JP2567633B2 - 燃料電池スタックの締付方法 - Google Patents
燃料電池スタックの締付方法Info
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- JP2567633B2 JP2567633B2 JP62288792A JP28879287A JP2567633B2 JP 2567633 B2 JP2567633 B2 JP 2567633B2 JP 62288792 A JP62288792 A JP 62288792A JP 28879287 A JP28879287 A JP 28879287A JP 2567633 B2 JP2567633 B2 JP 2567633B2
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/24—Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells
- H01M8/2465—Details of groupings of fuel cells
- H01M8/247—Arrangements for tightening a stack, for accommodation of a stack in a tank or for assembling different tanks
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明はりん酸燃料電池組立後の初期段階における積
重方向締付方法に関するものである。
重方向締付方法に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来りん酸燃料電池において組立後の初期段階での積
重方向締付圧は4.0〜5.0kg/cm2の荷重で行いこれをその
まゝ電池の最終締付圧に設定していた。
重方向締付圧は4.0〜5.0kg/cm2の荷重で行いこれをその
まゝ電池の最終締付圧に設定していた。
しかし、電池構成材であるガス分離板は、炭素粉末に
バインダーを加えてホットプレス後混入バインダーを炭
化するため、熱処理が施されている。従って、ガス分離
板は全体に反りがあり、表面が細かく波を打っている状
態で、部分的に谷間になっているところが生ずることは
さけられない。これを組込んだ電池全体に規定値相当の
締付圧を加えても部分的にそりの谷間にある単セルには
充分な締付圧がかゝらず電池特性を正常に発揮すること
ができない。また締付の弱いシール部分からガスリーク
を引き起し、長期間運転を行うと特性が劣化するなどの
問題があった。
バインダーを加えてホットプレス後混入バインダーを炭
化するため、熱処理が施されている。従って、ガス分離
板は全体に反りがあり、表面が細かく波を打っている状
態で、部分的に谷間になっているところが生ずることは
さけられない。これを組込んだ電池全体に規定値相当の
締付圧を加えても部分的にそりの谷間にある単セルには
充分な締付圧がかゝらず電池特性を正常に発揮すること
ができない。また締付の弱いシール部分からガスリーク
を引き起し、長期間運転を行うと特性が劣化するなどの
問題があった。
(ハ) 発明が解決しようとする問題点 この発明は主としてガス分離板のそりに起因する締付
の緩い部分での問題点を解消し、電池特性の向上を図る
ものである。
の緩い部分での問題点を解消し、電池特性の向上を図る
ものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この発明は単セルと炭素質ガス分離板とを交互に多数
積重した電池スタックにおける組立後の初期段階での積
重方向締付に際し、一旦規定値よりも高い締付圧力を印
加してこの状態下で電池放電を行って後、締付圧力を段
階的にゆるめて前記規定値に戻すことを特徴とするもの
である。
積重した電池スタックにおける組立後の初期段階での積
重方向締付に際し、一旦規定値よりも高い締付圧力を印
加してこの状態下で電池放電を行って後、締付圧力を段
階的にゆるめて前記規定値に戻すことを特徴とするもの
である。
(ホ) 作用 この発明では組立後の初期段階での締付が一旦規定値
よりも高い締付圧力を印加してこの状態下で電池放電を
行って後規定圧力に戻すものであるから、ガス分離板の
そりが或程度緩和されると共にセルとのなじみが良好と
なり、内部抵抗の上昇とそれにともなう局部的発熱が防
止され、電池の特性を最大限に発揮させることができ
る。
よりも高い締付圧力を印加してこの状態下で電池放電を
行って後規定圧力に戻すものであるから、ガス分離板の
そりが或程度緩和されると共にセルとのなじみが良好と
なり、内部抵抗の上昇とそれにともなう局部的発熱が防
止され、電池の特性を最大限に発揮させることができ
る。
(ヘ) 実施例 電池スタックは周知の如く単セルと炭素質ガス分離板
とを交互に多数積重し、数セル毎に冷却板兼用のガス分
離板を介在させ、この積重体を上下端板間でダイバー、
タイロッド及び締付ナットなどの締付部材を用いて積重
方向に締付けられる。
とを交互に多数積重し、数セル毎に冷却板兼用のガス分
離板を介在させ、この積重体を上下端板間でダイバー、
タイロッド及び締付ナットなどの締付部材を用いて積重
方向に締付けられる。
このときの締付圧は通常約4.0〜5.0kg/cm2であるが、
本発明法では第1図に示すようにこの規定値を超え約5.
5〜7kg/cm2(規定値の約150%)の過度の圧力で締付
け、この状態下で5〜10日間電池の放電を行って後、締
付圧を規定値に達するまで段階的にゆるめる。この過度
の締付圧下での電池の放電は連続放電でもよいが熟成の
ためのならし運転としては間欠放電のほうが好ましい。
本発明法では第1図に示すようにこの規定値を超え約5.
5〜7kg/cm2(規定値の約150%)の過度の圧力で締付
け、この状態下で5〜10日間電池の放電を行って後、締
付圧を規定値に達するまで段階的にゆるめる。この過度
の締付圧下での電池の放電は連続放電でもよいが熟成の
ためのならし運転としては間欠放電のほうが好ましい。
第2図は規定の締付圧にもどして後、150mA/cm2で放
電したときの初期特性で、1セル当りの最高電圧と最低
電圧とのバラツキが小さく、約20日の放電で安定電圧に
週斂する。これに対し単に規定圧力まで締付けて後放電
を行う従来法の場合第3図に示すようその初期特性の最
高電圧と最底電圧のバラツキが大きく安定電圧に収斂す
るのに長期間を要する。
電したときの初期特性で、1セル当りの最高電圧と最低
電圧とのバラツキが小さく、約20日の放電で安定電圧に
週斂する。これに対し単に規定圧力まで締付けて後放電
を行う従来法の場合第3図に示すようその初期特性の最
高電圧と最底電圧のバラツキが大きく安定電圧に収斂す
るのに長期間を要する。
又、第4図は電池の寿命特性図で、本発明法による電
池(A)は長期間安定な特性を示すに対し、従来法によ
る電池(B)は劣化が著しい。
池(A)は長期間安定な特性を示すに対し、従来法によ
る電池(B)は劣化が著しい。
(ト) 発明の効果 本発明によれば組立後の初期段階での締付が、一旦規
定値を越えた高い圧力の印加状態で電池放電を行うもの
であるから、ガス分離板の反りが或程度緩和されると共
にセルとのなじみが良好となり、内部抵抗の上昇とそれ
に伴う局部的な発熱が防止されると共に電池放電後締付
圧を規定値に段階的にもどしても電池構成材特にシムや
セルの弾力的復元によりガスリークなどの支障を生ずる
ことなく、電池特性と寿命の向上が達成される。
定値を越えた高い圧力の印加状態で電池放電を行うもの
であるから、ガス分離板の反りが或程度緩和されると共
にセルとのなじみが良好となり、内部抵抗の上昇とそれ
に伴う局部的な発熱が防止されると共に電池放電後締付
圧を規定値に段階的にもどしても電池構成材特にシムや
セルの弾力的復元によりガスリークなどの支障を生ずる
ことなく、電池特性と寿命の向上が達成される。
第1図は本発明による締付方法を示す締付圧力と日数と
の関係図、第2図は本発明法による電池の初期放電特性
図、第3図は従来法による電池の同上特性図、第4図は
本発明法及び従来法による各電池の寿命特性比較図であ
る。
の関係図、第2図は本発明法による電池の初期放電特性
図、第3図は従来法による電池の同上特性図、第4図は
本発明法及び従来法による各電池の寿命特性比較図であ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣實 健一 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 森谷 真二 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−82482(JP,A) 特開 昭58−164168(JP,A) 特開 昭58−164170(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】単セルと炭素質ガス分離板とを交互に多数
積重してなる電池スタックの締付方法であって、 組立後の初期段階での積重方向締付に際し、一旦規定値
よりも高い締付圧力を印加してこの状態下で電池放電を
行って後、締付圧力を段階的にゆるめて前記規定値に戻
すことを特徴とする燃料電池スタックの締付方法。 - 【請求項2】前記高い締付圧力は前記規定値の約150%
程度であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の燃料電池スタックの締付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62288792A JP2567633B2 (ja) | 1987-11-16 | 1987-11-16 | 燃料電池スタックの締付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62288792A JP2567633B2 (ja) | 1987-11-16 | 1987-11-16 | 燃料電池スタックの締付方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01130478A JPH01130478A (ja) | 1989-05-23 |
JP2567633B2 true JP2567633B2 (ja) | 1996-12-25 |
Family
ID=17734785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62288792A Expired - Fee Related JP2567633B2 (ja) | 1987-11-16 | 1987-11-16 | 燃料電池スタックの締付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2567633B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3370299B2 (ja) | 1999-08-02 | 2003-01-27 | タキゲン製造株式会社 | 錠付ロック装置 |
JP5780490B2 (ja) * | 2012-01-31 | 2015-09-16 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料電池スタックの締結方法 |
-
1987
- 1987-11-16 JP JP62288792A patent/JP2567633B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01130478A (ja) | 1989-05-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |