JP2568496Y2 - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2568496Y2
JP2568496Y2 JP8144889U JP8144889U JP2568496Y2 JP 2568496 Y2 JP2568496 Y2 JP 2568496Y2 JP 8144889 U JP8144889 U JP 8144889U JP 8144889 U JP8144889 U JP 8144889U JP 2568496 Y2 JP2568496 Y2 JP 2568496Y2
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JP
Japan
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key
moving unit
moving
movement
pressing
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英二 石倉
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
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Clarion Co Ltd
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【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は電子機器に関する。
〈従来の技術及びその問題点〉 電子機器おいて、操作キーの操作により移動する移動
部を備えたものが数多くある。
例えば引出しタイプのカセットデッキやCD等におい
て、引出し部分の前面パネルにこの引出し部分をオープ
ン又はクローズするためのキーが設けられた構造が多く
見られる。このような構成の場合引出し部分が前面に移
動してくるオープン動作においては、キーを押す指の動
作と全く反対の方向に移動部が動くことになる。
従来の電子機器においては、キー操作検出後直ちに移
動部の移動を開始するようになっており、上記した状況
の場合にはキー操作のための指の動きと移動部の動きが
競合してケガ等を引き起こす欠点があった。
〈考案の概要〉 本考案は上記した従来の電子機器の欠点改善するため
になされたもので、移動部と、前記移動部の移動方向側
の面に設けられ、その押圧操作により該移動部を移動制
御するためのキーと、前記キーの操作に応じて前記移動
部を移動制御する制御装置とを備えた電子機器におい
て、前記制御装置は、前記キーの押圧方向と該押圧によ
り移動される前記移動部の移動方向とがほぼ逆の場合に
は、前記キーの押圧解除後に前記移動部を移動制御する
ことを基本的な特徴とするものである。
また、前記キーの押圧解除後に前記移動部を移動制御
することにかえて、前記キーの押圧後、所定時間経過後
に前記移動部を移動制御するように構成することも可能
である。
〈作用〉 請求項1において、キーの押圧方向と移動部が逆方向
の場合、キーの押圧解除後に移動部が移動する。また請
求項2においては、キーの押圧方向と移動部が逆方向の
場合、キーの押圧後、所定時間経過の後に移動部が移動
する。そのため操作上の違和感がない。
〈実施例〉 以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例はカセットデッキに関するもので第1図は
そのブロック図、第2図は機械的な構造の説明図であ
る。
カセットデッキ本体11にはカセットを収納するための
移動部10が前面方向に引出し可能に装着されている。そ
して、この移動部10の上に移動部10をオープン/クロー
ズ(引出し又収納)するためのキー2が装着されてい
る。キー2の操作方向は第2図(B)に示すように移動
部10のオープン/クローズ方向(引出し/収納方向)と
一致しており、オープン動作の場合にはキー2を押す動
作と移動部10が引き出され移動する動作が完全に逆方向
になる。そこで、この実施例では移動部10の状態を検出
して移動部10のオープン動作を検出し、その場合にはキ
ー2の操作から実質的に所定時間遅延させて移動部10の
移動を開始するように構成している。
キー2は第1図に示すように制御装置1に接続されて
おり、指で押している間だけ回路を閉じてその制御装置
1の端子をアースして、Lレベルとするようになってい
る。キー2から指を離すとキー2は自動的に開になり該
回路はオープンになるように構成されている。
制御装置1はマイクロコンピュータを主体に構成され
ており、キー2からの信号によりモータ駆動制御回路5
を制御してモータ6を駆動し、該モータ6の駆動により
移動部10をオープン或はクローズするように構成されて
いる。
この制御装置1にはオープン状態スイッチ3及びクロ
ーズ状態スイッチ4からの信号が入力されている。オー
プン状態スイッチ3及びクローズ状態スイッチ4は移動
部10の状態を検出するものであり、オープン状態スイッ
チ3は移動部10が引き出された状態にあることを検出
し、クローズ状態スイッチ4は移動部10がカセットデッ
キ本体11内に収納された状態にあることを検出するよう
になっている。このオープン状態スイッチ3及びクロー
ズ状態スイッチ4により移動部10の動作の方向を知るこ
とが出来る。即ち移動部10がオープン状態にあれば、キ
ー2の操作により移動部10はクローズ方向に移動する。
移動部10がクローズ状態にあれば、移動部10はオープン
方向に移動する。
制御装置1はキー2の操作があった時に、該オープン
状態スイッチ3及びクローズ状態スイッチ4からの信号
に基づいて移動部10の移動方向を判断し、クローズ状態
スイッチ4がオンで移動部10がオープン方向に移動する
場合にはキー2の操作から所定時間経過後に移動部10を
移動させるようにモータ駆動制御回路5に指令信号を送
るように構成されている。この所定時間はキー2を操作
して指が離れるまでの時間とすれば十分である。一方オ
ープン状態スイッチ3がオンで移動部10がクローズ方向
に移動する場合には指の操作方向と移動部10の移動方向
が一致するから、所定時間をあける必要はなく、チャタ
リング等を考慮した時間経過後に移動部10をクローズ方
向に移動させるようにモータ駆動制御回路5を制御する
ように構成されている。
制御装置1においてキー2の操作信号を入力してか
ら、実質的に所定時間の経過後に移動部10を移動させる
構成は種々考えられるが、この実施例では第3図に示す
方法を用いている。
制御装置1は第3図に示すタイマ割り込みのルーチン
を有しており、この実施例では10ms毎に割り込み動作を
行うように構成されている。
制御装置1にはKSTAND、KDOWN、CLSFG、OPNFGの各フ
ラグが用意されている。KSTANDはキー2が一度Hになっ
たか確認するためのフラグであり、一方KDOWNはキー2
が一度Lになったか確認するためのフラグである。また
CLSFGとOPNFGはチャタリング監視用のフラグであり、CL
SFGはクローズ動作の際にOPNFGはオープン動作の際に夫
々用いるものである。
制御装置1はキー2の状態をチェックし、このキー2
が押されてその端子がLになっているか検出する(ステ
ップ30)。Lになっていたらオープン状態スイッチ3を
チェックし、これがオンであればクローズ動作と判断す
る(ステップ31)。そしてKSTANDが立っているか判断し
(ステップ32)、立っていればステップ30において確実
にキー2の操作があり、信号が立ち下がったと判断す
る。そして、ステップ33と35によりCLSFGを立て、再び
次の割り込みサイクルで上記動作を繰り返す。これによ
りチャタリング等のノイズとキー2の操作を峻別するこ
とができる。そして、KSTANDとCLSFGをクリアした上で
(ステップ34)、モータ駆動制御回路5を制御して移動
部10にクローズ動作を行わせる(ステップ36)。ステッ
プ31でオープン状態スイッチ3がオンでない場合にはKD
OWNをセットし、OPNFGをクリアする(ステップ38)。
以上により、移動部10がオープン状態の時にキー2の
操作があった時には、キー2の信号の最初の立ち下がり
を検出して移動部10を移動させるから、迅速なクローズ
方向への移動が実現される。
一方ステップ30でキー2がHの時には、制御装置1は
クローズ状態スイッチ4のオンを検出し(ステップ3
9)、これがオンであればオープン動作と判断する。そ
してKDOWNが立っているか判断し(ステップ40)、立っ
ていればステップ30において確実にキー2の操作があ
り、信号が立ち上がったと判断する。そして、ステップ
41と44によりOPNFGを立て、再び次の割り込みサイクル
で上記動作を繰り返す。これによりチャタリング等のノ
イズとキー2の操作を峻別することができる。そして、
KDOWNとOPNFGをクリアした上で(ステップ42)、モータ
駆動制御回路5を制御して移動部10にオープン動作を行
わせる(ステップ43)。ステップ39でクローズ状態スイ
ッチ4がオンでない場合にはKSTANDをセットし、CLSFG
をクリアする(ステップ45)。
以上により、移動部10がクローズ状態の時にキー2の
操作があった時には、キー2の信号の後端の立ち上がり
を検出して移動部10を移動させるから、移動部10はキー
2の操作して離した後に移動を開始する。そのため、キ
ー2を押す指の動作と移動部10の動きとが競合せず、良
好な操作性を得ることができる。
第4図に他の実施例を示す。この実施例では制御装置
1にタイマをソフト的に設けておき、このタイマにより
移動部10の移動のタイミングを所定時間遅らせている。
まず、制御装置1はキー2が押されたか否か判定し(ス
テップ50)、押されていなければ他のキーのチェックを
行う(ステップ55)。キー2が押されていればオープン
状態スイッチ3のオンオフを検出し(ステップ51)、オ
ープン状態スイッチ3がオンであれば移動部10はオープ
ン状態でクローズ動作であるから、直ちにモータ駆動制
御回路5を制御してクローズ動作を行わせる(ステップ
52)。一方ステップ51でクローズ状態の時はオープン動
作であるから、タイマを稼働して所定時間経過を待ち
(ステップ53)、所定時間経過後にモータ駆動制御回路
5を制御してオープン動作を実行させる(ステップ5
4)。
以上説明した構成によれば、キー2を操作する指の操
作方向と逆方向に移動部10が移動するオープン動作の際
にはキー2の操作後指を離した後に移動部10が移動を開
始するため、怪我等の危険がなくまた操作時の感触が向
上する等の利点がある。
〈考案の効果〉 以上説明したように本考案は、移動部と、前記移動部
の移動方向側の面に設けられ、その押圧操作により該移
動部を移動制御するためのキーと、前記キーの操作に応
じて前記移動部を移動制御する制御装置とを備えた電子
機器において、前記制御装置は、前記キーの押圧方向と
該押圧により移動される前記移動部の移動方向とがほぼ
逆の場合には、前記キーの押圧解除後に、或は所定時間
経過後に、前記移動部を移動制御するため、キー操作の
動きと移動部の動きの競合を防止することが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロック図、第2図は
その機械的な構成の説明図、第3図と第4図は動作を説
明するためのフローチャート図である。 1:制御装置、2:キー、3:オープン状態スイッチ、4:クロ
ーズ状態スイッチ、5:モータ駆動制御回路、6:モータ、
7:発振回路、10:移動部、11:カセットデッキ本体。

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動部と、前記移動部の移動方向側の面に
    設けられ、その押圧操作により該移動部を移動制御する
    ためのキーと、前記キーの操作に応じて前記移動部を移
    動制御する制御装置とを備えた電子機器において、 前記制御装置は、前記キーの押圧方向と該押圧により移
    動される前記移動部の移動方向とがほぼ逆の場合には、
    前記キーの押圧解除後に前記移動部を移動制御する、 ことを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】移動部と、前記移動部の移動方向側の面に
    設けられ、その押圧操作により該移動部を移動制御する
    ためのキーと、前記キーの操作に応じて前記移動部を移
    動制御する制御装置とを備えた電子機器において、 前記制御装置は、前記キーの押圧方向と該押圧により移
    動される前記移動部の移動方向とがほぼ逆の場合には、
    前記キーの押圧後、所定時間経過後に前記移動部を移動
    制御する、 ことを特徴とする電子機器。
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