JP2570816Y2 - 空圧作動バルブ - Google Patents

空圧作動バルブ

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JP2570816Y2
JP2570816Y2 JP7490391U JP7490391U JP2570816Y2 JP 2570816 Y2 JP2570816 Y2 JP 2570816Y2 JP 7490391 U JP7490391 U JP 7490391U JP 7490391 U JP7490391 U JP 7490391U JP 2570816 Y2 JP2570816 Y2 JP 2570816Y2
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JP
Japan
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valve
piston
port
housing
lever
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JP7490391U
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JPH0527458U (ja
Inventor
清行 小池
Original Assignee
山形日本電気株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、空気圧によってバルブ
を開閉する空圧作動バルブに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の一例を示す空圧作動バルブ
の断面図である。従来、この種の空圧作動バルブは、例
えば、図2に示すように、流入口8及び流出口9を有す
るバルブハウジング1aと、このバルブハウジングに取
付けられるとともに圧縮空気が供給されるポート3を有
するシリンダハウジング1bと、このシリンダハウジン
グ1bのシリンダ室内を摺動するピストンを一端に有
し、他端に流入口8と流出口9とを通ずる弁座部を開閉
する弁体5を有するピストンロッド7と、シリンダ本体
1bのシリンダ室に挿入され、ピストン2を一方向に押
圧するスプリング10とを備えている。
【0003】このような空圧作動バルブは、装置の送り
機構等における油圧あるいは空圧シリンタの作動切換え
に広く利用されているもので、圧縮空気をポート3より
供給することで、弁体5をスプリング10に抗して移動
させ、空気あるいは油などを流入口から流出口9に流
し、空または油圧シリンダを動作させていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、この空
圧作動バルブを使用した装置の送り機構で、メンテナン
スあるいは事故調査する場合、装置の電源を断にして送
り機構を動作させて調査しなければならないことが多々
ある。このような場合は、この空圧作動バルブを働か
せ、送り機構を動作させようとしても、この空圧作動バ
ルブに圧縮空気の供給・遮断を仕さどる電磁弁が電源が
断なので動作しない。このためポート3に圧縮空気が供
給されず、空圧作動バルブが開かず、送り機構が出来な
い問題もある。 また、この空圧作動バルブの逆の動作
を行う構造のものがある。すなわち、図2に示すボート
3の位置がスプリング10側にあり、スプリング10が
ピストン2の下側にある構造のものである。このような
空圧作動バルブでは、圧縮空気が供給されないかぎり、
スプリングの反揆力に弁体5が上昇し、常にバルブは開
いている。この空圧作動バルブにおいても、逆の動作を
させ、その動作を維持させることが困難である。何んと
なれば、ドライバ等で開口4より差し込みピストンを押
して弁体5を閉じようとしても、この動作を長時間維持
することは困難である。
【0005】本考案の目的は、かかる問題を解消すべ
く、圧縮空気が供給されなくとも動作出来る空圧作動バ
ルブを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案の特徴は、流入口
及び流出口が形成されるとともに内部に前記流入口及び
前記流出口と通ずる開口が形成される弁座をもつバルブ
ハウジングと、このバルブハウジングに取付けられると
ともに圧縮空気が供給されるポートとこのポートに通ず
るシリンダ室が形成されるシリンダハウジングと、前記
圧縮空気及びスプリングの反発力によって前記シリンダ
室を摺動するピストンと、このピストンの一端から伸び
前記弁座部の開口を塞ぐ弁体が取付けられるピストンロ
ッドとを備える空圧作動バルブにおいて、前記ピストン
の他端から伸び前記シリンダハウジングから導出する延
長部材と、この延長部材の一端にジョイントピンを介し
て回転自在に取付けられるとともにその外部が前記シリ
ンダハウジングの端面に接する偏心カムと、この偏心カ
ムを回転させるレバーと、このレバーを固定保持する手
段とを設ける空気作動バルブである。
【0007】
【実施例】次に本考案について図面を参照して説明す
る。図1は本考案の一実施例を示す空圧作動バルブの断
面図である。この空圧作動バルブは、図1に示すよう
に、弁体5を一端に取付けるピストンロッド7の他端を
シリンダハウジング1bより突出するように伸ばし、そ
の延長部の先端にジヨイトピン14を介して取付けられ
る偏心カム12と、この偏心カム12より一方向に伸び
るレバー11と、このレバー11を保持するフック13
とを設けたことである。それ以外は従来例と同じであ
る。
【0008】次に、この空圧作動バルブの動作について
説明する。まず、ポート3に圧縮空気が供給されないと
仮定する。このことにより、ピストン2はスプリング1
0の反揆力により弁体5は下降し、弁は閉じた状態であ
る。次に、レバー11により偏心カム12を回転し、フ
ック13の切欠き13にレバー11を挿入し、レバー1
1を固定保持すると、ピストンロッド7が上方に移動
し、弁体5は弁座より離間し、バルブは開くことにな
る。また、バルブを閉じようとするときは、レバー11
をフックより外し、レバー11により偏心カム12を逆
回転して、図1に示す状態にすれば、スプリング10の
反揆力でパルブは閉じられる。
【0009】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、弁座部の
開口の塞ぐ弁体が、端に取付けられるピストンロッドの
他端を延長し、その延長部を形成し、その矢端にジョイ
ントピンを介して回転自在に取付けられるとともにその
外郭部がシリンダハウジングの端面と接する偏心カムに
よって、レバーにより手動で偏心力を回転させるレバー
と、レバーを固定保持する手段とを設けることによっ
て、レバーより手動で偏心カムを回転させてピストンロ
ッドを移動し、バルブの開閉が行われるので、圧縮空気
の供給がなくとも作動出来る空圧作動バルブが得られる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す空圧作動バルブの断面
図である。
【図2】従来の一例を示す空圧作動バルブの断面図であ
る。
【符号の説明】
1a バルブハウジング 1b シリンダハウジング 2 ピストン 3 ポート 4 開口 5 弁体 6 0リング 7 ピストンロッド 8 流入口 9 流出口 10 スプリング 11 レバー 12 偏心カム 13 フック 13a 切欠き 14 ショイントピン

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流入口及び流出口が形成されるとともに
    内部に前記流入口及び前記流出口と通ずる開口が形成さ
    れる弁座をもつバルブハウジングと、このバルブハウジ
    ングに取付けられるとともに圧縮空気が供給されるポー
    トとこのポートに通ずるシリンダ室が形成されるシリン
    ダハウジングと、前記圧縮空気及びスプリングの反発力
    によって前記シリンダ室を摺動するピストンと、このピ
    ストンの一端から伸び前記弁座部の開口を塞ぐ弁体が取
    付けられるピストンロッドとを備える空圧作動バルブに
    おいて、前記ピストンの他端から伸び前記シリンダハウ
    ジングから導出する延長部材と、この延長部材の一端に
    ジョイントピンを介して回転自在に取付けられるととも
    にその外部が前記シリンダハウジングの端面に接する偏
    心カムと、この偏心カムを回転させるレバーと、このレ
    バーを固定保持する手段とを設けることを特徴とする空
    気作動バルブ。
JP7490391U 1991-09-18 1991-09-18 空圧作動バルブ Expired - Lifetime JP2570816Y2 (ja)

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JPH0527458U JPH0527458U (ja) 1993-04-09
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JP4657531B2 (ja) * 2001-09-11 2011-03-23 シーケーディ株式会社 空気圧作動式開閉弁
JP6185736B2 (ja) * 2013-03-29 2017-08-23 矢崎エナジーシステム株式会社 サーモバルブ
KR101634969B1 (ko) * 2015-10-23 2016-07-04 주식회사 유니락 비상 제어 기능이 구비된 액추에이터

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