JP2564120Y2 - 偏向ヨーク - Google Patents

偏向ヨーク

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Publication number
JP2564120Y2
JP2564120Y2 JP1991059369U JP5936991U JP2564120Y2 JP 2564120 Y2 JP2564120 Y2 JP 2564120Y2 JP 1991059369 U JP1991059369 U JP 1991059369U JP 5936991 U JP5936991 U JP 5936991U JP 2564120 Y2 JP2564120 Y2 JP 2564120Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
core
deflection yoke
coil
horizontal coil
wall
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1991059369U
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English (en)
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JPH0511292U (ja
Inventor
宏正 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
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Publication of JPH0511292U publication Critical patent/JPH0511292U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はテレビジョン及びCRT
方式によるコンピュータ・ワードプロセッサ等のディス
プレイに用いられる偏向ヨークに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータのCRTディスプレ
イ及びテレビジョンは高性能・高細度化が進み、このデ
ィスプレイ及びテレビジョンに使用される高性能な偏向
ヨークの開発が進められている。
【0003】以下に従来の偏向ヨークについて説明す
る。図4は従来の偏向ヨークの縦断面図である。1は水
平コイル、2は水平コイル絶縁枠、3は垂直偏向コイル
用コア、4は水平コイル絶縁枠側壁の外側に形成された
突条部である。
【0004】以上のように構成された偏向ヨークについ
て、以下その動作について説明する。突条部4は、その
更に外側に配設される垂直偏向コイル用コア3に接する
ように形成され、垂直偏向コイル用コア3と水平コイル
絶縁枠2の間に空隙を作り、且つ、垂直偏向コイル用コ
ア3の位置を規正していた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、突条部が垂直偏向コイル用コアの表面に接
しているだけなので、垂直偏向コイル用コアの絶縁枠の
上下への移動や傾き・左右へのずれに対して規正が困難
で、コンバージェンスや最適ヨーク位置の保持が難し
く、またネックシャドーや歪等が発生し、CRTディス
プレイ等の画像に悪影響を及ぼすという問題点を有して
いた。
【0006】本考案は上記従来の問題点を解決するもの
で、コンバージェンスや最適ヨーク位置の保持を確保し
ネックシャドーや歪等、CRTディスプレイ等の画像に
悪影響を及ぼす様々な要因の発生を抑制した偏向ヨーク
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本考案の請求項1に記載の偏向ヨークは、水平コイル
絶縁枠の小口径部外壁に立設され、一体からなる垂直偏
向コイル用コアの小口径部内壁に当接するように形成さ
れた複数の突起部であって、突起部の先端には水平コイ
ル絶縁枠の大口径部側に向けて屈曲した弾性部が形成さ
れている
【0008】ここで、水平コイル絶縁枠の小口径部外壁
に立設された突起部は、等間隔に分割してリブ状あるい
は突起状に形成される。そして、弾性部が突起部の先端
で水平コイル絶縁枠の大口径部側に向けて屈曲して形成
すると、偏向ヨークの組立時に該突起部が邪魔にならず
作業性の面から好ましい。
【0009】
【作用】この構成によって、水平コイル絶縁枠の小口径
外壁に形成された突起部の弾性部が垂直偏向コイル用
コアの小口径部内壁を押圧するので垂直偏向コイル用
コアの上下への移動及び傾き・左右へのずれを規正する
ことができ、コンバージェンスや最適ヨーク位置の保
持、ネックシャドーや歪等の発生を防止することがで
き、CRTディスプレイ等に最良の画像を形成できる。
【0010】
【実施例】(実施例1) 以下本考案の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。
【0011】図1は本考案の第1実施例の偏向ヨークの
要部縦断面図であり、図2はそのA−A線断面図であ
る。1は水平コイル、2は水平コイル絶縁枠、3は垂直
偏向コイル用コア、4aは水平コイル絶縁枠側壁の外側
に従来例に比し長めに形成された突条部、5は垂直偏向
コイル用コアの内壁に設けられた突条部と嵌合する凹部
である。
【0012】以上のように構成された偏向ヨ−クについ
て、以下その動作を説明する。水平コイル絶縁枠2の側
壁の外側に形成された突条部4aが、垂直偏向コイル用
コア3の凹部5と嵌合し、水平コイル絶縁枠2の外壁と
垂直偏向コイル用コア3の内壁との間に等間隔の間隙を
あけて垂直偏向コイル用コア3を上下方向への移動や傾
きあるいは首ふり等を生じないように規正している。
【0013】(実施例2) 以下本考案の第2の実施例について、図面を参照しなが
ら説明する。
【0014】図3は本考案の第2実施例における偏向ヨ
ークの部分断面図である。2は水平コイル絶縁枠、3は
垂直偏向コイル用コアで図1と同様なので同一番号を付
し説明を省略する。6は水平コイル絶縁枠の小口径部、
7は小口径部6の外壁に左右対称に形成されたリブ状の
突起部、8は突起部7の先端に下向きに屈曲して形成さ
れた弾性部である。
【0015】以上のように構成された偏向ヨークについ
て、図3を用いてその動作を説明する。水平コイル絶縁
枠2の側壁の外側に形成された複数個のリブ状の突起部
7の端部の下方向に曲がる弾性部8の反力により垂直偏
向コイル用コア3の位置を規正し、該コアの左右・上下
方向へのずれを規正している。
【0016】また組立時では、図5に示すようにコア3
は上方から矢印Aで示すように下ろして水平コイル絶縁
枠2に装着する。本実施例では前述のように突起部7の
先端部を下向きに曲げた事によりコアが装着し易くなっ
ている。また装着後は、突起部7には上方に戻ろうとす
る反発力が生じ、図6の矢印Bが示すようにコア3をい
くらか上方へ押し上げる力が生じている。しかしながら
このようにコア3を上方へ押し上げる力が生じても、そ
の後図5に示すように装着されるカバー9に設けられた
突起10がコア3に当ることによりコア3を確実に押
え、固定する事となる。
【0017】
【考案の効果】以上のように本考案は、水平コイル絶縁
枠の小口径部外壁に形成された突起部の弾性部が垂直偏
向コイル用コアの小口径部内壁を押圧するので垂直偏
向コイル用コアが最適コア位置で保持され、コンバー
ンスのアンバランスを防ぎ、ネックシャドーや歪等の
ない最適の画像をCRTディスプレイに出力する優れた
偏向ヨークを実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例における偏向ヨークの要部
断面図
【図2】本考案の第1実施例における偏向ヨークの図1
のA−A線断面図
【図3】本考案の第2実施例における偏向ヨークの部分
断面図
【図4】従来例の要部断面図
【図5】本考案の第2実施例における偏向ヨークの組立
の様子を説明する断面図
【図6】同実施例における偏向ヨークの要部断面図
【符号の説明】
1 水平コイル 2 水平コイル絶縁枠 3 垂直偏向コイル用コア 4 従来例の水平コイル絶縁枠の外壁に形成された突条
部 4a 突条部 5 嵌合用の凹部 6 水平コイル絶縁枠の小口径部 7 突起部 8 弾性部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水平コイル絶縁枠の小口径部外壁に立設さ
    れ、一体からなる垂直偏向コイル用コアの小口径部内壁
    に当接するように形成された複数の突起部であって、前
    記突起部の先端には前記水平コイル絶縁枠の大口径部側
    に向けて屈曲した弾性部が形成されていることを特徴と
    する偏向ヨーク。
JP1991059369U 1991-07-29 1991-07-29 偏向ヨーク Expired - Lifetime JP2564120Y2 (ja)

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JP1991059369U JP2564120Y2 (ja) 1991-07-29 1991-07-29 偏向ヨーク

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JPH0511292U JPH0511292U (ja) 1993-02-12
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI257636B (en) 2000-12-06 2006-07-01 Matsushita Electric Ind Co Ltd Deflection yoke and color cathode ray tube device
KR20030054850A (ko) * 2001-12-26 2003-07-02 삼성전기주식회사 편향 요크

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS587583Y2 (ja) * 1978-09-05 1983-02-09 株式会社東芝 偏向ヨ−ク
JPS601490Y2 (ja) * 1979-01-10 1985-01-16 電気音響株式会社 偏向ヨ−ク

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JPH0511292U (ja) 1993-02-12

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