JP2561387Y2 - 試験機 - Google Patents
試験機Info
- Publication number
- JP2561387Y2 JP2561387Y2 JP5234292U JP5234292U JP2561387Y2 JP 2561387 Y2 JP2561387 Y2 JP 2561387Y2 JP 5234292 U JP5234292 U JP 5234292U JP 5234292 U JP5234292 U JP 5234292U JP 2561387 Y2 JP2561387 Y2 JP 2561387Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- chuck body
- screw rods
- drive motor
- test piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は線材、板、丸棒などの引
張り・圧縮強度を測定する試験機に関するものである。
張り・圧縮強度を測定する試験機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から本体に二本の螺杆を対向状態で
設け、一方の螺杆の下端に駆動モータを連設し、両螺杆
の頂部にプーリを固着し、この両プーリ間にタイミング
ベルトを懸環し、両螺杆にナット部材を螺着し、このナ
ット部材間に昇降体を架設状態で設け、この昇降体に試
験片を挾持する上チャック体を垂下し、該上チャック体
と対向する状態で下チャック体を本体に設けて成る試験
機が提案されている。
設け、一方の螺杆の下端に駆動モータを連設し、両螺杆
の頂部にプーリを固着し、この両プーリ間にタイミング
ベルトを懸環し、両螺杆にナット部材を螺着し、このナ
ット部材間に昇降体を架設状態で設け、この昇降体に試
験片を挾持する上チャック体を垂下し、該上チャック体
と対向する状態で下チャック体を本体に設けて成る試験
機が提案されている。
【0003】この従来の試験機は、上下のチャック体間
に金属線材等の試験片を装着し、駆動モータを作動せし
めて昇降体を昇降させ、この昇降体の変位により該試験
片の引張り・圧縮強度を測定するものである。
に金属線材等の試験片を装着し、駆動モータを作動せし
めて昇降体を昇降させ、この昇降体の変位により該試験
片の引張り・圧縮強度を測定するものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】出願人は種々検討した
ところ、従来機は、螺杆の頂部同志で動力伝達をする構
造である為、昇降体が円滑に昇降しないという欠点があ
ることを確認した。
ところ、従来機は、螺杆の頂部同志で動力伝達をする構
造である為、昇降体が円滑に昇降しないという欠点があ
ることを確認した。
【0005】本考案はこのような欠点を解決した試験機
を提供することを技術的課題とするものである。
を提供することを技術的課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本考
案の要旨を説明する。
案の要旨を説明する。
【0007】試験片1の引張り・圧縮強度を測定する試
験機であって、基体2に螺杆3,4を対向状態に設け、
一方の螺杆3に該螺杆3を回動せしめる駆動モータ5を
連設し、この駆動モータ5にエンコーダ6を設け、対向
する螺杆3,4同志をその上下においてベルト7などの
適宜な手段により駆動連設し、螺杆3,4にナット部材
8,9を螺着し、このナット部材8,9間に昇降体10を
架設し、この昇降体10に試験片1を挾持する上チャック
体11を垂下し、該上チャック体11と対向する状態で下チ
ャック体12を基体2に設けたことを特徴とする試験機に
係るものである。
験機であって、基体2に螺杆3,4を対向状態に設け、
一方の螺杆3に該螺杆3を回動せしめる駆動モータ5を
連設し、この駆動モータ5にエンコーダ6を設け、対向
する螺杆3,4同志をその上下においてベルト7などの
適宜な手段により駆動連設し、螺杆3,4にナット部材
8,9を螺着し、このナット部材8,9間に昇降体10を
架設し、この昇降体10に試験片1を挾持する上チャック
体11を垂下し、該上チャック体11と対向する状態で下チ
ャック体12を基体2に設けたことを特徴とする試験機に
係るものである。
【0008】
【作用】駆動モータ5の作動により螺杆3は回動し、こ
の螺杆3の回動はその上下からベルト7などの適宜な手
段により他方の螺杆4に伝達され、この螺杆3,4の回
動により昇降体10は昇降する。
の螺杆3の回動はその上下からベルト7などの適宜な手
段により他方の螺杆4に伝達され、この螺杆3,4の回
動により昇降体10は昇降する。
【0009】試験片1の引張り・圧縮強度は駆動モータ
5に設けたエンコーダ6及び螺杆3,4のネジピッチに
より確知し得ることになる。
5に設けたエンコーダ6及び螺杆3,4のネジピッチに
より確知し得ることになる。
【0010】
【実施例】図面は、本考案の一実施例を図示したもの
で、以下に説明する。
で、以下に説明する。
【0011】基体2にネジピッチの等しい二本の螺杆
3,4を対向状態に並設し、一方の螺杆3の下端に該螺
杆3を回動せしめる駆動モータ5を連設する。
3,4を対向状態に並設し、一方の螺杆3の下端に該螺
杆3を回動せしめる駆動モータ5を連設する。
【0012】図面はこの駆動モータ5として従来機で採
用されているギアードモータとは異なり、エンコーダ6
を内装したアウタロータ構造のダイレクトドライブモー
タを採用している。
用されているギアードモータとは異なり、エンコーダ6
を内装したアウタロータ構造のダイレクトドライブモー
タを採用している。
【0013】この駆動モータ5の駆動力の伝達構造はタ
イミングベルト7及びプーリ13により構成される。
イミングベルト7及びプーリ13により構成される。
【0014】また、螺杆3,4には両端にナット部材
8,9を設けた昇降体10が架設され、該ナット部材8,
9は螺杆3,4に夫々螺着されている。
8,9を設けた昇降体10が架設され、該ナット部材8,
9は螺杆3,4に夫々螺着されている。
【0015】この昇降体10の中央には上チャック体11が
垂下せしめられ、一方、基体2には該上チャック体11に
対向せしめて下チャック体12が固着されている。
垂下せしめられ、一方、基体2には該上チャック体11に
対向せしめて下チャック体12が固着されている。
【0016】尚、下チャック体12の近傍には試験片1の
引張り・圧縮力を確知するロードセルが設けられてい
る。
引張り・圧縮力を確知するロードセルが設けられてい
る。
【0017】本実施例は上記構成であるから、上チャッ
ク体11と下チャック体12の間に例えば金属製線材を装着
し、駆動モータ5を作動せしめると、昇降体10が昇降
し、該金属製線材の引張り・圧縮試験が行えることにな
る。
ク体11と下チャック体12の間に例えば金属製線材を装着
し、駆動モータ5を作動せしめると、昇降体10が昇降
し、該金属製線材の引張り・圧縮試験が行えることにな
る。
【0018】この際、螺杆3,4間の動力伝達は両螺杆
3,4の上下両端において行われる構造で、片側端にお
いて動力伝達を行わしめる構造でない為、それだけ確実
に昇降体10の昇降を行わしめることが可能となる。具体
的には本実施例は、二本のタイミングベルト7で螺杆
3,4間の動力伝達を行う為、それだけ駆動モータ5の
負荷を軽減でき、また、螺杆3,4の上下両端において
動力伝達をする為、螺杆3,4の回動差などを可及的に
抑制でき、従って、昇降体10が斜めの状態となったりす
ることが防止でき、従って、高精度の試験が行い得るこ
とになる。
3,4の上下両端において行われる構造で、片側端にお
いて動力伝達を行わしめる構造でない為、それだけ確実
に昇降体10の昇降を行わしめることが可能となる。具体
的には本実施例は、二本のタイミングベルト7で螺杆
3,4間の動力伝達を行う為、それだけ駆動モータ5の
負荷を軽減でき、また、螺杆3,4の上下両端において
動力伝達をする為、螺杆3,4の回動差などを可及的に
抑制でき、従って、昇降体10が斜めの状態となったりす
ることが防止でき、従って、高精度の試験が行い得るこ
とになる。
【0019】そして、前記ロードセルにより引張り・圧
縮力を、また、駆動モータ5に内装したエンコーダ6及
び螺杆3,4のネジピッチにより試験片1の変位量を確
知して該金属製線材の引張り・圧縮強度を正確に確知し
得ることになる。
縮力を、また、駆動モータ5に内装したエンコーダ6及
び螺杆3,4のネジピッチにより試験片1の変位量を確
知して該金属製線材の引張り・圧縮強度を正確に確知し
得ることになる。
【0020】
【考案の効果】本考案は上述のように構成したから、試
験片の引張り・圧縮強度を高精度で測定し得る秀れた試
験機となる。
験片の引張り・圧縮強度を高精度で測定し得る秀れた試
験機となる。
【図1】本実施例の正断面図である。
1 試験片 2 基体 3 螺杆 4 螺杆 5 駆動モータ 6 エンコーダ 7 ベルト 8 ナット部材 9 ナット部材 10 昇降体 11 上チャック体 12 下チャック体
Claims (1)
- 【請求項1】 試験片の引張り・圧縮強度を測定する試
験機であって、基体に螺杆を対向状態に設け、一方の螺
杆に該螺杆を回動せしめる駆動モータを連設し、この駆
動モータにエンコーダを設け、対向する螺杆同志をその
上下においてベルトなどの適宜な手段により駆動連設
し、螺杆にナット部材を螺着し、このナット部材間に昇
降体を架設し、この昇降体に試験片を挾持する上チャッ
ク体を垂下し、該上チャック体と対向する状態で下チャ
ック体を基体に設けたことを特徴とする試験機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5234292U JP2561387Y2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 試験機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5234292U JP2561387Y2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 試験機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0614950U JPH0614950U (ja) | 1994-02-25 |
JP2561387Y2 true JP2561387Y2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=12912133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5234292U Expired - Lifetime JP2561387Y2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 試験機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2561387Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4503874B2 (ja) * | 2001-04-13 | 2010-07-14 | 株式会社東洋精機製作所 | 線材チャック装置 |
CN105547833A (zh) * | 2016-01-13 | 2016-05-04 | 安徽宁国晨光精工股份有限公司 | 一种导杆全检拉力试验机 |
CN113654883A (zh) * | 2021-07-07 | 2021-11-16 | 天长市富信电子有限公司 | 基于测试机构的信号线强度检测设备及其检测方法 |
-
1992
- 1992-07-24 JP JP5234292U patent/JP2561387Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0614950U (ja) | 1994-02-25 |
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