JP2561735B2 - 液晶表示装置の製造方法 - Google Patents
液晶表示装置の製造方法Info
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- JP2561735B2 JP2561735B2 JP23799089A JP23799089A JP2561735B2 JP 2561735 B2 JP2561735 B2 JP 2561735B2 JP 23799089 A JP23799089 A JP 23799089A JP 23799089 A JP23799089 A JP 23799089A JP 2561735 B2 JP2561735 B2 JP 2561735B2
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F2202/00—Materials and properties
- G02F2202/10—Materials and properties semiconductor
- G02F2202/105—Materials and properties semiconductor single crystal Si
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- Thin Film Transistor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、液晶表示部およびそのドライバ回路が、同
一の基板に内蔵される、いわゆるドライバモノリシック
型の液晶表示装置の製造方法に関する。
一の基板に内蔵される、いわゆるドライバモノリシック
型の液晶表示装置の製造方法に関する。
<従来の技術> 一般に、ドライバモノリシック型の液晶表示装置にお
けるドライバ回路部のトランジスタは、高移動度が要求
されるため、通常の、アモルファスSi薄膜トランジスタ
や多結晶Si薄膜トランジスタ等は使用できない。
けるドライバ回路部のトランジスタは、高移動度が要求
されるため、通常の、アモルファスSi薄膜トランジスタ
や多結晶Si薄膜トランジスタ等は使用できない。
そこで、従来、ドライバ回路部としては、アモルファ
スSiや多結晶Siを、レーザビームあるいは電子線照射に
よりアニールして単結晶化した、SOI(Sicon On Insula
tor)トランジスタが用いられている。
スSiや多結晶Siを、レーザビームあるいは電子線照射に
よりアニールして単結晶化した、SOI(Sicon On Insula
tor)トランジスタが用いられている。
<発明が解決しようとする課題> とろこで、上述のドライバ回路部のトランジスタ製造
方法によると、レーザビームあるいは電子線照射による
単結晶化を、ウェハ全面に亘って均一に行うことは、現
状の技術では非常に困難で、製品の性能の信頼性が欠け
るという問題、さらには、レーザビーム照射や電子線照
射等のプロセスはスループットが悪く、このため、量産
時における生産性が低く、ひいては製品コストが高くつ
くという問題等がある。
方法によると、レーザビームあるいは電子線照射による
単結晶化を、ウェハ全面に亘って均一に行うことは、現
状の技術では非常に困難で、製品の性能の信頼性が欠け
るという問題、さらには、レーザビーム照射や電子線照
射等のプロセスはスループットが悪く、このため、量産
時における生産性が低く、ひいては製品コストが高くつ
くという問題等がある。
<課題を解決するための手段> 上記の問題点を解決するために、本発明では、実施例
に対応する第1図乃至第3図に示すように、絶縁性材料
製のウェハ(石英ウェハ)1に、単結晶半導体ウェハ
(Siウェハ)2を貼着し(第1図)、その単結晶半導体
ウェハ2の一部をエッチングにより除去する(第2
図)。そして、第3図に示すように、単結晶半導体ウェ
ハ2の残った部分にドライバ回路部4を形成するととも
に、単結晶半導体基板を除去した部分3に液晶表示部5
を形成している。
に対応する第1図乃至第3図に示すように、絶縁性材料
製のウェハ(石英ウェハ)1に、単結晶半導体ウェハ
(Siウェハ)2を貼着し(第1図)、その単結晶半導体
ウェハ2の一部をエッチングにより除去する(第2
図)。そして、第3図に示すように、単結晶半導体ウェ
ハ2の残った部分にドライバ回路部4を形成するととも
に、単結晶半導体基板を除去した部分3に液晶表示部5
を形成している。
<作用> ドライバ回路部4は、単結晶化プロセスを要すること
なく、通常の集積回路製造プロセスのみによって形成す
ることができ、しかもドライバ回路部4を形成した後に
研磨やエッチング等の素子にダメージ・損傷等を及ぼす
加工を行わずに済む。その結果、信頼性の高いドライバ
回路を形成することができる。また、液晶表示部5は、
例えばアクティブマトリクス型とする場合、高い移動度
は要求されないので、従来のアモルファスSi薄膜トラン
ジスタや多結晶Si薄膜トランジスタにより形成できる。
なく、通常の集積回路製造プロセスのみによって形成す
ることができ、しかもドライバ回路部4を形成した後に
研磨やエッチング等の素子にダメージ・損傷等を及ぼす
加工を行わずに済む。その結果、信頼性の高いドライバ
回路を形成することができる。また、液晶表示部5は、
例えばアクティブマトリクス型とする場合、高い移動度
は要求されないので、従来のアモルファスSi薄膜トラン
ジスタや多結晶Si薄膜トランジスタにより形成できる。
<実施例> 第1図乃至第3図は、本発明実施例の製造手順を説明
する図である。なお、各図における(a)は正面図で、
(b)縦断面図である。
する図である。なお、各図における(a)は正面図で、
(b)縦断面図である。
まず、第1図に示すように、石英ウェハ1の片面に単
結晶のSiウェハ2を貼りつけた後、Siウェハ2を研磨し
て、その膜厚を2μm程度に仕上げる。なお、石英ウェ
ハ1へのSiウェハ2の貼着は、石英ウェハ1およびSiウ
ェハ2の互いに接触する面を鏡面状に仕上げた後、その
両者を重ね合わせた状態で、所定の熱処理を施すことに
よって行う。
結晶のSiウェハ2を貼りつけた後、Siウェハ2を研磨し
て、その膜厚を2μm程度に仕上げる。なお、石英ウェ
ハ1へのSiウェハ2の貼着は、石英ウェハ1およびSiウ
ェハ2の互いに接触する面を鏡面状に仕上げた後、その
両者を重ね合わせた状態で、所定の熱処理を施すことに
よって行う。
次に、リソフォトグラフィ法等を用いたエッチングに
よって、表示部に相応する部分のSiウェハ2を除去した
後(第2図)、残ったSiウェハ2に、通常の集積回路製
造プロセスによりドライバ回路部4を形成し、次いで、
Siウェハ2を除去した部分3に、通常のアモルファスSi
薄膜トランジスタ(TFT)製造プロセスにより、TFTアレ
イを形成してアクティブマトリクス型の液晶表示部5を
設ける(第3図)。
よって、表示部に相応する部分のSiウェハ2を除去した
後(第2図)、残ったSiウェハ2に、通常の集積回路製
造プロセスによりドライバ回路部4を形成し、次いで、
Siウェハ2を除去した部分3に、通常のアモルファスSi
薄膜トランジスタ(TFT)製造プロセスにより、TFTアレ
イを形成してアクティブマトリクス型の液晶表示部5を
設ける(第3図)。
以後、従来と同様に、透明電極形成、液両配向処理等
を行い、次いで、対向基板6を貼着した後、液晶封入を
行うことによって、ドライバモノリシック型の液晶表示
装置を得る。
を行い、次いで、対向基板6を貼着した後、液晶封入を
行うことによって、ドライバモノリシック型の液晶表示
装置を得る。
<発明の効果> 以上説明したように、本発明によれば、絶縁性材料製
のウェハに単結晶半導体ウェハを貼着し、その半導体ウ
ェハのドライバ回路形成部以外を除去した後、残った部
分の半導体ウェハを、通常の集積回路プロセスによりト
ランジスタ化したので、ドライバ回路形成に、従来行わ
れていた電子線照射等による単結晶化プロセスが不要と
なって、量産時における生産性が向上し、ひいては、製
品コストの低減化をはかることができる。さらに、本発
明によると、上記したように単結晶プロセスが不要で、
しかもドライバ回路を形成した後に研磨やエッチング等
の素子に悪影響を及ぼす加工を行わずに済むことから、
ドライバ回路の信頼性が高くなり、これにより高性能な
ドライバモノリシック型の液晶表示装置を得ることがで
きる。
のウェハに単結晶半導体ウェハを貼着し、その半導体ウ
ェハのドライバ回路形成部以外を除去した後、残った部
分の半導体ウェハを、通常の集積回路プロセスによりト
ランジスタ化したので、ドライバ回路形成に、従来行わ
れていた電子線照射等による単結晶化プロセスが不要と
なって、量産時における生産性が向上し、ひいては、製
品コストの低減化をはかることができる。さらに、本発
明によると、上記したように単結晶プロセスが不要で、
しかもドライバ回路を形成した後に研磨やエッチング等
の素子に悪影響を及ぼす加工を行わずに済むことから、
ドライバ回路の信頼性が高くなり、これにより高性能な
ドライバモノリシック型の液晶表示装置を得ることがで
きる。
また、本発明では、絶縁性材料製のウェハと単結晶半
導体ウェハとの貼着を、これら二つのウェハの互いに接
触する面を鏡面状に仕上げた後、重ね合わせ、熱処理す
ることにより行うので、絶縁性材料製のウェハと単結晶
半導体ウェハとを全面均一に貼着することができるとい
う効果もある。
導体ウェハとの貼着を、これら二つのウェハの互いに接
触する面を鏡面状に仕上げた後、重ね合わせ、熱処理す
ることにより行うので、絶縁性材料製のウェハと単結晶
半導体ウェハとを全面均一に貼着することができるとい
う効果もある。
第1図乃至第3図は、本発明実施例の製造手順を説明す
る図である。 1……石英ウェハ 2……単結晶Siウェハ 3……Siウェハ除去部 4……ドライバ回路部 5……表示部
る図である。 1……石英ウェハ 2……単結晶Siウェハ 3……Siウェハ除去部 4……ドライバ回路部 5……表示部
Claims (2)
- 【請求項1】液晶表示部およびそのドライバ回路が同一
の基板に内蔵される液晶表示装置を製造する方法であっ
て、絶縁性材料製のウェハに単結晶半導体ウェハを貼着
し、その単結晶半導体ウェハの一部をエッチングにより
除去した後、その除去した部分に液晶表示部を形成する
とともに、上記単結晶半導体ウェハの残った部分にドラ
イバ回路を形成することを特徴とする、液晶表示装置の
製造方法。 - 【請求項2】請求項1に記載の製造方法において、上記
単結晶半導体ウェハの貼着を、この単結晶半導体ウェハ
と絶縁性材料製のウェハの互いに接触する面を鏡面状に
仕上げた後、これらウェハを重ね合わせた状態で熱処理
を施すことによって行うことを特徴とする、液晶表示装
置の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23799089A JP2561735B2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 液晶表示装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23799089A JP2561735B2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 液晶表示装置の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03100516A JPH03100516A (ja) | 1991-04-25 |
JP2561735B2 true JP2561735B2 (ja) | 1996-12-11 |
Family
ID=17023484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23799089A Expired - Lifetime JP2561735B2 (ja) | 1989-09-13 | 1989-09-13 | 液晶表示装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2561735B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6067062A (en) * | 1990-09-05 | 2000-05-23 | Seiko Instruments Inc. | Light valve device |
DE69223009T2 (de) * | 1991-08-02 | 1998-04-02 | Canon Kk | Flüssigkristall-Anzeigeeinheit |
TW214603B (en) * | 1992-05-13 | 1993-10-11 | Seiko Electron Co Ltd | Semiconductor device |
JP3526058B2 (ja) * | 1992-08-19 | 2004-05-10 | セイコーインスツルメンツ株式会社 | 光弁用半導体装置 |
US5491571A (en) * | 1993-01-19 | 1996-02-13 | Hughes Aircraft Company | Liquid crystal display including electrodes and driver devices integrally formed in monocrystalline semiconductor layer |
US5537234A (en) * | 1993-01-19 | 1996-07-16 | Hughes Aircraft Company | Relective liquid crystal display including driver devices integrally formed in monocrystalline semiconductor layer and method of fabricating the display |
DE4318022C1 (de) * | 1993-05-29 | 1994-08-18 | Daimler Benz Ag | Verfahren zum Herstellen integrierter Aktivmatrix-Flüssigkristalldisplays |
JP3551702B2 (ja) * | 1997-05-08 | 2004-08-11 | カシオ計算機株式会社 | 液晶表示素子とその駆動方法 |
US7176528B2 (en) * | 2003-02-18 | 2007-02-13 | Corning Incorporated | Glass-based SOI structures |
JP5040512B2 (ja) | 2006-10-27 | 2012-10-03 | 日産自動車株式会社 | 自動車のスライドドア構造 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5258500A (en) * | 1975-11-10 | 1977-05-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Liquid crystal display unit |
JPS60101829A (ja) * | 1983-11-08 | 1985-06-05 | 松下電器産業株式会社 | リレ−駆動装置 |
JPS60198581A (ja) * | 1984-03-22 | 1985-10-08 | 松下電器産業株式会社 | 液晶画像表示装置 |
JPS63101832A (ja) * | 1986-10-17 | 1988-05-06 | Nec Corp | アクテイブ・マトリクス液晶表示装置 |
JPS6311989A (ja) * | 1987-04-03 | 1988-01-19 | セイコーエプソン株式会社 | 電気光学的表示装置 |
-
1989
- 1989-09-13 JP JP23799089A patent/JP2561735B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03100516A (ja) | 1991-04-25 |
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Legal Events
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