JP2571208Y2 - 蝶 板 - Google Patents

蝶 板

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JP2571208Y2
JP2571208Y2 JP1993070537U JP7053793U JP2571208Y2 JP 2571208 Y2 JP2571208 Y2 JP 2571208Y2 JP 1993070537 U JP1993070537 U JP 1993070537U JP 7053793 U JP7053793 U JP 7053793U JP 2571208 Y2 JP2571208 Y2 JP 2571208Y2
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JP
Japan
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outer peripheral
mounting plates
mounting
plate
peripheral surface
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JP1993070537U
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JPH0740960U (ja
Inventor
康雄 桜井
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ダイシンフレーム株式会社
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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】本考案は、蝶板に関し、さら
に詳しくは工事現場等の架設用の門扉を構成するパネル
を連結する際に使用する蝶板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種架設用の門扉を構成するパ
ネルを連結するのに使用する蝶板は図6(イ),(ロ) に
示すように、一対の略矩形で板状の取付板16, 16と、該
一方の取付板16に一体的に固定された筒状の連結体17
と、他方の取付板16に設けられ前記連結体17の両端側に
取り付けるリング状の連結体18と、前記両取付板16, 16
を近接する方向に付勢すべく該連結体17内に設けられた
コイル状のバネ19と、該バネ19の回動を阻止すべく溝部
20部の形成され、前記連結体17一端側より挿入する係止
体21と、該係止体21の外周に設けられた阻止用の孔22…
と、該孔22に挿入する係止具23とから構成されてなる。
【0003】即ち、上記従来の蝶板19を門扉を構成す
る複数のパネルに取り付ける場合は、先ず近接するパネ
ル間に該蝶板19のそれぞれの取付板16, 16を位置させた
後、該取付板16, 16をパネルにネジを螺合して、前記パ
ネルが相互に近接する方向に付勢されるべく取り付ける
ものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の蝶板は筒体内に設けられたコイル状のバネにより両
取付板が近接する方向に付勢されてなるので、該蝶板を
パネルに取り付ける際はそのつど前記蝶板を分解して個
々にパネルに取り付けた後、再度蝶板を組み立て所定位
置に係止体21を回転して該バネにより取付板を近接する
方向に付勢しなければならず、そのために蝶板の取り付
け作業が煩雑であり、しかもその取り付けに時間を要す
るという問題点があった。
【0005】しかも、前記パネルに蝶板を取り付ける際
は、少なくともパネル間の上下に2個の蝶板を取り付け
るために、少なくとも2人以上の作業者により蝶板
り付け及び組み立てを行わなければパネル間への蝶板の
取り付け及び組み立て作業スムーズに行うことが出来
ず、作業能率が悪いという欠点があった。
【0006】それ故に、本考案は上記問題点に鑑みて考
案されたもので、パネル間への蝶板の取り付け作業
ムーズ、時間を要することなく行うことできる蝶板
を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記課題を解
決するために、以下の手段を講じたものである。即ち、
本考案は、一対の取付板と、該取付板を回動自在に連結
すべくそれぞれの取付板に一体的に設けられた連結体
と、該取付板を近接する方向に付勢すべく前記連結体に
設けられた弾性体とからなり、しかも前記一方の連結体
3の外周面3a及び該連結体3の外周面3aに近接した位置
で回動する他方の取付板2の外周縁部2aには、前記両取
付板2,2を付勢方向に反して回動した際、該取付板
2,2を略水平となる位置で係止するための係止手段が
設けられ、且つ該係止手段が一方の連結体3の外周面3a
に設けられた突起8と、該突起8に対向すべく他方の取
付板2の外周縁部2aに設けられ、且つ前記突起8より略
小径に形成された切欠9とで構成された点にある。
【0008】更に、本考案の係止手段が、他方の取付板
2の外周縁部2aに形成された突起13と、該突起13を係止
すべく一方の連結体3の外周面3aに形成された凹部12と
で構成された点にある
【0009】
【作用】上記構成からなる蝶板をパネル間に取り付ける
場合は、先ずそれぞれの取付板2,2を付勢方向に
て略水平の方向まで回動した後、該取付板2,2をそれ
ぞれパネルに取り付けるのであるが、この際、一方の連
結体3の外周面3aと、該連結体3の外周面3aに近接した
位置で回動する他方の取付板2の外周縁部2aとには、該
取付板2,2を略水平の方向に開放した位置で係止する
ための係止手段が設けられてなるために、前記取付板
2,2を略水平方向に回動した位置で係止させてパネル
に取り付けることができる利点を有する
【0010】しかも、パネルに2個以上の蝶板を取り付
ける場合でも、それぞれの取付板2,2を略水平方向に
回動させて係止することが出来ることから、一人の作業
者で容易に蝶板のパネルへの取付作業を行うことができ
利点も有する。
【0011】
【考案の実施の形態】以下本考案における蝶板の一実
形態を図面に従って説明する。
【0012】図1において、1a, 1bは略矩形で板状の取
付板2と、該取付板2の一側辺の間隔を開けた2か所に
一体的に固定された2個の筒状の連結体3,3とからな
る一対の蝶板片を示す。4は前記それぞれの蝶板片1a,
1bの連結体3,3を係合することで構成された胴体部を
示す。
【0013】5は前記胴体部4内に挿入され、該胴体部
4の上下に螺合される蓋体6,6の裏面6a, 6aに切り欠
き形成された係止用溝7,7によりその両端側5a, 5aを
係止することで、前記取付板2,2を近接する方向に付
勢すべく構成されたコイル状のバネを示す。
【0014】図2において、8は前記一方の蝶板片1a
結体3の外周面3aに設けられた円弧状の突起を示し、
9は該連結体3に近接した位置で回動する他方の取付板
2の外周縁部2aに切り欠き形成された略矩形状の切欠
で、該切欠9の深さが前記突起8の径より若干径に形
成されてなる。
【0015】本考案に係る蝶板10は上記構成からなり、
次に、上記のように構成された蝶板10を工事用に使用す
る架設用の門扉を構成するパネル11に取り付ける場合に
ついて説明する。
【0016】先ず、図3(イ)に示すように蝶板10の一
対の取付板2,2を付勢方向に抗して略水平となる位置
まで回動する。この際、同図(ロ)に示すように前記蝶
板10を構成する一方の蝶板片1aの連結体3の外周面3aに
は円弧状の突起8が設けられ、しかも該一方の連結体3
に近接した位置で回動する他方の取付板2の外周縁部2a
には、前記突起8の径より若干小径の深さに形成された
切欠9が設けられてなるために、前記取付板2,2を略
水平となる位置まで回動させると、前記突起8該連結
体3の外周面3aに近接して回動する他方の取付板2の外
周縁部2aに穿設された略矩形状の切欠9を強制的に通り
抜けることになる
【0017】よって、切欠9を有した取付板2と、該切
欠9を強制的に通り抜けた突起8を有した取付板2の夫
々は、胴体部4内に挿入されたバネ5付勢方向に移動
しようとするが、前記突起8の径より若干小径の深さに
形成された切欠9によって前記付勢方向への移動が阻止
されることとなるために、前記取付板2,2は略水平の
位置で係止されることとなる。
【0018】そして、図4に示すように前記取付板2,
2を開放した状態で蝶板10を、略長方形状の一対のパネ
ル11, 11の長尺片の上下両端側に取り付ける。この際、
前記蝶板10,10は略水平方向に開放された状態で固定さ
れてなるために、一人の作業者により容易に前記パネル
11, 11に取り付けることができるとともに、該パネル1
1, 11を折り畳むことにより前記突起8は孔9内を通り
抜けて再び前記パネル11, 11を近接する方向に付勢する
ことができることとなる。
【0019】尚、上記実施形態では、取付体2を略水平
の位置で係止する係止手段を一方の連結体3の外周面3a
に設けられた突起8と、他方の取付体2の外周縁部2aに
穿設した切欠9とで構成したが、本考案の係止手段はこ
れに限定されるものでなく、例えば5に示すように
一方の連結体3の外周部3aに形成した凹部12と他方の取
付体2の外周縁部2aに形成した突起13とで構成してもよ
【0020】又、上記実施形態では、蝶板10を筒状の連
結体3と、該連結体3に一体的に設けられた板状の取付
板2とからなる同一形状の一対の蝶板片1a, 1bとから構
成したが、本考案の蝶板10の構成はこれに限定されるも
のでなく、例えば取付板2の設けられた筒状の連結体3
と、該連結体3の両端側に取り付けられたリング状の連
結体3の設けられた取付板2とから構成してもよい。要
は、取付体2がバネにより近接する方向に付勢されてい
ればその蝶板の構成は問うものでない。
【0021】更に、上記実施形態では、蝶板10を工事用
の門扉を構成するパネルの連結に使用したが、本考案の
蝶板10の使用はこれに限定されるものでなく、例えば車
庫等の門扉を構成するパネルの連結に使用することも可
能であり、その用途は限定されるものでない。
【0022】
【考案の効果】以上のように、本考案の蝶板は、一方の
連結体の外周面と該連結体に近接する他方の取付板の外
周縁部とに係止手段を設け、しかも該係止手段が、一方
の連結体の外周面に設けられた突起と、該突起に対向す
べく他方の取付板の外周縁部に設けられ、且つ前記突起
より略小径に形成された切欠とで構成することにより、
該取付板を略水平位置で係止することができるだけでな
、従来のように蝶板を分解して取付体を個々にパネル
に取り付けた後に再度蝶板を組み立て取り付けるよう
な煩雑な作業を必要とすることなく簡易に取り付け作業
を行うことができ、しかも取り付けに要する作業時間を
短縮することができるという顕著な効果がある。
【0023】しかも、一度に複数の蝶板を取り付ける場
でも、従来のように多数の人数を必要とすることなく
一人の作業者により容易に作業を行えるので、その製作
にかかる費用を低減することができるという利点があ
る。
【0024】また、係止手段を一方の連結体の外周面に
設けられた突起と他方の取付板の外周縁部に設けられ、
前記突起より略小径の切欠とで構成したり、又、係止手
段を、他方の取付板の外周縁部に形成された突起と、該
突起を係止すべく一方の連結体の外周面に形成された凹
部とで構成することで、少ない部品点数で係止手段を構
成することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の蝶板の一実施形態を示す一部断面平面
図。
【図2】突起と切欠とを示す平面図。
【図3】(イ)は取付対の回動を示す正面図、(ロ)は
回動時の突起と切欠とを示す断面図。
【図4】パネルへの取り付け状態を示す平面図。
【図5】本考案の蝶板の係止手段の他実施形態を示す平
面図。
【図6】(イ),(ロ)は蝶板の従来例を示す斜視図。
【符号の説明】
2…取付板 2a…外周縁部 3…連結体 3a…外周面 8…突起 9…切欠

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の取付板と、該取付板を回動自在に
    連結すべくそれぞれの取付板に一体的に設けられた連結
    体と、該取付板を近接する方向に付勢すべく前記連結体
    に設けられた弾性体とからなり、しかも前記一方の連結
    体(3) の外周面(3a)及び該連結体(3) の外周面(3a)に近
    接した位置で回動する他方の取付板(2)の外周縁部(2a)
    には、前記両取付板(2), (2)を付勢方向に反して回動し
    た際、該取付板(2), (2)を略水平となる位置で係止する
    ための係止手段が設けられ、且つ該係止手段が一方の連
    結体(3) の外周面(3a)に設けられた突起(8) と、該突起
    (8) に対向すべく他方の取付板(2) の外周縁部(2a)に設
    けられ、且つ前記突起(8)より略小径に形成された切欠
    (9) とで構成されてなることを特徴とする蝶板。
  2. 【請求項2】 一対の取付板と、該取付板を回動自在に
    連結すべくそれぞれの取付板に一体的に設けられた連結
    体と、該取付板を近接する方向に付勢すべく前記連結体
    に設けられた弾性体とからなり、しかも前記一方の連結
    体(3) の外周面(3a)及び該連結体(3) の外周面(3a)に近
    接した位置で回動する他方の取付板(2)の外周縁部(2a)
    には、前記両取付板(2), (2)を付勢方向に反して回動し
    た際、該取付板(2), (2)を略水平となる位置で係止する
    ための係止手段が設けられ、且つ該係止手段が他方の取
    付板(2) の外周縁部(2a)に形成された突起(13)と、該突
    起(13)を係止すべく一方の連結体(3) の外周面(3a)に形
    成された凹部(12)とで構成されてなることを特徴とする
    蝶板。
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JPH0740960U JPH0740960U (ja) 1995-07-21
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JPS54173534U (ja) * 1978-05-26 1979-12-07

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JPH0740960U (ja) 1995-07-21

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