方向応力σr−εθ曲線の初期接線勾配がせん断弾性係
数を与えるし、例えば結果を第6図(c)のようにσr
−lnεθ関係で整理すれば最終直線部分の勾配から非排
水せん断強度が得られるのである。
置で載荷を行えば、まず第6図(a)のような軸方向応
力σa−軸方向歪εa関係が得られる。このσa−εa
関係に弾性理論を適用すれば、第6図(b)に示す半径
方向応力σr−εθ曲線の初期接線勾配がせん断弾性係
数を与えるし、例えば結果を第6図(c)のようにσr
−lnεθ関係で整理すれば最終直線部分の勾配から非排
水せん断強度が得られるのである。
本発明によって得られる効果を列挙すれば次の通りで
ある。
ある。
(1)孔内載荷機構が従来のプレッシャーメータ試験に
比べると単純であり、そのため操作が簡単で作業性がよ
い。
比べると単純であり、そのため操作が簡単で作業性がよ
い。
(2)ゴムよりなる弾性体は損傷を受けにくく、また損
傷を受けた場合でも取り替えが容易である。ちなみに、
従来のプレッシャーメータが3〜4回の使用でメンブレ
ンを変える必要があったのに対し、本発明よりなる試験
機はその10倍程度の耐久性を有すると推定できる。
傷を受けた場合でも取り替えが容易である。ちなみに、
従来のプレッシャーメータが3〜4回の使用でメンブレ
ンを変える必要があったのに対し、本発明よりなる試験
機はその10倍程度の耐久性を有すると推定できる。
(3)従来のプレッシャーメータ試験では圧力載荷用の
水の圧縮性が大きいため、動的載荷試験は実質的に不可
能であったが、本発明装置では動的載荷が容易である。
第2図に即していえば、加圧装置を動的載荷の可能なセ
ンターホールジャッキに変えるだけでよい。
水の圧縮性が大きいため、動的載荷試験は実質的に不可
能であったが、本発明装置では動的載荷が容易である。
第2図に即していえば、加圧装置を動的載荷の可能なセ
ンターホールジャッキに変えるだけでよい。
(4)計測データに対する面倒な補正がほとんど必要で
なく、データの信頼性が高い。
なく、データの信頼性が高い。
(5)高能率で経済的に実施できる。
(6)弾性ゴムの材質を変えることにより、軟らかい地
盤から高い岩盤にまで適用することが可能である。
盤から高い岩盤にまで適用することが可能である。
第1図は本発明の孔内載荷試験装置の載荷機構を概略的
に示したもので、第1図(a)は等方載荷型、第1図
(b)は局部載荷型に対応する。第2図は弾性ゴムを利
用した本発明の孔内載荷試験装置の概略図である。第3
図は以上の弾性体の斜視図である。第4図は弾性ゴムの
応力−歪関係を示す図表であり、第5図は本試験装置の
載荷時の側面摩擦除去法について概略を示したものであ
る。第5図(a)はテフロンシートを用いたもの、第5
図(b)は三分割された導電ゴムを用いたものである。
第6図は本発明装置によるデータ処理の流れを概略的に
示したものである。第6図(a)は生データとして得ら
れる軸方向歪−軸方向応力関係であり、第6図(b)は
第6図(a)の関係に弾性論を適用して得られる半径方
向応力−円周方向歪関係である。また第6図(c)は非
排水せん断強度を求める手法を示したものである。 1……地(岩)盤 2……ボーリング孔 3……弾性体 3A……センターホール 4……ボトムプレート 4A……センターロッド 4B……トッププレート 5……センターホールジャッキ 6……ロードセル 7……載荷用ロッド 8……リニアトランスヂューサ 9……アンプ 10……データレコーダ 11……マイクロコンピュータ
に示したもので、第1図(a)は等方載荷型、第1図
(b)は局部載荷型に対応する。第2図は弾性ゴムを利
用した本発明の孔内載荷試験装置の概略図である。第3
図は以上の弾性体の斜視図である。第4図は弾性ゴムの
応力−歪関係を示す図表であり、第5図は本試験装置の
載荷時の側面摩擦除去法について概略を示したものであ
る。第5図(a)はテフロンシートを用いたもの、第5
図(b)は三分割された導電ゴムを用いたものである。
第6図は本発明装置によるデータ処理の流れを概略的に
示したものである。第6図(a)は生データとして得ら
れる軸方向歪−軸方向応力関係であり、第6図(b)は
第6図(a)の関係に弾性論を適用して得られる半径方
向応力−円周方向歪関係である。また第6図(c)は非
排水せん断強度を求める手法を示したものである。 1……地(岩)盤 2……ボーリング孔 3……弾性体 3A……センターホール 4……ボトムプレート 4A……センターロッド 4B……トッププレート 5……センターホールジャッキ 6……ロードセル 7……載荷用ロッド 8……リニアトランスヂューサ 9……アンプ 10……データレコーダ 11……マイクロコンピュータ
Claims (2)
- 【請求項1】下端にボトムプレートを有し上端にトップ
プレートを有するセンターロッドを備え、該センターロ
ッドの上端部に上下方向に拡張するジャッキを挿通し、
該ジャッキの押圧力を下方に伝達する載荷用ロッドを該
センターロッドに挿通し、該載荷用ロッドと該ボトムプ
レートとの間に該載荷用ロッドにより押圧されて径方向
に膨張する筒状弾性体を挿通し、さらに該ジャッキと該
載荷用ロッドとの間に該筒状弾性体に加わる上下方向の
載荷圧力を測定するロードセルを設け、かつ該トッププ
レートと該載荷用ロッドとの間に該筒状弾性体の上下方
向の変位量を測定する変位計を設けたことを特徴とする
弾性体を利用した孔内載荷試験装置。 - 【請求項2】筒状弾性体の弾性材料の一部又は全部に電
導ゴムを利用することにより、該筒状弾性体の変位量を
該電導ゴム自身の抵抗変化で測定する請求項1記載の弾
性体を利用した孔内載荷試験装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63096901A JP2571419B2 (ja) | 1988-04-21 | 1988-04-21 | 弾性体を利用した孔内載荷試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63096901A JP2571419B2 (ja) | 1988-04-21 | 1988-04-21 | 弾性体を利用した孔内載荷試験装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01268913A JPH01268913A (ja) | 1989-10-26 |
JP2571419B2 true JP2571419B2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=14177274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63096901A Expired - Lifetime JP2571419B2 (ja) | 1988-04-21 | 1988-04-21 | 弾性体を利用した孔内載荷試験装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2571419B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04357294A (ja) * | 1991-04-10 | 1992-12-10 | Pub Works Res Inst Ministry Of Constr | 切羽前方地盤特性測定装置及び切羽前方地盤特性測定方法 |
JP4707863B2 (ja) * | 2001-04-17 | 2011-06-22 | 西松建設株式会社 | 地盤の自立性試験器及び地盤の自立性試験方法 |
EP1707683A1 (en) * | 2003-12-26 | 2006-10-04 | Masuda Giken Co., Ltd. | Testing method and apparatus ground liquefaction and dynamic characteristics in original position utilizing boring hole |
-
1988
- 1988-04-21 JP JP63096901A patent/JP2571419B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01268913A (ja) | 1989-10-26 |
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