JP2567962Y2 - スライドアップスクリーン用安全装置 - Google Patents
スライドアップスクリーン用安全装置Info
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- JP2567962Y2 JP2567962Y2 JP1992050517U JP5051792U JP2567962Y2 JP 2567962 Y2 JP2567962 Y2 JP 2567962Y2 JP 1992050517 U JP1992050517 U JP 1992050517U JP 5051792 U JP5051792 U JP 5051792U JP 2567962 Y2 JP2567962 Y2 JP 2567962Y2
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- screen
- slide
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- sensor terminal
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は電動式のスライドアップ
スクリーン用安全装置に関する。
スクリーン用安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上面が開口した収納箱の内部中央にブラ
ケットを起設し、このブラケットに下部リンクと上部リ
ンクからなるスクリーン支持部材であるパンタグラフリ
ンクの下部をピン係止し、パンタグラフリンクの上端に
上蓋を取付け、この上蓋の側面にスクリーンの上縁を固
定し、一方、収納箱の内部に別のブラケットを介して、
電動機を設けたスクリーン巻取パイプを回転可能に水平
保持し、且つ、下部リンク内部と上部リンク内部にオー
プニング機構を掛け渡してなるスライドアップスクリー
ンは従来から知られている。
ケットを起設し、このブラケットに下部リンクと上部リ
ンクからなるスクリーン支持部材であるパンタグラフリ
ンクの下部をピン係止し、パンタグラフリンクの上端に
上蓋を取付け、この上蓋の側面にスクリーンの上縁を固
定し、一方、収納箱の内部に別のブラケットを介して、
電動機を設けたスクリーン巻取パイプを回転可能に水平
保持し、且つ、下部リンク内部と上部リンク内部にオー
プニング機構を掛け渡してなるスライドアップスクリー
ンは従来から知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、この従来のス
ライドアップスクリーンにおいてはスライドアップスク
リーンを引き上げるときや引き下げるときに不用意にあ
るいは誤って収納箱のスクリーン出入口近傍等を手で触
ってしまうことによって指を挟んでしまう等思わぬ怪我
をすることがあった。
ライドアップスクリーンにおいてはスライドアップスク
リーンを引き上げるときや引き下げるときに不用意にあ
るいは誤って収納箱のスクリーン出入口近傍等を手で触
ってしまうことによって指を挟んでしまう等思わぬ怪我
をすることがあった。
【0004】本考案はこのような課題を解決するためな
されたもので、その目的は誤って収納箱のスクリーン出
入口近傍等を手で触ってしまったようなときでもスクリ
ーンの引き上げや引き下げの動作が停止するようにして
思わぬ怪我を防止できる安全装置を設けたスライドアッ
プスクリーンを提供することにある。
されたもので、その目的は誤って収納箱のスクリーン出
入口近傍等を手で触ってしまったようなときでもスクリ
ーンの引き上げや引き下げの動作が停止するようにして
思わぬ怪我を防止できる安全装置を設けたスライドアッ
プスクリーンを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案は、スクリーン支持部材、上蓋およびそれらの
収納箱のスクリーン出入口近傍に設けた導電体を介して
接続された人体検知手段と、この人体検知手段の出力に
基いて前記電動機の駆動を制御停止させる制御手段を設
けて、体検知手段を、周波数発振器と、導電体に接続し
たセンサ端子と、このセンサ端子を介して周波数発振器
に接続した印加電圧検知部とから構成した。
に本考案は、スクリーン支持部材、上蓋およびそれらの
収納箱のスクリーン出入口近傍に設けた導電体を介して
接続された人体検知手段と、この人体検知手段の出力に
基いて前記電動機の駆動を制御停止させる制御手段を設
けて、体検知手段を、周波数発振器と、導電体に接続し
たセンサ端子と、このセンサ端子を介して周波数発振器
に接続した印加電圧検知部とから構成した。
【0006】
【作用】手がスクリーン支持部材、上蓋またはそれらの
収納箱のスクリーン出入口近傍に設けた導電体の何れか
に触れたときには、人体検知手段のセンサ端子で感知
し、周波数発振器からの出力を低下させ、印加電圧検知
部で電動機の駆動を制御停止させる信号を出力してスク
リーンの動作を停止させる。
収納箱のスクリーン出入口近傍に設けた導電体の何れか
に触れたときには、人体検知手段のセンサ端子で感知
し、周波数発振器からの出力を低下させ、印加電圧検知
部で電動機の駆動を制御停止させる信号を出力してスク
リーンの動作を停止させる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0008】図1は本考案のスライドアップスクリーン
の背面図であり、スライドアップスクリーン1は、上面
が開口した収納箱2の内部中央にブラケット3を起設
し、このブラケット3にスクリーン支持部材である菱形
パンタグラフリンク4(下部リンク4a,4aと上部リ
ンク4b,4bとからなる。)の下部をピン係止し、パ
ンタグラフリンク4の上端にプレート5を介して上蓋6
を取付け、この上蓋6の側面にスクリーン7の上縁を固
定し、一方、収納箱2の内部に別のブラケット8,8を
介して、スクリーン巻取パイプ9を回転可能に水平保持
し、且つ、下部リンク4a,4a内部と上部リンク4
b,4b内部にオープニング機構10,10を掛け渡し
てなる。
の背面図であり、スライドアップスクリーン1は、上面
が開口した収納箱2の内部中央にブラケット3を起設
し、このブラケット3にスクリーン支持部材である菱形
パンタグラフリンク4(下部リンク4a,4aと上部リ
ンク4b,4bとからなる。)の下部をピン係止し、パ
ンタグラフリンク4の上端にプレート5を介して上蓋6
を取付け、この上蓋6の側面にスクリーン7の上縁を固
定し、一方、収納箱2の内部に別のブラケット8,8を
介して、スクリーン巻取パイプ9を回転可能に水平保持
し、且つ、下部リンク4a,4a内部と上部リンク4
b,4b内部にオープニング機構10,10を掛け渡し
てなる。
【0009】この実施例においては、上蓋6とプレート
5、プレート5と上部リンク4b、上部リンク4bと下
部リンク4a、下部リンク4aとブラケット3、ブラケ
ット3と後述するセンサ端子17をそれぞれ導電線18
a〜18hで接続し、上記各部材間の導電性の向上を図
っている。
5、プレート5と上部リンク4b、上部リンク4bと下
部リンク4a、下部リンク4aとブラケット3、ブラケ
ット3と後述するセンサ端子17をそれぞれ導電線18
a〜18hで接続し、上記各部材間の導電性の向上を図
っている。
【0010】さらに、収納箱2の内部のスクリーン出入
口近傍にスクリーン7と平行に位置するよう導電線19
を収納箱2の内壁に形成した突起部20,20間に設
け、その一端をセンサ端子17へ接続する。
口近傍にスクリーン7と平行に位置するよう導電線19
を収納箱2の内壁に形成した突起部20,20間に設
け、その一端をセンサ端子17へ接続する。
【0011】図2は本考案のスライドアップスクリーン
1の側面図であり、スクリーン巻取パイプ9に回巻され
ているスクリーン7は上蓋6でセット状態まで引き上げ
られる。
1の側面図であり、スクリーン巻取パイプ9に回巻され
ているスクリーン7は上蓋6でセット状態まで引き上げ
られる。
【0012】21はノイズ対策用のシールドケースを示
し、このシールドケース21に後述するメカコントロー
ル等を含む安全装置を配置する。
し、このシールドケース21に後述するメカコントロー
ル等を含む安全装置を配置する。
【0013】図3は本考案のパンタグラフリンクおよび
オープニング機構の拡大図である。
オープニング機構の拡大図である。
【0014】下部リンク4aは、詳しくは、角パイプ4
cの下端にエンドシャフト4dを嵌合し、上端に断面コ
字形のブラケット4eをビス止めしてなる。エンドシャ
フト4dは図示せぬビスで角パイプ4cに固定され、必
要に応じてそれらは分解、組立される。
cの下端にエンドシャフト4dを嵌合し、上端に断面コ
字形のブラケット4eをビス止めしてなる。エンドシャ
フト4dは図示せぬビスで角パイプ4cに固定され、必
要に応じてそれらは分解、組立される。
【0015】上部リンク4bは、角パイプ4fの上端に
エンドシャフト4gを嵌合し、ビス止めし、下端にプー
リ部11のネック12を嵌合し、ビス止めしてなる。上
記プーリ部11はかたつむり形を呈している。
エンドシャフト4gを嵌合し、ビス止めし、下端にプー
リ部11のネック12を嵌合し、ビス止めしてなる。上
記プーリ部11はかたつむり形を呈している。
【0016】プーリ部11の偏心中心をブラケット4e
にピン13にて結合することで上部・下部リンク4a,
4bが連結されている。
にピン13にて結合することで上部・下部リンク4a,
4bが連結されている。
【0017】なお、下部リンク4a,上部リンク4bは
角パイプとしたが必要に応じて形状を決定して差し支え
なく、例えば丸パイプに変更してもよい。角パイプ若し
くは丸パイプであれば引張りばね15の全て及びワイヤ
ロープ16の大部分が外から見えないので安全上及び美
感上好ましい。
角パイプとしたが必要に応じて形状を決定して差し支え
なく、例えば丸パイプに変更してもよい。角パイプ若し
くは丸パイプであれば引張りばね15の全て及びワイヤ
ロープ16の大部分が外から見えないので安全上及び美
感上好ましい。
【0018】オープニング機構10は引張りばね15と
ワイヤロープ16と前記プーリ部11とからなり、引張
りばね15は下部リンク4aの下部のエンドシャフト4
dに係止され下部リンク4aに沿って延設される。
ワイヤロープ16と前記プーリ部11とからなり、引張
りばね15は下部リンク4aの下部のエンドシャフト4
dに係止され下部リンク4aに沿って延設される。
【0019】以上の構成からなるオープニング機構は、
図3に示す状態においては、ワイヤロープ16が緊張し
ているので、下部リンク4aと上部リンク4bはくの字
からIの字になろうとするので上蓋6は上昇し、図2の
如くスクリーン7は立上がりセットされる。
図3に示す状態においては、ワイヤロープ16が緊張し
ているので、下部リンク4aと上部リンク4bはくの字
からIの字になろうとするので上蓋6は上昇し、図2の
如くスクリーン7は立上がりセットされる。
【0020】また、オープニング機構としては、この実
施例のものに限らず、例えばブラケット4e,4e間に
引張りばねを配設するようにしてもよい。
施例のものに限らず、例えばブラケット4e,4e間に
引張りばねを配設するようにしてもよい。
【0021】本考案においては、立上がりセットすると
きや収納するときに不用意にまた誤って手を触れたとき
にはその動作を停止する安全装置22を設ける。
きや収納するときに不用意にまた誤って手を触れたとき
にはその動作を停止する安全装置22を設ける。
【0022】図4はその安全装置のブロック構成図であ
る。
る。
【0023】この安全装置22は周波数120KHzで
発振する発振器23と、印加電圧検知部24と、制御手
段であるメカコントロールマイコン25と、プランジャ
駆動回路26と、UP・DOWNモータ27と、リモコ
ン受光部28と、キー入力部29とからなる。
発振する発振器23と、印加電圧検知部24と、制御手
段であるメカコントロールマイコン25と、プランジャ
駆動回路26と、UP・DOWNモータ27と、リモコ
ン受光部28と、キー入力部29とからなる。
【0024】前述したセンサ端子17は前記印加電圧検
知部24に接続されている。このセンサ端子17、発振
器23および印加電圧検知部24で人体検知手段30を
構成する。
知部24に接続されている。このセンサ端子17、発振
器23および印加電圧検知部24で人体検知手段30を
構成する。
【0025】図6は印加電圧検知部24のブロック構成
図である。
図である。
【0026】印加電圧検知部24は、ハイパスフィルタ
(HPF)31と、コンパレータ32と、電圧保持部3
3から構成する。
(HPF)31と、コンパレータ32と、電圧保持部3
3から構成する。
【0027】ハイパスフィルタ31は前記120KHz
以上の周波数信号を通過させるものであり、外来の低い
周波数による誤動作を防止するものである。
以上の周波数信号を通過させるものであり、外来の低い
周波数による誤動作を防止するものである。
【0028】コンパレータ32は前記ハイパスフィルタ
31を通過した信号レベルが基準値を越えているか否か
を比較する。
31を通過した信号レベルが基準値を越えているか否か
を比較する。
【0029】ところで、前述したセンサ端子17に接続
されている導電線18a〜18h,19を含む導電体部
分に人が触れると人と地面との間の容量によって発振器
23からの出力が停止するかまたは低下し、基準値より
低いレベルの信号となる。
されている導電線18a〜18h,19を含む導電体部
分に人が触れると人と地面との間の容量によって発振器
23からの出力が停止するかまたは低下し、基準値より
低いレベルの信号となる。
【0030】このときには、コンパレータ32は、Hレ
ベルの信号を出力し電圧保持部33に保持し、この電圧
保持部33の出力(Hレベル)信号がメカコントロール
マイコン25に入力される。
ベルの信号を出力し電圧保持部33に保持し、この電圧
保持部33の出力(Hレベル)信号がメカコントロール
マイコン25に入力される。
【0031】一方、前述したセンサ端子17に導電線1
8a〜18h,19を含む導電体部分に人が触れていな
いときには前記ハイパスフィルタ31を通過した信号の
レベルが基準値レベルを越えてコンパレータ32はLレ
ベルの信号を出力する。
8a〜18h,19を含む導電体部分に人が触れていな
いときには前記ハイパスフィルタ31を通過した信号の
レベルが基準値レベルを越えてコンパレータ32はLレ
ベルの信号を出力する。
【0032】また、電動機の駆動を制御停止させる制御
手段であるメカコントロールマイコン25にはキー入力
部29またはリモコン受光部28からアップ方向または
ダウン方向を指示する信号が入力される。
手段であるメカコントロールマイコン25にはキー入力
部29またはリモコン受光部28からアップ方向または
ダウン方向を指示する信号が入力される。
【0033】すなわち、このメカコントロールマイコン
25は印加電圧検知部24、キー入力部29、リモコン
受光部28からの信号に基いてプランジャ駆動回路26
を制御する信号を出力する。
25は印加電圧検知部24、キー入力部29、リモコン
受光部28からの信号に基いてプランジャ駆動回路26
を制御する信号を出力する。
【0034】メカコントロールマイコン25は印加電圧
検知部24の出力がHレベルのときには人間が前記セン
サ端子17と導電線18a〜18h,19で接続されて
いる部分に触れていると判断し、Hレベルの信号をプラ
ンジャ駆動回路26へ出力する。
検知部24の出力がHレベルのときには人間が前記セン
サ端子17と導電線18a〜18h,19で接続されて
いる部分に触れていると判断し、Hレベルの信号をプラ
ンジャ駆動回路26へ出力する。
【0035】一方、メカコントロールマイコン25は印
加電圧検知部24の出力がLレベルのときには人が前記
センサ端子17と導電線18a〜18h,19で接続さ
れている部分に触れていないと判断し、Lレベルの信号
をプランジャ駆動回路26へ出力する。
加電圧検知部24の出力がLレベルのときには人が前記
センサ端子17と導電線18a〜18h,19で接続さ
れている部分に触れていないと判断し、Lレベルの信号
をプランジャ駆動回路26へ出力する。
【0036】図5はプランジャ駆動回路とUP・DOW
Nモータの関係を示す回路図である。
Nモータの関係を示す回路図である。
【0037】プランジャ駆動回路26は電磁石としての
コイル34と接点としての常開スイッチ35からなるア
ッププランジャ36と、同じく電磁石としてのコイル3
7と接点としての常開スイッチ38からなるダウンプラ
ンジャ39と、各プランジャ36,39の駆動部40,
41と、各コイル34,37に並列に接続した抵抗4
2,43とから構成し、この駆動部40,41でコイル
34,37への通電をオン・オフすることでスイッチ3
5,38をオン・オフする。
コイル34と接点としての常開スイッチ35からなるア
ッププランジャ36と、同じく電磁石としてのコイル3
7と接点としての常開スイッチ38からなるダウンプラ
ンジャ39と、各プランジャ36,39の駆動部40,
41と、各コイル34,37に並列に接続した抵抗4
2,43とから構成し、この駆動部40,41でコイル
34,37への通電をオン・オフすることでスイッチ3
5,38をオン・オフする。
【0038】なお、駆動部40,41としては、例えば
2つのNPNトランジスタからなるトランジスタアレイ
を用いることができる。
2つのNPNトランジスタからなるトランジスタアレイ
を用いることができる。
【0039】各コイル34,37および抵抗42,43
の一端には定電圧源としての12ボルトの直流が印加さ
れており、それぞれの他端にはNPNトランジスタ4
4,45のコレクタおよびこれらのトランジスタ44,
45のベースと接続しているNPNトランジスタ46,
47のコレクタが接続されている。
の一端には定電圧源としての12ボルトの直流が印加さ
れており、それぞれの他端にはNPNトランジスタ4
4,45のコレクタおよびこれらのトランジスタ44,
45のベースと接続しているNPNトランジスタ46,
47のコレクタが接続されている。
【0040】また、上記各トランジスタ46,47のエ
ミッタはそれぞれ接地されている。
ミッタはそれぞれ接地されている。
【0041】各トランジスタ46,47のベースは前述
したようにそれぞれメカコントロールマイコン25に接
続しておりアップ信号またはダウン信号が入力するよう
構成されている。
したようにそれぞれメカコントロールマイコン25に接
続しておりアップ信号またはダウン信号が入力するよう
構成されている。
【0042】モータ27はAC電源により駆動され、ス
クリーン巻取パイプ9内に内蔵されている。このモータ
27は正転においても逆転においても一定量だけ回転す
ると機械的に止るようリミットスイッチ48,49を内
蔵して構成している。
クリーン巻取パイプ9内に内蔵されている。このモータ
27は正転においても逆転においても一定量だけ回転す
ると機械的に止るようリミットスイッチ48,49を内
蔵して構成している。
【0043】このリミットスイッチ48,49は常閉で
あり、止った時点で開となるよう構成されている。
あり、止った時点で開となるよう構成されている。
【0044】また、このモータ27は、3つの端子を有
しており、この内の1つをAC電源に接続し他の2つの
端子で前記何れかのプランジャ36,39を選択するこ
とによって希望する方向に回転するよう構成されてい
る。
しており、この内の1つをAC電源に接続し他の2つの
端子で前記何れかのプランジャ36,39を選択するこ
とによって希望する方向に回転するよう構成されてい
る。
【0045】例えばアッププランジャ36を選択したと
きには温度ヒューズ50、リミットスイッチ49、スイ
ッチ35からなる閉回路を形成してモータ27をアップ
方向に回転させることができるといった具合である。な
お、温度ヒューズ50としては、例えばタイムラグ溶断
型を使うのが好ましい。
きには温度ヒューズ50、リミットスイッチ49、スイ
ッチ35からなる閉回路を形成してモータ27をアップ
方向に回転させることができるといった具合である。な
お、温度ヒューズ50としては、例えばタイムラグ溶断
型を使うのが好ましい。
【0046】ここで、メカコントロールマイコン25の
Lレベルの出力信号が、例えばアップ方向の駆動回路4
0のトランジスタ46のベースに印加されたとする。
Lレベルの出力信号が、例えばアップ方向の駆動回路4
0のトランジスタ46のベースに印加されたとする。
【0047】このとき、このトランジスタ46はオフ状
態となり、このトランジスタ46のコレクタが接続して
いるトランジスタ44のベースには抵抗42を介して電
圧がかかる。
態となり、このトランジスタ46のコレクタが接続して
いるトランジスタ44のベースには抵抗42を介して電
圧がかかる。
【0048】すると、このトランジスタ44はオン状態
となりコレクタ電流がコイル34を介して流れ、アップ
プランジャ36のスイッチ35がオンするので、モータ
27はアップ方向のリミットスイッチ49がオフするま
で駆動される。
となりコレクタ電流がコイル34を介して流れ、アップ
プランジャ36のスイッチ35がオンするので、モータ
27はアップ方向のリミットスイッチ49がオフするま
で駆動される。
【0049】同様にしてメカコントロールマイコン25
のLレベルの出力信号が、例えばダウン方向の駆動回路
41のトランジスタ47のベースに印加されているとき
には、モータ27はダウン方向のリミットスイッチ48
がオフするまで駆動される。
のLレベルの出力信号が、例えばダウン方向の駆動回路
41のトランジスタ47のベースに印加されているとき
には、モータ27はダウン方向のリミットスイッチ48
がオフするまで駆動される。
【0050】メカコントロールマイコン25の出力信号
がHレベルになったとき、例えば前述の場合と同様出力
信号がアップ方向の駆動回路40のトランジスタ46の
ベースに印加されたとする。
がHレベルになったとき、例えば前述の場合と同様出力
信号がアップ方向の駆動回路40のトランジスタ46の
ベースに印加されたとする。
【0051】このとき、トランジスタ46はオン状態と
なって抵抗42を介してコレクタ電流が流れることによ
ってトランジスタ44はオフ状態となり、このトランジ
スタ44にはコレクタ電流は流れなくなるので、アップ
プランジャ36のスイッチ35はオフとなり、モータ2
7は停止する。
なって抵抗42を介してコレクタ電流が流れることによ
ってトランジスタ44はオフ状態となり、このトランジ
スタ44にはコレクタ電流は流れなくなるので、アップ
プランジャ36のスイッチ35はオフとなり、モータ2
7は停止する。
【0052】なお、モータ27がダウン方向に駆動され
ているときに印加電圧検知部24の出力がHレベルとな
ったときには、メカコントロールマイコン25はモータ
27がダウン方向に駆動されているときの停止命令であ
ると判断して、モータ27を一時停止させた後アップ方
向の駆動回路40を所定時間駆動させ、その後モータ2
7を停止させて一連の処理を終了させる(図7参照)。
ているときに印加電圧検知部24の出力がHレベルとな
ったときには、メカコントロールマイコン25はモータ
27がダウン方向に駆動されているときの停止命令であ
ると判断して、モータ27を一時停止させた後アップ方
向の駆動回路40を所定時間駆動させ、その後モータ2
7を停止させて一連の処理を終了させる(図7参照)。
【0053】この構成における動作を説明する。
【0054】スライドアップスクリーン1を使用すると
きには使用者はキー入力部29またはリモコン受光部2
8からメカコントロールマイコン25に対してスクリー
ン7を引き上げる信号を入力する。
きには使用者はキー入力部29またはリモコン受光部2
8からメカコントロールマイコン25に対してスクリー
ン7を引き上げる信号を入力する。
【0055】その信号に基いてメカコントロールマイコ
ン25はアッププランジャ36を駆動させてモータ27
をアップ方向に回転させてスクリーン7を収納箱2から
引き上げる。
ン25はアッププランジャ36を駆動させてモータ27
をアップ方向に回転させてスクリーン7を収納箱2から
引き上げる。
【0056】使用者はスライドアップスクリーン1の使
用が終わって収納箱2にスクリーン7を収納しようとす
るときにはキー入力部29またはリモコン受光部28か
らメカコントロールマイコン25に対してスクリーン7
を引き下げる信号を入力する。
用が終わって収納箱2にスクリーン7を収納しようとす
るときにはキー入力部29またはリモコン受光部28か
らメカコントロールマイコン25に対してスクリーン7
を引き下げる信号を入力する。
【0057】その信号に基いてメカコントロールマイコ
ン25はダウンプランジャ39を駆動させてモータ27
をダウン方向に回転させてスクリーン7を引き下げ、収
納箱2に収納する。
ン25はダウンプランジャ39を駆動させてモータ27
をダウン方向に回転させてスクリーン7を引き下げ、収
納箱2に収納する。
【0058】このスクリーン7の引き上げ、引き下げ動
作の途中に人が不用意にあるいは誤ってスクリーン支持
部材であるリンク4、上蓋6またはそれらの収納箱2の
スクリーン出入口近傍に配設した導電線19に手を出し
て触れることがなければ上記の動作のみ行われるが、例
えば、図2に示すように導電線19に触れてしまったよ
うなときにはメカコントロールマイコン25はモータ2
7の回転を停止させる。なお、前述したスクリーン7は
80インチの大きさであり、約15秒間で開くものであ
る。
作の途中に人が不用意にあるいは誤ってスクリーン支持
部材であるリンク4、上蓋6またはそれらの収納箱2の
スクリーン出入口近傍に配設した導電線19に手を出し
て触れることがなければ上記の動作のみ行われるが、例
えば、図2に示すように導電線19に触れてしまったよ
うなときにはメカコントロールマイコン25はモータ2
7の回転を停止させる。なお、前述したスクリーン7は
80インチの大きさであり、約15秒間で開くものであ
る。
【0059】
【考案の効果】以上に述べた通り本考案に係るスライド
アップスクリーン用安全装置は、スクリーン支持部材、
上蓋およびそれらの収納箱のスクリーン出入口近傍に設
けた導電体を介して接続された人体検知手段と、この人
体検知手段の出力に基いて電動機の駆動を制御停止させ
る制御手段とを設け、人体検知手段を、周波数発振器
と、導電体に接続したセンサ端子と、このセンサ端子を
介して周波数発振器に接続した印加電圧検知部とから構
成したので、スクリーンの引き上げ、引き下げ動作中に
不用意にあるいは誤ってスクリーン支持部材であるリン
ク、上蓋またはそれらの収納箱のスクリーン出入口近傍
に配設した導電線に手を出して触れてしまったときには
モータを停止させ、指をスクリーン出入口等に挟んで怪
我をしてしまうという事故を未然に防止することができ
る。
アップスクリーン用安全装置は、スクリーン支持部材、
上蓋およびそれらの収納箱のスクリーン出入口近傍に設
けた導電体を介して接続された人体検知手段と、この人
体検知手段の出力に基いて電動機の駆動を制御停止させ
る制御手段とを設け、人体検知手段を、周波数発振器
と、導電体に接続したセンサ端子と、このセンサ端子を
介して周波数発振器に接続した印加電圧検知部とから構
成したので、スクリーンの引き上げ、引き下げ動作中に
不用意にあるいは誤ってスクリーン支持部材であるリン
ク、上蓋またはそれらの収納箱のスクリーン出入口近傍
に配設した導電線に手を出して触れてしまったときには
モータを停止させ、指をスクリーン出入口等に挟んで怪
我をしてしまうという事故を未然に防止することができ
る。
【図1】本考案のスライドアップスクリーンの背面図
【図2】本考案のスライドアップスクリーンの側面図
【図3】本考案のパンタグラフリンクおよびオープニン
グ機構の拡大図
グ機構の拡大図
【図4】安全装置のブロック構成図
【図5】プランジャ駆動回路とUP・DOWNモータの
関係を示す回路図
関係を示す回路図
【図6】印加電圧検知部のブロック構成図
【図7】メカコントロールマイコンの制御順序を示すフ
ローチャート
ローチャート
1…スライドアップスクリーン、2…収納箱、4…パン
タグラフリンク、4a…下部リンク、4b…上部リン
ク、5…プレート、6…上蓋、7…スクリーン、9…ス
クリーン巻取パイプ、10…オープニング機構、11…
プーリ部、15…引張りばね、16…ワイヤロープ、1
7…センサ端子、18a〜18h,19…導電線、20
…突起部、21…シールドケース、22…安全装置、2
3…発振器、24…印加電圧検知部、25…メカコント
ロールマイコン(制御手段)、26…プランジャ駆動回
路、27…UP・DOWNモータ(電動機)、28…リ
モコン受光部、29キー入力部、30…人体検知手段、
31…ハイパスフィルタ、32…コンパレータ、33…
電圧保持部、34,37…コイル、35,38…スイッ
チ、36…アッププランジャ、39…ダウンプランジ
ャ、40,41…駆動部、42,43…抵抗、44〜4
7…トランジスタ、48,49…リミットスイッチ、5
0…温度ヒューズ。
タグラフリンク、4a…下部リンク、4b…上部リン
ク、5…プレート、6…上蓋、7…スクリーン、9…ス
クリーン巻取パイプ、10…オープニング機構、11…
プーリ部、15…引張りばね、16…ワイヤロープ、1
7…センサ端子、18a〜18h,19…導電線、20
…突起部、21…シールドケース、22…安全装置、2
3…発振器、24…印加電圧検知部、25…メカコント
ロールマイコン(制御手段)、26…プランジャ駆動回
路、27…UP・DOWNモータ(電動機)、28…リ
モコン受光部、29キー入力部、30…人体検知手段、
31…ハイパスフィルタ、32…コンパレータ、33…
電圧保持部、34,37…コイル、35,38…スイッ
チ、36…アッププランジャ、39…ダウンプランジ
ャ、40,41…駆動部、42,43…抵抗、44〜4
7…トランジスタ、48,49…リミットスイッチ、5
0…温度ヒューズ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 榊 哲朗 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12 番地 日本ビクター株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−163433(JP,A) 実開 平3−73397(JP,U) 実開 平2−123929(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 上端に上蓋を設けたスクリーンと、この
スクリーンを支持するスクリーン支持部材と、前記上
蓋、スクリーンおよびスクリーン支持部材を収納する収
納箱と、前記スクリーンを引き上げまたは引き下げるた
めの電動機を有するスライドアップスクリーンにおい
て、前記スライドアップスクリーンは前記スクリーン支
持部材、上蓋およびそれらの収納箱のスクリーン出入口
近傍に設けた導電体を介して接続された人体検知手段
と、この人体検知手段の出力に基いて前記電動機の駆動
を制御停止させる制御手段とを設け、前記人体検知手段
を、周波数発振器と、前記導電体に接続したセンサ端子
と、このセンサ端子を介して前記周波数発振器に接続し
た印加電圧検知部とから構成したことを特徴としたスラ
イドアップスクリーン用安全装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992050517U JP2567962Y2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | スライドアップスクリーン用安全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992050517U JP2567962Y2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | スライドアップスクリーン用安全装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH064754U JPH064754U (ja) | 1994-01-21 |
JP2567962Y2 true JP2567962Y2 (ja) | 1998-04-08 |
Family
ID=12861168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992050517U Expired - Lifetime JP2567962Y2 (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | スライドアップスクリーン用安全装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2567962Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5644559B2 (ja) * | 2011-02-04 | 2014-12-24 | セイコーエプソン株式会社 | スクリーン装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02123929U (ja) * | 1989-03-23 | 1990-10-12 | ||
JP2882030B2 (ja) * | 1990-10-26 | 1999-04-12 | 株式会社キクチ科学研究所 | 投影スクリーン装置 |
JP3073397U (ja) * | 2000-05-22 | 2000-11-24 | 宏幸 江川 | リモコン掃除機 |
-
1992
- 1992-06-25 JP JP1992050517U patent/JP2567962Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH064754U (ja) | 1994-01-21 |
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