JP2565809Y2 - ジャーナル軸受 - Google Patents

ジャーナル軸受

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JP2565809Y2
JP2565809Y2 JP1992077752U JP7775292U JP2565809Y2 JP 2565809 Y2 JP2565809 Y2 JP 2565809Y2 JP 1992077752 U JP1992077752 U JP 1992077752U JP 7775292 U JP7775292 U JP 7775292U JP 2565809 Y2 JP2565809 Y2 JP 2565809Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、大形の蒸気タービ
ン,ガスタービン等の大負荷高速回転軸の半径方向の荷
重を支承するジャーナル軸受に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のジャーナル軸受を示す。回
転軸20を、締着ボルト39で一体化した下部軸受32
及び上部軸受33で支承し、軸受32,33は球面軸受
34及び球面座35で姿勢変更可能に支持されている。
軸受面の潤滑のため、低圧油管51,低圧油路52及び
低圧油溜り53が設けられている他、負荷側である下部
軸受32の軸受面中央部に高圧の潤滑油を供給するた
め、図示しない高圧給油装置に接続する高圧給油管7
1,プラグ72,高圧給油路73,中央ポケット81及
び8字状油溝82が設けられている。なお、軸受面の両
端部にはシール溝91及び排油路92が設けられてい
る。
【0003】次に、図5に示す従来のジャーナル軸受の
動作について説明する。低圧油管51,低圧油路52及
び低圧油溜り53から供給された潤滑油は、回転軸20
が矢印の方向に回転すると、回転軸20と下部軸受32
の軸受面との間に引き込まれて油膜を形成するが、負荷
が非常に大きい場合はこの油膜圧力のみで回転軸20を
支持し難いため、図示しない高圧給油装置から高圧給油
管71,プラグ72及び高圧給油路73を経て、中央ポ
ケット81及び8字状油溝82に高圧の潤滑油を送り、
回転軸20と負荷側である下部軸受32の軸受面との間
に高圧の潤滑油を押し込み、この高圧潤滑油の圧力によ
り回転軸20を強制的に押し上げて金属接触を防止す
る。また、球面軸受34及び球面座35は、軸受32,
33を可動支持することにより、冷態時と運転時の温度
差等による変位変形に対して、軸受32,33の軸心を
回転軸20の軸心に一致させるように自己調心する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来のジャーナル軸受
は上記のようであるが、図5(C)に示すように、回転
軸20の軸心線に対して軸受32の軸心線が傾斜して、
例えば、図の下方の軸受隙間が大きく、上方の軸受隙間
が小さくなったとき、高圧給油路73から中央ポケット
81及び8字状油溝82に供給された高圧の潤滑油は図
の下方の大きな隙間から容易に流出してしまい、下部軸
受32の図の上部が回転軸20に金属接触して、摩耗や
発熱などの故障が生じるというような課題があった。な
お、このとき、軸受32,33の軸心線を変えさせよう
とする回転モーメントは存在せず、球面軸受34の自己
調心機能は働かない。
【0005】この考案は上記課題を解消するためになさ
れたもので、軸受32,33の軸心線が回転軸20の軸
心線から傾斜しないように球面軸受34の自己調心機能
を働かせ、もって、下部軸受32が回転軸20に片当り
金属接触して摩耗や発熱などが生じることを防止するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案に係る第1の
ャーナル軸受は、高圧の潤滑油を負荷側軸受面に供給す
るようにした自己調心機能を有するジャーナル軸受にお
いて、前記負荷側軸受面に、円周方向に溝の深さが溝の
長さの中央部から両端部に向かって次第に浅くなるよう
に三日月状に形成した複数個の油溝を軸心線方向に並設
し、この各油溝に供給する高圧潤滑油の各給油路に絞り
をそれぞれ独立に設けたものである。
【0007】この考案におけるジャーナル軸受の負荷側
軸受面に供給された高圧の潤滑油は回転軸を押し上げる
が、この高圧潤滑油はそれぞれ絞りを有する給油路を経
て、複数個の各油溝に供給されるので、回転軸の軸心線
に対して軸受の軸心線が傾斜したとき、軸受隙間が大き
くなった部分の潤滑油は軸受面から容易に流出して圧力
が下がり、軸受隙間が小さくなった部分の潤滑油は流出
し難いので圧力が上がる。この圧力差により軸受に傾斜
を修正しようとする回転モーメントがかかり、自己調心
機能により、軸受は軸受隙間が均等になるように姿勢を
変える。これにより、軸受が回転軸に片当りすることが
防止される。特に、この第1のジャーナル軸受では各油
溝が円周方向に形成されているので、軸心の傾斜による
各軸受隙間の変化が各々の油溝の全長の範囲に及び、他
の油溝の圧力との圧力差が大きくなり、自己調心機能が
さらに強力に発揮される。また、各油溝は三日月状に形
成されているので、くさび作用により潤滑油が軸受面へ
円滑に流入し、負荷側軸受面の油膜圧力の上昇に支障を
生じさせない。
【0008】この考案に係る第2のジャーナル軸受は、
高圧の潤滑油を負荷側軸受面に供給するようにした自己
調心機能を有するジャーナル軸受において、前記負荷側
軸受面に、軸心線方向に形成した複数個の油溝を軸心線
方向に並設し、この各油溝に供給する高圧潤滑油の各給
油路に絞りをそれぞれ独立に設けたものである。
【0009】この考案における第2のジャーナル軸受に
おいても、前記のように、高圧潤滑油がそれぞれ絞りを
有する給油路を経て複数個の各油溝に供給されるので、
軸心 線が傾斜したとき、軸受隙間の変化により生じる潤
滑油の圧力差により軸受隙間が均等になるように傾斜が
修正される。これにより、軸受が回転軸に片当りするこ
とが防止される。特に、この第2のジャーナル軸受では
各油溝が軸心線方向に形成されているので、軸受面の油
膜圧力形成上の不利が生じるおそれはない。
【0010】この考案に係る第3のジャーナル軸受は、
高圧の潤滑油を負荷側軸受面に供給するようにした自己
調心機能を有するジャーナル軸受において、前記負荷側
軸受面に、円形状に形成した複数個の油溝を軸心線方向
に並設し、この各油溝に供給する高圧潤滑油の各給油路
に絞りをそれぞれ独立に設けたものである。
【0011】この考案における第3のジャーナル軸受に
おいても、前記のように、高圧潤滑油がそれぞれ絞りを
有する給油路を経て複数個の各油溝に供給されるので、
軸心線が傾斜したとき、軸受隙間の変化により生じる潤
滑油の圧力差により軸受隙間が均等になるように傾斜が
修正される。これにより、軸受が回転軸に片当りするこ
とが防止される。特に、この第3のジャーナル軸受では
各油溝が円形状に形成されているので、軸心が傾斜した
ときの油溝の圧力差が大きくなり、自己調心機能が強力
に発揮される。また、油膜形成上の不利が生じるおそれ
がない。
【0012】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図について説明
する。図1において、20は大形蒸気タービン等の大荷
重で高速回転する回転軸であり、32,33はこの回転
軸20の半径方向の荷重を支承する下部軸受及び上部軸
受である。回転軸20の荷重方向は図の下方であり、回
転軸20の回転方向は矢印のように反時計方向であると
する。下部軸受32及び上部軸受33は締着ボルト39
で締着されて一体化されている。一体化された軸受3
2,33は球面軸受34及び球面座35により姿勢変更
可能に支承されている。
【0013】図1(A)に示すように、このジャーナル
軸受の図の左側の部分には、図示しない潤滑油供給装置
から通常の潤滑油を軸受隙間に供給するように、低圧油
管51,低圧油路52及び低圧油溜り53が設けられて
いる。また、図1に示すように、負荷側である下部軸受
32の軸受面のほぼ中央部には、3個の独立の円周方向
油溝83が軸心線方向に並列するように形成され、下部
軸受32内に各円周方向油溝83に連通する高圧給油路
73が形成され、高圧給油路73はプラグ72を介して
高圧給油管71に接続され、高圧給油管71は図示しな
い高圧潤滑油供給装置に連結されている。円周方向油溝
83は軸受面の円周方向に細長く、円周長さ方向の中央
部から両端部に向かって次第に浅くなるように三日月状
に形成されている。また、各円周方向油溝83に連通す
る高圧給油路73には各円周方向油溝83に対して、各
絞り74がそれぞれ設けられている。なお、軸受面の両
端部にはシール溝91及び排油路92が設けられてい
る。
【0014】次に、図1に示す実施例の動作について説
明する。球面軸受34及び球面座35は、相対する球面
をなし、相対回動可能となっており、軸受32,33を
姿勢変更可能に支持することにより、冷態時と運転時の
温度差等による軸受等の変位変形があっても、修正モー
メントが働けば、軸受32,33の軸心を回転軸20の
軸心に一致させるように自己調心することが可能であ
る。
【0015】図1において、低圧油管51,低圧油路5
2及び低圧油溜り53を経て軸受隙間に供給された潤滑
油は、回転軸20が矢印の方向に回転すると、回転軸2
0の回転により引き込まれて、軸受隙間を矢印の方向に
流れて油膜を形成する。回転軸20にかかる荷重によ
り、回転軸20は図の下方に下がる傾向があり、低圧油
溜り53から軸受隙間に入った潤滑油は、くさび状に狭
くなる隙間に入るため、圧力が上がり、その油膜圧力に
より回転軸20を支持する。
【0016】しかし、回転軸20が、蒸気タービン等の
高速回転で大負荷の回転軸である場合は、低圧油溜り5
3から入る潤滑油の油膜圧力だけでは回転軸20を支持
しきれないので、図示しない高圧給油装置により、負荷
側軸受である下部軸受32の軸受面の中央部に、高圧給
油管71,プラグ72及び高圧給油路73を経て油溝8
3から軸受隙間に高圧の潤滑油を圧入して、その高圧油
膜圧力により強制的に回転軸20を押し上げる。そのと
き、従来、図5(C)について説明したように、回転軸
20と下部軸受32との間に傾きがあった場合、隙間の
広い方の端部から潤滑油が大量に流出して油圧が抜けて
しまい、隙間の狭い方の端部の軸受32と回転軸20と
が金属接触して摩耗や発熱等の故障が生じていた。
【0017】これに対して、図1に示すジャーナル軸受
においては、3個の独立の油溝83を軸心線方向に並列
するように形成し、各油溝83の高圧給油路73にはそ
れぞれ独立に絞り74を設けて高圧潤滑油を供給するよ
うにしたので、各油溝83には圧力の変化にかかわらず
ほぼ一定量の潤滑油が供給される。例えば、図4に示す
ように回転軸20の軸心線と軸受32の軸心線とが傾斜
したとすれば、軸受隙間が大きくなった右側の潤滑油は
軸受面から容易に流出して圧力が下がり、軸受隙間が小
さくなった左側の潤滑油は流出し難いので圧力が上が
る。この圧力差により下部軸受32の図4の左側を押し
下げる反時計方向の回転モーメントがかかり、球面軸受
34及び球面座35の自己調心機能により軸受32,3
3は軸受隙間が均等になるように姿勢を変える。これに
より、軸受32が回転軸20に片当り金属接触すること
が防止され、摩耗や発熱等の故障が防止される。なお、
一般に、管路の絞りを通過する流体の流量は、その絞り
の前後の圧力差の平方根に比例するので、上記のように
油溝の圧力が高くなっても低くなっても、潤滑油の供給
量に大きな変化はなく、上記ように、軸受隙間の狭い
所は油圧が高くなり、軸受隙間の大きい所は油圧が低く
なる。
【0018】一般に円周方向の油溝は油膜形成に不利で
あるが、図1に示す軸受面の円周方向油溝83は、高圧
の潤滑油を強制的に圧入するものであるので、油膜形成
上の不利はあまりない。また、円周方向油溝83の形状
は、軸受面の円周長さ方向の中央部から両端部に向かっ
て次第に浅くなるように三日月状に形成したので、回転
軸20の回転にともない、軸受隙間内の潤滑油がくさび
状に進入すること油膜圧力の上昇に支障はない。
【0019】次に、図2に示す実施例について説明す
る。図2に示すジャーナル軸受では、下部軸受32の軸
受面の中央部に、独立の2個の軸心線方向に形成した油
溝84を軸心線方向に並設し、各油溝84に連通する高
圧給油路73にそれぞれ独立に絞り74を設けた。した
がって、図2に示すジャーナル軸受においても、図4に
ついて説明したように、回転軸20に対して軸受32が
傾けば、軸受隙間の大きくなった部分の油圧は低くな
り、軸受隙間の小さくなった部分の油圧は高くなるの
で、この油圧の差により軸受32に対して軸心線方向を
修正しようとする回転モーメントが生じ、球面軸受34
の自己調心機能により軸受隙間の不均等が修正される。
なお、図2に示すジャーナル軸受では、油溝84は軸心
線方向に形成したので、一般的な油膜形成上の不利が生
じるおそれはない。
【0020】次に、図3に示す実施例について説明す
る。図3に示すジャーナル軸受では、下部軸受32の軸
受面の中央部に、独立の2個の円形状に形成した油溝8
5を軸心線方向に並設し、各円形状油溝85の上流側の
箇所にそれぞれ高圧給油路73を連通させ、この各高圧
給油路73にそれぞれ独立に絞り74を設けた。したが
って、図3に示すジャーナル軸受においても、図4につ
いて説明したように、回転軸20に対して軸受32が傾
けば、軸受隙間の大きくなった方の油圧は低くなり、軸
受隙間の小さくなった方の油圧は高くなるので、軸受3
2に対して回転モーメントが生じ、球面軸受34の自己
調心機能により軸受隙間の不均等が修正される。なお、
図3に示すジャーナル軸受の高圧給油路73は、油膜圧
力が最も高くなる部位である図3(A)の最下部軸受面
の箇所より圧力が若干低い上流側に寄っているので、図
3に示すジャーナル軸受は、この円形状油溝85に供給
する潤滑油の圧力の点で有利である。また、油膜圧力の
最高部位より上流側の箇所で高圧の潤滑油を供給するの
で、高圧の潤滑油は円形状油溝85から軸受面の最高圧
力となるべき部位に進出して高圧の油膜を形成し、回転
軸20を有効に押し上げる。
【0021】なお、負荷側軸受である下部軸受32の軸
受面に形成する油溝の形状は、上記各実施例で示した形
状以外に各種の形状としてもよい。また、この考案によ
るジャーナル軸受は、独立の複数個の油溝を下部軸受3
2の軸受面に軸心線方向に並設するが、この独立の油溝
を3個以上設ける場合は、例えば、中央部の油溝はやや
上流側に設けるなど、必ずしも一直線に並べる必要はな
い。
【0022】
【考案の効果】以上のように、この考案によれば、負荷
側軸受面に独立の複数個の油溝を軸心線方向に並設し、
この油溝に対してそれぞれ絞りを有する給油路から高圧
の潤滑油を供給するようにしたので、回転軸と軸受とが
相対傾斜して軸受隙間に差が生じると、小さい軸受隙間
の部分では高い油圧となり、大きい軸受隙間の部分では
低い油圧となるので、自己調心機能が働いて軸受隙間が
均等になるように自己修正し、金属接触や発熱を防止す
ることができる。特に、第1のジャーナル軸受では各油
溝が円周方向に形成されているので、軸心の傾斜による
各軸受隙間の変化が各々の油溝の全長の範囲に及び、油
溝相互の有効圧力差が大きくなり、自己調心機能が強力
に発揮される。また、各油溝は三日月状に形成されてい
るので、潤滑油が軸受面へ円滑に流入し、負荷側軸受面
の油膜圧力の上昇に支障を生じさせない。また、第2の
ジャーナル軸受では各油溝が軸心線方向に形成されてい
るので、油膜形成上の不利が生じるおそれはない。ま
た、第3のジャーナル軸受では各油溝が円形状に形成さ
れているので、軸心が傾斜したときの油溝の圧力差が大
きくなり、自己調心機能が強力に発揮される。また、油
膜形成上の不利が生じるおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施例によるジャーナル軸受を
示し、(A)は横断面図、(B)は負荷側軸受の平面
図、(C)は負荷側軸受の中央部側面断面図である。
【図2】この考案の第2実施例によるジャーナル軸受を
示し、(A)は横断面図、(B)は負荷側軸受の平面
図、(C)は負荷側軸受の中央部側面断面図である。
【図3】この考案の第3実施例によるジャーナル軸受を
示し、(A)は横断面図、(B)は負荷側軸受の平面
図、(C)は負荷側軸受の中央部側面断面図である。
【図4】この考案の一実施例によるジャーナル軸受の動
作説明図である。
【図5】従来のジャーナル軸受を示し、(A)は横断面
図、(B)は負荷側軸受の平面図、(C)は負荷側軸受
の中央部側面断面図である。
【符号の説明】
20:回転軸、 32:下部軸受、 33:上部軸受、 34:球面軸受、 35:球面座、 51:低圧油管、 52:低圧油路、 53:低圧油溜り、 71:高圧給油管、 73:高圧給油路、 74:絞り、 83:円周方向油溝、 84:軸心線方向油溝、 85:円形状油溝。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧の潤滑油を負荷側軸受面に供給する
    ようにした自己調心機能を有するジャーナル軸受におい
    て、前記負荷側軸受面に、円周方向に溝の深さが溝の長
    さの中央部から両端部に向かって次第に浅くなるように
    三日月状に形成した複数個の油溝を軸心線方向に並設
    し、この各油溝に供給する高圧潤滑油の各給油路に絞り
    をそれぞれ独立に設けたことを特徴とするジャーナル軸
    受。
  2. 【請求項2】 高圧の潤滑油を負荷側軸受面に供給する
    ようにした自己調心機能を有するジャーナル軸受におい
    て、前記負荷側軸受面に、軸心線方向に形成した複数個
    の油溝を軸心線方向に並設し、この各油溝に供給する高
    圧潤滑油の各給油路に絞りをそれぞれ独立に設けたこと
    を特徴とするジャーナル軸受。
  3. 【請求項3】 高圧の潤滑油を負荷側軸受面に供給する
    ようにした自己調心機能を有するジャーナル軸受におい
    て、前記負荷側軸受面に、円形状に形成した複数個の油
    溝を軸心線方向に並設し、この各油溝に供給する高圧潤
    滑油の各給油路に絞りをそれぞれ独立に設けたことを特
    徴とするジャーナル軸受。
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