JP2570558Y2 - 机上照明装置 - Google Patents

机上照明装置

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JP2570558Y2
JP2570558Y2 JP1990093241U JP9324190U JP2570558Y2 JP 2570558 Y2 JP2570558 Y2 JP 2570558Y2 JP 1990093241 U JP1990093241 U JP 1990093241U JP 9324190 U JP9324190 U JP 9324190U JP 2570558 Y2 JP2570558 Y2 JP 2570558Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、作業者の邪魔にならずかつ作業者が視認
すべき必要範囲へ十分な光を照射することのできる机上
照明装置に関するものである。
[従来の技術] 第8図は例えば実公平1−22172号公報に示された従
来の机上照明装置の構成を示す断面図であり、(1)は
灯具、(2)はランプ、(3)はこのランプ(2)の上
面を覆うように取り付けられている反射板である。反射
板(3)はランプ(2)からの光を反射し照射光を作業
面へ送る。
第9は上記照明装置の斜視図であり、(4)はアー
ム、(5)は灯具(1)を支える接続部、(6)はアー
ム(4)を支える取付金具である。灯具(1)は接続部
(5)を軸に上下動および回転が可能であり、アーム
(4)は取付金具(6)を中心に回転できるように構成
されている。
また、灯具(1)は第10図に示すように作業者Mの左
方でかつ作業者の目の高さよりも低くなるように設置し
ている。第11図は第10図に示す使用状態での照度分布図
である。
[考案が解決しようとする課題] 従来の照明装置は以上のように構成されており、アー
ム(4)を動かしてできるだけ灯具(1)を作業面上の
近くへ設置しようとするような使用方法がとられてい
た。
これは第11図から明らかなように、例えば、通常の事
務作業を行う場合、照度は500ルクスは必要であるのに
対し、従来の照明装置で実現できる照度分布は、灯具
(1)の直下付近が最も照度が高く、灯具(1)から離
れるにしたがって急激に低下し、灯具(1)の直下から
40cmの位置で500ルクス以下になるため、500ルクス以上
の照度範囲を作業する領域に移動させようとするためで
ある。このため、作業机で作業をする者の邪魔になる問
題点があった。また、作業面内での照度均斉度(=最小
照度/最大照度)が小さく、作業面内での照度変化が大
きいため、作業者へ目の疲労を引き起こし易いなどの問
題点があった。
この考案は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、作業机で作業をする者の邪魔にならず、し
かも作業面上の照度が十分に得られ、また照度均斉度が
良好な机上照明装置を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案に係わる机上照明装置は、発光部を奥行寸法
の異なる複数の導光板を積層させて成る導光パネルと、
この導光パネルに入射する光を発するランプと、導光パ
ネルに導光された光を反射させる反射板とから灯具を構
成し、上記導光パネルの最長奥行き寸法を100mm以上と
し、しかも机上面から上記灯具までの高さを250mm以上4
00mm以下となるように構成したものである。
[作用] この考案においては、導光パネルの最長奥行き寸法を
100mm以上とし、しかも机上面から上記灯具までの高さ
を250mm以上400mm以下となるように構成したので、灯具
から照射される光の配光がバットウィング配光となり、
作業面の等隔位置からでも作業面上に十分な照度を与
え、かつ良好な照度均斉度が得られる。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を図について説明する。
第1図はこの考案における机上照明装置の灯具(1)
の構成を示す断面図であり、図において、(7)は導光
板、(8)は導光板(7)を積層して構成した導光パネ
ル、(9)はランプ(2)から導光パネル(8)へ発せ
られる入射光、(10)は導光パネル(7)の端面であ
る。上記導光パネル(8)は複数の導光板(7)が積層
された構造となっていて、断面はくさび形の外形を有し
ている。この導光パネル(8)は、ランプ(2)からの
入射光(9)を受けて各端面(10)へ光を伝送する。伝
送された光は反射板(3)によって反射され矢印(A)
の方向へ照射され、指向性のあるバットウィング配光が
得られる。第2図はこの照明装置の全体を示す斜視図で
ある。
第3図はこの照明装置の灯具(1)の取付高さを200,
250,300,350,400(mm)と変化させたときの机表面上の
光源直下中心線上におけるランプ直下位置からの距離と
照度との関係を表した照度特性図である。ここで、IES
(北米照明学会)発行のLIGHTING HANDBOOK 1981では、
作業面において最も照明的に考慮する必要がある領域を
規定し、これを主要作業面と呼んでいる。この主要作業
面は幅360mm×奥行き310mmで、机上面前縁からの距離76
mmの範囲であり、第3図中、ランプ直下からの距離が20
0mmから500mmの範囲が概略相当している。上記LIGHTNG
HANDBOOKでは、この主要作業面内における照度均斉度
(=最小照度/最大照度)は1/3以上が望ましいとして
おり、第3図の照度特性図から取付高さが250mm以上で
あれば均斉度が1/3以上となることが判明した。また、J
IS C 8112−1985[解説]では、机の表面からの目の高
さと光源の高さの関係より、光源の取付高さが400mm以
下であれば光源からのまぶしさを防ぐことができるとし
ている。従って、灯具(1)の取付高さを250mm以上、4
00mm以下とすれば、上記主要作業面内での照度均斉度が
1/3以上で、かつ光源からのまぶしさのない照明装置を
することができる。
第4図は、上記照明装置の導光パネルの最長奥行き寸
法を50,100,150,200(mm)と変化させたときの光源直下
中心線上の位置と照度との関係を表した照度特性図であ
る。ここで、最長奥行き寸法とは第1図において、導光
板(7)の中で最も奥行き寸法の長い導光板(第1図で
は最も下方に位置するもの)の奥行き寸法を意味する。
第4図中、光源からの距離200〜500mmの範囲は主要作業
面領域を示し、この照明装置の導光パネルの最長奥行き
寸法が100mm以上であれば主要作業面領域の照度均斉度
が1/3以上となり、照度も500ルクス以上得られることが
判明した。
第5図(a)は灯具(1)の取付高さが300mm、導光
パネル(7)の最長奥行き寸法が110mmのときの机上面
(幅1200mm×奥行き600mm)の照度測定点を示す説明
図、第5図(b)はその測定例を示す照度分布であり、
第5図(b)中の数字は各測定点における照度(単位:
ルクス)を示す。第5図(a)(b)中一点鎖線で囲ま
れた範囲(14)は主要作業面である。この主要作業面
(14)内の最大照度は1659ルクス、最小照度は581ルク
スであり、照度均斉度は0.35、つまり1/3以上という前
記条件を満足しているのがわかる。従って、灯具(1)
の取付高さを300mm、導光パネル(7)の最長奥行き寸
法を110mmとして第2図のような照明装置を構成すれば
よい。
なお、上記実施例では本体が自立して設置されるもの
について説明したが、本体をパーティションや作業机前
面の壁面や什器などの面に取り付けるようなものであっ
ても良い。例えば、第6図は灯具を作業机前面に設置さ
れたパーティション面に固定した場合を示す斜視図であ
り、(11)はパーティション、(12)は作業机、(13)
は支持軸である。支持軸(13)を支点に灯具(1)が回
転し、灯具(1)を使用しない時は、第7図に示すよう
に矢印の方向へ灯具(1)をたたんでおくことができ
る。このような構成の場合も上記実施例と同様の効果が
得られる。
[発明の効果] 以上のように、この考案によれば、導光パネルの最長
奥行き寸法を100mm以上とし、しかも机上面から上記灯
具までの高さを250mm以上400mm以下となるように構成し
たので、灯具から照射される光の配光がバットウィング
配光となり、作業面の遠隔位置からでも作業面上に十分
な照度を与え、かつ良好な照明均斉度が得られるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による机上照明装置の灯具
の構成を示す断面図、第2図はその机上照明装置の斜視
図、第3図は灯具の取付高さを変化させたときの光源直
下中心線上位置と照度との関係を示す照度特性図、第4
図は導光パネルの最長奥行き寸法を変化させたときの光
源直下中心線上位置と照度との関係を示す照度特性図、
第5図(a)は机上面の照度測定点を示す説明図、第5
図(b)はその測定例を示す照度分布図、第6図、第7
図はこの考案の他の実施例を示す斜視図、第8図は従来
の机上照明装置の構成を示す断面図、第9図は従来の机
上照明装置の斜視図、第10図は従来の机上照明装置の使
用例を示す説明図、第11図は従来の机上照明装置による
照度分布図である。 図において、(1)は灯具、(2)はランプ、(3)は
反射板、(7)は導光板、(8)は導光パネル、(10)
は端面である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−77205(JP,U) 実開 昭63−59654(JP,U) 実開 昭63−26804(JP,U) 実公 平1−22172(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】奥行寸法の異なる複数の導光板を積層させ
    て成る導光パネルと、この導光パネルに入射する光を発
    するランプと、上記導光パネルに導光された光を反射さ
    せる反射板とから構成された灯具を備え、上記導光パネ
    ルの最長奥行き寸法を100mm以上とし、かつ机上面から
    上記灯具までの高さを250mm以上400mm以下としたことを
    特徴とする机上照明装置。
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