JP2570093Y2 - 電気魚焼き器 - Google Patents

電気魚焼き器

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JP2570093Y2
JP2570093Y2 JP582492U JP582492U JP2570093Y2 JP 2570093 Y2 JP2570093 Y2 JP 2570093Y2 JP 582492 U JP582492 U JP 582492U JP 582492 U JP582492 U JP 582492U JP 2570093 Y2 JP2570093 Y2 JP 2570093Y2
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JP
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heating element
fish
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lower heating
heat
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勝也 谷岡
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電気魚焼き器に関し、
特に上下に発熱体を備えた電気魚焼き器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電気魚焼き器の構成について図5
を参照しながら説明する。
【0003】図5に示すように、電気魚焼き器は前面部
に透明ガラスで構成するのぞき窓8を配し内部に上部発
熱体1を有し天面部に触媒体2を設けた上部容器3と受
け皿容器4を有した下部容器5と、受け皿容器4の上部
に位置する載置台6と受け皿容器4と載置台6の間に位
置する下部発熱体7を主体として構成され、上部容器3
は後部に設けた蝶番9により開閉自在になっている。
【0004】上記構成において、載置台6に魚10など
を載せ、上部発熱体1と下部発熱体7への通電を行うこ
とにより調理を行うものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】このような従来の電気
魚焼き器では、上部容器3の前面部に調理中に魚10な
どのでき具合いを見るための透明なガラスで構成された
のぞき窓8を配しているため、調理物の数量が多い場合
など魚10が載置台6の前部に載置された場合は、上部
発熱体1の熱がのぞき窓8から逃げてしまうため、魚1
0を中央に載置した場合と比べ焼き色が薄かったり熱が
内部まで十分に通っていないといった問題があった。ま
た魚10から流出した魚油11が下部発熱体7上に滴下
することにより油煙が発生し、その量が多いため触媒体
2だけでは完全に酸化浄化しきれず、その油煙の一部は
未浄化のまま調理庫外に排出されてしまったり、また受
け皿4上に溜った魚油が熱せられて油煙となったり発火
に至るという問題があった。
【0006】本考案は、以上の課題を解決するもので、
魚を載置台の前部に載置した場合でも魚を十分に調理で
き、魚油の下部発熱体への滴下を防ぎ、油煙の発生を抑
え、受け皿に溜った魚油が油煙となったり発火に至るこ
とのない電気魚焼き器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本考案の電気魚焼き器は、前面部に透明ガラスで構
成するのぞき窓を配設した調理庫を形成する上部容器
と、載置台と、受け皿と、下部容器とを備えるととも
に、前記上部容器と前記載置台の間に位置する上部発熱
体および前記載置台と前記受け皿の間に位置する下部発
熱体を備えた電気魚焼き器であって、第1の手段とし
て、前記上部発熱体の前部を下方に一定の角度を設けて
折り曲げ、また、第2の手段として載置台の前部を上方
に一定の角度を設けて折り曲げ、また、第3の手段とし
て、上部発熱体を構成するヒータ線の前部を密に巻き、
また、第4の手段として、載置台を構成する部材を下部
発熱体上の位置に下部発熱体の略形状に沿って配設し、
また、第5の手段として、受け皿の底部に、周囲より中
央を高くし、中央から周囲に向けて傾斜面を設け、下部
発熱体の外周より外に平面部を設けたものである。
【0008】
【作用】本考案は上記した第1の手段により、上部発熱
体の前部を下方に折り曲げているため、魚を載置台の前
部に載置しても上部発熱体と魚との距離が近いため、上
部発熱体の熱がのぞき窓の透明なガラスより外に逃げて
も他の場所に載置された魚と同様の焼き色と内部への熱
の通りを得ることができるものである。
【0009】また、第2の手段により、載置台の前部を
上方に折り曲げているため、この載置台の前部に載置さ
れた魚は他の場所に載置された魚と比べ上部発熱体との
距離が近いため、上部発熱体の熱がのぞき窓より外に逃
げても他と同様の焼き色と内部への熱の通りを得ること
ができるものである。
【0010】また、第3の手段により、上部発熱体を構
成するヒータ線の前部を密に巻いているため、この部分
より発生する熱量は他の部分に比べ多く、上部発熱体の
熱がのぞき窓より外に逃げても載置台の前部に載置され
た魚に他の場所に載置された魚と同様の熱量を与えるこ
とができ、他と同様の焼き色と内部への熱の通りを得る
ことができるものである。
【0011】また、第4の手段において、載置台を構成
する部材を下部発熱体の上に配置することにより、魚油
の下部発熱体への滴下を防ぎ下部発熱体からの油煙の発
生を抑えるため、調理中に発生する油煙を上部容器の上
面に取り付けた触媒体により完全に酸化浄化できるもの
である。
【0012】また、第5の手段により、受け皿の中央
に、周囲より中央を高くし、中央から周囲に向けて傾斜
面を設け、下部発熱体の外周形状の外に平面部を設けて
いるため、魚油は傾斜面を通り平面部に溜るため下部発
熱体からの熱の影響も弱く魚油の温度を低く抑えること
ができ、魚油からの油煙の発生や発火に至るのを防ぐこ
とができるものである。
【0013】
【実施例】以下、本考案の一実施例の電気魚焼き器につ
いて図面を参照しながら説明する。
【0014】図1において、12は本体で、上部容器1
3を受ける受け皿14と受け皿14を支える下部容器1
5とで調理庫16を形成し、調理庫16の内部には上部
発熱体17と載置台18と下部発熱体19が配置されて
いる。上部容器13の前面部には透明なガラスで構成さ
れたのぞき窓20を設け、さらに天面部には触媒体21
を設け、載置台18上に魚22をのせ調理を行う。ま
た、上部発熱体17の前部23を下方に一定の角度をつ
けて折り曲げており、載置台18の前部24は上方に一
定の角度をつけて折り曲げている。下部容器15に設け
られたハウジング27にはタイムスイッチ28がとりつ
けられ、また蝶番29により上部容器13と下部容器1
5とが開閉自在にとりつけられている。
【0015】そして図2に示すように、上部発熱体17
を構成するヒータ線の前部30を密に巻いている。
【0016】また図3および図4に示すように、載置台
18を構成する線材(部材)31を下部発熱体19上の
位置に下部発熱体19の形状に沿って配設している。
【0017】また、受け皿14の底部に、周囲より中央
を高くし、中央から周囲に向けて傾斜面を設け、下部発
熱体19の外周より外に平面部26を設けている。
【0018】次に、上記構成における動作について説明
する。先ず、図1において、タイムスイッチ28を必要
な時間位置まで巻き上げてON状態にすると上部発熱体
17と下部発熱体19への通電が始まり載置台18に載
置された魚22を加熱調理することができる。この時上
部発熱体17の前部23を下方に折り曲げて載置台18
の前部に載置された魚22との距離を近づけているた
め、上部発熱体17の熱がのぞき窓20より外に逃げて
も他の場所に載置された魚32と同様の熱量を魚22に
与えることができ、魚32と同様の焼き色や内部への熱
の通りを得ることができ、魚をたくさん同時に調理して
もすべてを上手に調理することのできる電気魚焼き器を
提供できるものである。
【0019】また、載置台18の前部24を上方に折り
曲げることにより、この部分に載置された魚22と上部
発熱体17との距離を近付けているため、上部発熱体1
7の熱がのぞき窓20より外に逃げても他の場所に載置
された魚32と同様の熱量を魚22に与えることができ
魚32と同様の焼き色や内部への熱の通りを得ることが
できる。
【0020】また図2に示すように上部発熱体17を構
成するヒータ線の前部30を密に巻くことにより、この
部分より発生する熱量が他より多くなるため、上部発熱
体17の熱がのぞき窓20より外に逃げても、載置台1
8の前部に載置された魚22に与える熱量を他の場所に
載置された魚32に与える熱量と同じくすることがで
き、魚22に対し他と同様の焼き色と内部への熱の通り
を得ることができるものである。
【0021】また図3および図4に示すように載置台1
8を構成する線材31を下部発熱体19上の位置に下部
発熱体19の形状に沿って配設しているため、魚22か
ら発生する魚油33は線材31と線材31間ではこの略
中央である魚22の最下部より滴下するため下部発熱体
19への滴下を大幅に減少できる。このため、下部発熱
体19に魚油33が滴下して発生する油煙を大幅に減少
でき、上部容器13の天面部に設けた触媒体21により
油煙を完全に酸化浄化することができるものである。
【0022】また、受け皿14の底部に、周囲より中央
を高くし、中央から周囲に向けて傾斜面25を設け、下
部発熱体19の外周より外に平面部26を設けることに
より、魚22,32から発生する魚油33は傾斜面25
を通り平面部26に溜る。この平面部26は中央に比べ
下部発熱体19からの熱の影響が少ないため、この部分
に溜った魚油34が高温になることがなく魚油34より
油煙が発生したりまた発火に至ったりすることを防ぐこ
とができ、煙がなく安全性の高い魚焼き器を提供するこ
とができる。
【0023】
【考案の効果】以上の実施例の説明から明らかなように
本考案の電気魚焼き器によれば、上部発熱体の前部を下
方に一定の角度を設けて折り曲げて載置台の前部に載置
された魚との距離を近付けているため、上部発熱体の前
部の熱が透明なガラスで構成されたのぞき窓から逃げて
も他の場所に載置された魚と同様の熱量を載置台の前部
に載置された魚にも与えることができ、他の魚と同様の
焼き色と内部への熱の通りを得ることができる。このよ
うに同時にたくさんの魚を上手に調理することのできる
魚焼き器を提供することができるものである。
【0024】また、本考案は載置台の前部を上方に一定
の角度を設けて折り曲げてこの載置台の前部に載置され
た魚と上部発熱体との距離を近付けているため、上部発
熱体の前部の熱がのぞき窓から逃げても他の場所に載置
された魚と同様の熱量を載置台の前部に載置された魚に
も与えることができ他の魚と同様の焼き色と内部への熱
の通りを得ることができるものである。
【0025】また、本考案は上部発熱体を構成するヒー
タ線の前部を密に巻くことによりこの部分から発生する
熱量が他の部分より多くなるため、上部発熱体の前部の
熱がのぞき窓から逃げて他の場所に載置された魚と同様
の熱量を載置台の前部に載置された魚にも与えることが
でき他の魚と同様の焼き色と内部への熱の通りを得るこ
とができるものである。
【0026】また、本考案は載置台を構成する線材(部
材)を下部発熱体上の位置に下部発熱体の形状に沿って
配設しているため、魚から発生する魚油は線材と線材の
間の略中央である魚の最下部より滴下するため、下部発
熱体への滴下は大幅に減少することができる。このため
下部発熱体に魚油が滴下して発生する油煙は大幅に減少
でき、上部容器に設けた触媒体により油煙を完全に酸化
浄化することができ、煙の少ない魚焼き器を提供できる
ものである。
【0027】また、本考案は受け皿の底部に、周囲より
中央を高くし、中央から周囲に向けて傾斜面を設け、下
部発熱体の外周より外に平面部を設けているため、魚よ
り発生した魚油は傾斜面を通り平面部に溜るがこの部分
は下部発熱体からの熱の影響が少ないため、平面部に溜
った魚油が高温になり油煙となったり発火に至ったりす
ることがなく、受け皿に水をはらずに調理した場合にお
いても煙が少なく安全性の高い魚焼き器を提供すること
のできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の電気魚焼き器の側面断面図
【図2】同、電気魚焼き器の下部発熱体の一部を切り欠
いて断面を示す平面図
【図3】同、電気魚焼き器の正面断面図
【図4】同、電気魚焼き器の下部発熱体と載置台の取付
位置を示す平面図
【図5】従来の電気魚焼き器の一部を切り欠いて断面を
示す側面図
【符号の説明】
13 上部容器 14 受け皿 15 下部容器 16 調理庫 17 上部発熱体 18 載置台 19 下部発熱体 20 のぞき窓 23 上部発熱体の前部

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面部に透明ガラスで構成するのぞき窓を
    配設した調理庫を形成する上部容器と載置台と、受け皿
    と、下部容器とを備えるとともに、前記上部容器と前記
    載置台の間に位置する上部発熱体、および前記載置台と
    前記受け皿の間に位置する下部発熱体を備え、前記上部
    発熱体の前部を下方に一定の角度を設けて折り曲げた電
    気魚焼き器。
  2. 【請求項2】載置台の前部を上方に一定の角度を設けて
    折り曲げた請求項1記載の電気魚焼き器。
  3. 【請求項3】上部発熱体を構成するヒータ線の前部を密
    に巻いた請求項1記載の電気魚焼き器。
  4. 【請求項4】載置台を構成する部材を下部発熱体上の位
    置に下部発熱体の略形状に沿って配設した請求項1記載
    の電気魚焼き器。
  5. 【請求項5】受け皿の底部に、周囲より中央を高くし、
    中央から周囲に向けて傾斜面を設け、下部発熱体の外周
    より外に平面部を設けた請求項1記載の電気魚焼き器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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