JP2563283Y2 - 気化装置における負圧導入ポートの形成装置 - Google Patents
気化装置における負圧導入ポートの形成装置Info
- Publication number
- JP2563283Y2 JP2563283Y2 JP1989097745U JP9774589U JP2563283Y2 JP 2563283 Y2 JP2563283 Y2 JP 2563283Y2 JP 1989097745 U JP1989097745 U JP 1989097745U JP 9774589 U JP9774589 U JP 9774589U JP 2563283 Y2 JP2563283 Y2 JP 2563283Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- negative pressure
- introduction port
- pressure introduction
- flange
- groove
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はLPG或いはガソリン燃料の気化装置のスロッ
トルボデーに形成する負圧導入ポートに関する。
トルボデーに形成する負圧導入ポートに関する。
従来、前記の気化装置において、インテークマニホル
ド負圧を感知し、該負圧によりフィードバックして種々
の装置を制御するために、スロットルボデーに負圧導入
ポートを開口している。
ド負圧を感知し、該負圧によりフィードバックして種々
の装置を制御するために、スロットルボデーに負圧導入
ポートを開口している。
この負圧導入ポートを形成するには一般に、パイプ或
いはスロットルボデーに穴明け加工をして通路を形成す
るとともに、インテークマニホルド負圧の脈動が負圧導
入ポート内に伝達されるのを抑制するために、前記パイ
プ或いは穴明け加工による通路内にジェットを圧入装着
している。
いはスロットルボデーに穴明け加工をして通路を形成す
るとともに、インテークマニホルド負圧の脈動が負圧導
入ポート内に伝達されるのを抑制するために、前記パイ
プ或いは穴明け加工による通路内にジェットを圧入装着
している。
前記従来のようにパイプ内或いは穴明け加工による通
路内にジェットを圧入装着するものにおいては、そのジ
ェット部品の製造及びその装着作業を要するために製品
コストが高くなる問題がある。
路内にジェットを圧入装着するものにおいては、そのジ
ェット部品の製造及びその装着作業を要するために製品
コストが高くなる問題がある。
そこで本考案は、インテークマニホルド負圧の脈動が
負圧導入ポート内に伝達されるのを抑制するジェット部
を有する負圧導入ポートを簡易に形成できるようにし
て、前記従来の負圧導入ポートに比べて安価でかつ製造
作業性の向上を図ることを目的とするものである。
負圧導入ポート内に伝達されるのを抑制するジェット部
を有する負圧導入ポートを簡易に形成できるようにし
て、前記従来の負圧導入ポートに比べて安価でかつ製造
作業性の向上を図ることを目的とするものである。
本考案は前記の課題を解決するために、スロットルボ
デー(1)のフランジ(1a)の下面に、入口部を狭小に
して、奥部に通ずる一連の溝状を設け、このフランジ
(1a)の下面をインテークマニホールドのフランジ(6
a)上面に設置して形成される負圧導入ポートを備えた
気化装置において、 前記溝条の入口部(4a)の高さをフランジ(1a)の厚
みの1/4程度に浅く形成するとともに、 奥部(4b)の高さをフランジ(1a)の厚みの2/3以上
に深く形成して、 上記浅溝と深溝を傾斜溝を介して連通したことを特徴
とするものである。
デー(1)のフランジ(1a)の下面に、入口部を狭小に
して、奥部に通ずる一連の溝状を設け、このフランジ
(1a)の下面をインテークマニホールドのフランジ(6
a)上面に設置して形成される負圧導入ポートを備えた
気化装置において、 前記溝条の入口部(4a)の高さをフランジ(1a)の厚
みの1/4程度に浅く形成するとともに、 奥部(4b)の高さをフランジ(1a)の厚みの2/3以上
に深く形成して、 上記浅溝と深溝を傾斜溝を介して連通したことを特徴
とするものである。
インテークマニホルド内の負圧は負圧導入ポート
(4)の入口部(4a)から奥部(4b)に導入し、該奥部
(4b)からパイプ(5)等によって負圧により制御すべ
き装置へ作用する。このとき、入口部(4a)を浅溝とし
てその流通断面積を小さくし、また奥部(4b)を深溝と
してその流通断面積を大きくして、入口部(4a)にジェ
ット部を形成したので、インテークマニホルド負圧の脈
動が負圧導入ポート内に作用するのを抑制することがで
きる。
(4)の入口部(4a)から奥部(4b)に導入し、該奥部
(4b)からパイプ(5)等によって負圧により制御すべ
き装置へ作用する。このとき、入口部(4a)を浅溝とし
てその流通断面積を小さくし、また奥部(4b)を深溝と
してその流通断面積を大きくして、入口部(4a)にジェ
ット部を形成したので、インテークマニホルド負圧の脈
動が負圧導入ポート内に作用するのを抑制することがで
きる。
次に図面に示す本考案の実施例について説明する。
1はスロットルボデーで、その吸気通路2内にスロッ
トルバルブ3が開閉可能に具備されている。尚、スロッ
トルボデー1はダイカストで成型されている。4は負圧
導入ポート、5は負圧導入ポート4に連通するパイプ
で、その先端5aはインテークマニホルド負圧によって制
御すべき装置へ連通している。前記負圧導入ポート4
は、スロットルボデー1のフランジ1a部において、その
下面が開口し、かつ一端が吸気通路2に開口連通する溝
で形成されている。更に該負圧導入ポート4は、その吸
気通路2に開口する入口部4aが浅溝に形成され、奥部4b
が深溝に形成され、かつ該入口部4aと奥部4bとの中間部
4cが傾斜溝で連通されている。このような溝からなる負
圧導入ポート4は、スロットルボデー1の鋳型成型時
に、該ポート4と同形の鋳型を該ポート成形部に設けて
同時成型する。そして成型後に、スロットルボデー1の
フランジ1a部をインテークマニホルド6のフランジ6a部
に連結して負圧導入ポート4の下面を閉塞することによ
り、人口部に狭窄したジェット部を有するとともに、奥
部が拡大した負圧導入ポート4が形成される。尚前記パ
イプ5は負圧導入ポート4の深溝状の奥部4bに連通して
いる。
トルバルブ3が開閉可能に具備されている。尚、スロッ
トルボデー1はダイカストで成型されている。4は負圧
導入ポート、5は負圧導入ポート4に連通するパイプ
で、その先端5aはインテークマニホルド負圧によって制
御すべき装置へ連通している。前記負圧導入ポート4
は、スロットルボデー1のフランジ1a部において、その
下面が開口し、かつ一端が吸気通路2に開口連通する溝
で形成されている。更に該負圧導入ポート4は、その吸
気通路2に開口する入口部4aが浅溝に形成され、奥部4b
が深溝に形成され、かつ該入口部4aと奥部4bとの中間部
4cが傾斜溝で連通されている。このような溝からなる負
圧導入ポート4は、スロットルボデー1の鋳型成型時
に、該ポート4と同形の鋳型を該ポート成形部に設けて
同時成型する。そして成型後に、スロットルボデー1の
フランジ1a部をインテークマニホルド6のフランジ6a部
に連結して負圧導入ポート4の下面を閉塞することによ
り、人口部に狭窄したジェット部を有するとともに、奥
部が拡大した負圧導入ポート4が形成される。尚前記パ
イプ5は負圧導入ポート4の深溝状の奥部4bに連通して
いる。
以上のように本考案によれば、溝条の入口部(4a)の
高さをフランジ(1a)の厚みの1/4程度に浅く形成する
とともに奥部(4b)の高さをフランジ(1a)の厚みの2/
3以上に深く形成したので、負圧導入ポートを同時成形
する金型が薄肉化しないので金型の変形を生じない特性
があり、又フランジ側面の中央にチューブ圧入穴をあけ
ることができるので、チューブの圧入がフランジ側面の
中央部にて行え、フランジ下面のチューブ圧入による歪
みを生じない効果があり、従来のように負圧導入ポート
の形成及びジェット部品を別個に製造して負圧導入ポー
トに圧入装着するものに比べて、負圧導入ポートの形成
が極めて簡単に行なえ、製造コストの低減及び製造作業
性の向上を図り得る。
高さをフランジ(1a)の厚みの1/4程度に浅く形成する
とともに奥部(4b)の高さをフランジ(1a)の厚みの2/
3以上に深く形成したので、負圧導入ポートを同時成形
する金型が薄肉化しないので金型の変形を生じない特性
があり、又フランジ側面の中央にチューブ圧入穴をあけ
ることができるので、チューブの圧入がフランジ側面の
中央部にて行え、フランジ下面のチューブ圧入による歪
みを生じない効果があり、従来のように負圧導入ポート
の形成及びジェット部品を別個に製造して負圧導入ポー
トに圧入装着するものに比べて、負圧導入ポートの形成
が極めて簡単に行なえ、製造コストの低減及び製造作業
性の向上を図り得る。
更に本案では負圧導入ポートの入口部と奥部との中間
部を傾斜溝で連通することにより、鋳型の型抜き作業が
簡易になるばかりでなく、該部の鋳型の欠損を防止し型
寿命を延ばすことができる。
部を傾斜溝で連通することにより、鋳型の型抜き作業が
簡易になるばかりでなく、該部の鋳型の欠損を防止し型
寿命を延ばすことができる。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図はスロット
ルボデーの側面図、第2図は同底面図、第3図は負圧導
入ポート部の拡大側断面図である。 1……スロットルボデー、1a……フランジ、2……吸気
通路、4……負圧導入ポート、4a……入口部、4b……奥
部、4c……中間部
ルボデーの側面図、第2図は同底面図、第3図は負圧導
入ポート部の拡大側断面図である。 1……スロットルボデー、1a……フランジ、2……吸気
通路、4……負圧導入ポート、4a……入口部、4b……奥
部、4c……中間部
Claims (1)
- 【請求項1】スロットルボデー(1)のフランジ(1a)
の下面に、入口部を狭小にして、奥部に通ずる一連の溝
条を設け、このフランジ(1a)の下面をインテークマニ
ホールドのフランジ(6a)上面に設置して形成される負
圧導入ポートを備えた気化装置において、 前記溝条の入口部(4a)の高さをフランジ(1a)の厚み
の1/4程度に浅く形成するとともに、 奥部(4b)の高さをフランジ(1a)の厚みの2/3以上に
深く形成して、 上記浅溝と深溝を傾斜溝を介して連通したことを特徴と
する気化装置における負圧導入ポートの形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989097745U JP2563283Y2 (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | 気化装置における負圧導入ポートの形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989097745U JP2563283Y2 (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | 気化装置における負圧導入ポートの形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0337265U JPH0337265U (ja) | 1991-04-11 |
JP2563283Y2 true JP2563283Y2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=31646877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989097745U Expired - Lifetime JP2563283Y2 (ja) | 1989-08-21 | 1989-08-21 | 気化装置における負圧導入ポートの形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2563283Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5936693U (ja) * | 1982-08-31 | 1984-03-07 | 岩谷産業株式会社 | スピ−カ製造ラインのコイルスペ−ス清掃装置 |
JPS59163165U (ja) * | 1983-04-16 | 1984-11-01 | トヨタ自動車株式会社 | 吸気2弁式多気筒内燃機関の吸気装置 |
JPS61114065U (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-18 |
-
1989
- 1989-08-21 JP JP1989097745U patent/JP2563283Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0337265U (ja) | 1991-04-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |