JP2566429B2 - 組織標本処理装置 - Google Patents

組織標本処理装置

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JP2566429B2
JP2566429B2 JP62299624A JP29962487A JP2566429B2 JP 2566429 B2 JP2566429 B2 JP 2566429B2 JP 62299624 A JP62299624 A JP 62299624A JP 29962487 A JP29962487 A JP 29962487A JP 2566429 B2 JP2566429 B2 JP 2566429B2
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    • G01N1/312Apparatus therefor for samples mounted on planar substrates

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、一連の試薬による逐次処理によって組織
学的等の組織標本を処理する装置に関する。
(従来の技術) 一般に顕微鏡検査用の組織標本の作成においては、組
織標本の切片切断を容易とするため、標本が順次固定さ
れ、脱水され、透明化され、及び適切なワックス中に包
埋される。次いで、切断後の標本は更に、それらの検査
のための染色及び装着を可能とするように処理し得る。
断水段階は、通常順次増大する濃度のアルコール試薬に
より1回分の標本の処理を含み、また透明化段階は、こ
れら脱水後の標本をアルコールと置換するキシレンなど
の透明化試薬によって1回以上処理することを含む。現
在受け入れられつつある類似の作製方法は、これまで蒸
気の脱水及び透明化段階の後に続いていたワックス中へ
の包埋手順を、樹脂含侵/包埋段階で置き換えたもので
ある。樹脂含侵/包埋段階は例えば、まず脱水あとの標
本を抑制活性体を含んだ樹脂溶液で含侵し、次いで含侵
後の標本に、活性体による樹脂の硬化を達成可能とする
硬化剤を浸透させることからなる。切断後の標本の染色
用処理は一般に、1段階以上でのワックス除去またはエ
ッチング及び再水和を含み、染色手順(水溶性染料また
は免疫染色法を用いる)の後に通常、切片をカバーグラ
スで封ずるのに使われる固定剤と適合可能な試薬による
処理が行われる。
これらの処理に使われる装置は、大きく次次の2つの
類に分けられる:以下で述べる単一チャンバ装置:及び
使用時に各種の各試薬をそれぞれ含む複数のチャンバが
存在し、一般に透かし細工バスケット、場合によっても
カセット内に含まれた1つの標本または1回分の標本が
所定の順序で各(または選択された)チャンバに運ば
れ、チャンバ内のそれぞれの試薬に浸漬されて必要な処
理段階を達成するマルチチャンバ装置である。一般に、
試薬を含むチャンバを円周に沿って配置され、標本バス
ケットは上下可能で選択されたチャンバに出入りするよ
うに半径方向のアーム上に支持され、アームとチャンバ
の間の相対的回転がバスケットを特定のチャンバ内に導
くように位置決めする。この種の最新装置はかなり自動
化されており、バスケット中の組織片を各試薬を含むチ
ャンバ内に所定の順序で選定された時間の間浸漬するこ
とを含んだ処理シーケンズを実施可能である。
(発明が解決しようとする問題点) 一般に、この種マルチチャンバ型の装置は、それぞれ
の試薬内への標本の連続した浸漬間の間隔中に、組織片
が周囲の雰囲気に露出されるように構成されている。試
薬は一般に揮発性なので、試薬の蒸気がその場の局部的
雰囲気中にかなり失われると共に、試薬がはねて装置の
環境を汚染する可能性がある。また、処理すべき組織標
本はしばしば有害または有毒なので、これら標本の周囲
雰囲気に対する制限のない露出は、許容し得ない局部的
な汚染を生じ、適切な外囲器内で装置を動作させる必要
がある。
こうした環境汚染の問題を緩和すると同時にその他の
利点を与えるため、1種以上の組織標本を受け入れる単
一の処理チャンバだけが存在し、このチャンバに各試薬
が順次供給され、チャンバ内の組織標本がかかる試薬に
よって逐次処理される単一チャンバ装置が最近開発され
てきた。この種装置の一例は例えばEP−A−0077477に
開示されており、これは装置の動作中、処理している標
本や、全ての試薬液及びその蒸気を実質上完全に装置内
に閉じ込めている。しかし、このような単一チャンバ装
置は一般にマルチチャンバ装置より資本コストが大幅に
高いため、本発明の目的は、装置の動作中標本、試薬液
及びその蒸気を装置の領域内に実質上閉じ込めるように
構成配置され、付随のコスト及び複雑さを伴わずに単一
チャンバの閉じ込めという利点を得られるマルチチャン
バ装置を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 従って、本発明は、複数の上端が開放するチャンバ
と、これらのチャンバを所定の順序で選択的に移動させ
て標本の処理を行う移動手段とを備えた組織標本処理装
置において、前記各々のチャンバの少なくとも上端開放
部を覆って閉じ込め容器を形成する取外し可能なカバー
手段を備え、このカバー手段は、前記閉じ込め容器の内
部を周囲の雰囲気から分離すると同時に前記移動手段を
取り囲んでなることを特徴とするの組織標本処理装置か
らなるものである。
この装置では、閉じ込め容器とカバー手段が共同でチ
ャンバの少なくとも上端のためのエンクロージャとして
機能し、またチャンバからチャンバへの移動時及びチャ
ンバ内に位置されている間に、処理する標本が蒸気エン
クロージャ内に閉じ込められ、処理試薬及び物質の標本
から外部の周囲雰囲気へ逸散が少なくともほぼ回避され
る。
望ましくは、カバー手段が前記チャンバの開放頂部に
隣接し且つその上方を覆うように位置し、更に選択され
たチャンバの頂部に整合されて移動時に標本を受け入れ
る移し換え用エンクロージャを有する。この構成の結
果、閉じ込め容器の密閉容積が最少となり、チャンバ内
での試薬の蒸発を最小限化とすると共に、標本の交換時
に閉じ込め容器内から排出される気体及び蒸気の量を最
小限化する。
好ましくは、カバー手段の移し換え用エンクロージャ
がカバー手段を取り除く必要なく標本の導入及び取り出
しを可能とするアクセスハッチを有する。この特徴も、
標本の交換時に閉じ込め容器内から周囲雰囲気への気体
及び蒸気の逸散を最小限化する。
また、前記カバー手段は移動手段を含む作動ヘッドを
取り囲むのが好都合である。
本発明の好ましい実施例においては、前記チャンバが
円形状に配置され、前記閉じ込め容器が平面視で円形で
あり、チャンバ間における標本の移動が、チャンバの成
す円の中心と一致した軸周囲におけるカバー手段の簡単
な割り出し移動を含む。しかし、その他の構成も可能で
ある。
望ましくは、前記移動手段を駆動し且つチャンバに対
してカバー手段を割り出し移動する電動モータ等の中央
エンジンユニット用ハウジングを本装置は備えている。
エンジンユニットは水平デッキのための支持を与え、該
水平デッキが各チャンバを支持すると共に、閉じ込め容
器の下方壁を構成するのが好都合である。水平デッキの
周辺フランジが、閉じ込め容器の周辺壁を構成し得る。
更に本装置は、チャンバの少なくとも1つ、例えばワ
ックスを含めるチャンバを加熱するチャンバ加熱手段を
含むことができる。チャンバ加熱手段は、加熱すべきチ
ャンバまたは各チャンバに付設された電気加熱要素を備
えるのが適切である。
発明の好ましい実施例の更なる様々な特徴は、添付の
図面を参照した以下の説明から明らかとなろう。
(実施例) 図面を参照すると、第1図は、この実施例の装置が手
持ち形指令モジュール12とのコード接続部を有するほぼ
ドラム状の処理モジュール10を備えることを示してい
る。指令モジュール12は機能及びプログラミング制御を
行い、フロントパネル13上に表示を与える。第1図では
処理モジュール10と指令モジュール12が別々で、コード
で相互に接続されるものとして示してあるが、発明の別
の実施例では両モジュールを一体状とし得る。
処理モジュール10は、第2図に示すように、円形支持
台14を備え、この円形支持台14にエンジンユニット16を
支持させるともに、その中央に電動モータ18が収納され
ている。エンジンユニット16は一組の試薬チャンバ22の
上端を受け入れる開口21を持った水平デッキ20を支えて
おり、使用時チャンバ22はエンジンユニット16の中心軸
を中心に円形に配置される。チャンバ22は切頭扇状の平
断面を持ち開口21に嵌合されると共に、これらのチャン
バはデッキ状に載置されてそれぞれの開口を閉じるフラ
ンジ23を有する。必要なら、デッキ20を密封するため、
フランジ23の下側にシールを設けてもよい。
デッキ20は垂直の周辺フランジ24を有し、これが閉じ
込め容器の周辺壁を形成し、該容器の底壁はデッキ20に
よって構成される。
本実施例では12個のチャンバが存在し、そのうち10個
が処理試薬を含み、2個がワックスを含む。試薬チャン
バの輪郭22aが第2図の右側に示してあり、代表チャン
バ22上部の形状は第3図に断面で示してある。
全てのチャンバ22は、それらの頂部がデッキ20のフラ
ンジ24の頂部のすぐ下の共通レベルにくるように支持さ
れる。
円形のディスク状カバー26が各チャンバ22の頂部を覆
い、わずかなクリアランス(例えば0.5mm)を残してフ
ランジ24内に嵌合され、閉じ込め容器の頂壁を与えるよ
うに寸法決めされている。カバー26はその中心点を中心
に回転自在に構成され、3個の開口を有し、そのうち2
個27が試薬の補充や交換などのサービス目的で下方にあ
るチャンバ22へのアクセスを与え、通常取り外し可能な
差28で閉じられている一方、第3の小さい開口30は各チ
ャンバの平断面と一致し、開口30がその上に位置決めさ
れたチャンバ内へ後述する移動機構の動作によって標本
を導入するためのポートとして機能する。該開口30は、
カバー26頂部上に位置し且つ標本走査機構を内部に収容
した移し換え用エンクロージャ32と連通する。移し換え
用エンクロージャ32は取り外し可能な全面壁34を有し、
これが処理のためエンクロージャ内に標本を導入した
り、あるいは処理後エンクロージャーから標本を取り出
し可能とするハッチを与える。
移動機構は、所定の順序でカバー26をデッキ20に対し
て割り出し移動させ、開口30と移し換え用エンクロージ
ャ32を選択したチャンバ22上方に位置決めする手段を備
える。この目的のため、中央エンジンユニット16はデッ
キ20の固定される取付プレート40を含み、該取付プレー
ト40はヘッドキャリヤ組体44用のスリーブ軸受42と嵌合
される中央開口を有し、ヘッドキャリヤ組体44は軸受ス
リーブ42内で回転可能な中空ジャーナル50の上下端にそ
れぞれ結合された上下プレート46、48を備えて成る。
ジャーナル50は中央駆動シャフト52を中心に回転可能
なスリーブによって構成され、フライホイール(自在
輪)54を介して中央駆動シャフト52に連結されている。
中央駆動シャフト52はその上端でリフトカム56を支持す
る一方、シャフト52の下端はトルク制限継手58によって
モータ18の駆動シャフト60に接続されている。
ヘッドキャリヤ組体の上方プレート46はリフトカム56
用のクリアランスを与える中央開口を有したカバー26を
支持する一方、ヘッドキャリヤ組体の下方プレート48は
スカート状の位置エンコーダ62を支持し、位置エンコー
ダ62は光学的読取装置(不図示)と接触してエンジンユ
ニット16に対するヘッドキャリヤ組体の回転位置を信号
発生する。
駆動モータ継手58は、対応した光学的読取装置と協働
してエンジンユニット16に対するリフトカム56の回転位
置を信号発生する同様のスカート状位置エンコーダ62を
支持している。
モータ18のハウジングはエンドプレート66によって取
付プレート68に固定され、取付プレート68は2本の支柱
70と1本のピボットポスト72によってエンジンユニット
16の装着プレート40から懸架されている。
ヘッドキャリヤ組体をエンジンユニット16に対して予
め選定された割り出し位置にラッチするラッチ手段が設
けられている。かかるラッチ手段は第2、4、5及び6
図に示してあり、約夾角130゜で配設されたレバーアー
ム74と76を突出形成するように両端間の中間でピボット
ポスト72に枢支されたクランクレバーから成る。アーム
74は取付プレート40の下面に固定されたソレノイド80ヘ
リンク78によって関節結合される一方、アーム76の最先
端はヘッドキャリヤ組体の下方プレート48の周辺ノッチ
と係合する戻り止めローラ82を支持する。
両アーム74、76から成るクランクレバーは、アーム74
上のトラニオン88に関節結合され且つスラスタピン86の
ヘッドと取付プレート40下面の支持ブラケット92との間
に作用するバネ90が取り巻かれたバネ荷重スラスタピン
86によって、第4及び5図中下方から見て時計方向に揺
動するように付勢されている。
第4図に最も明瞭に示すように、ヘッドキャリヤ組体
の下方プレート48周辺のノッチ48はそれぞれ導入段部85
と対応しており、ヘッドキャリヤ組体が選択された割り
出し位置へ近付くように割り出されるときに戻り止めロ
ーラ82が導入段部85上を走行し、その割り出し位置で戻
り止めローラ82が対応のノッチ84と係合することによっ
てクランクレバーが保持される。
下向きの最先端77を備えた信号発生アームがクランク
レバーに付設され、それと一緒に移動すると共に、光学
的読取装置(不図示)によってクランクレバーの位置を
信号発生する。
前述したように、移し換えエンクロージャ32は標本走
査機構を内部に収納しており、その構造は第7及び第8
図に最も明瞭に示してある。この機構は、ヘッドキャリ
ヤ組体の上方プレート46に固定され、エンジンユニット
16に対してそれと一緒に割り出し可能な支持フレーム10
0を備えている。支持フレーム100は一対の平行な側方プ
レートによって構成され、キャリヤアーム102は支持フ
レーム100の両側方プレートで支持されたピボットシャ
フト104を中心に垂直な平面内において、両側方プレー
トの間で揺動可能である。フレーム100の両側方プレー
ト間に延びた別のピボットシャフト106が、調整可能な
リンク110を介してキャリヤアーム102の近い方の端部に
関節結合された第1のアーム108を有する作動クランク
を旋回自在に支持している。クランクの第2アーム112
は下方に延び、リフトカム56の周縁と係合するフォロア
ローラ114を支持しており、ヘッドキャリヤ組体に対す
るリフトカム56の回転がクランクひいてはキャリヤアー
ム102を揺動する。キャリヤアームは引張バネ115によっ
てバネ荷重され、フォロアローラ114をリフトカム56と
の係合状態に保つ。
キャリヤアーム102の他端は二股に分かれてヨーク116
を構成し、該ヨーク116の両分岐部がクロスバー118(第
7図)を支持しており、クロスバー118両分岐部を越え
て延びると共に垂直のガイドレール124と協働し、ガイ
ドレール124は開口30の各側でカバー26によって及び支
持フレーム100の一部を形成するプレート126によって支
持されている。
クロスバー118が標本バスケットを支持し、該バスケ
ットは各種の異なる形状を取り得るため詳細には示して
ないが、その概略位置が第8図に破線の輪郭128で示し
てある。クロスバー118は、ピボットシャフト104を中心
としたキャリヤアーム102の揺動に応じた垂直方向に移
動するようにガイドレール124で拘束されており、ヨー
ク116の分岐部の弧状移動はクロスバー118の各端のガイ
ドビン120、122間でのその移動によって許容されること
が明らかであろう。
第8図に示してあるように、クロスバー118は蓋130を
支持し、該蓋130は、クロスバー118が下降されて標本バ
スケット128を上方に開口30が位置決めされているチャ
ンバ22内に下降するときにカバー26の開口30を通過する
と共に、チャンバの頂部と係合して気体及び蒸気の逸散
を最小限とする。また蓋130はチャンバ22の頂部を有効
に密閉するように構成し、内部に含まれた組織標本の処
理中、チャンバの内部を減圧雰囲気となるようにし得
る。第8図に示したチャンバ22は、上記の目的で真空ポ
ンプなどに接続されるベプなどに接続されるベント132
を有するものとして示してある。
本装置の動作、特にヘッドキャリヤ組体の割り出しと
標本のバスケット128を上下動させるためのキャリヤア
ーム102の揺動の両方をモータ18が達成する方法は、第
9図の概略図を参照することによって最も明瞭に理解さ
れよう。
リフトカム56は、ヘッドキャリヤ組体に対して完全に
1回転したとき、キャリヤアーム102がそのピボットシ
ャフト104を中心に完全に1サイクルの揺動移動を行う
ような形状とされている。
フリーホイール54の作用のため、リフトカム56はヘッ
ドキャリヤ組体に対して回転自在である。すなわち、駆
動モータ18が継手58ひいては駆動シャフト52及びリフト
カム56を上方から見て反時計方向に回転させるとき、フ
リーホイール54はトルクをヘッドキャリヤ組体に伝達せ
ず、戻り止めローラ82がヘッドキャリヤ組立の下方プレ
ート48の周辺ノッチ84の1つと係合しているため、エン
ジンユニット16に対して所定の位置にラッチされたまま
である。
しかし、モータ18によって継手58、駆動シャフト52及
びリフトカム56の組体が時計方向に回転すると、フリー
ホイール54によってトルクがヘッドキャリヤ組体に伝達
され、それをリフトカムと一体に時計方向に回転させ
る。かかるヘッドキャリヤ組体の回転は、ソレノイド80
の作動でクランクレバーのアーム74、76をバネ荷重ビン
86の推力に抗して揺動すれば、戻り止めローラ82の係合
状態が解かれることによって可能となる。
例示装置の使用に際しては、例えばカセット内に入れ
られた1つ以上の標本が、第8図に示すような上昇位置
にある標本バスケット128内に置かれ、また制御モジュ
ール12が、まず処理のため標本を浸漬標本を浸漬すべき
最初の試薬を含むチャンバ22の上方にカバー26の開口30
が位置するまで、ヘッドキャリヤ組体の時計方向の回転
によって標本バスケットを移動させ;その後、標本バス
ケットを下降して、標本を上記チャンバ内の試薬に浸漬
させ;こうして浸漬されたバスケット128を所定の時間
その状態に保持し;次いで、開口30を介してバスケット
128をチャンバ22から移し換え用エンクロージャ内へと
上昇させ;その後、ヘッドキャリヤ組体の時計方向の更
なる回転によって、標本が次に浸漬されるべき試薬を含
むチャンバ22の上方に開口30を位置させ;等々を行うよ
うにプログラムされているものと仮定する。
指令モジュール10の制御装置が、それぞれヘッドキャ
リヤ組体及び標本バスケットの所望な移動を生じるのに
必要な時計方向及び反時計方向の選択的な駆動モータ18
の動作を与えると共に、ヘッドキャリヤ組体の割り出し
移動が必要なときにヘッドキャリヤ組体のラッチ状態を
解くソレノイド80の動作を与える。このため指令モジュ
ール10の制御装置は、それぞれ(固定の)エンジンユニ
ット16に対するリフトカム及びヘツドキャリヤ組体の位
置を識別する光学的読取装置(不図示)からの信号と、
信号発生アーム最先端77の位置を検出する光学的読取装
置からの信号とに応答し、クランクアーム74、76に位置
を信号発生することによって、駆動モータ18の動作をソ
ノレイド80の作動及び解放と連動させる。
ここで、指令モジュールがカバーの開口30を特定のチ
ャンバ22の上方に位置させるヘッドキャリヤ組体の割り
出しを開始すると、標本バスケット128がその最上位置
にくるようにリフトカムが位置決めされた後、ソレノイ
ド80が戻り止めローラ82をそれが係止されていたノッチ
84から引き抜くことを連動機構が保証する。次いで、駆
動モータ18が作動されて継手58を時計方向に駆動し、リ
フトカム及びヘッドキャリヤ組体がフリーホイール54に
よって一体に回転されることによって、標本バスケット
の垂直移動を再び可能とするようにリフトカム及びヘッ
ドキャリヤ組体の間に相対的な回転は生じない。すなわ
ち、ヘッドキャリヤ組体の時計方向の割り出し移動は、
標本バスケットが上昇位置に保持されている状態で行わ
れる。
カバーの開口30が必要なチャンバ22と整合している位
置にヘッドキャリヤ組体が近付くと(この状態はヘッド
位置エンコーダ62と協働する光学的読取装置によって司
令モジュールに信号発生される)、ソレノイド80が解放
されて戻り止めローラ82を下方プレート48の周縁に向か
って内方に移動可能とし、ヘッドキャリヤ組体の正確な
所望割り出し位置を決めるノッチ84と対応した導入段部
85へと入れる。これに伴う信号発生アーム最先端77の移
動が指令モジュールに信号を発生し、ヘッドキャリヤ組
体が静止すべき位置に近付くにつれ駆動モータ18の速度
を減少させる。正確な所望位置に達すると、戻り止めロ
ーラ82がノッチ84内に落ち込み、ヘッドキャリヤ組体を
確実に係止して所望の割り出し位置に保持する。信号発
生アーム最先端77の引き続く移動に伴って更に別の信号
が指令モジュールに発せられ、モータ18を停止させると
共に、その後モータ18によって継手58を反時計方向に駆
動し、ヘッドキャリヤ組体に対してリフトカム56を回転
させ、先のヘッドキャリヤ組体の割り出し移動によって
その上方に位置決めされているチャンバ22内へと標本バ
スケット128を下降させるための準備を整える。
駆動モータ18の反時計方向の回転は、(処理手順が必
要とするなら1回またはそれ以上浸した後)標本バスケ
ット128がチャンバ22内へと完全に下降されるまで続け
られ、完全に下降したところで、リフトカム位置エンコ
ーダ64と協働する光学的読取手段からの信号に応じて指
令モジュールが駆動モータを停止する。
例示の装置は、特定の用途と合うように様々な方法で
変更し得る。つまり例えば、一般目的の用途において
は、カバー26とフランジ24の間の妥当な密着嵌合で閉じ
込め容器の内部を外部の雰囲気から充分に分離できる
が、非常に有害あるいは有毒な薬を用いたりおよび/ま
たは有害あるいはその他危険な性質を持つ標本を処理し
ようとする装置は、閉じ込め容器の内部を外部の雰囲気
から隔絶するためのもっと精巧な手段を備えることがで
きる。すなわち、カバー26とフランジ24は協働するシー
ル(例えばフレキシブル、ラビリンスまたは液体シー
ル)を有してもよく、および/または全てのリークが閉
じ込め容器内に留まるように閉じ込め容器内から絶えず
大気を引き出す手段を設けてもよい。
何れの場合にせよ、蒸発による試薬の損失は、移し換
え用エンクロージャの比較的冷たい表面上で蒸気が擬結
する結果最小限となる。しかし、この擬縮は移し換え用
エンクロージャに冷却フィンを設けることおよび/また
は移し換え用エンクロージャの内面もしくは外面を冷却
することによって高められ、試薬の蒸発は主に、標本バ
スケット118が移し換え用エンクロージャ内へと上昇さ
れ試薬がバスケットおよび標本からドレンされるときに
生じることが理解されよう。擬縮物を集め、それを直下
にあるチャンバ22へとダクトで導くこともできる。
チャンバの数は特定の処理手順と合うように変えら
れ、また加熱および/または冷却して、内部の各試薬を
必要な異なる温度に維持するようにチャンバを構成して
もよい。
さらに例示の実施例では、モータ18を電動モータと
し、各種の機能を達成およびモニターするのにソレノイ
ドと電気的位置センサを用いたが、これら電動式装置の
一部または全てを空圧あるいは油圧式装置で置き換える
ことができ、また装置の用途によって安全上の理由から
望ましければ、エンジニュニット及び閉じ込め容器内の
雰囲気近傍に電力を供給する必要を避けるため、電気ヒ
ータを高温流体式の熱交換器で置き換えることもでき
る。
本装置は、例えば染色及びカバーグラス固定の調整に
おいて、切片切断したり、あるいはスライド上に装着さ
れる標本切片を処理するため、多量の組織標本の処理す
るのに使える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した組織標本処理装置の斜視図;
第2図は第3図の2−2線に沿った第1図の装置の部分
垂直断面図;第3図は第2図の3−3線に沿った断面
図;第4図は第2図の4−4線に沿った断面図;第5図
は第2図の5−5線に沿った断面図;第6図は第5図の
6−6線に沿った断面図;第7図は部分断面平面図;第
8図は移動機構の部分断面図;および第9図は移動機構
のドライブの概略断面図である。 16……エンジンユニット、18……モータ、20……水平デ
ッキ、22……チャンバ、24……デッキフランジ、26、28
……カバー手段(26;カバー、28……カバー開口蓋)、3
0……アクセスハッチ(カバー開口)、32……移し換え
用エンクロージャ、44……ヘッドカリヤ組体、54……一
方向ドライブ(フリーホイール)、56……リフトカム、
80……ソレノイド、82、84……ラッチ手段(82;戻り止
めローラ、84;ノッチ)、128……標本バスケット、132
……ベント。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェフリー・エリス・ロケット イギリス国チエシヤ、ランコーン、パー ク・ロード11 (72)発明者 マイケル・マリー イギリス国チエシヤ、ランコーン、パレ ス・フィールド、ザ・ノール92 (56)参考文献 特開 昭58−79136(JP,A) 特公 昭31−6607(JP,B1) 実公 昭34−17299(JP,Y1) 実公 昭34−10597(JP,Y1)

Claims (19)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の上端が開放するチャンバと、これら
    のチャンバを所定の順序で選択的に移動させて標本の処
    理を行う移動手段とを備えた組織標本処理装置におい
    て、前記各々のチャンバの少なくとも上端開放部を覆っ
    て閉じ込め容器を形成する取外し可能なカバー手段を備
    え、このカバー手段は、前記閉じ込め容器の内部を周囲
    の雰囲気から分離すると同時に前記移動手段を取り囲ん
    でなるとともに、選択されたチャンバの頂部に整合され
    て移動時に標本を受け入れる移し換え用エンクロージャ
    を有することを特徴とする組織標本処理装置。
  2. 【請求項2】前記移し換え用エンクロージャが内部にア
    クセスハッチを有することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項に記載の組織標本処理装置。
  3. 【請求項3】前記移し換え用エンクロージャが蒸気擬縮
    用の表面を与えることを特徴とする特許請求の範囲第1
    または2項のいずれかに記載の組織標本処理装置。
  4. 【請求項4】前記カバー手段が前記移動手段を含む作動
    ヘッドを取り囲むことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載の組織標本処理装置。
  5. 【請求項5】前記チャンバが円形上に配置され、前記閉
    じ込め容器が平面視で円形であることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の組織標本処理装置。
  6. 【請求項6】前記移動手段を駆動し、前記チャンバに対
    してカバー手段を割り出し移動する中央エンジンユニッ
    トを備えたことを特徴とする特許請求の範囲第1,4また
    は5項のいずれか一つに記載の組織標本処理装置。
  7. 【請求項7】前記エンジンユニットが、前記チャンバを
    支持し且つ前記閉じ込め容器の下方壁を構成する水平デ
    ッキを支持し、該デッキの周辺フランジが前記閉じ込め
    容器の周囲壁を構成することを特徴とする特許請求の範
    囲第6項に記載の組織標本処理装置。
  8. 【請求項8】前記移動手段が、前記エンジンユニット内
    のモータによってカム駆動される標本操作機構を含むこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1,4,6または7項のい
    ずれか一つに記載の組織標本処理装置。
  9. 【請求項9】前記モータが、前記標本操作機構を支持
    し、該標本操作機構を動作するヘッドキャリヤ組体に対
    して回転可能なリフトカムに連結されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第8項に記載の組織標本処理装
    置。
  10. 【請求項10】前記ヘッドキャリヤ組体が一方向ドライ
    ブを介して前記モータに接続され、モータの一方向にお
    ける回転が前記リフトカムをヘッドキャリヤ組体に対し
    て回転する一方、モータの反対方向における回転が前記
    リフトカムとヘッドキャリヤ組体を一体に回転させるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第8または9項のいずれ
    かに記載の組織標本処理装置。
  11. 【請求項11】前記標本操作機構が前記閉じ込め容器内
    で標本バスケットを上下させるように動作可能で、前記
    ヘッドキャリヤ組体の回転が前記標本バスケットを前記
    チャンバに対して横方向に移動させて、前記カバーの割
    り出しを行うことを特徴とする特許請求の範囲第8,9ま
    たは10項のいずれかに記載の組織標本処理装置。
  12. 【請求項12】前記ヘッドキャリヤ組体を前記エンジン
    ユニットに対して所定の割り出し一に固定するラッチ手
    段を含むことを特徴とする特許請求の範囲第9,10または
    11項のいずれか一つに記載の組織標本処理装置。
  13. 【請求項13】前記チャンバの少なくとも1つを加熱す
    るチャンバ加熱手段を含むことを特徴とする特許請求の
    範囲第1,5乃至7または11項のいずれか一つに記載の組
    織標本処理装置。
  14. 【請求項14】前記チャンバ加熱手段が加熱すべきチャ
    ンバまたは各チャンバに付設された電気加熱要素を備え
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1,5,6,7または13
    項記載の組織標本処理装置。
  15. 【請求項15】内部の標本を含むチャンバを前記閉じ込
    め容器内に密封する手段を含むことを特徴とする特許請
    求の範囲第1,5,6,7,13または14項のいずれか一つに記載
    の組織標本処理装置。
  16. 【請求項16】前記閉じ込め容器内における蒸気の擬縮
    を高める手段を含むことを特徴とする特許請求の範囲第
    1,5,6,7,13,14または15項のいずれか一つに記載の組織
    標本処理装置。
  17. 【請求項17】擬縮物を集め、集まった擬縮物を真下の
    チャンバに導く手段を含むことを特徴とする特許請求の
    範囲第1,5,6,7,13,14,15または16項のいずれか一つに記
    載の組織標本処理装置。
  18. 【請求項18】前記閉じ込め容器内から大気を引き出す
    手段を含む特許請求の範囲第1,5,6,7,13,14,15,16また
    は17項のいずれか一つに記載の組織標本処理装置。
  19. 【請求項19】前記カバー手段を前記閉じ込め容器に対
    して密封し、閉じ込め容器の内部を周囲の雰囲気から隔
    絶するのに有効な手段を含む特許請求の範囲第1,5,6,7,
    13,14,15,16または18項のいずれか一つに記載の組織標
    本処理装置。
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