JP2017053303A - 風車の回転速度制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】低風速下において、ロータを一定の回転速度まで加速させることにより、発電効率を大幅に高めうるようにするとともに、強風時においても、ロータが定格回転数を超えて回転するのを抑えながら、効率よく発電しうるようにした風車の回転速度制御方法を提供する。【解決手段】風速検知手段27が予め定めた平均風速を検知したときにモータを自動的に始動させて、ロータ2の周速が特定の値に達するまで加速回転させて、モータを停止させ、風速検知手段27がロータ2の定格平均風速を検知したとき、モータ兼補助発電機14を補助発電機に切替えて発電するようにし、風速検知手段27が再度予め定めた平均風速を検知したときに、再度モータを始動させて、ロータ2の周速が特定の速度に達するまで加速回転させてモータを停止させる制御を繰返す。【選択図】 図1

Description

本発明は、低風速下においても、発電効率を高めることができ、また、強風時においては、ロータが定格回転数を超えて回転するのを抑えるとともに、効率よく発電しうるようにした風車の回転速度制御方法に関する。
風力発電装置は、一般的に機械的ロスが大きく、かつ低風速下では、ロータは発電機のコギングトルクのために、円滑に回転しにくく、発電効率は低い。この問題を解決するために、本発明の発明者は、揚力型ブレードを有する風車を備える縦軸風力発電装置を開発している(例えば特許文献1、2参照)。
特許文献1、2に記載されている縦軸風力発電装置は、縦主軸を中心として互いに対向する1対の縦長揚力型ブレードを有するロータを備え、各揚力型ブレードの上下両端部に、縦主軸方向へ向かう内向き傾斜部を形成することにより、ブレードの内側面に沿って上下方向に拡散する気流を、内向き傾斜部で受止めて、回転力を高めるとともに、揚力(推力)を増大させ、低風速下においても、ロータが効率よく回転して、発電効率を高めうるようにしたものである。
特許第4907073号公報 特開2011−169292号公報
上記特許文献に記載の縦軸風車は、縦軸風車の起動性を改善して、1〜1.5m/s程度の微風速でも、ロータの回転を開始させることができ、かつ平均風速が、例えば2m/s程度の低風速下でも、効率よく発電しうるという特徴を有している。
また、ロータの周速または回転速度が一定の値に達すると、コアンダ効果により、ブレードに生じる揚力が増大するため、ブレードの回転は加速され、かつ発電負荷による失速が起こりにくくなり、発電効率は高められるという特徴も有している。
しかし、風向きは常に変化するため、風車に適する風速が長時間継続することはなく、低風速下で回転しているロータの回転速度を、ロータが自力により加速して、効率よく回転しうる一定の周速となるまで加速することができれば、発電効率をさらに高めることができる。
また、特許文献1、2に記載の縦軸風車は、回転効率が高いため、強風時に一定の風速を超えると、ロータは定格回転数を超えて回転することがある。そのため、予めロータの定格平均風速を設定しておき、風速が定格平均風速に達するか、またはそれを超えた場合に、主軸の回転をブレーキ装置等により強制的に減速させて、ロータが定格回転数を超えて回転しないようにすることが考えられている。
しかし、このようにすると、強風時に効率よく発電することができなくなる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、低風速下において、ロータの回転速度を一定の速度まで加速させることにより、発電効率を大幅に高めることができ、かつ強風時においても、ロータが定格回転数を超えて回転するのを抑えるとともに、効率よく発電しうるようにした、風車の回転速度制御方法を提供することを目的とするものである。
本発明の風車の回転速度制御方法によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)主発電機に連係させた風車の主軸に、発電機に切替えることができるモータを断続可能に接続しておき、風速検知手段が予め定めた平均風速を検知したときに、前記モータを自動的に始動させ、ロータの周速または回転速度が特定の値に達するまで加速回転させて、前記モータを停止させ、前記風速検知手段が前記ロータの定格平均風速を検知するか、回転速度検知手段がロータの定格回転数を検知したとき、前記モータを補助発電機に切替えて前記主軸の回転により発電するようにし、前記風速検知手段が再度予め定めた平均風速を検知したときに、前記補助発電機をモータに切替えて再始動させ、前記ロータの周速または回転速度が前記特定の速度に達するまで加速回転させて、前記モータを停止させる制御を繰返えさせる。
このような方法によると、風速検知手段が予め定めた平均風速を検知したときに、モータを自動的に始動させて、ロータの周速または回転速度が特定の値に達するまで加速回転させて、発電機を回転させうるので、ロータの回転速度が低い低風速下において、発電量が少ない条件下であっても、発電効率を高めることができる。
また、ロータの周速または回転速度が特定の値に達するまで加速回転させると、原動機による助力が無くても揚力によってロータは加速されて回転するので、原動機を作動させている時間は比較的短く、原動機を駆動する動力源の消費量を抑えることができる。
さらに、ロータの定格平均風速を検知するか、ロータの定格回転数を検知した場合に、モータを補助発電機に切替えて発電するようにしているので、強風時には、主発電機と補助発電機との両方で発電することができ、発電効率は大幅に高まる。しかも、モータを補助発電機に切替えると、ロータは、回生発電によるブレーキトルクにより減速させられるので、ブレーキ装置等を設けて減速しなくても、ロータが定格回転数を超えて回転するのを防止することができる。
(2)上記(1)項において、前記風車を、先端部に傾斜部を形成した複数の揚力型ブレードを備えたロータを有する縦軸風車または横軸風車とする。
このような構成によると、先端部に傾斜部を形成した複数の揚力型ブレードを備えたロータを有する縦軸風車または横軸風車は、ブレードに当って先端方向へ拡散する気流を、傾斜部で受止めることにより、回転力を高めて揚力(推力)を増大させうるので、ロータは低風速時から回転し、かつ風速が速くなるほど、コアンダ効果によりブレードに生じる揚力(推力)が増大して、ロータは加速されて効率よく回転する。そのため、ロータの特定周速または回転速度を、ブレードの揚力により回転する速度に設定することにより、原動機の作動時間をより適切に設定することができる。
本発明の風車の回転速度制御方法によると、風速検知手段が予め定めた平均風速を検知したときに、モータを自動的に始動させて、ロータの周速または回転速度が、特定の値に達するまで加速回転させて、発電機を回転させうるので、ロータの回転速度が低い低風速下において、発電量が少ない条件下でも、発電効率を大幅に高めることができる。
また、ロータの定格平均風速を検知するか、ロータの定格回転数を検知した場合に、モータを補助発電機に切替えて発電するようになっているので、強風時には、主発電機と補助発電機との両方で発電することができ、発電効率は大幅に高まる。しかも、モータを補助発電機に切替えると、ロータは、回生発電によるブレーキトルクにより減速させられるので、ブレーキ装置を設けて減速しなくても、定格回転数を超えて回転するのを防止することができる。
本発明の方法の実施に用いられる風力発電装置の正面図である。 ロータとアームの拡大平面図である。 図1のIII−III線における拡大横断平面図である。 風車の回転速度を制御するためのフローチャートである。
本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、以下の実施形態においては、ブレードの回転半径1m、ブレードの翼長1.2mの縦軸風車を備える場合について説明するが、これに限定されないことは勿論である。
図1は、本発明の方法を実施するようになっている、縦軸風車を備える風力発電装置を示し、風力発電装置1は、縦軸型のロータ2と、主発電機3と、風車の回転速度を制御する制御手段4とを備えている。
ロータ2の縦主軸5の上下複数箇所が、基礎Gの上面に立設された支持枠体6の中央部に、軸受6Aを介して回転自在に支持されている。縦主軸5の上部の径方向の対称位置には、上下2本ずつの水平のアーム7A、7Bの内端部が固着され、各上下のアーム7A、7Bの外端部には、垂直方向を向く左右1対の揚力型ブレード(以下ブレードと略称する)8、8の上下端部の内側面が固着されている。アーム7A、7B及びブレード8は、例えば繊維強化合成樹脂により形成されている。なお、アーム7A、7Bとブレード8は、一体成形が可能である。
ブレード8の形状は、本発明の発明者が開発した特許第4907073号公報、及び特開2011−169292号公報に記載されているブレードと実質的に同形をなしている。
すなわち、ブレード8の弦長は、ブレード8の回転半径の20%〜50%とされ、翼面積は大きく設定されている。
ブレード8における上下両端部を除く主部8Aの横断形状は、図3に拡大して示すように、主部8Aの翼厚中心線Cの内方と外方における翼厚は、互いに対称的にほぼ等寸とされ、かつ翼厚中心線Cは、ブレード8の翼厚中心の回転軌跡Oとほぼ重なるように設定されている。
主部8A全体の平面形は、図2に示すように、翼厚中心の回転軌跡Oに沿うように円弧状に湾曲され、その内側面は、前縁の膨らみ部分から後縁にかけて、遠心方向へ傾斜しており、後方から内側面に風が当たると、前方へ押されるようになっている。
主部8Aの横断面形は、回転方向である前側の翼厚が厚く、後方に向かって漸次薄くなる標準翼型に近いものとされている。
ブレード8が回転すると、ブレード8の内外の回転半径の差によって、内側面に比して外側面の周速度が大となり、外側面に沿って後方へ通過する気流の方が、内側面におけるそれよりも高速となる。
そのため、ブレード8の後縁部において、外側面を通過する気流の圧力は、内側面を通過する気流のそれよりも小となり、外側面におけるコアンダ効果によって、ブレード8の後縁部の外側面が、後方から前縁部方向に押されて、ブレード8に回転方向の推力が作用し、ブレード8は回転する。
図1及び図2に示すように、ブレード8の上下両端部には、内方、すなわち縦主軸5方向に向かって、円弧状に傾斜する内向き傾斜部8B、8Bが形成されている。ブレード8の上下の端部に、内向き傾斜部8Bを形成してあるため、ブレード8の回転に伴い、主部8Aの内外の側面に沿って上下方向へ流れようとする気流は、コアンダ効果により、上下の内向き傾斜部8B、8Bの内面及び外面に沿って、後方、すなわち図2におけるW方向に向かって通過するようになり、低風速下においても、ロータ2は、高い回転効率をもって回転する。
前述した主発電機3は、基礎Gに設置された公知の永久磁石式の単相交流または三相交流発電機であり、そのロータ軸に縦主軸5の下端部が連結されている。 主発電機3により発電された電力は、整流器、電圧レギュレータ等を有するコントローラ9を介して、第1蓄電池10に蓄電された後、第1蓄電池10から外部の直流負荷電源に給電されるか、またはコントローラ9より外部の交流負荷電力系統に直接給電される。
コントローラ9は、主発電機3からの出力電流量を調節して、第1蓄電池10または直流負荷電源へ出力する電流や電圧を制御するもので、例えば、ロータ2の起動直後や、ロータ2の回動速度が遅くなる低風速時に、出力電流量が少なくなるように制御して、主発電機3に加わる発電負荷を軽減し、風車の失速を防止するようになっている。
なお、主発電機3を、第1蓄電池10や直流負荷電源系統に直接電力を供給しうる直流発電機としてもよい。
縦主軸5の下部には、伝動手段11及びクラッチ12を介して、減速機13付きのモータ兼補助発電機14が、主発電機3と並列に接続されている。伝動手段11は、縦主軸5に固着された従動傘歯車11Aと、この従動傘歯車11Aに、軸線が直交するようにして噛合された駆動傘歯車11Bとからなり、駆動傘歯車11Bに固着された駆動軸15と、減速機13の出力軸16との間に、それらの動力伝達を断続するクラッチ12を介在させてある。
クラッチ12には、電気的にオン、オフされる公知の電磁クラッチが用いられている。なお、伝動手段11は、1点鎖線で示すような歯車ケースKに収容して隠蔽するのが好ましい。
モータ兼補助発電機14のモータとしては、例えば、発電機に切替え可能な永久磁石界磁式直流モータ、または永久磁石型交流同期モータ等が使用され、詳細な説明は後述するが、縦主軸5を回転させる場合のモータと、縦主軸5の回転により発電する場合の補助発電機とに、切替スイッチ17を介して切替え可能となっている。
切替スイッチ17は、モータ側接点17Aと充電側接点17Bを有する中立復帰式(常開式)のもので、切替スイッチ17が中立位置からモータ側接点17Aに切替えられた場合に、モータ兼補助発電機14はモータに切替えられ、第2蓄電池18の電力により駆動されるようになっている。
なお、モータ兼補助発電機14に永久磁石型交流同期モータを使用する場合には、モータ兼補助発電機14と切替スイッチ17との間に、DC−AC相互変換回路であるインバータが付加される。
切替スイッチ17が中立位置から充電側接点17Bに切替えられた場合に、モータ兼補助発電機14は補助発電機に切替わり、補助発電機により発電された電力が、電圧レギュレータ等を有するコントローラ19を介して、第2蓄電池18に充電されるようになっている。
なお、モータ兼補助発電機14を補助発電機に切替えて発電された余剰電力を、コントローラ19を介して第1蓄電池10にも充電したり、第1蓄電池10と第2蓄電池18同士を並列に接続して、第1、第2蓄電池10、18の両方から外部の直流負荷電源等に給電するようにしてもよい。
制御手段4は、クラッチ切替判定部20と、第2蓄電池18に接続され、クラッチ切替判定部20から出力される制御信号に基づいてオン、オフされる給電器(給電回路)21とを備えている。
詳細な説明は後述するが、クラッチ切替判定部20は、後述する風速計27が予め定めた平均風速である2m/sを検知した場合に、給電器21にオンの制御信号を出力し、第2蓄電池18の電力が、給電器21を介して電磁クラッチ12に給電されることにより、電磁クラッチ12が接続されるようになっている。
なお、風速計24による平均風速の検知時間は、低風速下で発電量が大きく変動しないように、例えば10秒以下の間隔で行うのが好ましい。
電磁クラッチ12が接続されると、モータ兼補助発電機14と縦主軸5は、伝動手段11の駆動傘歯車11Bと従動傘歯車11Aを介して接続される。また、クラッチ切替判定部20より給電器21へオフの制御信号が出力された場合には、電磁クラッチ12は切断され、モータ兼補助発電機14と縦主軸5との間の動力伝達が絶たれる。
前述の切替スイッチ17は、制御手段4のモータ・補助発電機切替判定部22から出力される判定信号に基づいて切替わり、モータ兼補助発電機14をモータとして始動または停止させたり、補助発電機に切替えて始動または停止させたりする。
なお、詳細な説明は後述するが、前記クラッチ切替判定部20及びモータ・補助発電機切替判定部22へは、後述する回転速度センサ25及び風速計27から、風車周速判定部26及び平均風速判定部28に入力されるデータに基づいて、制御手段4の中央処理装置(CPU)23により演算処理された判定信号が出力される。
縦主軸5の中間部の適所には、回転速度を測定するための歯車24が取付けられており、この歯車24の回転数を、回転速度検出センサ25をもって検出することにより、縦主軸5並びにロータ2の回転速度を検出しうるようになっている。
なお、歯車21に代えて、縦主軸5の外周面に、例えば1個または複数個の凸部を設けてもよい。
回転速度検出センサ25には、例えば磁気回転速度検出センサ、超音波回転速度検出センサ、ロータリエンコーダ等の非接触型センサが用いられる。
回転速度検出センサ25により検出された回転速度は、制御手段4の風車周速判定部26に入力され、入力された回転速度に基づいて、制御手段4の中央処理装置23がロータ2の平均周速を演算する。すなわち、ロータ2のブレード8の回転半径(r)から、ロータ2の外周の長さ(2πr)が確定されるので、その外周の長さ(2πr)に縦主軸5の回動速度(rpm)を乗じれば、周速(m/s)が得られる。
なお、ロータ2の周速は、ブレード8の角速度を、センサにより検出することによっても求めることができる。すなわち、ブレード8の角速度(rad/s)に、その回転半径(r)を乗じた値が、ロータ2の周速となる。
風車周速判定部26より、ロータ2の平均周速が、特定周速である5m/sに達したと判定された場合には、クラッチ切替判定部20及びモータ・補助発電機切替判定部22に判定信号を出力する。なお、回転速度検出センサ25と風車周速判定部26は、本発明に係る回転速度検知手段に相当する。
ロータ2の上方には、ロータ2に向かう風の一定時間毎の平均風速を検知するための、風速検知手段である風速計27が、図示しない支持体をもって取付けられている。この風速計27により検出された平均風速は、制御手段4の平均風速判定部28に入力され、中央処理装置(CPU)23により演算処理される。
平均風速判定部28により、風速が平均風速である2m/sである旨を判定した場合、及びロータ2の定格平均風速である例えば13m/sを検知したと判定した場合には、上述したクラッチ切替判定部20、及びモータ・補助発電機切替判定部22に、判定信号を出力する。
図1に示すように、縦主軸5の中間部には、ロータ2の回転を機械的に減速または停止させるブレーキ装置、例えばディスクブレーキ装置29が設けられている。
ディスクブレーキ装置29は、縦主軸5の中間部に固着された大径のブレーキディスク30と、支持枠体6の中間部適所に固定されたブラケット31に、ブレーキディスク30の周端部の一部を収容するように上下方向に移動可能かつ回転不能に取付けられたキャリパ32と、キャリパ32の内部に設けられ、ブレーキディスク30の周端部の上下の面を押圧可能な上下1対のブレーキパッド33、33と、キャリパ32の内部に収容され、下方を向くプランジャの下端により上部のブレーキパッド33の上面を押圧可能な、ソレノイドよりなる電磁アクチュエータ34とを備えている。
電磁アクチュエータ34は、ロータ2の周速または回転速度が予め定めた定格値(許容値)を超えた場合に、制御手段4の風車周速判定部26から発せられる給電信号によりONさせられて、プランジャを下方に突出させ、上部のブレーキパッド33をブレーキディスク30の周端部の上面に圧接するとともに、その反力によりキャリパ32を上方へ移動させて、下部のブレーキパッド33をブレーキディスク30の周端部の下面に圧接させる。この際の摩擦力により、ブレーキディスク30及び縦主軸5に制動力が作用し、ロータ2の回転が減速または停止されるようになっている。
ディスクブレーキ装置29の下方には、強風時や風力発電装置に異常事態が発生した場合等に、手動操作によりロータ2の回転を緊急停止させる手動ブレーキ装置35が設けられている。この手動ブレーキ装置35としては、例えば縦主軸5の中間部に形成された大径軸部36の外周面に対向するように、図示しない不動の支持体に進退可能に支持された左右1対の半円形のブレーキパッド37、37と、両ブレーキパッド37を大径軸部36の外周面に押付けるための手動操作レバー(図示略)とを備える公知のものを使用可能である。
次に、上記実施形態に係る風力発電装置1における風車の回転速度制御方法を、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、ロータ2が回転しているときの平均風速を、風速計27により測定し(S1)、制御手段4の中央処理装置23の演算処理結果に基づいて、平均風速判定部28が、予め定めた平均風速である2m/s以上か否かを判定する(S2)。なお、平均風速が2m/s未満の場合には、電磁クラッチ12はオフとなっている。
平均風速判定部28が、平均風速が2m/s以上と判定した場合には、クラッチ切替判定部20から給電器21に出力される判定信号により電磁クラッチ12に通電し、電磁クラッチ12をオン(S2)させて、駆動軸15と出力軸16とを接続する。これと同時に、モータ・補助発電機切替判定部22から出力される切替信号により、中立位置にある切替スイッチ17をモータ側接点17Aに切替える(S4)。
これにより、モータ兼補助発電機14を、モータに切替えて自動的に始動させ(S5)、伝動手段11を介して縦主軸5を強制的に回転させ、ロータ2を加速回転させる(S6)。平均風速が2m/sに達していないと判定した場合には、ステップS1に戻り、引き続き平均風速を測定する。
なお、モータによりロータ2の回転を加速している間も、主発電機3により発電することができるが、モータの始動開始直後一定時間だけ、コントローラ9により、主発電機3からの出力電流量を自動的に減少させるようにしてもよい。このようにすると、加速開始直後に主発電機3に加わる負荷を軽減させうるので、ロータ2を迅速に加速することができる。
平均風速が2m/s以上か否かを判定する理由は、前述した形状の揚力型ブレード8を備える縦軸型のロータ2において、例えばブレード8の回転半径を1m、ブレード8の翼長1.2mとした場合、平均風速が2m/s以上となると、ブレードに生じる揚力によりロータ2の回転が加速され、発電機3からの発電電力を出力可能な速度で回転するからである。
従って、平均風速が2m/s程度の低風速でロータ2が回転しているときに、モータ兼補助発電機14をモータに切替えて、ロータ2の回転を速やかに加速させると、ブレード8に揚力が生じて更に加速され、更に効率よく発電することができる。
ロータ2の回転を加速したのち、回転速度検出センサ25により縦主軸5の平均回転数を検出し、その回転数に基づいて、中央処理装置23がロータ2の周速に換算し、その結果を風車周速判定部26に出力し(S7)、風車周速判定部26が、ロータ2の周速が平均風速2m/sを超える特定周速、例えば5m/sに達したか否かを判定する(S8)。
ロータ2の周速が5m/sに達したか否かを判定する理由は、上述した形状の揚力型ブレード8を備える縦軸型のロータ2においては、ロータ2の周速が5m/sに達すると、ブレード8の上下両端部の内向き傾斜部8bの作用とコアンダ効果により、ブレード8に作用する揚力(推力)が増し、ブレード8は、モータによる助力がなくても、風速を超える周速度に揚力で加速されながら、効率よく回転して発電し、かつ発電負荷による失速が起きにくくなることが実証されているからである。
なお、周速が5m/sの場合のロータ2の回転速度を例示すると、周速、回転速度及び外周の長さには、前述したような関係があるので、例えばブレード8の回転半径(r)が1mの一般的な縦軸風車の場合、ロータ2の外周の長さ(2πr)は6.28mとなる。従って、周速5m/sを、外周の長さ6.28mで割り、60を乗じて分速に換算すれば、ロータ2の回転速度は約48rpmとなる。
風車周速判定部26が、ロータ2の周速が5m/sに達したと判定した場合は、クラッチ切替判定部20が給電器21にオフの判定信号を出力することにより、電磁クラッチ12をオフとし(S9)、かつ同時に、モータ・補助発電機切替判定部22から出力される切替信号により、切替スイッチ17を中立位置に復帰させてオフとし(S10)、モータを停止させて(S11)、ロータ2の加速回転を停止する。
このように、ロータ2の周速が5m/sに達したときに、電磁クラッチ12をオフにすると、モータのコギングトルクによる回転負荷が縦主軸5に伝達されなくなるので、ロータ2の回転効率が向上する。
風車周速判定部26が、ロータ2の周速が、周速5m/sに達していないと判定した場合は、ステップS6に戻り、電磁クラッチ12を接続したまま、モータによりロータ2の回転を加速し続ける。
モータを停止させて、ロータ2の加速回転を停止させた後、風速計27により再度平均風速を測定し(S12)、平均風速判定部26が、ロータ2の定格平均風速13m/sを検知した場合(S13)には、クラッチ切替判定部20より給電器21に出力される信号に基づいて、電磁クラッチ12をオンさせる(S14)と同時に、モータ・補助発電機切替判定部22より出力される信号に基づいて、中立位置にある切替スイッチ17を充電側接点17B側に切替える(S15)。
切替スイッチ17が充電側接点17Bに切替えられると、モータ兼補助発電機14は、補助発電機に切替えられて始動し(S16)、縦主軸5により補助発電機の回転子(電機子)が回転駆動されることにより発電される。
この発電時に、ロータ2の回転エネルギが電気エネルギに変換されることにより、ロータ2に回生ブレーキが作用して減速される。
従って、強風時であっても、ロータ2は、定格回転数を超えて回転するのが防止される。補助発電機により発電された電力は、切替スイッチ17及びコントローラ19を介して、第2蓄電池18に充電される。
なお、補助発電機からの出力電流量をコントローラ19により制御し、補助発電機に加わる発電負荷を調整することにより、ロータ2が定格回転数を超えて回転しないように制御することができる。
また、平均風速が13m/sを超える強風時において、ロータ2が定格回転数を若干下回る回転速度で回転するように制御すれば、補助発電機の発電効率は高まる。定格平均風速13m/sを検知しない場合には、ステップS12に戻り、引続き平均風速を測定する。
補助発電機に切替えて発電しているときに、風速計27により平均風速を測定し(S17)、平均風速判定部28が平均風速2m/s以下に低下したと判定した場合(S18)は、ステップS4に戻り、前述と同様に、切替スイッチ17をモータ側接点17Aに切替え、モータ兼補助発電機14を、それまでの補助発電機からモータに切替えて自動的に再始動させ、ロータ2を、周速が5m/sに達するまで加速回転させる。
以上説明したように、前記実施形態に係る風車の回転速度制御方法においては、ロータ2が平均風速2m/s程度の低風速下で回転している場合に、ブレード8が揚力で加速されながら、効率よく回転しうる周速である5m/sに達するまで、モータ兼補助発電機14を、モータに切替えて速やかに加速し、ロータ2の回転速度を繰返し制御することにより、低風速下でも発電電力を大きく変動させることなく、発電効率を高めることができる。
また、風速が定格平均風速である13m/sに達した場合に、モータ兼補助発電機14を、補助発電機に切替えて発電するようにしているので、強風時には、主発電機3と補助発電機との両方で発電することができ、発電効率は大幅に高まる。しかも、モータ兼補助発電機14を補助発電機に切替えると、ロータ2は、回生発電によるブレーキトルクにより減速させられるので、定格回転数を超えて回転するのを防止することができる。
モータ兼補助発電機14を補助発電機に切替えても、ロータ2の過回転を防止し得えない場合には、ディスクブレーキ装置29も併用しうるので、強風時においてもロータ2が過回転するおそれはない。
また、ディスクブレーキ装置29を作動させても、なおロータ2の過回転を防止することができないときや、風力発電装置に異常事態が発生した場合等には、手動ブレーキ装置35を操作してロータ2を強制的に停止させうるので、ロータ2のブレード8が破損したりするのを未然に防止することができる。
モータを停止させるロータ2の周速を、例えば5m/sと、低めに設定しておくと、ロータ2の周速が5m/sに達したときに、モータ14が自動的に停止しても、ロータ2は慣性で回転し続けるので、その間に風が吹けば回転が加速される。従って、モータ14を頻繁に作動させる必要はなく、その電力消費量を少なくすることができる。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、次のような種々の変形や変更を施すことが可能である。
前記実施形態では、平均風速が2m/sとなったことを検知したとき、モータを始動させてロータ2の回転を加速するようにしたが、平均風速が2m/sのときの縦主軸5の平均回動数を検知するか、または平均風速が2m/sのときのロータ2の周速を検知したときに、モータを始動させてロータ2を加速させるようにしてもよい。
また、前記実施形態では、風速が定格平均風速である13m/sに達した場合に、モータ兼補助発電機14を補助発電機に切替えて発電するようにしているが、13m/sの定格平均風速のときのロータ2の回転数を定格回転数として設定しておき、回転速度検出センサ25が定格回転数を検知した場合に、モータ兼補助発電機14を補助発電機に切替えて発電するようにしてもよい。この場合には、図4に示すフローチャートのステップS13を、定格回転数に変更すればよい。
また、前記実施形態では、モータ兼補助発電機14をモータとして始動させる平均風速を2m/sに設定したが、この設定風速は、ブレード8の回転半径の大小に応じて適宜に定められる。
すなわち、ブレード8の回転半径が前記実施形態の1mより小さい場合には、、ロータ2の回転トルクが小さくなって、発電負荷により失速し易くなるので、平均風速を2m/s以上に設定し、ロータ2の回転速度が高いときに、モータに切替えて始動させるようにすればよい。
また、ブレード8の回転半径が1mより大きい場合には、ロータ2の回転速度が低くても、回転トルクが大となって発電可能となるので、2m/s以下の平均風速に設定し、ロータ2の回転速度が低いときに、モータに切替えて始動させるようにすればよい。
また、前記実施形態では、ロータ2の周速が5m/sに達したときにモータを停止させるようにしたが、モータを停止させる場合のロータ2の周速は、ブレード8の回転半径の大小に応じて適宜に設定される。
前記実施形態では、ロータ2の周速が5m/sに達するまでモータにより加速して、モータを停止させるようにしたが、前述したように、ロータ2の周速は回転数に換算できるため、周速が5m/sに達したときのロータ2の回転速度を回転速度センサ20が検出したときに、モータを停止させるようにすることもできる。
上記実施形態では、減速機13の出力軸16との動力伝達を断続するのに、電磁クラッチ12を用いたが、例えば遠心クラッチ等の機械式クラッチを用いることもできる。この際には、制御手段4のクラッチ切替判定部20は不要となる。
なお、駆動軸15と減速機13の出力軸16との動力伝達を断続する電磁クラッチ12等のクラッチ機構は省略することもある。
上記実施形態では、モータ兼補助発電機14を補助発電機に切り替えて発電した電力を、第2蓄電池18に充電するようにしたが、第2蓄電池18を省略して、第1蓄電池10に充電するようにしてもよい。この際には、第1蓄電池10の数量を増やし、蓄電容量を大とすればよい。また、この場合には、モータ兼補助発電機14をモータとして始動させる電力、及び電磁クラッチ12を作動させる電力は、第1蓄電池10を使用して供給すればよい。
また、図1に示すように、風力発電装置1の近傍に、第2蓄電池18に接続された太陽光発電パネル29を設置し、第2蓄電池18を、太陽光発電パネル29により発電された電力により充電するようにしてもよい。この場合、第2蓄電池18に代えて、第1蓄電池10を太陽光発電パネル38により充電するようにしてもよい。
本発明の風車の回転速度制御方法は、特許第4907073号公報の図4に記載されているように、揚力型ブレード8を縦主軸5に多段状に固定した風力発電装置や、横軸風車を備える風力発電装置にも適用可能である。
1 風力発電装置
2 ロータ
3 主発電機
4 制御手段
5 縦主軸
6 支持枠体
6A 軸受
7A、7B アーム
8 揚力型ブレード
8A 主部
8B 内向き傾斜部
9 コントローラ
10 第1蓄電池
11 伝動手段
11A 従動傘歯車
11B 駆動傘歯車
12 電磁クラッチ
13 減速機
14 モータ兼補助発電機
15 駆動軸
16 出力軸
17 切替スイッチ
17A モータ側接点
17B 充電側接点
18 第2蓄電池
19 コントローラ
20 クラッチ切替判定部
21 給電器
22 モータ・補助発電機切替判定部
23 中央処理装置
24 歯車
25 回転速度検出センサ
26 風車周速判定部
27 風速計
28 平均風速判定部
29 ディスクブレーキ装置
30 ブレーキディスク
31 ブラケット
32 キャリパ
33 ブレーキパッド
34 電磁アクチュエータ
35 手動ブレーキ装置
36 大径軸部
37 ブレーキパッド
38 太陽光発電パネル
C 翼厚中心線
G 基礎
K 歯車ケース
O 回転軌跡

Claims (2)

  1. 主発電機に連係させた風車の主軸に、発電機に切替えることができるモータを接続しておき、風速検知手段が予め定めた平均風速を検知したときに、前記モータを自動的に始動させ、ロータの周速または回転速度が特定の値に達するまで加速回転させて、前記モータを停止させ、前記風速検知手段が前記ロータの定格平均風速を検知するか、回転速度検知手段がロータの定格回転数を検知したとき、前記モータを補助発電機に切替えて前記主軸の回転により発電するようにし、前記風速検知手段が再度予め定めた平均風速を検知したときに、前記補助発電機をモータに切替えて再始動させ、前記ロータの周速または回転速度が前記特定の値に達するまで加速回転させて、前記モータを停止させる制御を繰返すことを特徴とする風車の回転速度制御方法。
  2. 前記風車を、先端部に傾斜部が形成された複数の揚力型ブレードを有するロータを備える縦軸風車または横軸風車とすることを特徴とする請求項1に記載の風車の回転速度制御方法。
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