JP2565460B2 - 風力発電装置を備えた車両 - Google Patents
風力発電装置を備えた車両Info
- Publication number
- JP2565460B2 JP2565460B2 JP4328960A JP32896092A JP2565460B2 JP 2565460 B2 JP2565460 B2 JP 2565460B2 JP 4328960 A JP4328960 A JP 4328960A JP 32896092 A JP32896092 A JP 32896092A JP 2565460 B2 JP2565460 B2 JP 2565460B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fan
- generator
- battery
- vehicle
- power
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/70—Wind energy
- Y02E10/72—Wind turbines with rotation axis in wind direction
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/64—Electric machine technologies in electromobility
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/7072—Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors
Landscapes
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
- Wind Motors (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
Description
【0001】本発明は、車両の走行時の風圧を利用して
発電するようにした風力発電装置を備えた車両に関す
る。
発電するようにした風力発電装置を備えた車両に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の車両は、走行時の空気抵抗を少な
くするため、外形を流線型に近ずけるようにしていた。
くするため、外形を流線型に近ずけるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、逆に車両の走
行時の空気の流れを利用して、発電することが考えられ
る。本発明は、このような点に着目し、車両の走行中
に、空気の流れを利用して発電し、それをバッテリに充
電できるとともに、充電された電力を利用して、車両に
補助的な推進力を付与しうるようにした風力発電装置を
備えた車両を提供することを目的としている。
行時の空気の流れを利用して、発電することが考えられ
る。本発明は、このような点に着目し、車両の走行中
に、空気の流れを利用して発電し、それをバッテリに充
電できるとともに、充電された電力を利用して、車両に
補助的な推進力を付与しうるようにした風力発電装置を
備えた車両を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の風力発電装置を備えた車両は、回転軸を前
後方向に向けて、かつ前後方向に傾倒自在に車体として
枢着されたファンと、このファンの傾倒角度を変更しう
る角度調節手段と、伝動手段を介してファンに連係さ
れ、ファンの回転により発電する発電機と、発電機によ
り発電した電力を蓄電するバッテリーとを備えることを
特徴としている。
め、本発明の風力発電装置を備えた車両は、回転軸を前
後方向に向けて、かつ前後方向に傾倒自在に車体として
枢着されたファンと、このファンの傾倒角度を変更しう
る角度調節手段と、伝動手段を介してファンに連係さ
れ、ファンの回転により発電する発電機と、発電機によ
り発電した電力を蓄電するバッテリーとを備えることを
特徴としている。
【0005】この装置には、さらに、切換手段を介し
て、発電機と選択的にファンに連係され、かつバッテリ
ーの電力により作動して、ファンを回転させ、車体に推
進力を与える駆動手段を設けるのがよい。
て、発電機と選択的にファンに連係され、かつバッテリ
ーの電力により作動して、ファンを回転させ、車体に推
進力を与える駆動手段を設けるのがよい。
【0006】また、発電機は、バッテリーへ充電する発
電機能と、バッテリーの電力により、ファンを回転させ
る駆動手段としての機能との両方を備えているのがよ
い。
電機能と、バッテリーの電力により、ファンを回転させ
る駆動手段としての機能との両方を備えているのがよ
い。
【0007】
【作用】車両の走行時の空気の流れにより、ファンが回
転させられ、その回転力により発電機が作動させられ、
発電機より発生した電力はバッテリに蓄電される。必要
に応じて、バッテリに蓄電された電力により、駆動手段
を作動させて、ファンを動力により回転させることによ
って、車両に補助的な推進力を付与できる。 なお、車両
の後輪がぬかるみや凹所に落ち込んで、走行不能となっ
たような場合には、ファンを後傾させ、その状態でファ
ンをモータの駆動力により回転させると、ファンの回転
力により、車体の後部を前上方に押し上げようとする推
進力が発生するので、後輪をぬかるみや凹所から容易に
脱出させることができる。また、ファンの不使用時に
は、ファンを車体の運転席の後面にもたれかかるように
前傾させておけば、車両の走行時の空気抵抗を少なくす
ることができ、車両本来の走行性能を低下させることは
ない。
転させられ、その回転力により発電機が作動させられ、
発電機より発生した電力はバッテリに蓄電される。必要
に応じて、バッテリに蓄電された電力により、駆動手段
を作動させて、ファンを動力により回転させることによ
って、車両に補助的な推進力を付与できる。 なお、車両
の後輪がぬかるみや凹所に落ち込んで、走行不能となっ
たような場合には、ファンを後傾させ、その状態でファ
ンをモータの駆動力により回転させると、ファンの回転
力により、車体の後部を前上方に押し上げようとする推
進力が発生するので、後輪をぬかるみや凹所から容易に
脱出させることができる。また、ファンの不使用時に
は、ファンを車体の運転席の後面にもたれかかるように
前傾させておけば、車両の走行時の空気抵抗を少なくす
ることができ、車両本来の走行性能を低下させることは
ない。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して
説明する。図1及び図2において、(1)は小型後輪駆動
車の車体で、その後部荷台(2)には、上下方向を向く支
持杆(3)の下端部が、左右方向を向く軸(4)をもって枢
着されており、支持杆(3)の上端部に固着した円筒形の
ファンケース(5)内には、ファン(6)の回転軸(6a)が車
体(1)の前後方向を向くようにして枢支されている。
説明する。図1及び図2において、(1)は小型後輪駆動
車の車体で、その後部荷台(2)には、上下方向を向く支
持杆(3)の下端部が、左右方向を向く軸(4)をもって枢
着されており、支持杆(3)の上端部に固着した円筒形の
ファンケース(5)内には、ファン(6)の回転軸(6a)が車
体(1)の前後方向を向くようにして枢支されている。
【0009】車体(1)の荷台(2)の前部と支持杆(3)の
中位部とには、ファン(6)の角度調節手段をなすエアシ
リンダ装置(又は油圧シリンダ装置)(7)におけるシリン
ダ(7a)の基端部とシリンダ(7a)より延出するピストンロ
ッド(7b)の先端部とが連結され、ピストンロッド(7b)が
シリンダ(7a)より進退することにより、支持杆(3)、フ
ァンケース(5)及びファン(6)は、図2に実線で示すほ
ぼ垂直を向く位置から、同じく想像線で示す後傾位置及
び前傾位置に傾動できるようになっている。
中位部とには、ファン(6)の角度調節手段をなすエアシ
リンダ装置(又は油圧シリンダ装置)(7)におけるシリン
ダ(7a)の基端部とシリンダ(7a)より延出するピストンロ
ッド(7b)の先端部とが連結され、ピストンロッド(7b)が
シリンダ(7a)より進退することにより、支持杆(3)、フ
ァンケース(5)及びファン(6)は、図2に実線で示すほ
ぼ垂直を向く位置から、同じく想像線で示す後傾位置及
び前傾位置に傾動できるようになっている。
【0010】ファン(6)の回転軸(6a)に固嵌されたプー
リ(8)と、回転軸(6a)と平行に支持杆(3)の下端部に枢
設された中間軸(9)に固嵌されたプーリ(10)とには、無
端ベルト(チェーンとしてもよい。)(11)が掛け回されて
いる。
リ(8)と、回転軸(6a)と平行に支持杆(3)の下端部に枢
設された中間軸(9)に固嵌されたプーリ(10)とには、無
端ベルト(チェーンとしてもよい。)(11)が掛け回されて
いる。
【0011】中間軸(9)の前端に固嵌された第1かさ歯
車(12)は、支持杆(3)の枢軸である軸(4)に遊嵌された
中間かさ歯車(13)の後部に噛合している。中間かさ歯車
(13)の前部には、荷台(2)上に前後方向を向くように枢
支された入出力軸(14)の後端に固嵌した第2かさ歯車(1
5)が噛合している。
車(12)は、支持杆(3)の枢軸である軸(4)に遊嵌された
中間かさ歯車(13)の後部に噛合している。中間かさ歯車
(13)の前部には、荷台(2)上に前後方向を向くように枢
支された入出力軸(14)の後端に固嵌した第2かさ歯車(1
5)が噛合している。
【0012】かくして、支持杆(3)及びファン(6)等
が、図2に実線及び想像線で示すいずれの傾斜角度で停
止している場合でも、ファン(6)の回転力が、プーリ
(8)、無端ベルト(11)、プーリ(10)、中間軸(9)、第1
かさ歯車(12)、中間かさ歯車(13)、第2かさ歯車からな
る伝動手段(A)を介して、入出力軸(14)に伝達され、ま
た逆に、入出力軸(14)側の回転力が、伝動手段(A)を上
記と逆の順路で伝達されて、ファン(6)に達するように
なっている。
が、図2に実線及び想像線で示すいずれの傾斜角度で停
止している場合でも、ファン(6)の回転力が、プーリ
(8)、無端ベルト(11)、プーリ(10)、中間軸(9)、第1
かさ歯車(12)、中間かさ歯車(13)、第2かさ歯車からな
る伝動手段(A)を介して、入出力軸(14)に伝達され、ま
た逆に、入出力軸(14)側の回転力が、伝動手段(A)を上
記と逆の順路で伝達されて、ファン(6)に達するように
なっている。
【0013】入出力軸(14)は、直接第1クラッチ(16)を
介して、発電機(17)のロータ(図示略)に連結されるとと
もに、入出力軸(14)に固嵌した第1平歯車(18)、入出力
軸(14)と平行の副軸(19)に固嵌した第2平歯車(20)及び
第2クラッチ(21)を介して、駆動手段であるモータ(22)
の回転軸(図示略)に連結されている。
介して、発電機(17)のロータ(図示略)に連結されるとと
もに、入出力軸(14)に固嵌した第1平歯車(18)、入出力
軸(14)と平行の副軸(19)に固嵌した第2平歯車(20)及び
第2クラッチ(21)を介して、駆動手段であるモータ(22)
の回転軸(図示略)に連結されている。
【0014】第1クラッチ(16)及び第2クラッチ(21)
は、切換手段をなすもので、公知の電磁クラッチにより
構成し、いずれか一方を選択的に作動させるように制御
する。発電機(17)及びモータ(22)は、公知のもので、ク
ラッチ(16)(21)と同期して制御される切換スイッチ(23)
を介して、バッテリ(24)に電気的に接続されている。
は、切換手段をなすもので、公知の電磁クラッチにより
構成し、いずれか一方を選択的に作動させるように制御
する。発電機(17)及びモータ(22)は、公知のもので、ク
ラッチ(16)(21)と同期して制御される切換スイッチ(23)
を介して、バッテリ(24)に電気的に接続されている。
【0015】なお、バッテリ(23)は、車両のエンジンに
より作動させられるダイナモやスタータ等に接続された
バッテリそのものとしてもよいが、それを補助する補助
バッテリとして車載するのがよい。
より作動させられるダイナモやスタータ等に接続された
バッテリそのものとしてもよいが、それを補助する補助
バッテリとして車載するのがよい。
【0016】本実施例においては、第2クラッチ(21)を
切り、第1クラッチ(16)を入れ、かつ切換スイッチ(23)
を発電機(17)側に切換えた状態で、車両を走行させる
と、そのときの空気の流れにより、ファン(6)が回転さ
せられ、その回転力が伝動手段(A)、入出力軸(14)及び
第1クラッチ(16)を介して、発電機(17)に伝達され、発
電機(17)のロータが回転させられて発電し、その発電さ
れた電力は、バッテリ、(23)に充電される。
切り、第1クラッチ(16)を入れ、かつ切換スイッチ(23)
を発電機(17)側に切換えた状態で、車両を走行させる
と、そのときの空気の流れにより、ファン(6)が回転さ
せられ、その回転力が伝動手段(A)、入出力軸(14)及び
第1クラッチ(16)を介して、発電機(17)に伝達され、発
電機(17)のロータが回転させられて発電し、その発電さ
れた電力は、バッテリ、(23)に充電される。
【0017】登坂時又はぬかるみ走行時等において、第
1クラッチ(16)を切り、第2クラッチ(21)を入れ、かつ
切換スイッチ(23)をモータ(22)側に切換えると、バッテ
リ(24)の電力によりモータ(22)が作動させられ、そのと
きの回転力が、第2クラッチ(21)、平歯車(20)(18)、入
出力軸(14)及び伝動手段(A)を介してファン(6)に伝達
され、ファン(6)は強制的に回転させられる。このとき
のファン(6)の回転により、車両に推進力が付与され、
登坂力及びぬかるみ走行力を増強することができる。
1クラッチ(16)を切り、第2クラッチ(21)を入れ、かつ
切換スイッチ(23)をモータ(22)側に切換えると、バッテ
リ(24)の電力によりモータ(22)が作動させられ、そのと
きの回転力が、第2クラッチ(21)、平歯車(20)(18)、入
出力軸(14)及び伝動手段(A)を介してファン(6)に伝達
され、ファン(6)は強制的に回転させられる。このとき
のファン(6)の回転により、車両に推進力が付与され、
登坂力及びぬかるみ走行力を増強することができる。
【0018】特に、ぬかるみ走行時には、タイヤの回転
による走行力とは異なる風力による推進力を付与するこ
とにより、車輪の空転による推進力の減退や走行不能等
を防止できる利点がある。
による走行力とは異なる風力による推進力を付与するこ
とにより、車輪の空転による推進力の減退や走行不能等
を防止できる利点がある。
【0019】ファン(6)は、平常時は図2に実線で示す
ように、回転軸(6a)がほぼ水平な前後方向を向くように
して用いるのがよいが、例えば、車両の後輪がぬかるみ
や凹所に落ち込んで、走行不能となったような場合に
は、エアシリンダ装置(7)のピストンロッド(7b)を伸出
させて、ファン(6)を図2に想像線で示すように後傾さ
せ、その状態で、上述したようにしてファン(6)をモー
タ(22)の駆動力により回転させるのがよい。
ように、回転軸(6a)がほぼ水平な前後方向を向くように
して用いるのがよいが、例えば、車両の後輪がぬかるみ
や凹所に落ち込んで、走行不能となったような場合に
は、エアシリンダ装置(7)のピストンロッド(7b)を伸出
させて、ファン(6)を図2に想像線で示すように後傾さ
せ、その状態で、上述したようにしてファン(6)をモー
タ(22)の駆動力により回転させるのがよい。
【0020】すると、このときのファン(6)の回転力に
より、車体(1)の後部を前上方に押し上げようとする推
進力が発生するので、後輪をぬかるみや凹所から容易に
脱出させることができる。
より、車体(1)の後部を前上方に押し上げようとする推
進力が発生するので、後輪をぬかるみや凹所から容易に
脱出させることができる。
【0021】また、ファン(6)の不使用時には、ファン
(6)を、図2に想像線で示すように、車体(1)の運転席
(1a)の後面にもたれかかるように前傾させておけば、車
両の走行時の空気抵抗を少なくすることができ、車両本
来の走行性能を低下させることはない。
(6)を、図2に想像線で示すように、車体(1)の運転席
(1a)の後面にもたれかかるように前傾させておけば、車
両の走行時の空気抵抗を少なくすることができ、車両本
来の走行性能を低下させることはない。
【0022】なお、荷台(2)の長さを長くし、ファン
(6)の不使用時に、ファン(6)を荷台(2)の上面に接す
るまで倒伏させて収納しうるようにしてもよい。
(6)の不使用時に、ファン(6)を荷台(2)の上面に接す
るまで倒伏させて収納しうるようにしてもよい。
【0023】また、上記実施例においては、切換手段と
して、2つのクラッチ(16)(21)を用いて、ファン(6)を
発電機(17)とモータ(22)とに選択的に接続するようにし
たが、発電機(17)を、バッテリ(24)を充電する本来の発
電機と、逆にバッテリ(24)の電力によりロータを回転さ
せて、その駆動力によりファン(6)を回転させるモー
タ、すなわち駆動手段としての機能との両方を備えるも
のとすれば、クラッチ(16)(21)や平歯車(18)(20)等を省
略することができる。なお、ファン(6)は車体(1)のボ
ンネットの上に設けてもよい。
して、2つのクラッチ(16)(21)を用いて、ファン(6)を
発電機(17)とモータ(22)とに選択的に接続するようにし
たが、発電機(17)を、バッテリ(24)を充電する本来の発
電機と、逆にバッテリ(24)の電力によりロータを回転さ
せて、その駆動力によりファン(6)を回転させるモー
タ、すなわち駆動手段としての機能との両方を備えるも
のとすれば、クラッチ(16)(21)や平歯車(18)(20)等を省
略することができる。なお、ファン(6)は車体(1)のボ
ンネットの上に設けてもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明によると、次のような効果を奏す
ることができる。
ることができる。
【0025】(a) 車両の走行時の空気の流れを利用し
て発電し、それを蓄電しておくことができるので、便利
である。
て発電し、それを蓄電しておくことができるので、便利
である。
【0026】(b) ファンの不使用時に、車両走行時の
空力性能を損なわないように、ファンを前傾させたり、
又は前倒させて折り畳んでおくことができる(全請求
項)。
空力性能を損なわないように、ファンを前傾させたり、
又は前倒させて折り畳んでおくことができる(全請求
項)。
【0027】(c) 請求項2及び3記載の発明によれ
ば、蓄電した電力を利用して、車両の補助推進力を得る
ことができ、特に登坂時やぬかるみ走行時に、タイヤの
回転によらない補助推進力を付与することができるので
便利である。
ば、蓄電した電力を利用して、車両の補助推進力を得る
ことができ、特に登坂時やぬかるみ走行時に、タイヤの
回転によらない補助推進力を付与することができるので
便利である。
【0028】(d) ファンを後傾させた状態で回転させ
ることにより、車体に前上向きの推進力を出させ、ぬか
るみや凹所に落ち込んだ後車輪を容易に脱出させること
ができる。
ることにより、車体に前上向きの推進力を出させ、ぬか
るみや凹所に落ち込んだ後車輪を容易に脱出させること
ができる。
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】同じく要部の概略縦断側図である。
(1) 車体 (1a)運転
席 (2)荷台 (3)支持
杆 (4)軸 (5)ファ
ンケース (6)ファン (6a)回転
軸 (7)エアシリンダ装置(角度調節手段) (7a)シリ
ンダ (7b)ピストンロッド (8)プー
リ (9)中間軸 (10)プー
リ (11)無端ベルト (12)第1
かさ歯車 (13)中間かさ歯車 (14)入出
力軸 (15)第2かさ歯車 (16)第1
クラッチ(切換手段) (17)発電機 (18)第1
平歯車 (19)副軸 (20)第2
平歯車 (21)第2クラッチ(切換手段) (22)モー
タ(駆動手段) (23)切換スイッチ (24)バッ
テリ (A)伝動手段
席 (2)荷台 (3)支持
杆 (4)軸 (5)ファ
ンケース (6)ファン (6a)回転
軸 (7)エアシリンダ装置(角度調節手段) (7a)シリ
ンダ (7b)ピストンロッド (8)プー
リ (9)中間軸 (10)プー
リ (11)無端ベルト (12)第1
かさ歯車 (13)中間かさ歯車 (14)入出
力軸 (15)第2かさ歯車 (16)第1
クラッチ(切換手段) (17)発電機 (18)第1
平歯車 (19)副軸 (20)第2
平歯車 (21)第2クラッチ(切換手段) (22)モー
タ(駆動手段) (23)切換スイッチ (24)バッ
テリ (A)伝動手段
Claims (3)
- 【請求項1】 回転軸を前後方向に向けて、かつ前後方
向に傾倒自在として車体に枢着されたファンと、このファンの傾倒角度を変更しうる角度調節手段と、 伝動手段を介してファンに連係され、ファンの回転によ
り発電する発電機と、 発電機により発電した電力を蓄電するバッテリーとを備
えることを特徴とする風力発電装置を備えた車両。 - 【請求項2】 切換手段を介して、発電機と選択的にフ
ァンに連係され、かつバッテリーの電力により作動し
て、ファンを回転させ、車体に推進力を与える駆動手段
を備えることを特徴とする請求項1記載の風力発電装置
を備えた車両。 - 【請求項3】 発電機が、バッテリーへ充電する発電機
能と、バッテリーの電力により、ファンを回転させる駆
動手段としての機能との両方を備えていることを特徴と
する請求項1記載の風力発電装置を備えた車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4328960A JP2565460B2 (ja) | 1992-11-16 | 1992-11-16 | 風力発電装置を備えた車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4328960A JP2565460B2 (ja) | 1992-11-16 | 1992-11-16 | 風力発電装置を備えた車両 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06189410A JPH06189410A (ja) | 1994-07-08 |
JP2565460B2 true JP2565460B2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=18216040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4328960A Expired - Lifetime JP2565460B2 (ja) | 1992-11-16 | 1992-11-16 | 風力発電装置を備えた車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2565460B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101813067A (zh) * | 2010-06-01 | 2010-08-25 | 邵汉琦 | 可调式风力发电机立杆 |
JP2017053304A (ja) * | 2015-09-11 | 2017-03-16 | 株式会社グローバルエナジー | 風力発電装置 |
JP2017053303A (ja) * | 2015-09-11 | 2017-03-16 | 株式会社グローバルエナジー | 風車の回転速度制御方法 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4949970B2 (ja) * | 2007-08-20 | 2012-06-13 | 俊昭 太田 | 風力発電装置 |
JP5348995B2 (ja) * | 2008-10-10 | 2013-11-20 | 株式会社グローバルエナジー | 移動風車の架台並びに移動風車 |
KR20120096060A (ko) * | 2009-12-02 | 2012-08-29 | 체띠아르, 카나판 | 풍력 기반 부하 분리 전기 충전 시스템 |
US8664782B1 (en) * | 2013-03-15 | 2014-03-04 | Johnny Kim | Electric generator apparatus for motor vehicles |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56175231U (ja) * | 1980-05-30 | 1981-12-24 |
-
1992
- 1992-11-16 JP JP4328960A patent/JP2565460B2/ja not_active Expired - Lifetime
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
公開特許出願抄録NS平2−296538 日本特許情報機構発行 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101813067A (zh) * | 2010-06-01 | 2010-08-25 | 邵汉琦 | 可调式风力发电机立杆 |
JP2017053304A (ja) * | 2015-09-11 | 2017-03-16 | 株式会社グローバルエナジー | 風力発電装置 |
JP2017053303A (ja) * | 2015-09-11 | 2017-03-16 | 株式会社グローバルエナジー | 風車の回転速度制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06189410A (ja) | 1994-07-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1574379B1 (en) | Straddle-type vehicle | |
US7413042B2 (en) | Drive controller for hybrid vehicle | |
EP1022183B1 (en) | Stand device for use in electric vehicle | |
JP2691564B2 (ja) | 自走式三輪ゴルフカート | |
EP0425387B1 (fr) | Véhicule routier composé | |
US7431112B2 (en) | Hybrid motorcycle | |
US4848503A (en) | Small snowmobile and drive arrangement therefor | |
EP2189346A1 (en) | Vehicle having a drive source capable of performing backward driving | |
US6685208B1 (en) | Balance system for an enclosed fore-and-aft wheeled vehicle | |
JP2565460B2 (ja) | 風力発電装置を備えた車両 | |
JP2005133343A (ja) | 作業機 | |
US5069304A (en) | Reverse drive for a motorcycle | |
EP1042159B1 (en) | Two or three-wheeled vehicle | |
JP3267849B2 (ja) | 除雪装置 | |
JP2002316626A (ja) | 風力制動装置 | |
EP0145431A2 (en) | Vehicle drive | |
FR2755573A1 (fr) | Tondeuse a gazon equipee d'un entrainement des roues par moteur | |
KR19980024945U (ko) | 자전거 | |
EP0955232A2 (en) | Tricycle with electric motor | |
KR960002581Y1 (ko) | 자전거 | |
JP2000078707A (ja) | 電動三輪車 | |
JP3528966B2 (ja) | 作業機 | |
FR2723907A1 (fr) | Vehicule motorise a deplacement sur une surface de glace | |
KR20060087311A (ko) | 하이브리드 스쿠터 | |
JP3889298B2 (ja) | 電動車両 |