JP2562152Y2 - ホイスト - Google Patents

ホイスト

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JP2562152Y2
JP2562152Y2 JP5243993U JP5243993U JP2562152Y2 JP 2562152 Y2 JP2562152 Y2 JP 2562152Y2 JP 5243993 U JP5243993 U JP 5243993U JP 5243993 U JP5243993 U JP 5243993U JP 2562152 Y2 JP2562152 Y2 JP 2562152Y2
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JP
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battery
hoist
load
charging
terminals
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JP5243993U
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JPH0723785U (ja
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清隆 木村
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Meidensha Corp
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Meidensha Corp
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  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、バッテリ駆動式介護リ
フタ(以下、バッテリパートナという)等のバッテリ駆
動式ホイストあるいはリフタ(以下、これらをバッテリ
ホイストという)の未使用時におけるバッテリの負荷へ
の自然放電分あるいは励磁分による消耗を防止する充電
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】バッテリホイストは、図6に示すように
制御回路1,巻上機2及び走行機3等の負荷4をバッテ
リ5で駆動するものであり、必要に応じて充電器6を充
電用バッテリ側端子7,7に接続して充電を行う。バッ
テリ5は負荷4のバッテリ接続端子8,8に、バッテリ
ホイスト9の製造段階で既に接続されており、この状態
でバッテリホイスト9が梱包されて出荷まで保管され、
ユーザに渡って設置後に使用される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述のように従来のバ
ッテリホイスト9では、製造段階でバッテリ5が既に負
荷4に接続されているため、ユーザに渡る前に負荷4へ
の励磁分あるいは自然放電分によりバッテリ5が消耗
し、場合によっては設置時に既にバッテリ不足となる可
能性もある。これの解決が本考案の目的である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本考
案のホイストは、バッテリと負荷間に回路の開閉を行う
器具を有することを特徴とするものである。
【0005】
【作用】ホイスト未使用時にはバッテリと負荷間を開放
(しゃ断)してバッテリから負荷への励磁分及び自然放
電分による消耗を防止し、使用時にバッテリと負荷間を
閉成(短絡)する。これにより、バッテリ不足になるこ
となくホイストを使用することができる。
【0006】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例とともに説
明する。図1は本考案の一実施例に係るバッテリホイス
トの電気系を示す図である。図2は本考案を適用した手
動走行式バッテリパートナの正面図、図3はその側面
図、図4は短絡片を示す図、図5は制御回路図である。
【0007】図1において、バッテリホイスト10には
負荷4として制御回路1,巻上機2及び走行機3等があ
り、バッテリ5をこれらの駆動電源としている。バッテ
リ5は一対のバッテリ接続端子8,8に接続されてい
る。充電器6は一対の充電用バッテリ側端子7,7に接
続される。そして、負荷4とバッテリ5の接続端子8,
8間、即ち電源入力回路4Aに開閉器具11を設けてあ
る。図1の構成において、バッテリホイスト10のユー
ザにおける設置前等の未使用時には、開閉器具11によ
りバッテリ5と負荷4間の電源入力回路4Aをしゃ断す
る。これにより、バッテリホイスト10の未使用時のバ
ッテリ5の消耗を防止でき、使用したい時に開閉器具1
1により電源入力回路4Aを短絡すれば、直ちに運転可
能になる。
【0008】次に、図2〜図4に基づき、より具体的な
実施例として本考案を適用した手動走行式のバッテリパ
ートナを説明する。
【0009】図2及び図3において、ホイスト本体13
の上部には懸垂式の手動式走行装置14が連設されてお
り、一対の車輪15,15がフレーム16に支持され且
つ案内されて一対の走行用例えば横行用レール17,1
7上に回転自在に載置される。ホイストの走行はホイス
ト本体13に取り付けたロープ18を人手で引くことに
より行われる。ホイスト本体13内には、図1に示した
バッテリ5と、これを電源とするDCモータを用いた巻
上機2と、これを制御する制御回路1とがある。巻上機
のロープ19には介助用具のアタッチメント20が接続
されており、巻上機の巻き上げ、巻き下げ等の操作はケ
ーブルで制御回路1に接続されているペンダント21の
各スイッチにより行われる。
【0010】ホイスト本体13の上面には、開閉器具1
1を構成する短絡片11Aを着脱可能に挿入するように
してある。即ち、図4に示すように、ホイスト本体13
のフレーム12に開口部12Aを設け、この開口部12
Aに、電源入力回路4Aの導体を途中で切断した状態で
且つ各導体端に短絡片11Aと接触する接点部11B,
11Cを凹部に有する絶縁部材11Dを設け、この凹部
の蓋となる絶縁部材11Eに短絡片11Aを設けてあ
る。従って、短絡片11Aの挿入によって閉成され、取
り外しによってしゃ断される。
【0011】ホイスト本体13の下面には警報器として
の赤色の表示灯22Aと、充電中か否かを表示する緑色
の表示灯22Bを設けてあり、表示灯22Aは通常は点
灯しているが、後述する制御回路によりバッテリ電圧の
低下が検出されるとフリッカ(点滅)する。表示灯22
Bは充電中に点灯する。
【0012】一方、走行用レール17,17の途中の所
定位置には、正負一対の充電用電源側端子23,23を
設置し、ばね24により下方に付勢してある。これらの
充電用電源側端子23,23に対向して、ホイスト本体
13の上面に正負一対の充電用バッテリ側端子7,7を
設置し、それぞれバッテリ接続端子8,8を介してバッ
テリ5に接続してある。充電用電源側端子23,23と
バッテリ側端子7,7との関係は、バッテリパートナが
所定位置に位置した状態で両者が自動的に接触して電気
的接続が得られるような形状,大きさ及び設置位置とな
っている。
【0013】また、充電用電源側端子23,23とバッ
テリ側端子7,7との所定位置での接続を確実にするた
め、ホイスト本体13にボールプランジャ25を設置
し、これのボールが入る凹部を有する受け部材26を走
行用レール17に設置してある。これにより、バッテリ
パートナの所定位置での停止が容易且つ確実になる。
【0014】更に、走行用レール17にリミットスイッ
チ27を設置し、ホイスト本体13が所定位置に位置し
た状態でリミットスイッチ27がオンとなり、初めて充
電用電源側端子23,23に充電器から直流電力が印加
されるようにしてある。
【0015】次に、図5に示す制御回路を説明する。図
5において、充電用バッテリ側端子7,7間に充電検出
用に2つのリレーRCのコイルを、それぞれに並列の逆
起電流吸収用ダイオードD0 ,D1 と共に接続してあ
る。更に、この充電用バッテリ側端子7,7間に、逆接
続防止用ダイオードD2 ,フューズF1 及びバッテリ接
続端子8,8を介してバッテリ5を接続してある。な
お、バッテリ5は12ボルトのバッテリを2個直列に接
続したものである。バッテリ接続端子8,8には開閉器
具11及び制限抵抗R0 とリレーRCの常開接点R
1 ,RC2 を介して緑色表示灯22B(例えばLE
D)を接続してある。これにより、バッテリ5に充電器
6が接続されて充電用電圧が印加された時、接点R
1 ,RC2 が閉じて緑色表示灯22Bが点灯する。充
電器6が接続されなければ、接点RC1 ,RC2 が開い
ているので、緑色表示灯22Bは滅灯する。バッテリ電
圧としては2つのバッテリの中点の電圧VB/2 を用い、
これをコンパレータIC3 の反転入力端子に与えてい
る。一方、バッテリ5に開閉器具11とリレーRCの常
閉接点RC3 を通して第1の定電圧回路IC1 を接続
し、その出力電圧を可変抵抗器VR1 と2つの固定抵抗
器R1 ,R2 とで可変式に分圧して所定電圧VREF を作
り、これをコンパレータIC3 の非反転入力端子に与え
ている。これにより、バッテリ電圧VB/2 が所定電圧V
REF を越えている間はコンパレータIC3 の出力が低レ
ベルであるが、所定電圧VREF 以下になると高レベルに
なる。なお、充電中は接点RC3 が開き、コンパレータ
IC3 は動作を停止する。C0 〜C4 はコンデンサであ
る。そこで、コンパレータIC3 の出力に抵抗器R3
通してトランジスタTr1のベースを接続し、そのエミッ
タからマルチバイブレータ30に電源供給して大小二段
階の定電流駆動とし、マルチバイブレータ30の負荷と
してリレーRCの常閉接点RC4 ,RC5 を通して赤色
表示灯22Aを接続してある。トランジスタTr1のコレ
クタにはバッテリ5に開閉器具11を介して接続した第
2定電圧回路IC2 からリレーRCの常閉接点RC6
通して電源供給を行っている。これにより、バッテリ電
圧VB/2 が所定電圧VREF 以下になるとトランジスタT
r1から十分大きな電流を供給されてマルチバイブレータ
30が動作し、赤色表示灯22Aが点滅して警報を出
す。バッテリ電圧VB/2 が所定電圧VREF を越えている
間はトランジスタTr1から供給される電流が小さく、マ
ルチバイブレータ30は動作せず、トランジスタTr3
けがオンとなり、赤色表示灯22Aが点灯する。なお、
4 は安定用抵抗器、C5 〜C8 はコンデンサである。
マルチバイブレータ30はトランジスタTr2,Tr3と、
抵抗器R5 〜R8 と、コンデンサC9 ,C10と、ダイオ
ードD3 とで構成してある。充電中は接点RC4 〜RC
6 が開き、赤色表示灯22Aは滅灯する。
【0016】一方、第2の定電圧回路IC2 にはペンダ
ント21内の巻上(UP)用スイッチ31と巻上の上限
を検出するとオフになる上限リミットスイッチLS1
を通して2つのリレーR3,RB3の各コイルを並列に
接続し、また同じくペンダント21内の巻下(DOW
N)用スイッチ32と巻下の下限を検出するとオフにな
る下限リミットスイッチLS2 とを通して2つのリレー
R4,RB4の各コイルを並列に接続してある。D4
7 は逆起電流吸収用ダイオードである。リレーR3は
巻上用であり、その常開接点R3,R32 が閉じた時バ
ッテリ5から開閉器具11を介して巻上機のDCモータ
33に正転方向の電流が供給される。リレーR4は巻下
用であり、その常開接点R41 ,R42 が閉じた時バッ
テリ5から開閉器具11を介して巻上機のDCモータ3
3に逆転方向の電流が供給される。リレーRB3は巻上
時のブレーキ解除用であり、その常開接点RB31 が閉
じた時、常時は作動中の電磁ブレーキ34にバッテリ5
から開閉器具11を介して電流が供給されてブレーキ解
除となる。リレーRB4は巻下時のブレーキ解除用であ
り、その常開接点RB41 が閉じた時、同じく電磁ブレ
ーキ34に電流が供給されてブレーキ解除となる。従っ
て、スイッチ31がオンの間巻上げが行われ、スイッチ
32がオンの間巻下が行われ、ともにオフの間停止とな
る。
【0017】上記実施例においては、バッテリ5が消耗
して容量不足になると、赤色表示灯22Aが点滅して警
報を出すので、直ちにこれに気付いて充電を行うことが
できる。この場合、バッテリパートナを所定位置まで移
動させるだけで、充電用電源側端子23,23とバッテ
リ側端子7,7とが自動的に接続されるので、充電作業
が極めて簡単である。充電中は緑色表示灯22Bが点灯
して本当に充電していることが判る。また、本実施例で
は走行装置14が手動式のものであるから、仮にバッテ
リ不足で巻上、巻下げが不可能になっても、ロープ18
を引いてバッテリパートナを所定位置まで移動させるこ
とができ、充電不可能になることはない。
【0018】
【考案の効果】本考案のホイストによれば、バッテリと
その負荷との間に回路を開閉する器具を有するので、ホ
イストの製造後からユーザでの設置前など、ホイスト未
使用中にはバッテリと負荷間をしゃ断しておくことによ
り、負荷への励磁分や自然放電分によるバッテリの消耗
を防止することができる。また、使用に際してはバッテ
リと負荷間を短絡すれば、ホイストの運転が可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るバッテリホイストの電
気系を示す図。
【図2】本考案の他の実施例に係る手動走行式バッテリ
パートナの正面図。
【図3】図2の側面図。
【図4】短絡片を示す図。
【図5】制御回路例を示す図
【図6】従来技術を示す図。
【符号の説明】
1 制御回路 2 巻上機 3 走行機 4 負荷 4A 電源入力回路 5 バッテリ 6 充電器 7 充電用バッテリ側端子 8 バッテリ接続端子 10 バッテリホイスト 11 開閉器具 11A 短絡片 11B,11C 接点部 11D 絶縁部材 12 フレーム 12A 開口部 13 ホイスト本体

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バッテリを負荷の電源とするホイストに
    おいて、バッテリと負荷間に回路の開閉を行う器具を有
    することを特徴とするホイスト。
  2. 【請求項2】 上記器具がホイスト本体の上面に着脱可
    能に挿入される短絡片であることを特徴とする請求項1
    記載のホイスト。
JP5243993U 1993-09-28 1993-09-28 ホイスト Expired - Lifetime JP2562152Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5243993U JP2562152Y2 (ja) 1993-09-28 1993-09-28 ホイスト

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Publication Number Publication Date
JPH0723785U JPH0723785U (ja) 1995-05-02
JP2562152Y2 true JP2562152Y2 (ja) 1998-02-10

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