JP2564445B2 - ビデオ・カセット・レコーダの色信号再生回路及び再生方法 - Google Patents

ビデオ・カセット・レコーダの色信号再生回路及び再生方法

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JP2564445B2
JP2564445B2 JP4119248A JP11924892A JP2564445B2 JP 2564445 B2 JP2564445 B2 JP 2564445B2 JP 4119248 A JP4119248 A JP 4119248A JP 11924892 A JP11924892 A JP 11924892A JP 2564445 B2 JP2564445 B2 JP 2564445B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオ・カセット・レ
コーダ(Video Cassette Recorder) に関し、特に再生時
に画面上において白色雑音(White Noise) が発生するの
を防止するための、ビデオ・カセット・レコーダの色信
号再生回路及び色信号再生方法に係る。
【0002】
【従来の技術】一般的に従来例としては、図5にその回
路構成をブロック図で表す。輝度および色信号再生回路
を含む映像信号の再生回路の動作を、この図5を参照し
て説明すれば次の通りである。ビデオ・ヘッド(Video H
ead)51,52 で検出された複合映像信号は、増幅器53を介
して所定の増幅度として増幅され、この増幅された信号
は輝度信号処理部54と色信号処理部55とに各々供給され
て、所望する色信号と輝度信号とを得るために設定され
た過程を介して適切に処理される。この設定された処理
過程はビデオ・カセット・レコーダの分野においては、
通常的なものであるから、以下、簡単に説明する。
【0003】まず、輝度信号処理部54においては、高域
通過フィルタ56を介して入力された映像信号をろ波(fil
terring)して輝度信号を帯域分離し、この輝度信号を復
調回路57を介して元の輝度信号に復調した後、この復調
された輝度信号を低域通過フィルタ58を介してろ波し
て、所望の輝度信号を得る。そして、この輝度信号を混
合器(Mixer) 59へ供給する。
【0004】一方、同期分離器60は、最終の輝度信号か
ら同期信号を分離して色信号処理部55に供給する。色信
号処理部55では入力された映像信号を低域通過フィルタ
61を介してろ波して色信号を帯域分離し、自動利得制御
器(AGC)62 を介して分離されたこの色信号の利得調節を
行う。そして、この輝度信号を復調器63を介して元の色
信号として復調した後、カラー・キラー回路(Color Kil
ler Circuit)64で復調された色信号を供給する。この
時、自動利得制御器62は色同期ゲート(ColorBurst Gat
e)65 と利得検出器66とを介して帰還された色信号によ
り自動利得調節を行う。
【0005】これにより、利得調節されて復調器63から
出力された色信号は、カラー・キラー回路64を介して帯
域通過フィルタ(Bandpass Filter)67 に入力される。こ
の復調された色信号は帯域通過フィルタ67でろ波されて
所望の色信号となり、この最終の色信号は混合器59に入
力されて輝度信号と合成される。したがって、混合器59
は複合映像信号を最終出力する。ここで、カラー・キラ
ー回路64は、再生される色信号のレベル(Level) が衰弱
するか、またはない場合、雑音の発生を防止するため
に、色信号の出力を遮断するための回路である。
【0006】このものの動作を説明すれば次の通りであ
る。まず、同期分離器60から出力される同期信号により
駆動されるパルス発生部68は、所定の周期としてパルス
を発生する。ついで、パルス発生部68で供給されたパル
スにより色同期ゲート(Color Burst Gate)69は、ゲート
作用を行って色同期信号を抽出し、キラー信号検出器(K
illing signal Detector)70 では色同期ゲート69の出力
信号を入力して色同期信号の有無により、カラー・キラ
ー回路64を制御する。すなわち、色同期信号がない場
合、または色同期信号が設定された基準値より小さけれ
ば、キラー信号検出器70は再生される色信号が混合器59
に入力されることを遮断し、色信号処理部55で発生する
白色雑音は映像出力端に現れないようになる。
【0007】ここで、色同期信号について簡単に説明す
る。この色同期信号は、ビデオ・カセット・レコーダ
で、色副搬送波(Chrominance Subcarrier)からR−Y(R
ed-lumiance Signal)およびB−Y(Blue-luminiance Si
gnal)等を取出すためには、ビデオ・カセット・レコー
ダの局部発振周波数と位相とを色副搬送波の周波数と位
相とが一致しなければならない。このため、映像信号を
記録する時には、色同期信号を含むことになる。この信
号を一般に色同期信号という。この色同期信号は、図6
に示すように、複合映像信号中で、水平線消去期間に存
在する各水平同期信号の後方ポーチ(Bach Porch)部分に
挿入されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
の映像信号の再生システムにおいては、次のような不都
合があった。まず、輝度信号処理システムでは、映像信
号のライン相関性を応用したライン雑音(Line Noise)除
去回路、プリエンファシス回路、ディエンファシス回路
を用いた雑音抑圧(press) 回路を多く使用する。しか
し、一般に輝度信号より処理帯域が狭小した色信号の処
理システムでは、雑音に対する抑圧回路は採用しない。
【0009】また、図5に示すように、色信号処理部55
は色同期信号の有無及びレベルの大きさによって色信号
の出力を遮断または通過させるカラー・キラー回路64に
は次のような短所があった。すなわち、複合映像信号の
中、一部分が黒白信号であり、毎フィールド(Field) ご
とに色同期信号が正常的に存在する場合には、この色キ
ラー回路は遮断(Killing) 動作を実行しない。これによ
り、黒白信号の部分には色信号の処理システムの白色雑
音が混入して、再生された画面の画質が低下し、信号対
雑音比が悪化してしまう。
【0010】一般に、テレビ放送等の映像信号の中、画
面の一部が黒白である場合はそれほど多くない。しか
し、画面が黒い部分においては色信号のレベルが微弱し
た状態であるので、この部分においての色信号のレベル
より白色雑音のレベルが相対的に大きい値を維持するこ
ととなる。したがって上述の問題点を避けることができ
ない。
【0011】ここにおいて、本発明は、ヘッド(Head)を
介して検出された符号映像信号に該当するラジオ周波数
(Radio Frequency) 信号中、白色雑音を除去して信号対
雑音比を改善することができ、画質を向上することがで
きるビデオ・カセット・レコーダの色信号処理システム
である色信号再生回路及び色信号処理方法である再生方
法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、第1のろ波手段は、ヘッドから検出され
た高周波の複合映像信号から色信号を分離する。この分
離された色信号は、自動利得制御手段を介して利得が調
節された後、色信号復調手段を介して復調される。復調
された色信号はカラー・キラー手段に入力されて、その
色同期信号の大きさに従い遮断されるか出力されるかが
なされる。つまり、色同期信号の大きさが設定された基
準値より大きければ、色信号はカラー・キラー回路をそ
のまま通過し、小さければ遮断される。
【0013】一方、雑音除去手段は、第1のろ波手段を
介して検出された色信号からその包絡線を求め、この包
絡線信号の大きさによりカラー・キラー回路から出力さ
れる色信号の大きさを減衰させる。この時、色信号に含
まれた白色雑音を除去できる。減衰された色信号は、最
終的に第2のろ波手段を介して所望の周波数帯域の信号
と変換された後、輝度信号と混合されるために、混合器
に入力される。
【0014】
【作用】上記のようにして、本発明は、ビデオ・カセッ
ト・レコーダの色再生処理システムで発生される白色雑
音を抑圧して、画面に現れないようにしているから、画
質を改善する。これに伴い、ビデオ・カセット・レコー
ダの色再生処理についての信頼性が一段と向上する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付された図1ない
し図4を参照して、詳細に説明する。図1は、本発明の
一実施例におけるビデオ・カセット・レコーダの色信号
の色再生処理の構成を表すブロック図である。ビデオ・
ヘッド51,52 で検出される複合映像信号に相応するラジ
オ周波数信号から、色信号を帯域分離する低域通過フィ
ルタ1と、色信号の利得調節を行う自動利得制御器2
と、色信号の復調を実行する色信号復調器3と、色信号
の利得を自動的に制御するための帰還ループをなす色同
期ゲート4および利得検出器5と、再生される色信号
中、色同期信号の有無及びそのレベルの大きさにより色
信号の出力を遮断または通過させるためのカラー・キラ
ー回路6と、カラー・キラー回路6の動作を制御するた
めのキラー信号検出器7および色同期ゲート8と、同期
信号を駆動信号として所定の周期としてパルスを発生す
るパルス発生器9と、カラー・キラー回路6の出力信号
をろ波して所望の色信号を得た後、これを混合器16に供
給するための帯域通過フィルタ10と、低域通過フィルタ
1で帯域分離された色信号から色信号の有無及びそのレ
ベルに比例した包絡線信号を出力する包絡線検出器12
と、この包絡線検出器12の前後端で各々入力する包絡線
信号を各々所定の増幅度で増幅する第1増幅部13および
第2増幅部14と、カラー・キラー回路6と帯域フィルタ
10との間に接続され、一つの臨界値Vc を有し、包絡線
検出器12の出力信号のレベルに対して反比例して色信号
復調器3の出力信号のレベルを減衰するための減衰器15
を備える。この減衰器15は帯域通過フィルタ10と混合器
16との間に接続されることもある。ここで、混合器16は
各々所定の処理過程を介して得た輝度信号と色信号とを
混合して複合映像信号を生成するためのものである。
【0016】このように構成された本発明の一実施例で
ある色信号処理部11は、従来例を示す図5における色信
号処理部55とほぼ同様な作用を行うけれども、以下に詳
細に説明する雑音除去回路17は、本発明の一実施例のう
ち特にその特徴とする回路構成をなす。図2では、第1
増幅部13は低域通過フィルタ1を介して出力される色信
号を緩衝増幅するバッファ18と、バッファ18の出力信号
を非反転入力端子(+) を介して入力する演算増幅器19
と、演算増幅器19の反転入力端子(-) と出力端子との間
に接続されるフィードバック抵抗R2 と、演算増幅器19
の反転入力端子(-) とフィードバック抵抗R2 の接続点
と接地との間に接続される帰還インピーダンス素子13a
を備えたものである。この帰還インピーダンス素子13a
は、抵抗R1 とコイルL1 及びコンデンサC1 が直列接
続されたものである。包絡線検出器12は、積分時定数決
定素子12a を備えたものであり、この積分時定数決定素
子12a は電気的に抵抗R3 及びコンデンサC2 を並列接
続したものである。
【0017】また、減衰器15は一方が第2増幅部14の出
力側に接続された抵抗R4 と、各々のベースが抵抗R4
の他方に接続され、各々のエミッタが相対側のコレクタ
に接続される2個のトランジスタQ1,Q2 を備えたもの
である。ここで、トランジスタQ1,Q2 は、エミッタお
よびコレクタの2個の接続点a,bは各々減衰器15の入
力側および出力側となる。したがって、接続点aは、カ
ラー・キラー回路6の出力側に、接続点bは帯域通過フ
ィルタ10の入力側に接続される。
【0018】以下にこの図2の回路構成に基づく動作を
説明すれば、次の通りである。図1に示した色信号処理
部11は、従来例の図5の色信号処理部55と同一の構成、
同一の動作を行うものであるから、その説明は省略し、
本発明の特に特徴とする構成に関連する雑音除去装置11
の動作のみを図1ないし図3を参照して詳細に説明す
る。まず、ビデオ・ヘッド51,52 を介して検出された複
合映像信号であるラジオ周波数信号[図4(A) 参照]
は、低域通過フィルタ1を介してろ波され、約629KHz±
500KHzの色信号[図4(B) 参照]として低域変換され
る。この低域変換された色信号は、色信号処理部11の自
動利得制御器2に入力されると共に、雑音除去装置17の
第1増幅部13に入力される。第1増幅部13に入力された
色信号は、図4(C) に示すように、増幅された後、包絡
線検出器12に供給され、包絡線検出器12は入力された色
信号のピーク値のみ検出され、図4(D) に示すような包
絡線信号を出力する。
【0019】この包絡線信号[図3(D) ]は色信号の有
無およびそのレベルに比例しており、第1増幅部13を介
して図3(E) に示すように、所定の増幅度で増幅され
る。増幅された包絡線信号は減衰器15へ色信号の減衰量
制御信号として供給される。一方、色信号復調器3で復
調された色信号は、カラー・キラー回路6を介して出力
され、減衰器15に供給される。色信号は減衰器15を介し
て減衰量制御信号[図4(E) に示す包絡線検出器12の出
力電圧]により、そのレベルが減少する。減衰器15の制
御電圧に対する色信号の減衰量との関係は、図4(E) に
示すように、所定の臨界値[Vc で表し、雑音判別の基
準値である]を有し、反比例関係である減衰特性を維持
する。カラー・キラー回路6を介して出力された色信号
が図4(F) および(G) に示すように、雑音を含有する場
合において、色信号のレベルが微弱になって第2増幅部
14を介して出力される包絡線信号が臨界値Vc 以下であ
る場合には、色信号の減衰量が最大になるので、減衰器
15を経由して帯域通過フィルタ10に供給される色信号の
白色雑音が同時に大きく抑圧される。
【0020】しかし、包絡線信号が臨界値Vc 以上であ
る場合には、色信号の減衰量が次第に減少される。した
がって、良好なレベルを有する色信号については減衰量
がほとんど“0”値[Zero Value]に近接する。このよう
に、包絡線信号のレベルにより色信号が制御されるの
で、円滑な色信号の処理がなされる。これを、雑音除去
回路17の一実施例である図2を参照して説明すれば次の
とおりである。まず、バッファ18は低域通過フィルタ1
から入力された色信号をバッファリングして演算増幅器
17の非反転端子(+) に供給し、演算増幅器17は帰還抵抗
R2 と帰還インピーダンス素子13a とによって、特定の
周波数帯域を有する色信号に対する帰還増幅を実行した
後、増幅された色信号を包絡線検出器12に供給する。
【0021】包絡線検出器12は、積分時定数を決める積
分時定数の決定素子12a により、包絡線検出精度が決ま
り、検出された色信号の包絡線信号は第2増幅部14を介
して増幅された後、減衰器15の抵抗R4 を介してトラン
ジスタQ1,Q2 のベースに同時に印加される。
【0022】トランジスタQ1,Q2 は、エミッタが互い
に他のコレクタに接続されているので、カラー・キラー
回路6から入力される交流信号である色信号の大きさに
相応するエミッタおよびコレクタ間の導通電流が各々の
ベースに印加される減衰量制御信号である第2増幅部14
の出力信号により制御される。すなわち、エミッタおよ
びコレクタ間を通過する信号電流の大きさは、ベースに
印加される減衰量制御信号に比例する。したがって、減
衰量制御信号が大きければ、エミッタおよびコレクタ間
の導通電流が、増加されるので、カラー・キラー回路6
から入力される色信号の減衰量は小さくなり、減衰量制
御信号が小さければ、その反対の動作が行われる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、このように構成さ
れた本発明によれば、ビデオ・カセット・レコーダの色
信号再生回路において発生される白色雑音を完全に抑圧
[つまりsupressing] して、再生画面に現れないように
して、画質を著しく改善でき、したがって、ビデオ・カ
セット・レコーダの色信号再生についての画質の信頼性
の向上が一段と図られるという、特段の効果を奏するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体の回路構成を表すブロ
ック図。
【図2】本発明の一実施例の特徴とする要部の回路構成
を示すブロック図。
【図3】本発明の一実施例に係る減衰器における色度信
号と減衰制御信号の特性図。
【図4】本発明の一実施例での作用を表す雑音除去手段
の手順を示す波形図。
【図5】従来例の回路構成を表すブロック図。
【図6】色同期信号を説明するための説明図(従来)。
【符号の説明】
1 低域通過フィルタ 2 自動利得制御器 3 復調器 4 色同期ゲート 5 利得検出器 6 カラー・キラー回路 7 キラー信号検出器 8 色同期ゲート 9 パルス発生器 10 帯域通過フィルタ 11 色信号処理部 12 包絡線検出器 12a 積分時定数結晶素子 13 第1増幅器 13a 帰還インピーダンス素子 14 第2増幅器 15 減衰器 16 混合器 17 雑音除去回路 18 バッファ 19 演算増幅器 C1 コンデンサ[キャパシタ] C2 コンデンサ[キャパシタ] L1 コイル[インダクタ] R1 抵抗 R2 抵抗 R3 抵抗 Q1 トランジスタ Q2 トランジスタ

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高周波信号である複合映像信号から色信号
    を分離するための第1のフィルタと、 分離された色信号の利得を自動調節するための自動利得
    制御器と、 利得が調節された色信号を復調するための復調器と、 復調された色信号をその色同期信号の大きさにより遮断
    または通過させるためのカラー・キラー回路と、 第1のフィルタで出力された色信号の包絡線信号を求
    め、この包絡線信号の大きさに反比例して、カラー・キ
    ラー回路から出力する色信号の大きさを調節して、色信
    号に含まれた雑音信号を除去するための雑音信号除去回
    路と、 雑音信号除去回路を介して出力される色信号中、所望の
    周波数帯域のもののみ通過させる第2のフィルタと、 を備えたビデオ・カセット・レコーダの色信号再生回
    路。
  2. 【請求項2】雑音信号除去回路は第1のフィルタから出
    力された色信号を所定の増幅度で増幅するための第1の
    増幅部と、 第1の増幅部を介して増幅された色信号から包絡線を検
    出するための包絡線検出部と、 検出された色信号の包絡線信号を所定の増幅度で増幅す
    るための第2の増幅部と、 第2の増幅部を介して出力された包絡線信号を制御信号
    として、カラー・キラー回路から入力された色信号の大
    きさを減衰して出力する減衰器と、 を備えた請求項1記載のビデオ・カセット・レコーダの
    色信号再生回路。
  3. 【請求項3】第1の増幅部は、 入力される色信号を緩衝増幅する緩衝増幅器と、 緩衝増幅器の出力信号を非反転入力端子を介して入力す
    る演算増幅器と、 演算増幅器の反転入力端子と出力端子との間に連結され
    る帰還抵抗と、 反転入力端子と帰還抵抗の接続点と接地との間に連結さ
    れる帰還インピーダンス素子と、 を備えた請求項2記載のビデオ・カセット・レコーダの
    色信号再生回路。
  4. 【請求項4】帰還インピーダンス素子は、 各々一つずつの抵抗とコイル及びコンデンサ、 を備えた請求項3記載のビデオ・カセット・レコーダの
    色信号再生回路。
  5. 【請求項5】抵抗とコイル及びコンデンサは、 順次に直列接続した請求項4記載のビデオ・カセット・
    レコーダの色信号再生回路。
  6. 【請求項6】包絡線検出部は、 積分時定数の決定素子を備えた請求項2記載のビデオ・
    カセット・レコーダの色信号再生回路。
  7. 【請求項7】積分時定数の決定素子は、 各々一つずつの抵抗及びコンデンサを含む請求項6記載
    のビデオ・カセット・レコーダの色信号再生回路。
  8. 【請求項8】抵抗とコンデンサとは並列接続された請求
    項7記載のビデオ・カセット・レコーダの色信号再生回
    路。
  9. 【請求項9】減衰器は、 一方が第2増腹部の出力側に接続させた抵抗と、 この抵抗の他方にベースが接続される第1のトランジス
    タと、 ベースが第1のトランジスタのベースと共通に前記抵抗
    の他方に接続され、エミッタは第1のトランジスタのコ
    レクタに、コレクタは第1のトランジスタのエミッタに
    接続される第2のトランジスタを含み、第1のトランジ
    スタと第2のトランジスタのエミッタおよびコレクタの
    2つの接続点は各々入力側および出力側になる請求項2
    記載のビデオ・カセット・レコーダの色信号再生回路。
  10. 【請求項10】減衰器は、 制御信号である包絡線信号に対する所定の基準値を有
    し、入力される包絡線信号がこの基準値より大きくなる
    と小さい幅に、基準値より小さくなると大きい幅に、色
    信号を減衰させる請求項2記載のビデオ・カセット・レ
    コーダの色信号再生回路。
  11. 【請求項11】第1のフイルタは、 低域通過フイルタである請求項1記載のビデオ・カセッ
    ト・レコーダの色信号再生回路。
  12. 【請求項12】第2のフイルタは、 帯域通過フイルタである請求項1記載のビデオ・カセッ
    ト・レコーダの色信号再生回路。
  13. 【請求項13】減衰器は、第2のフイルタの出力側に接
    続される請求項2記載のビデオ・カセット・レコーダの
    色信号再生回路。
  14. 【請求項14】カラー・キラー回路は、 色同期信号に対する基準値を有し、制御信号として入力
    される色信号の色同期信号が基準値より大きければ色信
    号を通過させ、基準値より小さければ色信号を遮断させ
    る請求項1記載のビデオ・カセット・レコーダの色信号
    再生回路。
  15. 【請求項15】ヘッドで検出された高周波の複合映像信
    号から低周波の色信号を分離する段階と、 分離された色信号を利得調節した後に復調し、同時に分
    離された色信号の包絡線を検出する段階と、 利得調節された色信号をこのことの色同期信号の大きさ
    にしたがって遮断させるか、または通過させるかの判断
    をする段階と、 通過された色信号を前記包絡線信号の大きさに反比例し
    て色信号の大きさを調節して出力する段階と、 から成るビデオ・カセット・レコーダの色信号再生方
    法。
  16. 【請求項16】色同期信号の設定された基準値より入力
    された色信号のものが小さいときは色信号は遮断され、
    大きければ通過される請求項15記載のビデオ・カセッ
    ト・レコーダの色信号再生方法。
  17. 【請求項17】設定された包絡線信号の基準値より入力
    された色信号の包絡線信号が大きければ、大きい幅とし
    て色信号が減衰され、基準値より小さければ小さい幅と
    して色信号が減衰される請求項15記載のビデオ・カセ
    ット・レコーダの色信号再生方法。
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