JP2561339B2 - オーバーレイシート - Google Patents

オーバーレイシート

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JP2561339B2 JP4597589A JP4597589A JP2561339B2 JP 2561339 B2 JP2561339 B2 JP 2561339B2 JP 4597589 A JP4597589 A JP 4597589A JP 4597589 A JP4597589 A JP 4597589A JP 2561339 B2 JP2561339 B2 JP 2561339B2
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Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、写真製版における検版(プレプレーフ)用
のカラープルーフの作製に際し、色分解網点ポジティブ
またはネガティブフィルム(以下、色版フィルムとす
る。)と感光材料との密着露光に用いるオーバーレイシ
ートに関する。
<従来の技術> カラー印刷物が各種の書籍、カタログ、雑誌、チラ
シ、ポスター等に用いられている。
このようなカラー印刷物は、通常、印刷原稿より、シ
アン(以下、Cとする)、マゼンタ(以下、Mとす
る)、イエロー(以下、Yとする)の3原色および黒
(スミ)(以下、Bkとする)の各色に対応する4枚の網
点の色版フィルムを作成し、この色版フィルムを用いて
C、M、YおよびBkの各色に対応する印刷原版を製版し
て、この印刷原板にて各色のインキを用紙に重ね刷りす
ることにより作製される。
このカラー印刷においては、通常、本刷りの前に発注
先(クライアント)の最終的な承諾を得るための校正刷
りが行なわれる。
校正刷りとは実際にPS版などで校正版を作製した後
に、校正機にて実際の用紙にカラー印刷物を作製してカ
ラー印刷物の文字・絵柄等の間違い、色合等の検査を行
う方法である。
従って、目的とする印刷物とほぼ同様のものにて検査
を行なうことができるという利点がある反面、非常に時
間、手間およびコストがかかる。さらに、実際の校正で
は、文字や図形等絵柄の間違いや変更があると前工程の
フィルム段階に戻って修正を加えることになる。
このため、校正版あるいは本刷り版(印刷版)を製版
する前に、色版フィルムの状態で、得られる印刷物に文
字、レイアウト、画像の間違い、得られる印刷物の色調
等を検査したのち、修正する簡易校正、いわゆる検版が
行なわれている。
このように検版方法として、色版フィルムをジアゾ感
光材料に直接焼付けて画像を形成しこの画像を検査し検
版する方法、色版フィルムの画像をCRT上に再現して検
版を行なう方法等が各種提案されているが、容易に、か
つ目的とする印刷物に近いハードコピーを作製して検版
を行う方法として、写真的検版方法が注目されており、
中でも、容易に、しかも最終の印刷物に近いハードコピ
ーを作製して検版を行なえることから、一枚の銀塩写真
感光材料に色版フィルムを使って多重露光した後、この
感光材料合を湿式処理することにより、目的とする印刷
物とほぼ同様のカラー写真を作製して検版を行なう方法
が注目されている。
この方法は、基本的に前述の3原色に対応する各色版
ポジフィルムを、一枚ずつB版フィルムに重ね、各色の
補色のフィルタを通して、所定の光源にて順次一枚の感
光材料を露光する。3色に対応する多重露光が終了した
後、次いで、露光後の感光材料を現像、定着等の処理を
行ない、カラー写真をカラープルーフとして作製するも
のである。
このようにして得られたカラープルーフは、目的とす
る印刷物にほぼ近いものであるため、非常に良好に検版
を行なうことができ、しかも手元にカラープルーフを残
すこともできる。さらに上記の方法によればカラープル
ーフとしてのカラー写真の作製は校正刷りに比べて極め
て容易である。
この色版フィルムで銀塩写真感光材料を多重露光して
カラー写真をカラープルーフとして作製し検版を行なう
方法においては、感光材料の露光方法としては、各種の
結像光学系を用いるカメラ式等の方法等がある。しか
し、解像度、色再現性等に優れ、より目的とする印刷物
に近いカラープルーフが得られる点で、感光材料と色版
フィルムとを密着して露光を行なう、密着露光による方
法が好ましい。
このような密着露光では、感光材料保持台上に感光材
料を吸引固定し、この感光材料に1枚または2枚の色版
フィルムを重ね、感光材料およひ色版フィルムをオーバ
ーレイシートと呼ばれる透明なフィルムシートで覆い、
このオーバーレイシートを感光材料保持台に吸引固定す
ることにより感光材料と色版フィルムとを密着させてい
る。
<発明が解決しようとする課題> ところで、このカラープルーフの作製においては、前
述のように、3原色のそれぞれに対応する色版ポジフィ
ルムと、Bk版フィルムとを重ね、一枚の感光材料に一色
毎に順次露光するので、一色に対応する露光が終了した
ら、オーバーレイシートを外して色版フィルムを交換
し、再びオーバーレイシートで覆い、感光材料と色版フ
ィルムとを密着させる必要がある。
このときには、当然感光材料を遮光しておく必要があ
り、以上の作業は暗箱内にて行なわれねばならないが、
この作業をオペレーターが手作業で行なうことは非常に
困難である。
このような問題点を解決するために、本発明者らは特
願昭63−314192号にて、オーバーレイシートが位置決め
された色版フィルムの上側および下側に移動可能である
密着露光装置を提案した。
この装置はオーバーレイシートを反転させて色版フィ
ルムの上側および下側に移動可能であるため、色版フィ
ルムの装着時にはオーバーレイシートを色版フィルムの
下側の位置に移動し、色版フィルムの支持手段として用
いることができる。
また、色版フィルムと感光材料との密着は、オーバー
レイシートを色版フィルムの上側に反転移動することに
より容易に行なうことができ、しかも、密着された感光
材料と色版フィルムとの分離を、オーバーレイシートを
色版フィルムの下側に反転移動させ、感光材料と色版フ
ィルムとの間にオーバーレイシートを挿入することによ
り行なうことができる優れた機能を有するものである。
しかしながら、オーバーレイシートの先端部は固定さ
れておらず、撓みやすいものであり、しかも一旦撓むと
オーバーレイシートと反転移動をスムースに行なうこと
ができなくなってしまう。また、前述のように、オーバ
ーレイシートは感光材料保持台上に吸引固定されるもの
であるため、感光材料と色版フィルムとの密着・分離を
繰り返すうちにオーバーレイシートが撓んでしまい、色
版フィルムを好適に保持できなくなる。
また、オーバーレイシートの汚れやキズ等はカラープ
ルーフに悪影響を与えるため、オーバーレイシートは消
耗品として扱われ、所定回使用後オーバーレイシートを
容易に新しいものと交換できることが望まれる。
また、このような密着露光においては、より良好なカ
ラープルーフを得るためには、感光材料と色版フィルム
との密着度を可能な限り高くする必要がある。
ここで、感光材料と色版フィルムとの密着度を高くす
るには、オーバーレイシートを確実に感光材料保持台に
密着させる必要があるのは当然のことであるが、この点
においてもさらなる改良が望まれている。
本発明の目的は、前記従来技術の問題点を解決するこ
とにあり、少なくとも2対のスプロケットギヤに張架さ
れたチェーンに固定され、このチェーンが回転すること
により色版フィルムの上側および下側に反転移動するこ
とが可能であり、色版フィルムの装着時にはその支持手
段、密着露光時には反転して感光材料と色版フィルムと
の密着固定手段、露光後には両者の分離手段となるオー
バーレイシートであって、感光材料が載置された感光材
料保持台へ確実に吸引固定され、感光材料と色版フィル
ムとの密着を良好に行なうことができ、また、前記の反
転移動をスムースに行なうことができ、感光材料と色版
フィルムの密着・分離を容易かつ確実に行なえ、しかも
オーバーレイシートの交換を容易かつ迅速に行なうこと
ができるオーバーレイシートを提供することにある。
<課題を解決するための手段> 前記目的を達成するために、本発明は、感光材料保持
台上に感光材料を載置し、この感光材料上に少なくとも
一枚の色分解網点ポジティブまたはネガティブフィルム
を位置決めピンにて位置決めして重ね、前記感光材料と
前記色分解網点ポジティブまたはネガティブフィルムと
を密着させる際に用いられる、 少なくとも2対のスプロケットギヤに張架されるチェ
ーンに設けられる固定部材に緊張固定されて、 前記スプロケットギヤおよびチェーンにて前記色分解
網点ポジティブまたはネガティブフィルムの上側または
下側に反転して移動されるオーバーレイシートであっ
て、 透明フィルムからなる矩形のシートと、 このシートの反転方向両端部に設けられ、前記チェー
ンの固定部材に緊張固定される2本のリードロッドとを
有することを特徴とするオーバーレイシートを提供す
る。
また、前記リードロッドは、前記シートの取付位置を
その下端位置から所定角度回転した状態で前記チェーン
の固定部材に緊張固定するよう構成されるものであるの
が好ましい。
<発明の作用> 本発明のオーバーレイシートは、シートの両端部にリ
ードロッドを有するものであり、このリードロッドか少
なくとも2対のスプロケットギヤに張架されたチェーン
に固定され、このチェーンが回転することにより、位置
決めピンにて位置決めされた色版フィルムの上側および
下側に反転移動するように構成されるものである。
そのため、本発明のオーバーレイシートは、感光材料
と色版フィルムとの密着に用いられるばかりではなく、
色版フィルムの装着時には色版フィルム装着位置の下側
の位置に移動して色版フィルムの支持部材として、ま
た、密着露光後に色版フィルムの下側に反転移動して感
光材料と色版フィルムとの間に挿入することにより感光
材料と色版フィルムの分離部材として作用する。
しかも、以上のような優れた機能を有する上に、反転
方向の両端部にリードロッドを有するので、シート全体
が撓むことがなく感光材料保持台に強く吸引固定され、
感光材料と色版フィルムとの密着を良好に行なうことが
できる。
また、シート全体が撓むことがないので、前述のオー
バーレイシートの反転移動もスムーズに行なうことがで
きる。
さらに、シートの反転方向両端部に設けられるリード
ロッドを前記チェーンの固定部材に取り付けるだけであ
るので、古くなったオーバーレイシートを容易にかつ迅
速に新品に交換することが可能である。
しかも、本発明においては、リードロッドをシートの
取付接線に対して所定角度回転した状態にて前記チェー
ンの固定部材に取付けることにより、また、色版フィル
ムの位置決めピンが挿入される開口部と、この開口部に
配置されるパッドとを有することにより、また、シート
厚を80〜125μm、好ましくは90〜110μmとすることに
より、感光材料保持台にオーバーレイシートを吸引固定
する際にエア漏れがなく、オーバーレイシートを強力に
感光材料保持台に吸引固定することができ、感光材料と
色版フィルムとの密着を非常に高度に行なうことができ
る。
<実施態様> 以下、本発明に係るオーバーレイシートについて、添
付の図面に示される好適実施例を基に詳細に説明する。
第1図に本発明のオーバーレイシートを適用して、感
光材料と色版フィルムとを密着させた際の一例の模式図
が示される。
第1図に示される、本発明の第1の態様のオーバーレ
イシート100は、感光材料保持台108上に載置(吸引固
定)された感光材料Aと、この感光材料A上に重ねられ
た少なくとも一枚の色版フィルムSとを覆い、自らが感
光材料保持台108に吸引固定されることによりこの両者
を密着させるものである。
このようなオーバーレイシート100は基本的に透明な
フィルムからなる矩形のシート102と、矢印aで示され
る反転方向の先端部に配置されるリードロッド104と、
同後端部に配置されるリードロッド106と、色版フィル
ムSの位置決めピンに対応する開口部(図示せず)と、
この開口部の色版フィルムSとの非密着面側に配される
パッド142とから構成される。
また、スプロケットギヤ11,112および114,116と、ス
プロケットギヤ110,112に張架されるチェーン118と、ス
プロケットギヤ114,116に張架されるチェーン120と、反
転ローラ138,140からオーバーレイシート100の駆動機構
が形成される。
本発明のオーバーレイシート100は、この駆動機構の
チェーン118および120に配される固定部材に、リードロ
ッド104および106が固定されることにより支持され、こ
の駆動機構が駆動することにより、オーバーレイシート
100は矢印a方向に反転されるように構成される。な
お、スプロケットギヤ110,112および114,116のいずれか
には、図示しない前記駆動機構の駆動源が接続される。
ここで、図示例においては感光材料保持台108には感
光材料Aおよびオーバーレイシート100のシート102を吸
引固定するための図示しない吸引固定手段が形成され、
かつ垂直方向に昇降可能に構成される。
また、色版フィルムSは感光材料保持台108が上昇し
た際に、その凹部122に挿入される、所定の位置に略固
定された位置決めピン台124の位置決めピン(図示せ
ず)にて位置決めされた所定の位置に装填される。
そのため、オーバーレイシート100は、感光材料Aを
吸引固定した感光材料保持台108の昇降に合わせて前述
の駆動機構にて反転されることにより、色版フィルムS
の上下に反転移動することができる。(前述のように色
版フィルムSは固定されている) 従って、本発明のオーバーレイシート100は感光材料
と色版フィルムSとの密着部材のみならず、色版フィル
ムSの装填時には感光材料保持台108を降下してオーバ
ーレイシート100をその下方に配置することにより色版
フィルムSの支持部材として、また、感光材料保持台10
8を少し下降した際にオーバーレイシート100を色版フィ
ルムSの下方に反転させることにより、感光材料Aと色
版フィルムSとの分離部材として作用することが可能と
なる。なお、この作用に関しては後に詳述する。
第2図に第1図に示されるオーバーレイシート100と
前述の駆動機構の部分拡大平面図が、また、第3図には
そのIII−III線断面図が示される。
前述のように、本発明のオーバーレイシート100は、
矢印aで示される反転方向の両端部に配置されるリード
ロッド104および106がチェーン118および120の固定部材
に固定されることにより、前述の駆動機構に反転可能に
支持される。
チェーン118および120へのオーバーレイシート100の
リードロッド104および106の緊張固定は、全く同様であ
るので、第2図に示すチェーン120への緊張固定を代表
例として説明する。
第2図に示される例においては、チェーン120には、
固定部材126と、固定部材128および固定部材130の三つ
の固定部材が設けられる。
リードロッド104の端部は、固定部材126にビス、ボル
トとナットなどの固定手段により固定される。固定手段
としてはオーバーレイシート100が作動中にリードロッ
ド104が回転したり、外れたりせず、交換時には取外し
が簡単であれば、上述のビス、ボルト、ナット等に限定
されるわけではなく、ワンタッチでロックしたり、アン
ロックすることができる固定具などを用いることができ
る。固定方法の一例としては、リードロッド104の端部
に中心を通る切込みを設け、固定部材126をその切込み
に挟み込んでリードロッド104および固定部材126を貫通
する孔を設けこの孔にボルトを通し、ナットで固定する
ことができる。
リードロッド106は、中間マウントとなる固定部材132
に、上述と同様な方法で固定される。固定部材132は、
固定部材128にオーバーレイシート100の反転方向に移動
可能に支持される。固定部材132には長孔133が形成さ
れ、固定部材128には、長孔133の短径とほぼ同じ径の貫
通孔が形成され、長孔133と前記貫通孔とにはピン134が
嵌入され、ピン134の両端部は長孔133および貫通孔から
外れないように、長孔133の短径より大きくするが、固
定部材132は固定部材128に対して長孔133に沿って移動
できるように構成される。固定部材128には貫通孔を設
けてあるけれども、本発明はこれに限定されるわけでは
なく、貫通しない孔でもよいし、ねじ孔であってもよ
い。ピン134もリベット、ねじ、ビスなどいずれも使用
可能である。
また、本実施例においては、固定部材132とリードロ
ッド106とを固定し、固定部材128と固定部材132とを移
動可能に支持することにより、リードロッド106を固定
部材128に対して移動可能に支持しているけれども、本
発明はこれに限定されるわけではなく、固定部材128に
長孔を設けて、この長孔を介して、直接リードロッド10
6と固定部材128とを係着するなどリードロッド106と固
定部材128とを移動可能に支持することができればいか
なる方法を用いてもよい。
さらに、固定部材132と固定部材130との間にはスプリ
ング136が取り付けられ、固定部材132は常に固定部材13
0側に付勢されている。従って、リードロッド106はスプ
リング136にて矢印b方向に付勢された状態となってお
り、シート102は常に良好に緊張した状態にて駆動機構
に支持される。
本発明のオーバーレイシート100は、このように反転
方向両端にリードロッド104および106を有することによ
り、シート102が撓むことがなく、反転や、前述の感光
材料保持台108への吸引固定を良好に行うことができ
る。また、各リードロッドをチェーンに配された固定部
材に固定するだけでよいので、オーバーレイシート100
の交換も極めて容易に行うことができる。
また、図示例においては、駆動機構はオーバーレイシ
ート100の反転をスムーズにするための反転ローラ138,1
40を有するものであり、オーバーレイシート100の反転
をより良好かつスムースに行うことが可能となる。
ここで、本発明においては、オーバーレイシート100
は第4図に示されるように、各リードロッドはシート10
2の取り付け接線に対して所定角度αだけ回転した状態
にて各固定部材に固定されるのが好ましい。
各リードロッドをこのように取り付けることにより、
シート102が下方に撓み、オーバーレイシート100は自ら
のシート102を感光材料A保持台108(第1図)に押しつ
けた状態となる。そのため、オーバーレイシートは、感
光材料保持第108全面により強く吸引固定されることが
可能となり、感光材料Aと色版フィルムSとをより良好
に密着させることが可能となる。
さらに、本発明においては、前述の位置決めピン台12
4(第1図)に配される、色版フィルムSの位置決めを
行う位置決めピンが挿入される開口部146と、シート102
の色版フィルムSとの非密着面の開口部146に配される
パッド142とを有するのが好ましい。
感光材料Aと色版フィルムSとの密着時には、第5図
に示されるように、感光材料保持台108上に吸引固定さ
れた感光材料A上に、位置決めピン台124の位置決めピ
ン1にて位置決めされた色版フィルムSが重ねられる。
そしてこの両者をシート102が覆い、感光材料保持台1
08に吸引固定される。
ここで、図示例においては、シート102が開口部146を
有するものであるので、シート102が位置決めピン144に
よって損傷することがなく、しかも、位置決めピン144
にてシート102が持ち上げられ、ここより空気が漏れる
ことがない。また、この開口部140にはパッド142が配さ
れるため、開口部146からの空気漏れも好適に防止する
ことができる。
そのため、高い吸引力にてオーバーレイシート100を
感光材料保持台108に吸引固定することが可能で、好適
に感光材料Aと色版フィルムSとを密着させることがで
きる。
開口部146、パッド142の形状、数等は適用する色版フ
ィルムSや、その位置決めピン等に応じて適宜決定すれ
ばよい。
また、パッド142の材質としては、各種の軟質ゴム、
フェルト等が好適に適用される。
第6図に本発明のオーバーレイシートの別の一実施例
が、また、第7図にはそのVII−VII線断面図が示され
る。
第6図および第7図に示される本発明のオーバーレイ
シート150は、開口部146、パッド142を有さないこと、
各リードロッドをシート152の取り付け接線に対し回転
しない状態にて取付けたこと以外は、基本的に前述のオ
ーバーレイシート100と同様のものであるので、同じ部
材には同じ番号を付し、その説明は省略する。
本発明においては、オーバーレイシート150に適用さ
れるシート152は、そ呑厚さが80〜125μm、好ましくは
90〜110μmである。シート152の厚さが80μm未満で
は、シート152が柔らかくなり、こしがなくなり、吸引
時にしわなどを生じてしまい、125μm超では、十分に
吸引固定されない。
前述のように本発明のオーバーレイシートは、シート
152が感光材料保持台108に吸引固定されることにより感
光材料と色版フィルムSとを密着させるものである。
第8図に、感光材料保持台180におけるオーバーレイ
シート150の吸引固定系の好適な一例が示される。
第8図に示される感光材料保持台108のオーバーレイ
シートの吸引固定系は、凹溝154と吸引孔156とから形成
され、吸引孔156から凹溝154を吸引することにより、オ
ーバーレイシートを感光材料保持台108に吸引固定する
ものである。
なお、凹溝154の内部には、図示しない感光材料Aの
吸引孔が前面に亘って多数形成され、オーバーレイシー
ト吸引系とは独立した感光材料吸引系が構成される。
ここで、オーバーレイシート150に適用されるシート1
52が厚さ80μm未満のコシの無い軟らかいものである
と、感光材料保持台108に吸引固定される際にシワが生
じてしまい、シート152が感光材料保持台108に好適に吸
引固定されず、感光材料Aと色版フィルムSとを密着さ
せることができない。また、本発明においてはオーバー
レイシートは反転移動することにより各種の部材として
作用するので、シート152が厚さ80μm未満の弱いもの
であるとその耐久性に問題もでる。
逆に、シート152の厚さが125μmを超えると、シート
152のコシが強過ぎ、シート152が色版フィルムSや感光
材料保持台108に馴染まず、やはりシート152は感光材料
保持台108に良好に吸引固定されず、感光材料Aと色版
フィルムSとを密着させることができない。
第8図に示されるようなオーバーレイシート吸引固定
系を有する感光材料保持台108において、感光材料Aと
色版フィルムSとを好適に密着させるには、好ましくは
ゲージ圧で−620mmHg、絶対圧で140mmHg以上の吸引力で
オーバーレイシーが感光材料保持台108に吸引されるこ
とが望ましい。
吸引力がゲージ圧で620mmHg未満であると、感光材料
Aと色版フィルムSとの密着が十分でなく、得られるカ
ラープルーフの画像上問題がある。
通常、オーバーレイシートのシートとしてはポリエス
テル等の材質のものが好適に適用されている。そのた
め、シート152が好適に感光材料保持台108に好適に吸引
固定され、かつ充分な耐久性を有する厚さとしてシート
152の厚さは80〜125μm、好ましくは90〜110μmとな
る。
本発明者らは、以上のことを確認するために下記の実
験を行なった。
[実験例] 75,80,90,100,110,125,130μmの各種の厚さのシート
を用いて、第6図および第7図に示されるオーバーレイ
シートを作製し、第1図に示されるように感光材料と色
版フィルムSとを重ね、オーバーレイシートを感光材料
保持台108に吸引固定させることにより、感光材料と色
版フィルムSとを密着させ、各シート厚における、オー
バーレイシート吸引系の真空度を測定した。
なお、オーバーレイシートの材質はポリエステルであ
り、感光材料保持台108は、第8図に示されるオーバー
レイシートの吸引系を有するものである。
また、本実験例においては、感光材料Aと色版フィル
ムSとを重ね、両者をオーバーレイシートにて覆ってオ
ーバーレイシートを感光材料保持台108に吸引したの
ち、スクイズローラにて第8図矢印方向にエア抜きを行
なってから、オーバーレイシート吸引系の真空度の測定
を行なった。
ゲージ圧にて−620mmHg以上の真空度で吸引したもの
を○、真空度が−620mmHgに満たなかったものを×で評
価する。
結果を下記表に示す。
以上の実験結果より、シートの厚さが80〜125μmの
際に、オーバーレイシートはゲージ圧で−620mmHgを超
える充分な吸引力にて感光材料保持台に吸引固定される
ことが確認された。また、シート厚75μmのものは、シ
ートにシワが生じていた。
第9a図〜第9e図に、本発明のオーバーレイシートの作
用を、前述の本発明のオーバーレイシート150を代表例
として示す。なお、オーバーレイシート100も、同様の
作用を有するので、その説明は省略する。
オーバーレイシート150は、色版フィルムS装着時に
は第9a図に示されるように位置決めピン台124に装着さ
れた色版フィルムSの下側に配置され、色版フィルムS
はオーバーレイシート150を支持手段として位置決めピ
ン台124に装着される。
スタートスイッチが入れられると、第9b図に示される
ように感光材料Aを吸引固定した感光材料保持台108が
やや上昇し、次いでオーバーレイシート150は図示矢印
方向に反転移動を開始し、感光材料Aと色版フィルムS
とが密着可能な状態となる。ここで、本発明のオーバー
レイシートは、反転方向両端部にリードロッドを有する
ので、オーバーレイシート150の反転移動をスムースに
行なうことが可能である。
オーバーレイシート150か完全に色版フィルムSの上
に反転移動を終了すると、第9c図に示されるように感光
材料保持台108がオーバーレイシート150と感光材料Aと
が密着する位置まで上昇し、シート152が感光材料保持
第108に吸引固定され、感光材料Aと色版フィルムSと
が密着される。
露光が終了すると、第9d図に示されるように感光材料
保持台108がオーバーレイシート150が反転可能な位置ま
で降下する。
次いで、第9e図に示されるようにオーバーレイシート
150が図中矢印方向に反転移動を開始し、感光材料Aと
色版フィルムSとを分離する。オーバーレイシート150
の反転が終了すると再び第9a図に示される状態になり、
図示しない遮光手段が感光材料Aを遮光すると、色版フ
ィルムSの交換が可能となる。
以上、本発明のオーバーレイシートについて詳細に説
明を行なったが、本発明のオーバーレイシートにおいて
は、オーバーレイシート100の態様において用いるシー
ト厚を80〜125μmにしてもよく、また、オーバーレイ
シート150の態様において、色版フィルムSの位置決め
ピンに対応する開口部や、パッド等を有し、リードロッ
ドをシートの取り付け接線に対して回転した状態で固定
部材に取付けてもよいのは当然のことである。
第10図に、前記の本発明のオーバーレイシート150を
銀塩写真式検版装置に適用した例の断面模式図が示され
る。
第10図に示される検版装置10は、ハウジング12と、ハ
ウジング12の上部に移動可能な走査露光装置14と、感光
材料Aを供給するための感光材料供給装置20と、さらに
前述のオーバーレイシート150とオーバーレイシートの
駆動機構と感光材料保持台102とを有する密着装置16
と、ハウジング12の下部の、側方に露光済感光材料Aを
一時的に保持するスイッチバック機構22と、露光済の感
光材料Aを処理液で処理してカラープルーフとする処理
装置24とを有する。
走査露光装置14は、直下に図示しない等倍ファイバレ
ンズアレイを有する、感光材料Aの露光光源である線状
光源26を遮光性の箱体30内に有し、かつファイバレンズ
アレイの直下には感光材料を露光する際に3原色を再現
するために用いる、R(赤)・G(緑)・B(青)およ
び素通しまたは、BK版墨版ネガフィルム用アンバー系フ
ィルターからなる切換可能なフィルタ32を有する走査方
向に往復移動可能な光源ユニット34と、走査方向および
上下方向に移動可能な、オーバーレイシート150が感光
材料保持台108に吸引固定された際に、オーバーレイシ
ート150内のエア抜きを行なうためのスクイズローラ36
と、箱体30およびスクイズローラ36の移動手段であるド
ライブスクリュー38と伝動手段42とを有する。
検版装置10においては、前述のように(第9a図〜第9e
図)のようにして感光材料Aと色版フィルムSとを密着
後、スクイズローラ36が感光材料保持台108上の一方の
端部から他方の端部まで移動してオーバーレイシート15
0および色版フィルムSが完全に感光材料Aに密着した
後、線状光源26を点灯しあるいはシャッタを開き、所要
の色フィルタがファイバレンズアレイ28に作用するよう
にフィルタ32を切り換え、光源ユニット34を所定の方向
に移動して走査露光するように構成される。
密着装置16は、本発明のオーバーレイシート150と、
前述のオーバーレイシート駆動機構と、位置決めピン台
124を配置された引出し部18と、感光材料保持台108と、
感光材料Aおよびオーバーレイシート150を感光材料保
持台108に吸着固定するための真空ポンプ60a、ライン60
bを有する真空装置60とから構成される。
ここで、オーバーレイシート150およびその駆動機
構、位置決めピン台124、感光材料保持台108は先に説明
したもの同様のものであるので、同様の部材には同じ番
号を付しその説明は省略する。
引出し部18は、図示しない把手付の前板と、感光材料
保持台108が嵌入する開口49を有する無天井の箱体で、
本発明とオーバーレイシート150およびその駆動機構、
位置決めピン台106、前記駆動機構の駆動源としてのモ
ータ69が配置され、色版フィルムS配置の際には走査方
向と略直交する方向にハウジング12から引き出し可能に
構成される。
また、引出し部18の下面と感光材料保持台108との間
には、色版フィルムSの配置時に感光材料Aを遮光する
ための、引出し部18の開口49に対応する開口65を有する
天板66と、開口65の開閉を行うシャッタとしての遮光膜
68とを有する。
感光材料保持台108の感光材料Aの搬送方向上流に
は、感光材料供給装置20と、感光材料供給装置20から供
給された感光材料Aを感光材料保持台108の所定の位置
まで搬送する搬送手段62と、露光済感光材料Aを搬送す
る搬送手段64が配置され、また密着装置16とスイッチバ
ック機構22との間の隔壁70には、ベーパーシャッタ72が
設けられる。
感光材料供給装置20は、内部に感光材料Aがロール状
に収容されたマガジン74が着脱自在に取り付けられ、マ
ガジン74の外側には開閉蓋75が設けられている。マガジ
ン74の感光材料Aの取出口にあるスリット74aに対応し
て取出ローラ76a,76bが設けられ、感光材料Aをマガジ
ン74から引出す。ここで、取出ローラ76aは上方に移動
可能であり引出し時の感光材料Aの挟持を容易にしてい
る。これらの取出ローラ76a,76bの下流にはカッタ78が
配置され、搬送手段62によりその先端が吸着搬送される
感光材料Aが所要の長さになった時、切断するよう構成
される。
搬送手段62は、感光材料供給装置20から供給され、所
定長に切断された感光材料Aを感光材料保持台108上に
搬送し、かつ、電光終了後の露光済感光材料Aを搬送手
段64に搬送するもので、走査方向と略直交する方向に感
光材料Aの先端を吸着して、感光材料保持台108の所定
の位置まで搬送するものであって、図示例においては、
上下動可能な複数の吸盤62a,62a,……と、その支持部材
62b、と移動手段であるワイヤー62cとローラ62d,62dと
図示しないその駆動源からなる。
感光材料保持台108に載置され、前述のようにして色
版フィウムSとの密着露光が終了した感光材料Aは、搬
送手段62にて感光材料保持台108から搬送手段64に搬送
される。
搬送手段64は、露光済感光材料Aをスイッチバック機
構22に搬送するもので、リップローラ64a,64b,64cから
なる。
なお遮光膜68は図示しない駆動源により開閉される
が、少なくとも色版フィルムSの交換時には閉じるよう
構成され、また、ベーパーシャッタ72はその駆動源72a
により開閉されるが、露光済感光材料Aの搬送時のみ開
くように構成されるのがよい。
スイッチバック機構22は、ニップローラ80a,80bおよ
びニップ用ベルトコンベア82a,82bと、ニップローラ80
a,80bの上方で処理装置24との隔壁83に設けられた切換
ガイド84から構成され、密着装置18から搬送されてきた
露光済感光材料Aがニップローラ80a,80bおよびニップ
用ベルトコンベア82a,82bで挟持搬送されて下降し、感
光材料Aの後端がニップローラ80a,80bに来た時に停止
し、切換ガイド84を切り換えて、ニップローラ80a,80b
およびニップ用ベルトコンベア82a,82bが逆転し、感光
材料Aが処理装置24へ搬送される。
処理装置24は、連続して設けられた現像槽86、漂白・
定着槽88、水洗槽90,91と、これらの内部へ充填される
処理液によって現像、漂白、定着、水洗が行われた感光
材料102を乾燥する乾燥装置92とからなり、検版装置10
のハウジング12から外部に突出するトレイ94にカラープ
ルーフとして送り出すように構成されている。現像槽8
6、漂白・定着槽88、水洗槽90,91の下方には、補充液の
供給ボトルを保管しておく補充液保管部96が設けられて
いる。
以上、本発明のオーバーレイシートについて好適な実
施例を挙げ詳細に説明したが、本発明はこれに限定され
るものではなく、本発明の要旨を変更しない範囲におい
て種々の変更、改良をおこなっもよいことはもちろんの
ことである。
<発明の効果> 本発明のオーバーレイシートは、シートの反転方向の
両端部にリードロッドを有し、このリードロッドが少な
くとも2対のスプロケットギヤに張架されたチェーンに
緊張固定される。
そして、このチェーンが回転することにより、所定の
位置に配置された色版フィルムの上側および下側に反転
移動するように構成されるものである。
そのため、本発明のオーバーレイシートは、感光材料
と色版フィルムとの密着部材のみならず、色版フィルム
の装着時には色版フィルム装着位置の下側の位置に移動
して色版フィルムの支持部材として、また、密着露光後
に色版フィルムの上側に反転移動して感光材料と色版フ
ィルムとの間に挿入することにより感光材料と色版フィ
ルムの分離部材としても作用する。
しかも、以上のような優れた機能を有する上に、リー
ドロッドを有するのでシート全体が撓むことがなく、感
光材料保持台に強く吸引固定することが可能となり感光
材料と色版フィルムとの密着を良好に行なうことがで
き、また、オーバーレイシートの反転移動もスムーズに
行なうことができる。
さらに、前記リードロッドを前記チェーンの固定部材
に取り付けるだけであるので、古くなったオーバーレイ
シートを容易にかつ迅速に新品に交換することが可能で
ある。
しかも、本発明においては、リードロッドをシートの
取付位置をその下端から所定角度回転した状態にて前記
チェーンの固定部材に取付けることにより、また、色版
フィルムの位置決めピンが挿入される開口部と、この開
口部に配置されるパッドとを有することにより、さら
に、シート厚を80〜125μm、好ましくは90〜110μmと
することにより、感光材料保持台にオーバーレイシート
を吸引固定する際にエア漏れがなく、オーバーレイシー
トを強力に感光材料保持台に吸引固定することができ、
感光材料と色版フィルムとの密着を非常に高度に行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のオーバーレイシートの一実施例を示
す模式図である。 第2図は、第1図に示される本発明のオーバーレイシー
トの平面図である。 第3図は、第2図のIII−III線断面図である。 第4a図および第4b図は、第1図に示されるオーバーレイ
シートにおけるリードロッドの取り付方法を示す概略図
である。 第5図は、第1図に示されるオーバーレイシートを用い
て感光材料と色版フィルムとを密着させた際の部分断面
図である。 第6図は、本発明のオーバーレイシートの別の態様の一
実施例の平面図である。 第7図は、第6図のVII−VII線断面図である。 第8図は、感光材料保持台におけるオーバーレイシート
吸引系の一例を示す概略平面図である。 第9a図〜第9e図は、第6図に示される本発明のアーバー
レイシートの作用を示す断面模式図である。 第10図は、第6図に示される本発明のオーバーレイシー
トを銀塩写真式検版装置に適用した一例の断面模式図で
ある。 符号の説明 10……検版装置、12……ハウジング、 14……走査露光装置、16……密着装置、 18……引出し部、 20……感光材料供給装置、 22……スイッチバック機構、 24……処理装置、26……線状光源、 30……箱体、32……フィルタ、 34……光源ユニット、 36……スクイズローラ、 38……ドライブスクリュー、 42……伝動手段、49,65……開口、 60……真空装置、 60a……真空ポンプ、60b……ライン、 62,64……搬送手段、68……遮光膜、 69……モータ、70,83……隔壁、 72……ベーパーシャッタ、 74……マガジン、 76a,76b……取出ローラ、 78……カッタ、 80a,80b……ニップローラ、 82a,82b……ニップ用ベルトコンベア、 84……切換ガイド、86……現像槽、 88……漂白・定着槽、 90,91……水洗槽、92……乾燥装置、 94……取出トレイ、 96……補充液保管部、 100,150……オーバーレイシート、 102,152……シート、 104,106……リードロッド、 108……感光材料保持台、 110,112,114,116……スプロケットギヤ、 118,120……チェーン、 122……凹部、 124……位置決めピン台、 126……固定部材、128……固定部材、 130……固定部材、132……固定部材、 133……長孔、134……リベット、 136……スプリング、 138,140……反転ローラ、 142……パッド、144……位置決めピン、 154……凹溝、156……吸引孔

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光材料保持台上に感光材料を載置し、こ
    の感光材料上に少なくとも一枚の色分解網点ポジティブ
    またはネガティブフィルムを位置決めピンにて位置決め
    して重ね、前記感光材料と前記色分解網点ポジティブま
    たはネガティブフィルムとを密着させる際に用いられ
    る、 少なくとも2対のスプロケットギヤに張架されるチェー
    ンに設けられる固定部材に緊張固定されて、 前記スプロケットギヤおよびチェーンにて前記色分解網
    点ポジティブまたはネガティブフィルムの上側または下
    側に反転して移動されるオーバーレイシートであって、 透明フィルムからなる矩形のシートと、 このシートの反転方向両端部に設けられ、前記チェーン
    の固定部材に緊張固定される2本のリードロッドとを有
    することを特徴とするオーバーレイシート。
  2. 【請求項2】前記リードロッドは、前記シートの取付位
    置をその下端位置から所定角度回転した状態で前記チェ
    ーンの固定部材に緊張固定するよう構成されるものであ
    る請求項1に記載のオーバーレイシート。
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