JP2568590Y2 - 鉄筋曲げ機 - Google Patents

鉄筋曲げ機

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JP2568590Y2
JP2568590Y2 JP3344592U JP3344592U JP2568590Y2 JP 2568590 Y2 JP2568590 Y2 JP 2568590Y2 JP 3344592 U JP3344592 U JP 3344592U JP 3344592 U JP3344592 U JP 3344592U JP 2568590 Y2 JP2568590 Y2 JP 2568590Y2
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JP
Japan
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collar
rebar
cylinder
reinforcing bar
roller
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JP3344592U
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JPH0584443U (ja
Inventor
中村  勉
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は直線状の鉄筋を所望半径
でL字状に折り曲げる装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば軽量気泡コンクリート(以
下ALCという)の補強用鉄筋マットに使用する鉄筋を
L字状に折り曲げるには、図3に示すように、円筒状ド
ラム21の外周に設けられた溝21aにシュート22か
ら鉄筋1を1本ずつ供給し、上方からローラ23をシリ
ンダ24で押し下げてドラム21の端面で折り曲げ、折
り曲げられた鉄筋1を排出シュート25から排出してい
る。
【0003】しかしながら、このような構成では鉄筋を
1本ずつ加工するので生産効率が低いほか、鉄筋の直径
や曲げ角度に対する自由度が低いという問題があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案の目的は、上記
した従来の技術の課題を解決して、生産効率が高く、鉄
筋の直径や曲げ角度に対する自由度を大きく取れること
が可能な鉄筋曲げ機を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案は、固定されているカラーの外縁に沿ってローラ
を回動させて鉄筋を折り曲げる鉄筋曲げ機において、架
台に水平に取着した共通軸には回動自在に軸支された中
空軸を有するピニオンと、また前記共通軸の先端部には
四角形の一方の角部が斜線状に切り欠かれたカラーとが
着脱可能でかつ回動不能に取着され、一方前記中空軸に
はアームがピニオンと平行に固着されかつ該アームに設
けた長孔を介して前記カラーの外縁に沿って回動半径が
変えられるローラの軸が取付けられ、さらに前記ピニオ
ンに噛合して往復動しかつストロークが調整可能なラッ
クを先端に固着したシリンダと折り曲げた鉄筋を排出す
るシリンダとを架台に配設した鉄筋曲げ機を特徴とする
ものである。
【0006】
【作用】上記のような構成であるから、カラー上に鉄筋
を載置し、シリンダを伸長させて、ラック、ピニオンを
介してローラをカラーの外縁に沿って回動させれば鉄筋
を折り曲げることができる。
【0007】その際、鉄筋を受けるカラーを交換し、さ
らにローラの回動半径やラックのストロークを変更すれ
ば、鉄筋の曲げ半径や曲げ角度を容易に変更することが
できる。また、カラー及びローラの曲げ加工する鉄筋に
接する部分の幅が前記鉄筋の直径の2倍以上とし、折り
曲げた鉄筋を排出するシリンダを設けたので2本以上の
複数の鉄筋を一度に折り曲げ加工でき、生産性が向上す
る。さらに、カラーの角部を斜線状に切り欠くことによ
って、鉄筋に集中応力が掛からず、疵の発生を防止でき
る。
【0008】
【実施例】つぎに本考案を添付図面に基づいて説明す
る。図1は本考案に係る鉄筋曲げ機の一実施例を示す正
面図、図2は同じくその一部省略側面図である。
【0009】図に示すように、門型に垂直に立設された
架台2には板条の基板3が固着されており、この表面に
複数の鉄筋1を水平に支承する受け部4が取り付けられ
ている。この受け部4は鉄筋1の下面を支承するよう水
平方向に間隔を置いて同一レベルに設けられた金具4a
と上面を支承する条材4bと、この条材4bに摺動して
鉄筋1の端部の位置決めをするストッパ4cとからなっ
ている。この受け部4の延長線上には四角形で一方の角
部を斜線状に切り欠かれたカラー5が配設され、前記基
板3に固着されている共通軸6の四角形状を有する先端
部に前記カラー4の中心の四角穴が挿通されて、共通軸
6に対して着脱可能ではあるが該共通軸とは相互に回転
はしないよう取り付けられている。そして共通軸6に対
してカラー4を着脱可能にしたために所望のカラーを適
宜選択して用いることができる。さらに共通軸6の軸方
向の中央部は円筒状に形成されており、該円筒状の中央
部にはピニオン7の中空軸7aが回動自在に軸支され、
さらにこの中空軸7aの外周部にはアーム8がピニオン
7と平行になるよう径方向に延長して固着されている。
【0010】このアーム8にはその長手方向に延びる長
孔8aが穿設されており、前記長孔8aを挿通してロー
ラ9を回転自在に軸支した軸9aが取り付けられ固定さ
れている。なお、この軸9aを前記長孔8a内でスライ
ドさせて位置を代えることによって共通軸6の中心とロ
ーラ9の中心との距離、すなわちローラ9の回動半径が
変えられるようになっている。
【0011】ピニオン7の真上には、このピニオン7に
噛合し、ガイド12に沿って往復動するラック10を先
端に取着したシリンダ11が基板3に固着され、ラック
10の前方(図1の右方)にはストッパ13が配設され
ている。このストッパ13は基板3に固着したL字状金
具13aにボルト13bが螺合し、止めナット13cで
固定されるようになっており、このボルト13bの位置
を調整することによってラック10のストロークが調整
可能となっている。
【0012】折り曲げた鉄筋1の排出機構としてはカラ
ー5の前下方に延長する棒状のシュート14が基板3か
らやや離れて、カラー5の下方と後方の2箇所に設けら
れ、後方のシュート14は折り曲げる鉄筋1に接触しな
いように切れており、また2つのシュート14の下端は
基板3の裏面に直角に取着され、さらに折り曲げられた
鉄筋1を押圧して排出するようカラー5の全幅以上に往
復動するシリンダ15が基板3に対し直交する方向に配
設されている。
【0013】以上のように構成された曲げ機の動作につ
いて説明する。
【0014】先ず、準備作業として加工する鉄筋1の曲
げ位置、曲げ半径、曲げ角度に対応して、受け部4のス
トッパ位置4cと、カラー5の形状とラック10のスト
ッパ位置13、ローラ9の位置を選定してセットし、シ
リンダ11と15は収縮しておく。
【0015】次に、図示していない供給機で所望数の鉄
筋1(図では5本)を一度に受け部4に図2における左
方から供給し、ストッパ4cを作動させて位置決めをす
る。ついでシリンダ11を作動させるとラック10、ピ
ニオン7、アーム8を介してカラー5の外縁に沿ってロ
ーラ9が回動して複数の鉄筋1は所望形状に折り曲げら
れる。
【0016】次に、シリンダ11を逆作動させてローラ
9を元の位置まで逆回動させてから、シリンダ15を作
動させると加工された複数の鉄筋1は一度に押出され、
シュート14を滑って落下し、次の工程に排出される。
【0017】この動作を繰り返すことによって大量の鉄
筋を効率よく折り曲げ加工することができる。なお、鉄
筋1の曲げ位置、曲げ半径、曲げ角度などを変更すると
きは前述のように所要箇所を調節すればよい。また、カ
ラー5の形状は必ずしも四角形でなく円弧状等でも使用
できる。
【0018】
【考案の効果】以上詳細に説明したように、本考案はカ
ラー上に鉄筋を載置し、シリンダを伸長させて、ラッ
ク、ピニオンを介してローラをカラーの外縁に沿って回
動させることによって鉄筋を折り曲げることができる。
その際、鉄筋を受けるカラーを交換し、ローラの回動半
径やラックのストロークを変更することによって、鉄筋
の曲げ半径や曲げ角度を容易に変更することができる。
【0019】また、カラー及びローラの曲げ加工する鉄
筋に接する部分の幅を前記鉄筋直径の2倍以上とし、折
り曲げた鉄筋を排出するシリンダを設けることにより、
複数の鉄筋が一度に加工できるので、生産性が向上す
る。
【0020】さらに、カラーの角部を斜線状に切り欠く
ことにより、鉄筋に集中応力が掛からず、疵の発生を防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案曲げ機の正面図である。
【図2】本考案曲げ機の一部省略側面図である。
【図3】従来曲げ機の説明図である。
【符号の説明】
1 鉄筋 2 架台 3 基板 4 受け部 5 カラー 6 共通軸 7 ピニオン 8 アーム 9 ローフ 10 ラック 11 シリンダ 12 ガイド 13 ストッパ 14 シュート 15 シリンダ 21 ドラム 23 ローフ 24 シリンダ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定されているカラーの外縁に沿ってロ
    ーラを回動させて鉄筋を折り曲げる鉄筋曲げ機におい
    て、架台に水平に取着した共通軸には回動自在に軸支さ
    れた中空軸を有するピニオンと、また前記共通軸の先端
    部には四角形の一方の角部が斜線状に切り欠かれたカラ
    ーとが着脱可能でかつ回動不能に取着され、一方前記中
    空軸にはアームがピニオンと平行に固着されかつ該アー
    ムに設けた長孔を介して前記カラーの外縁に沿って回動
    半径が変えられるローラの軸が取付けられ、さらに前記
    ピニオンに噛合して往復動しかつストロークが調整可能
    なラックを先端に固着したシリンダと折り曲げた鉄筋を
    排出するシリンダとを架台に配設したことを特徴とする
    鉄筋曲げ機。
JP3344592U 1992-04-21 1992-04-21 鉄筋曲げ機 Expired - Lifetime JP2568590Y2 (ja)

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CN113000722B (zh) * 2021-01-28 2023-03-28 中烨国际建工有限公司 一种预先调整钢筋弯度而后使钢筋调直分切的装置

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