JP2566467Y2 - 風袋記憶手段を備えた半自動式組合せ秤 - Google Patents

風袋記憶手段を備えた半自動式組合せ秤

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JP2566467Y2
JP2566467Y2 JP7523792U JP7523792U JP2566467Y2 JP 2566467 Y2 JP2566467 Y2 JP 2566467Y2 JP 7523792 U JP7523792 U JP 7523792U JP 7523792 U JP7523792 U JP 7523792U JP 2566467 Y2 JP2566467 Y2 JP 2566467Y2
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敏雄 池内
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Yamato Scale Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、計量槽にアダプタ等
を取り付ける事により計量槽の重量が変更になる半自動
式組合せ秤に関する。
【0002】
【従来の技術】図1に示すこの種半自動式組合せ秤で
は、通常自動投入が難しい種々の形状をした被計量物を
計量している。この場合、1種類の被計量物であれば1
種類の計量層で充分であるが、一般的には1つの計重機
で数種類の被計量物を計重する事が多く、そのために計
量槽の形状も数種必要となる場合がある。しかし、取り
替えに時間がかかるため計量層は元のままで、それに被
計量物に適したアダプタを装着して使用している。従っ
て計量槽の風袋重量は、元の最も軽い計量槽から重いア
ダプタを装着した最も重い計量槽に到る広範囲となり、
この範囲全てで零補正をする必要がある。そこで零補正
モードを2つとし、1つはアダプタを装着しない計量層
で通常の運転中に付着等を補正する零補正モードで、も
う1つはアダプタを装着した時に零補正を行う校正モー
ドが考えられるが、現実的に校正モードを使用して零補
正を行うのが面倒であり、特にアダプタを頻繁に取り替
えるユーザーでは校正モードを使用せず、従来は通常運
転での零補正範囲を広くして零補正をしているのが現状
で、そのフローチャートを図5に示す。この図によれば
常設の計量槽のみでの通常の運転は、Aに示すようにS
1 で運転停止した後、S2 で被計量物の種類を入れ替え
るため残存する被計量物を計量槽から排出する。この
時、自動的に零補正が行われる。次にS3 では被計量物
を替えるので、種々の運転条件が切り替えられる。この
運転条件は被計量物毎に制御装置の記憶器に記憶されて
おり、このステップで呼び出される。被計量物を変更す
るときで、常設の計量槽のみでは被計量物がはみ出る等
でそれに適したアダプタを装着する必要があるときは、
Bに示すようにS1 の運転停止と、S3 の全計量槽排出
スイッチONとの間にS2 のアダプタの取り替えステッ
プが必要になる。このように簡単な操作としてアダプタ
を装着した状態で零補正をするようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、前述のような
従来の方法では、アダプタを装着した状態で零補正をす
るので、零補正の範囲が大きくなり、被計量物の付着が
大きいとか、アダプタの装着が悪い時等は零点誤差がア
ダプタの重量以上になってしまい零点誤差検出の機能が
落ちてしまう。従って本考案は、簡単な操作性を維持し
つつ零点誤差検出機能を損なわない半自動式組合せ秤を
提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案は、各計量槽に
アダプタを装着して使用する半自動式組合せ秤におい
て、計量槽とそれに付属する重量センサを複数組設け、
各計量槽に投入された被計量物の重量を検出し、組合せ
選択して排出する過程で、操作制御部内に設けた設定・
表示・印字部にて種々のアダプタの風袋量、零補正範囲
を含む各種運転条件を設定し、同じく操作制御部内に設
けた制御部に上記運転条件を記憶し、運転条件を変更す
るときは使用するアダプタに適合した運転条件を記憶装
置から読み出して新しい基準零点を設定し、その新しい
基準零点に基づいて組合せ演算するとともに、アダプタ
の装置不良、計量槽の不具合等を検出して上記設定・表
示・印字部に表示する各手段を設けたことを特徴とす
る。
【0005】
【作用】組合せ計量しようとする被計量物が常設した計
量槽でははみ出るとき、その被計量物に適したアダプタ
を各計量槽に装着して組合せ計量する事になるが、この
ように構成した本考案によれば、先ずその組合せ秤で計
量しようとする被計量物に適した運転条件をアダプタの
風袋量とアダプタのバラツキも考慮した零補正範囲とを
含んで記憶しておき、運転前にその条件を読み出して新
しい基準零点を設定し、アダプタを取り替えて零補正を
行った後組合せ計量を開始するので、計量時の零補正範
囲を狭く設定できるので、零点エラー検出機能を損なわ
ずに簡単な操作性を維持する事ができる。
【0006】
【実施例】本考案の実施例を図1〜図4に示す。図1
A、Bは、被計量物を直接計量槽2に投入する型式の半
自動式組合せ秤の外観図であり、被計量物は作業者の手
から受け入れ口3を通じて計量槽2に投入される。被計
量物が計量槽2に投入されると計量槽に付属の重量セン
サ5にて計量信号が発せられ、制御部11にて組合せ演
算後選択された計量槽より、排出指令信号によって被計
量物が搬送コンベヤ6に排出され袋7に充填される。前
述したように1つの計重機で数種類の被計量物を計量し
て組合せするが、その中にはアスパラガスのような細長
いものがあり、計量槽2に投入したとき計量槽以外の箇
所に触れる恐れがあるため、アダプタ9を計量槽2に装
着する事となり、被計量物に適したアダプタ9が準備さ
れる。
【0007】図2は本考案を実現するための機能ブロッ
ク図を示す。この図において組合せ秤の本体1は、複数
の計量槽2、その排出ゲートを開閉するゲート駆動装置
8、上記計量槽の重量を検知して制御部10へ計量信号
を発信する重量センサ5及び計量槽2より排出された被
計量物を搬送する搬送コンベヤ6で構成されている。操
作制御部10内の制御部11は、ゲート駆動装置8と搬
送コンベヤ6を作動するための駆動回路13、重量セン
サ5からの重量信号をディジタル変換してCPU14へ
送るA/D変換器15、CPUの時間制御のためのタイ
マー16、プログラムの内容を書き込んだPROM1
7、一時的な記憶装置としてのRAM18、図4に示す
ような被計量物毎の運転条件を記憶するためのEEPR
OM19及びCPU14で構成されている。CPU14
は、PROM17に書き込まれたプログラムの内容に従
って各種の演算と制御を行う。また、設定・表示・印字
部12は、図4に示すように運転に必要な条件の設定、
ON−OFF制御、組合せ選択の結果及び各種エラー等
の表示並びに印字等を行う。
【0008】図3は、本考案を実現するためのフローチ
ャートを示す。図3において、運転が停止した後、S1
で設定・表示・印字部12によって運転条件が切り替え
られ、その運転条件を記憶装置EEPROM19より読
み込む。そのときは運転条件の一部である風袋量も読み
込みS2 でTWRに設定する。そしてS3 では新基準零点
を現風袋量とこれから使用する新風袋量とから演算して
S に設定する。次にS4 では、S2 で読み込んだ新風
袋量TWRを現風袋量として登録する。S5 では、設定し
た運転条件の零補正範囲を記憶装置EEPROM19よ
り読み込み設定する。その後にS6 でアダプタ9をその
運転に適合したものに取り替え、S7 で全計量槽2の排
出スイッチがONになると、S8 で全ての計量槽2のゲ
ートが開き被計量物を全て搬送コンベヤ6に排出する。
そしてS9 で計量槽2の安定時間用のタイマー16をス
タートし、S10においてタイムアップすると、S11にて
複数の計量槽2の重量値W1 〜Wn を読み込む。その後
12でその読み込んだ重量値と零点との偏差を演算し
て、それが運転条件として記憶された零補正範囲内であ
るかどうかを判別し、範囲内であればS13でその重量値
を新零点とし、範囲外であればS14で零エラーとして発
信して、設定・表示・印字部12に表示する。このS12
〜S14の処理は計量槽2の数全部について行うことにな
るが、このフローチャートではNO2計量槽までを記述
している。ここでZS は基準零点であり、アダプタ毎に
変わる固定値で、Z1〜Znは各計量槽の零点である。従
って表示される重量値はWn−Znとなる。図4は記憶装
置EEPROM内に運転条件が記憶されている状態を示
しており、アダプタを装着しないときは風袋量を零とし
て記憶されている。
【0009】
【考案の効果】本考案によれば、アスパラガスのような
細長いもので、各計量槽にアダプタを装着して組合せ計
量するものでも、被計量物に適したアダプタの風袋と零
補正範囲を記憶しておき、運転時に自動的に読み出して
零点補正して組合せ演算するので、良い零点精度を保ち
つつ簡単な操作で組合せ計量ができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例による半自動式組合せ秤の全
体斜視図A及び側面図Bである。
【図2】この考案の実施例による機能ブロック図であ
る。
【図3】この考案の実施例によるフローチャートであ
る。
【図4】この考案の実施例による運転条件が記憶されて
いる状態を示す図である。
【図5】従来の方法に於ける通常の運転フローチャート
Aと、アダプタを装着したときの運転フローチャートB
である。
【符号の説明】
1 半自動式組合せ秤の本体 2 計量槽 3 計量槽の受け入れ口 4 受け入れ口の仕切板 5 重量センサ 6 搬送コンベヤ 7 袋 8 ゲート駆動装置 9 アダプタ 10 操作制御部 11 制御部 12 設定・表示・印字部 13 駆動回路 14 CPU 15 A/D変換器 16 タイマー 17 PROM 18 RAM 19 EEPROM

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各計量槽にアダプタを装着して使用する
    半自動式組合せ秤において、複数の計量槽と、各計量槽
    に投入された被計量物の重量を検出する重量センサと、
    上記各重量センサで検出された重量信号を受け入れ、演
    算処理して出力する制御部と、目標重量等を設定すると
    共に上記制御部から出力された各重量値、偏差等を表示
    ・印字する設定・表示・印字部とで構成し、上記制御部
    では各種運転条件とその中に含まれた種々のアダプタの
    風袋量と、そのアダプタを使用した時の零補正範囲を設
    定記憶する手段と、運転条件を変更した時、その運転条
    件と共にその中に含まれた適切なアダプタの風袋量と零
    補正範囲を記憶装置から読み出して新しい基準零点を設
    定する手段と、この新しい基準零点に基づき零点エラー
    を検出する手段を行うことを特徴とする風袋記憶手段を
    備えた半自動式組合せ秤。
JP7523792U 1992-10-29 1992-10-29 風袋記憶手段を備えた半自動式組合せ秤 Expired - Lifetime JP2566467Y2 (ja)

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JPH0738926U JPH0738926U (ja) 1995-07-14
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