JP2562445Y2 - ラベル用紙 - Google Patents

ラベル用紙

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JP2562445Y2
JP2562445Y2 JP11294391U JP11294391U JP2562445Y2 JP 2562445 Y2 JP2562445 Y2 JP 2562445Y2 JP 11294391 U JP11294391 U JP 11294391U JP 11294391 U JP11294391 U JP 11294391U JP 2562445 Y2 JP2562445 Y2 JP 2562445Y2
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隆一 大石
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ラベル用紙に関し、特
に、ラベルを剥離した後の台紙を兼ねる記入用紙を、連
続状態にあっては各種連続プリント用紙、単片化状態に
あってはコピー用紙、メモ用紙等として再利用可能なラ
ベル用紙に関する。
【0002】
【従来の技術】従来におけるラベル用紙は、剥離処理を
施した台紙上に、ラベルを剥離可能に接着して構成さ
れ、前記剥離処理は強い撥水性あるいは撥油性を有する
シリコンのような剥離剤を用いて行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このため、従来にあっ
ては、台紙の剥離処理した表面に印刷あるいは印字を施
すことは不可能であり、また、ラベルを剥離した後の台
紙は再利用できないとともに、再生紙の原料として使用
することも不可能なので、廃棄せざるを得なかった。し
たがって、大量の台紙を廃棄処理するのは煩雑であると
ともに、ゴミ公害の一因ともなり、さらには省資源化に
反するという不都合があった。
【0004】本考案は、上述のような従来みられた不都
合を解消したラベル用紙を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために本考案のラベル用紙は、記入用紙上に希薄化した
水溶性あるいは溶剤性の剥離剤を塗布してなるプリント
適性を有する剥離剤層を設け、この剥離剤層上に、裏面
に剥離及び再接着が繰り返し可能な感圧性接着剤を塗布
してなる接着剤層を設けたラベルを、前記接着剤層によ
って剥離可能に接着する一方、前記記入用紙上面あるい
は前記剥離層上面には必要に応じて印刷、印字あるいは
手書きによる筆記を施してなるものである。なお、本明
細書においてプリント適性とは、印刷適性、印字適性及
び筆記適性をすべて含む概念である。また、剥離剤が溶
剤性の場合には、0.01g〜1g/m2 程度のごく少
量を塗布することが好ましい。
【0006】
【作用】希薄化した水溶性あるいは溶剤性の剥離剤を塗
布してプリント適性を有する剥離剤層を設けるので、こ
の剥離剤層上に印刷あるいは印字をすることが可能とな
り、ラベルを剥がした後の記入用紙を、連続状態にあっ
ては各種連続プリント用紙、単片化状態にあってはコピ
ー用紙、メモ用紙等として再利用可能である。そして、
剥離剤が水溶性の場合には、記入用紙の繊維の解離を行
うに際して、水中に浸漬し、解離機によって1本、1本
の繊維に解離することが容易であり、また、剥離剤が溶
剤性の場合には、剥離剤の量が微量なので、実用上繊維
の解離に支障をきたさない。このため、上述の再利用後
の記入用紙は、さらに再生紙の原料として有効利用がで
きる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の好適な実施例を添付図面に基
づき詳細に説明する。ここにおいて、図1はラベル用紙
を示す平面図、図2はその概略的なA−A線端面図、図
3はラベルを剥離した後の台紙に所望事項を印字した状
態を示す平面図である。
【0008】図1及び図2に示すように、ラベル用紙1
は、両側端に切り用ミシン目2を境として移送孔3を等
間隔に多数透設したマージナル部4が設けられるととも
に、折り兼切り用ミシン目5を介して多数連接された連
続状態にある台紙を兼ねる記入用紙6を備えている。こ
の記入用紙6上には、剥離剤である水溶性シリコンを水
または水溶性バインダーを含んだ水を加えて希薄化し、
これを塗布してなるプリント適性を有する剥離剤層7が
設けられている。そして、この剥離剤層7上には、所定
のパターンで罫線8をあらかじめ印刷してある。この罫
線8の印刷は、前記剥離剤層7が水溶性シリコンを希薄
化した剥離剤で構成され、プリント適性を備えているの
で、容易かつ円滑になされる。また、前記剥離剤層7上
には、裏面に剥離及び再接着が繰り返し可能な感圧性接
着剤を塗布してなる接着剤層9を設けたラベル10が、
前記接着剤層9によって剥離可能に接着されている。
【0009】本実施例は以上のように構成したので、従
来のラベル用紙と同様に、記入用紙6からラベル10を
剥離し、剥離したラベル10は、宛名ラベル、バーコー
ドラベル、分類ラベル、値札ラベル、棚卸用ラベル等の
各種ラベル、あるいは同種のシートとして使用すること
ができる。一方、ラベル10を剥離した後の記入用紙6
は、その移送孔3を利用してトラクタ装置(図示せず)
により移送しながら適宜なプリンタ(図示せず)を用い
て、図3に示すように、適宜な情報11を罫線8で形成
された印字欄に印字し、各種連続プリント用紙として再
利用できる。そして、各種連続プリント用紙として使用
した後の記入用紙6は、水中に浸漬し、解離機によって
1本、1本の繊維に解離することが容易なので、一般の
紙と同様に再生紙の原料として、さらに有効利用ができ
る。
【0010】なお、本考案は上述した実施例に限定され
ず、剥離剤としては水溶性シリコンのほか、具体的には
水溶性のものとして、キロンC(デュポン社製)、KF
シリーズ,KMシリーズ(いずれも信越化学社製)を挙
げることができ、また溶剤性のものとしては、KSシリ
ーズ(信越化学社製)を挙げることができる。また、ラ
ベル10と接着剤層9との間に、接着剤の固定及び浸透
を防止するためのタイコート層を設けてもよい。さら
に、剥離剤層7上に印刷した罫線8は、前記剥離剤層7
を設ける前に、記入用紙6上に印刷しておいてもよい。
さらにまた、前記罫線8は、ラベル10を剥離した後
に、情報11とともに印字あるいは印刷することもでき
る。またさらに、記入用紙6には、印刷、印字あるいは
筆記による事項を、必ずしも設ける必要はない。
【0011】
【考案の効果】以上説明したところで明らかなように、
本考案によれば、記入用紙上に設けた剥離剤層がプリン
ト適性を有しているので、ラベルを剥離後の記入用紙に
所望事項を印刷、印字あるいは筆記して各種連続プリン
ト用紙として再利用したり、または印刷、印字あるいは
筆記を行うことなく、単片化してコピー用紙、メモ用紙
等として再利用でき、また、再利用後の記入用紙は再生
紙の原料として有効利用ができるので、省資源及び環境
保全に貢献できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラベル用紙を示す平面図。
【図2】図1の概略的なA−A線端面図。
【図3】ラベルを剥離した後の記入用紙に所望事項を印
字した状態を示す平面図。
【符号の説明】
1 ラベル用紙 6 記入用紙 7 剥離剤層 8 罫線 9 接着剤層 10 ラベル

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記入用紙上に希薄化した剥離剤を塗布し
    てなるプリント適性を有する剥離剤層を設け、この剥離
    剤層上に、裏面に剥離及び再接着が繰り返し可能な感圧
    性接着剤を塗布してなる接着剤層を設けたラベルを、前
    記接着剤層によって剥離可能に接着してなるラベル用
    紙。
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