JP2561675C - - Google Patents

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JP2561675C
JP2561675C JP2561675C JP 2561675 C JP2561675 C JP 2561675C JP 2561675 C JP2561675 C JP 2561675C
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Procter and Gamble Co
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は使い捨てオシメなどの吸収性製品に関するものであり、特に吸収性製
品の収容特性を改良するガスケットカフスとバリヤカフスとを有する吸収性製品
に関するものである。 [従来技術と問題点] 使い捨てオシメおよび成人用ブリーフなどの吸収性製品の主要機能は、身体の
排泄物を吸収し収容するにある。従ってこの種の製品は、身体の排泄物が着用者
と接触する衣類または寝具などの製品を汚し、濡らし、またはその他の形で汚染 する事を防止するためのものである。このような製品の最も一般的な失敗は、身
体の排泄物が吸収性製品の中に直接に吸収されずに、吸収性製品と着用者の脚ま
たはウエストとの間のギャップから隣接の衣類まで浸出する時に生じる。例えば
、尿がトップシートを浸透して吸収性製品の縁に達し、そこで衣類またはその他
の製品と接触する場合がある。さらに、排便された糞が吸収性製品によって容易
に吸収されず、体液受容面上を「浮動」して、着用者の脚又はウエストに沿って
進む。 現代の使い捨てオシメは、トップシートと、バックシートと、吸収性コアと、
弾性脚フラップとを有し、このフラップは一般に、吸収性コアの縁から突出した
連続トップシートとバックシートの中に包囲された弾性部材から成る。これらの
弾性フラップは、オシメの縁とこれに接触する衣類との間に体液不透過性バリヤ
を成すが故に、体液を満たされたオシメの縁と接触する衣類に対する浸透または
あふれ流を防止し、さらに着用者の脚の回りにガスケット作用を成すために一般
的に有効である。体液がトップシート上に俳出される時、体液の一部がトップシ
ートの上側面に沿って流れ、他の一部はトップシートによって吸収されその内部
に浸透する。体液がオシメの縁に向かって泳動する際に、衣類または下着と接触
し、これに吸収されまたその中に浸透する。 排便された糞または尿または体液の流れが着用者の衣類を汚す事を防止するバ
リアカフスをオシメに装備する事ができる。バリヤカフスはこのような物質の自
由な流れを拘束し、これがオシメのトップシート上を自由に浮動しまたは流れる
時に、これをオシメ内に収容する構造を成す。このような構造の有効性にもかか
わらず、体液がバリヤカフスの下方を浸透し、つぎに脚フラップの中を浸透して
着用者の衣類を汚す事が発見された。これは、オシメ構造がトップシートを通過
する体液の浸透に対するバリヤを成していないからである。 [発明の目的および効果] 従って、本発明の目的は、改良された体液収容能力を有する吸収性製品を提供
するにある。 本発明の他の目的は、排泄物の漏れに対する拘束作用を成すバリヤカフスを有
する吸収性製品を提供するにある。 本発明のさらに他の目的は、排泄物の漏れに対する二重拘束を成すように弾性
収縮性ガスケットカフスとバリヤカフスとを有し、これにより特に排便された糞
に対する収容特性を改良するように成された吸収性製品を提供するにある。 また本発明の目的は、吸収性製品を着用者が着用した時に、吸収性製品の体液
受容面上に直立して、吸収性製品内に排泄物を拘束保持するチャンネルを形成す
るバリヤカフス有する吸収性製品を提供するにある。 本発明のさらに他の目的は、吸収性製品のトップシートを透過し、特にバリヤ
カフスの下方を通って吸収性製品の縁まで浸透する体液のバリヤを備えて吸収性
製品の収容特性を増進するにある。 これらの目的およびその他の目的は、下記の説明と付図を参照すれば、さらに
明らかとなろう。 [発明の概要] 本発明によれば、オシメなどの吸収性製品は、衣類面と身体面とを有する吸収
性コアと、前記吸収性コアの衣類面に隣接して配置された不透液性バックシート
と、好ましくは吸収性コアの縁に沿ってこれから外側に突出したガスケットフラ
ップおよびこのガスケットフラップに弾性的収縮可能に作動的に組合わせされた
弾性部材から成る弾性収縮性ガスケットカフスと、フラップ部材および近位端と
遠位端を含むチャンネル部分を含むバリアカフスと、吸収性コアの身体面に隣接
配置された不透液性トップシートとを具備する。トップシートは外側に吸収性コ
アの縁に向かって延在し、前記近位端の内側に終わる。前記近位端をガスケット
フラップに接合するためのシール手段が近位端に沿って配置されて、この近位端
に沿った漏れ抵抗シールを成す。バリヤカフスの収容特性を増進するように、バ
リヤカフスはその遠位端を体液受容面から離間するための離間手段を備える。さ
らに、着用者に対するフィットを快適にし、またバリヤカフスの反転を防止する
ために、バリヤカフスの両端部分を閉鎖手段が閉鎖状態に固着する。 トップシートはバックシートと同一延長でなく、バリヤカフスがバックシート
と共に吸収性製品のガスケットフラップを構成しているので、漏れ防止が増進さ
れる。このようにして、トップシートを通してまたはトップシートに沿って浸透
する排泄物がバリヤカフスと接触し、オシメ内部に収容保持されるので、オシメ と着用者の脚またはウエストとのギャップから漏出しない。オシメの縁とバリヤ
カフスの近位端とに沿って、シール手段と、バリヤカフスと、バックシートとに
よってシールが形成され、トップシートが好ましくは前記近位端の内側に終わっ
ているので、排泄物はバリヤカフスの下方を通ってオシメの縁まで流れる事を防
止される。 以下、本発明を図面に示す実施例について詳細に説明する。 [実施例] この明細書において、用語「一体的使い捨て吸収性製品」とは排泄物を吸収し
て収容する製品を言い、さらに詳しくは、着用者の身体に当接または隣接して配
置されて身体から出た種々の排泄物を吸収し収容し、また一回の使用後に放棄さ
れ(すなわち洗濯またはその他の方法で回復または再使用される事なく)、また
別個のホルダーまたはライナーなどの操作部材を必要としないので一体的である
製品を言う。本発明の一体的使い捨て吸収性製品の好ましい実施態様、オシメ2
0を第1図に図示する。この明細書において、用語「オシメ」とは一般に幼児お
よび失禁者によってその胴体下部に着用される衣類を言う。しかしまた本発明は
、失禁用ブリーフなどのその他の一体的使い捨て吸収性製品にも適用される。 第1図は本発明のオシメ20を開いた拘束されない状態(エラストマー部材に
よる収縮を引き伸ばした状態)の平面図であって、その構造を明瞭に示すために
一部を破断しまた着用者に接触する部分を観察者の方に向けた図である。第1図
に図示のオシメ20は、前側ウエスト区域22と、後側ウエスト区域24と、股
区域26と、外周部分28とを有し、この外周部分はオシメの20の外側縁部分
からなり、その長手方縁は30、その末端縁は32で図示されている。さらにオ
シメ20は横方向中心線34と、長手方中心線36とを有する。 オシメ20は液体透過性トップシート38と、このトップシート38によって
画成されたオシメの体液受容面40と、液体不透過性バックシート42と、衣類
側面85、身体側面86、および側面縁46およびウエスト縁37を含む縁部分
を有し、吸収性層48および第1,第2ティシュ50,52を含む吸収性コア4
4と、一対のテープ・タブファスナ−54と、それぞれガスケット・フラップ5
8と単数または複数のフラップ弾性部材60とを含むガスケット・カフス56と 、フラップ部分68、近位縁64および遠位縁66を含むチャンネル部分70、
両端72を有するバリヤ・カフス62と、遠位縁66を液体受容面40から離間
させるスペーサ弾性部材77などのスペーサ手段76と、近位縁64をガスケッ
トフラップ58に対して接合する接着性ビーズなどのシール手段78とを具備す
る。さらにオシメ20は、各バックシートカフス62の両端部分72を閉鎖状態
に固着するための接着剤ビーズなどの閉鎖手段80を具備する。 第1図に図示のオシメ20においては、バックシート42は吸収性コア44よ
り全体として大なる長手方寸法と横方向寸法とを有する。バックシート42は吸
収性コア44の縁を超えて延在し、オシメ20の外周部分28を成す。外周部一
分28はオシメの外周部分すなわち縁を成す。この外周部分28は長手方縁30
と両端縁32とを有する。第1図に図示のように、トップシート38は少なくと
も長手方縁30に沿ってバックシート42と同一延長ではないが、好ましくは両
端縁32に沿ってバックシート42に組合わされ重ね合わされる。オシメ20の
前側ウエスト区域22と後側ウエスト区域24はそれぞれオシメ外周28の末端
縁32からオシメ20の横方向中心線34に向かってオシメの長さの約1/4乃
至約1/3の距離延在する。これらのウエスト区域は、オシメが着用された時に
着用者のウエストを包囲するオシメ部分を成す。股区域26はウエスト区域22
と24との間のオシメ部分であつて、着用された時に、着用者の脚の問に配置さ
れて着用者の胴体下部を覆う。 第2図は第1図の2−2線に沿った部分断面図であって、オシメ20の股区域
26の好ましいオシメ構造を示す。吸収性コア44の吸収層48は、第1ティシ
ュ層50と第2ティシュ層52とによって完全に包囲され、これらのティシュ層
がそれぞれ衣服面85と身体面86を画成する。吸収性コア44がトップシート
38とバックシート42との間に配置され、バックシート42が吸収性コア44
の側面縁46を超えて延在する。バリヤカフス62のフラップ部分68は、オシ
メ20の長手方縁30に隣接してバックシート42に対して、接着剤などの取り
付け手段88をもって他のバリヤカフス部分を固着する事によって形成され、こ
の取り付け手段88と、フラップ部分68と、バックシート42とによって漏れ
抵抗シールが形成され、トップシート38に沿った体液の漏れと浸透を防止する 。バリヤカフス62のフラップ部分68とバックシート42とがガスケットフラ
ップ58を画成し、長手方縁30に隣接してフラップ弾性部材60を包囲してい
る。フラップ弾性部材60は、バリヤカフスとバックシートから成るガスケット
フラップ58の中に、弾性取り付け手段90によって固着されている。このよう
にして、ガスケットフラップ58と弾性取り付け部材60とによって、弾性的に
収縮可能のガスケットカフス56が形成されている。バリヤカフス62のチャン
ネル部分70はフラップ部分68と連接し、近位端64と遠位端66とを含む。
バリヤカフス62の近位端64は、ガスケットカフス56の内側において、好ま
しくは吸収性コア44の縁46とフラップ弾性部材60との中間において、接着
剤などのシール手段78によってバリヤカフス部材62の一部をバックシート4
2に接合する事によって形成され、このようにして近位端64に沿った漏れ抵抗
シールを成して、体液がバリヤカフスの下方をオシメ20の縁まで浸透する事を
防止する。遠位端66は近位端64の内側に配置され、オシメ20の下方要素に
対して固着されていない。第2図に図示のように、バリヤカフス部材の末端をそ
れ自体の上に折り返し、バリヤカフス部材の他の部分上に遠位端取り付け手段9
2によって固着してトンネルを形成する事によって、遠位端66が形成される。
バリヤカフス部材の末端がそれ自体の上に折り返された時に形成されるトンネル
の中にスペーサ弾性部材77などのスペーサ手段76が包囲され、このスペーサ
弾性部材7はバリヤカフス62の中にスペーサ弾性取り付け手段94によって固
着されている。このようにして、遠位端66は、スペーサ弾性部材77の弾性ギ
ャザ作用によって体液受容面40から離間され、これによりチャンネル96が少
なくとも近位端64と遠位端66とによって形成される。チャンネル96は、オ
シメ20を着用者から離脱させるまで、開放されて排泄物を保留し、収容し、保
持する状態に図示されている。トップシート38は吸収性コア44の身体側面8
6に隣接して配置され、吸収性コア44の側面縁46を越えて延長され、近位端
64の内側に隣接して終わり、この箇所で、トップシートはシール手段78によ
ってガスケットフラップ58(バックシート42)および近位端64に固着され
て、近位端64に沿って漏れ抵抗シールを成す。 第3図は第1図の3−3線に沿って取られた部分断面図であって、オシメ20 の後側ウエスト区域24の好ましい構造を示す。吸収性コア44は吸収性層48
を含み、この層は、それぞれ衣類側面85と身体側面86とを画成する第1およ
び第2ティシュ層50と52によって完全に包囲されている。バックシート42
は吸収性コア44の側面縁46を越えて延在する。別個のバリヤカフス部材をオ
シメ20の長手方縁30に隣接して、接着剤などの取り付け手段88によって取
り付ける事によって、バリヤカフス62のフラップ部分68が形成される。また
取付手段88と、フラップ部分68と、バックシート42とによって、漏れ抵抗
シールが形成され、吸収性コア44の縁から出る体液または近位端64に沿って
シールから浸出しようとする体液に対する漏れ抵抗を成す。バックシート62の
フラップ部分68とバックシート42がガスケットフラップ58を成す。フラッ
プ弾性部材60がウエスト区域の中に配置されず、第3図に図示のようにフラッ
プ弾性部材60がガスケットフラップ58のこの部分の中まで延在しない事が好
ましい。バリヤカフス62のチャンネル部分70はフラップ部分68と連結し、
近位端64と遠位端68とを有する。また近位端64は、バリヤカフス部材62
の一部をオシメ20の下部構造(ティシュ層50)に対して接着剤ビードなどの
シール手段78によって固着する事によって形成される。トップシート38は吸
収性コア44の身体側面86の一部を覆い、近位端64の内側において、好まし
くはこれに隣接して終わり、この箇所においてトップシートは好ましくはシール
手段78によって近位端64に固着されてこの近位端64に沿った漏れ抵抗シー
ルを成す。遠位端66は近位端64の内側においてオシメ20の下方層(トップ
シート38)に対して、接着剤ビーズなどの閉鎖手段80によって固着される。
このようにして、遠位端66が閉鎖されているので(すなわち開かれる事なく、
また体液受容面40から離間される事もないで)、バリヤカフスの反転が防止さ
れる。また前記のスペーサ弾性部材77などのスペーサ部材76はこの区域には
配置されていない事を注意しよう。これはウエスト区域においては遠位端66が
閉鎖されて体液受容面40から離間されない事が好ましいからである。ウエスト
区域においては、排泄物の流出を抑制するためにチャンネル96が開かれていな
いが、このチャンネルに沿って流れる排泄物を収容し保持するように作用する事
ができる。 吸収性コア44は、全体として圧縮性で、着用者の皮膚に対して形状合致し、
また非刺激性であって、体液および排泄物を吸収し保持する事のできる任意の手
段とする事ができる。好ましい吸収性コア44は衣類側面85と身体側面86と
を有し、吸収性層48とそれぞれ第1および第2ティシュ層50と52を含む。
これらのティシュ層50と52は吸収性層48の表面の大部分を覆い、衣類側面
85と身体側面86とを成す。 吸収性層48は、エアフェルトとして一般に知られる粉砕ウッドパルプなど、
使い捨てオシメその他の吸収性製品に一般に使用される各種の吸収性材料から、
種々のサイズおよび形状(例えば長方形、砂時計型など)に製造する事ができる
。他の適当な吸収性材料の例は糸綿、、吸収性フォーム、吸収性スポンジ、超吸
収性ポリマー、吸収性ゲル化材料またはその他の任意適当な材料またはその組合
せを含む。しかしこの吸収性層48の吸収能力はオシメ20の用途における設計
排泄物量に対応するものでなければならない。さらに、吸収性層48のサイズと
吸収能力は、幼児から成人まで種々の着用者に対応されるように変動される。 第1図に図示のオシメの好ましい実施形態は砂時計型吸水層48を有し、約5
Kgから約12Kg(約12ポンドから26ポンド)の体重範囲の幼児によって
着用されるためのものである。この吸収性層48において使用されたエアフェル
トは約30グラム〜約56グラムであって、全体として均一なキャリパを有し、
吸収性材料1グラム当たり約8〜約16グラムの水吸収能力を有する。しかし吸
収性層48のサイズ形状、構造および全吸収能力は幼児から成人までの着用者に
対応させるように変動させる事ができる。従って、吸収性層48の寸法、形状お
よび構造は多様である(例えば、相異なるキャリパ、または親水性グラジエント
を有し、あるいは吸収性ゲル化材料を含有する事ができる)。好ましくは吸収性
層48は、幅32cm(横寸法)長さ約45cm(長手方寸法)および股区域の
最も狭い部分の寸法が約7cmのエアフェルト棉とする。 第1および第2ティシュ層50と52は、吸収性コア44の引っ張り強さを改
良し、吸収性層48が濡れたときに割れ、塊状を成しまたはボール状を成す傾向
を低下させる。また第1、および第2ティシュ層50と52は吸収された体液の
横方向浸透を促進する事により、吸収性層48全体に亙って体液の分布を改良す る。第1および第2ティシュ層50と52を製造するために各種の材料と製造法
を使用する事ができるが、約16グラム毎平方メートル(10ポンド毎3000
平方フート)の坪量を有し、約12.8mm水柱(1/2インチ)の水柱の差圧
で約30.5立方メートル毎平方メートル(100立方フート毎平方フート)の
空気透過率を有するティシュペーパシートによって満足な結果が得られた。第1
および第2ティシュ層50と52は吸収性層48と同一延長であるが、これと異
なる寸法、構造を有する事ができ、あるいはこれを省略する事ができる。 バックシート42は吸収性コア44の衣類側面85に隣接して配置され、この
面に対して業界公知の取り付け手段(図示されず)によって固着される。例えば
、接着剤の均一連続層、接着剤のパタン層、接着剤の個々の線または点の列によ
って、吸収性コア44に対してバックシート42を固着する事ができる。満足で
ある事が発見された接着剤は、テネシー、キングスポートのイーストマン ケミ
カル プロダクツ社によって製造され、商標Eastbond A−3で市販さ
れているもの、およびオハイオ、コロンバス、センチュリーアドヘッシブ社によ
って製造され、商標Century5227で市販されているものがある。バッ
クシート42は液体不透過性であって、薄いプラスチックフィルムで製造する事
が好ましいが、他の可撓性不透液性材料を使用する事もできる。バックシート4
2は、吸収性コア44の中に吸収され収容されている液体が、シーツおよび下着
などのオシメ20と接触する製品を濡らす事を防止する。好ましくは、バックシ
ートは約0.012ミリメートル(0.5ミル)〜約0.051センチメートル
(2.0ミル)の厚さを有するポリエチレンフィルムであるが、他の可撓性、不
透液性材料を使用することもできる。この明細書において、用語「可撓性」とは
、形状合致性であって人体の全体的形状および輪郭に容易に合致する材料を言う
。 適当なポリエチレンフィルムは、モンサントケミカル社によって製造され、商
標Film No.8020で市販されているものである。好ましくはバックシ
ート42は、布状外観を与えるため、エンボス加工しおよび/またはつや消し仕
上げする事ができる。さらに、バックシート42は体液の通過を防止しながら、
吸収性コア44から蒸気を脱出させる事ができるものとする。バックシート42 のサイズは吸収性コア44のサイズと、選ばれた正確なオシメ設計とによって決
定される。好ましい実施態様によって、バックシート42はオシメの外周28に
沿って吸収性コア44から少なくとも約1.3cm〜約2.5cm(約0.5〜
約1.0インチ)の最短距離延在する変形砂時計型を有する。 着用者の身体にオシメを保持するためのファスナー手段を成すため、代表的に
は、テープタブファスナ−54をオシメ20の後側ウエスト区域24に取り付け
る。このテープタブファスナ−54は例えば米国特許第3,848,594号に
開示されたファスナーテープなどの業界公知の任意のものとする事ができる。こ
の特許を引例として加える。これらのテープタブファスナ−54またはその他の
オシメファスナー手段、例えばピンなどは、代表的には「使用中」形状のオシメ
の縁近くに取り付けられる。 トップシート38は可撓性であって、柔らかな感触を有し、着用者の皮膚に対
して非刺激性のものである。さらに、トップシート38は液体通過性であって、
体液を容易に透過させるものとする。適当なトップシートは、多孔性フォーム、
網状フォーム、アパチュアプラスチックフィルム、天然ファイバ、(例えば木材
ファイバまたは棉ファイバ)、合成ファイバ(例えばポリエステルまたはポリプ
ロピレンファイバ)または天然ファイバと合成ファイバとの組合わせなどの広い
範囲から製造する事ができる。好ましくは、トップシートは着用者の皮膚を吸収
性コア44の中の体液から遮断するため疏水性材料で作られる。 好ましいトップシート38は、デラウエア、ウイルミングトンのハーキュリー
ズ社で製造されたHercules151型ポリプロピレンなど、約1.5のデ
ニールを有するステープル長ポリプロピレンファイバを含む。この明細書におい
て用語「ステープル長ファイバ」とは、少なくとも約15.9mm(0.625
インチ)の長さを有するファイバを言う。 トップシート38を製造するために使用される多くの技術がある。例えば、ト
ップシート38は織布、不織布、スパンボンド布、カード布などとする事ができ
る。好ましいトップシート38はカード布であって、業界公知の手段によって加
熱接合される。好ましくは、トップシート38は約18〜約25グラム毎平方メ
ートルの坪量と、機械方向において少なくとも約400グラム毎センチメートル の最小乾燥引っ張り強さと、機械横断方向における少なくとも約55グラム毎セ
ンチメートルの湿潤引っ張り強さとを有する。 トップシート38はオシメ20のバリヤカフス62を配置した縁に沿ってバッ
クシート42と実質的に非同一延長とし、体液がトップシートを通してオシメ2
0の縁まで浸透する事を防止し、体液はバリヤカフス62の近位端64の下を越
えて浸出する事なく、このようにしてオシメ20の体液漏れを低下させるように
、オシメ20の中にバリヤカフス62を配置する。トップシート38は吸収性コ
ア44の身体側面86に隣接して配置され、吸収性コア44の大部分を覆い、従
って排泄物がトップシート38の上に排泄されるとこのトップシートを通過して
吸収性コア44によって吸収される。トップシート38は吸収性コア44の縁に
向かって外側に延在しているので、吸収性コア44の大部分がバックシート42
とトップシート38との中間に配置される。第1図に図示の好ましい実施態様に
おいて、トップシート38は吸収性コア44よりも全体として大きな長さと幅を
有する。トップシート38は好ましくは吸収性コア44のウエスト縁47を越え
て長手方(すなわち縦方向)に延在し、好ましくはバックシート42と同一延長
であって、オシメ20の縁32を形成する。またトップシート38は、吸収性コ
ア44の側面縁46に向かって横方向(すなわち幅方向に)延在し、少なくとも
股区域26においてはこの側面縁46を越え、この箇所においてトップシート3
8はオシメの長手方縁30の内側において、より好ましくはバリヤカフス62の
近位端64の内側に終わってる。この揚合、内側とは、トップシート38の末端
縁が近位端64に隣接配置された構造(すなわちトップシート38が近位端64
と実質的に同一延長である構造)と、トップシート38の縁が近位端64から内
側に離れて配置される構造とを意味する。この場合隣接とは、トップシートが近
位端64に終わり、これにトップシートの製造公差により近位端64の内側また
は外側に延在する部分を加減する事を意味する。第1図に図示の最も好ましい実
施態様において、トップシート38は近位端64に隣接して配置され、シール手
段78によってガスケットフラップ58(バックシート42)に接着されて、近
位端64に沿って漏れ抵抗、シールを成す。 弾性収縮性ガスケットカフス56が、オシメ20の外周28に隣接して、好ま しくはオシメの長手方縁30に沿ってバリヤカフス62に隣接して配置され、こ
のガスケットカフス56がオシメ20を着用者の脚に対して引っ張り保持する。
あるいは、ガスケットカフス56をオシメ20の末端縁32の一方または両方に
隣接して配置し、ウエストカフスを成す事ができる。ガスケットカフス56は業
界公知の任意手段を含む事ができるが、特に好ましいガスケットカフス構造は、
米国特許第3,860,003号に記載のように可撓性ガスケットフラップ58
と、単数または複数のフラップ弾性部材60とを含む。この特許を引例として加
える。さらに、弾性収縮性ガスケットカフス56を有する使い捨てオシメを製造
するに適した方法および装置は米国特許第4,081,301号に記載され、こ
れを引例として加える。特に好ましいウエストカフス/ガスケットカフス構造は
米国特許第4,515,595号に記載され、これを引例として加える。 ガスケットフラップ58は、フラップ弾性部材60がこのガスケットフラップ
58をよせて着用者の脚またはウエストの回りにガスケットカフス56を成すよ
うに高度に可撓性で、従って収縮性でなければならない。ガスケットフラップ5
8はオシメ20の外周部28と吸収性コア44の縁との間の部分である。故に第
1図に示す本発明の好ましい実施態様においては、ガスケットフラップ58は、
少なくともオシメの股区域26において吸収性コア44の側面縁46から外側に
延長されたトップシート42の延長部分とバリヤカフス62のフラップ部分68
とによって構成される。 フラップ弾性部材60がガスケットフラップ58に対して弾性収縮状態におい
て作動的に連結されているので、フラップ弾性部材60は正常な無拘束状態にお
いて、ガスケットフラップ58を収縮させてよせる。フラップ弾性部材60は少
なくとも二つの方法でガスケットフラップ58と弾性収縮状態で連結される。例
えば、ガスケットフラップ58が非収縮状態にある間にフラップ弾性部材60を
引き伸ばして、このガスケットフラップ58に対して取り付ける。あるいはまた
、ガスケットフラップ58を例えばプリーツによって収縮させ、フラップ弾性部
材60がその引き伸ばされない状態にある間にこれを前記の収縮されたガスケッ
トフラップ58に対して取り付ける。 第1図に図示の実施態様において、フラップ弾性部材60はオシメ20の股区 域26の中においてガスケットフラップ58の全長に渡って延在する。あるいは
フラップ弾性部材60はオシメ20の全長に沿って延在し、または弾性収縮性ガ
スケットカフスを生じる適当な任意の長さを有する事ができる。フラップ弾性部
材60の長さはオシメの設計によって決定される。 第2図に図示のように、フラップ弾性部材60は、フラップ弾性取り付け手段
90をもってこれをガスケットフラップ58に取り付ける事によって作動的に取
り付けられる。このフラップ弾性取り付け手段90は、フラップ弾性部材60を
その引き伸ばされた状態に保持するに十分な接着性を有するものでなければなら
ない。この場合フラップ弾性取り付け手段90はウイスコンシン、エルムグロー
ブ、フインドレイアドヘッシブ社から商標Findly Adhesivas5
81として市販されている熱融解接着剤からなるビーズが好ましいが、フラップ
弾性部材60は、業界公知の任意の方法によってオシメ20に対して固着する事
ができる。例えば、フラップ弾性部材60は種々の接着パタンを使用してオシメ
20の中に超音波接着しまたは加熱/加圧接着する事ができ、またはフラップ弾
性部材60をオシメ20に対して単に接着することができる。フラップ弾性部材
60をオシメ20の中に配置し固着する手法の詳細な説明は米国特許第4,25
3,461号および米国特許第4,081,301号記載されている。 適当である事が発見されたーつのフラップ弾性部材60は、0.18mm×1
.5mmの断面積を有し、バージニア、スチュアートのイーストハンプトンラバ
ースレッド社から商標L−1900Rubber Compoundとして発売
されている弾性ストランドである。他の適当なフラップ弾性部材60は天然ゴム
から成り、例えばロードアイランド、ミドルタウンのフルフレックス社から商標
Fulflex 9411で市販されている弾性テープである。フラップ弾性部
材60は、業界公知の任意の加熱収縮性弾性材料とする事ができる。他の適当な
フラップ弾性部材60は、エラストマーフィルム、ポリウレタンフィルム、エラ
ストマーフォームおよび成形弾性スクリムを含めて、業界公知の種々の材料とす
る事ができる。 さらにフラップ弾性部材60は種々の形状をとる事ができる。例えば、フラッ
プ弾性部材60の幅は約0.25mm(0.01インチ)乃至約25mm(1. 0インチ)またはこれ以上に変動する事ができる。またフラップ弾性部材60は
弾性材料の1本のストランドとし、または弾性材料の複数の相互に平行または不
平行なストランドによって構成する事ができる。あるいはフラップ弾性部材60
を直線形または曲線形とする事ができる。 バリヤカフス62は、体液受容面40に沿った体液の自由な流れを制限しこの
体液をオシメ20の中に保持収容するバリヤ構造を成す。各バリヤカフス62は
、フラップ部分68と、近位端64および遠位端66を有するチャンネル部分7
0とを含む可撓性部材である。この明細書において「可撓性」とは、形状合致性
であって身体の全体形状と輪郭に容易に合致する材料を言う。さらにスペーサ手
段76が単数または複数のスペーサ弾性部材77を含む場合、遠位端66が体液
受容面40から十分に離れてチャンネル96が開かれオシメ20任意に体液を拘
束し留保し保持するように、バリヤカフス62は収縮性でなければならない。バ
リヤカフス62は、ポリプロピレン、ポリエステル、レイヨン、ナイロン、フォ
ーム、プラスチックフィルム、成形フィルム、および弾性フォームなどの各種の
材料で構成する事ができる。バリヤカフスを製造するために、多数の製造技術を
使用する事ができる。例えば、バリヤカフス62は織布、不織布、スパンボンド
布、カード布などとする事ができる。特に好ましいバリヤカフスは、これを不透
液性となすため、仕上げ剤または界面活性剤を含有しないポリプロピレン材料と
する。特に好ましいポリプロピレン材料はクラウンゼラバッチ社がCelest
raとして市販されている。 第1図および第2図について述べれば、バリヤカフス62はフラップ部分68
とチャンネル部分70とを有する。フラップ部分68はチャンネル部分70に隣
接し、このチャンネル部分70の近位端64から外側に、長手方縁30に向かっ
て延在し、ガスケットフラップ58はバックシート42の延長部分とフラップ部
分68とから構成される。 フラップ部分68は好ましくはバリヤカフス部材70の連続延長部分とするが
、このフラップ部分68をチャンネル部分70に固着された別個の材料片として
形成する事ができる。すなわち、フラップ部分68はチャンネル部分70とは別
個の物性、寸法および特性を有する事ができる。例えば、フラップ部分68は不 透液性である必要はなく、長手方縁30まで外側に延在する必要はない。さらに
、各バリヤカフス62は必ずしもフラップ部分68を有する必要はなく、これを
省略する事ができる。しかしフラップ部分68は、使用中に着用者の脚に接触す
るので、疎水性で、不透液性で、可撓性で、柔らかな感触を有し、皮膚に対して
非刺激性である事が好ましい。 バリヤカフス62のフラップ部分68とバックシート42とは、相互に任意適
当な手法で組合わされる。この場合、用語「組合わせ」とは、フラップ部分68
を直接にバックシート42に固着する事によって直接に連結する構造と、フラッ
プ部分68をバックシート42に固着された介在部材を固着する事によって間接
的にバックシート42に固着する構造とを含む。好ましい実施態様として、フラ
ップ部分68とバックシート42を相互に直接に、オシメ外周部分28において
、近位端64に隣接してその外側において、接着剤などの取り付け手段88また
は加熱/加圧シール、超音波結合またはその他の業界公知の方法によって、接合
する。例えば、接着剤の均一な連続層、接着剤のパタン層、または接着剤の個々
の線または点の列を使用する事ができる。取り付け手段88は好ましくは、テネ
シー、キングスポート、イーストマンケミカル社によって製造され、商標Eastbo
nd A−3で市販されいるもの、またはオハイオ、コロンバス、センチュリーア
ドヘッシブ社製造で商標Century 5227 で市販されているものなど、熱融解接着
剤である。(遠位端取り付け手段92は好ましくは取り付け手段88と同一型の
手段とする)従って、不透液性フラップ部分68と、不透液性バックシート42
と、取り付け手段88がオシメ20の縁に沿って漏れ抵抗シールを形成し、さら
にオシメの収容特性を増大する。 バリヤカフス62のチャンネル部分70はバリヤカフス62の遠位端66と近
位端64の間の部分を含み、オシメ20中に形成されたチャンネル96を全体的
に画成する。第1図と第2図に図示のように、バリヤカフス62のチャンネル部
分70、さらに詳しくは近位端64は、ガスケットカフス56に隣接して、好ま
しくはその内側に配置される。用語「内側」とは、それぞれのガスケットカフス
56を配置するオシメ20の縁に対して平行な中心線(34または36)に向か
う方向と定義される。従って、排泄物、特に容易に吸収されず体液受容面40に 沿って浮動する傾向のある糞物質は、ガスケットカフス56と接触する前にバリ
ヤカフス62のチャンネル部分70と接触してチャンネル96に入る。このよう
にしてバリヤカフス62のチャンネル部分70はガスケトカフス56に隣接配置
されて、体液の流れに対するさらに有効な二重抑制手段を成す。近位端64は好
ましくは、ガスケットカフス56のフラップ弾性部材60とオシメ20の長手方
中心線36との間に配置される。さらに好ましくは、近位端64は、オシメ20
の少なくとも股区域26において、最内側のフラップ弾性部材60と吸収性コア
44の縁46との間に配置されている。 近位端64と遠位端66は相互に離間し、各バリヤカフス62のチャンネル部
分70の有効幅を画成している。近位端64と遠位端66は相互に平行関係、ま
たは不平行関係を成し、直線状または曲線状を成す事ができる。さらに、各バリ
ヤカフス62は円形、正方形、長方形、または第2図と第3図に図示以外の任意
の断面形状を有する事ができる。好ましくは、近位端64は遠位端66から平行
直線関係,に離間して、均一有効幅を有するチャンネル部分70を成す。各チャ
ンネル部分70は好ましくは少なくとも約5mm、好ましくは約10mm〜約5
0mmの有効幅を有する。 遠位端66は好ましくは近位端64の内側に配置されて、体液の流れに対する
一層有効なバリヤを成す。遠位端66は、その反転を防止するように、閉鎖手段
80によって近位端64の内側に保持される。 遠位端66を近位端64に対して前記以外の位置に配置する事もできるが、こ
のような位置は好ましくない。 遠位端66は、少なくとも股区域26において、体液受容面40から離間され
るように、オシメ20の下方要素に対して固着されない事が好ましい。バリヤカ
フス62のチャンネル部分70がチャンネル96を形成してオシメ20の収容量
を増大するように、遠位端66は好ましくは体液受容面40から離間される。こ
こに、「離間された」とは、遠位端66が体液受容面40に隣接する位置を含め
て体液受容面40に対して1つまたは複数の位置を取る実施態様を含む。遠位端
66と体液受容面40との距離は、遠位端66が体液受容面40から最大限に離
間するように配置された時に(すなわち弾性収縮位置において)遠位端66から 体液受容面40の最近接部分まで引かれた線に沿って測定される。好ましくは、
遠位端66は体液受容面40から、少なくとも約2mm、さらに好ましくは少な
くとも約5mm(約1/4″)〜約10mm(3/8″)の高さに離間されてい
る。 チャンネル96は、バリヤカフス62の少なくとも近位端64と遠位端66お
よびチャンネル部分70の内側面に沿って形成される。チャンネル96は、排泄
物がトップシートに沿って移動しまたは浮動するが際に、その流れに対するバリ
ヤを成す。このようにして、チャンネル96は、オシメ20が除去されるまで、
このオシメ内部に排泄物を拘束し収容し保持する。 バリヤカフス62は好ましくは疏水性とし、さらに好ましくは排泄物の透過を
防止するように不透液性とする。不透液性バリヤカフス62はこれを通過する体
液の運動を遅らせ、バリヤカフスを一層漏れ抵抗性に成す。バリヤカフス62は
、その選択的処理、不処理または別個の素材の添付などの業界公知の方法で不透
液性に成す事ができる。 バリヤカフス62は、その外部または内部に固着された吸収手段を具備する事
ができる。吸収手段はバリヤカフス62と接触する排泄物を吸収しまた収容する
。この吸収手段は液体を吸収し保持する事のできる任意手段とし、また任意のサ
イズ、形状または吸収能力を有する事ができる。吸収手段はチャンネル部分70
の内側面に沿ってバリヤカフス62に対して配置され、またはバリヤカフス内部
に配置される。好ましくは、吸収手段は、バリヤカフス62の内側面に沿って固
着され、チャンネル部分70の内側面の全長と全幅に沿って固着されたエアフェ
ルト層とする。 第1図に図示のオシメ20の好ましい実施態様は、ガスケットフラップ58(
すなわちバックシート42)に接合されたバリヤカフス62を具備する。用語「
接合」とは、バリヤカフス62をオシメ20に対して固着する任意手段を含み、
バリヤカフス62がガスケットフラップ58に対して直接または間接に固着され
た別個の部材を成す実施態様(複合型)、またはバリヤカフス62がガスケット
フラップ58(すなわちバックシート)などのオシメ20の要素と同一の部材ま
たは材料から成り、従ってバリヤカフス62がガスケットフラップ58の連続 的同一要素を成す実施態様(ユニット型)を含む。あるいはバリヤカフス62は
、バックシート42、トップシート38、吸収性コア44に対して、またはこれ
らの要素あるいはその他の要素の組合わせに対して連結する事ができる。好まし
い実施態様においては、バリヤカフス62はガスケットフラップ58と一体を成
す。従って一体型バリヤカフス62は好ましくは単一の別個のストリクプから成
り、その中間部分が接着剤などのシール手段78によってガスケットフラップ5
8に接合されて近位端64を成し、遠位端66は、バリヤカフス62の材料の一
部をそれ自体の上に折り返して遠位端取り付け手段92によって他の部分上に固
着する事によって形成され、材料の残余の部分、すなわちフラップ部分68が近
位端64の外側まで延在してバックシート42に対して取り付け手段88によっ
て連結されてガスケットフラップ58を成す。 近位端64とガスケットフラップ58(バックシート42)は相互に任意手法
によって連結される。ここに、用語「接合」とは、フラップ部分68を直接にバ
ックシート42に固着する事によって直接に連結する構造と、フラップ部分68
をバックシート42に固着された介在部材に固着する事によつて間接的にバック
シート42に固着する構造とを含む。好ましい実施態様においては、近位端64
とガスケットフラップ58は少なくとも股区域26においてシール手段78によ
って相互に固着される。 近位端64をガスケットフラップ58に連結するための本発明のシール手段7
8を第1図、第2図および第3図に示す。シール78は近位端64に沿った漏れ
抵抗シールを成して、トップシート38を通しての体液の浸透に対するバリヤを
成し、体液がバリヤカフス62の下方をオシメ20の縁まで浸透する事を防止す
る。第1図と第2図に図示の好ましい実施態様において、シール手段78は近位
端64に沿って配置され、従って好ましくは少なくとも股区域26においてフラ
ップ弾性部材60の内側に配置されるので、トップシート38と好ましくは吸収
コア44は少なくとも股区域26においてはシール手段78を越えて延在せず、
この故に体液はシール手段78を越えて浸透しない。トップシート38または吸
収コア44がシール手段78を越えて延在する事ができるが、不液体透過性バッ
クシート42をバリヤカフス62の不透液性フラップ部分68に固着する取り付 け手段88から成る漏れ抵抗シールによって、さらに吸収性コア44の縁からの
体液の漏れまたはトップシート38に沿った浸透に対する防護が成される。シー
ル手段78は、加熱/加圧封止、超音波結合またはその他の業界公知の任意の方
法など、近位端64をガスケットフラップ58に固着するための任意手段とする
事ができる。シール手段78は、テネシー、キングスポート、イーストマン プ
ロダクツ社製の、商標Eastbond A−3で市販されている接着剤、またはオハイ
オ、コロンバス、センチュリ アドヘッシブ社製の、商標Century5227 で市販さ
れている接着剤等、熱融解製接着剤から成る接着製ビーズとする事が好ましい。 遠位端66を体液受容面40から離間するスペーサ手段76は、バリヤカフス
62をよせ、収縮させ、剛性化し、短縮させまたはその他の形で作用し、バリヤ
カフス62を直立させてバリヤカフス62に沿ってチャンネル96を成し、排泄
物の漏れに対する拘束作用を生じる任意の手段とする。 第1図に図示のように、スペーサ手段76は好ましくは、バリヤカフス62の
遠位端66に隣接して作動的に組合わせられたスペーサ弾性部材77を含む。ス
ペーサ弾性部材77は好ましくはバリヤカフス62に対して弾性収縮状態に固着
され、正常な非拘束状態において、このスペーサ弾性部材77はバリヤカフス6
2の遠位端66を確実に収縮させ、すなわちよせる。スペーサ弾性部材77は、
前記の米国特許第3,860,003号に記載の少なくとも2手法によって、バ
リヤカフス62に対して弾性収縮自在に固着させる。さらに、スペーサ弾性部材
77の長さは一般にオシメの設計によって決定される。第1図に図示の実施態様
において、スペーサ弾性部材77は股区域26の中においてバリヤカフス62の
実質的に全長に沿って延在するが、これ以外の長さも認められる。 第2図に図示のように、スペーサ弾性部材77は、これをスペーサ弾性取り付
け部材94によってバリヤカフス62の内部に固着する事によって、このバリヤ
カフス62に対して作動的に組合わされる。スペーサ弾性取り付け手段94は可
撓性とし、スペーサ弾性部材77をその引き伸ばされた状態に保持するに十分な
接着性を有しなければない。スペーサ弾性部材77をその両端部分においてのみ
バリヤカフス62に対して固着する事ができるが、好ましくはスペーサ弾性部材 77の全長をバリヤカフス62に対して固着する。スペーサ弾性取り付け手段9
4は好ましくは、ウイスコンシン、エルムグローブ、フィンドレーアドヘッシブ
社によってFindley Adhesives 581 として市販されているような加熱融解接着剤
から成る接着剤ビーズとするが、スペーサ弾性部材77は業界公知のその他の任
意の方法によってバリヤカフス62に固着する事ができる。例えば、スペーサ弾
性部材77は種々の接着パタンによってバリヤカフス62の中に超音波結合また
は加熱/加圧密着する事ができるが、単にスペーサ弾性部材77をバリヤカフス
62に対して接着剤で接着する事ができる。スペーサ弾性部材77をバリヤカフ
ス62に対して配置し固着する手法の詳細な説明は米国特許第4,081,30
1号および米国特許第4,253,461号に記載され、これら両方の特許を引
例として加える。また各バリヤカフス62を弾性化するため、単数または複数の
スペーサ弾性部材77を使用できる事を注意しよう。 適当である事が発見されたスペーサ弾性部材77は、バージニア、スチュアー
ト、イーストマンラバー社から商標L−1900 Rubber Compound して市販さ
れる天然ゴム製の断面0.18mm×1.5mmを有する弾性ストランドである
。他の適当なスペーサ弾性部材77は、ロード、アイランド、ミドルタウンのフ
ルフレックス社から商標Fulflex 9411で市販されている弾性テープなどの天然ゴ
ム製のものである。スペーサ弾性部材77はまた業界公知の加熱収縮性弾性材料
で製造する事ができる。その他の適当な弾性材料は、エラストマーフイルム、ポ
リウレタンフィルム、エラストマーフォーム、および成形弾性スクリムなど、業
界公知の種々の材料を含む。 さらに、スペーサ弾性部材77は種々の形状を取る事ができる。例えば、スペ
ーサ弾性部材77の幅を変動させ、またスペーサ弾性部材77は弾性材料の1本
のストランドまたは数本の相互に平行なまたは不平行なストランドを含む事がで
き、またはスペーサ弾性部材77は直線状あるいは曲線状とする事ができる。 また遠位端66を体液受容面40から離間するためのスペーサ手段76は前記
以外の要素を含む事ができる。例えば、バリヤカフス62はそれぞれの中にまた
はそれぞれの上に配置された補強手段を有する事ができる。この補強手段は、遠
位端66が体液受容面40から離間されるほどに剛性でなければならない。補強 手段に適した材料は、フォーム、不織布、バッティング、ポリエチレンフィルム
、成形フィルム、スプレー接着剤、成形エラストマー、ポリエステル、ポリウレ
タンまたはカロライナ フォームド ファブリックス製のハイロフト材料を含む
。またスペーサ手段76は、オシメ20の縁間長さに対して遠位端66の長さを
短縮するための手段を含む事ができる。この遠位端66は、その中にシワまたは
プリーツを作る事によって短縮する事ができる。このシワまたはプリーツは接着
剤または加熱シールなど通常の業界公知の保持手段によって固定する事ができる
。あるいは遠位端66から一部を切り取って、その縁部を接合して付き合わせ継
手または重ね継手を形成する事ができる。また、オシメ20が平らな状態にある
ときに遠位端66がトップシート38上に固着される位置と異なる位置において
遠位端66の一部をトップシート38に固着する事によって遠位端66を短縮す
る事もできる。業界公知のその他の短縮技術を使用する事ができる。 バリヤカフス62の両端部72を閉鎖位置に固着するための閉鎖手段80を第
1図と第3図に示す。この閉鎖手段80は着用者に対して一層快適にフィットさ
せ、オシメの使用中にバリヤカフス62の遠位端66の反転を防止する。反転と
は、一般にオシメ20を着用したときに、内側に配置された遠位端66が外側に
反転する事と定義される。第1図と第3図に図示の好ましい実施態様において、
このような閉鎖手段80はオシメの前側ウエスト区域22と後側ウエスト区域2
4に配置される。バリヤカフス62の他の部分は閉鎖状態に固着されていないの
で遠位端66は自由に開かれる。好ましい実施態様において、閉鎖手段80は前
側ウエスト区域22に全体に配置されるが、後側ウエスト区域24の一部にのみ
配置される。この構造は、着用者のしりの周囲にチャンネル96を作って糞物質
の漏れを防止するために好ましい。 閉鎖手段80は種々の結合パタンによる超音波係合または加熱/加圧シールあ
るいは単なる接着剤など業界公知の任意の手段を含む事ができるが、この閉鎖手
段80は好ましくは、テネシー、キングスポート、イーストマンケミカルプロダ
クツ社製の、商標Eastbond A−3で市販されているもの、またはオハイオ、コ
ロンバス、センチュリー アドヘッシブ社製の商標Century 5227で市販され
ているものなどの熱間融解接着剤から成る接着剤ビーズとする。 オシメ20はその後側ウエスト区域24を着用者の背中の下方に配置し、オシ
メ20の他の部分を着用者の脚の間を引っ張って前側ウエスト区域22を着用者
のウエストの前側全体に配置させる事によって着用される。その場合、テープタ
ブファスナーの両端が好ましくはオシメ20の外側に向いた面に固着される。こ
のように、バリヤカフス62を着用者の股区域に配置して前記の配置と機能を生
じなければならない。オシメを着用すると、バリヤカフス62の遠位端66が鼠
径部を通り、着用者のしりの両方の突起に沿って上方に開く。どちら側のバリヤ
カフス62も着用者の太腿を包囲しない。しかし、ガスケットカフス56が太腿
を包囲し、太腿に対してガスケット作用を生じる。バリヤカフス62の両端がト
ップシート38に固着されて、バリヤカフスの反転を防止して、オシメの着用と
使用状態を楽にする。 基本的に本発明はその主旨の範囲内において、非常に使用し易く糞および尿に
対する漏れ抵抗を示すオシメであって、その改良された収容特性は下記のように
して得られる。このような排泄物がトップシート38の上に排泄されたときに、
その一部が体液受容面40に沿って流れまたは浮動し(下記において表面物質と
呼ぶ)、また他の一部はトップシート38によって吸収されまたはその中を浸透
する。表面物質は排泄点から長手方縁30に向かって移動し、チャンネル70に
沿ってバリヤカフス62と接触する。正常の使用時には、この表面物質はバリヤ
カフス62のチャンネル部分70によって形成されるチャンネル96の中に集め
られ、オシメ20を取り外すまで、このチャンネル96の中に保持される。着用
者が直立姿勢を取っているとき、表面物質はバリヤカフス62の遠位端66を越
えるためには重力方向と反対方向にチャンネル96の中を逆流しなければならな
いが故に、収容能力が改良される。しかし、もしこのような表面材料がバリヤカ
フス62を越えまたは浸透したとき、この表面物質はガスケットカフス56のガ
スケット作用によってオシメ20から漏れ出る事を遅らされる。これらのガスケ
ットカフス56がガスケッフトラップ58を着用者の脚またはウエスト回りに引
っ張って寄せ集めるからである。これにより漏れに対する第2の別個の効果的な
バリヤが形成されて、隣接衣類の汚れを防止する。トップシート38によって吸
収され浸透した体液はオシメ20の縁に向かって泳動する。トップシート38が オシメの縁の内側に終わり、好しくはバリヤカフス62の近位端64の内側に終
わっているので、また近位端64に沿って漏れ抵抗シールが形成されているので
、一般に体液はバリヤカフス62の下方をオシメの縁まで浸透する事を防止され
る。 本発明の他の実施態様においては、トップシート38がバリヤカフス62の近
位端64を越えて外側まで延在しても、なおオシメ20の縁から浸出する液体に
する防護を成す事ができる。バリヤカフス62の近位端64を越えて外側まで延
在してもバリヤカフス62はバックシート42に固着されたフラップ部分68を
有し、このフラップ部分は、オシメ20の縁に隣接して取り付け手段88によっ
て取り付けられてガスケットフラップ58を成し、オシメの縁に沿って漏れ抵抗
シールを成す。ラップ部分68は好ましくは不透液性であって最も有効な漏れ抵
抗シールを成す。このように、トップシート38はオシメ20の縁に向かって、
バリヤカフス62の近位端64および/またはシール手段78を越えて外側に延
在しオシメ20の縁(すなわち取り付け手段88によってオシメの縁に沿って形
成されたシール)の内側に終わる事ができる。このようにして、トップシート3
8が不透液性フラップ部分68と不透液性バックシート42との間に包囲されオ
シメ20の縁の内側に終わっているが故に、体液はこの縁に沿って形成されたシ
ールによってオシメ20の縁から漏れまたは浸出する事を防止される。 本発明は前記の説明のみに限定されるものでなく、その主旨の範囲内において
任意に変更実施できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は下部構造を示すために一部破断して示す本発明の使い捨てオシメの平面
図、第2図は第1図の2−2線に沿ってとられた部分断面図、また第3図は第1
図の3−3線に沿ってとられた部分断面図である。 20・・・・・・一体的使い捨て吸収性製品、38・・・・・・トップシート、42・・・・・・バ
ックシート、44・・・・・・吸収性コア、58・・・・・・ガスケットフラップ、60・・・・
・・フラップ弾性部材、62・・・・・・バリヤカフス、77・・・・・・スペーサ、78・・・・
・・シール手段、88・・・・・・取り付け手段、96・・・・・・チャンネル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】衣類面と身体面とを有する吸収性コアと、前記吸収性コアの前記
    衣類面に隣接配置された不透液性バックシートと、吸収性製品の縁に隣接配置さ
    れた弾性的に収縮可能のガスケットカフスと、近位端と遠位端を有し前記ガスケ
    ットカフスに隣接配置されたバリヤカフスと、前記遠位端を吸収性製品の体液受
    容面から離間するために前記バリヤカフスに作動的に組み合わされ前記バリヤカ
    フスを起立させるスペーサ手段とを含む型の一体的使い捨て吸収性製品において
    、前記バリヤカフスは少なくとも疎水性であり、前記近位端を吸収性製品に接合
    して前記近位端に沿って漏れ抵抗シールを成すように前記近位端に沿ってシール
    手段が配置され、また前記吸収性コアの前記身体面に隣接して透液性トップシー
    トが配置され、このトップシートは外側に前記の各近位端に向かって延在してこ
    の近位端の内側に終わり、これにより体液は前記バリヤカフスの下方を通って吸
    収性製品の縁まで浸透する事を防止されることを特徴とする一体的使い捨て吸収
    性製品。 【請求項2】前記トップシートは前記の各近位端に隣接して配置され、前記の
    シール手段によって前記ガスケットカフスに固着されている特許請求の範囲第1
    項の一体的使い捨て吸収性製品。 【請求項3】前記のバリヤカフスは一体部材である特許請求の範囲第1項乃至
    第2項による一体的使い捨て吸収性製品。 【請求項4】前記スペーサ手段はスペーサ弾性手段を含む特許請求の範囲第1
    項乃至第3項による一体的使い捨て吸収性製品。 【請求項5】前側ウエスト区域と、後側ウエスト区域と、股区域とを有する一
    体的使い捨て吸収性製品であって、この製品は、両側縁、衣類面および身体面を
    有する吸収性コアと、前記吸収性コアの前記衣類面に隣接配置された不透水性バ
    ックシートと、少なくとも股区域において前記吸収性コアの各側縁に沿ってこの
    縁から外側に延在するガスケットフラップと、前記の各ガスケットフラップに作
    動的に取付けられてガスケットカフスを成すフラップ弾性部材と、前記の各ガス
    ケットカフスに隣接して配置され、それぞれ近位端と遠位端とを有するチャン ネル部分を成し、前記の各近位端が少なくとも股区域において前記フラップ弾性
    部材の内側に配置されるように成されたバリヤカフスと、前記の遠位端を吸収性
    製品の体液受容面から離間するために前記バリヤカフスに作動的に組み合わされ
    たスペーサ手段とを含む型の一体的使い捨て吸収性製品において、前記バリヤカ
    フスは少なくとも疎水性であり、前記近位端を吸収性製品に接合して前記近位端
    に沿って漏れ抵抗シールを成すように前記近位端に隣接してシール手段が配置さ
    れ、また前記吸収性コアの前記身体面に隣接して透液性トップシートが配置され
    、このトップシートは外側に前記の各近位端に向かって延在してこの近位端の内
    側に終わり、これにより体液は前記バリヤカフスの下方を通って吸収性製品の側
    縁まで浸透する事を防止されることを特徴とする一体的使い捨て吸収性製品。 【請求項6】前記の各バリヤカフスは前記のチャンネル部分に隣接したフラッ
    プ部分を含み、前記のフラップ部分は前記の近位端から吸収性製品の長手方縁に
    向かって外側に延在し、また好ましくは前記バックシートは前記吸収性コアの前
    記各縁を越えて延在し、前記ガスケットフラップは前記バックシートの延長部分
    と前記バリヤカフスの前記フラップ部分とによって形成される特許請求の範囲第
    5項による一体的使い捨て吸収性製品。 【請求項7】前記バリヤカフスの前記フラップ部分を前記ガスケットフラップ
    に組合わせて吸収性製品の縁に沿って漏れ抵抗シールを成すため、吸収性製品の
    縁に隣接して配置された取り付け手段を含む特許請求の範囲第6項による一体的
    使い捨て吸収性製品。 【請求項8】前記トップシートは前記の各近位端に隣接して配置され、前記の
    シール手段によって前記ガスケットフラップに固着されている特許請求の範囲第
    5項乃至第7項による一体的使い捨て吸収性製品。 【請求項9】前記のバリヤカフスは一体部材である特許請求の範囲第5項乃至
    第8項による一体的使い捨て吸収性製品。 【請求項10】前記バリヤカフスの少なくとも前記のチャンネル部分が不透液
    性である特許請求の範囲第5項乃至第9項による一体的使い捨て吸収性製品。 【請求項11】前記フラップ部分が不透液性であることを特徴とする特許請求
    の範囲第5項乃至第9項による一体的使い捨て吸収性製品。 【請求項12】前記バリヤカフスの少なくとも前記のチャンネル部分が不透液
    性であるとともに前記フラップ部分が不透液性であることを特徴とする特許請求
    の範囲第5項乃至第9項による一体的使い捨て吸収性製品 【請求項13】前記スペーサ手段はスペーサ弾性手段を含む特許請求の範囲第
    5項乃至第11項のいずれかによる一体的使い捨て吸収性製品。 【請求項14】衣類面と身体面とを有する吸収性コアと、前記吸収性コアの前
    記衣類面に隣接配置された不透液性バックシートと、吸収性製品の両側縁に隣接
    配置された弾性的に収縮可能のガスケットカフスであって前記の各ガスケットカ
    フスはガスケットフラップとフラップ弾性部材とを備え、近位端および遠位端を
    有するチャンネル部分とフラップ部分とを備え前記ガスケットカフスに隣接配置
    されたバリヤカフスと、前記遠位端を吸収性製品の体液受容面から離間し前記バ
    リヤカフスを起立させる前記バリヤカフスに作動的に組み合わされたスペーサ手
    段とを含む型の一体的使い捨て吸収性製品において、 前記バリヤカフスは少なくとも疎水性であり、前記吸収性製品の側縁に沿って漏
    れ抵抗シールを成すように前記バリヤカフスのフラップ部分を前記ガスケットフ
    ラップと組合わせるために吸収性製品の側縁に隣接配置された取り付け手段と、
    前記吸収性コアの身体面に隣接して透液性トップシートが配置され、このトップ
    シートは前記吸収性製品の両側縁に向かって外側に延在しかつ前記両側縁の内側
    に終わり、これにより体液が吸収性製品の側縁を越えて浸透する事を防止される
    ことを特徴とする一体的使い捨て吸収性製品。

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