JP2562139B2 - 微生物の培養法 - Google Patents
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は有機溶媒に耐性を有する微生物の培養法に関
する。更に詳しくは、炭化水素類、アルコール類、エー
テル類、ケトン類又はその誘導体のいずれか一種あるい
はそれらの混合物から選ぶ有機溶媒に対し耐性を有する
微生物の培養法に関する。
する。更に詳しくは、炭化水素類、アルコール類、エー
テル類、ケトン類又はその誘導体のいずれか一種あるい
はそれらの混合物から選ぶ有機溶媒に対し耐性を有する
微生物の培養法に関する。
従来、炭化水素類又はその誘導体を含む培地で微生物
を培養する例として、ノカルディア・エスピーをヘキサ
ン又はヘキサデカン含有培地で生育させる例(R.L.Raym
ond(1967),Appl.Microbiol.vol 15,p857〜865)、バ
クテリウム JOB5をシクロペンタン又はシクロヘキサン
含有培地中で生育される例(J.Ooyama,J.W.Foster(196
5),Antonievon Leenwenlook vol 31,p45〜65)、シュ
ードモナス・エスピー、アクロモバクター・エスピー、
ノカルディア・エスピーをベンゼン、エチルベンゼン、
トルエン又はキシレン含有培地中で生育させる例(D.Cl
eus,N.Walkes(1964),F.Gen.Microbial vol 36,p107〜
122)などの多くの報告がある。しかし、これらの微生
物は、いずれも炭化水素類に低い濃度か又は蒸気の形で
接触させて培養されるものである。なぜならば、炭化水
素は一般に微生物に対して強い毒性を示すためである。
即ち、これら炭化水素類を基質として用いて醗酵を行う
場合は、これら化合物が微生物に直接接触しないように
蒸気で供給するか又は毒性を有しない程度の低い濃度
(0.2%以下)に維持して行われる。この為に炭化水素
類を基質として用いる醗酵においては、生産性が低く、
又この基質を 低濃度に制御することも容易でないため
操作上も問題があった。更に、水難溶性物質を用いる場
合は、その物質の溶解度が低い為に微生物による反応に
おいて生産性が低くなる欠点があった。
を培養する例として、ノカルディア・エスピーをヘキサ
ン又はヘキサデカン含有培地で生育させる例(R.L.Raym
ond(1967),Appl.Microbiol.vol 15,p857〜865)、バ
クテリウム JOB5をシクロペンタン又はシクロヘキサン
含有培地中で生育される例(J.Ooyama,J.W.Foster(196
5),Antonievon Leenwenlook vol 31,p45〜65)、シュ
ードモナス・エスピー、アクロモバクター・エスピー、
ノカルディア・エスピーをベンゼン、エチルベンゼン、
トルエン又はキシレン含有培地中で生育させる例(D.Cl
eus,N.Walkes(1964),F.Gen.Microbial vol 36,p107〜
122)などの多くの報告がある。しかし、これらの微生
物は、いずれも炭化水素類に低い濃度か又は蒸気の形で
接触させて培養されるものである。なぜならば、炭化水
素は一般に微生物に対して強い毒性を示すためである。
即ち、これら炭化水素類を基質として用いて醗酵を行う
場合は、これら化合物が微生物に直接接触しないように
蒸気で供給するか又は毒性を有しない程度の低い濃度
(0.2%以下)に維持して行われる。この為に炭化水素
類を基質として用いる醗酵においては、生産性が低く、
又この基質を 低濃度に制御することも容易でないため
操作上も問題があった。更に、水難溶性物質を用いる場
合は、その物質の溶解度が低い為に微生物による反応に
おいて生産性が低くなる欠点があった。
そこで、本発明者らは、炭化水素類等の溶媒を高濃度
に含む培地でも生育可能な微生物、即ち、炭化水素類等
の溶媒に対して耐性を有する微生物を得るべく、広く検
策し、そのような耐性を有する微生物を見出し、そし
て、これらの微生物を溶媒含有培地で培養する方法の発
明を完成するに至った。
に含む培地でも生育可能な微生物、即ち、炭化水素類等
の溶媒に対して耐性を有する微生物を得るべく、広く検
策し、そのような耐性を有する微生物を見出し、そし
て、これらの微生物を溶媒含有培地で培養する方法の発
明を完成するに至った。
本発明は、シュードモナス属(Pseudomonas)又はエ
ッシェリヒア属(Escherichia)に属し、有機溶媒に耐
性を有する微生物を有機溶媒の23%以上を含有する培地
で培養することを特徴とする微生物の培養方法である。
ッシェリヒア属(Escherichia)に属し、有機溶媒に耐
性を有する微生物を有機溶媒の23%以上を含有する培地
で培養することを特徴とする微生物の培養方法である。
シュードモナス属に属する微生物としては、シュード
モナス・アルギノーサ(Pseudomonas aruginosa)、シ
ュードモナス・フルオレセンス(Pseudomonas fluoresc
ens)、シュードモナス・プチダ(Pseudomonas putid
a)、シュードモナス・エスピー・STM−801(Pseudomon
as sp STM−801)、又はシュードモナス・エスピー・ST
M−904(Pseudomonas sp STM−904)が挙げられ、エッ
シェリヒア属の微生物としてはエッシェリヒア・コリ
(Escherichia coli)が挙げられる。
モナス・アルギノーサ(Pseudomonas aruginosa)、シ
ュードモナス・フルオレセンス(Pseudomonas fluoresc
ens)、シュードモナス・プチダ(Pseudomonas putid
a)、シュードモナス・エスピー・STM−801(Pseudomon
as sp STM−801)、又はシュードモナス・エスピー・ST
M−904(Pseudomonas sp STM−904)が挙げられ、エッ
シェリヒア属の微生物としてはエッシェリヒア・コリ
(Escherichia coli)が挙げられる。
そして、これら微生物が耐性を示す有機溶媒として
は、脂肪族炭化水素類、脂環式炭化水素類、芳香族炭化
水素類、アルコール類、エーテル類、ケトン類、又はそ
の誘導体のいずれか一種あるいはそれらの混合物が挙げ
られる。
は、脂肪族炭化水素類、脂環式炭化水素類、芳香族炭化
水素類、アルコール類、エーテル類、ケトン類、又はそ
の誘導体のいずれか一種あるいはそれらの混合物が挙げ
られる。
このシュードモナス属又はエッシェリヒア属に属する
微生物は、脂肪族炭化水素類、脂環式炭化水素類、アル
コール類、エーテル類、ケトン類、特に毒性が強い芳香
族炭化水素類およびその誘導体の23%以上の高濃度を含
む培地で生育可能である。したがって、この微生物はそ
の培養においては大量の基質の供給が可能となり、生産
性の向上、気質濃度の制御が容易となり、かつ雑菌汚染
の防止が可能となる。更に水難溶性物質を各種炭化水素
類に溶解させることにより微生物による反応の生産性の
向上、毒性物質の濃度制御が可能となる。
微生物は、脂肪族炭化水素類、脂環式炭化水素類、アル
コール類、エーテル類、ケトン類、特に毒性が強い芳香
族炭化水素類およびその誘導体の23%以上の高濃度を含
む培地で生育可能である。したがって、この微生物はそ
の培養においては大量の基質の供給が可能となり、生産
性の向上、気質濃度の制御が容易となり、かつ雑菌汚染
の防止が可能となる。更に水難溶性物質を各種炭化水素
類に溶解させることにより微生物による反応の生産性の
向上、毒性物質の濃度制御が可能となる。
シュードモナス属に属する菌株のSTM−603、STM−801
及びSTM−904は、発明者らが全国各地から集めた土壌に
ついて、グルコース0.1%、酵母エキス0.25%、ペプト
ン0.5%及び溶媒(脂肪族炭化水素類、脂環式炭化水素
類、芳香族炭化水素類、アルコール類、エーテル類、ケ
トン類)50%を含む培地中で培養し形成されるコロニー
を分離して取得したものである。この脂肪族炭化水素類
としてはペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、イ
ソオクタン、ノナン、デカン、1−又は2−ヘキセン、
1−オクテン、1−ドデセン、1,3−ペンタジエン、1,5
−ヘキサジエン、1,7−オクタジエン等が、脂環式炭化
水素類としてはシクロペンタン、シクロヘキサン、メチ
ルシクロペンタン、メチルシクロヘキサン等が、芳香族
炭化水素類としてはトルエン、キシレン、スチレン、エ
チルベンゼン、クロロベンゼン等が、アルコール類とし
ては1−ヘプタノール、1−オクタノール、1−デカノ
ール等が、エーテル類としてはn−ヘキシルエーテル、
n−ブチルフェニルエーテル、ジフェニルエーテル、ジ
ベンジルエーテル、メトキシトルエン等が、ケトン類と
しては2−ペンタノン、2−ヘキサノン、2−ヘプタノ
ン、シクロヘキサノン等がそれぞれ挙げられる。
及びSTM−904は、発明者らが全国各地から集めた土壌に
ついて、グルコース0.1%、酵母エキス0.25%、ペプト
ン0.5%及び溶媒(脂肪族炭化水素類、脂環式炭化水素
類、芳香族炭化水素類、アルコール類、エーテル類、ケ
トン類)50%を含む培地中で培養し形成されるコロニー
を分離して取得したものである。この脂肪族炭化水素類
としてはペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、イ
ソオクタン、ノナン、デカン、1−又は2−ヘキセン、
1−オクテン、1−ドデセン、1,3−ペンタジエン、1,5
−ヘキサジエン、1,7−オクタジエン等が、脂環式炭化
水素類としてはシクロペンタン、シクロヘキサン、メチ
ルシクロペンタン、メチルシクロヘキサン等が、芳香族
炭化水素類としてはトルエン、キシレン、スチレン、エ
チルベンゼン、クロロベンゼン等が、アルコール類とし
ては1−ヘプタノール、1−オクタノール、1−デカノ
ール等が、エーテル類としてはn−ヘキシルエーテル、
n−ブチルフェニルエーテル、ジフェニルエーテル、ジ
ベンジルエーテル、メトキシトルエン等が、ケトン類と
しては2−ペンタノン、2−ヘキサノン、2−ヘプタノ
ン、シクロヘキサノン等がそれぞれ挙げられる。
この菌株STM−603、STM−801及びSTM−904は次の菌学
的性質を有する。
的性質を有する。
以上の菌学的性質を基準として各菌株をバージーズ・
マニュアル・オブ・ディターミネイティブ・バクテリオ
ロジー(Bergay's Manual of Determinative Bacteriol
ogy)第8版(1975年)を用いて検策した。まず、菌株S
TM−603はその菌学的性質がシュードモナス・プチダ(P
seudomonas putida)のそれと一致した。しかし、シュ
ードモナス・プチダは炭化水素類に対して耐性を有しな
い。シュードモナス・プチダの標準菌株IFO−3738と本
菌株STM−603について各溶媒に対する耐性を調べた結果
を第2表に示す。
マニュアル・オブ・ディターミネイティブ・バクテリオ
ロジー(Bergay's Manual of Determinative Bacteriol
ogy)第8版(1975年)を用いて検策した。まず、菌株S
TM−603はその菌学的性質がシュードモナス・プチダ(P
seudomonas putida)のそれと一致した。しかし、シュ
ードモナス・プチダは炭化水素類に対して耐性を有しな
い。シュードモナス・プチダの標準菌株IFO−3738と本
菌株STM−603について各溶媒に対する耐性を調べた結果
を第2表に示す。
これらのことから菌株STM−603はシュードモナス・プ
チダと形態学的性質、生理学的性質等の菌学的性質は一
致するが、溶媒耐性に対する挙動を異にすることから菌
株STM−603はシュードモナス・プチダに属する新菌株と
認めて、シュードモナス・プチダ・バール・STM−603
(Pseudomonas putida var STM−603)と命名した。
チダと形態学的性質、生理学的性質等の菌学的性質は一
致するが、溶媒耐性に対する挙動を異にすることから菌
株STM−603はシュードモナス・プチダに属する新菌株と
認めて、シュードモナス・プチダ・バール・STM−603
(Pseudomonas putida var STM−603)と命名した。
次に、菌株STM−801及び菌株STM−904はその近似した
公知菌としてシュードモナス・プチダ(Pseudomonas pu
tida)が挙げられる。そこで、菌株STM−801及び菌株ST
M−904とシュードモナス・プチダの標準菌株IFO3738と
をその菌学的性質について更に詳細に比較した。その結
果、第3表に示す通り、細胞の大きさがシュードモナ
ス・プチダは、0.7〜1.0×2〜4μであるのに対し、菌
株STM−801及び菌株STM−904は0.7〜1.0×2〜15μ、或
いは0.7〜1.0×3〜15μであって、シュードモナス・プ
チダの3〜4倍の大きさであり、運動性がシュードモ
ナス・プチダではあるがSTM−801及び菌株STM−904はあ
るものとないものが混在しており、色素の産生がシュ
ードモナス・プチダは黄緑色の水溶性螢光色を産生する
のに対し、菌株STM−801は同様の色素を産生するも菌株
STM−904はそのような色素を産生せず、更に溶媒に対
する耐性がトルエン、P−キシレン及びスチレンについ
てみるとシュードモナス・プチダは全くなく、菌株STM
−801及び菌株STM−904は耐性を示した。
公知菌としてシュードモナス・プチダ(Pseudomonas pu
tida)が挙げられる。そこで、菌株STM−801及び菌株ST
M−904とシュードモナス・プチダの標準菌株IFO3738と
をその菌学的性質について更に詳細に比較した。その結
果、第3表に示す通り、細胞の大きさがシュードモナ
ス・プチダは、0.7〜1.0×2〜4μであるのに対し、菌
株STM−801及び菌株STM−904は0.7〜1.0×2〜15μ、或
いは0.7〜1.0×3〜15μであって、シュードモナス・プ
チダの3〜4倍の大きさであり、運動性がシュードモ
ナス・プチダではあるがSTM−801及び菌株STM−904はあ
るものとないものが混在しており、色素の産生がシュ
ードモナス・プチダは黄緑色の水溶性螢光色を産生する
のに対し、菌株STM−801は同様の色素を産生するも菌株
STM−904はそのような色素を産生せず、更に溶媒に対
する耐性がトルエン、P−キシレン及びスチレンについ
てみるとシュードモナス・プチダは全くなく、菌株STM
−801及び菌株STM−904は耐性を示した。
これらの結果から、菌株STM−801及び菌株STM−904は
シュードモナス・プチダと明らかに相違し、これらの菌
株に該当する既知種は存在せず、新種に相当するものと
認められた。そこで、本発明者は菌株STM−801及び菌株
STM−904をそれぞれシュードモナス・エスピー・STM−8
01及びシュードモナス・エスピー・STM−904と命名し
た。
シュードモナス・プチダと明らかに相違し、これらの菌
株に該当する既知種は存在せず、新種に相当するものと
認められた。そこで、本発明者は菌株STM−801及び菌株
STM−904をそれぞれシュードモナス・エスピー・STM−8
01及びシュードモナス・エスピー・STM−904と命名し
た。
このシュードモナス・プチダ・バール・STM−603、シ
ュードモナス・エスピー・STM−801及びシュードモナス
・エスピー・STM−904は工業技術院微生物工業技術研究
所にそれぞれ寄託番号、微工研菌寄第9228号(FERM P−
228)、微工研菌寄第9226号(FERM P−9226)及び微工
研寄第9227号(FERM P−9227)として寄託されている。
ュードモナス・エスピー・STM−801及びシュードモナス
・エスピー・STM−904は工業技術院微生物工業技術研究
所にそれぞれ寄託番号、微工研菌寄第9228号(FERM P−
228)、微工研菌寄第9226号(FERM P−9226)及び微工
研寄第9227号(FERM P−9227)として寄託されている。
本発明のシュードモナス属に属する微生物としては、
前記菌株の他にシュードモナス・アルギノーサ IFO−3
924、シュードモナス・フルオレセンス IFO−3507、シ
ュードモナス・プチダ IFO−3738等が挙げられ、エッ
シェリヒア属の微生物としてはエッシェリヒア・コリ
IFO−3806が挙げられる。
前記菌株の他にシュードモナス・アルギノーサ IFO−3
924、シュードモナス・フルオレセンス IFO−3507、シ
ュードモナス・プチダ IFO−3738等が挙げられ、エッ
シェリヒア属の微生物としてはエッシェリヒア・コリ
IFO−3806が挙げられる。
これらの菌株を培養する培地は炭素源、窒素源、無機
イオン等を含有する通常の培地が用いられる。
イオン等を含有する通常の培地が用いられる。
炭素源としては、グルコース、キシロース、シューク
ロース、澱粉加水分解物などの糖類、P−キシレン、ト
ルエン等の炭化水素類、メタノール、エタノール等のア
ルコール類等、資化されるものであればいずれも使用さ
れる。窒素源としては、酵母エキス、乾燥酵母、ペプト
ン、肉エキス、コーンスティープリカー、カザミノ酸、
塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム、尿素、硝酸ナト
リウム等が用いられ、無機イオンとしてはリン酸イオ
ン、マグネシウムイオン、鉄イオン、カルシウムイオ
ン、カリウムイオン、銅イオン、マンガンイオン等が用
いられる。
ロース、澱粉加水分解物などの糖類、P−キシレン、ト
ルエン等の炭化水素類、メタノール、エタノール等のア
ルコール類等、資化されるものであればいずれも使用さ
れる。窒素源としては、酵母エキス、乾燥酵母、ペプト
ン、肉エキス、コーンスティープリカー、カザミノ酸、
塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム、尿素、硝酸ナト
リウム等が用いられ、無機イオンとしてはリン酸イオ
ン、マグネシウムイオン、鉄イオン、カルシウムイオ
ン、カリウムイオン、銅イオン、マンガンイオン等が用
いられる。
溶媒としては、脂肪族炭化水素類、脂環式炭化水素
類、芳香族炭化水素類、アルコール類、エーテル類、ケ
トン類、又はその誘導体のいずれか1種あるいはそれら
の混合物が用いられる。そして、脂肪族炭化水素類とし
てはペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、イソオ
クタン、ノナン、デカン、1−又は2−ヘキセン、1−
オクテン、1−ドデセン、1,3−ペンタジエン、1,5−ヘ
キサジエン、1,7−オクタジエン等が、脂環式炭化水素
類としてはシクロペンタン、シクロヘキサン、メチルシ
クロペンタン、メチルシクロヘキサン等が、芳香族炭化
水素類としてはトルエン、キシレン、スチレン、エチル
ベンゼン、クロロベンゼン等が、アルコール類としては
1−ヘプタノール、1−オクタノール、1−デカノール
等が、エーテル類としてはn−ヘキシルエーテル、ジベ
ンジルエーテル、メトキシトルエン等が、ケトン類とし
ては2−ペンタノン、2−ヘキサノン、2−ヘプタノ
ン、シクロヘキサノン等がそれぞれ挙げられる。この溶
媒の培地における含有量は0.3%以上であって、該溶媒
は培地に予め含まれていたものでも或いは添加したもの
のいずれでもよい。
類、芳香族炭化水素類、アルコール類、エーテル類、ケ
トン類、又はその誘導体のいずれか1種あるいはそれら
の混合物が用いられる。そして、脂肪族炭化水素類とし
てはペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、イソオ
クタン、ノナン、デカン、1−又は2−ヘキセン、1−
オクテン、1−ドデセン、1,3−ペンタジエン、1,5−ヘ
キサジエン、1,7−オクタジエン等が、脂環式炭化水素
類としてはシクロペンタン、シクロヘキサン、メチルシ
クロペンタン、メチルシクロヘキサン等が、芳香族炭化
水素類としてはトルエン、キシレン、スチレン、エチル
ベンゼン、クロロベンゼン等が、アルコール類としては
1−ヘプタノール、1−オクタノール、1−デカノール
等が、エーテル類としてはn−ヘキシルエーテル、ジベ
ンジルエーテル、メトキシトルエン等が、ケトン類とし
ては2−ペンタノン、2−ヘキサノン、2−ヘプタノ
ン、シクロヘキサノン等がそれぞれ挙げられる。この溶
媒の培地における含有量は0.3%以上であって、該溶媒
は培地に予め含まれていたものでも或いは添加したもの
のいずれでもよい。
培養はpH5〜9、温度20〜40℃で好気的条件下で行わ
れる。
れる。
試験例1 シュードモナス・プチダ・バール・STM−603及びシュ
ードモナス・エスピー・STM−801及びシュードモナス・
エスピー・STM−904と各公知菌株とをグルコース1.0g/
、酵母エキス2.5g/、ペプトン5.0g/を含む培地
(pH7.0)に植菌し、培地5mlに対して各溶媒を5ml添加
し、37℃、48時間培養した後、各菌株の生育を比較し
た。
ードモナス・エスピー・STM−801及びシュードモナス・
エスピー・STM−904と各公知菌株とをグルコース1.0g/
、酵母エキス2.5g/、ペプトン5.0g/を含む培地
(pH7.0)に植菌し、培地5mlに対して各溶媒を5ml添加
し、37℃、48時間培養した後、各菌株の生育を比較し
た。
〔発明の効果〕 この発明のシュードモナス属又はエッシェリヒア属に
属する微生物は通常使用される炭化水素類、アルコール
類、エーテル類、ケトン類の溶媒に対し優れた耐性を有
するため、これら溶媒含有培地で培養して菌体を増殖さ
せることができ、併せて溶媒が存在するため他の微生物
が生育できず培地の雑菌による汚染が防止できる。そし
て、この場合、培地の加熱殺菌の必要がないため、熱に
弱い添加物質の使用が可能となる。これら溶媒を基質と
して培養する場合は基質の供給を高濃度で行うことがで
き、その結果、生産性の向上が期待できる。また、この
ように基質濃度が高い場合はその添加制御が容易とな
る。これら溶媒に溶解して培養に使用する毒性物質にお
いてはその濃度制御が可能となり、同様に溶解して使用
する水難溶性物質も高濃度で使用できるので生産性の向
上に寄与できる。本発明の微生物の培養法はこのような
優れた効果を有するものであるからバイオリアクター、
廃水処理、プロティンエンジニアリング等の分野で幅広
く利用できる。
属する微生物は通常使用される炭化水素類、アルコール
類、エーテル類、ケトン類の溶媒に対し優れた耐性を有
するため、これら溶媒含有培地で培養して菌体を増殖さ
せることができ、併せて溶媒が存在するため他の微生物
が生育できず培地の雑菌による汚染が防止できる。そし
て、この場合、培地の加熱殺菌の必要がないため、熱に
弱い添加物質の使用が可能となる。これら溶媒を基質と
して培養する場合は基質の供給を高濃度で行うことがで
き、その結果、生産性の向上が期待できる。また、この
ように基質濃度が高い場合はその添加制御が容易とな
る。これら溶媒に溶解して培養に使用する毒性物質にお
いてはその濃度制御が可能となり、同様に溶解して使用
する水難溶性物質も高濃度で使用できるので生産性の向
上に寄与できる。本発明の微生物の培養法はこのような
優れた効果を有するものであるからバイオリアクター、
廃水処理、プロティンエンジニアリング等の分野で幅広
く利用できる。
〔実施例1〕 グルコース1.0g、酵母エキス2.5g、ペプトン5.0gに蒸
溜水1.0を加え、pH7.2に調整した培地を500ml容ヒダ
付三角フラスコに100mlに分注し、滅菌をせずにそのま
まシュードモナス・プチダ・バール・STM−603を植菌
し、トルエンを30ml(培地の23%)添加した後、37℃、
48時間培養を行った。その結果、シュードモナス・プチ
ダ・バールSTM−603の菌体1.2mg/mlが得られ、他の微生
物の混入、生育は認められなかった。
溜水1.0を加え、pH7.2に調整した培地を500ml容ヒダ
付三角フラスコに100mlに分注し、滅菌をせずにそのま
まシュードモナス・プチダ・バール・STM−603を植菌
し、トルエンを30ml(培地の23%)添加した後、37℃、
48時間培養を行った。その結果、シュードモナス・プチ
ダ・バールSTM−603の菌体1.2mg/mlが得られ、他の微生
物の混入、生育は認められなかった。
〔実施例2〕 グルコース1.0g、酵母エキス2.5g、ペプトン5.0gに蒸
溜水1.0を加え、pH7.2に調整した培地を500ml容ヒダ
付三角フラスコに100mlを分注し、滅菌をせずにそのま
まシュードモナス・エスピー・STM−801を植菌し、トル
エンを30ml(培地の23%)添加した後、37℃、48時間培
養を行った。その結果、シュードモナス・エスピー・ST
M−801の菌体1.1mg/mlが得られ、他の微生物の混入、生
育は認められなかった。
溜水1.0を加え、pH7.2に調整した培地を500ml容ヒダ
付三角フラスコに100mlを分注し、滅菌をせずにそのま
まシュードモナス・エスピー・STM−801を植菌し、トル
エンを30ml(培地の23%)添加した後、37℃、48時間培
養を行った。その結果、シュードモナス・エスピー・ST
M−801の菌体1.1mg/mlが得られ、他の微生物の混入、生
育は認められなかった。
〔実施例3〕 シュードモナセ属菌は調製、滅菌した肉汁液体培地
(肉エキス5.0g、ペプトン15.0g、塩化ナトリウム5.0、
リン酸−水素カリウム5.0g、蒸溜水1、pH7.0)5ml
に、エッシェリヒア属菌は調製、滅菌したLB液体培地
(トリプトン10g、酵母エキス5g、塩化ナトリウム10g、
グルコース1g、蒸溜水1、pH7.0)5mlに各菌株を植菌
した後、各溶媒を5ml添加し、30℃、48℃培養を行なっ
た。生育状態を第5表に示した。生育は濁度(波長660n
m、比色計Spectronic 21,Bausch & Lomb社製)にて測
定した。
(肉エキス5.0g、ペプトン15.0g、塩化ナトリウム5.0、
リン酸−水素カリウム5.0g、蒸溜水1、pH7.0)5ml
に、エッシェリヒア属菌は調製、滅菌したLB液体培地
(トリプトン10g、酵母エキス5g、塩化ナトリウム10g、
グルコース1g、蒸溜水1、pH7.0)5mlに各菌株を植菌
した後、各溶媒を5ml添加し、30℃、48℃培養を行なっ
た。生育状態を第5表に示した。生育は濁度(波長660n
m、比色計Spectronic 21,Bausch & Lomb社製)にて測
定した。
〔実施例4〕 実施例1と同様の倍地を調製後、大型試験管に5ml分
注し、121℃、15分間蒸気滅菌した。その後シュードモ
ナス・プチダ・バール・STM−603、シュードモナス・エ
スピー・STM−801及びシュードモナス・エスピー・STM
−904をそれぞれ植菌し、各溶媒5ml添加した。培養は37
℃にて試験管振盪機で行った。48時間後の生育状態を第
6表に示した。生育は濁度(波長660nm、比色計Spe−ct
ronic 21,Bausch & Lomb社製)にて測定した。
注し、121℃、15分間蒸気滅菌した。その後シュードモ
ナス・プチダ・バール・STM−603、シュードモナス・エ
スピー・STM−801及びシュードモナス・エスピー・STM
−904をそれぞれ植菌し、各溶媒5ml添加した。培養は37
℃にて試験管振盪機で行った。48時間後の生育状態を第
6表に示した。生育は濁度(波長660nm、比色計Spe−ct
ronic 21,Bausch & Lomb社製)にて測定した。
〔実施例5〕 実施例1と同様の培地を調製後、大型試験管に5ml分
注し、121℃、15分間蒸溜滅菌した。その後シュードモ
ナス・プチダ・バールSTM−603、シュードモナス・エス
ビー・STM−801及びシュードモナス・エスピー・STM−9
04をそれぞれ植菌し、各溶媒0.25mlを添加した。培養は
37℃にて試験管振盪機で行った。48時間後の生育状態を
第7表に示した。生育は濁度(波長660nm、比色計Spect
ronic 21,Bausch & Lomb社製)にて測定した。
注し、121℃、15分間蒸溜滅菌した。その後シュードモ
ナス・プチダ・バールSTM−603、シュードモナス・エス
ビー・STM−801及びシュードモナス・エスピー・STM−9
04をそれぞれ植菌し、各溶媒0.25mlを添加した。培養は
37℃にて試験管振盪機で行った。48時間後の生育状態を
第7表に示した。生育は濁度(波長660nm、比色計Spect
ronic 21,Bausch & Lomb社製)にて測定した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C12R 1:38) (C12N 1/20 C12R 1:40) (C12N 1/26 C12R 1:38) (C12N 1/26 C12R 1:40) (C12N 1/26 C12R 1:385) (C12N 1/26 C12R 1:19) (C12N 1/28 C12R 1:38) (C12N 1/28 C12R 1:40) (C12N 1/28 C12R 1:39) (C12N 1/30 C12R 1:38) (C12N 1/30 C12R 1:40)
Claims (3)
- 【請求項1】シュードモナス・アルギノーサ IFO−392
4、シュードモナス・フルオレセンスIFO−3507、シュー
ドモナス・プチダ・バール・STM−603、シュードモナス
・プチダ IFO−3738、シュードモナス・エスピー・STM
−801、シュードモナス・エスピー・STM−904、エッシ
ェリヒア・コリ IFO−3806から選ばれる、有機溶媒に
耐性を有する微生物を有機溶媒を23%以上50%以下の濃
度で含有する培地で培養することを特徴とする微生物の
培養法。 - 【請求項2】有機溶媒を23%以上50%以下の濃度で含有
する培地が有機溶媒を含まない培地に有機溶媒を23%以
上50%以下の濃度となるように、添加したものであるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の微生物の
培養法。 - 【請求項3】有機溶媒が脂肪族炭化水素類、脂環式炭化
水素類、芳香族炭化水素類、アルコール類、エーテル
類、ケトン類又はその誘導体のいずれか一種あるいはそ
れらの混合物であることを特徴とする特許請求の範囲第
1項又は第2項に記載の微生物の培養法。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62074500A JP2562139B2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | 微生物の培養法 |
EP88810202A EP0285569A3 (en) | 1987-03-30 | 1988-03-28 | Method for culturing microorganisms |
US07/174,958 US4981800A (en) | 1987-03-30 | 1988-03-29 | Method for culturing microorganism |
DK179188A DK179188A (da) | 1987-03-30 | 1988-03-30 | Fremgangsmaade til dyrkning af mikroorganismer |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62074500A JP2562139B2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | 微生物の培養法 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63240778A JPS63240778A (ja) | 1988-10-06 |
JP2562139B2 true JP2562139B2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=13549091
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62074500A Expired - Lifetime JP2562139B2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | 微生物の培養法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4981800A (ja) |
EP (1) | EP0285569A3 (ja) |
JP (1) | JP2562139B2 (ja) |
DK (1) | DK179188A (ja) |
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JPH084515B2 (ja) * | 1987-11-09 | 1996-01-24 | 出光興産株式会社 | 有機化合物の製造方法 |
JPH02242665A (ja) * | 1989-03-15 | 1990-09-27 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 微生物の培養法 |
JPH07100026B2 (ja) * | 1991-09-30 | 1995-11-01 | 海洋科学技術センター | フラボバクテリウム属に属する新規微生物 |
FR2704866B1 (fr) * | 1993-05-06 | 1995-07-21 | Elf Antar France | Milieu de culture d'une flore microbienne procédé de préparation d'un inoculum lyophilisé et inoculum obtenu par ce procédé. |
US5980747A (en) * | 1997-03-17 | 1999-11-09 | Osprey Biotechnics, Inc. | Storage stable pseudomonas compositions and method of use thereof |
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FR2044163A5 (en) * | 1969-05-09 | 1971-02-19 | Chinese Petroleum Corp | Microbiological synthesis of protein |
GB1436573A (en) * | 1972-06-07 | 1976-05-19 | Gen Electric | Microorganisms |
JPS50154480A (ja) * | 1974-05-31 | 1975-12-12 | ||
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EP0161511B1 (en) * | 1984-04-16 | 1990-11-28 | The Board Of Trustees Of The University Of Illinois | Pseudomonas bacteria, emulsifying composition comprising pseudomonas bacteria and method of producing a composition comprising pseudomonas bacteria |
SU1375647A1 (ru) * | 1986-07-01 | 1988-02-23 | Институт Биохимии И Физиологии Микроорганизмов Ан Ссср | Штамм бактерий РSеUDомоNаS aeRUGINoSa , разлагающий @ - метилстирол и толуол |
-
1987
- 1987-03-30 JP JP62074500A patent/JP2562139B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-03-28 EP EP88810202A patent/EP0285569A3/en not_active Withdrawn
- 1988-03-29 US US07/174,958 patent/US4981800A/en not_active Expired - Fee Related
- 1988-03-30 DK DK179188A patent/DK179188A/da not_active Application Discontinuation
Patent Citations (4)
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Also Published As
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---|---|
DK179188D0 (da) | 1988-03-30 |
EP0285569A3 (en) | 1989-04-26 |
EP0285569A2 (en) | 1988-10-05 |
DK179188A (da) | 1988-10-01 |
JPS63240778A (ja) | 1988-10-06 |
US4981800A (en) | 1991-01-01 |
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