JP2564619Y2 - 計量装置 - Google Patents

計量装置

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JP2564619Y2
JP2564619Y2 JP1990123524U JP12352490U JP2564619Y2 JP 2564619 Y2 JP2564619 Y2 JP 2564619Y2 JP 1990123524 U JP1990123524 U JP 1990123524U JP 12352490 U JP12352490 U JP 12352490U JP 2564619 Y2 JP2564619 Y2 JP 2564619Y2
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知宏 後町
和貴 大宮
義満 橋本
武久 浜口
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日本鋪道株式会社
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  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、アスファルト舗装に使用されるアスファル
ト合材を生産するプラント等において有益な計量装置に
関する。
〈従来の技術〉 従来、例えばアスファルト合材を生産するアスファル
トプラントにおいては、ビニール袋に封入されている液
体或いは粉体の添加剤を、作業員が袋の数を数えつつ混
合装置に添加剤を袋と共に封入するようにしている。そ
して、混合装置にてアスファルト合材と添加剤とを攪拌
混合する。ここで、添加剤は、別の計量装置にて計量さ
れた後、混合装置近傍に運ばれる。また、添加剤を封入
するビニール袋は、攪拌混合時にアスファルト合材の高
熱により溶かされる。
〈考案が解決しようとする課題〉 しかしながら、従来の方法では、作業員が袋の数を数
えつつ添加剤を混合装置に投入するようにしているの
で、袋の数を間違えるおそれがあり、これによってアス
ファルト合材との混合比率が変わり品質を低下させると
いう不具合がある。また、作業員が添加剤を持ち上げて
混合装置に投入するので、労力がかかると共に作業に危
険性があった。
本考案は、このような実状に鑑みてなされたもので、
重量を正確に測定できると共に、安全かつ容易に混合装
置等に被測定物を供給できる計量装置を提供することを
目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 このため、本考案は、搬送部と、該搬送部上部に当該
搬送部の上方の両側方部と搬入側端部を囲むように配設
されたホッパと、を含んで構成され、前記搬送部に投下
される被測定物を搬送する搬送装置と、該搬送装置を支
持し前記被測定物の重量を該搬送装置の重量と共に測定
する重量測定装置と、被測定物の重量を記録するプリン
タと、前記重量測定装置の測定結果に応じて、前記搬送
装置を駆動制御すると共に、前記プリンタを被測定物の
重量を記録させるべく制御する制御装置と、を含んで構
成する一方、 前記ホッパは、前記搬送部の上部両側方に配設される
一対の側方部材と、搬送部の上部の搬入側端部に配設さ
れる端部部材と、を含んで構成され、前記一対の側方部
材は、下端部を中心としてその上部が搬送部から離間し
て略水平位置まで回動可能に構成したことを特徴とす
る。
〈作用〉 このようにして、搬送装置を支持しつつ該搬送装置の
被測定物の重量を測定し、もって例えば被測定物の重量
が目標重量になったときに、搬送装置を駆動して、例え
ば混合装置に被測定物を供給する。又、重量の測定結果
に基づいて前記被測定物の重量をプリンタにて記録し
て、測定状況を把握するようにした。
そして、例えば、被測定物が袋に封入されている場合
には、ホッパの側方部材を外方に倒して被測定物を搬送
部に投下し易くする。
又、被測定物を袋に封入することなくバラの状態で搬
送部に投下するときには、ホッパの側方部材を立てて、
バラ状の被測定物を飛散させずに投下できるようにす
る。
〈実施例〉 以下に、本考案の一実施例を第1図〜第3図に基づい
て説明する。尚、本実施例において、アスファルト合材
を生産するアスファルトプラントを例にとり説明し、被
測定物としては添加剤を例にとり説明する。
第1図において、一対の基台1が所定間隔を持って地
面に載置され、これら基台1にはフレーム2が所定間隔
を持って夫々立設されている。前記フレーム2には複数
の水平フレーム3が所定高さで差渡して取付けられ、中
間位置の水平フレーム3には混合装置4が取付けられて
いる。
前記最高位置の水平フレーム3側方のフレーム2には
ブラケット5がフレーム2から外方に突出して取付けら
れ、ブラケット5には後述の計量装置6が載置されてい
る。また、フレーム2には筒状のシュータ7が取付けら
れ、シュータ7は前記計量装置6から搬出される添加材
(ビニール袋に封入されている)を前記混合装置4に落
下供給する。また、混合装置4にアスファルトを供給す
るアスファルト供給装置(図示せず)と、前記混合装置
4に砂利,砂を供給する供給装置(図示せず)と、が前
記フレーム2に取付けられている。
前記フレーム2の側方には添加剤搬送用コンベア8が
配設され、添加剤搬送用コンベア8の一端部は地面近傍
に配設される一方その他端部は前記は計量装置6の上方
に配設されている。そして、添加剤搬送用コンベア8
は、一端部にて作業員により載置された添加剤9を他端
部に搬送した後、混合装置4に添加剤を落下供給するよ
うになっている。
ここで、前記基台1の間には合材運搬車通過用の空間
部10が形成され、該空間部10において前記混合装置4か
ら生産されたアスファルト合材が合材運搬車に落下供給
される。
前記計量装置6には、第2図に示すように、支持部材
11が前記ブラケット5上に複数立設され、支持部材11の
上端部には水平ブラケット12が複数差渡されている。前
記水平ブラケット12には重量測定装置としてのロードセ
ル13が複数配設され、これらロードセル13により、搬送
部と、該搬送部上部に当該搬送部の上方の両側方部と搬
入側端部を囲むように配設されたホッパ17と、を含んで
構成され、前記搬送部に投下される被測定物を搬送する
搬送装置としてのベルトコンベア22が支持される。
ここで、前記ベルトコンベア22の搬送部は、図示しな
いコンベアフレームと、従動プーリ14と、駆動プーリ15
と、コンベアベルト16と、図示しない電動モータと、か
ら構成される。
即ち、コンベアフレームの一端部(第2図中左端部)
には、前記従動プーリ14が前記シュータ7の上方に位置
されて回転自由に取り付けられている。
又、コンベアフレームの他端部(第2図中右端部)に
は、前記駆動プーリ15が前記添加剤搬送用コンベア8の
他端部下方に位置されて回転自由に取り付けられてい
る。
従動プーリ14と駆動プーリ15とには、前記コンベアベ
ルト16が巻き掛けられており、駆動プーリ15は前記電動
モータにより回転駆動される。
そして、前記ホッパ17は、上記の搬送部上部に該搬送
部の上方の両側方部と搬入側端部との三方を囲むように
配設される。具体的には、ホッパ17は、第3図に示すよ
うに、コンベアベルト16の上部両側方に配設される一対
の側方板状部材17Aと、コンベアベルト16の上部他端側
(第3図中駆動プーリ15側)に配設される端部板状部材
17と、から構成されており、前記シュータ7に位置する
側(第3図中左方)が開口されている。前記ホッパ17の
側方板状部材17Aは、第3図中鎖線示の如く、下端部を
中心として上部がコンベアベルト16から離間する方向略
水平位置にまるまで回動できるようになっている。
また、マイクロコンピュータ等からなる制御装置18に
は前記ロードセル13からの検出信号が入力されている。
前記制御装置18は、ロードセル13の測定結果に応じて、
前記ベルトコンベア22を駆動制御すると共に、前記プリ
ンタ19を被測定物の重量を記録させるべく制御する。ま
た、制御装置18は、ロードセル13からの検出位置に基づ
いて、添加剤重量及び個数を表示する投入量カウンタ20
と、警報ランプ21と、を作動させるようになっている。
さらに、制御装置18は添加剤搬送用コンベア8の電動モ
ータ(図示せず)に通電して添加剤搬送用コンベア8を
駆動制御するようになっている。これら制御装置18,プ
リンタ19,投入量カウンタ20,警報ランプ21は、添加剤搬
送用コンベア8の一端部(地面近傍)に配設されてい
る。
次に、作用を説明する。
まず、ビニール袋に封入されている添加剤を袋毎混合
装置4に供給するときには、前記ベルトコンベア22にお
いて、前記ホッパ17の側方板状部材17Aを第3図中鎖線
示の如く外方に倒して添加剤をコンベアベルト16上に投
下しやすくした後、添加剤搬送用コンベア8を作動させ
る。
そして、添加剤搬送用コンベア8の一端部(上端部)
から添加剤をコンベアベルト16に一定間隔で落下供給す
る。このとき、制御装置18は、ロードセル13からの検出
信号に基づいて、コンベアベルト16上に供給された添加
剤の重量をベルトコンベアの全重量(予め計測されてい
る)と共に測定し、添加剤の重量及び個数を投入量ラン
プ20にて表示されると共にプリンタ19により記録させ
る。ここで、コンベアベルト16の一位置に添加剤が山に
ならないようにコンベアベルト16を所定量ずつ移動させ
つつコンベアベルト16に添加剤を落下供給する。
そして、制御装置18は、コンベアベルト16上の添加剤
重量が目標重量(予め入力されている)に対して許容範
囲(例えば目標重量の±10%以内)になったときに、電
動モータに通電してコンベアベルト16を連続的に駆動
し、添加剤をシュータ7を介して混合装置4に落下供給
する。このとき、添加剤重量が許容範囲を超えたとき
に、制御装置18はコンベアベルト16を駆動することなく
警報ランプ21を点灯させて異常を作業員に知らせる。ま
た、混合装置4への添加剤供給中は添加剤搬送用コンベ
ア8の搬送作動を停止させる。
そして、混合装置4においては、アスファルト,砂
利,砂及び添加剤が攪拌混合されて、アスファルト合材
が形成される。形成されたアスファルト合材は、混合装
置4から合材運搬車に落下供給される。
また、添加剤をビニール袋に封入することなく、バラ
の状態で添加剤をコンベアベルト16に落下供給するとき
には、ホッパ17の側方板状部材17Aを第3図中実線示の
如く斜めに立設させて、添加剤をホッパ17内のコンベア
ベルト16に落下供給する。これにより、バラ状の添加剤
を飛散することなくコンベアベルト16に落下供給でき
る。
以上説明したように、コンベアベルト16上に供給され
た添加材の重量をロードセル13により測定し、添加剤重
量が目標重量の許容範囲になったときにコンベアベルト
16を駆動して添加剤を混合装置4に供給するようにした
ので、添加剤重量を正確に測定できるためアスファルト
合材の品質を向上でき、また混合装置4への供給も安全
かつ容易に行える。
また、ロードセル13による測定状況をプリンタ19にて
記録するようにしたので、添加剤の測定状況や混合装置
4への投入状況を正確に確認して把握できる。また、投
入量カウンタ20にて添加剤重量及び個数を表示するよう
にしたので、これによっても添加剤の投入状況を正確に
把握できる。
また、ホッパ17の側方板状部材17Aを外方に拡開でき
るようにしたので、袋に入った添加剤とバラ状の添加剤
とのいずれをも測定しつつ混合装置4に安定的に供給で
きる。
尚、添加剤搬送用コンベアとしては、ベルトコンベ
ア,桟はきベルトコンベア,バケットコンベア等であっ
てもよい。
〈考案の効果〉 本考案は、以上説明したように、搬送装置上の被測定
物の重量を測定して搬送装置を駆動制御するようにした
ので、被測定物の重量を正確に測定できると共に、混合
装置等に被測定物を安全かつ容易に搬送供給できる。
特に、本考案においては、搬送部に投下された被測定
物を搬送する搬送装置にホッパを設け、このホッパを、
搬送部の上部両側方に配設される一対の側方部材と搬送
部の上部の搬入側端部に配設される端部部材と、を含ん
で構成し、一対の側方部材を、下端部を中心としてその
上部が搬送部から離間して略水平位置まで回動可能に構
成するようにしたから、例えば、被測定物が袋に封入さ
れている場合には、ホッパの側方部材を外方に倒すこと
により、被測定物を搬送部に投下し易くなり、被測定物
を袋に封入することなくバラの状態で搬送部に投下する
ときには、ホッパの側方部材を立てて、バラ状の被測定
物を飛散させずに投入できる等、被測定物を搬送部に安
定的に供給できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体図、第2図は同上
の要部拡大図、第3図は第2図の平面図である。 4……混合装置、6……計量装置、8……添加剤搬送用
コンベア、13……ロードセル、16……コンベアベルト、
18……制御装置、19……プリンタ、22……ベルトコンベ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 浜口 武久 東京都中央区京橋1丁目19番11号 日本 鋪道株式会社内 (56)参考文献 実開 昭51−70567(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送部と、該搬送部上部に当該搬送部の上
    方の両側方部と搬入側端部を囲むように配設されたホッ
    パと、を含んで構成され、前記搬送部に投下される被測
    定物を搬送する搬送装置と、該搬送装置を支持し前記被
    測定物の重量を該搬送装置の重量と共に測定する重量測
    定装置と、被測定物の重量を記録するプリンタと、前記
    重量測定装置の測定結果に応じて、前記搬送装置を駆動
    制御すると共に、前記プリンタを被測定物の重量を記録
    させるべく制御する制御装置と、を含んで構成する一
    方、 前記ホッパは、前記搬送部の上部両側方に配設される一
    対の側方部材と、搬送部の上部の搬入側端部に配設され
    る端部部材と、を含んで構成され、前記一対の側方部材
    は、下端部を中心としてその上部が搬送部から離間して
    略水平位置まで回動可能に構成したことを特徴とする計
    量装置。
JP1990123524U 1990-11-27 1990-11-27 計量装置 Expired - Lifetime JP2564619Y2 (ja)

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