JP2568033B2 - ルーズにつないだコンピュータ装置におけるプロセッサ間セッション経路指定用のシステム及び方法 - Google Patents

ルーズにつないだコンピュータ装置におけるプロセッサ間セッション経路指定用のシステム及び方法

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JP2568033B2
JP2568033B2 JP5262310A JP26231093A JP2568033B2 JP 2568033 B2 JP2568033 B2 JP 2568033B2 JP 5262310 A JP5262310 A JP 5262310A JP 26231093 A JP26231093 A JP 26231093A JP 2568033 B2 JP2568033 B2 JP 2568033B2
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  • Communication Control (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータ処理システムに関
し、特に多数のホストコンピュータと遠隔端末装置間の
コミニュケーションをおこなうデータ処理システムに関
する。さらに、本発明はホストコンピュータのルーズに
つないだプロセッサ・コンプレックスと、システム・ネ
ットワーク体系(SNA)プロトコルを使用する遠隔端
末装置との間のコミニュケーションに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】データ処理システムは、企業内の異なっ
た場所で必要とされるデータを維持するために企業内で
頻繁に使用されている。そのデータは、コミニュケーシ
ョン・ネットワークによって遠隔地の端末装置にリンク
させた1つ以上のホストシステムで維持させることがで
きる。遠隔地の端末装置と中央ホストシステム間のコミ
ニュケーションは「プロトコル」あるいは1組のコミニ
ュケーションルールに基づいて行う。このコミニュケー
ション・プロトコルは通常、データコミニュケーション
製品の機能や構造を規定するテレプロセシング体系の一
部として存在する。
【0003】より一般的なテレプロセシング体系の一つ
はIBMシステム・ネットワーク体系(SNA)であ
る。SNAは1974年に初めて紹介され、以来数度に
わたって増強されてきた。SNAは複数の層からなる末
端まで組織化された構造である。(SNA技術概観,I
BMオーダNo.GC30−3073参照)
【0004】ネットワークのコミニュケーション用の1
個以上のポートをサポートするSNAネットワーク内の
位置は、ネットワーク・アドレス可能単位(NAU)と
して定義される。SNAは3種のネットワーク・アドレ
ス可能単位、すなわち、ネットワーク管理用に使用され
るシステム・サービス制御点(SSCP)、特定のノー
ド用の構成に関連する情報を有する物理装置(PU)、
SNAネットワークに端末利用者やアプリケーション・
アクセスを提供する論理装置(LU)等を定義する。本
発明は、SNAネットワークの(PU5またはPU2.
1ノード内の)遠隔アプリケーション,あるいは(PU
2またはPU2.1ノード内の)遠隔端末とコミニュケ
ーションをおこなうホスト・アプリケーションに主に関
係している。各物理装置はSNA規格内の数字で示され
るので、PU5,PU2,PU2.1は異なった物理装
置である。
【0005】SNAはテレプロセシング用の体系を定義
し、IBMシステム/370およびシステム/390ハ
ードウェア構造(IBM、およびシステム/370、シ
ステム/390はIBM社の登録商標です)を操作する
IBM仮想記憶通信アクセス方式(VTAM)のような
ネットワークをおこなうソフトウェア製品として実施さ
れている。
【0006】SNAは、”SNA Multiple−
System Networking”,IBMシステ
ム・ジャーナル、18、263−297(1979)に
記載のように複数のホストネットワーク上で作動可能で
ある。この文献は、このプロセスを介して1端末が1以
上のホストにアプリケーションをアクセスでき、かつホ
スト・プロセッサ間セッションを確立させることができ
ることを示している。
【0007】上記の文献に記載された複数のホスト構造
は、独立した複数のホストコンピュータ・システムから
成る。異なったコミニュケーションの問題がルーズに結
びつけたプロセッサ・コンプレックスに発生する。ルー
ズに結びつけたプロセッサ・コンプレックスは、データ
記憶装置とコミニュケーション・ネットワークを共有す
るが、メインメモリは共有しない多くのプロセッサから
成る。そのコンプレックスの各プロセッサは共有したデ
ータベース上のすべてのデータにアクセス可能であり、
そのデータ記憶装置内に記憶させたどのアプリケーショ
ンも実行することができる。これは単一画像を遠隔利用
者に提供することができ、プロセッサ・コンプレックス
によって作業負荷の平均化を可能とする。しかし、この
システムは共有メモリ(Shared Memory)技術を用いた
情報交換をすることができない。また、遠隔利用者は、
オペレータあるいは端末使用者の操作なしで、結ばれた
プロセッサのどれがより効果的な作業負荷の平均化を行
うアプリケーションを実行するのか関知しない。
【0008】ホストシステムで実行するアプリケーショ
ンは、そのシステムの論理装置(LU)と結び付けて考
えられるであろう。遠隔使用者は、遠隔端末論理装置
(LU)とホストLU間のSNAセッションを確立さ
せ、ある特定のアプリケーションが実行中の各ホストシ
ステムで同じLUとして発生する。それは、同一のデー
タ記憶画像から開始させ、分離プロセッサの存在を関知
してない遠隔端末の要求に答えなくてはならないからで
ある。しかし、このコンプレックスの別のプロセッサ内
のアプリケーションがその遠隔端末とコミニュケーショ
ン・セッションとの確立を要求する時いくつかの問題を
発生させる。その問題は、コンプレックスの複数のプロ
セッサ内の同一論理装置(LU)と遠隔使用者がセッシ
ョンすることを禁止するSNA規制に原因する。遠隔端
末によるいかなるセッションも、すでにセッションが存
在するホストプロセッサを自動的に経由させられる。し
かし、異なったホストプロセッサが、その遠隔端末との
セッションを確立することを要求するとき、このセッシ
ョンの要求は失効することになる。こうして、現行のシ
ステム下では、1コンプレックス内の1台のプロセッサ
のみが1遠隔使用者と通信可能となる。
【0009】1遠隔使用者との通信を1台のプロセッサ
のみ許可するというSNAの規制は以下のようなシステ
ムに問題を発生させる。すなわち、1コンプレックス内
の全台数におよばないプロセッサを操作する特定のアプ
リケーションを所有することで作業負荷を平均化するシ
ステムである。また、これはセッションを確立するため
に遠隔端末に依存せずホストから通信を開始するアプリ
ケーションに問題を発生させる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明が解決
しようとする課題は上記問題を克服し、ルーズに結びつ
けたコンプレックスにおけるどのプロセッサも、前に確
立した端末/ホスト・セッションに関わりなく、このコ
ンプレックスに接続したどの端末との通信も確立できる
システム及び方法を提供することを目的とする。
【0011】また、本発明の他の目的は、あるホストプ
ロセッサを選択するための端末での認識あるいは操作な
しにホスト/端末・セッションの確立を可能とするシス
テム及び方法を提供することである。
【0012】さらにまた、本発明の他の目的は、確立し
たSNAプロトコルから逸脱することなくホスト/端末
・セッションを確立するシステム及び方法を提供するこ
とである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のシステムは以下のごとき特徴を有する。す
なわち、複数のコンピュータ論理装置間の通信を行う方
法において、該論理装置間の通信は、1つの通信プロト
コルにもとづき実行する1以上の通信セッションに生
じ、その方法は、上記複数の論理装置の1台(第1装
置)による同論理装置の別の1台(第2装置)との通信
セッション確立要求を受信するステップと、上記第2論
理装置と通信セッションを有する他の論理装置があるか
どうか識別するためのテストを行うステップと、上記第
1論理装置から上記識別した他の論理装置を介して上記
第2論理装置にリレーし、また上記第2論理装置から上
記識別した他の論理装置を介して上記第1論理装置にメ
ッセージをリレーするステップから構成されることを特
徴とする。
【0014】
【実施例】ルーズに結びつけたプロセッサ・コンプレッ
クスを図1の110で示す。このコンプレックス110
は複数のコンピュータ・システム100、102、10
4、106と、データ記憶装置112、114及びデー
タ記憶制御装置116から構成する。このプロセッサは
各々、メモリ、1以上の処理エレメント、入力/出力チ
ャンネルを有するIBM ES/9000(IBM社の
登録商標)コンピュータ・システムのような完全なシス
テムである。ルーズに結びつけたプロセッサ・コンプレ
ックスは2個以上のシステム、通常8個のシステムを接
続したものである。コンピュータ・システム100、1
02、104、106は、共有した制御装置116を介
してデータ記憶装置112、114へのアクセスを共有
している。この制御装置はIBM3990磁気ディスク
制御装置のようなタイプの装置である。
【0015】ルーズに結びつけたプロセッサ・コンプレ
ックスはコミニュケーション制御装置120を介して遠
隔装置130、132に接続されている。コミニュケー
ション制御装置は、VTAMのようなSNA追従コミニ
ュケーション・プログラムを実行可能な制御装置であれ
ばよい。望ましい実施例では、この制御装置はネットワ
ーク制御プログラム(NCP)を実行し、VTAMアプ
リケーション・プログラムによって制御されるIBM3
7x5コミニュケーション制御装置である。
【0016】遠隔装置130、132は、IBM PS
/2(登録商標)パーソナル・コンピュータのような任
意のタイプのインテリジェント・ターミナル、あるいは
コミニュケーション制御装置または複数の端末を制御す
るゲートウェイが可能である。この遠隔装置はホストシ
ステムとコミニュケーションするためにコミニュケーシ
ョン・プログラムを実行可能でなくてはならない。
【0017】図2は、図1に示したコンプレックス11
0の2台のコンピュータ・システム100、102の内
部アプリケーション構造を示す。SNA LU6.2プ
ロトコルが、ルーズに結びつけたプロセッサ・コンプレ
ックス内の任意の2個の論理装置間、あるいはそのコン
プレックスと遠隔装置間のコミニュケーション用に使用
される。LU6.2は対等から対等を基本として論理装
置間のコミニュケーション用のプロトコルを定義する。
(LUタイプ6.2用のSNAトランザクション・プロ
グラマー参照マニュアル、IBMオーダNo.GC30
−3084、およびLU6.2に関するより多くの情報
用のSNA LU6.2参照:対等プロトコル、IBM
オーダNo.SC31−6808等を参照)。LU6.
2用語では、アプリケーションはトランザクション・プ
ログラム(TP)として示され、会話は2TP間の接続
である。会話はセッションの使用を要求する。1セッシ
ョンは2LU間の1接続である。会話が開始するとき、
このシステムは有効なセッション(つまり、会話に使用
されてないセッション)があるかどうかチェックし、も
しなければ、新たなセッションを確立させる。
【0018】ホストプロセッサTPFA100はSNA
伝送制御装置202によってコミニュケーション制御装
置120に接続させる。SNA伝送制御装置202は、
低レベルコミニュケーション・プロトコルタスクを管理
する。SNA表示サービス(PS)204は論理装置2
06、208と伝送制御装置202間のインターフェー
スを制御する。アプリケーションあるいはトランザクシ
ョンプログラムXXXX210は論理装置206内で作
動し、SNAコミニュケーション体系の下層を介して遠
隔装置とコミニュケーションをおこなう。
【0019】ホストプロセッサTPFB102はアナロ
グ構成要素、つまり、SNA伝送制御装置214、SN
A表示サービス(PS)216、論理装置218、22
0、及びアプリケーションあるいはトランザクション・
プログラム222、224等を有する。論理装置20
6、218は両方,ABCDであり、トランザクション
・プログラム210、222は共有データ記憶装置なの
で両方,XXXXである。論理装置ABCDとトランザ
クション・プログラムXXXXに接続を要求している遠
隔装置は、各プロセッサの作業負荷におうじてTPFA
100かTPFB102のどちらかに接続させられる。
得られたセッションはその遠隔装置に識別不能である。
この遠隔論理装置は、ルーズに結びつけたプロセッサ・
コンプレックスを分離したホストではなく単一の論理装
置(単一イメージ)とみなす。
【0020】遠隔装置130は論理装置RPS2Aとし
て示され、LU ABCD内のトランザクション・プロ
グラムへの接続を要求できる。その要求は制御装置12
0のNCPに流れ、そこでVTAM経路指定表121を
使用して適切なホストへの経路を決定する。TPFAま
たはTPFBのどちらかがその要求を満たすが、説明の
ために仮定のTPFBを選択する。SNA LU6.2
プロトコルは、2台の論理装置間に複数(平行)なセッ
ションが存在することを許可する。しかし、1台の遠隔
論理装置は、ルーズに結びつけたプロセッサ・コンプレ
ックス内の異なったシステム上の同一名称を有する論理
装置とのセッションを持つことができない。この制限
は、LU6.2プロトコルが各論理装置に他の論理装置
とセッション制限情報を交換するように要求するので強
制力がある。この情報およびセッション制御ブロック情
報は、ルーズに結びつけたプロセッサ・コンプレックス
のホスト間に共有されていない。従って、一度LU R
PSZA装置130がホストTPFBのLU ABCD
218とコミニュケーション・セッションを確立する
と、遠隔装置130とLU ABCD間の全てのセッシ
ョンはホストTPFB102への経路を取らねばならな
い。
【0021】遠隔装置130とルーズに結びつけたプロ
セッサ・コンプレックス間のセッションの制限は、全て
のセッションが遠隔装置130によって発生させられる
間は問題とならない。しかし、異なったホストのホスト
・トランザクションプログラムがその遠隔装置とのセッ
ションを開始することを試みる場合、それは不履行とな
る。たとえば、本発明のシステムなしで、論理装置AB
CD206のTP XXXX210が遠隔装置130と
のセッションを開始することを試みる場合、遠隔装置1
30がホストTPFB102の論理装置ABCDとのコ
ミニュケーションをとるのでその試みは不履行となる。
【0022】本発明は各ホスト内の表示サービスを改良
することにより、また独特なサービス論理装置やサービ
ストランザクション・プログラムを各ホストに加えるこ
とによりセッション不履行を防止する。LU6.2表示
サービス層204、216は「活性化サービスTP]2
12になる機能を加えることにより改良される。同様な
機能を表示サービス216、またそのコンプレックス内
の他の全てのコンピュータシステムの表示サービスに加
える。活性化サービスTP212は、遠隔装置とのセッ
ションの確立要求の各々に割り込み、その遠隔装置とそ
のコンプレックス内の他のシステム間でセッションが既
に存在するか否かを判定するためにテストをおこなう。
セッションが存在するなら、他のシステム内のサービス
TPを使用してその遠隔装置とのコミニュケーションを
確立する。この表示サービスの改良は同コンプレックス
内の全てのシステムで同じである。しかし、各サービス
TPは各々のホスト内で固有のアドレス可能LUであ
る。
【0023】本発明のシステムは図3に示したプロセス
に従ってオペレーションを行う。ホストTPFA100
内のホスト、たとえばXXXX210はシークをおこな
い、TP遠隔装置、たとえば、遠隔LU RPS2A1
30のTP YYYY131との会話を開始する(30
2)。SNA LU6.2では、LU_NAME=RP
S2AとTPN=YYYYを特定するALLOCATE
(通信コマンド)を発することによりこれを実行する。
表示サービス204はこのALLOCATEを処理し、
LU RPS2A、つまり、TPFB102との別のホ
ストセッションの存在を検出する(304)。望ましい
実施例は、データ記憶装置を経てルーズに結びつけたプ
ロセッサ・コンプレックスのシステム間で共有されたセ
ッション記録をチェックすることにより、存在するセッ
ションを検出する。そのセッション記録は全ての遠隔L
U、およびそれらとセッションを有するホストのリスト
を含む。
【0024】表示サービス204が遠隔LU RPS2
A 130と別のホスト102、104、106との遠
隔セッションが存在しないことを判定したなら、ステッ
プは306に進み、LU ABCD206と遠隔LU
RPS2A 130間のセッションを確立することによ
り通常の方法で遠隔セッションを確立する。データがこ
のセッション308を通じて送受信可能であり、セッシ
ョンは完了すると310で終了する。
【0025】存在する遠隔セッションの検出は活性化サ
ービスTP212を活性化させる。活性化サービスTP
は、存在する遠隔セッションとホストのサービスTPと
の会話、ここではホストTPFBのサービスTP22
4、を確立する。このセッションは、LU_NAME=
SVCB(SVCBはTPFBのサービスLUの名称と
仮定)およびTPN=SERVICE_TP(このSE
RVICE_TPはトランザクション・プログラム22
4の名称)を明示するALLOCATEを活性化サービ
スTP212が発生させることにより確立させる。この
割り振りが完了すると、TPFAの活性化サービスTP
212とTPFBのサービスTP224間で会話を開始
させる。そして、活性化サービスTPは,最初のALL
OCATE要求からのパラメータをSEND_DATA
を使用するサービスTP224に送る。
【0026】次に、サービスTP224は遠隔LU、こ
の場合は遠隔装置130のRPS2A、とのセッション
を確立する(314)。TPFAから転送されたパラメ
ータを使用するALLOCATEを発生することによっ
てこれは実行される。このALLOCATEは、TPF
Bがすでにその遠隔LUと確立したセッションを有する
ので成功する。サービスTP224は次に、1つは活性
化サービスTP212を経てホストTPFA100のホ
ストTPXXXX210と確立し、もう1つは遠隔LU
RPS2A130のTP YYYY131と確立した
2つの会話を有することになる。
【0027】サービスTP224は、遠隔TPとの会話
の確立が成功したことを示すCONFIRMED応答を
TPFAに送る(316)。活性化サービスTP構成要
素は表示サービスに確認を送り返し、その表示サービス
もALLOCATE(TPXXXX210)にその会話
を確立させるように要求を出すトランザクション・プロ
グラムに信号を出す。
【0028】TPFBのサービスTP224との2つの
会話はホストTPFAのTPが、LU6.2プロトコル
を使用する遠隔LU RPS2AのTPとのコミニュケ
ーションをおこなうことを許可する。これは、TPFA
のTPとRPS2AのTPの両方にたいし透過性を有す
る。TPFAのTPから送られたどのデータもサービス
TP224に送られ、TP224は遠隔TPとの会話を
経由してRPS2Aにそのデータを送り返す(31
8)。RPS2AのTPによって送られたデータは同様
にTPFAのTPに送り返す(318)。
【0029】DEALLOCATEを発生することによ
りホストTPFA320のトランザクション・プログラ
ムによって、この会話は終了となる。サービスTP22
4はこのDEALLOCATEを、サービスTP224
と遠隔TP131間の会話を終了させる遠隔LUに送る
(322)。
【0030】本発明の望ましい実施例で採用されたフロ
ーコマンドおよび詳細なコマンドは図4乃至図7に示さ
れている。TPFAのアプリケーションTPはINVE
NTORYおよびLU=APPCと命名され、遠隔TP
はSTOCKと命名されている。図はそれらのコマンド
を発生するコマンドおよび構成要素を示す。
【0031】
【発明の効果】本発明は、ルーズに結びつけたプロセッ
サ・コンプレックスのどのプロセッサも、前に確立した
端末/ホスト・セッションに関係なくそのコンプレック
スと接続したどの端末ともコミニュケーションを確立で
きるシステムおよび方法を提供するという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で実行されるルーズに結びつけたプロセ
ッサ・コンプレックスのブロック図である。
【図2】本発明によるコミニュケーションのシステムの
ブロック図である。
【図3】本発明によるルーズに結びつけたプロセッサ・
コンプレックスのプロセッサの1台と遠隔装置との間の
コミニュケーション・セッションを確立する際に使用し
た論理を説明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の望ましい実施例によるシステム構成要
素間のコマンドの流れを示す図である。
【図5】図4に示した図の続きである。
【図6】図5に示した図の続きである。
【図7】図6に示した図の続きである。
【符号の説明】
100 コンピュータ・システム 102 コンピュータ・システム 104 コンピュータ・システム 106 コンピュータ・システム 110 プロセッサ・コンプレックス 112 データ記憶装置 114 データ記憶装置 116 データ記憶制御装置 120 コミニュケーション制御装置 130 遠隔装置 132 遠隔装置 202 SNA伝送制御装置 204 SNA表示サービス 206 論理装置 208 論理装置 210 トランザクション・プログラム 212 活性化サービスTP 214 SNA伝送制御装置 216 SNA表示サービス(PS) 218 論理装置 220 論理装置 222 トランザクション・プログラム 224 トランザクション・プログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーク・リチャード・ガンビノ アメリカ合衆国06810 コネチカット州、 ダンバリー、バルムフォース・アベニュ ー 38

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のコンピュータ論理装置間の通信を行
    う方法において、該論理装置間の通信は、1つの通信プ
    ロトコルにもとづき実行する1以上の通信セッションに
    生じ、該方法は、 該複数の論理装置の1台(第1装置)による同論理装置
    の別の1台(第2装置)との通信セッション確立要求を
    受信するステップと、 該第2論理装置と通信セッションを有する他の論理装置
    があるかどうか識別するためのテストを行うステップ
    と、 該第1論理装置から該識別した他の論理装置を介して該
    第2論理装置にリレーし、また該第2論理装置から該識
    別した他の論理装置を介して該第1論理装置にメッセー
    ジをリレーするステップから構成されることを特徴とす
    る複数のコンピュータ論理装置間の通信を行う方法。
  2. 【請求項2】該第1論理装置からのメッセージをリレー
    するステップは、さらに 該第1論理装置と他の論理装置間のコミニュケーション
    ・セッションを確立するステップと、 該他の論理装置と該第2論理装置間のコミニュケーショ
    ン・セッションを確立するステップと、 該第1論理装置から該他の論理装置へ、該他の論理装置
    から該第2論理装置へ、また該第2論理装置から該他の
    論理装置、そしてそこから該第1論理装置へとメッセー
    ジを送信するステップを有することを特徴とする請求項
    1に記載の方法。
  3. 【請求項3】識別するためのテストステップは、さらに 該複数の論理装置の部分集合によって共有されたデータ
    記録を読取るステップと、 該複数の論理装置のどれが該第2論理装置と作動中のセ
    ッションを有するか判定するための該データをテストす
    るステップを有することを特徴とする請求項2に記載の
    方法。
  4. 【請求項4】コミニュケーション・プロトコルはシステ
    ム・ネットワーク体系(SNA)であることを特徴とす
    る請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】コミニュケーション・プロトコルを有する
    コミニュケーション・ネットワークを通じて複数のルー
    ズに結びつけたプロセッサと遠隔論理装置間のコミニュ
    ケーションをおこなうシステムにおいて、 該複数のルーズに結びつけたプロセッサの1台と該遠隔
    論理装置の1台との間の通信要求を受信する手段と、 該遠隔論理装置とのコミニュケーション・セッションが
    確立している該複数のルーズに結びつけたプロセッサと
    は別のプロセッサを識別する手段と、 該複数のルーズに結びつけたプロセッサとは別の該プロ
    セッサを介してコミニュケーションをリレーすることに
    より該複数のルーズに結びつけたプロセッサの該1台と
    該遠隔論理装置間のコミニュケーションを行う手段から
    構成したことを特徴とするシステム。
  6. 【請求項6】該識別手段は、さらに、 該複数のプロセッサと該遠隔論理装置の各々間のコミニ
    ュケーション・セッションに関する情報を有するセッシ
    ョンデータ記録を記憶する記憶手段と、 該複数のプロセッサと該遠隔論理装置のうち、その間に
    現在作動中のコミニュケーション・セッションが存在す
    るかどうか判定するために該記憶手段をテストする手段
    と、 該複数のプロセッサのどれが確立したセッションを有す
    るか識別する手段とを有することを特徴とする請求項5
    に記載のシステム。
  7. 【請求項7】該コミニュケーション手段は、さらに、 該複数のプロセッサ間のコミニュケーション要求をサー
    ビスするために該複数のプロセッサの各々のトランザク
    ション・プログラム手段と、 該要求プロセッサと該遠隔論理装置間でメッセージをリ
    レーするために該要求プロセッサのトランザクション・
    プログラムと該複数のプロセッサの別のプロセッサのト
    ランザクション・プログラム間でコミニュケーション会
    話を確立する手段とを有することを特徴とする請求項5
    に記載のシステム。
JP5262310A 1992-11-18 1993-10-20 ルーズにつないだコンピュータ装置におけるプロセッサ間セッション経路指定用のシステム及び方法 Expired - Lifetime JP2568033B2 (ja)

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