JP2565226Y2 - スチール缶アルミ缶瓶自動選別機付空缶圧潰機 - Google Patents
スチール缶アルミ缶瓶自動選別機付空缶圧潰機Info
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- JP2565226Y2 JP2565226Y2 JP2152492U JP2152492U JP2565226Y2 JP 2565226 Y2 JP2565226 Y2 JP 2565226Y2 JP 2152492 U JP2152492 U JP 2152492U JP 2152492 U JP2152492 U JP 2152492U JP 2565226 Y2 JP2565226 Y2 JP 2565226Y2
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- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B9/00—Presses specially adapted for particular purposes
- B30B9/32—Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars
- B30B9/321—Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars for consolidating empty containers, e.g. cans
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、資源の再利用及びゴミ
公害をなくすことを目的とし、ジュース等の空缶空瓶を
効率よく回収処理をする機械装置に係るものであり、詳
しくはスチール缶アルミ缶瓶自動選別機及び空缶圧潰機
に関するものである。
公害をなくすことを目的とし、ジュース等の空缶空瓶を
効率よく回収処理をする機械装置に係るものであり、詳
しくはスチール缶アルミ缶瓶自動選別機及び空缶圧潰機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ジュース等の空缶空瓶の回収は、
そのほとんどをトラック及び塵芥収集車にたよっていた
が、回収効率を上げる為に、近年になって自動的に空缶
空瓶を選別して且つ空缶の体積を減らして回収処理をす
る方法として、スチール缶アルミ缶自動選別機を備えた
設置型及び車載型の空缶プレス機、空缶破砕機、空缶圧
潰機が開発されてきた。
そのほとんどをトラック及び塵芥収集車にたよっていた
が、回収効率を上げる為に、近年になって自動的に空缶
空瓶を選別して且つ空缶の体積を減らして回収処理をす
る方法として、スチール缶アルミ缶自動選別機を備えた
設置型及び車載型の空缶プレス機、空缶破砕機、空缶圧
潰機が開発されてきた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の技術で述べたも
ののうち空缶空瓶の選別において、桟付永久磁石ドラム
式、リニアモーター式、電磁式等を使用したスチール缶
アルミ缶自動選別機は汎用されているが、その設備の大
きさと効率の悪さという問題点を有しており、また、空
缶と空瓶が混合している場合においては、手作業により
空瓶を選別しなければならないので能率が非常に悪く、
そのために前記のスチール缶アルミ缶自動選別機に空瓶
の選別機能を備えたスチール缶アルミ缶瓶自動選別機が
考えられ、一部では振動式、スダレ通過式、落下衝突式
等が試みられているが、時間がかかるとか誤選別も多く
効率が悪い上、これらの装置は前記のスチール缶アルミ
缶自動選別機と別個に設置されるため、全体として大型
になっていた。
ののうち空缶空瓶の選別において、桟付永久磁石ドラム
式、リニアモーター式、電磁式等を使用したスチール缶
アルミ缶自動選別機は汎用されているが、その設備の大
きさと効率の悪さという問題点を有しており、また、空
缶と空瓶が混合している場合においては、手作業により
空瓶を選別しなければならないので能率が非常に悪く、
そのために前記のスチール缶アルミ缶自動選別機に空瓶
の選別機能を備えたスチール缶アルミ缶瓶自動選別機が
考えられ、一部では振動式、スダレ通過式、落下衝突式
等が試みられているが、時間がかかるとか誤選別も多く
効率が悪い上、これらの装置は前記のスチール缶アルミ
缶自動選別機と別個に設置されるため、全体として大型
になっていた。
【0004】また、油圧式空缶プレス機については、空
缶数十個をプレスしてブロック化するのに強大な圧力を
必要とするため、油圧シリンダを用いるので装置が大き
く重量もかなり重く、また、プレス工程に時間がかかり
修理点検が面倒であり価格も高く、ブロック化された空
缶を溶解するのに熱効率も悪かった。
缶数十個をプレスしてブロック化するのに強大な圧力を
必要とするため、油圧シリンダを用いるので装置が大き
く重量もかなり重く、また、プレス工程に時間がかかり
修理点検が面倒であり価格も高く、ブロック化された空
缶を溶解するのに熱効率も悪かった。
【0005】空缶破砕機については、破砕に時間がかか
り、その機械の構造上、空缶が不規則な位置に連続投入
されると効率は激減し故障の原因となり、また、空缶が
小片となって処理されるため、溶解する時に酸化が激し
く、特にアルミ缶においては再生時の歩留まりが非常に
悪かった。
り、その機械の構造上、空缶が不規則な位置に連続投入
されると効率は激減し故障の原因となり、また、空缶が
小片となって処理されるため、溶解する時に酸化が激し
く、特にアルミ缶においては再生時の歩留まりが非常に
悪かった。
【0006】空缶圧潰機について、ローラーを使用する
方法においては、空缶とローラーが面なし対偶となり、
軽い空缶は滑ってローラーに挟み込まれず、そのために
巨大なローラーが必要となり、また、偏心機構を使用し
た揺動式は効率が悪く、機械部品の摩耗、故障、騒音が
ひどく、また、電動シリンダによるプレス方式において
も、ピストンの往復に時間がかかるため能率が悪く、連
続投入時に故障も多かった。
方法においては、空缶とローラーが面なし対偶となり、
軽い空缶は滑ってローラーに挟み込まれず、そのために
巨大なローラーが必要となり、また、偏心機構を使用し
た揺動式は効率が悪く、機械部品の摩耗、故障、騒音が
ひどく、また、電動シリンダによるプレス方式において
も、ピストンの往復に時間がかかるため能率が悪く、連
続投入時に故障も多かった。
【0007】また、前述の各装置については、混入され
たスプレー缶等に残留するガスによる爆発事故も発生し
ており、安全対策も十分でなかった。
たスプレー缶等に残留するガスによる爆発事故も発生し
ており、安全対策も十分でなかった。
【0008】本考案は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、ジュース等の空缶空瓶の回収に係る、スチール
缶、アルミ缶、瓶の選別及び空缶の容積の減容を自動的
に同時に素早く行ない、安全且つ低コストで回収効率を
上げる機械装置を提供しようとするものである。
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、ジュース等の空缶空瓶の回収に係る、スチール
缶、アルミ缶、瓶の選別及び空缶の容積の減容を自動的
に同時に素早く行ない、安全且つ低コストで回収効率を
上げる機械装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本考案のスチール缶アルミ缶瓶自動選別機付空缶圧
潰機は、直方体に構成された本体フレームの上部にスチ
ール缶アルミ缶瓶自動選別機を設置し、その下方に空缶
圧潰機が設置されており、スチール缶アルミ缶瓶自動選
別機の桟付永久磁石ドラムを、空缶空瓶の滑落する、本
体最上部に投入口として、下方及び側方に傾斜をもって
設置されたシューターの一辺の上部に近接して、投入さ
れた空缶空瓶が桟付永久磁石ドラムに沿って滑落するよ
うに傾斜をもって設置し、シューターの形状を、両側を
折曲し一部を階段状に欠切して、傾斜した桟付永久磁石
ドラムと近接する辺においては谷間を形成するようにシ
ューターを傾斜をもって設置してある。
に、本考案のスチール缶アルミ缶瓶自動選別機付空缶圧
潰機は、直方体に構成された本体フレームの上部にスチ
ール缶アルミ缶瓶自動選別機を設置し、その下方に空缶
圧潰機が設置されており、スチール缶アルミ缶瓶自動選
別機の桟付永久磁石ドラムを、空缶空瓶の滑落する、本
体最上部に投入口として、下方及び側方に傾斜をもって
設置されたシューターの一辺の上部に近接して、投入さ
れた空缶空瓶が桟付永久磁石ドラムに沿って滑落するよ
うに傾斜をもって設置し、シューターの形状を、両側を
折曲し一部を階段状に欠切して、傾斜した桟付永久磁石
ドラムと近接する辺においては谷間を形成するようにシ
ューターを傾斜をもって設置してある。
【0010】そして、上記桟付永久磁石ドラムには中半
分に永久磁石が使用されているが、同様の目的で、ベル
ト、ローラーと組み合わせて使用する全体が永久磁石に
なったドラムを使用することもできる。
分に永久磁石が使用されているが、同様の目的で、ベル
ト、ローラーと組み合わせて使用する全体が永久磁石に
なったドラムを使用することもできる。
【0011】また、上記シューターの折曲する一辺はゆ
るいカーブに曲げることが望ましく、選別する空缶空瓶
の大きさにより、欠切する階段状の形を変えてもよい。
るいカーブに曲げることが望ましく、選別する空缶空瓶
の大きさにより、欠切する階段状の形を変えてもよい。
【0012】また、アルミ缶と瓶の選別手段として、桟
付永久磁石ドラムとシューターのなす谷間の延長線上
に、板状または線状の弾性体を、傾斜をもって設置され
たフレームの内側の上部と下部または両側方に角度をも
たせて併設し、フレームより間隔をおいて位置する衝撃
吸収パネルとともに、スチール缶アルミ缶瓶自動選別機
に連設してある。
付永久磁石ドラムとシューターのなす谷間の延長線上
に、板状または線状の弾性体を、傾斜をもって設置され
たフレームの内側の上部と下部または両側方に角度をも
たせて併設し、フレームより間隔をおいて位置する衝撃
吸収パネルとともに、スチール缶アルミ缶瓶自動選別機
に連設してある。
【0013】また、選別された スチール缶アルミ缶を
空缶圧潰機に誘導投入する手段として、シューターの裏
側に、桟付永久磁石ドラムのラインに沿って、スチール
缶アルミ缶瓶自動選別機の下方に設置された空缶圧潰機
の上部中程に向かって、仕切り板を傾斜させて設置して
ある。
空缶圧潰機に誘導投入する手段として、シューターの裏
側に、桟付永久磁石ドラムのラインに沿って、スチール
缶アルミ缶瓶自動選別機の下方に設置された空缶圧潰機
の上部中程に向かって、仕切り板を傾斜させて設置して
ある。
【0014】また、投入されたスチール缶アルミ缶を効
率よく同時に圧潰するために、スチール缶アルミ缶の割
合に応じて、仕切り板の位置をずらすこともでき、ま
た、空缶圧潰機を二分して、スチール缶専用、アルミ缶
専用としてもよい。
率よく同時に圧潰するために、スチール缶アルミ缶の割
合に応じて、仕切り板の位置をずらすこともでき、ま
た、空缶圧潰機を二分して、スチール缶専用、アルミ缶
専用としてもよい。
【0015】また、スチール缶アルミ缶を圧潰する手段
として、上下の軸間の異なる、二組の駆動軸と従動軸
に、複数個のスプロケットを装着してトップチェーンを
巻き掛け、各列のトップチェーンのプレート同士を凸状
の断面を有する帯鉄板で平行に固着して二組のコンベア
チェーンを形成してv字型に対向させ、一組は下部の軸
を駆動軸、上部の軸を従動軸としそれぞれ軸受で軸支、
もう一組は上部の軸を駆動軸とし軸受で軸支、下部の軸
を従動軸とし該従動軸のみスプリング式テークアップ軸
受で軸支し、各組のコンベアチェーンの内側の上下の軸
の間に、軸支されたコンベアたわみ防止円盤を設置して
ある。
として、上下の軸間の異なる、二組の駆動軸と従動軸
に、複数個のスプロケットを装着してトップチェーンを
巻き掛け、各列のトップチェーンのプレート同士を凸状
の断面を有する帯鉄板で平行に固着して二組のコンベア
チェーンを形成してv字型に対向させ、一組は下部の軸
を駆動軸、上部の軸を従動軸としそれぞれ軸受で軸支、
もう一組は上部の軸を駆動軸とし軸受で軸支、下部の軸
を従動軸とし該従動軸のみスプリング式テークアップ軸
受で軸支し、各組のコンベアチェーンの内側の上下の軸
の間に、軸支されたコンベアたわみ防止円盤を設置して
ある。
【0016】また、減速機の出力軸に装着された駆動ス
プロケット及び駆動プーリと、二組の駆動軸に装着され
た従動スプロケット及び従動プーリにそれぞれチェーン
及びvベルトで連結し、従動スプロケットを装着した駆
動軸の従動軸に二本掛けプーリを装着し、一本は桟付永
久磁石ドラムの駆動用プーリに、もう一本は空缶空瓶を
投入口へ搬送するベルトコンベアのドライブプーリの駆
動用プーリにそれぞれvベルト掛けされ、減速機の出力
軸に装着した駆動プーリと二組の駆動軸のうち、従動プ
ーリとクロス連結したvベルトの張りを緩帯としてあ
る。
プロケット及び駆動プーリと、二組の駆動軸に装着され
た従動スプロケット及び従動プーリにそれぞれチェーン
及びvベルトで連結し、従動スプロケットを装着した駆
動軸の従動軸に二本掛けプーリを装着し、一本は桟付永
久磁石ドラムの駆動用プーリに、もう一本は空缶空瓶を
投入口へ搬送するベルトコンベアのドライブプーリの駆
動用プーリにそれぞれvベルト掛けされ、減速機の出力
軸に装着した駆動プーリと二組の駆動軸のうち、従動プ
ーリとクロス連結したvベルトの張りを緩帯としてあ
る。
【0017】また、同様の目的で、vベルトでクロス掛
けされた従動プーリにクラッチ機構を組み合わせてもよ
い。
けされた従動プーリにクラッチ機構を組み合わせてもよ
い。
【0018】また、空缶圧潰機の側面に、原動機冷却用
及び防爆強制排気用ファンを設置し、下部には圧潰され
たスチール缶アルミ缶の排出用及び汚水排出用の取り出
しシューターが設置されている。
及び防爆強制排気用ファンを設置し、下部には圧潰され
たスチール缶アルミ缶の排出用及び汚水排出用の取り出
しシューターが設置されている。
【0019】選別された瓶は、本体フレーム上部の外側
に備えられた瓶収納カゴに、圧潰されたスチール缶アル
ミ缶は、本体フレーム下部の外側に備えられたスチール
缶収納カゴ、アルミ缶収納カゴに、それぞれ取り出しシ
ューターを滑落して収納するようになっている。
に備えられた瓶収納カゴに、圧潰されたスチール缶アル
ミ缶は、本体フレーム下部の外側に備えられたスチール
缶収納カゴ、アルミ缶収納カゴに、それぞれ取り出しシ
ューターを滑落して収納するようになっている。
【0020】空缶空瓶を本体フレーム最上部の投入口へ
搬送する手段として、下端に投入ホッパーを備えた折た
たみ式の搬送用桟付ベルトコンベアを設置し、また、圧
潰されたスチール缶アルミ缶を収納カゴを使用せずに取
り出す手段として、取り出しシューター下部より搬送用
桟付ベルトコンベアを設置することもできる。
搬送する手段として、下端に投入ホッパーを備えた折た
たみ式の搬送用桟付ベルトコンベアを設置し、また、圧
潰されたスチール缶アルミ缶を収納カゴを使用せずに取
り出す手段として、取り出しシューター下部より搬送用
桟付ベルトコンベアを設置することもできる。
【0021】また、原動機にエンヂン、電動モーター、
及び回収車のP.T.Oによる油圧モーター等を組み合
わせて使用することにより、設置型及び移動型のスチー
ル缶アルミ缶瓶自動選別機付空缶圧潰機として両用でき
る。
及び回収車のP.T.Oによる油圧モーター等を組み合
わせて使用することにより、設置型及び移動型のスチー
ル缶アルミ缶瓶自動選別機付空缶圧潰機として両用でき
る。
【0022】また、本体に走行機能を加えて自走式とす
ることもできる。
ることもできる。
【0023】また、投入された空缶空瓶のうち、中身の
充填されたままのものが混入する場合があるので、圧潰
時の破裂によるトラブルを防止するために、これらはあ
らかじめ瓶収納カゴに自動的に選別収納されるようにな
っている。
充填されたままのものが混入する場合があるので、圧潰
時の破裂によるトラブルを防止するために、これらはあ
らかじめ瓶収納カゴに自動的に選別収納されるようにな
っている。
【0024】
【作用】本体フレーム最上部の投入口より投入されたス
チール缶アルミ缶瓶は、シューターを滑落して、傾斜を
もって設置された、回転する桟付永久磁石ドラムに角度
をもって沿うように当り、スチール缶は磁力に引き付け
られて桟付永久磁石ドラムとともに回転しながら反対側
へ移動し、落下して下方に設置された空缶圧潰機へ入り
圧潰される。
チール缶アルミ缶瓶は、シューターを滑落して、傾斜を
もって設置された、回転する桟付永久磁石ドラムに角度
をもって沿うように当り、スチール缶は磁力に引き付け
られて桟付永久磁石ドラムとともに回転しながら反対側
へ移動し、落下して下方に設置された空缶圧潰機へ入り
圧潰される。
【0025】アルミ缶及び瓶は磁力の影響を受けずに桟
付永久磁石ドラムとシューターがなす谷間を滑落して、
谷間の延長線上に設置されたフレーム内の弾性体に当
り、軽量のアルミ缶は弾性体により反発されてフレーム
の手前に落下し、下方に設置された空缶圧潰機に入り圧
潰される。
付永久磁石ドラムとシューターがなす谷間を滑落して、
谷間の延長線上に設置されたフレーム内の弾性体に当
り、軽量のアルミ缶は弾性体により反発されてフレーム
の手前に落下し、下方に設置された空缶圧潰機に入り圧
潰される。
【0026】瓶は重量があるため、弾性体を通過して衝
撃吸収パネルに当り、該パネルの下部に設置した取り出
しシユーターを介して瓶収納カゴに入る。
撃吸収パネルに当り、該パネルの下部に設置した取り出
しシユーターを介して瓶収納カゴに入る。
【0027】また、上記の圧潰されたスチール缶アルミ
缶は、空缶圧潰機の下部に設置された取り出しシュータ
ーを介して、それぞれスチール缶収納カゴ及びアルミ缶
収納カゴに入る。
缶は、空缶圧潰機の下部に設置された取り出しシュータ
ーを介して、それぞれスチール缶収納カゴ及びアルミ缶
収納カゴに入る。
【0028】
【実施例】実施例について図面を参照して説明する。図
1〜6は本考案の一実施例を示すもので、直方体に構成
された本体フレーム内に設置された装置、部品の配置図
及び要部説明図である。
1〜6は本考案の一実施例を示すもので、直方体に構成
された本体フレーム内に設置された装置、部品の配置図
及び要部説明図である。
【0029】図1において、本体フレームの最上部に、
投入口としてシューター〔2〕を設置し、その上方に空
缶空瓶搬送用ベルトコンベアのドライブプーリ〔27〕
が設置されている。シューター〔2〕について詳しく
は、例えばステンレス板のような滑りやすく錆びない材
質を用い、下方と側方に傾斜して設置され、上方より落
下してくる空缶空瓶が直接当たる箇所には、例えばゴム
シートのような衝撃吸収材を貼着してある。さらに詳し
くはシューター〔2〕の形状は、両側を上方に折曲し、
一部を開放して階段状に欠切し、下端の辺においては、
桟付永久磁石ドラム〔1〕と谷間を形成して、空缶空瓶
がこの谷間を滑落するようになっている。
投入口としてシューター〔2〕を設置し、その上方に空
缶空瓶搬送用ベルトコンベアのドライブプーリ〔27〕
が設置されている。シューター〔2〕について詳しく
は、例えばステンレス板のような滑りやすく錆びない材
質を用い、下方と側方に傾斜して設置され、上方より落
下してくる空缶空瓶が直接当たる箇所には、例えばゴム
シートのような衝撃吸収材を貼着してある。さらに詳し
くはシューター〔2〕の形状は、両側を上方に折曲し、
一部を開放して階段状に欠切し、下端の辺においては、
桟付永久磁石ドラム〔1〕と谷間を形成して、空缶空瓶
がこの谷間を滑落するようになっている。
【0030】スチール缶選別用の桟付永久磁石ドラム
〔1〕は二重構造になっており、内側の半分に固定され
た磁石が組み込まれ、外側のステンレス製の桟付ドラム
だけが回転するように形成されたものを使用するが、本
考案には汎用のものと異なり、より長く、桟〔45〕の
数も多くし、桟付ドラムの側面に、例えばゴムシートの
ような衝撃吸収シートを貼着して用い、シューター
〔2〕の一辺の上部に近接して設置されている。詳しく
は、下方と側方に傾斜をもって設置され、シューター
〔2〕を滑落してくる空缶空瓶が桟付永久磁石ドラム
〔1〕の側面に当り、沿いながら滑落するようになって
いる。
〔1〕は二重構造になっており、内側の半分に固定され
た磁石が組み込まれ、外側のステンレス製の桟付ドラム
だけが回転するように形成されたものを使用するが、本
考案には汎用のものと異なり、より長く、桟〔45〕の
数も多くし、桟付ドラムの側面に、例えばゴムシートの
ような衝撃吸収シートを貼着して用い、シューター
〔2〕の一辺の上部に近接して設置されている。詳しく
は、下方と側方に傾斜をもって設置され、シューター
〔2〕を滑落してくる空缶空瓶が桟付永久磁石ドラム
〔1〕の側面に当り、沿いながら滑落するようになって
いる。
【0031】また、アルミ缶と瓶の選別手段として、桟
付永久磁石ドラム〔1〕とシューター〔2〕のなす谷間
の延長線上に、例えば板状または線状のバネ等の弾性体
〔37〕を、該弾性体〔37〕を取り付けるために傾斜
をもって設置したフレーム〔3〕の内側の上部と下部に
角度をもたせて並設し、フレーム〔3〕より後方に間隔
をおいて、例えば厚みのあるゴム板の上部を固定した衝
撃吸収パネル〔4〕を連設してある。また、その下部に
は例えばステンレス板のような錆びない材質を用いた取
り出しシューター〔32〕が設置され、選別されて衝撃
吸収パネル〔4〕に当たった瓶を瓶収納カゴ〔34〕に
誘導するようになっている。
付永久磁石ドラム〔1〕とシューター〔2〕のなす谷間
の延長線上に、例えば板状または線状のバネ等の弾性体
〔37〕を、該弾性体〔37〕を取り付けるために傾斜
をもって設置したフレーム〔3〕の内側の上部と下部に
角度をもたせて並設し、フレーム〔3〕より後方に間隔
をおいて、例えば厚みのあるゴム板の上部を固定した衝
撃吸収パネル〔4〕を連設してある。また、その下部に
は例えばステンレス板のような錆びない材質を用いた取
り出しシューター〔32〕が設置され、選別されて衝撃
吸収パネル〔4〕に当たった瓶を瓶収納カゴ〔34〕に
誘導するようになっている。
【0032】選別されたスチール缶アルミ缶を空缶圧潰
機に誘導投入するために、例えばステンレス板を用いた
仕切り板〔5〕を、シューター〔2〕の裏側より桟付永
久磁石ドラム〔1〕のラインに沿って、空缶圧潰機の二
組のコンベアチェーン〔38a、38b〕の上部を二分
するように傾斜させて設置してある。
機に誘導投入するために、例えばステンレス板を用いた
仕切り板〔5〕を、シューター〔2〕の裏側より桟付永
久磁石ドラム〔1〕のラインに沿って、空缶圧潰機の二
組のコンベアチェーン〔38a、38b〕の上部を二分
するように傾斜させて設置してある。
【0033】図4、5、6において、スチール缶アルミ
缶を圧潰する空缶圧潰機は、鉄または、ステンレス製の
二組のコンベアチェーン〔38a、38b〕をv字型に
対向させ、これを内側に回転させることにより、スチー
ル缶アルミ缶を挟み込み平たく圧潰するようになってい
る。詳しくは、上下の軸間の異なる二組の駆動軸〔6、
7〕と従動軸〔8、9〕に複数のスプロケット〔10〕
を装着してトップチェーン〔11〕を巻き掛け、各列の
該トップチェーン〔11〕のプレート〔12〕同士を、
凸状の断面を有する帯鉄板〔13〕で平行に固着してあ
る。さらに詳しくは、二組の駆動軸〔6、7〕従動軸
〔8、9〕のうち、一組は下部の軸を駆動軸〔6〕、上
部の軸を従動軸〔8〕としそれぞれ軸受〔14〕で軸
支、もう一組は上部の軸を駆動軸〔7〕とし軸受〔1
4〕で軸支、下部の軸を従動軸
缶を圧潰する空缶圧潰機は、鉄または、ステンレス製の
二組のコンベアチェーン〔38a、38b〕をv字型に
対向させ、これを内側に回転させることにより、スチー
ル缶アルミ缶を挟み込み平たく圧潰するようになってい
る。詳しくは、上下の軸間の異なる二組の駆動軸〔6、
7〕と従動軸〔8、9〕に複数のスプロケット〔10〕
を装着してトップチェーン〔11〕を巻き掛け、各列の
該トップチェーン〔11〕のプレート〔12〕同士を、
凸状の断面を有する帯鉄板〔13〕で平行に固着してあ
る。さらに詳しくは、二組の駆動軸〔6、7〕従動軸
〔8、9〕のうち、一組は下部の軸を駆動軸〔6〕、上
部の軸を従動軸〔8〕としそれぞれ軸受〔14〕で軸
支、もう一組は上部の軸を駆動軸〔7〕とし軸受〔1
4〕で軸支、下部の軸を従動軸
〔9〕とし、該従動軸
〔9〕のみスプリング式テークアンプ軸受〔15〕で軸
支し、各組のコンベアチェーン〔38a、38b〕の内
側の上下の軸〔6、8、7、9〕の間に、軸支された回
転するコンベアたわみ防止円盤〔16〕を設置してあ
る。
支し、各組のコンベアチェーン〔38a、38b〕の内
側の上下の軸〔6、8、7、9〕の間に、軸支された回
転するコンベアたわみ防止円盤〔16〕を設置してあ
る。
【0034】図1、2、3、5、6において、空缶圧潰
機を動作させる手段として、原動機〔31〕により回転
する減速機〔17〕の出力軸〔18〕に装着された駆動
スプロケット〔19〕及び駆動プーリ〔20〕と、前記
二組の駆動軸〔6、7〕に装着された従動スプロケット
〔21〕及び従動プーリ〔22〕にそれぞれチェーン
〔23〕またはベルト〔24〕で連結し、従動スプロケ
ット〔21〕を装着した駆動軸〔6〕の従動軸〔8〕に
二本掛けプーリ〔25〕を装着し、一本は前記桟付永久
磁石ドラム〔1〕の駆動用プーリ〔26〕に、もう一本
は前記スチール缶アルミ缶瓶を前記投入口へ搬送するベ
ルトコンベアのドライブプーリ〔27〕駆動用プーリ
〔28〕にそれぞれベルト〔29a、29b〕掛けさ
れ、減速機〔17〕の出力軸〔18〕に装着した駆動プ
ーリ〔20〕と、前記二組の駆動軸〔6、7〕のうち、
従動プーリ〔22〕とクロス連結したベルト〔24〕の
張りを緩帯としてある。
機を動作させる手段として、原動機〔31〕により回転
する減速機〔17〕の出力軸〔18〕に装着された駆動
スプロケット〔19〕及び駆動プーリ〔20〕と、前記
二組の駆動軸〔6、7〕に装着された従動スプロケット
〔21〕及び従動プーリ〔22〕にそれぞれチェーン
〔23〕またはベルト〔24〕で連結し、従動スプロケ
ット〔21〕を装着した駆動軸〔6〕の従動軸〔8〕に
二本掛けプーリ〔25〕を装着し、一本は前記桟付永久
磁石ドラム〔1〕の駆動用プーリ〔26〕に、もう一本
は前記スチール缶アルミ缶瓶を前記投入口へ搬送するベ
ルトコンベアのドライブプーリ〔27〕駆動用プーリ
〔28〕にそれぞれベルト〔29a、29b〕掛けさ
れ、減速機〔17〕の出力軸〔18〕に装着した駆動プ
ーリ〔20〕と、前記二組の駆動軸〔6、7〕のうち、
従動プーリ〔22〕とクロス連結したベルト〔24〕の
張りを緩帯としてある。
【0035】図1において、投入された空缶に混入する
スプレー缶に残留する、ガスによる爆発事故を防止する
目的と、原動機の冷却の目的で、空缶圧潰機の側面に、
冷却用及び防爆強制排気用ファン〔30〕を設置し、原
動機〔31〕よりベルト〔43〕掛けされ動作される。
スプレー缶に残留する、ガスによる爆発事故を防止する
目的と、原動機の冷却の目的で、空缶圧潰機の側面に、
冷却用及び防爆強制排気用ファン〔30〕を設置し、原
動機〔31〕よりベルト〔43〕掛けされ動作される。
【0036】図1、2、3、において、選別または圧潰
されたスチール缶アルミ缶瓶は、例えばステンレス製の
取り出しシューター〔32、35〕を介して、それぞれ
瓶収納カゴ〔34〕、スチール缶アルミ缶収納カゴ〔3
3a、33b〕に収納される。詳しくは、この取り出し
シューター〔32、35〕は、空缶空瓶に残留していた
汚水の排出用にも使用される。
されたスチール缶アルミ缶瓶は、例えばステンレス製の
取り出しシューター〔32、35〕を介して、それぞれ
瓶収納カゴ〔34〕、スチール缶アルミ缶収納カゴ〔3
3a、33b〕に収納される。詳しくは、この取り出し
シューター〔32、35〕は、空缶空瓶に残留していた
汚水の排出用にも使用される。
【0037】図2において、〔36a、36b〕は空缶
飛び出し防止パネルであり、図1にあるアルミ缶瓶選別
用のフレーム〔3〕の上部、及び桟付永久磁石ドラムの
上方にも、飛び出し防止パネルを設置してもよい。
飛び出し防止パネルであり、図1にあるアルミ缶瓶選別
用のフレーム〔3〕の上部、及び桟付永久磁石ドラムの
上方にも、飛び出し防止パネルを設置してもよい。
【0038】
【考案の効果】本考案は、上述のとおり構成されている
ので、次に記載する効果を奏する。
ので、次に記載する効果を奏する。
【0039】請求項1のスチール缶アルミ缶瓶自動選別
機付空缶圧潰機において、シューターと桟付永久磁石ド
ラムを斜めに傾斜させて設置することにより、投入され
た空缶空瓶が、桟付永久磁石ドラムに沿って滑落する距
離が長くなるので、空缶空瓶に混入しているスチール缶
の選別が確実となり、また、数量も多く処理できるし、
空缶空瓶が桟付永久磁石ドラムに衝突したときの衝撃及
び衝撃音が小さく騒音防止効果があり、シューターの一
部を階段状に欠切することで、軽量の大小のアルミ缶が
選別しやすくなっている。
機付空缶圧潰機において、シューターと桟付永久磁石ド
ラムを斜めに傾斜させて設置することにより、投入され
た空缶空瓶が、桟付永久磁石ドラムに沿って滑落する距
離が長くなるので、空缶空瓶に混入しているスチール缶
の選別が確実となり、また、数量も多く処理できるし、
空缶空瓶が桟付永久磁石ドラムに衝突したときの衝撃及
び衝撃音が小さく騒音防止効果があり、シューターの一
部を階段状に欠切することで、軽量の大小のアルミ缶が
選別しやすくなっている。
【0040】請求項2のスチール缶アルミ缶瓶自動選別
機付空缶圧潰機において、アルミ缶と瓶の選別のため
に、板状または線状の弾性体を上部と下部に角度をもっ
て並設し、且つ角度をもたせて設置したフレームによ
り、桟付永久磁石ドラムに沿ってシューターを滑落して
きたアルミ缶と瓶のうち、軽量のアルミ缶は弾性体に反
発されてフレームの手前に落下し、また、重量のある瓶
はフレームを通過して後方に位置する衝撃吸収パネルに
当り瓶取り出しシューターを滑落するか、瓶がフレーム
を通過する際、フレーム内に上部と下部に角度をもって
並設された弾性体により、瓶の通過する位置がフレーム
の中程に修正されるので弾性体の反発力が毎回一定とな
り、確実に重量差のあるアルミ缶と瓶を選別する。
機付空缶圧潰機において、アルミ缶と瓶の選別のため
に、板状または線状の弾性体を上部と下部に角度をもっ
て並設し、且つ角度をもたせて設置したフレームによ
り、桟付永久磁石ドラムに沿ってシューターを滑落して
きたアルミ缶と瓶のうち、軽量のアルミ缶は弾性体に反
発されてフレームの手前に落下し、また、重量のある瓶
はフレームを通過して後方に位置する衝撃吸収パネルに
当り瓶取り出しシューターを滑落するか、瓶がフレーム
を通過する際、フレーム内に上部と下部に角度をもって
並設された弾性体により、瓶の通過する位置がフレーム
の中程に修正されるので弾性体の反発力が毎回一定とな
り、確実に重量差のあるアルミ缶と瓶を選別する。
【0041】請求項3のスチール缶アルミ缶瓶自動選別
機付空缶圧潰機において、スチール缶アルミ缶瓶自動選
別機より選別されたスチール缶アルミ缶は可動式仕切り
板により、それぞれ前後に分けられて空缶圧潰機に誘導
投入される。
機付空缶圧潰機において、スチール缶アルミ缶瓶自動選
別機より選別されたスチール缶アルミ缶は可動式仕切り
板により、それぞれ前後に分けられて空缶圧潰機に誘導
投入される。
【0042】請求項4のスチール缶アルミ缶瓶自動選別
機付空缶圧潰機において、選別されたスチール缶アルミ
缶は、v字型に対向した鉄製のコンベアチェーンが内側
に回転することにより、挟み込まれて平たく圧潰される
が、コンベアチェーンを形成する、凸状の断面を有する
帯鉄板により、スチール缶アルミ缶が滑ることなく挟み
込まれ、また、コンベアチェーンに内設されたコンベア
たわみ防止円盤により、確実に平たく圧潰され、スプリ
ング式テークアップ軸受を使用することにより、コンベ
アチェーンにかかる過負荷を防ぎ、圧潰する厚みの調整
もできる。
機付空缶圧潰機において、選別されたスチール缶アルミ
缶は、v字型に対向した鉄製のコンベアチェーンが内側
に回転することにより、挟み込まれて平たく圧潰される
が、コンベアチェーンを形成する、凸状の断面を有する
帯鉄板により、スチール缶アルミ缶が滑ることなく挟み
込まれ、また、コンベアチェーンに内設されたコンベア
たわみ防止円盤により、確実に平たく圧潰され、スプリ
ング式テークアップ軸受を使用することにより、コンベ
アチェーンにかかる過負荷を防ぎ、圧潰する厚みの調整
もできる。
【0043】請求項5のスチール缶アルミ缶瓶自動選別
機付空缶圧潰機において、各装置は原動機、減速機、駆
動スプロケット、駆動プーリ、駆動軸、従動スプロケッ
ト、従動プ−リ、従動軸、チェーン、ベルトを介して動
作するが、その中で減速機より、v字型に対向して設置
されたコンベアチェーンの一方を回転させる従動プーリ
とクロス連結したベルトの張りを緩帯とすることで、例
えはv字型に対向して回転するコンベアチェーンに非常
に硬い空缶が挟み込まれた場合、二つのコンベアチェー
ンが回転を続けると、くさびが打ち込まれた状態となっ
てコンベアチェーンの回転が停止し故障の原因となるの
で、このような過負荷がかかった場合には、クロス連結
されたベルトが空回りして一方のコンベアチェーンの回
転を停止し、一方のコンベアチェーンが硬い空缶を削る
ようにして圧潰し、過負荷が軽減されてくるとベルトの
摩擦により再び回転を始めるようになっている。
機付空缶圧潰機において、各装置は原動機、減速機、駆
動スプロケット、駆動プーリ、駆動軸、従動スプロケッ
ト、従動プ−リ、従動軸、チェーン、ベルトを介して動
作するが、その中で減速機より、v字型に対向して設置
されたコンベアチェーンの一方を回転させる従動プーリ
とクロス連結したベルトの張りを緩帯とすることで、例
えはv字型に対向して回転するコンベアチェーンに非常
に硬い空缶が挟み込まれた場合、二つのコンベアチェー
ンが回転を続けると、くさびが打ち込まれた状態となっ
てコンベアチェーンの回転が停止し故障の原因となるの
で、このような過負荷がかかった場合には、クロス連結
されたベルトが空回りして一方のコンベアチェーンの回
転を停止し、一方のコンベアチェーンが硬い空缶を削る
ようにして圧潰し、過負荷が軽減されてくるとベルトの
摩擦により再び回転を始めるようになっている。
【0044】請求項6のスチール缶アルミ缶瓶自動選別
機付空缶圧潰機において、空缶圧潰機の側面に、原動機
冷却用及び防爆強制排気用ファンを設置することによ
り、原動機の過熱と、スプレー缶に残留するガスによる
爆発事故を防ぐことができる。
機付空缶圧潰機において、空缶圧潰機の側面に、原動機
冷却用及び防爆強制排気用ファンを設置することによ
り、原動機の過熱と、スプレー缶に残留するガスによる
爆発事故を防ぐことができる。
【0045】請求項7のスチール缶アルミ缶瓶自動選別
機付空缶圧潰機において、空缶圧潰機の下方に、取り出
しシューターを設置することにより、圧潰されたスチー
ル缶及びアルミ缶の排出をおこない、また、汚水の排出
もできるようになっている。
機付空缶圧潰機において、空缶圧潰機の下方に、取り出
しシューターを設置することにより、圧潰されたスチー
ル缶及びアルミ缶の排出をおこない、また、汚水の排出
もできるようになっている。
【図1】直方体に構成された本体フレーム内に設置され
た本考案の装置、部品の配置図である。
た本考案の装置、部品の配置図である。
【図2】本考案のスチール缶アルミ缶瓶自動選別機の要
部説明図である。
部説明図である。
【図3】本考案の駆動装置の要部説明図である。
【図4】本考案のコンベアチェーンの要部説明図であ
る。
る。
【図5】本考案のコンベアチェーンの要部説明図であ
る。
る。
【図6】本考案のコンベアチェーンの要部説明図であ
る。
る。
1 桟付永久磁石ドラム 2 シューター 3 フレーム 4 衝撃吸収パ
ネル 5 可動式仕切り板 6、7 駆動軸 8、9 従動軸 10 スプロケ
ット 11 トップチェーン 12 プレート 13 帯鉄板 14 軸受 15 スプリング式テークアップ軸受 16 コンベアたわみ防止円盤 17 減速機 18 出力軸 19 駆動スプロケット 20 駆動プー
リ 21 従動スプロケット 22 従動プー
リ 23 チェーン 24 ベルト 25 二本掛けプーリ 26 駆動用プ
ーリ 27 ドライブプーリ 28 駆動用プ
ーリ 29a、29b ベルト 30 冷却用及び防爆強制排気用ファン 31 原動機 32 取り出し
シューター 33a、33b スチール缶アルミ缶収納カゴ 34 瓶収納カゴ 35 取り出し
シューター 36a、36b 空缶飛び出し防止パネル 37 弾性体 38a、38b コンベアチェーン 39 軸受 40 ガイドロ
ーラー 41 駆動プーリ 42 従動プー
リ 43、44 ベルト 45 桟
ネル 5 可動式仕切り板 6、7 駆動軸 8、9 従動軸 10 スプロケ
ット 11 トップチェーン 12 プレート 13 帯鉄板 14 軸受 15 スプリング式テークアップ軸受 16 コンベアたわみ防止円盤 17 減速機 18 出力軸 19 駆動スプロケット 20 駆動プー
リ 21 従動スプロケット 22 従動プー
リ 23 チェーン 24 ベルト 25 二本掛けプーリ 26 駆動用プ
ーリ 27 ドライブプーリ 28 駆動用プ
ーリ 29a、29b ベルト 30 冷却用及び防爆強制排気用ファン 31 原動機 32 取り出し
シューター 33a、33b スチール缶アルミ缶収納カゴ 34 瓶収納カゴ 35 取り出し
シューター 36a、36b 空缶飛び出し防止パネル 37 弾性体 38a、38b コンベアチェーン 39 軸受 40 ガイドロ
ーラー 41 駆動プーリ 42 従動プー
リ 43、44 ベルト 45 桟
Claims (7)
- 【請求項1】 直方体に構成された本体フレームの上部
に、スチール缶アルミ缶瓶自動選別機を設置し、その下
方にスチール缶アルミ缶圧潰機を設置したスチール缶ア
ルミ缶瓶自動選別機付空缶圧潰機において、桟付永久磁
石ドラム〔1〕を、スチール缶アルミ缶瓶の投入口とし
て本体フレーム最上部に下方及び側方に傾斜をもって設
置されたシューター〔2〕の一辺に近接して、投入され
たスチール缶アルミ缶瓶が前記桟付永久磁石ドラム
〔1〕に沿って滑落するように傾斜をもって設置し、ま
た、前記シューター〔2〕の形状を、両側を折曲し、一
辺においては階段状に欠切して、前記桟付永久磁石ドラ
ム〔1〕と近接する辺においては、傾斜をもった谷間を
形成するように前記シューター〔2〕を傾斜をもって設
置したことを特徴とするスチール缶アルミ缶瓶自動選別
機を備えたスチール缶アルミ缶瓶自動選別機付空缶圧潰
機。 - 【請求項2】 前記スチール缶アルミ缶瓶自動選別機に
おいて、アルミ缶と瓶を選別する手段として、前記桟付
永久磁石ドラム〔1〕と前記シューター〔2〕のなす谷
間の延長線上に、板状または線状の弾性体〔37〕を上
部と下部または両側方に角度をもって並設し、且つ角度
をもたせて設置したフレーム〔3〕を、該フレーム
〔3〕より間隔をおいて位置する衝撃吸収パネル〔4〕
とともに、前記スチール缶アルミ缶瓶自動選別機に連設
したことを特徴とするスチール缶アルミ缶瓶自動選別機
を備えた請求項1記載のスチール缶アルミ缶瓶自動選別
機付空缶圧潰機。 - 【請求項3】 前記スチール缶アルミ缶瓶自動選別機よ
り選別されたスチール缶アルミ缶を前記空缶圧潰機に誘
導投入する手段として、前記シューター〔2〕の裏面
に、前記桟付永久磁石ドラム〔1〕のラインに沿って、
前記スチール缶アルミ缶瓶自動選別機の下方に設置され
た前記空缶圧潰機の上部中程に向かって、可動式仕切り
板〔5〕を傾斜させて設置したことを特徴とする請求項
1記載のスチール缶アルミ缶瓶自動選別機付空缶圧潰
機。 - 【請求項4】 選別されたスチール缶アルミ缶を圧潰す
る手段として、軸支された上下の軸間の異なる二組の駆
動軸〔6、7〕と従動軸〔8、9〕に複数個のスプロケ
ット〔10〕を装着してトップチェーン〔11〕を巻き
掛け、各列の該トップチェーン〔11〕のプレート〔1
2〕同士を、凸状の断面を有する帯鉄板〔13〕で平行
に固着して二組のコンベアチェーン〔38a、38b〕
を形成してv字形に対向させ、一組は下部の軸を駆動軸
〔6〕、上部の軸を従動軸〔8〕としそれぞれ軸受〔1
4〕で軸支、もう一組は上部の軸を駆動軸〔7〕とし軸
受〔14〕で軸支、下部の軸を従動軸〔9〕とし該従動
軸〔9〕のみスプリング式テークアップ軸受〔15〕で
軸支し、各組の前記コンベアチェーン〔38a、38
b〕の内側の上下の軸〔6、8、7、9〕の間に、軸支
されたコンベアたわみ防止円盤〔16〕を設置したこと
を特徴とする空缶圧潰機を備えた請求項1記載のスチー
ル缶アルミ缶瓶自動選別機付空缶圧潰機。 - 【請求項5】 減速機〔17〕の出力軸〔18〕に装着
された駆動スプロケツト〔19〕及び駆動プーリ〔2
0〕と、前記二組の駆動軸〔6、7〕に装着された従動
スプロケット〔21〕及び従動プーリ〔22〕にそれぞ
れチェーン〔23〕またはベルト〔24〕で連結し、前
記従動スプロケット〔21〕を装着した駆動軸〔6〕の
従動軸〔8〕に二本掛けプーリ〔25〕を装着し、一本
は前記桟付永久磁石ドラム〔1〕の駆動用プーリ〔2
6〕に、もう一本は前記スチール缶アルミ缶瓶を前記投
入口へ搬送するベルトコンベアのドライブプーリ〔2
7〕駆動用プーリ〔28〕にそれぞれベルト〔29a、
29b〕掛けされ、前記減速機〔17〕の出力軸〔1
8〕に装着した駆動プーリ〔20〕と前記二組の駆動軸
〔6、7〕のうち、従動プーリ〔22〕とクロス連結し
たベルト〔24〕の張りを緩帯としたことを特徴とする
空缶圧潰機を備えた請求項1記載のスチール缶アルミ缶
瓶自動選別機付空缶圧潰機。 - 【請求項6】 前記空缶圧潰機の側面に、原動機〔3
1〕冷却用及び防爆強制排気用ファン〔30〕を設置し
たことを特徴とする空缶圧潰機を備えた請求項1記載の
スチール缶アルミ缶瓶自動選別機付空缶圧潰機。 - 【請求項7】 前記空缶圧潰機の下方に、圧潰された前
記スチール缶アルミ缶の排出用及び汚水の排出用に取り
出しシューター〔35〕を設置したことを特徴とする請
求項1記載のスチール缶アルミ缶瓶自動選別機付空缶圧
潰機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2152492U JP2565226Y2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | スチール缶アルミ缶瓶自動選別機付空缶圧潰機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2152492U JP2565226Y2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | スチール缶アルミ缶瓶自動選別機付空缶圧潰機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0570797U JPH0570797U (ja) | 1993-09-24 |
JP2565226Y2 true JP2565226Y2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=12057343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2152492U Expired - Lifetime JP2565226Y2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | スチール缶アルミ缶瓶自動選別機付空缶圧潰機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2565226Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102006033615A1 (de) * | 2006-04-21 | 2007-10-25 | Hermann Scharfen Maschinenfabrik Gmbh & Co. Kg | Einheit zum Kompaktieren von Hohlkörpern |
EP2808162A1 (de) * | 2013-05-29 | 2014-12-03 | Wincor Nixdorf International GmbH | Kompaktierungsvorrichtungen zum Kompaktieren von Gebinden |
-
1992
- 1992-02-25 JP JP2152492U patent/JP2565226Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0570797U (ja) | 1993-09-24 |
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