JP2561271Y2 - 管路気中ケーブル - Google Patents
管路気中ケーブルInfo
- Publication number
- JP2561271Y2 JP2561271Y2 JP1711991U JP1711991U JP2561271Y2 JP 2561271 Y2 JP2561271 Y2 JP 2561271Y2 JP 1711991 U JP1711991 U JP 1711991U JP 1711991 U JP1711991 U JP 1711991U JP 2561271 Y2 JP2561271 Y2 JP 2561271Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- sheath
- sheath portion
- cone spacer
- horizontal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Installation Of Bus-Bars (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は管路気中ケーブルに関す
るものである。
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の管路気中ケーブルにおいては、シ
ース内にケーブルを同軸状に支持するコーンスペーサ
に、低圧側(シース側)に電界ストレスを緩和するため
の埋め込み電極を設けたコーンスペーサ、或いは、埋め
込み電極を持たないコーンスペーサの何れか一方が使用
されていた。
ース内にケーブルを同軸状に支持するコーンスペーサ
に、低圧側(シース側)に電界ストレスを緩和するため
の埋め込み電極を設けたコーンスペーサ、或いは、埋め
込み電極を持たないコーンスペーサの何れか一方が使用
されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、埋め込
み電極を持たないコーンスペーサを用いて、水平シース
部と垂直シース部とからなるシース内にケーブルを同軸
状に支持すると、垂直シース部内に残留した導電性粒子
がコーンスペーサ上に落下し、コーンスペーサの形状特
性から上記導電性粒子がコーンスペーサの低圧側にたま
り耐電圧性能が低下するという問題点があった。
み電極を持たないコーンスペーサを用いて、水平シース
部と垂直シース部とからなるシース内にケーブルを同軸
状に支持すると、垂直シース部内に残留した導電性粒子
がコーンスペーサ上に落下し、コーンスペーサの形状特
性から上記導電性粒子がコーンスペーサの低圧側にたま
り耐電圧性能が低下するという問題点があった。
【0004】また、低圧側(シース側)に電界ストレス
を緩和するための埋め込み電極を設けたコーンスペーサ
を用いた場合には、上記問題点は解消されるがコスト高
となるという問題点があった。
を緩和するための埋め込み電極を設けたコーンスペーサ
を用いた場合には、上記問題点は解消されるがコスト高
となるという問題点があった。
【0005】本考案は上記問題点に鑑みなされたもの
で、耐電圧特性の低下を有効に防止した管路気中ケーブ
ルを安価に提供することを目的とする。
で、耐電圧特性の低下を有効に防止した管路気中ケーブ
ルを安価に提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は上記問題点を解
決するために、水平シース部と垂直シース部とからなる
シース内にコーンスペーサを介してケーブルを同軸状に
支持し、シース内に絶縁ガスを封入した管路気中ケーブ
ルにおいて、前記垂直シース部内及び該垂直シース部と
連続する水平シース部端部内のケーブルを埋め込み電極
を設けたコーンスペーサで支持し、該端部を除く水平シ
ース部内のケーブルを埋め込み電極を持たないコーンス
ペーサで支持して管路気中ケーブルを構成したものであ
る。
決するために、水平シース部と垂直シース部とからなる
シース内にコーンスペーサを介してケーブルを同軸状に
支持し、シース内に絶縁ガスを封入した管路気中ケーブ
ルにおいて、前記垂直シース部内及び該垂直シース部と
連続する水平シース部端部内のケーブルを埋め込み電極
を設けたコーンスペーサで支持し、該端部を除く水平シ
ース部内のケーブルを埋め込み電極を持たないコーンス
ペーサで支持して管路気中ケーブルを構成したものであ
る。
【0007】
【作用】埋め込み電極を有するコーンスペーサは、垂直
シース部内及び該シースと連続する水平シース部端部内
のケーブルをシースと同軸状に支持すると共に、垂直シ
ース部内に残留した導電性粒子がコーンスペーサの低圧
側にたまることに起因する電界ストレスを緩和し耐電圧
性能の低下を防止する。埋め込み電極を持たないコーン
スペーサは上記端部を除く水平シース部内のケーブルを
シースと同軸状に支持し、且つ、コストを低減する。
シース部内及び該シースと連続する水平シース部端部内
のケーブルをシースと同軸状に支持すると共に、垂直シ
ース部内に残留した導電性粒子がコーンスペーサの低圧
側にたまることに起因する電界ストレスを緩和し耐電圧
性能の低下を防止する。埋め込み電極を持たないコーン
スペーサは上記端部を除く水平シース部内のケーブルを
シースと同軸状に支持し、且つ、コストを低減する。
【0008】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面により説明す
る。図1は本考案の一実施例を示す縦断面図で、図にお
いて1はケーブル、2は低圧側に電界ストレスを緩和す
る埋め込み電極2aを設けたコーンスペーサ、3は埋め
込み電極を持たないコーンスペーサである。4は水平シ
ース部4Aと垂直シース部4Bとで構成されたシース
で、図示するように垂直シース部4B内及び該垂直シー
ス部4Bと連続する水平シース部4A端部内のケーブル
1は低圧側に電界ストレスを緩和する埋め込み電極2a
を設けたコーンスペーサ2で支持され、該端部を除く水
平シース部4A内のケーブル1は埋め込み電極を持たな
いコーンスペーサ3で支持されている。5は上記シース
4内に封入された絶縁ガス、6はケーブル接続部であ
る。
る。図1は本考案の一実施例を示す縦断面図で、図にお
いて1はケーブル、2は低圧側に電界ストレスを緩和す
る埋め込み電極2aを設けたコーンスペーサ、3は埋め
込み電極を持たないコーンスペーサである。4は水平シ
ース部4Aと垂直シース部4Bとで構成されたシース
で、図示するように垂直シース部4B内及び該垂直シー
ス部4Bと連続する水平シース部4A端部内のケーブル
1は低圧側に電界ストレスを緩和する埋め込み電極2a
を設けたコーンスペーサ2で支持され、該端部を除く水
平シース部4A内のケーブル1は埋め込み電極を持たな
いコーンスペーサ3で支持されている。5は上記シース
4内に封入された絶縁ガス、6はケーブル接続部であ
る。
【0009】上述のように垂直シース部4B内及び該垂
直シース部4Bと連続する水平シース部4A端部内のケ
ーブル1を、低圧側に電界ストレスを緩和する埋め込み
電極2aを設けたコーンスペーサ2で支持することで、
垂直シース部4B内に残留した導電性粒子がコーンスペ
ーサ2の低圧側にたまることに起因する電界ストレスを
緩和し耐電圧性能の低下を有効に防止することができ
る。また、導電性粒子による悪影響を受けにくい水平シ
ース部4A内のケーブル1を埋め込み電極を持たない安
価なコーンスペーサ3で支持することでコストを大幅に
削減し得る。
直シース部4Bと連続する水平シース部4A端部内のケ
ーブル1を、低圧側に電界ストレスを緩和する埋め込み
電極2aを設けたコーンスペーサ2で支持することで、
垂直シース部4B内に残留した導電性粒子がコーンスペ
ーサ2の低圧側にたまることに起因する電界ストレスを
緩和し耐電圧性能の低下を有効に防止することができ
る。また、導電性粒子による悪影響を受けにくい水平シ
ース部4A内のケーブル1を埋め込み電極を持たない安
価なコーンスペーサ3で支持することでコストを大幅に
削減し得る。
【0010】
【考案の効果】本考案によれば上述のように、耐電圧性
能に優れた管路気中ケーブルを安価に提供し得るという
優れた利点がある。
能に優れた管路気中ケーブルを安価に提供し得るという
優れた利点がある。
【0011】
【図1】本考案の一実施例を示す縦断面図
1 ケーブル 2 コーン
スペーサ 2a 埋め込み電極 3 コー
ンスペーサ 4 シース 4A 水平シ
ース部 4B 垂直シース部 5 絶縁
ガス
スペーサ 2a 埋め込み電極 3 コー
ンスペーサ 4 シース 4A 水平シ
ース部 4B 垂直シース部 5 絶縁
ガス
Claims (1)
- 【請求項1】 水平シース部と垂直シース部とからなる
シース内にコーンスペーサを介してケーブルを同軸状に
支持し、シース内に絶縁ガスを封入した管路気中ケーブ
ルにおいて、前記垂直シース部内及び該垂直シース部と
連続する水平シース部端部内のケーブルを埋め込み電極
を有するコーンスペーサで支持し、該端部を除く水平シ
ース部内のケーブルを埋め込み電極を持たないコーンス
ペーサで支持したことを特徴とする管路気中ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1711991U JP2561271Y2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 管路気中ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1711991U JP2561271Y2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 管路気中ケーブル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04108326U JPH04108326U (ja) | 1992-09-18 |
JP2561271Y2 true JP2561271Y2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=31903942
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1711991U Expired - Lifetime JP2561271Y2 (ja) | 1991-02-28 | 1991-02-28 | 管路気中ケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2561271Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-02-28 JP JP1711991U patent/JP2561271Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04108326U (ja) | 1992-09-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |