JP2570430Y2 - アスファルトプラント - Google Patents

アスファルトプラント

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JP2570430Y2
JP2570430Y2 JP3870192U JP3870192U JP2570430Y2 JP 2570430 Y2 JP2570430 Y2 JP 2570430Y2 JP 3870192 U JP3870192 U JP 3870192U JP 3870192 U JP3870192 U JP 3870192U JP 2570430 Y2 JP2570430 Y2 JP 2570430Y2
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章二郎 有吉
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日工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、道路用舗装材であるア
スファルト合材を製造するアスファルトプラントに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】アスファルト合材を製造するアスファル
トプラントのプラント本体は、基礎架台上に各種材料を
計量する計量槽と計量した材料を混合するミキサを搭載
したミキサ・計量ブロックを載置し、該ミキサ・計量ブ
ロックの上位に加熱骨材を貯蔵するホットビンを搭載し
た貯蔵槽ブロックを積み上げ、最上位に振動篩を積載し
ている。そしてこの種プラントにおいては特殊仕様とし
て加熱骨材の温度低下を極力少なくするために、ホット
ビンやミキサにヒータや保温材を配設して加熱保温構造
としているものがある。また、これらのプラントでは騒
音、粉塵等の外部への飛散防止のためにプラント本体を
建屋で覆っているものもある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、ホット
ビンやミキサの周囲を加熱保温構造にしてもホットビン
とミキサの中間に位置する骨材計量槽回りを保温構造と
していないために骨材計量槽が放熱体となって骨材温度
を低下させることが考えられる。また、プラント本体を
建屋で覆った場合には骨材計量槽からの放熱によって建
屋内の温度を上昇させて建屋内の環境を悪化させている
とも考えられる。
【0004】本考案は上記の点に鑑み、ホットビンとミ
キサの中間に位置する骨材計量槽付近よりの放熱を極力
抑えて加熱骨材の温度低下を少なくするようにしたアス
ファルトプラントを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記の目的を達
成するために、基礎架台上に各種材料を計量する計量槽
と計量した材料を混合するミキサを搭載したミキサ・計
量ブロックを載置し、該ミキサ・計量ブロックの上位に
加熱骨材を貯蔵するホットビンを搭載した貯蔵槽ブロッ
クを積み上げ、最上位に加熱骨材を篩い分ける振動篩を
積載したアスファルトプラントにおいて、前記ミキサ・
計量ブロックの骨材計量槽の周囲をカバー体により包囲
し、該カバー体の上端部をホットビンの下部側壁に固着
すると共に、その下端部をミキサの上面部に固着して取
り付け、更にカバー体の周面には保温材を張着したもの
である。
【0006】
【作用】本考案によれば、保温材を張着したカバー体に
よりホットビンとミキサとの間に位置する骨材計量槽付
近を包囲して保温するようにしたので、骨材計量槽やホ
ットビン下部の排出ゲート付近からの熱放散を極力抑え
ることができ、加熱骨材の温度低下を少なくできる。ま
た、骨材計量槽付近からの熱放散を少なくすることによ
ってプラント建屋内の温度上昇を極力抑えることができ
る。
【0007】
【実施例】以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
【0008】アスファルトプラントのプラント本体1
は、基礎架台2上に製造工程の流れに沿って構成したミ
キサ・計量ブロック3、貯蔵槽ブロック4等各機器を搭
載したブロックを階層構造に積み上げている。
【0009】前記貯蔵槽ブロック4には各種骨材を貯蔵
するホットビン5を備えており、ドライヤ(図示せず)
によって加熱した骨材をホットエレベータ6で搬送して
ホットビン5の上位に積載した振動篩7で篩い分けて粒
径別に貯蔵している。ホットビン5は多量の骨材を貯蔵
できるようにした大容量タイプのものでは外周壁にヒー
タ(図示せず)、保温材8を貼り付けてカバー体9で覆
った加熱保温構造としている。前記貯蔵槽ブロック4の
下位のミキサ・計量ブロック3にはホットビン5より各
種骨材を所定量払い出して計量する骨材計量槽10、石
粉エレベータ11により持ち上げられて石粉貯蔵ビン1
2に貯蔵している石粉を計量する石粉計量槽13、溶融
アスファルトを計量するアスファルト計量槽14等の各
種材料計量槽、及び前記各計量槽によって計量した各種
材料を混合してアスファルト合材を製造するミキサ15
を配設している。
【0010】前記骨材計量槽10はカバー体16によっ
て周囲を包囲し、カバー体16の上端部をホットビン5
の下部の排出ゲート回りを包囲するようにしてビン側壁
にボルト等の適宜締結具により固着し、更にカバー体1
6の下端部をミキサ15の上面部に固着して取り付けて
いる。そしてカバー体16の内周面にはグラスウール等
から成る適宜厚みの保温材17を張り付け、その上から
パンチングメタル18により押え付け、カバー体16と
パンチングメタル18により挟み込んで保温材17を固
定してカバー体16から脱落しないように保持してい
る。
【0011】前記骨材計量槽10の下位のミキサ15も
ホットビン5と同様に外周壁にヒータ(図示せず)、保
温材19を貼り付けてカバー体20で覆った加熱保温構
造としている。また、図1において二点鎖線で示すよう
にプラント全体を建屋21によって覆ったり、または各
ブロックをカバー体で覆ってプラントから発生する騒音
や粉塵の外部への飛散を遮断したり、各機器を風雨から
保護したり、更にはプラントの美観を向上させるように
している。
【0012】しかして、ホットビン5に160℃前後の
加熱骨材を貯蔵して長時間貯蔵しても、骨材貯蔵ビン5
下部の排出ゲート回りや骨材計量槽10を包囲して保温
構造としているので、ホットビン5内の加熱骨材の熱放
散を極力阻止できて骨材温度を低下させることがない。
また骨材計量槽10にて計量中の加熱骨材の温度低下も
極力抑えることができる。
【0013】なお、ホットビン5、骨材計量槽10、ミ
キサ15に加えて振動篩7もカバー体にて覆って保温構
造とすれば、プラント本体21全体を保温構造とできて
一層の保温効果が期待される。
【0014】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、ホットビ
ン5とミキサ15との間に位置する骨材貯蔵槽の周囲を
カバー体16により包囲し、該カバー体16に保温材1
7を張着して保温構造としたので、骨材計量槽10やホ
ットビン5の排出ゲート回りからの放熱を抑えて加熱骨
材の温度低下を少なくできる。また、骨材計量槽10や
ホットビン5の排出ゲート回りからの放熱による建屋内
の温度上昇も少なくて建屋内環境を向上させることがで
きる。更には、骨材計量槽10への骨材の落下衝撃音を
カバー体10によって低減することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一部切り欠き概略図である。
【図2】同上の骨材計量槽部分の拡大図である。
【符号の説明】 1…プラント本体 2…基礎架台 3…ミキサ・計ブロック 4…貯蔵槽ブロック 5…ホットビン 10…骨材計量槽 16…カバー体 17…保温材

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基礎架台上に各種材料を計量する計量槽と
    計量した材料を混合するミキサを搭載したミキサ・計量
    ブロックを載置し、該ミキサ・計量ブロックの上位に加
    熱骨材を貯蔵するホットビンを搭載した貯蔵槽ブロック
    を積み上げ、最上位に加熱骨材を篩い分ける振動篩を積
    載したアスファルトプラントにおいて、前記ミキサ・計
    量ブロックの骨材計量槽の周囲をカバー体により包囲
    し、該カバー体の上端部をホットビンの下部側壁に固着
    すると共に、その下端部をミキサの上面部に固着して取
    り付け、更にカバー体の周面には保温材を張着したこと
    を特徴とするアスファルトプラント。
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