JP2565526Y2 - レーザダイオードモジュール - Google Patents

レーザダイオードモジュール

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JP2565526Y2 JP1676592U JP1676592U JP2565526Y2 JP 2565526 Y2 JP2565526 Y2 JP 2565526Y2 JP 1676592 U JP1676592 U JP 1676592U JP 1676592 U JP1676592 U JP 1676592U JP 2565526 Y2 JP2565526 Y2 JP 2565526Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、半導体レーザダイオ
ードをヒートシンク等を介して固定するステムと、ほう
珪酸硝子を溶解した際の表面張力により形作られるレン
ズを光り取り出し穴に設けた気密封止用のキャップとを
備えたレーザダイオードモジュールに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図6は例えば従来のレーザダイオードモ
ジュールの断面図を示す図である。図において、1はI
nGaAsPとInPとのダブルヘテロ構造からなり、
波長1.3μmで発振するレーザダイオード、2は前記
レーザダイオード1を半田付け固定するSiCからなる
第一のマウント、3は前記第一のマウント2を半田付け
する銅のヒートシンク、4はInGaAsからなるフォ
トダイオード、5は前記フォトダイオード4を半田付け
固定したアルミナからなる第二のマウント、6は予め配
線をするためのリードが低融点硝子による融着、およ
び、溶接により取り付けられ、前記ヒートシンク3と前
記第二のマウント5とを半田付け固定する直径5.6m
mの鉄からなるステム、7はほう珪酸硝子を溶解した際
の表面張力によって形作られたレンズ、8は円筒部の直
径が4.26mm、前記ステム6とプロジェクション溶
接する部分の直径が5.4mm、高さが3.5mm、前
記レンズ7を取付る穴の直径が0.8mmであり、前記
レンズ7と熱膨張係数がほぼ等しいコバールからなる気
密封止用のキャップであり、以後、1から8までを組み
立てた部分をレーザダイオードアセンブリと呼ぶ。9は
前記ステム6を圧入して固定する第一の筐体、10は光
ファイバ、11は前記光ファイバ10を接着固定し、端
面を平面に光学研磨したフェルールであり、以後、10
と11とを合わせて光ファイバアセンブリと呼ぶ。12
はネジ、13は前記光ファイバアセンブリをネジ12で
固定した後、前記第一の筐体9とYAGレーザ溶接で固
定される第二の筐体、14はレーザダイオード1から出
射する光の光線軌跡である。
【0003】次にレーザダイオードモジュールの光学設
計及び組立てについて説明する。まず、ほう珪酸硝子レ
ンズ7の性能は屈折率1.48、形状を球面近似で考え
ると光入射側のレンズ面の半径が0.6mm程度、光出
射側のレンズ面の半径が0.75mm程度、面間隔が1
mm程度であるが、形状のばらつきが大きく、焦点距離
は0.7mmから1.1mmと大きな幅を持っている。
このレンズ7を使って最大結合効率約10%が得られる
横倍率は約3倍であり、前記レーザダイオード1の発光
面と光入射側のレンズ端面との間隔が約1mmとなるよ
うに配置されている。従って、ヒートシンク3の高さは
2mm程度に設計される。次に、光ファイバ端面10で
の光路14の傾きによる損失許容量を1dBとすれば前
記レーザダイオード1の発光点とレンズ7の中心軸との
軸ずれ許容量は40μmであり、前記キャップ8と前記
ステム6とをプロジェクション溶接する際に、前記レー
ザダイオード1の発光点とレンズ7の中心軸とを位置合
わせするなどの工夫がなされている。なお、縦倍率は約
9倍となるので、光ファイバ10の固定位置は約4mm
幅と大きなばらつきを持つことになる。次に、このレー
ザダイオードアセンブリを第一の筐体9に圧入嵌め合い
固定する。圧入嵌め合いをするためには、ステム6の直
径より第一の筐体9の穴の直径が僅かに小さくなるよう
に管理する必要がある。次に、光ファイバ10のナイロ
ンジャケットとシリコーンゴムなどからなる第一次被覆
を除去した後、フェルール11にエポキシ系の接着剤で
接着固定する。次に、光ファイバ端面10とフェルール
11とを粗研磨、中研磨、鏡面研磨の順番で研磨して仕
上げていき、光ファイバアセンブリが完成する。次に、
レーザダイオード1を発光させ、光ファイバ10に入射
する光14が最大となる位置に合わせて、光ファイバア
センブリを第二の筐体13にネジ12で固定し、第二の
筐体13と第一の筐体9とをYAGレーザによりスポッ
ト溶接する。
【0004】次にレーザダイオードモジュールの動作に
ついて説明する。レーザダイオード1から出射する前面
光14は、レンズ7で収束され、光ファイバ10に入射
する。尚、光ファイバ10のコアの屈折率は約1.45
であるから光ファイバ10に入射してくる光の約4%が
反射され、また、光14と光ファイバ端面10が直角で
あるのでレーザダイオード1から出射する前面光14の
0.04%がレーザダイオード1に再入射することにな
る。この反射戻り光はレーザダイオード1の順電流光出
力特性にキンクを発生させたりすることがあるので好ま
しくはない。また、レーザダイオード1から出射する背
面光はフォトダイオード4に入射し、電気に変換され
る。尚、レーザダイオードモジュールの一般的な使用温
度を−40℃から85℃とすると、ヒートシンク3の熱
膨張係数とキャップ8の熱膨張係数との違いによるレー
ザダイオード1の発光点と入射側のレンズ主面との間隔
ずれは2μm程度であり、これに伴う集光位置の移動量
は18μm程度であり結合効率の変動要因となる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記のような従来のレ
ーザダイオードモジュールは、結合効率が最大となるよ
うにするため、レーザダイオード1の発光スポット径に
対する像の横倍率が約3倍となる位置にレンズ7を配置
しているからレーザダイオード1の発光点とレンズ7の
中心軸とを正確に位置合わせして固定する必要があるこ
と、また、ステム6の直径より僅かに小さいキャップ8
が溶接されているからステム6と第一の筐体9とを圧入
嵌め合いとする必要があり、ステム6の外形や第一の筐
体9の内径を高精度に加工するため高価となり、さら
に、ステム6と第一の筐体9との固定構造が強固でない
こと、また、光ファイバ10をフェルール11に接着固
定した後端面を平面に光学研磨するため高価となるこ
と、また、平面に光学研磨された光ファイバ端面10か
ら反射戻り光によりレーザダイオード1の順電流対光出
力特性にキンクが発生することがあること、また、ヒー
トシンク3をステム7に取り付けるから部品点数が多く
高価である等の課題点があった。
【0006】この考案は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、レーザダイオードの発光点とレン
ズの中心軸との許容軸ずれ量を大きくすることにより、
安価で組み立て易いレーザダイオードモジュール並びに
該モジュールのレーザダイオードアセンブリを得ること
を目的とする。
【0007】また、ステムや第一の筐体を高精度に加工
する必要をなくすこと、及び強固な固定構造を持つレー
ザダイオードモジュールを得ることを目的とする。
【0008】また、光学研磨する工程をなくすことによ
り、安価なレーザダイオードモジュールを得ることを目
的とする。
【0009】また、光学研磨をしない工程で製造し、か
つ、光ファイバ端面からの反射戻り光を低減したレーザ
ダイオードモジュールを得ることを目的とする。
【0010】また、ヒートシンクをステムとを一体化す
ることにより部品点数を減らし、さらに、レーザダイオ
ードの発光面と光入射側のレンズ主面との間隔の温度変
化が小さいレーザダイオードモジュールを得ることを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この考案に係るレーザダ
イオードモジュールは、レーザダイオードの発光スポッ
ト径と像との横倍率が2.5倍以下となるようにレーザ
ダイオードの発光面とレンズとの距離を設定する。
【0012】また、ステムの直径よりプロジェクション
溶接する部分の直径が小さいキャップを取り付けること
により、ステム上面の外周に設けられた隙間の部分に第
一の筐体をプロジェクション溶接する。
【0013】また、ステムの直径よりプロジェクション
溶接する部分の直径が小さいキャップを取り付け、第一
の筐体に前記ステムを圧入した後で、ステム下面側から
第一の筐体と前記ステムとをYAGレーザ溶接する。
【0014】また、光ファイバをへき開することにより
得られた端面を光の入射面に利用する。
【0015】また、光ファイバをへき開することにより
得られた端面に誘電帯からなる反射防止膜を蒸着したも
のを光の入射面に利用する。
【0016】また、半導体レーザダイオードを取り付け
るためのヒートシンクとのステムとが鉄からなる一体型
であるものを使用する。
【0017】
【作用】この考案に係るレーザダイオードモジュール
は、レーザダイオードの発光点とレンズの中心軸とが1
00μm程度軸ずれしても光ファイバ端面での光路の傾
きによる損失増加は1dB程度となるので、レーザダイ
オードとステムとの固定や、キャップとステムとのプロ
ジェクション溶接等が組み立て易くなり、さらに、縦倍
率も小さくなるので個々のレンズの焦点距離のばらつき
による光ファイバ固定位置のばらつきも小さくなり、光
ファイバの位置調整も簡単になる。
【0018】また、ステム上面の外周に設けられた隙間
の部分に第一の筐体をプロジェクション溶接するので強
固な固定構造を得ることができる。
【0019】また、光ファイバの壁開面は光ファイバ側
面に傷を付けてから曲げる簡単な工程で得られるので、
研磨工程を無くすことができると共に、安価に製造する
ことができる。
【0020】また、光ファイバの壁開面は光ファイバ側
面に傷を付けてから曲げる簡単な工程で得られるので研
磨工程を無くした安価なものが得られ、さらに、光ファ
イバ端面への誘電帯膜が蒸着されているのでレーザダイ
オードへの戻り光量を減らすことができる。
【0021】また、部品点数を減らすことにより安価に
製造できると共に、レーザダイオードの発光面と光入射
側のレンズ主面との間隔の温度変化を減らすことができ
る。
【0022】
【実施例】実施例1. 以下、この考案の一実施例を図について説明する。図1
において、1,2,4〜7、及び10〜14は上記従来
のレーザダイオードモジュールと全く同一のものであ
る。3は現在量産されている高さ1.3mmの銅からな
るヒートシンク、8は直径5.6mmのステム7の外周
部分に少なくとも0.5mm幅の空間が空くように円筒
部の直径が3.6mm、プロジェクション溶接する部分
の直径が4.2mmとし、また、横倍率が約2倍となる
ように高さを2.8mmとし、さらに、従来例と同じ性
能のレンズ7を取付られる直径が0.8mmの穴を設
け、レンズ7と熱膨張係数がほぼ等しいコバールからな
る気密封止用のキャップ、9はステム6にプロジェクシ
ョン溶接するための溶接リングを加工した第一の筐体で
ある。
【0023】次にレーザダイオードモジュール並びにレ
ーザダイオードアセンブリの光学設計及び組立てについ
て説明する。まず、レンズ7は従来例と全く同一の光学
性能である。次に、横倍率を約2倍に設定することによ
り、最大結合効率は約8%となるが、レーザダイオード
1の発光点とレンズ7の中心軸との軸ずれが100μm
程度発生しても、光ファイバ10端面での光路の傾きに
よる損失量を1dB程度であり、ステム6上へのレーザ
ダイオード1の取付けや、キャップ8のプロジェクショ
ン溶接を簡単に行うことができる効果がある。次にステ
ム6の外周の空いている部分に、第一の筐体9をプロジ
ェクション溶接するので、強固な固定構造が得られる効
果がある。次に、光ファイバ10のナイロンジャケット
とシリコーンゴムなどからなる第一次被覆を除去した
後、フェルール11にエポキシ系の接着剤で接着固定す
る。次に、光ファイバ端面10とフェルール11とを粗
研磨、中研磨、鏡面研磨の順番で研磨して仕上げてい
き、光ファイバアセンブリが完成する。次に、レーザダ
イオード1を発光させ、光ファイバ10に入射する光1
4が最大となる位置に合わせて、光ファイバアセンブリ
を第二の筐体13にネジ12で固定し、第二の筐体13
と第一の筐体9とをYAGレーザによりスポット溶接す
る。なお、縦倍率は約4倍となるのでレンズ7の焦点距
離のばらつきによる光ファイバ10の位置のばらつきは
約2mmの幅となり、組立が簡単になる効果がある。
【0024】次にレーザダイオードモジュールの動作で
あるが、これは従来例と同じである。尚、レーザダイオ
ードモジュールの一般的な使用温度を−40℃から85
℃とすると、ヒートシンク3の熱膨張係数とキャップ8
の熱膨張係数との違いによるレーザダイオード1の発光
点と入射側のレンズ主面との間隔ずれは1μm程度であ
り、これに伴う集光位置の移動量は4μm程度であり結
合効率に対する影響が少なくなっている。
【0025】実施例2. 図2は第一の筐体にレーザダイオードアセンブリのステ
ムを圧入した後で、ステム下面側から第一の筐体とステ
ムとをYAGレーザ溶接で固定したレーザダイオードモ
ジュールを示す。図において、16は溶接ナゲットであ
る。本実施例は、図1に示す実施例と同様の効果があ
る。
【0026】実施例3. 図3は光ファイバ10の側面に傷を付けた後で曲げるこ
とにより壁開面を作り、次に、前記フェルール11に接
着固定した光ファイバアセンブリを取り付けたレーザダ
イオードモジュールを示す。本実施例は、図1に示す実
施例と同様の効果と共に、光ファイバ端末の製造が簡単
になる効果がある。
【0027】実施例4. 図4は光ファイバ10の側面に傷を付けた後で曲げるこ
とにより壁開面を作り、次に、この壁開面に電子線ビー
ム蒸着装置により使用波長の四分の一波長の厚みのフッ
化マグネシウム単層膜15を蒸着し、次に、これを前記
フェルール11に接着固定した光ファイバアセンブリを
取り付けたレーザダイオードモジュールを示す。本実施
例は、図1に示す実施例と同様の効果と共に、光ファイ
バ端末の製造が簡単になる効果と、光ファイバ端面から
反射が1.8%程度となるので、レーザダイオード1へ
の反射戻り光はレーザダイオード1の前面光14に対し
0.012%となり、レーザダイオード1の順電流対
光出力特性のキンクもほとんど見られなくなる効果があ
る。
【0028】実施例5. 尚、上記実施例5ではフッ化マグネシウムの単層膜を蒸
着する光ファイバアセンブリを示したが、二酸化珪素や
二酸化チタンなどの誘電帯多層膜からなる反射防止膜を
蒸着してもよく、上記実施例5と同様の効果を奏する。
【0029】実施例6. 図5はヒートシンク3とステム7とが鉄からなる一体構
造のレーザダイオードアセンブリを取り付けたレーザダ
イオードモジュールを示す。本実施例は、図1に示す実
施例と同様の効果と共に、部品点数が減る効果があり、
さらに、レーザダイオードモジュールの一般的な使用温
度を−40℃から85℃とした場合、ヒートシンク3の
熱膨張係数とキャップ8の熱膨張係数との違いによるレ
ーザダイオード1の発光点と入射側のレンズ主面との間
隔ずれは0.2μm程度であり、これに伴う集光位置の
移動量は0.8μm程度となるため結合効率に対する影
響がほとんどなくなる効果がある。
【0030】実施例7. 尚、上記実施例では光ファイバアセンブリと第二の筐体
12とネジ11で固定するものを示したが、光ファイバ
アセンブリと第二の筐体12とをYAGレーザ溶接で固
定するものでもよい。また、上記実施例では光ファイバ
アセンブリと第二の筐体12を設けたピグテイル型のレ
ーザダイオードモジュールについて示したが、光ファイ
バプラグを取り付けるレセプタクルを設けたレーザダイ
オードモジュールやレーザダイオードアセンブリのみで
もよく、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0031】
【考案の効果】この考案は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されているような効果を奏す
る。
【0032】レーザダイオードの発光スポット径と像と
の横倍率が2.5倍以下となるようにレーザダイオード
の発光面とレンズとの距離を設定したので、半導体レー
ザダイオードの発光点とレンズの中心軸とがある程度軸
ずれしても光ファイバ端面での光路の傾きを小さくする
ことができるので、半導体レーザダイオードとステムと
の固定や、キャップとステムとのプロジェクション溶接
等が組み立てが簡単になる。さらに、縦倍率も小さくな
るので個々のレンズの焦点距離のばらつきによる光ファ
イバ固定位置のばらつきも小さくなり、光ファイバの位
置調整が簡単になる。
【0033】また、ステムと第一の筐体とをプロジェク
ション溶接するので安価で強固な固定構造が得られる。
【0034】また、第一の筐体にステムを圧入した後
で、第一の筐体とステムとをYAGレーザ溶接するので
強固な固定構造が得られる。
【0035】また、光ファイバを壁開した端面を光入射
面としたものを使用するので光ファイバアセンブリの組
み立てが簡単になる。
【0036】また、光ファイバを壁開した端面に反射防
止膜を蒸着したものを使用するので光ファイバ端面から
の反射を減らすことができる。
【0037】また、ヒートシンクとステムとを鉄からな
る一体型のものとしたので、部品点数を減らすことがで
きると共に、半導体レーザダイオードの発光面と光入射
側のレンズ主面との間隔の温度変化を減らすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例1によるレーザダイオードモ
ジュールを示す断面側面図である。
【図2】この考案の実施例2によるレーザダイオードモ
ジュールを示す断面側面図である。
【図3】この考案の実施例3によるレーザダイオードモ
ジュールを示す断面側面図である。
【図4】この考案の実施例4によるレーザダイオードモ
ジュールを示す断面側面図である。
【図5】この考案の実施例6によるレーザダイオードモ
ジュールを示す断面側面図である。
【図6】従来のレーザダイオードモジュールを示す断面
側面図である。
【符号の説明】
1 レーザダイオード 2 第一のマウント 3 ヒートシンク 4 フォトダイオード 5 第二のマウント 6 ステム 7 レンズ 8 キャップ 9 第一の筐体 10 光ファイバ 11 フェルール 12 ネジ 13 第二の筐体 14 光線軌跡 15 反射防止膜 16 溶接ナゲット

Claims (6)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザダイオードをヒートシンク
    等を介して固定するステムと、ほう珪酸硝子を溶解した
    際の表面張力により形作られるレンズを光取り出し用の
    穴に取付けた気密封止用のキャップとを備え、半導体レ
    ーザダイオードの発光スポット径に対する像の横倍率が
    2.5倍以下となるように半導体レーザダイオードとレ
    ンズとを配置したことを特徴とするレーザダイオードモ
    ジュール。
  2. 【請求項2】 半導体レーザダイオードをヒートシンク
    等を介して固定するステムと、ほう珪酸硝子を溶解した
    際の表面張力により形作られるレンズを光取り出し用の
    穴に取付けた気密封止用のキャップと、前記ステムを固
    定する第一の筐体と、光ファイバと、前記光ファイバを
    取付けたフェルールと、前記フェルールと前記第一の筐
    体とを接続する第二の筐体とを備え、半導体レーザダイ
    オードの発光スポット径に対する像の横倍率が2.5倍
    以下となるように半導体レーザダイオードとレンズとを
    配置したことと、前記ステムと前記第一の筐体とをプロ
    ジェクション溶接したこととを特徴とするレーザダイオ
    ードモジュール。
  3. 【請求項3】 半導体レーザダイオードをヒートシンク
    等を介して固定するステムと、ほう珪酸硝子を溶解した
    際の表面張力により形作られるレンズを光取り出し用の
    穴に取付けた気密封止用のキャップと、前記ステムを固
    定する第一の筐体と、光ファイバと、前記光ファイバを
    取付けたフェルールと、前記フェルールと前記第一の筐
    体とを接続する第二の筐体とを備え、半導体レーザダイ
    オードの発光スポット径に対する像の横倍率が2.5倍
    以下となるように半導体レーザダイオードとレンズとを
    配置したことと、前記第一の筐体に前記ステムを圧入し
    た後で前記第一の筐体と前記ステムとをYAGレーザ溶
    接したことを特徴とするレーザダイオードモジュール。
  4. 【請求項4】 半導体レーザダイオードをヒートシンク
    等を介して固定するステムと、ほう珪酸硝子を溶解した
    際の表面張力により形作られるレンズを光取り出し用の
    穴に取付けた気密封止用のキャップと、前記ステムを固
    定する第一の筐体と、光ファイバと、前記光ファイバを
    取付けたフェルールと、前記フェルールと前記第一の筐
    体とを接続する第二の筐体とを備え、半導体レーザダイ
    オードの発光スポット径に対する像の横倍率が2.5倍
    以下となるように半導体レーザダイオードとレンズとを
    配置したことと、前記光ファイバへの光入射面がへき開
    により得られた端面であることを特徴とするレーザダイ
    オードモジュール。
  5. 【請求項5】 半導体レーザダイオードをヒートシンク
    等を介して固定するステムと、ほう珪酸硝子を溶解した
    際の表面張力により形作られるレンズを光取り出し用の
    穴に取付けた気密封止用のキャップと、前記ステムを固
    定する第一の筐体と、光ファイバと、前記光ファイバを
    取付けたフェルールと、前記フェルールと前記第一の筐
    体とを接続する第二の筐体とを備え、半導体レーザダイ
    オードの発光スポット径に対する像の横倍率が2.5倍
    以下となるように半導体レーザダイオードの発光面と光
    入射側のレンズ主面との距離を配置したことと、前記光
    ファイバへの光入射面がへき開により得られた端面であ
    り、かつ、壁開面の上に反射防止用の誘電帯膜を蒸着し
    たことを特徴とするレーザダイオードモジュール。
  6. 【請求項6】 半導体レーザダイオードをヒートシンク
    等を介して固定するステムと、ほう珪酸硝子を溶解した
    際の表面張力により形作られるレンズを光取り出し用穴
    に設けた気密封止用のキャップとを備え、半導体レーザ
    ダイオードの発光スポット径に対する像の横倍率が2.
    5倍以下となるように半導体レーザダイオードの発光面
    と光入射側のレンズ主面との距離を配置したことと、半
    導体レーザダイオードを取り付けるヒートシンクとステ
    ムとが鉄からなる一体型であることを特徴とするレーザ
    ダイオードモジュール。
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